JP2014170334A - 静電容量式タッチパネルおよびそれを用いた手持ち式電子機器 - Google Patents

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定雄 北野
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Abstract

【課題】本発明は、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置を検知可能な静電容量式タッチパネルおよびそれを用いた手持ち式電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】入力領域15aと、入力領域15aに配置される入力パッド3とを有し、入力操作物が入力パッド3に接近することによって変化する静電容量を用いて、入力操作物の位置を検知する静電容量式タッチパネル1であって、入力パッド3が、入力領域15aの中央部に配置される第1の入力パッド3aと、入力領域15aの外周部に配置される第2の入力パッド3bとからなり、第2の入力パッド3bの平面積が、第1の入力パッド3aの平面積より小さいことを特徴とする静電容量式タッチパネル1。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量式タッチパネルおよびそれが用いた手持ち式電子機器に関する。
近年、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、カメラ、ゲーム装置、ビデオ撮影装置などの手持ち式電子機器に設けられた表面パネルには、液晶表示パネルなどの表示画面を透視できると共に、指などによる入力操作が行われる入力領域を有する静電容量式タッチパネルが用いられている。
図11は、特許文献1に開示される携帯情報端末の説明図である。特許文献1に開示される携帯情報端末、すなわち手持ち式電子機器200の表面パネルには、図11に示すように、静電容量式の操作キー203と、静電容量式の近接センサ204が設けられている。
手持ち式電子機器200では、ユーザの指などが操作キー203に接触操作すると、操作キー203に対応する処理、たとえば通話発信などの入力操作(キー操作)が実行される。また、近接センサ204は、ユーザの指以外の掌や顔などの近接による誤入力を防止するために設けられている。
手持ち式電子機器200には、IC(Integrated Circuit)によって構成される制御部(静電容量計測部)が設けられている。この制御部は、指や掌などと、操作キー203あるいは近接センサ204とから生じる静電容量を計測する。その際、操作キー203にはキー操作検知用閾値、近接センサ204には近接状態検出用閾値が割り当てられている。
近接センサ204に対応する静電容量が、近接状態検出用閾値以上である際には、入力操作が実行されない操作ロック状態にされる。近接センサ204に対応する静電容量が、近接状態検出用閾値以下になると、操作ロック状態は解除される。そして、キー操作検知用閾値以上の静電容量が計測されると、この静電容量が計測された操作キー203に対応する入力操作が実行される。
特開2012−49688号公報
特許文献1の図1と同様の図を、本願では図11に示す。特許文献1に開示される手持ち式電子機器200の表面パネルには、本願の図11に示すように、表面パネルの中央部に複数の操作キー203が配置されており、複数の入力パッド203の外側に、2つの近接センサ204が配置されている。そのため、複数の操作キー203が配置される入力領域を、広く設けることができいないと共に、操作キー203の数が制限されるという課題があった。
特許文献1に開示されるものと同じ本願図11の手持ち式電子機器200には、操作キー203と、近接センサ204が設けられている。そして、操作キー203にはキー操作検知用閾値が割り当てられ、近接センサ204には近接状態検出用閾値が割り当てられている。そして、キー操作検知用閾値と近接状態検出用閾値とは異なっている。そのため、手持ち式電子機器200は、制御部に計測された静電容量を、キー操作検知用閾値および近接状態検出用閾値と比較する必要があり、煩雑な処理を行わなければならないという課題があった。また、操作キー203や近接センサ204というような配置の異なる製品に対して個別の処理用ICを設計する必要があった。
本発明の目的は、このような課題を顧みてなされたものであり、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置が検知可能な静電容量式タッチパネルおよびそれを用いた手持ち式電子機器を提供することである。
