JP2017083615A - 液晶光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】各画素電極の光学特性を揃えて均一にし、高精度な収差補正機能を備えた液晶光学素子を提供する。
【解決手段】複数の画素電極と、この複数の画素電極のそれぞれに接続された電圧を印加するための配線とを有する液晶光学素子であって、複数の画素電極は、第1の画素電極S0と、第1の画素電極S0を囲んで配置される複数の第2の画素電極S1〜S8と、を有し、第1の画素電極S0に接続された配線は、複数の分割配線L0a、L0bであり、この複数の分割配線L0a、L0bのそれぞれは、互いに異なる第2の画素電極間(S1とS8間およびS4とS5間)に配置されている構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学系の収差補正等に用いられる位相変調機能を備えた液晶光学素子に関する。
従来から、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)等の光ディスクの再生または記録には、異なる波長の半導体レーザによる光ビームを用いた光ピックアップ装置が使用されているが、この光学系には様々な収差が存在する。たとえば、2層記録の光ディスクは、記録面までの距離の違いから球面収差が発生する。また、光ピックアップの対物レンズの光軸と光ディスクの記録面の傾きによってコマ収差が発生し、また、対物レンズの屈折などに起因する非点収差も存在する。
これらの収差は、光ディスクの記録密度の高密度化に伴って影響が大きくなり、これらの収差を相殺して高精度に補正する収差補正手段が、光ディスクの高密度化、高容量化に向けて不可欠な技術となっている。そして、この収差補正手段として、光ピックアップ装置の光路中に液晶素子を配置し、この液晶素子に所定の電圧を印加することによって液晶の屈折率を変化させ、通過する光ビームに位相差分布を与えて発生した収差を補正する収差補正素子が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の収差補正素子は、一組の透明電極の一方の中心部に配置された第1の円形分割線と、この第1の円形分割線の外側で同心円状に配置された第2の円形分割線を有し、第1の円形分割線と第2の円形分割線の間の領域が等間隔の8本の分割線によって放射状に分割された構成である。
そして、各分割線によって分割された画素電極に所定の電圧パターンをそれぞれ印加することで、コマ収差および非点収差を補正できることが提示されている。
特許第4489131号公報(第6頁、図4)
しかしながら、特許文献1の収差補正素子は、透明電極上に分割された各画素電極のみが記載されており、実際に収差補正素子として駆動させるためには、各画素電極に電圧を印加するための配線パターンを形成しておく必要がある。このとき、第1の円形分割線の内側の画素電極に配線を接続する場合、通常の配線方法では、第1の円形分割線と第2の円形分割線の間にあって分割された画素電極の一部が、配線によって削られ、その結果、画素電極の面積が不均一になり、高精度な収差補正ができないという課題がある。
図7は、この課題を説明するために、特許文献1の図4を基にして各画素電極に接続する配線パターンを形成した従来例である。図7において、符号100は収差補正機能を備えた従来の液晶光学素子である。液晶光学素子100は、透明基板110上の円形の有効エリアE10に、透明な画素電極S10〜S18が形成されている。画素電極S10は、有効エリアE10の中心にあって円形状である。画素電極S11〜S18は、画素電極S10の周囲を囲むように配置された略扇形状である。これらの画素形状は、特許文献1の
図4と同様である。
中心画素である画素電極S10には、駆動電圧を供給するために配線L10が接続され、この配線L10は、画素電極S14とS15の隙間を通って、接続端子群C10の一つの端子に接続される。また、画素電極S11〜S18には、それぞれ配線L11〜L18が接続され、有効エリアE10を迂回して、接続端子群C10のそれぞれの端子に接続される。配線L11〜L18の配線抵抗値がそれぞれ略同一となるようにしておくことが好ましく、配線抵抗値はそれぞれ配線幅や配線長を所定の大きさにすることで調整できる。以降の説明においては、各配線L11〜L18はそれぞれ太さを調整することで配線抵抗値を略同一にしているものとして説明を行う。
