JP2017083331A - 静電容量検出装置、及びセンサシステム - Google Patents

静電容量検出装置、及びセンサシステム Download PDF

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昌弥 米澤
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Abstract

【課題】 センサ出力に含まれるノイズを低減することができる静電容量検出装置を提供する。
【解決手段】 静電容量検出装置3は、伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサであるセンサシート2のセンサ出力を電圧信号として検出する。静電容量検出装置3は、センサシート2に入力電圧を印加する正弦波発振回路5と、入力電圧の印加に応じてセンサシート2から出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部20とを備えている。正弦波発振回路5による入力電圧は、中心電位が振幅の1/2の電圧とされた正弦波形の電圧である。
【選択図】図4

Description

本発明は、静電容量検出装置、及びセンサシステムに関する。
従来から、静電容量型のセンサ装置には、外部入力に応じて静電容量が変化する容量素子によって構成される静電容量型センサと、この静電容量型センサの静電容量を検出し出力する静電容量検出装置とを備えているものがある。
例えば、特許文献1に記載の静電容量検出装置は、所定周期の矩形波を静電容量型センサの一端側の電極に印加するための電圧印加素子と、一端側の電極に印加したときに前記センサの他端側の電極から出力されるセンサ出力を整流する整流器と、整流器によって整流されたセンサ出力を平滑化する平滑コンデンサと、平滑コンデンサの後段に設けられたシャント抵抗とを備えている。この静電容量検出装置は、前記矩形波を前記センサの一端側の電極に印加したときに前記センサの他端側の電極から電流信号として出力されるセンサ出力を検出し、このセンサ出力を電圧信号に変換するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5326042号公報
上記従来の静電容量型センサでは、当該センサに対して矩形波の電圧を印加するように構成されているが、一般的に矩形波は、高値及び低値の内の一方の値が接地電位(0V)とされて生成される。
このため、当該センサ周囲の電気製品等に起因して発生するノイズが接地電位に侵入した場合、前記矩形波はノイズの影響を受ける可能性があり、このため、前記センサ出力にもノイズの影響が及ぶおそれがある。センサ出力にノイズの影響が及ぶと、センサ精度を低下させる要因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、センサ出力に含まれるノイズを低減することができる技術を提供することを目的とする。
(1)本発明は、伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサのセンサ出力を電圧信号として検出する静電容量検出装置であって、前記静電容量型センサに電圧を印加する電圧供給部と、前記電圧の印加に応じて前記静電容量型センサから出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部と、を備え、前記電圧供給部による印加電圧は、中心電位が振幅電圧以上とされた正弦波形の電圧である。
上記のように構成された静電容量検出装置によれば、電圧供給部による印加電圧は、中心電位が振幅電圧以上とされた正弦波形の電圧であるので、少なくとも、接地電位にノイズが侵入したとしてもそのノイズが印加電圧に重畳されるのを抑制することができる。この結果、印加電圧を通じてセンサ出力にノイズが与えられるのを抑制することができ、センサ出力に含まれるノイズを低減することができる。
(2)上記静電容量検出装置において、前記変換部は、半波倍電圧整流回路により構成されていることが好ましく、この場合、簡易な構成で変換部を構成することができる。
上記従来の静電容量型センサでは、前記平滑コンデンサによってセンサ出力に含まれる印加電圧の周波数成分を除去する。さらに、印加電圧の周波数成分に起因するリップルノイズがセンサ出力に顕著に表れる場合には、例えば、前記平滑コンデンサ及び前記シャント抵抗の時定数をより大きく設定することで、リップルノイズを低減することができる。しかし、このように印加電圧の周波数成分を除去するために前記時定数をより大きく設定すれば、変換部がセンサ出力を電圧信号に変換する際の応答性を低下させてしまう場合がある。