本発明の静電容量式タッチパネルは、入力操作が行われる入力領域と、前記入力領域に配置される入力パッドとを有し、入力操作物が前記入力パッドに接近することにより変化する静電容量を用いて、前記入力操作物の位置を検知する静電容量式タッチパネルであって、前記入力パッドが、前記入力領域の中央部に配置される第1の入力パッドと、前記入力領域の外周部に配置される第2の入力パッドとからなり、前記第2の入力パッドの平面積が、前記第1の入力パッドの平面積より小さいことを特徴とする。
第2の入力パッドの平面積が、第1の入力パッドの平面積より小さいので、第2の入力パッドとグラウンドとの間の静電容量を、第1の入力パッドとグラウンドとの間の静電容量より小さくできる。
そのため、第2の入力パッドとグラウンドとの間の静電容量と、第2の入力パッドと静電容量式タッチパネルを挟むように保持する掌や指などとの間に生じる静電容量と、の和を小さくできる。そのため、静電容量式タッチパネルを挟むように保持する掌や指などによる誤入力を抑制できる。
そのため、誤入力が抑制される第2の入力パッドを入力領域の外周部に配置することで、掌や指などが保持する位置まで入力領域を広げることができる。よって、入力パッドが配置される入力領域を広くすることができる。
また、入力操作物を、第1の入力パッドあるいは第2の入力パッドに接近させると、静電容量は電極間の距離に反比例するので、第1の入力パッドあるいは第2の入力パッドと、入力操作物との間に生じる静電容量は、どちらも同じように大きくすることができる。よって、第1の入力パッドおよび第2の入力パッドともに、同一の閾値を用いて、入力操作の判定が可能である。
よって、本発明によれば、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置が検知可能な静電容量式タッチパネルを提供することができる。
前記入力パッドは、複数個配列され、それぞれ個別に引き出し配線に接続されていることが好ましい。このような態様であれば、入力パッド同士が互いに独立して、すなわち互いの干渉が抑制されて入力操作の判定が行われるので、精度よく入力操作物の位置を検知することができる。
複数の前記入力パッドは、格子状に複数個配列され、各列毎あるいは各行毎に、1本の引き出し配線に接続されていることが好ましい。このような態様であれば、引き出し配線の本数を減らすことができる。そのため、非入力領域の幅を狭くできるので、入力領域を広くでき好ましい。
前記静電容量式タッチパネルは、前記入力操作物が接近する表面を有し、前記表面は、表側に前表面を有し、右横方向および左横方向で、前記前表面から裏面方向に向かって面形状が曲折する右側表面および左側表面を有し、前記入力パッドが、前記前表面および前記右側表面の範囲に、あるいは前記前表面および前記左側表面の範囲に配置されていることが好ましい。このような態様であれば、静電容量式タッチパネルの側面まで入力領域を広げることができる。
前記第1の入力パッドおよび前記第2の入力パッドは、共通のセンサ基材上に設けられていることが好ましい。このように構成することにより、種々の手持ち式電子機器の異なる設計に対して、同じ静電容量式タッチパネル1を用いて対応することが可能である。
上記の静電容量式タッチパネルを用いた手持ち式電子機器であって、前記入力操作物が接近した前記入力パッドを静電容量閾値を用いて判定する制御部を有し、前記制御部が、全ての前記第1の入力パッドおよび前記第2の入力パッドに対して、前記判定を同一の静電容量閾値を用いて行うことを特徴とする。
本発明の静電容量式タッチパネルを用いれば、制御部は、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などによる誤入力を抑制して、入力操作物が接近した入力パッドを判定することが可能である。よって、本発明によれば、掌や指などが保持する位置まで入力領域を広げることができるので、入力領域の広い手持ち式電子機器を提供することができる。
また、本発明の静電容量式タッチパネルを用いれば、制御部は、第1の入力パッドおよび第2の入力パッドともに、同一の静電容量閾値を用いて、入力操作の判定が可能である。
よって、本発明によれば、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置が検知可能な手持ち式電子機器を提供することができる。
よって、本発明によれば、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置が検知可能な静電容量式タッチパネルおよびそれを用いた手持ち式を提供することができる。
