JP2017081069A - 液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法 - Google Patents

液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の駆動源を用いて液体吐出ヘッドを移動させて、より高精度な液体吐出制御を実現する。
【解決手段】液体吐出ヘッド7が設けられるキャリッジ6を媒体搬送方向と交差する方向に往復移動させる移動機構5が、複数の駆動部12a、12bと、キャリッジに設けられる複数の移動力受け部18a、18bと、複数の駆動部12a、12bに対応する複数のエンコーダー20a、20bとを備え、複数の駆動部12a、12bの各駆動を制御する制御部23が、一つのエンコーダー20aに基づく位置情報によって、複数の駆動部12の駆動と液体吐出ヘッド7からの液体の吐出タイミングを制御する。また、一つのエンコーダー20aに基づく位置情報と、他のエンコーダー20bに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、ずれを減らすように他のエンコーダー20bに対応する駆動部12bの駆動を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法に関するものである。
従来から、被記録媒体などの媒体にインクなどの液体を吐出する液体吐出装置が開示されている。このような液体吐出装置のうち、媒体に液体を吐出する吐出部を有し往復移動方向に往復移動可能なキャリッジを有するものが多く使用されている。
前記液体吐出装置としては、例えば、媒体の搬送方向に対して交差する方向である幅方向に液体吐出ヘッドを移動させながらインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンター等の印刷装置が挙げられる。
インク等の液体を吐出する液体吐出ヘッドは、モーター等の駆動源を備える移動機構によって移動される。このような移動機構においては、液体吐出ヘッドの動きを検知するエンコーダーを設け、そのエンコーダーからの情報に基づいて駆動源を制御して液体吐出ヘッドの位置を決めるとともに、液体吐出ヘッドから媒体に液体を吐出する位置を決定するように構成されているものがある(例えば、特許文献1)。
ところで、例えば印刷装置においては、印刷物の生産性を高めるため、液体吐出ヘッドを大型にして印刷できる領域を広くする場合がある。
液体吐出ヘッドを大型化すると、液体吐出ヘッドを移動させるために必要な動力も増大する。高出力の駆動源を用いれば大きな動力が得られるが、高コスト化と消費電力の増加の問題がある。そのため、出力の小さな駆動源を複数設けて大きな動力を得る構成とした印刷装置がある。
特許文献2には、液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジを、第1駆動部によって移動する第1支持部位と、第2駆動部によって移動する第2支持部位との二箇所で支持して移動させる構成が開示されている。前記第1駆動部と前記第2駆動部は、互いに独立して作動する。
特許文献3には、独立に制御される第1モータと第2モータの動力を、前記液体吐出ヘッドとしての記録ヘッドを搭載するキャリッジの駆動と、搬送ローラーの回転駆動の両方に効果的に伝達する駆動力伝達装置が開示されている。
特開2001−253132号公報 特開2009−196344号公報 特開2009−133478号公報
ここで、特許文献2のように、互いに独立して駆動する第1駆動部と第2駆動部によって動作する第1支持部位と第2支持部位によってキャリッジを支持して移動させる場合、基本的には、前記第1支持部位と前記第2支持部位は前記キャリッジの移動方向において同じ位置にあるように移動させる必要がある。
しかし、前記第1駆動部と前記第2駆動部として同じ規格のモーターを用いたとしても、当該モーターの個体差があるため、前記第1支持部位と前記第2支持部位の位置を高精度に合わせるのは困難であった。更に、独立して駆動する2つの駆動部(第1駆動部と第2駆動部)を用いると、液体吐出ヘッド(キャリッジ)の物理的位置(実際の位置)と、媒体に対する液体吐出ヘッドからの液体吐出位置との同期制御を高精度に行うためには、その制御方法が複雑化する問題があった。
そこで、本発明の目的は、媒体の幅方向に液体吐出ヘッドを移動させて液体を吐出する液体吐出装置において、複数の駆動源を用いて液体吐出ヘッドを移動させて、より高精度な液体吐出制御を実現することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る液体吐出装置は、搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドが設けられ、媒体搬送方向と交差する方向に往復移動するキャリッジと、前記キャリッジを往復移動させる移動機構と、を備え、前記移動機構が、前記キャリッジに対して移動力を与える複数の駆動部と、前記キャリッジに設けられ、前記移動力を受ける複数の移動力受け部と、前記複数の駆動部に対応する複数のエンコーダーと、を備え、前記複数の駆動部の各駆動を制御する制御部を備え、前記制御部が、一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、前記複数の駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように前記他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御する、ことを特徴とする。