(3)このため、上記静電容量検出装置は、前記変換部の後段に設けられ、前記センサ出力に含まれる、前記印加電圧の周波数成分を除去する第1ローパスフィルタ部をさらに備えていることが好ましい。
この場合、変換部の後段に第1ローパスフィルタ部を設けたので、変換部において印加電圧の周波数成分を十分に除去できなかったとしても、第1ローパスフィルタ部によってリップルノイズを効果的に低減することができる。
よって、平滑コンデンサ及びシャント抵抗の時定数に相当する値を、第1ローパスフィルタ部を設けず平滑コンデンサによってリップルノイズを低減する場合よりも小さい値に設定することができる。これにより、変換部におけるセンサ出力を電圧信号に変換する際の応答性を低下させるのを抑制しつつ、印加電圧の周波数成分を除去し、リップルノイズを低減することができる。
この結果、センサ出力に含まれるノイズをより低減することができる。
(4)また、上記静電容量検出装置は、前記第1ローパスフィルタ部の後段に設けられ、前記第1ローパスフィルタ部を通過した前記センサ出力を増幅する増幅部をさらに備えていてもよい。
(5)さらに、前記増幅部は、前記センサ出力を増幅するオペアンプと、前記オペアンプの入力端と出力端との間に接続された容量素子と、を備えていてもよい。
この場合、増幅された後のセンサ出力に残存するノイズをさらに低減することができる。
(6)また、本発明に係るセンサシステムは、伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサと、前記静電容量型センサのセンサ出力を電圧信号として検出する静電容量検出装置と、を備えたセンサシステムであって、前記静電容量検出装置は、前記静電容量型センサに電圧を印加する電圧供給部と、前記電圧の印加に応じて前記静電容量型センサから出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部と、を備え、前記電圧供給部による印加電圧は、中心電位が振幅電圧以上とされた正弦波形の電圧である。
上記構成のセンサシステムによれば、入力電圧を通じてセンサ出力にノイズが与えられるのを抑制することができ、センサ出力に含まれるノイズを低減することができる。
本発明によれば、センサ出力に含まれるノイズを低減することができる。
一実施形態に係るセンサシステムの全体構成を示す図である。 (a)は、センサシートの一例を示す斜視図であり、(b)は、図2(a)のA−A線断面図である。 静電容量検出装置の構成の一例を示す回路図である。 正弦波発振回路が生成する入力電圧の波形を示す図である。 正弦波発振回路が生成する入力電圧の波形の他の例を示す図である。 比較例に係る静電容量検出装置の構成を示す回路図である。 (a)は、疑似ノイズを加える前の実施例品に係る正弦波発振回路が生成する入力電圧を示すグラフ、(b)は、疑似ノイズを加える前の比較例品に係る矩形波発振回路が生成する入力電圧を示すグラフである。 (a)は、疑似ノイズを加えたときの正弦波発振回路が生成する入力電圧を示すグラフ、(b)は、疑似ノイズを加えたときの矩形波発振回路が生成する入力電圧を示すグラフである。 実施例品に係る静電容量検出装置、及び比較例品に係る静電容量検出装置のセンサ出力に表れるリップルノイズを示すグラフである。 (a)は、実施例品に係る静電容量検出装置によるセンサ出力の変化を示すグラフ、(b)は、比較例品に係る静電容量検出装置によるセンサ出力の変化を示すグラフである。 (a)は、実施例品1によるセンサ出力の変化を示すグラフ、(b)は、実施例品2によるセンサ出力の変化を示すグラフである。
以下、好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。
〔システムの全体構成について〕
図1は、一実施形態に係るセンサシステムの全体構成を示す図である。図中、センサシステム1は、複数(図例では4つ)のセンサシート2と、静電容量検出装置3と、情報処理装置4とを備えている。
センサシート2は、面状に形成されたエラストマー製の誘電層と、誘電層を挟むように当該誘電層の表裏面に形成されている一対の電極層と備えており、面状に形成された容量素子を構成している。
このセンサシート2は、当該センサシート2の表裏面に平行な方向(面方向)に沿って変形(伸縮)可能に形成されている。センサシート2は、面方向に変形する際、誘電層の面方向の変形に追従して電極層の面積に変化が生じる。このため、センサシート2の静電容量は、当該センサシート2の変形に応じて変化する。
センサシート2は、その静電容量が当該センサシート2の変形に応じて変化するという特性を利用して、例えば、人体の関節部分等、測定対象物の可動部分に取り付けられて、その可動部分の可動状態を把握するために用いられる。