第1の実施形態における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。 図1に示すA−A線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。 第1の実施形態における静電容量式タッチパネルが搭載された携帯電話の斜視図である。 入力パッドとグラウンド間の静電容量の説明図である。 (a)は従来の静電容量式タッチパネルにおける入力パッドの静電容量変化の説明図であり、(b)は第1の実施形態の静電容量式タッチパネルにおける入力パッドの静電容量変化の説明図である。 第1の変形例における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。 第2の変形例における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。 図7に示すB−B線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。 第2の実施形態における静電容量式タッチパネルを示す斜視略図である。 図9に示すC−C線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。 特許文献1に開示される携帯情報端末の説明図である
以下、本発明の実施形態の静電容量式タッチパネルと、それを用いた手持ち式電子機器について図面を用いて詳細に説明する。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。図2は、図1に示すA−A線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。
静電容量式タッチパネル1は、図1に示すように、その中央部に入力領域15aと、入力領域15aを囲むように入力領域15aの外側に配置される非入力領域15bとを有している。入力領域15a内には、平面視で菱形パターンである入力パッド3が、格子状に複数配置されている。そして、入力パッド3は、第1の入力パッド3aと第2の入力パッド3bからなり、第2の入力パッド3bの平面積が、第1の入力パッド3aの平面積より小さく設けられている。
第1の入力パッド3aが、入力領域15aの中央部に配置されており、第2の入力パッド3bは、第1の入力パッド3aの外側に配置されている。すなわち、第2の入力パッド3bは、入力領域15aの外周部、すなわち入力領域15aの図面左右(X1−X2)の外周に沿って配置されている。
複数の引き出し配線11が、複数の第1の入力パッド3aおよび複数の第2の入力パッド3bのそれぞれに個別に接続されて、図面左右(X1−X2)方向に延在して、非入力領域15bまで引き出されている。そして、複数の引き出し配線11は、図面上下(Y1−Y2)方向に延在して、図面上側(Y2)に配置される端子電極12aあるいは図面下側(Y1)に配置される端子電極12bに接続されている。
端子電極12aおよび端子電極12bは、図示してないフレキシブル基板が接続されて、フレキシブル基板により外部のICなどからなる電子回路に接続される。
このように本実施形態によれば、図1に示すように、全ての入力パッド3は、それぞれ独立に、すなわち並列に、外部のICなどからなる電子回路に接続されている。そのため、入力パッド3は、互いに電気的に干渉することが抑制されるので、入力操作が行われた入力パッド3の位置を精度よく検知することが可能である。
入力領域15aは透光領域であり、入力パッド3と入力領域15a内の引き出し配線11には、ユーザから視認されないように透明な材料が用いられている。また、非入力領域15bは、図2に図示する加飾層10などが設けられた非透光領域であるので、非入力領域15b内の引き出し配線11及び端子電極12a、12bは、ユーザから視認されることはない。
静電容量式タッチパネル1は、図2に示すように、入力操作が行われた入力パッド3の位置を検知するセンサ部材2と、センサ部材2の表面を保護するための保護部材9を有している。センサ部材2と保護部材9は、粘着層7を介して貼り合わされている。保護部材の表面9aは、ほぼ平面あるいは、図面上(Z2方向)側に突側が向けられる湾曲面形状である。
センサ部材2は、入力パッド3が表面に形成される第1のセンサ基材5と、接地電極4が表面に形成される第2のセンサ基材6を有して構成されている。そして、入力パッド3と接地電極4との間で静電容量を有するように、第1のセンサ基材5と第2のセンサ基材6とが粘着層8を介して貼り合わされている。その際、本実施形態においては、接地電極4は、平面視で全ての入力パッド3が存在する領域と重なる平板形状に形成されており、且つグラウンドに接地されている。