ここで「設定された差」とは、制御部は複数の駆動部を駆動させてキャリッジの移動位置を制御するために各エンコーダー毎にキャリッジの狙いとする本来の位置に対応する位置情報(物理量)を有しているが、キャリッジが正しく狙いとする位置に移動している場合における各エンコーダー毎に設定された位置情報(物理量)の差を言う(後述する第2の態様でも同様)。この「差」はゼロである場合が一般的であるが、それに限定されない。各エンコーダで実測された位置情報(物理量)に基づいて算出された差がこの「設定された差」からずれている場合は、キャリッジは本来の正しい位置に位置できていない、即ち位置ずれしていることになる。
本態様によれば、一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、前記複数の駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御するので吐出タイミングの精度を向上できる。また、一つのエンコーダーに基づく位置情報によって前記複数の駆動部の駆動を制御するので、他のエンコーダーは、後述する「ずれ」対策だけに用いることになり、構造が簡単になる。
また、単一のキャリッジを移動させる複数の各駆動部の駆動を同期させても各位置の位置はずれることがある。この場合でも、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように前記他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御するので、キャリッジの移動位置を精度良く制御することができる。
また、前記ずれを減らす際に、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングの基準となる一つのエンコーダーに対応する駆動部ではなく、他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御するので、前記液体の吐出タイミングの制御の複雑化を回避できる。
また、本発明の第2の態様に係る液体吐出装置は、搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドが設けられ、媒体搬送方向と交差する方向に往復移動するキャリッジと、前記キャリッジを往復移動させる移動機構と、を備え、前記移動機構が、前記キャリッジに対して移動力を与える複数の駆動部と、前記キャリッジに設けられ、前記移動力を受ける複数の移動力受け部と、前記複数の駆動部に対応する複数のエンコーダーと、を備え、前記複数の駆動部の各駆動を制御する制御部を備え、前記制御部が、一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する一つの駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、他のエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する他の駆動部の駆動を制御し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように前記他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、基本的に第1の態様と同様の効果が得られる。
また、本態様では、一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する一つの駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、他のエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する他の駆動部の駆動を制御するので、前記「差」が大きくなり難い効果が得られる。
本発明の第3の態様に係る液体吐出装置は、第1の態様又は第2の態様において、前記制御部が、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれを減らした状態にして各駆動部を駆動する、ことを特徴とする。
液体吐出装置の組み立て時に、前記キャリッジの移動軸が該キャリッジの移動方向に傾いた状態で組み付けられる場合がある。前記キャリッジの移動軸が傾いていると該移動軸にガイドされる前記キャリッジも傾くので、エンコーダーによって検出される位置と実際の位置の間に位置ずれが生じる。
本態様によれば、前記制御部によって、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれを減らした状態にして各駆動部を駆動することにより、当該傾きを調整することができる。前記制御部による各駆動部の駆動については後に詳述する。