センサシート2は、測定対象物の可動部分に、当該可動部分の可動に応じて変形するように取り付けられる。センサシート2は、可動部分が可動すると、それに応じて自身も変形し、その変形に応じて静電容量が変化する。
よって、センサシート2が取り付けられた状態で可動部分を可動させ、可動部分の可動状態と、センサシート2の静電容量との相関関係を予め把握しておけば、センサシート2の静電容量に基づいて測定対象物の可動状態を把握することができる。
このように、センサシート2は、当該測定対象物の可動部分の可動状態を示す情報を静電容量として出力するように構成されている。つまり、このセンサシート2は、外部からの入力に応じて伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサを構成している。
静電容量検出装置3は、各センサシート2に電圧を印加し、各センサシート2の静電容量を検出する機能を有している。
静電容量検出装置3は、各センサシート2の一方側の電極層に所定周期の入力電圧を印加する正弦波発振回路5と、この入力電圧に応じてセンサシート2の他方側の電極層から出力されるセンサ出力が与えられる複数の検出部6とを備えている。
正弦波発振回路5は、正弦波形の入力電圧を生成し、各センサシート2に印加する機能を有している。
検出部6は、各センサシート2に対応して複数(図例では4つ)設けられている。検出部6は、与えられるセンサシート2のセンサ出力に対して、各種信号処理を施すことによって、センサシート2の静電容量の変化を表す検出信号を出力する。
静電容量検出装置3は、上記検出信号を当該静電容量検出装置3に接続された情報処理装置4に与える。
情報処理装置4は、静電容量検出装置3から与えられた検出結果信号に基づいて、測定対象物の可動部分の可動状態を示す情報を生成し、当該情報処理装置4の操作者に向けて出力する。
〔センサシートの構成について〕
図2(a)は、センサシート2の一例を示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A線断面図である。
図2(a)及び(b)に示すように、センサシート2は、シート状の誘電層11と、誘電層11の表面(おもて面:図2中、上側)に形成された表側電極層12Aと、誘電層11の裏面(図2中、下側)に形成された裏側電極層12Bと、一端が表側電極層12Aに連結された表側配線13Aと、一端が裏側電極層12Bに連結された裏側配線13Bと、表側配線13Aの他端に取り付けられた表側接続端子14Aと、裏側配線13Bの他端に取り付けられた裏側接続端子14Bと、誘電層11の表側及び裏側のそれぞれに積層された表側保護層15A及び裏側保護層15Bと、裏側保護層15Bに積層された粘着層18とを備える。
誘電層11は、エラストマー製のシート状物であり、その厚みは、例えば、10〜1000μmに設定されている。誘電層11は、表側電極層12Aと裏側電極層12Bとの間に介在しており、容量素子における誘電体としての機能を有している。
誘電層11は、エラストマーと他の任意成分とを含むエラストマー組成物を用いて形成されており、その表裏面の面積が変化するように可逆的に変形することができる。
上記エラストマーとしては、天然ゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、水素添加ニトリルゴム、ウレタンゴム等が用いられ、これらのなかではウレタンゴムやシリコーンゴムが好ましく、ウレタンゴムがより好ましい。
両電極層12A、12Bは、導電材料を含有する導電組成物からなる。両電極層12A、12Bは、互いに同一組成の導電性組成物から構成されていてもよいし、互いに異なる組成の導電性組成物から構成されていてもよい。
表側電極層12Aと裏側電極層12Bとは、同一の平面視形状を有しており、誘電層11を挟んで表側電極層12Aと裏側電極層12Bとは全体が対向している。センサシート2は、表側電極層12Aと裏側電極層12Bとの対向した部分が容量素子として機能する。
なお、表側電極層12Aと裏側電極層12Bとは、必ずしも誘電層を挟んでその全体が対向している必要はなく、少なくともその一部が対向していればよい。
上記導電材料としては、例えば、カーボンナノチューブ、グラフェン、カーボンナノホーン、カーボンファイバー、導電性カーボンブラック、グラファイト、金属ナノワイヤー、金属ナノ粒子、導電性高分子等を単独で用いても良いし、2種以上併用してもよい。上記導電材料としては、カーボンナノチューブが好ましい。導電性及び伸縮性に優れた電極層を形成するのに適しているからである。
上記導電性組成物は、カーボンナノチューブ等の導電材料以外に、例えば、バインダー成分を含有していてもよい。