本実施形態において、第1のセンサ基材5、第2のセンサ基材6、および保護部材9は、フィルム状の樹脂材料を用いて形成されており、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)、環状ポリオレフィン(COP)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)等の透光性樹脂材料が用いられる。そして、入力パッド3、接地電極4、および入力領域15a内の引き出し配線11は、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO、ZnO等の実質的透明導電材料を用いて形成されており、スパッタや蒸着等の薄膜法や、印刷等の塗工により形成される。また、非入力領域15b内の引き出し配線11および端子電極12a、12bには、CuやAg等の金属材料が用いられる。なお、第1のセンサ基材5、第2のセンサ基材6、および保護部材9は、樹脂材料を用いるとしたが、ガラス材料を用いることも可能である。
本実施形態においては、入力パッドが平面視で菱形パターンであるとしたが、これに限定されるものではない。入力パッドが、平面視で正方形、矩形、円形、楕円形、多角形などであることも可能である。
本実施形態においては、接地電極4を、平面視で全ての入力パッド3が存在する領域と重なる平板形状としたが、これに限定されるものではない。接地電極4を、平面視で入力パッドと対向して配置されると共に、互いに分離された複数の平板形状に形成することも可能である。
静電容量式タッチパネル1(図1に図示)は、液晶パネル等の表示装置の表面上に重ねて配置された状態で、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、カメラ、ゲーム装置、ビデオ撮影装置などの手持ち式電子機器に搭載される。ユーザは、静電容量式タッチパネル1(図1に図示)を通して表示装置の画像を視認することができ、表示された様々な情報について、入力領域15a(図1に図示)に指などの入力操作物を接触させることにより入力操作を行うことができる。
図1、図2に示すように、第1の入力パッド3aと第2の入力パッド3bは、1つの共通の第1のセンサ基材5あるいは第2のセンサ基材6上に設けられている。このように構成することにより、種々の手持ち式電子機器の異なる設計に対して、同じ静電容量式タッチパネル1を用いて対応することが可能である。
図3は、第1の実施形態における静電容量式タッチパネルが搭載された携帯電話の斜視図である。携帯電話である手持ち式電子機器20の表面パネル21として、図3に示すように、静電容量式タッチパネル1が搭載され、表面パネル21の中央に静電容量式タッチパネル1の入力領域15a(図1に図示)に対応する入力領域(表示画面)22が配置されている。そして、入力領域22内に複数の操作キー23が配置されており、操作キー23は静電容量式タッチパネル1の入力パッド3(図1に図示)により構成されている。
本実施形態を図3を用いて説明する。ユーザは、一方の手で手持ち式電子機器20を挟むように保持し、他方の手の指などの入力操作物を操作キー23に接触させて、入力操作を行う。また、手持ち式電子機器20の多機能化に伴い入力領域22は大型化し、入力領域22は表面パネル21の外周部まで拡大する傾向にある。
そのため、従来の手持ち式電子機器によれば、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などによって、入力領域の外周部にある操作キーに入力操作がなされたというユーザの意図しない誤入力が発生することがある。今後、入力領域の大型化に伴い、この誤入力は発生し易くなるので、この課題を解決することは重要である。
本実施形態の手持ち式電子機器20においては、第2の入力パッド3b(図1に図示)や、第2の入力パッド3bに対応する操作キー23(図1に図示)が配置される手持ち式電子機器20の左右(X1−X2)方向に、ユーザの掌や指などで挟むように保持される。
図4は、入力パッドとグラウンド間の静電容量の説明図である。手持ち式電子機器は、ユーザの指(入力操作物)13などが表面パネル21(図3に図示)に接触、すなわち入力パッド3に接近することにより、入力パッド3に係わる静電容量が変化することを利用して、ユーザの指(入力操作物)13などの位置を検知する。元々、入力パッド3と接地電極4との間には、図4に示すように、静電容量Cが形成されている。そして、ユーザの指13などが入力パッド3に接近すると、入力パッド3と指13などとの間に、静電容量Cが生じる。その結果、入力パッド3は、図4に示すように、並列に接続される静電容量Cと静電容量Cを介して、グラウンド(GND)に接地される。そのため、入力パッド3とグラウンド(GND)との間の静電容量は、指13などが接近すると、静電容量Cから静電容量(C+C)と変化する。