この配線L10〜L18によって、接続端子群C10からの駆動電圧が各画素電極S10〜S18に供給され、液晶光学素子100は駆動される。しかし、前述したように、中心画素である画素電極S10に接続される配線L10は、画素電極S14とS15の隙間を通って形成されるために、画素電極S14とS15の面積は、配線L10の線幅分が削られることになり、画素電極S14、S15の面積は、他の画素電極S11〜S13、S16〜S18の面積に比べて減少し、面積差が生じる。
ここで、液晶光学素子100は、光ピックアップ装置の非点収差を補正する場合に有効であるが、非点収差は、光ピックアップ装置の光軸中心に対して点対称であるので、その非点収差を補正するには、画素電極S11〜S18のそれぞれが対向する各画素の光学特性が揃っており、光学特性の対称性が高いことが重要である。
しかし、前述したように、画素電極S14、S15の面積は、配線L10によって減少しているので、画素電極S14に対向する画素電極S18、及び、画素電極S15に対向する画素電極S11との間に面積差が生じ、それぞれの対向画素電極の対称性が損なわれて収差補正が歪んだように分布されてしまい、高精度な収差補正を実現できない。
ここで、収差補正の用途によっては、画素電極毎に光学特性データを取得し、それぞれの特性に合わせて印加する電圧を微調整して光学特性をきめ細かく均一に揃える必要があるが、従来の液晶光学素子100のように、対向する画素電極の面積差で光学特性の対称性が損なわれることは、収差補正に誤差が生じ大きな問題になる。
この問題を解消するために、非対称となった画素電極S14とS18、及び画素電極S15とS11のそれぞれに印加する駆動電圧を調整すれば、光学特性の対称性はある程度改善されるが、それでは、駆動電圧を発生する駆動装置が複雑になり、また調整作業も繁雑であって好ましくない。
また、画素電極S14とS15の面積の減少を少なくするために、配線L10の線幅を狭くする方法も考えられるが、配線L10の線幅を狭くすると、配線L10の配線抵抗値が増加して画素電極S10への駆動電圧の低下が生じ、収差補正動作に悪影響を及ぼす問題がある。
これは、駆動電圧は、たとえば、1kHz程度の交流電圧であるが、配線抵抗値が増加すると、液晶セルの容量成分の影響を受けて、交流電圧の立ち上がりと立ち下がりが鈍り、結果として、画素電極に印加される電圧が低下し、必要とする位相変調ができなくなるからである。
本発明の目的は上記課題を解決し、各画素電極の光学特性を揃えて均一にし、高精度な収差補正機能を備えた液晶光学素子を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の液晶光学素子は下記記載の構成を採用する。
本発明の液晶光学素子は、複数の画素電極と、複数の画素電極のそれぞれに接続された電圧を印加するための配線とを有する液晶光学素子であって、複数の画素電極は、第1の画素電極と、第1の画素電極を囲んで配置される複数の第2の画素電極と、を有し、第1の画素電極に接続された配線は、複数の分割配線であり、複数の分割配線のそれぞれは、互いに異なる第2の画素電極間に配置されていることを特徴とする。
本発明の液晶光学素子により、第1の画素電極に接続された配線が複数の分割配線で構成されるので、分割配線幅を狭くすることが可能となり、第2の画素電極の面積が配線によって大きく削られることがない。その結果、各第2の画素電極の面積差が小さくなり、光学特性を略均一に揃えることができるので、誤差の少ない高精度な収差補正を実現する液晶光学素子を提供できる。
また、複数の分割配線の並列抵抗値は、他の配線の抵抗値と略同一であることを特徴とする。
これにより、分割配線を含めた各配線の抵抗値が略同一に構成されるので、それぞれの画素電極に出力する駆動電圧に及ぼす配線抵抗の影響が略均一になる。その結果、駆動電圧を画素電極ごとに調整する必要がなく、液晶光学素子の駆動装置を簡素化できると共に、配線抵抗値の違いによって各画素電極の光学特性が変化することを防ぐことができる。
また、複数の分割配線は、互いに異なる第2の画素電極間において配線幅が略同一であることを特徴とする。