上記バインダー成分はつなぎ材料として機能し、上記バインダー成分を含有させることにより、誘電層との密着性、及び、電極層自体の強度を向上させることができる。
なお、両電極層12A、12Bと、両接続端子14A、14Bとを接続している両配線13A、13Bも、両電極層12A、12Bと同様の導電性組成物から構成されている。
表側配線13Aを介して表側電極層12Aに接続されている表側接続端子14Aは、例えば、銅板等を用いて形成された板状の部材であり、外部に露出して設けられ、静電容量検出装置3から延びる接続線が接続される。
また、裏側配線13Bを介して裏側電極層12Bに接続されている裏側接続端子14Bも、銅板等を用いて形成された板状の部材であり、外部に露出して設けられ、静電容量検出装置3から延びる接続線が接続される。
センサシート2は、表側接続端子14Aによって静電容量検出装置3から与えられるキャリア電圧を受け付け、裏側接続端子14Bからキャリア電圧に応じたセンサ出力信号を出力する。
両保護層15A、15Bは、電極層12A、12B等を電気的に絶縁し外部環境から保護するために設けられている。また、両保護層15A、15Bは、センサシート2全体としての強度や耐久性を高める補強部材としての機能も有している。
この保護層15A、15Bの材質は特に限定されず、その要求特性に応じて適宜選択することができる。保護層15A、15Bの材質の具体例としては、例えば、誘電層11の材質と同様のエラストマー組成物等が挙げられる。
粘着層18は、センサシート2を測定対象物に貼り付けるために設けられた層であり、測定対象物の可動部分表面に貼り付けられたときに、可動部分の動作に応じて変形可能な程度に貼り付くことができる程度の粘着力を有している。
センサシート2は、誘電層11がエラストマー製のため、上述のように、面方向に変形(伸縮)可能である。誘電層11が面方向に変形した際には、その変形に追従して表側電極層12A及び裏側電極層12B、並びに、表側保護層15A及び裏側保護層15Bが変形する。
そして、センサシート2の変形に伴い、上記検出部の静電容量が誘電層11の変形量と相関をもって変化する。よって、静電容量の変化を検出することで、センサシート2の変形状態を把握することができる。
〔静電容量検出装置の構成について〕
図3は、静電容量検出装置3の構成の一例を示す回路図である。なお、図3では、一のセンサシート2、及び検出部6に着目して表している。
上述したように、静電容量検出装置3は、正弦波発振回路5と、検出部6とを備えている。
正弦波発振回路5は、正弦波形の入力電圧を生成し、センサシート2に入力電圧を印加する。
図4は、正弦波発振回路5が生成する入力電圧の波形を示す図である。
図4に示すように、例えば、静電容量検出装置3の電源電圧をVとしたとき、正弦波発振回路5が生成する入力電圧の波形は、振幅電圧がV/2とされ、中心電位がV/2とされた正弦波形とされている。
つまり、正弦波発振回路5には、正弦波に対するバイアス電圧として、V/2が与えられている。
なお、本実施形態では、入力電圧の周波数は5kHzに設定されている。
また、静電容量検出装置3の検出対象の信号成分であって、センサシート2が出力するセンサ出力に含まれる信号成分は、人体の関節部分等の動きに起因する静電容量の変化であり、入力電圧の周波数と比較して十分に低い周波数、例えば、数10Hz以下の信号成分である。
入力電圧の周波数は、静電容量検出装置3が信号を検出する際の分解能に影響を与える。よって、入力電圧の周波数は、検出対象となる信号の周波数よりも十分に大きくなるように設定される。本実施形態では、入力電圧の周波数は、検出対象の信号成分に対して数100倍の周波数となるように設定される。
正弦波発振回路5は、センサシート2の表側接続端子14Aに接続されており、表側接続端子14Aを介してセンサシート2に入力電圧を印加する。
図3に戻って、センサシート2の裏側接続端子14Bには、検出部6が接続されている。
センサシート2は、正弦波発振回路5からの入力電圧の印加に応じて出力するセンサ出力を検出部6に与える。
センサシート2は、センサ出力を電流信号として検出部6に与える。
この電流信号は、入力電圧の変化に応じてセンサシート2が出力する電流値を示しており、この電流値の最大値を取得することで、そのときのセンサシート2の静電容量を求めることができる。
センサシート2が出力する電流信号としてのセンサ出力は、そのときの静電容量に応じた電流値が最大振幅となるように、入力電圧の昇降に応じて電流値0を中心に正負に振幅する波形として表れる。
図3に示すように、検出部6は、変換部20と、第1ローパスフィルタ部21と、増幅部22とを備えている。