本実施形態の静電容量式タッチパネル1は、図1に示すように、各入力パッド3に、手持ち式電子機器20(図3に図示)の制御部(ICなどからなる電子回路)から端子電極12a、12bおよび引き出し配線11を介して、矩形状の電圧パルスが順次に印加される。そして、たとえば各入力パッド3の電圧が所定の電圧になるまでの遅延時間T、あるいは所定の時間後の各入力パッド3の立上電圧Vが、引き出し配線11および端子電極12a、12bを介して、制御部によって順次に計測される。
その際、ユーザの指13などが接近している入力パッド3は、グラウンド(GND)との間に大きな静電容量(C+C)を有するので、遅延時間Tは大きく、立上電圧Vは小さくなる。そのため、制御部には、所定の遅延時間閾値Taあるいは所定の立上電圧閾値Vaが設定されている。そして、制御部によって、遅延時間T≧遅延時間閾値Taあるいは立上電圧V≦立上電圧閾値Vaを満足する入力パッド3には、ユーザの指13などが接近しており、この入力パッド3に入力操作がなされたと判定されて、入力操作がなされた入力パッド3の位置、すなわちユーザの指13など(入力操作物)の位置が検知される。
ところが、手持ち式電子機器20(図3に図示)を挟むように保持する掌や指などによって、操作キー23(図3に図示)を構成する入力パッド3(図4に図示)には、静電容量Cが生じる。そして、静電容量は、電極間の距離に反比例するため、図1に示すように、入力領域15aの外周部に位置する第2の入力パッド3bの静電容量Cは、中央部に位置する第1の入力パッド3aの静電容量Cより大きくなり易い。
図5(a)は、従来の静電容量式タッチパネルにおける入力パッドの静電容量変化の説明図であり、図5(b)は、本実施形態の静電容量式タッチパネルにおける入力パッドの静電容量変化の説明図である。従来の静電容量式タッチパネルについて、図4と図5(a)を用いて説明する。入力パッドと接地電極との間には、元々、静電容量Cが形成されている。そして、ユーザの指などが入力パッドに接近すると、静電容量Cが生じ、ユーザの指が表面パネルに押し付けられるに従い、静電容量が電極間の距離に反比例するために、静電容量Cは大きくなる。
また、ユーザが、一方の手で手持ち式電子機器を挟むように保持すると、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などと、入力パッドとの間に、静電容量Cが生じる。ユーザは、誤入力が発生するまで手持ち式電子機器を強く保持しようとはしないので、静電容量Cは、保持した直後は大きくなるが、保持中は一定値に安定する傾向にある。また、静電容量は静電容量を形成する1対の電極面積の小さい方に略比例するので、静電容量Cは入力パッドの平面積に依存し易い。
図5に示す静電容量閾値Caは、遅延時間閾値Taあるいは立上電圧閾値Vaに対応しており、静電容量≧静電容量閾値Caである入力パッドは、遅延時間T≧遅延時間閾値Taあるいは立上電圧V≦立上電圧閾値Vaの条件を満たす。
ところが、従来の手持ち式電子機器によれば、入力領域の外周部に位置する第2の入力パッドにおいては、静電容量Cと静電容量Cの和(C+C)が、図5(a)に示すように、静電容量閾値Caより大きくなることがあり、その際に、入力操作がなされたと、誤入力が生じることがあった。
本実施形態によれば、図1に示すように、入力領域15aの外周部に位置する第2の入力パッド3bの平面積を、入力領域15aの中央部に位置する第1の入力パッド3aの平面積より小さく設けている。
そのため、第2の入力パッド3b(図1に図示)と接地電極4(図4に図示)との間の静電容量CS2は、図5(b)に示すように、第1の入力パッド3a(図1に図示)と接地電極4(図4に図示)との間の静電容量CS1より小さく設けることができる。そのため、静電容量CS2に、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などと、第2の入力パッド3bとの間に生じる静電容量Cが加わっても、静電容量CS2と静電容量Cの和(CS2+C)を、静電容量閾値Caより小さくすることができる。そのため、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などによる誤入力を抑制することができる。また、ユーザの手持ち式電子機器を挟むように保持する手の指や、他方の手の指などが表面パネル21(図3に図示)に押し付けられるに従い、図5(b)に示すように、静電容量Cは大きくなるので、静電容量CS2と静電容量Cの和(CS2+C)は、静電容量閾値Caより容易に大きくすることができ、入力操作が行われた第2の入力パッド3bの位置を、すなわち入力操作物の位置を検知することが可能である。これにより、ユーザが単に手持ち式電子機器を保持するときには第2の入力パッド3bに入力操作が行われることはなく、ユーザが意識して第2の入力パッド3bを強く押圧したとき第2の入力パッド3bに入力操作が行われる。