本発明の第4の態様に係る液体吐出装置の制御方法は、搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドが設けられるキャリッジを、複数の駆動部の駆動によって媒体搬送方向と交差する方向に往復移動させる移動機構を備える液体吐出装置において、前記複数の駆動部のうちの一つの駆動部に対応する一つのエンコーダーにより位置情報を取得し、前記複数の駆動部のうちの他の駆動部に対応する他のエンコーダーにより位置情報を取得し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、前記複数の駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差とのずれを算出して、前記ずれを減らすように前記他の駆動部の駆動を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明の第5の態様に係る液体吐出装置の制御方法は、搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドが設けられるキャリッジを、複数の駆動部の駆動によって媒体搬送方向と交差する方向に往復移動させる移動機構を備える液体吐出装置において、前記複数の駆動部のうちの一つの駆動部に対応する一つのエンコーダーにより位置情報を取得し、前記複数の駆動部のうちの他の駆動部に対応する他のエンコーダーにより位置情報を取得し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する一つの駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、前記他のエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する他の駆動部の駆動を制御し、前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差とのずれを算出して、前記ずれを減らすように前記他の駆動部の駆動を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、第2の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明の第6の態様に係る液体吐出装置の制御方法は、第3の態様又は第4の態様において、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれを減らした状態にして各駆動部を駆動する、ことを特徴とする。
本態様によれば、第3の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明の第7の態様に係る液体吐出装置の制御方法は、第6の態様において、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれに応じて、前記一つのエンコーダーにおける位置情報、または前記他のエンコーダーにおける位置情報、の少なくとも一つを補正する、ことを特徴とする。
本態様によれば、各エンコーダーにおける位置情報を補正することにより、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾き分ずらして各駆動部を動作させることが可能となり、これにより前記傾きに基づく位置ずれを調整することができる。
本発明の実施例1の記録装置を表す外観斜視図。 本発明の実施例1の要部平面図。 図2のA−A矢視図。 図2のB−B矢視断面図。 本発明の実施例1の記録装置を表すブロック図。 キャリッジの移動軸が傾いた状態を示す図。
[実施例1]
以下に、本発明の液体吐出装置としての一実施例に係る記録装置について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。最初に、本発明の実施例1に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は、本実施例の記録装置1の外観斜視図である。図2は、本発明の実施例1の要部平面図である。図3は、図2のA−A矢視図である。図4は、図2のB−B矢視断面図である。図5は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
尚、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が装置奥行き方向である。Z方向は重力方向であり、装置高さ方向を示している。また、+Y方向側を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。また、装置前面側から見て右側を+X方向、左側を−X方向とする。また、+Z方向を装置上方(上部、上面等を含む)とし、−Z方向側を装置下方(下部、下面等を含む)とする。
本実施例の記録装置1(図1)は、粘着剤が付着された支持面で被記録媒体(媒体)を支持する粘着性ベルト2(無端ベルト)により被記録媒体を搬送方向(+Y方向)に搬送する搬送機構3を備えている。また、ロール状の被記録媒体をセット可能であり、該被記録媒体を搬送機構3に繰り出すことが可能な不図示の繰出部を備えている。また、搬送機構3による被記録媒体の搬送領域に、液体吐出ヘッドとしての記録ヘッド7(図4)を備えたキャリッジ6を被記録媒体の搬送方向(+Y方向)と交差する往復移動方向(X軸方向)に往復走査させて記録する記録機構4を備えている。さらに、記録機構4において記録がなされた被記録媒体を巻き取ることが可能な不図示の巻取機構を備えている。
本実施例の搬送機構3は、繰出部から繰り出された被記録媒体を載置して搬送する粘着性ベルト2と、粘着性ベルト2を移動させる駆動ローラー8と、従動ローラー9と、を備えている。被記録媒体は粘着性ベルト2の支持面に貼り付けられて載置される。
ただし、搬送ベルトとしての無端ベルトは粘着性ベルトに限定されない。例えば、静電吸着式の無端ベルトを用いてもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、このような構成の搬送機構3を備えているが、このような構成の搬送機構に限定されず、被記録媒体を移動式の支持トレイなどに支持させて搬送する構成や、被記録媒体をローラー対などにより搬送させる構成などとしてもよい。さらには、被記録媒体を支持部に固定させ、固定された被記録媒体に対して記録ヘッド7を移動させて記録する、所謂フラッドベッドタイプの記録装置としてもよい。