変換部20は、入力電圧の印加に応じてセンサシート2から出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する機能を有している。
変換部20は、整流部20aと、平滑コンデンサ20bと、シャント抵抗20cとを備えている。
整流部20aは、センサシート2に対して並列に接続されている第1ダイオード20a1と、センサシート2に対して直列に接続されている第2ダイオード20a2とを備えており、半波倍電圧整流回路を構成している。これにより、簡易な構成で変換部20を構成することができる。整流部20aは、センサシート2から与えられるセンサ出力を整流する。
平滑コンデンサ20bは、整流部20aの出力端に対して並列に接続されており、整流部20aにより整流されたセンサ出力を平滑化する。つまり、平滑コンデンサ20bは、整流されたセンサ出力に含まれる比較的高い周波数である入力電圧の周波数成分を除去する。
センサ出力の最大振幅は、センサシート2の静電容量に応じた電流値を示している。よって、変換部20は、整流されたセンサ出力を平滑コンデンサ20bによって平滑化することで、センサシート2の静電容量に応じた電流値を示す値を時間軸方向に沿って取得することができる。
シャント抵抗20cは、平滑コンデンサ20bの両端に接続されている。よって、シャント抵抗20cの両端電圧を測定すれば、平滑化されたセンサ出力が示す電流値を求めることができる。
つまり、変換部20は、センサシート2が出力した電流信号であるセンサ出力を、センサシート2の静電容量に応じた電流値を表す電圧信号に変換することができる。
変換部20は、電圧信号に変換したセンサ出力を、後段の第1ローパスフィルタ部21に与える。
第1ローパスフィルタ部21は、第1抵抗21aと、第1容量素子21bと、第2抵抗21cと、第2容量素子21dと、第1オペアンプ21eとを備えており、これらによって正帰還型ローパスフィルタを構成している。
第1ローパスフィルタ部21は、変換部20から与えられるセンサ出力に含まれる入力電圧の周波数成分を除去するように設定されており、センサ出力に表れるリップルノイズを低減する。
リップルノイズは、入力電圧の周波数成分に起因している。ここで、平滑コンデンサ20bも、変換部20から与えられるセンサ出力に含まれる入力電圧の周波数成分を除去する機能を有しており、平滑コンデンサ20bによってもリップルノイズを低減することができる。
例えば、平滑コンデンサ20bによって、入力電圧の周波数成分を除去しリップルノイズを低減しようとすると、平滑コンデンサ20bとシャント抵抗20cの時定数をより大きく設定する必要がある。
しかし、平滑コンデンサ20bとシャント抵抗20cの時定数を大きく設定すれば、変換部20におけるセンサシート2の静電容量の変化に対する応答性を低下させてしまう場合がある。
この点、本実施形態では、平滑コンデンサ20bの後段にさらに入力電圧の周波数成分を除去するための第1ローパスフィルタ部21を設けたので、平滑コンデンサ20bによって入力電圧の周波数成分を十分に除去できなかったとしても、第1ローパスフィルタ部21によってリップルノイズを効果的に低減することができる。
このため、平滑コンデンサ20bとシャント抵抗20cの時定数を、第1ローパスフィルタ部21を設けず平滑コンデンサ20bによってリップルノイズを低減する場合よりも小さい値に設定することができる。この結果、変換部20におけるセンサシート2の静電容量の変化に対する応答性(センサ出力を電流信号から電圧信号に変換する際の応答性)を低下させるのを抑制しつつ、入力電圧の周波数成分を除去し、リップルノイズを低減することができる。
第1ローパスフィルタ部21は、入力電圧の周波数成分を除去した後のセンサ出力を、後段の増幅部22に与える。
増幅部22は、第2オペアンプ22aと、第3抵抗素子22bと、第4抵抗素子22cとを備えている。増幅部22は、与えられたセンサ出力を増幅し、電圧信号であるセンサ出力Vを後段の情報処理装置4に与える。
また、増幅部22の後段には、容量素子23が接続されている、この容量素子23の一端は、第2オペアンプ22aの出力端に接続されている。容量素子23の他端は、第3抵抗素子22bと、第4抵抗素子22cとの間、すなわち第2オペアンプ22aの反転入力端に接続されている。
容量素子23は、増幅部22と組み合わされることでローパスフィルタとして機能し、増幅されたセンサ出力Vからさらに入力電圧の周波数成分を除去することができる。
情報処理装置4は、例えば、コンピュータ等によって構成されており、与えられたセンサ出力Vに対してデータ処理を行う。
情報処理装置4は、与えられるセンサ出力Vに基づいてセンサシート2の静電容量の値を求める。このとき、情報処理装置4は、センサ出力Vからセンサシート2の静電容量を求める際に誤差を抑圧するための補正を行うこともできる。