誤入力が抑制される第2の入力パッド3bを、図1に示すように、入力領域15aの外周部に配置することで、誤入力が生じ易い位置まで、すなわち掌や指などが保持する位置まで入力領域を広げることができる。よって、入力パッドが配置される入力領域を広くすることができる。そのことにより、入力パッドの数を増やすことができるので、操作キーの数が制限されるということはない。また、本実施形態によれば、全ての入力パッド3に対して、同一の静電容量閾値Ca、遅延時間閾値Ta、あるいは立上電圧閾値Vaを用いて、入力操作が行われた入力パッド3の位置を検知することが可能である。このように簡便な処理法によって、入力操作が行われる入力パッド3の位置を、すなわち入力操作物の位置を検知することができる。
よって、本実施形態によれば、入力パッドが配置される入力領域を広くできると共に、簡便な処理法によって入力位置を検知可能な静電容量式タッチパネルを提供することができる。
本実施形態においては、ユーザの指などの入力操作物が表面パネル(操作キー)に接触することによって、入力操作が行われるとしたが、これに限定されるものではない。ユーザの指などの入力操作物が表面パネルに接触せずに近づいた状態で、入力操作を行うことも可能である。その理由は、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などと、入力パッドとの間に生じる静電容量Cは、保持中は一定値に飽和する。また、入力操作物が表面パネルに近づいて発生する静電容量Cは、入力操作物と入力パッドとの距離に反比例して大きくなる。そのため、第2の入力パッドの平面積を適切に選択すれば、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などによって誤入力を防止し、ユーザの指などの入力操作物が表面パネルに接触せずに近づいた状態で、入力操作を行うことも可能である。
本実施形態は、自己容量方式の静電容量式タッチパネルとして説明したが、これに限定されるものではない。本発明の静電容量式タッチパネルは、相互容量方式の静電容量式タッチパネルであることも可能である。また、図1では、第2の入力パッド3bが、入力領域15aの図面左右(X1−X2)方向の両外周部に1列で図面上下(Y1−Y2)方向に並んでいるが、これに限定されるものではない。第2の入力パッド3bが、入力領域15aの図面左右(X1−X2)方向の外周部に複数列で図面上下(Y1−Y2)方向に並ぶことも可能である。
<第1の変形例>
図6は、第1の変形例における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。第1の実施形態においては、図1に示すように、図面上(Y2方向)側に端子電極12aを配置し、図面下(Y1方向)側に端子電極12bを配置しているが、これに限定されるものではない。図6に示すように、図面左(X1方向)側に端子電極12aを配置し、図面右(X2方向)側に端子電極12bを配置することも可能である。このような態様であれば、フレキシブル基板を図面左右(X1−X2)方向に引き出すことができる。
<第2の変形例>
図7は、第2の変形例における静電容量式タッチパネルを示す平面略図である。図8は、図7に示すB−B線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。本実施形態の静電容量式タッチパネル50は、図7に示すように、第1の入力パット連結体51と、第2の入力パット連結体52を有して構成されている。第1の入力パット連結体51は、ブリッジ配線53を介して図面左右(X1−X2)方向に入力パッド55が連結されており、図面上下(Y1−Y2)方向に間隔を設けて配列されている。第2の入力パット連結体52は、幅細部54を介して図面上下(Y1−Y2)方向に入力パッド55が連結されており、図面左右(X1−X2)方向に間隔を設けて配列されている。