これにより、分割配線に隣接する第2の画素電極の面積の減少率が同等になるので、第2の画素電極の光学特性を略均一に揃えることができ、高精度な収差補正機能を備えた液晶光学素子を提供できる。
また、それぞれの第2の画素電極の面積は、略同一であることを特徴とする。
これにより、それぞれの第2の画素電極の光学特性を略均一に揃えることができるので、高精度な収差補正を実現する液晶光学素子を提供できる。
また、複数の分割配線は、互いに最も離れた前記第2の画素電極間に配置されることを特徴とする。
これにより、分割配線の影響を受ける第2の画素電極が互いに対向する構成となる。その結果、第2の画素電極の光学特性の対称性が高くなり、光学特性が均一に分布するので、高精度な収差補正を実現する液晶光学素子を提供できる。
本発明の液晶光学素子によれば、第1の画素電極に接続された配線が複数の分割配線で構成されるので、第1の画素電極を囲む複数の第2の画素電極が配線によって大きな影響を受けずに形成される。それにより、第2の画素電極のそれぞれの面積が略同一となり、各画素電極の光学特性が略均一になるので、高精度な収差補正を実現する液晶光学素子を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係わる液晶光学素子の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係わる液晶光学素子の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係わる液晶光学素子のX軸−Y軸方向の非点収差を補正する場合の駆動パターン図である。 本発明の第1の実施形態に係わる液晶光学素子のX軸−Y軸に対して45度傾いた方向の非点収差を補正する場合の駆動パターン図である。 本発明の第2の実施形態に係わる液晶光学素子の平面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる液晶光学素子の平面図である。 従来の液晶光学素子の平面図である。
以下図面に基づいて本発明の液晶光学素子の具体的な実施の形態を詳述する。
[実施形態の特徴]
第1の実施形態の特徴は本発明の基本形であり、第1の画素電極と、この第1の画素電極を囲む複数の第2の画素電極とを有し、第1の画素電極の配線を複数に分割して異なる第2の画素電極間に配置し、各分割配線は外部と接続する端子群に個別に接続される構成である。第2の実施形態の特徴は、第1の画素電極に接続される複数の分割配線は外部と接続する端子群の一つの端子にまとめて接続される構成である。第3の実施形態の特徴は、外部と接続する複数の端子群が配置され、第1の画素電極に接続する複数の分割配線はそれぞれ最短距離の端子群に接続される構成である。
なお、説明にあっては、その説明及び図は一実施形態であって、これに限定されるものではない。また、図面における寸法や形状は実際の形状を正確に反映したものではなく、図面を見やすく、また、理解しやすくするため一部誇張して模式的に記載している。また、発明に直接関係しない一部の要素は省略し、各実施形態において同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略するものとする。
以下の各実施形態は、液晶への電圧印加に応じて、光ピックアップ装置の非点収差を補正する液晶光学素子を例として説明する。
[第1の実施形態]
[第1の実施形態の液晶光学素子の構成説明:図1、図2]
第1の実施形態の液晶光学素子の構成を図1の平面図と、図1で示す切断線A−Aによる図2の断面図を用いて説明する。
図1及び図2において、符号1は第1の実施形態の液晶光学素子である。液晶光学素子1は、一対の透明基板10、20と、この透明基板10、20の間に挟持される液晶2などによって構成される。
透明基板10、20のそれぞれの対向面には、導電膜11、21が形成され、導電膜11、21のそれぞれの表面には、図示しない配向膜が形成されている。透明基板10、20の内周にはシール部材3(図1では点線の外側)が配置され、このシール部材3の中に混在させた球状または円柱状のスペーサー(ここでは図示せず)によって、透明基板10、20は所定の間隔で固定されている。液晶2は、透明基板10、20の間にあって、シール部材3によって封入されている。
