JP2017081239A - 車両前部構造 - Google Patents

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【課題】簡素な構成でオフセット衝突時に効率的な衝撃吸収が可能な車両前部構造を提供する。【解決手段】本発明にかかる車両前部構造100は、車両前部に配置され車幅方向に延びるバンパメンバ104を備える車両前部構造において、バンパメンバの両端部106、108の後側にそれぞれ配置され車両前後方向に延びる一対のエプロンサイドメンバ110、112と、バンパメンバの両端部の前側にそれぞれ配置された一対のバンパメンバアブソーバ134、136とを備え、バンパメンバアブソーバは、車両前側から見て、エプロンサイドメンバの車幅方向外側の外側面138、140を跨ぐ位置に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部に配置され車幅方向に延びるバンパメンバを備える車両前部構造に関するものである。
自動車などの車両前部構造は、例えば車両前後方向に延びる左右のサイドメンバと、フロントクロスメンバと、衝撃吸収部材であるクラッシュボックスとを備えている(例えば特許文献1)。
フロントクロスメンバは、車両前部に配置され車幅方向に延びる部材であり、左右のサイドメンバの前端を連結している。クラッシュボックスは、フロントクロスメンバの両端部の前側に配置されている。特許文献1では、車両前面からの衝撃を受けてクラッシュボックスが前方から後方に順次潰れ変形することで衝撃を吸収する、としている。
特開2009−73309号公報
しかしクラッシュボックスを用いた車体前部構造では、車両前面の左右いずれかに衝撃力が集中するオフセット衝突時において、十分な衝撃吸収性能を確保するためには、クラッシュボックスの構造が複雑化し重量や製造コストが増加するという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑み、簡素な構成でオフセット衝突時に効率的な衝撃吸収が可能な車両前部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両前部構造の代表的な構成は、車両前部に配置され車幅方向に延びるバンパメンバを備える車両前部構造において、バンパメンバの両端部の後側にそれぞれ配置され車両前後方向に延びる一対のサイドメンバと、バンパメンバの両端部の前側にそれぞれ配置された一対のアブソーバとを備え、アブソーバは、車両前側から見て、サイドメンバの車幅方向外側の外側面を跨ぐ位置に配置されていることを特徴とする。
上記構成では、車両前面の左右いずれかに衝撃力が集中するオフセット衝突時に、バンパメンバが屈曲し、一対のサイドメンバを内側に引き込むように荷重がかかる。そこで、サイドメンバの車幅方向外側の外側面を跨ぐ位置にアブソーバを配置することで、アブソーバを介してサイドメンバの外側面に荷重を伝達できる。つまり、上記構成によれば、バンパメンバの屈曲に伴いサイドメンバを内側に引き込む荷重に加え、アブソーバを介してサイドメンバを外側に曲げるように作用する荷重を伝達できる。したがって、上記構成によれば、アブソーバを所定の位置に配置するという簡素な構成で、サイドメンバがオフセット衝突時に内側または外側に曲がり難くなり、車両後側に向かって座屈し、効率的な衝撃吸収が可能となる。
上記のアブソーバの車幅方向における中央は、サイドメンバの外側面よりも車幅方向外側に位置するとよい。これにより、オフセット衝突時にアブソーバが受けた荷重は、その大部分がサイドメンバの外側面よりも車幅方向車外側から、サイドメンバの外側面に伝達される。よって、サイドメンバを外側に曲げるように作用する荷重を、サイドメンバにより確実に伝達できる。
上記のアブソーバは、車両前方に最も張り出している板状の前部と、前部の上下縁からそれぞれ車両後側に延びて前部とバンパメンバとをつなぐ板状の2つの脚部とを有し、2つの脚部の車内側の縁は、車両後側にゆくほど車内側に位置するよう傾斜しているとよい。これにより、オフセット衝突時にアブソーバの前部が荷重を受けた際、アブソーバは、2つの脚部の車内側の縁が突っ張り車内側に倒れ難くなる。このため、サイドメンバの外側面に荷重を確実に伝達できる。
上記のアブソーバの前部は、車幅方向の長さが車両上下方向の長さよりも短い縦長形状を有するとよい。ここで、アブソーバの車外側に存在する他の部材とアブソーバとの間のスペースが狭い場合を想定する。このような場合であっても、アブソーバの前部が縦長形状であれば、前部の面積を確保しつつ、車両前側から見てサイドメンバの外側面を車幅方向に跨ぐ位置にアブソーバを配置できる。また、アブソーバの前部の面積を確保できるため、衝突時に歩行者脚部に局所的な負荷がかからず、歩行者脚部保護性能を確保できる。