複数の第1の入力パット連結体51および複数の第2の入力パット連結体52は、それぞれ引き出し配線56を介して、図面下(Y1)方向に配置される端子電極57に接続されている。そして、フレキシブル基板を介して手持ち式電子機器の制御部などに接続される。
ブリッジ配線53は、図8に示すように、絶縁層58を介して幅細部54と交差しており、第1の入力パット連結体51と第2の入力パット連結体52は絶縁されている。そのため、第1の入力パット連結体51と第2の入力パット連結体52は、それぞれ入力操作が行われる入力パッド55の位置を検知するように用いられる。また、ブリッジ配線53の上に粘着層59を介して保護部材60が貼り合わされている。
入力パッド55は、第1の入力パッド55aと第2の入力パッド55bからなり、第2の入力パッド55bの平面積が、第1の入力パッド55aの平面積より小さく設けられている。
第1の入力パッド55aが、入力領域58aの中央部に配置されており、第2の入力パッド55bは、第1の入力パッド55aの外側に配置されている。すなわち、第2の入力パッド55bは、入力領域58aの外周部、すなわち入力領域58aの図面左右(X1−X2)の外周に沿って配置されている。
このように、本変形例の静電容量式タッチパネル50において、平面積の小さい第2の入力パッド55bが、入力領域58aの外周部、すなわち入力領域58aの図面左右(X1−X2)の外周に沿って配置されているので、手持ち式電子機器を図面左右(X1−X2)方向に挟むように保持するユーザの掌や指などにより誤入力されることが抑制される。ユーザの手持ち式電子機器を挟むように保持する手の指や、他方の手の指などが保護部材60に押し付けられるに従い、図5(b)に示ように、静電容量Cは大きくなるので、静電容量CS2と静電容量Cの和(CS2+C)は、静電容量閾値Caより容易に大きくすることができ、入力操作が行われる第2の入力パッド55bの位置を、すなわち入力操作物の位置を検知することが可能である。
なお、静電容量式タッチパネル1では、各入力パッド3に係わる静電容量の変化を検知するが、本変形例の静電容量式タッチパネル50では、第1の入力パット連結体51および第2の入力パット連結体52の間の静電容量の変化を検知することで、入力操作が行われる入力パッド55の位置を検知する。
本変形例によれば、各入力パッド55は、第1の入力パット連結体51および第2の入力パット連結体52を用いて、まとめて引き出し配線56に接続される。すなわち、複数の入力パッド55が、1本の引き出し配線56に接続されているので、引き出し配線56の本数を減らすことができる。そのため、非入力領域58bの幅を狭くできるので、入力領域58aを広くでき好ましい。
<第2の実施形態>
図9は、第2の実施形態における静電容量式タッチパネルを示す斜視略図である。図10は、図9に示すC−C線に沿って切断し矢印方向から視る断面略図である。
本実施形態の静電容量式タッチパネル30の構造を、図10を用いて説明する。静電容量式タッチパネル30は、センサ部材42と、センサ部材42の表面32(Z2)側に粘着層41を介して貼り合わされる表面保護部材40と、センサ部材42の裏面33(Z1)側に粘着層44を介して貼り合わされる裏面保護部材43とを有して構成されている。
センサ部材42は、入力パッド33a、bが裏面33側に形成される第1のセンサ基材38と、接地電極34が裏面33側に形成される第2のセンサ基材36とを有して構成されている。そして、入力パッド33a、bと接地電極34との間で静電容量を有するように、第1のセンサ基材38と第2のセンサ基材36とが粘着層37を介して貼り合わされている。
本実施形態の静電容量式タッチパネル30は、図9および図10に示すように、ユーザの指などの入力操作物が接近する表面32と、液晶パネル等の表示装置の表面上に重ねられる裏面33を有している。そして、表面32に凸形状が現れており、裏面33に凹形状が現れている。表面32は、表面保護部材40の表面であり、裏面33は、裏面保護部材43の裏面である。
表面32は、図9及び図10に示すように、広い面積の前表面32aを有しており、前表面32aはほぼ平面あるいは、前方(Z2方向)に突側が向けられる湾曲面形状である。静電容量式タッチパネル30の右横方向(X2方向)に右側表面32bが形成され、左横方向(X1方向)に左側表面32cが形成されている。右側表面32bおよび左側表面32cは、前表面32aから裏面方向(Z1方向)に向かうように表面形状が曲折している。
静電容量式タッチパネル30は、図9に示すように、その中央部に入力領域35aと、入力領域35aを囲むように入力領域35aの外側に配置される非入力領域35bとを有している。そして、入力領域35aは、前表面32aから右側表面32bおよび左側表面32cに跨って広がっている。