2枚の透明基板10、20は、たとえばガラス材やプラスチック材を用いることができる。また、シール部材3は樹脂によって構成されている。また、導電膜11、21は、透明導電材料で構成され、たとえばITO(Indium Tin Oxide)が使用さ
れる。
上述の導電膜11、21に電圧を印加すると、導電膜11、21に挟まれた液晶2が駆動され、非光変調状態から光変調状態となるため、液晶光学素子1は、導電膜11、21を通過する光(図示せず)のうち液晶2の偏光軸(図示せず)と略一致した光を光変調(位相変調)する収差補正素子として機能する。
[第1の実施形態の液晶光学素子の画素電極パターン形状の説明:図1]
次に、透明基板10に形成される導電膜11のパターン形状の一例について、図1を用いて説明する。なお、透明基板20に形成される導電膜21(図2参照)は、透明基板20の面積の大部分を覆うベタ電極であり、図示しない配線と接続され、この配線は基板10または基板20の端部に設けた図示しない端子に電気的に接続されているが、詳細な説明は省略する。
図1において、第1の実施形態の液晶光学素子1は、透明基板10上の円形の有効エリアE1(点線で示す)に、透明な導電膜11によって画素電極S0〜S8が形成されている。第1の画素電極としての画素電極S0は、有効エリアE1の中心E0にあって円形状である。すなわち、有効エリアE1の中心E0と画素電極S0の中心は一致している。
また、第2の画素電極としての8個の画素電極S1〜S8は、画素電極S0の周囲を囲むように45度毎に等間隔に配置された略扇形状である。なお、画素電極S0の形状は円形に限定されず、図示しないが、四角形や八角形などでもよい。また、画素電極S1〜S8の形状や数も限定されず、収差補正の仕様に応じて任意でよい。また、有効エリアE1は、液晶光学素子1が組み込まれる光ピックアップ装置の光ビーム(図示せず)が通過するエリアであり、有効エリアE1の中心E0は、光ビームの光軸に一致するとよい。
また、図1では、第1の画素電極S0と第2の画素電極S1〜S8による二重輪帯パターンの構成であるが、この構成に限定されず、図示しないが、第2の画素電極S1〜S8の外側に第3の複数の画素電極を形成して三重輪帯パターンを構成してもよい。
また、液晶光学素子1の透明基板10の一方の端部には、外部と電気的に接続するために10個の接続端子でなる接続端子群C1が配置されている。この接続端子群C1に、フレキシブルプリント基板やリード線等(図示せず)が電気的に接続され、外部の駆動装置(図示せず)から所定の駆動電圧が供給される。
有効エリアE1の中心E0に位置する画素電極S0には、駆動電圧を印加するための2本の分割配線L0a、L0bが接続されている。この分割配線L0a、L0bは、有効エリアE1の中心E0、すなわち、画素電極S0の中心から直線(点線B)上を互いに反対方向に延出されている。言い換えれば、分割配線L0a、L0bは、画素電極S0を挟んで互いに最も離れた位置に配置されている。
ここで、分割配線L0aは、画素電極S1とS8の隙間を通過するように配置され、また、分割配線L0bは、画素電極S4とS5の隙間を通過するように配置される。そして、分割配線L0aは、有効エリアE1を迂回して接続端子群C1の端子C1aに接続され、分割配線L0bは、接続端子群C1の端子C1bに接続される。
また、画素電極S1〜S8には、それぞれ配線L1〜L8が接続され、有効エリアE1を迂回して、接続端子群C1の決められたそれぞれの端子に接続される。以降の説明においては、配線L1〜L8の配線抵抗値及び分割配線L0a、L0bの並列抵抗値は略同一であるものとして説明を行う。
このように、有効エリアE1の中心E0に配置される画素電極S0と外部とを電気的に接続する配線が、複数の分割配線によって形成されることが、本発明の特徴である。ここで、画素電極S0に接続される分割配線L0a及びL0bは並列接続されているため、配線抵抗値は並列抵抗として求められる。よって、画素電極の隙間を通る分割配線L0aとL0bの線幅を狭くすることができる。たとえば、端子C1aと端子C1bを電気的に接続したときの分割配線L0a及びL0bの有効エリアE1を除く配線部分の並列抵抗値が、図7に記載の従来例における配線L10の有効エリアE10を除く部分の配線抵抗値と略同一である場合には、画素電極の隙間を通る分割配線L0aとL0bの線幅は従来例の1/2でよい。つまり、有効エリアE1内の配線を分割しない場合の配線幅と比較して細くすることができる。これにより、分割配線L0a及びL0bの並列抵抗値は、他の配線L1〜L8と同等の配線抵抗を得ることができる。