上記のサイドメンバの外側面は、周辺よりも剛性の低い脆弱部を有するとよい。これにより、オフセット衝突時にアブソーバを介してサイドメンバの外側面に荷重が伝達されると、サイドメンバの外側面が周辺に比べ屈曲し易くなる。よって、サイドメンバは、車両後側に向かって確実に座屈し、効率的な衝撃吸収を可能とする。
本発明によれば、簡素な構成でオフセット衝突時に効率的な衝撃吸収が可能な車両前部構造を提供することができる。
本実施形態における車両前部構造の車体骨格を示す図である。 図1の車両前部構造のA矢視図である。 図1の車両前部構造のB矢視図である。 図1の車両前部構造のC矢視図である。 図2の車両前部構造のオフセット衝突時での挙動を示す図である。 図3の車両前部構造のインパクタを衝突させた際の挙動を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態における車両前部構造の車体骨格を示す図である。以下、各図に示す矢印X、Yは車両前方、車幅方向外側をそれぞれ示している。図1に示すように、車両前部構造100の車体骨格は、複数の車体構造部材が接合されることにより形成されている。なお、以下に詳述する車両前部構造100の骨格については、理解を容易にするための例示にすぎず、これに限定するものではない。
車両前部構造100において、車幅方向の上方の骨格はフードロックメンバ102によって構成され、かかるフードロックメンバ102の下方には、車両前部に位置し車幅方向に延びるバンパメンバ104が配置されている。
バンパメンバ104の両端部106、108の後側には、車両前後方向に延びる一対のエプロンサイドメンバ110、112が配置されている。フードロックメンバ102の車幅方向の両端114、116と一対のエプロンサイドメンバ110、112とは、車両上下方向に延びる一対のランプサポートブレース118、120によって接合されている。
バンパメンバ104の下方には、車幅方向の下方の骨格として車幅方向に延びるロアクロスメンバ122が配置されている。ロアクロスメンバ122の車幅方向の両端124、126とバンパメンバ104の車幅方向の両端部106、108とは、車両上下方向に延びる一対のラジエータサポートブレース128、130によって接合されている。また、ロアクロスメンバ122の前面には、車幅方向に延びるロアアブソーバ132が配置されている。
車両前部構造100はさらに、一対のバンパメンバアブソーバ134、136を備える。一対のバンパメンバアブソーバ134、136は、バンパメンバ104の両端部106、108の前側にそれぞれ配置されている。これらの部材により、車両前部構造100の骨格が形成される。
ここで車両前部構造100では、車両前面の左右いずれかに衝撃力が集中するオフセット衝突時に、バンパメンバ104が屈曲し、一対のエプロンサイドメンバ110、112を内側に引き込むように荷重がかかる。そこで、本実施形態では、車両前側から見て、一対のエプロンサイドメンバ110、112の車幅方向外側の外側面138、140を跨ぐ位置に一対のバンパメンバアブソーバ134、136を配置する構成を採用し(図2参照)、一対のエプロンサイドメンバ110、112の外側面138、140に荷重を伝達できるようにした。
図2は、図1の車両前部構造100のA矢視図である。図3は、図1の車両前部構造100のB矢視図である。図4は、図1の車両前部構造100のC矢視図である。以下では、一対のバンパメンバアブソーバ134、136のうち、車両右側に配置されたバンパメンバアブソーバ134について説明するが、車両左側に配置されたバンパメンバアブソーバ136も同様の構成を有する。なお各図は、図1に点線で囲んだ領域Dを主に示している。ただし、図2では、ロアクロスメンバ122およびロアアブソーバ132を省略して示している。
図2に示すようにバンパメンバアブソーバ134は、エプロンサイドメンバ110の図中点線Eで示す車幅方向外側の外側面138を跨ぐ位置に配置されている。さらに、バンパメンバアブソーバ134の車幅方向における中央142は、エプロンサイドメンバ110の外側面138よりも車幅方向外側に位置している。
バンパメンバアブソーバ134は、板状部材であって、図3に示すように車両前方に最も張り出している板状の前部144と、板状の2つの脚部146、148とを有する。2つの脚部146、148は、前部144の上下縁からそれぞれ車両後側に延びて前部144とバンパメンバ104とをつないでいる。なお一例として、本実施形態のバンパメンバアブソーバ134は、板厚を1.8mm、前部144の車両上下方向の長さLaを40mm、2つの脚部146、148の車両前後方向の長さLbを36mm程度とした。
さらに図3に示すように、エプロンサイドメンバ110の外側面138は、周辺よりも剛性の低い脆弱部150を有する。脆弱部150は、複数の孔部152と、車両前方から受ける荷重の伝達方向に直交するように車両上下方向に延びる複数のビード154とを含む。