記録機構4はX軸方向に往復移動する。具体的には、インク(液体)を吐出可能な記録ヘッド7を備えるキャリッジ6をX軸方向に往復移動させる移動機構5(図2)によって、記録機構4が移動する。
移動機構5は、駆動部としてのキャリッジモーター12の動力によって駆動する駆動プーリー13と従動プーリー14を設け、両プーリーに無端ベルト15を掛け回し、無端ベルト15を介してキャリッジにキャリッジモーター12の動力を伝え、無端ベルト15と一体にキャリッジ6を往復移動させるベルト駆動機構16によって構成されている。
本実施例において移動機構5は、第1のベルト駆動機構16aと第2のベルト駆動機構16bの2つを備えている。尚、移動機構5については後に更に詳述する。
本実施例の記録装置1は、記録の際、記録ヘッド7を備えるキャリッジ6を往復走査させて記録するが、記録走査中(キャリッジ6の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体の搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、キャリッジ6の往復走査と被記録媒体の搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、キャリッジ6の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体を間欠搬送(粘着性ベルト2を間欠移動)させている。
なお、図1に示すように、本実施例の記録装置1の骨格部を構成するフレーム11aには、キャリッジ6の往復移動方向であるX軸方向に延設されるレール10aが設けられ、本実施例の記録装置1の骨格部を構成するフレーム11bにはX軸方向に延設されるレール10bが設けられている。そして、本実施例のキャリッジ6は、レール10a及びレール10bに軸受部17a、17b(図4)が受けられることで、X軸方向への移動がレール10a及びレール10bにガイドされる。
<移動機構について>
記録ヘッド7を備えるキャリッジ6の移動機構5は、前述したように、第1のベルト駆動機構16aと第2のベルト駆動機構16bの2つを備えている。
すなわち、キャリッジ6に対して移動力を与えるキャリッジモーター12が2つ設けられている(キャリッジモーター12a、12b)。
本実施例の記録装置1に用いられる被記録媒体としては、例えば綿、絹、ウール、化学繊維、混紡等の布帛が挙げられ、画像が印刷された生地の生産性を高めるため、記録ヘッド7及びキャリッジ6が大型に形成されている。後述する移動機構5によって往復移動される記録ヘッド7及びキャリッジ6の重量は、数百キログラムになる場合がある。
本実施例においては、移動機構5が複数のキャリッジモーター12を備えているので、大型で重いキャリッジ6を移動させるために必要な大きな駆動力得る構成を、簡単、且つ安価に実現することができる。
尚、第1のベルト駆動機構16aと第2のベルト駆動機構16bの構成は同じであるので、以下においては、第1のベルト駆動機構16aを例に挙げて説明する。
図1及び図2に示すように、キャリッジ6は、フレーム11aに設けられるレール10aとフレーム11bに設けられるレール10bによって支持されている。フレーム11aには、キャリッジモーター12aから駆動力を供給されてキャリッジ6をX軸方向に移動させる第1のベルト駆動機構16aが設けられている。図3および図4に示すように、第1のベルト駆動機構16aは、駆動プーリー13aと、従動プーリー14aと、駆動プーリー13aと従動プーリー14aに掛け回される無端ベルト15aとを備えている。
駆動プーリー13aは、キャリッジモーター12aの駆動軸19aに取り付けられており、キャリッジモーター12aにより回転駆動させられる。駆動プーリー13aを備えるキャリッジモーター12aは、キャリッジ6の移動領域の一端側に取り付けられている。
従動プーリー14aは、駆動プーリー13aに対して図3における−X方向側に離れた位置に設けられている。すなわち、従動プーリー14aは、キャリッジ6の移動領域の他端側に設けられる。また、従動プーリー14aは、駆動プーリー13aの回転に対して従動回転可能に構成されている。
キャリッジ6は、キャリッジ6の底面側に設けられた移動力受け部18a(図4)で無端ベルト15aの一部に取り付けられている。キャリッジモーター12aが駆動プーリー13aを回転させると、無端ベルト15aに牽引されてキャリッジ6がX軸方向にレール10a上を摺動する。これにより、キャリッジ6は+X軸方向あるいは−X軸方向に移動する。
フレーム11aには、キャリッジモーター12aに対応する第1エンコーダー20a(図3、図4)が設けられている。第1エンコーダー20aは、スケール部21aと、キャリッジ6に設けられる検出部22aによって構成されている。本実施例において検出部22aは、X軸方向において移動力受け部18aとほぼ同じ位置に設けられている。
検出部22aにおいて検出された位置情報は、キャリッジモーター12aの駆動を制御する制御部23に送られるように構成されている。
制御部23は、第1のベルト駆動機構16aを駆動するキャリッジモーター12a、及び第2のベルト駆動機構16bを駆動するキャリッジモーター12bの他、記録装置1に設けられる各種駆動部を制御するものである。制御部23を含む記録装置1における電気的な構成は後に説明する。
尚、フレーム11bに設けられる第2のベルト駆動機構16bは、キャリッジモーター12b、キャリッジモーター12bの駆動軸19bに取り付けられる駆動プーリー13b、従動プーリー14b、無端ベルト15bを備えて構成されている。符号18b(図4)は、キャリッジモーター12bの駆動による移動力を受ける移動力受け部である。