また、情報処理装置4は、求めた静電容量に基づいて、測定対象物の可動部分の可動状態を示す情報を生成し、検出結果に関する結果情報を生成する。
情報処理装置4は、生成した結果情報を当該情報処理装置4の操作者に向けて出力する。
本実施形態の静電容量検出装置3は、伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサであるセンサシート2のセンサ出力を電圧信号として検出するものであり、センサシート2に入力電圧(印加電圧)を印加する正弦波発振回路5(電圧供給部)と、入力電圧の印加に応じてセンサシート2から出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部20とを備えている。正弦波発振回路5による入力電圧は、中心電位が振幅電圧と同じV/2とされた正弦波形の電圧である。
上記のように構成された静電容量検出装置3によれば、正弦波発振回路5による印加電圧は、中心電位が振幅電圧とされた正弦波形の電圧であるので、少なくとも、接地電位にノイズが侵入したとしてもそのノイズが入力電圧に重畳されるのを抑制することができる。この結果、入力電圧を通じてセンサ出力にノイズが与えられるのを抑制することができ、センサ出力に含まれるノイズを低減することができる。
〔その他〕
本発明は、上記実施形態に限定されない。
上記実施形態では、変換部20の後段に第1ローパスフィルタ部21及び増幅部22を設けた場合を例示したが、第1ローパスフィルタ部21や増幅部22を除いた構成としてもよいし、第1ローパスフィルタ部21や増幅部22に相当するデバイスに置き換えて構成してもよい。また、増幅部22として、図3に示すように負帰還の非反転増幅器を用いたが、反転増幅器を用いてもよい。
また、上記実施形態では、正弦波発振回路5による入力電圧を、中心電位が振幅電圧とされた正弦波形の電圧とした場合を例示したが、例えば、図5に示すように、中心電位が振幅電圧よりも大きい値とされた正弦波形の電圧としてもよい。
図5では、正弦波発振回路5が生成する入力電圧の波形は、電位Vと0の間の値である電位Vから、電位Vの範囲で振幅し、中心電位が振幅電圧である(V−V)/2よりもVだけ大きい電位とされた正弦波形とされている。
つまり、正弦波発振回路5には、正弦波に対するバイアス電圧として、V+(V−V)/2が与えられている。
この場合においても、接地電位にノイズが侵入したとしてもそのノイズが入力電圧に重畳されるのを抑制することができ、入力電圧を通じてセンサ出力にノイズが与えられるのを抑制することができる。
〔検証試験について〕
次に、静電容量検出装置3におけるノイズに対する影響、及びセンサシート2の静電容量の変化に対する応答性について検証した結果について説明する。
〔検証試験1〕
実施例品としては、上述の静電容量検出装置3を用いた。
比較例品としては、図6に示す静電容量検出装置50を用いた。この静電容量検出装置50は、入力電圧として矩形波を発生する矩形波発振回路51を備えている点で実施例品である静電容量検出装置3と相違している。また、静電容量検出装置50は、静電容量検出装置3が備えていた第1ローパスフィルタ部21及び容量素子23を備えていない点で実施例品である静電容量検出装置3と相違している。
なお両静電容量検出装置3,50では、電源電圧Vを3.3V、入力電圧の周波数を5kHzに設定した。また、増幅部22、平滑コンデンサ20b及びシャント抵抗20cは、両静電容量検出装置3,50それぞれにおいて、センサ出力Vがほぼ同じレベルとなるようにかつ適切な状態で出力されるように設定した。
なお、実施例品である静電容量検出装置3及び比較例品である静電容量検出装置50の具体的構成は下記の通りである。下記各素子の仕様(抵抗値、容量値等)は、所望の回路特性を満たすように、適宜調整することができる。
静電容量検出装置3
整流部20a: Diоdes Incоrpоrated社製 BAT54S−7−F
平滑コンデンサ20b :0.1μF
シャント抵抗20cの抵抗値 :33kΩ
第1抵抗21aの抵抗値 :15kΩ
第1容量素子21bの容量値 :0.01μF
第2抵抗21cの抵抗値 :15kΩ
第2容量素子21dの容量値 :0.01μF
第1オペアンプ21e:Texas Instruments社製 LMV324QPWG4
第2オペアンプ22a:Texas Instruments社製 LMV324QPWG4
第3抵抗素子22b :56.2kΩ
第4抵抗素子22c :10kΩ
容量素子23 :0.01μF
静電容量検出装置50
整流部20a: Diоdes Incоrpоrated社製 BAT54S−7−F
平滑コンデンサ20b :1μF