従って、この実施例においては分割配線L0aが隙間を通るために削られる画素電極S1とS8の面積の減少率と、分割配線L0bが隙間を通るために削られる画素電極S4とS5の面積の減少率は、従来例(図7参照)と比較すると共に1/2となって、大きく改善される。その結果、面積が減少する画素電極S1、S8、S4、S5と、分割配線L0aとL0bの影響を受けない画素電極S2、S3、S6、S7との面積差は、従来例の半分となり、第2の画素電極S1〜S8のそれぞれの面積は略同一となる。
また、分割配線L0aとL0bの線幅は、互いに異なる第2の画素電極間(すなわち、画素電極S1とS8の間及び画素電極S4とS5の間)において同一であることが好ましい。それにより、分割配線L0aが隙間を通る画素電極S1とS8の面積の減少率と、分割配線L0bが隙間を通る画素電極S4とS5の面積の減少率は同一となり、分割配線L0a、L0bによって面積が減少する画素電極S1、S8、S4、S5の面積は等しくなる。
また、分割配線L0aとL0bは、画素電極S0の中心から直線上を互いに反対方向に延出されるので、分割配線L0aとL0bによって面積が減少する画素電極S1とS5、及び画素電極S4、S8は互いに対向する配置となる。その結果、面積が等しい画素電極が互いに対向する配置となるので、画素電極S1〜S8の光学特性の対称性が高くなり、光学特性が均一に分布し、高精度な収差補正を実現する液晶光学素子を提供できる。
それにより、それぞれの画素電極S0〜S8に出力する駆動電圧を配線の抵抗値に応じて調整するなどの手段が不要であり、液晶光学素子1の駆動装置(図示せず)を簡素化できると共に、配線抵抗値の違いによって各画素電極の光学特性が変化することを防ぐことができる。
[第1の実施形態のX軸−Y軸方向の非点収差の補正説明:図3]
次に、第1の実施形態の液晶光学素子1を光ピックアップ装置(図示せず)に組み込み、X軸−Y軸方向の非点収差を補正する場合の駆動パターンの一例について図3を用いて説明する。なお、図3及び後述する図4は、液晶光学素子1の画素電極S0〜S8及び分割配線L0a、L0bのみを示しており、また、説明の都合上、前述した図1から左方向に22.5度回転して図示している。
図3において、X軸方向(たとえば、光ディスクのラジアル方向)とY軸方向(たとえば、光ディスクのタンジェンシャル方向)の非点収差を補正する場合は、非点収差は光軸中心に対して点対称であるので、一例としてY軸に沿った画素電極S1とS5にプラス方向の電圧を印加し(右上がりハッチングで示す)、X軸に沿った画素電極S3とS7にマイナス方向の電圧を印加する(右下がりハッチングで示す)。なお、非点収差の方向に応
じて印加する電圧の向きを変更する。
すなわち、収差を打ち消す方向となるように、所定の画素電極に駆動電圧を印加して位相変調を行い、収差を補正するのである。これにより、X軸―Y軸方向に存在する光ピックアップ装置の非点収差を補正することができる。また、画素電極S1とS5は、前述したように、分割配線L0a、L0bによって、画素電極S3、S7に対して僅かに面積が小さいが、その面積差は従来例と比較してかなり小さい。
また、対向して配置されている画素電極S1とS5は、直線上に延出された分割配線L0a、L0bの影響で共に面積が減少しているが、前述したように、分割配線L0a、L0bの線幅が等しいので、面積の減少率は共に等しく、よって、画素電極S1とS5の面積は等しい。また、画素電極S3とS7は、分割配線L0a、L0bの影響を受けないので、面積は等しい。その結果、対向している画素電極S1、S5、及び画素電極S3、S7の光学特性は対称性が高く均一に分布するので、点対称である非点収差を高精度に補正することができる。
[第1の実施形態のX軸−Y軸に対して45度傾いた非点収差の補正説明:図4]
次に、第1の実施形態の液晶光学素子1を光ピックアップ装置(図示せず)に組み込み、X軸−Y軸に対して45度傾いた方向の非点収差を補正する場合の駆動パターンの一例について図4を用いて説明する。