移動力受け部18bは、移動力受け部18aに対して、キャリッジ6の移動方向(X軸方向)における同じ位置であって、媒体搬送方向下流側(+Y方向)にずれた位置に設けられている。
キャリッジモーター12bに対応する第2エンコーダー20bの検出部22bは、移動力受け部18bに対する相対位置が、第1エンコーダー20a側における検出部22aと移動力受け部18aとの位置関係と同じになるように設けられている。符号21bは、第2エンコーダー20bのスケール部である。
<電気的構成について>
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について図5を用いて説明する。
制御部23には、記録装置1の全体の制御を司るCPU24が設けられている。CPU24は、システムバス25を介して、CPU24が実行する各種制御プログラム等を格納したROM26と、データを一時的に格納可能なRAM27と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、記録ヘッド7からのインクの吐出動作を行うためのヘッド制御部28と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、第1エンコーダー20a及び第2エンコーダー20bからの位置情報L1、L2を受信する受信部35と、キャリッジモーター12(より具体的には、キャリッジモーター12a、12b)を駆動させるためのモーター制御部29とに接続されている。
尚、モーター制御部29は、キャリッジモーター12の他、例えば、搬送モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33を駆動させるように構成されている。
搬送モーター31は、駆動ローラー8を駆動するためのモーターである。また、繰出モーター32は、不図示の繰出部にセットされた被記録媒体を搬送機構3に送り出すための繰出部の駆動モーターである。また、巻取モーター33は、記録がなされた被記録媒体を巻き取るために不図示の巻取機構を駆動させるための駆動モーターである。
さらに、CPU24は、システムバス25を介して、入出力部34と接続されており、入出力部34は、記録データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC30と接続されている。
<制御部について>
次に、制御部23によって行うキャリッジモーター12の制御について説明する。
本実施例において、制御部23は、第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1によって、キャリッジモーター12a及びキャリッジモータ12bの駆動を制御する。尚、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2によって、キャリッジモーター12bの駆動を制御するようにしてもよい。
具体的には、第1エンコーダー20aの検出部22aによって位置情報L1を取得し、第2エンコーダー20bの検出部22bによって位置情報L2を取得し、検出された位置情報L1と位置情報L2はそれぞれ受信部35に送られる。
制御部23のモーター制御部29は、受信部35で受信した第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1に基づいて、各キャリッジモーター12a、12bの駆動を制御して、キャリッジ6の移動を制御する。
或いは、制御部23のモーター制御部29は、受信部35で受信した第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2に基づいて、対応するキャリッジモーター12a、12bの駆動を制御して、キャリッジ6の移動を制御するようにしてもよい。
ここで、第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1と、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2の間の差が所定の値に設定されている。
ここで設定された「差」とは、制御部23は複数の駆動部であるキャリッジモーター12a、12bを駆動させてキャリッジ6の移動位置を制御するために各エンコーダー20a,20b毎にキャリッジ6の狙いとする本来の位置に対応する位置情報(物理量)を有しているが、キャリッジ6が正しく狙いとする位置に移動している場合における各エンコーダー20a,20b毎に設定された位置情報(物理量)の差を言う。この「差」はゼロである場合が一般的であるが、それに限定されない。各エンコーダ20a,20bで実測された位置情報(物理量)に基づいて算出された差がこの「設定された差」からずれている場合は、キャリッジ6は本来の正しい位置に位置できていない、即ち位置ずれしていることになる。
本実施例においてその差は0(ゼロ)である。X軸方向に平行にキャリッジ6の姿勢を保つ場合、第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1と、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2の間の差は0であることが好ましい。
尚、後述する実施例2において説明するが、例えば、キャリッジ6の移動軸に傾きがある場合などには、当該傾きに基づく位置ずれを補正するための補正値が、第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1と、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2の間の差として設定される場合がある。