シャント抵抗20cの抵抗値 :33kΩ
第2オペアンプ22a:Texas Instruments社製 LMV324QPWG4
第3抵抗素子22b :33kΩ
第4抵抗素子22c :10kΩ
まず、上記実施例品に係る正弦波発振回路5、及び比較例品に係る矩形波発振回路51について、擬似的にノイズを加えた際の入力電圧の変化について検証した。
検証方法としては、両発振回路5,51に対して接地側から擬似ノイズとして交流(60Hz、電位差6V)を加え、このときに両発振回路5,51が生成する入力電圧を測定し、その変化を確認した。
図7(a)は、疑似ノイズを加える前の実施例品に係る正弦波発振回路5が生成する入力電圧を示すグラフ、図7(b)は、疑似ノイズを加える前の比較例品に係る矩形波発振回路51が生成する入力電圧を示すグラフである。図7(a)、(b)において、縦軸は電圧、横軸は時間を示している。また、図7(a)、(b)において、縦軸及び横軸のスケールは互いに同一である。
正弦波発振回路5が生成する入力電圧、及び矩形波発振回路51が生成する入力電圧ともに下限値がほぼ0ボルトとなっている。
図7(a)では、正弦波形の電圧、図7(b)では、矩形波の電圧となっている。
図8(a)は、疑似ノイズを加えたときの正弦波発振回路5が生成する入力電圧を示すグラフ、図8(b)は、疑似ノイズを加えたときの矩形波発振回路51が生成する入力電圧を示すグラフである。図8(a)、(b)において、縦軸は電圧、横軸は時間を示している。また、図8(a)、(b)において、縦軸及び横軸のスケールは互いに同一である。
図8(a)と、図7(a)とを比較すると、実施例品である正弦波発振回路5では、疑似ノイズを加えたとしても、その波形に影響がほとんど現れない。
一方、図8(b)と、図7(b)とを比較すると、比較例品である矩形波発振回路51では、疑似ノイズを加えると、その波形が疑似ノイズを加える前と比較して大きく乱れていることが判る。
このことより、比較例品に係る矩形波発振回路51では、接地側からノイズが侵入すると、そのノイズが入力電圧に重畳される。その一方、実施例品に係る正弦波発振回路5では、接地側からノイズが侵入したとしても、そのノイズが入力電圧に重畳されるのを抑制されることが確認できる。
以上より、実施例品に係る静電容量検出装置3によれば、接地電位にノイズが侵入したとしてもそのノイズが入力電圧に重畳されるのが抑制されるので、入力電圧を通じてセンサ出力にノイズが与えられるのを抑制することができ、センサ出力に含まれるノイズを低減することができることを確認することができた。
次に、上記実施例品の静電容量検出装置3、及び比較例品の静電容量検出装置50が出力するセンサ出力Vに表れるリップルノイズを比較検証した。
検証方法としては、両静電容量検出装置3,50にセンサシート2の容量を検出させ、このときにセンサ出力Vに表れるリップルノイズを抽出し、比較した。
図9は、両静電容量検出装置3,50のセンサ出力Vに表れるリップルノイズを示すグラフである。図9において、縦軸は電圧、横軸は時間を示している。また、図9中、上段が実施例品、下段が比較例品を示している。
図9中、実施例品のリップルノイズの電位差N1が149mVであり、比較例品のリップルノイズの電位差N2が245mVであった。
この結果から、実施例品に係る静電容量検出装置3は、比較例品に係る静電容量検出装置50よりもリップルノイズが低減されていることが判る。
さらに、上記実施例品の静電容量検出装置3、及び比較例品の静電容量検出装置50によるセンサシート2の静電容量の変化に対する応答性を比較検証した。
検証方法としては、実施例品、及び比較例品それぞれについて、センサシート2の容量を予め定めた初期値から同じ増分値だけ増加させた目標値に変化させたときのセンサ出力Vを測定し、その変化を確認した。
図10(a)は、実施例品に係る静電容量検出装置3によるセンサ出力Vの変化を示すグラフ、図10(b)は、比較例品に係る静電容量検出装置50によるセンサ出力Vの変化を示すグラフである。図10(a)(b)において、縦軸は電圧、横軸は時間を示している。
図10(a)において、センサ出力Vの値が初期値から立ち上がりを開始した地点X1から、目標値に到達した地点X2までの期間W1は、10msであった。
一方、図10(b)において、センサ出力Vの値が初期値から立ち上がりを開始した地点X1から、目標値に到達した地点X2までの期間W2は、100msであった。
なお、図10(a)と、図10(b)とは、時間を示す横軸のスケールが異なっている。また、図10(a)、(b)において、縦軸のスケールは互いに同一である
この結果から、実施例品に係る静電容量検出装置3は、比較例品に係る静電容量検出装置50よりも応答性が高いことが判る。