図4において、X軸−Y軸に対して、45度傾いた方向の非点収差を補正する場合は、非点収差は光軸中心に対して点対称であるので、X軸(又はY軸)に対して45度傾いている画素電極S2とS6に一例としてプラス方向の電圧を印加し(右上がりハッチング)、その画素電極S2、S6に対して直角に位置する画素電極S4、S8にマイナス方向の電圧を印加する(右下がりハッチング)。なお、非点収差の方向に応じて印加する電圧の向きを変更する。
これにより、X軸―Y軸に対して45度傾いた方向に存在する光ピックアップ装置の非点収差を補正することが出来る。また、画素電極S4とS8は、前述したように、分割配線L0a、L0bによって、画素電極S2、S6に対して僅かに面積が小さいが、その面積差は従来例と比較してかなり小さい。
また、対向して配置されている画素電極S4とS8は、直線上に延出された分割配線L0a、L0bの影響で共に面積が減少しているが、前述したように、分割配線L0a、L0bの線幅が等しいので、面積の減少率は共に等しく、よって、画素電極S4とS8の面積は等しい。また、画素電極S2とS6は、分割配線L0a、L0bの影響を受けないので、面積は等しい。その結果、対向している画素電極S4、S8、及び画素電極S2、S6の光学特性は対称性が高く均一に分布するので、点対称である非点収差を高精度に補正することができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、第1の画素電極S0に接続された配線が複数の分割配線L0a、L0bで構成されているので、第1の画素電極を囲む複数の第2の画素電極S1〜S8が配線によって大きな影響を受けずに形成される。それにより、第2の画素電極S1〜S8のそれぞれの面積が略同一となり、その光学特性は対称性が高く均一に分散するので、誤差が少ない高精度な収差補正機能を備えた液晶光学素子を提供できる。
また、図3、図4で明らかなように、非点収差の発生角度に応じて第2の画素電極を選択し駆動することで、どのような角度の非点収差でも補正できる。またさらに、図示しな
いが、第2の画素電極の個数を増やすことによって、非点収差の発生角度に応じたきめ細かい補正を行うことが可能となる。たとえば、第2の画素電極を16個にすれば、45度の半分の22.5度ごとに非点収差を補正できる。
[第2の実施形態]
[第2の実施形態の液晶光学素子の構成説明:図5]
次に、第2の実施形態の液晶光学素子の構成について図5の平面図を用いて説明する。なお、第2の実施形態の断面図は、前述した第1の実施形態の断面図(図2)と同様なので図示は省略する。
図5において、符号30は第2の実施形態の液晶光学素子である。液晶光学素子30は、第1の実施形態と同様に、一対の透明基板10、20と、この透明基板10、20の間に挟持される液晶2などによって構成される。
透明基板10、20のそれぞれの対向面には、導電膜11、21が形成され(図2参照)、透明基板10、20の内周にはシール部材3が配置され、このシール部材3によって、透明基板10、20は所定の間隔で固定されている。導電膜11、21への電圧印加に応じて光変調を行い、収差補正素子として機能することは第1の実施形態と同様である。
[第2の実施形態の液晶光学素子の画素電極パターン形状の説明:図5]
次に、透明基板10に形成される導電膜11のパターン形状の一例について、図5を用いて説明する。図5において、第2の実施形態の液晶光学素子30は、透明基板10上の円形の有効エリアE1に、透明な導電膜11によって画素電極S0〜S8が形成されている。これらの画素電極S0〜S8の形状は、第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、液晶光学素子30の透明基板10の一方の端部付近には、外部と電気的に接続するために9個の接続端子でなる接続端子群C2が配置されている。
中心の画素である画素電極S0には、第1の実施形態と同様に、駆動電圧を印加するために2本の分割配線L0a、L0bが接続されている。この分割配線L0a、L0bは、有効エリアE1の中心E0、すなわち、画素電極S0の中心から直線上を互いに反対方向に延出されている。
ここで、分割配線L0aは、画素電極S1とS8の隙間を通り、有効エリアE1を迂回して接続端子群C2の端子C2aに接続される。また、分割配線L0bは、画素電極S4とS5の隙間を通り、同じく端子C2aに接続される。このように、第2の実施形態では、2本の分割配線L0aとL0bが、共通に一つの端子C2aに接続されることが特徴である。
