JP2017084073A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空中に実像または虚像である像を結像させ、像に合致するように入力座標の検出部として透明電極基板を配置する。
【効果】検出部と表示体を分離させることができるため、入力操作部の薄型化が可能になり、また表示体や入力装置内部の制御回路が発する電気的ノイズの影響が無くなり、入力座標の読み取り感度を高く設定することができる。必要なときにのみ操作画面の表示が可能で、操作画面が非表示の場合には入力操作部を透過して前方を視認可能な入力装置を提供することができる。
【選択図】図1
Description
このように、座標入力装置に表示装置を近接配置すると、座標入力装置が表示装置や操作入力装置内部の制御回路から発する電気的ノイズの影響を受けやすく、座標検出面の感度を抑えたり、全面透明導電膜等によるシールド構造を採用しなければならなかった。
また、座標入力装置と表示装置とが重なるように近接配置されているので、全体として厚みのある入力装置となる問題もなった。
一方、近年、特許文献1等に開示されているように、空中に像を結像させる技術が提案されている。
そこで本発明者らは、座標入力の検出部を従来の表示装置とから分離させた新感覚の入力装置を検討した結果、本発明に至った。
ここで、空中に像を結像させる手段とは、例えば特許文献1に示すように表示体に表示される対象画像を空中に結像させる方法を採用することができる。なお、特許文献1に開示されているものは、実像としての像を結像させるものであるが、実像に代えて虚像を結像させる方法も好適に応用できる。
このような空中に像を結像させる手段を用いると、従来の座標入力装置と表示装置との近接配置が不要になり、像となる画像を表示する表示体とは分離させて、座標入力の可能な検出部を配置することができる。
本発明において、像は平面状の像であって、前記検出部は平面状の検出面における二次元座標を検出するものであってもよい。
この場合に、透明電極基板における電極及びその引き回しパターンの全てをITO膜等の透明導電膜で形成することで、さらに透明電極基板を目立たなくすることもできる。
このような入力装置を採用すると、操作画面を表示させないときには透明電極板の透視性が優れると同時に、入力操作部を透明電極基板のみで形成することが可能となるため、入力操作部の薄型化を図ることができる。
例えば、自動車に搭載すると走行中等においては操作画面を表示させず、前方の視認性を確保しつつ、入力操作が必要な時にのみ操作画面に像を表示させることもできる。
例えば、医療用現場に採用すると、汚れを気にすることなく入力操作が可能となる。
また、必要なときにのみ操作画面の表示が可能で、操作画面が非表示の場合には入力操作部を透過して前方を視認可能な入力装置を提供することができる。
液晶ディスプレイ等の表示体11と、例えば特許文献1に開示する光制御パネル等の結像パネル12を有する。
図2に図1に示した検出部14を取り除いた場合を示すように、表示体11から発した光は結像パネル12にて屈折し、空中に像を結像させる。
図2に示すように、表示体11は、結像パネル12に対して傾斜した姿勢で配置されており、像は、結像パネル12に対して対称となるように結像される。
また、本実施例では、平面状に画像を表示する表示体11を用いているので、その像も平面状の像として結像される。
この像の結像部13に合致させて、透明電極基板からなる入力座標の検出部14を配置してある。
本実施例では、検出部14として静電容量式のタッチパネルを用いている。
検出部14は、透明な平面状のガラス板からなる基材上に、ITOからなる透明導電膜によって形成された複数の電極(図示しない)が配設されている。
また、各電極からの信号を外部へ取り出すための引き回しパターン(図示しない)もITOからなる透明導電膜によって形成されている。この結果、検出部14は、電極も引き回しパターンも視認されず、透明な板状を呈している。
また、検出部14は、表示体11から十分に離れており、表示体11付近に配置されている入力装置10を制御するための回路(図示しない)や、表示体11がONとなっている間に発する電気的ノイズの影響を受けることがないため、全面透明導電膜によるシールド構造を有していない。そのため、シールド構造を有するものの場合よりも光透過率の点で優れている。
このように構成された入力装置10によれば、表示体11をONにすると、図3(a)に示すように透明電極基板からなる検出部14に操作画面13aが空中に像として表示されるので、操作画面13aに現れている操作ボタン等に対応する検出部14の位置に指等で触れることで、所望する操作を入力することができる。この表示体11をOFFにすると図3(b)に示すように空中の像からなる操作画面が消え、透明な検出部14となる。この状態では、検出部14を透過して、検出部14の先を良好に視認することができる。
なお、本実施例では、外来光による影響を避けて、像が見やすくなるようにカバー15にて結像部の周囲を覆ってあるが、カバー15の有無は任意であってよい。
この場合、操作者による検出部14への接触の検知に同期して検出部14を振動させることで、いわゆる、フォースフィードバック機能が実現される。
このようにすると、操作者への入力操作の検知をフィードバックできる点で好ましい。
11 表示体
12 結像パネル
13 像の結像部
14 検出部
Claims (3)
- 空中に、実像または虚像である像を結像させる手段と、
入力操作可能な検出部とを備え、
前記像と前記検出部とを合致させた状態に配設してあることを特徴とする入力装置。 - 前記像は平面状の像であり、
前記検出部は平面状の検出面における二次元座標を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 前記検出部は静電容量式又は光学式の検出部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
Priority Applications (1)
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JP2015211178A JP2017084073A (ja) | 2015-10-27 | 2015-10-27 | 入力装置 |
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JP2015211178A JP2017084073A (ja) | 2015-10-27 | 2015-10-27 | 入力装置 |
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2015
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