以上のように、実施例品による静電容量検出装置3によれば、比較例品による静電容量検出装置50と比較して、リップルノイズが低減されているにも関わらず、センサシート2の静電容量の変化に対する応答性が高くなっている。
このように、上記検証試験の結果、実施例品による静電容量検出装置3によれば、センサシート2の静電容量の変化に対する応答性を低下させるのを抑制しつつ、入力電圧の周波数成分を除去し、リップルノイズを低減できることを確認することができた。
〔検証試験2〕
実施例品1として、上述の静電容量検出装置3を用い、実施例品2として、実施例品による静電容量検出装置3において容量素子23(0.01μF)が設けられていないものを用いた。これによって、容量素子23を設けたことによる効果について検証した。
なお、実施例品1及び実施例品2における設定値等は、上記検証試験1と同様に設定した。
図11(a)は、実施例品1によるセンサ出力Vの変化を示すグラフ、図11(b)は、実施例品2によるセンサ出力Vの変化を示すグラフである。図11(a)(b)において、縦軸は電圧、横軸は時間を示している。また、図11(a)、(b)において、縦軸及び横軸のスケールは互いに同一である。
両者を比較すると、実施例品1の方が、実施例品2よりも、リップルノイズを表している波形が滑らかとなっており、その電位差も小さくなっている。
この結果より、容量素子23を設けることで、この容量素子23と増幅部22とで実現されるローパスフィルタの機能により、増幅された後のセンサ出力に残存するリップルノイズをさらに低減できることが明らかとなった。
1 センサシステム 2 センサシート 3 静電容量検出装置
4 情報処理装置 5 正弦波発振回路 6 検出部
11 誘電層 12A 表側電極層 12B 裏側電極層
13A 表側配線 13B 裏側配線 14A 表側接続端子
14B 裏側接続端子 15A 表側保護層 15B 裏側保護層
18 粘着層 20 変換部 20a 整流部
20a1 第1ダイオード 20a2 第2ダイオード 20b 平滑コンデンサ
20c シャント抵抗 21 第1ローパスフィルタ部 21a 第1抵抗
21b 第1容量素子 21c 第2抵抗 21d 第2容量素子
21e 第1オペアンプ 22 増幅部 22a 第2オペアンプ
22b 第3抵抗素子 22c 第4抵抗素子 23 容量素子
50 静電容量検出装置 51 矩形波発振回路

Claims (6)

  1. 伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサのセンサ出力を電圧信号として検出する静電容量検出装置であって、
    前記静電容量型センサに電圧を印加する電圧供給部と、
    前記電圧の印加に応じて前記静電容量型センサから出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部と、を備え、
    前記電圧供給部による印加電圧は、中心電位が振幅電圧以上とされた正弦波形の電圧である静電容量検出装置。
  2. 前記変換部は、半波倍電圧整流回路により構成されている請求項1に記載の静電容量検出装置。
  3. 前記変換部の後段に設けられ、前記センサ出力に含まれる、前記印加電圧の周波数成分を除去する第1ローパスフィルタ部をさらに備えている請求項1又は請求項2に記載の静電容量検出装置。
  4. 前記第1ローパスフィルタ部の後段に設けられ、前記第1ローパスフィルタ部を通過した前記センサ出力を増幅する増幅部をさらに備えている請求項3に記載の静電容量検出装置。
  5. 前記増幅部は、前記センサ出力を増幅するオペアンプと、前記オペアンプの入力端と出力端との間に接続された容量素子と、を備えている請求項4に記載の静電容量検出装置。
  6. 伸長変形することで静電容量が変化する静電容量型センサと、前記静電容量型センサのセンサ出力を電圧信号として検出する静電容量検出装置と、を備えたセンサシステムであって、
    前記静電容量検出装置は、
    前記静電容量型センサに電圧を印加する電圧供給部と、
    前記電圧の印加に応じて前記静電容量型センサから出力される電流信号であるセンサ出力を電圧信号に変換する変換部と、を備え、
    前記電圧供給部による印加電圧は、中心電位が振幅電圧以上とされた正弦波形の電圧であるセンサシステム。

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CN113125926A (zh) * 2021-04-08 2021-07-16 中山大学 一种可调偏压的阵列精密电容的同步测量系统及方法

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