また、画素電極S1〜S8には、第1の実施形態と同様に、それぞれ配線L1〜L8が接続され、有効エリアE1を迂回して、接続端子群C2の各端子に接続される。
ここで、画素電極の隙間を通る分割配線L0aとL0bは、第1の実施形態と同様に、画素電極S0に対して並列接続されるので、分割配線L0a及びL0bの有効エリアE1を除く配線部分の並列抵抗値が、図7に記載の従来例における配線L10の有効エリアE10を除く部分の配線抵抗値と略同一である場合には、分割配線L0aとL0bの画素電極の隙間を通る部分における配線幅を従来例における配線L10の線幅の1/2とすれば、分割配線L0aとL0bの分割抵抗値を他の配線L1〜L8と略同一の配線抵抗値とすることができる。
これにより、分割配線L0aが隙間を通る画素電極S1とS8の面積の減少率と、分割配線L0bが隙間を通る画素電極S4とS5の面積の減少率は、従来例(図7参照)と比較すると共に1/2となって、大きく改善される。
以上のように、第2の実施形態によれば、画素電極S0に接続する2本の分割配線L0aとL0bが、共に一つの端子C2aに接続される。それにより、接続端子群C2の接続本数を減らすことができ、液晶光学素子30を駆動する駆動装置(図示せず)の出力本数が減って、駆動装置を簡素化できるメリットがある。なお、画素電極S1〜S8の面積差が少なく、また、対向する画素電極の面積が等しいことによる効果は、第1の実施形態と同様である。また、非点収差を補正する駆動パターン例は、第1の実施形態(図3、図4参照)と同様であるので、説明は省略する。
[第3の実施形態]
[第3の実施形態の液晶光学素子の構成説明:図6]
次に、第3の実施形態の液晶光学素子の構成について図6の平面図を用いて説明する。なお、第3の実施形態の断面図は、前述した第1の実施形態の断面図(図2)と同様なので図示は省略する。
図6において、符号40は第3の実施形態の液晶光学素子である。液晶光学素子40は、第1の実施形態と同様に、一対の透明基板10、20と、この透明基板10、20の間に挟持される液晶2などによって構成される。
透明基板10、20のそれぞれの対向面には、導電膜11、21が形成され(図2参照)、透明基板10、20の内周にはシール部材3が配置され、このシール部材3によって、透明基板10、20は所定の間隔で固定されている。導電膜11、21への電圧印加に応じて光変調を行い、収差補正素子として機能することは第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態の液晶光学素子の画素電極パターン形状の説明:図6]
次に、透明基板10に形成される導電膜11のパターン形状の一例について、図6を用いて説明する。図6において、第3の実施形態の液晶光学素子40は、透明基板10上の円形の有効エリアE1に、透明な導電膜11によって画素電極S0〜S8が形成されている。ここで、画素電極S0〜S8の形状は、第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、液晶光学素子40の透明基板10の図面上の上下方向の端部には、外部と電気的に接続するために、有効エリアE1を中心にして対称にそれぞれ5個の接続端子でなる2個の接続端子群C3とC4が配置されている。
中心の画素である画素電極S0には、第1の実施形態と同様に、駆動電圧を印加するために2本の分割配線L0a、L0bが接続されている。この分割配線L0a、L0bは、有効エリアE1の中心E0、すなわち、画素電極S0の中心から直線上を互いに反対方向に延出されている。
ここで、分割配線L0aは、画素電極S1とS8の隙間を通り、一方の接続端子群C3の端子C3aに最短で接続される。また、分割配線L0bは、画素電極S4とS5の隙間を通り、他方の接続端子群C4の端子C4aに最短で接続される。
また、画素電極S1〜S8には、第1の実施形態と同様に、それぞれ配線L1〜L8が接続され、配線L1、L2、L7、L8は、接続端子群C3の各端子に最短で接続され、また、配線L3、L4、L5、L6は、接続端子群C4の各端子に最短で接続される。