バンパメンバアブソーバ134の前部144は、図4に示すように、車幅方向の長さが車両上下方向の長さよりも短い縦長形状を有する。また2つの脚部146、148の車内側の縁156、158は、図2に示すように、車両後側にゆくほど車内側に位置するよう傾斜している。なお一例として、2つの脚部146、148の車内側の縁156、158は、車両前後方向に対して15度以上、車幅方向外側に傾斜している。
図5は、図2の車両前部構造100のオフセット衝突時での挙動を示す図である。まず、車両前部構造100において、図5(a)に示すオフセット衝突時の瞬間「0msec」(msecはミリ秒を意味する)から図5(b)に示す「10msec」経過した場合について説明する。この場合、車両前部構造100では、バンパメンバ104の屈曲に伴いエプロンサイドメンバ110を内側に引き込む荷重Fに加え、バンパメンバアブソーバ134を介してエプロンサイドメンバ110の外側にも荷重Gが伝達される。
その結果、図5(b)に示すようにエプロンサイドメンバ110は、その外側面138が領域Hのように変形する。さらにオフセット衝突時から「20msec」経過すると、エプロンサイドメンバ110は、図5(c)の領域Iに示すように車両後側に向かって座屈する。
したがって車両前部構造100によれば、バンパメンバアブソーバ134をエプロンサイドメンバ110の外側面138を跨ぐ位置に配置するという簡素な構成で、エプロンサイドメンバ110がオフセット衝突時に内側または外側に曲がり難くなり、車両後側に向かって座屈し、効率的な衝撃吸収が可能となる。
また、バンパメンバアブソーバ134の車幅方向における中央142は、エプロンサイドメンバ110の外側面138よりも車幅方向外側に位置している。このため、オフセット衝突時にバンパメンバアブソーバ134が受けた荷重は、その大部分がエプロンサイドメンバ110の外側面138よりも車幅方向車外側から、エプロンサイドメンバ110の外側面138に伝達される。よって、車両前部構造100によれば、エプロンサイドメンバ110を外側に曲げるように作用する荷重を、エプロンサイドメンバ110により確実に伝達できる。
また、バンパメンバアブソーバ134の2つの脚部146、148の車内側の縁156、158は、車両後側にゆくほど車内側に位置するよう傾斜している。このため、オフセット衝突時にバンパメンバアブソーバ134の前部144が荷重を受けた際、バンパメンバアブソーバ134は、2つの脚部146、148の車内側の縁156、158が突っ張り車内側に倒れ難くなり、エプロンサイドメンバ110の外側面138に荷重を確実に伝達できる。
また、サイドメンバの外側面138は脆弱部150を有する。このため、オフセット衝突時にバンパメンバアブソーバ134を介してエプロンサイドメンバ110の外側面138に荷重が伝達されると、エプロンサイドメンバ110の外側面138は、その周辺に比べ屈曲し易くなる。よって、エプロンサイドメンバ110は、車両後側に向かって確実に座屈し、効率的な衝撃吸収を可能とする。
さらにバンパメンバアブソーバ134の前部144は、車幅方向の長さが車両上下方向の長さよりも短い縦長形状を有している。ここで、車両前部構造100において、バンパメンバアブソーバ134の車外側に存在するフェンダーパネル(不図示)などの他の部材とバンパメンバアブソーバ134との間のスペースが狭い場合を想定する。このような場合であっても、バンパメンバアブソーバ134の前部144が縦長形状であれば、前部144の面積を確保しつつ、車両前側から見てエプロンサイドメンバ110の外側面138を車幅方向に跨ぐ位置にバンパメンバアブソーバ134を配置できる。
そしてバンパメンバアブソーバ134の前部144の面積を確保できるため、オフセット衝突時に歩行者脚部に局所的な負荷がかからず、歩行者脚部保護性能を確保できる。以下、車両前部構造100に対する歩行者脚部保護性能試験について説明する。
図6は、図3の車両前部構造100のインパクタ160を衝突させた際の挙動を示す図である。ここでインパクタ160は、歩行者脚部を模したものであり、上肢部162、膝部164および下肢部166を含んで構成されていて、各部にセンサー(不図示)が取付けられている。
歩行者脚部保護性能試験では、インパクタ160を車両前方から車両前部構造100に衝突させ、インパクタ160のセンサーの計測値に基づき、脛骨(Tibia)曲げモーメントによる脛骨の傷害値、膝部の後十字靱帯(PCL)および前十字靱帯(ACL)の伸び量による膝部のせん断の傷害値を検証する。なお本実施形態では、車両前部構造100のバンパメンバアブソーバ134の前部144とロアアブソーバ132の前端168との車両前後方向の寸法差Lcを40mm以下としている。