第1の入力パッド33aが、図10に示すように、入力領域35aの中央部、すなわち前表面32aの範囲に配置され、第2の入力パッド33bが、入力領域35aの外周部、すなわち右側表面32bおよび左側表面32cの範囲に配置されている。そして、第2の入力パッド33bの平面積は、第1の入力パッド33aの平面積より小さく設けられている。
手持ち式電子機器の多機能化に伴い入力領域は大型化し、本実施形態においては、入力領域35aが、前表面32aから後方に向かう右側表面32bおよび左側表面32cまで広がっている。この右側表面32bおよび左側表面32cは、手持ち式電子機器を保持するためにユーザの掌や指などで挟持される部分であるが、この部分には、平面積の小さい第2の入力パッド33bが配置されている。
そのため、第1の実施形態と同様の理由によって、手持ち式電子機器を挟むように保持する掌や指などによる第2の入力パッド33bからの誤入力を抑制することができる。一方、上記保持する指などと異なるユーザの指などが第2の入力パッド33bに接近して発生する静電容量Cは、ユーザの指などが第2の入力パッド33bに接近するに従い大きくなり、ユーザの指などが意識的に表面32に押し付けられるに従いさらに大きくなるので、第2の入力パッド33bからの入力操作は可能である。
本実施形態においては、第2の入力パッド33bが、右側表面32bおよび左側表面32cの両方に配置されるとしたが、これに限定されるものではない。第2の入力パッド33bが、右側表面32b、あるいは左側表面32cのどちらかのみに配置されることも可能である。
1、30 静電容量式タッチパネル
2 センサ部材
3 入力パッド
3a、33a 第1の入力パッド
3b、33b 第2の入力パッド
4 接地電極
5 第1のセンサ基材
6 第2のセンサ基材
7、8 粘着層
9 保護部材
9a 保護部材の表面
10 加飾層
11 引き出し配線
12a、12b 端子電極
13 入力操作物(指)
15a、22、35a 入力領域
15b、35b 非入力領域
20 手持ち式電子機器
21 表面パネル
23 操作キー
32 表側
32a 前表面
32b 右側表面
32c 左側表面

Claims (6)

  1. 入力操作が行われる入力領域と、前記入力領域に配置される入力パッドと、を有し、入力操作物が前記入力パッドに接近することにより変化する静電容量を用いて、前記入力操作物の位置を検知する静電容量式タッチパネルであって、
    前記入力パッドが、前記入力領域の中央部に配置される第1の入力パッドと、前記入力領域の外周部に配置される第2の入力パッドとからなり、前記第2の入力パッドの平面積が、前記第1の入力パッドの平面積より小さいことを特徴とする静電容量式タッチパネル。
  2. 前記入力パッドは、複数個配列され、それぞれ個別に引き出し配線に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式タッチパネル。
  3. 前記入力パッドは、格子状に複数個配列され、各列毎あるいは各行毎に、1本の引き出し配線に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式タッチパネル。
  4. 前記静電容量式タッチパネルは、前記入力操作物が接近する表面を有し、前記表面は、表側に前表面を有し、右横方向および左横方向で、前記前表面から裏面方向に向かって面形状が曲折する右側表面および左側表面を有し、前記入力パッドが、前記前表面および前記右側表面の範囲に、あるいは前記前表面および前記左側表面の範囲に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電容量式タッチパネル。
  5. 前記第1の入力パッドおよび前記第2の入力パッドは、共通のセンサ基材上に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静電容量式タッチパネル。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の静電容量式タッチパネルを用いた手持ち式電子機器であって、
    前記入力操作物が接近した前記入力パッドを静電容量閾値を用いて判定する制御部を有し、前記制御部が、全ての前記第1の入力パッドおよび前記第2の入力パッドに対して、前記判定を同一の静電容量閾値を用いて行うことを特徴とする手持ち式電子機器。

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