ここで、画素電極の隙間を通る分割配線L0aとL0bは、第1の実施形態と同様に、画素電極S0に対して並列接続されるので、端子C3aと端子C4aを電気的に接続したときの分割配線L0a及びL0bの有効エリアE1を除く配線部分の並列抵抗値が、図7に記載の従来例における配線L10の有効エリアE10を除く部分の配線抵抗値と略同一である場合には、分割配線L0aとL0bの画素電極の隙間を通る部分における線幅を従来例における配線L10の線幅の1/2とすることによって、分割配線L0aとL0bの分割抵抗値を他の配線L1〜L8と略同一の配線抵抗値とすることができる。
これにより、分割配線L0aが隙間を通る画素電極S1とS8の面積の減少率と、分割配線L0bが隙間を通る画素電極S4とS5の面積の減少率は、従来例(図7参照)と比較すると共に1/2となって、大きく改善される。
また、対称に二つの接続端子群C3とC4を有し、分割配線L0a、L0bと配線L1〜L8は、それぞれ最短距離で接続端子群C3とC4に接続されるので、各配線の配線抵抗値を小さくできる。
以上のように、第3の実施形態によれば、画素電極S0〜S8に接続される各配線の距離を最短にできるので、それぞれの配線抵抗値を小さくできる。その結果、画素電極S0〜S8にそれぞれ出力する駆動電圧の低下を防ぎ、また、外部からの電気的なノイズに対する影響も減らすことができる。なお、画素電極S1〜S8の面積差が少なく、また、対向する画素電極の面積が等しいことによる効果は、第1の実施形態と同様である。また、非点収差を補正する駆動パターン例は、第1の実施形態(図3、図4参照)と同様であるので、説明は省略する。
なお、第1の画素電極S0に接続する分割配線の数は限定されず、2本より多く構成してもよい。また、第3の実施形態では、接続端子群を2個として説明したが、これに限定されず、図示しないが、図面上の左右の端部にも接続端子群を配置して計4個とし、画素電極S0に接続する分割配線も4本とし、各分割配線を十字状に延出して4個の接続端子群に振り分けで接続する構成でもよい。
これにより、分割配線の各線幅をさらに狭くできるので、第2の画素電極の面積差をさらに少なくして高精度な収差補正を実現できる。また、各実施形態では、非点収差の補正を例として示したが、本発明は非点収差の補正に限定されず、コマ収差、または、非点収差とコマ収差の両方を補正する収差補正素子として構成してもよい。
なお、本発明の実施形態で示した各図面等は、これに限定されるものではなく、それ以外の構成要素についても本発明の要旨を満たすものであれば、任意に変更してよい。
本発明の液晶光学素子は、光ピックアップ装置、顕微鏡などの観察装置、レーザ加工装置などに組み込まれる収差補正素子、波面変調素子として幅広く利用することが出来る。
1、30、40 液晶光学素子
2 液晶
3 シール部材
10、20 透明基板
11、21 導電膜
E1 有効エリア
E0 有効エリアの中心
S0 第1の画素電極
S1〜S8 第2の画素電極
L0a、L0b 分割配線
L1〜L8 配線
C1、C2、C3、C4 接続端子群

Claims (5)

  1. 複数の画素電極と、前記複数の画素電極のそれぞれに接続された電圧を印加するための配線とを有する液晶光学素子であって、
    前記複数の画素電極は、第1の画素電極と、前記第1の画素電極を囲んで配置される複数の第2の画素電極と、を有し、
    前記第1の画素電極に接続された前記配線は、複数の分割配線であり、
    前記複数の分割配線のそれぞれは、互いに異なる前記第2の画素電極間に配置されている
    ことを特徴とする液晶光学素子。
  2. 前記複数の分割配線の並列抵抗値は、他の前記配線の抵抗値と略同一である
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶光学素子。
  3. 前記複数の分割配線は、互いに異なる前記第2の画素電極間において配線幅が略同一である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶光学素子。
  4. それぞれの前記第2の画素電極の面積は、略同一である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶光学素子。
  5. 前記複数の分割配線は、互いに最も離れた前記第2の画素電極間に配置される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の液晶光学素子。
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