まず、車両前部構造100において、図6(a)に示す歩行者脚部保護性能試験の開始の瞬間「0msec」から図6(b)に示す「20msec」経過した場合について説明する。この場合、図6(a)の矢印Jに示すように、インパクタ160の下肢部166がロアアブソーバ132の前端168に向かって移動し、ロアアブソーバ132の前端168に衝突する。しかし上記の寸法差Lcが40mm以下であるため、ロアアブソーバ132が下肢部166を跳ね上げる反発力は小さい(図6(b)の矢印K参照)。
一方、インパクタ160の上肢部162は、下肢部166がロアアブソーバ132の前端168に衝突しても反発力が小さいため、図6(b)の矢印Lに示すように車両後方かつ車両下方に向かって迅速に移動する。仮に、ロアアブソーバ132が下肢部166を跳ね上げる前に、上肢部162が矢印Lに沿って迅速に移動してしまうと、膝部の後十字靱帯(PCL)および前十字靱帯(ACL)が伸びて、膝部のせん断の傷害値が悪化してしまう。
そこで本実施形態では、上記したようにバンパメンバアブソーバ134の板厚を1.8mmとすることで、インパクタ160の下肢部166がバンパメンバアブソーバ134に向かって移動し(図6(b)の矢印M参照)、衝突しても潰れないようにした。その結果、図6(c)に示すように歩行者脚部保護性能試験の開始から「40msec」経過したとき、インパクタ160は、ロアアブソーバ132に加えバンパメンバアブソーバ134によっても下肢部166が跳ね上げられ(図中、矢印K、N参照)、矢印Lに沿って迅速に移動する上肢部162に対して下肢部166の姿勢を保つことができた。これにより、本実施形態によれば、膝部のせん断の傷害値の悪化を抑制できた。
またバンパメンバアブソーバ134が潰れない状況であっても、前部144の車両上下方向の長さLaが40mm以上の縦長形状とすることで、インパクタ160の下肢部166を広範囲で受け止めて、脛骨の傷害値を抑えることができる。なお2つの脚部146、148の車両前後方向の長さLbは、前部144の車両上下方向の長さLaの90%程度(36mm程度)とすれば、インパクタ160からの荷重を受けて多少変形し衝突エネルギーを吸収することも可能となる。
このように本実施形態によれば、オフセット衝突時に、一対のエプロンサイドメンバ110、112を車両後側に向かって確実に座屈させ、効率的な衝撃吸収を可能とするだけでなく、歩行者脚部保護性能も確保できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両前部に配置され車幅方向に延びるバンパメンバを備える車両前部構造に利用することができる。
100…車両前部構造、102…フードロックメンバ、104…バンパメンバ、106、108…バンパメンバの両端部、110、112…エプロンサイドメンバ、114、116…フードロックメンバの両端、118、120…ランプサポートメンバ、122…ロアクロスメンバ、124、126…ロアクロスメンバの両端、128、130…ラジエータサポートブレース、132…ロアアブソーバ、134、136…バンパメンバアブソーバ、138、140…エプロンサイドメンバの外側面、142…バンパメンバアブソーバの中央、144…前部、146、148…脚部、150…脆弱部、152…孔部、154…ビード、156、158…脚部の車内側の縁、160…インパクタ、162…上肢部、164…膝部、166…下肢部、168…ロアアブソーバの前端

Claims (5)

  1. 車両前部に配置され車幅方向に延びるバンパメンバを備える車両前部構造において、
    前記バンパメンバの両端部の後側にそれぞれ配置され車両前後方向に延びる一対のサイドメンバと、
    前記バンパメンバの両端部の前側にそれぞれ配置された一対のアブソーバとを備え、
    前記アブソーバは、車両前側から見て、前記サイドメンバの車幅方向外側の外側面を跨ぐ位置に配置されていることを特徴とする車両前部構造。
  2. 前記アブソーバの車幅方向における中央は、前記サイドメンバの外側面よりも車幅方向外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記アブソーバは、車両前方に最も張り出している板状の前部と、該前部の上下縁からそれぞれ車両後側に延びて該前部と前記バンパメンバとをつなぐ板状の2つの脚部とを有し、
    前記2つの脚部の車内側の縁は、車両後側にゆくほど車内側に位置するよう傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
  4. 前記アブソーバの前部は、車幅方向の長さが車両上下方向の長さよりも短い縦長形状を有することを特徴とする請求項3に記載の車両前部構造。
  5. 前記サイドメンバの外側面は、周辺よりも剛性の低い脆弱部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両前部構造。
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