第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1と、第2エンコーダー20bに基づく位置情報L2の間に設定された差に「ずれ」がある場合には、その「ずれ」を減らすようにキャリッジモーター12bの駆動を制御する。キャリッジモーター12bは第2エンコーダー20bに対応するモーター(駆動部)である。
更に、制御部23のヘッド制御部28は、受信部35で受信した第1エンコーダー20aに基づく位置情報L1によって、記録ヘッド7からのインクの吐出タイミングを制御する。すなわち、キャリッジモーター12a、12bの制御の基準とする位置情報L1と同じ位置情報L1を用いて記録ヘッド7からのインクの吐出タイミングを制御する。
以上のように、一つのエンコーダー20a基づく位置情報L1によって、前記複数の駆動部であるキャリッジモーター12a、12bの駆動と、記録ヘッド7からのインクの吐出タイミングを制御するので吐出タイミングの精度を向上できる。また、一つのエンコーダー20aに基づく位置情報L1によって複数の駆動部であるキャリッジモーター12a、12bの駆動を制御するので、他のエンコーダー20bは、前記位置ずれ対策だけに用いることになり、構造が簡単になる。
また、単一のキャリッジ6を移動させる複数の各駆動部であるキャリッジモーター12a、12bの駆動を同期させても各位置の位置はずれることがある。この場合でも、前記一つのエンコーダー20aに基づく位置情報L1と、他のエンコーダー20bに基づく位置情報L2との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように他のエンコーダー20bに対応する駆動部(キャリッジモーター12b)の駆動を制御するので、キャリッジ6の移動位置を精度良く制御することができる。
また、前記ずれを減らす際に、記録ヘッド7からのインクの吐出タイミングの基準となる一つのエンコーダー20aに対応する駆動部(キャリッジモーター12a)ではなく、他のエンコーダー20bに対応する駆動部(キャリッジモーター12b)の駆動を制御するので、インクの吐出タイミングの制御の複雑化を回避できる。
尚、本実施例においては、移動機構5に2つのモーターを用いる場合について説明したが、3つ以上のモーターを用いることも可能である。
また、第1エンコーダー20a、第2エンコーダー20bとしては、本実施例において用いたようなリニアエンコーダーの他、ロータリーエンコーダーを用いることができる。
[実施例2]
次に、記録装置1における他の制御方法について説明する。図6は、キャリッジの移動軸が傾いた状態を示す図である。
記録装置1の組み立て時に、例えば、フレーム11a、11bが傾いている、或いは駆動プーリー13や従動プーリー14の取り付け角度が傾いている等により、図6のようにキャリッジ6の移動軸がキャリッジ6の移動方向(X軸方向)に僅かに傾いた状態で組み付けられる場合がある。
尚、図6では分かり易くするため、キャリッジ6の移動軸の傾きを大きく表している。また、点線で示すキャリッジ6は、傾いていない状態のキャリッジ6を表している。
キャリッジ6の移動軸が傾いているとキャリッジ6も傾くので、各エンコーダー(第1エンコーダー20a、第2エンコーダー20b)によって検出される位置と、キャリッジ6が実際に在るべき位置の間に位置ずれが生じ、精度の高い印刷を行うことができない虞がある。
このような場合に、本実施例においては、制御部23によってキャリッジ6の移動軸が傾いていることによる位置ずれを減らした状態にして、キャリッジモーター12a、12bを駆動する。
具体的には、キャリッジ6の移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれに応じて、第1エンコーダー20aにおける位置情報、または第2エンコーダー20bにおける位置情報、の少なくとも一つを補正する。
例えば、図6においてキャリッジ6の移動軸は向かって左下がりに傾いているので、キャリッジ6が左側(−X方向)に移動する場合、第1エンコーダー20a側の検出部22aによって検出される位置と、第2エンコーダー20b側の検出部22bによって検出される位置が同じであっても、第2エンコーダー20b側の検出部22bの媒体Pに対するX軸方向の位置x2は、第1エンコーダー20a側の検出部22aの媒体Pに対するX軸方向の位置x1よりも距離Cだけ遅れている。言い換えると、位置x2は位置x1よりも距離Cだけ+X側にずれている。
このとき制御部23において、第2エンコーダー20bに基づく位置情報を、予め−X方向に距離Cの分だけずらす補正をすることにより、キャリッジ6の移動軸が傾いていることによる位置ずれを減らすことができる。
尚、第1エンコーダー20aに基づく位置情報を、予め+X方向に距離Cの分だけずらす補正をしてもよい。また、第1エンコーダー20aの位置と第2エンコーダー20bの位置情報の両方をずらして、距離Cの差を減らすようにしてもよい。
また、キャリッジ6が右側(+X方向)に移動する場合には逆に、第1エンコーダー20a側の検出部22aによって検出される位置と、第2エンコーダー20b側の検出部22bによって検出される位置が同じであっても、第1エンコーダー20a側の検出部22aの媒体Pに対するX軸方向の位置x1が、第2エンコーダー20b側の検出部22bの媒体Pに対するX軸方向の位置x2よりも距離Cだけ遅れている。言い換えると、位置x1は位置x2よりも距離Cだけ−X側にずれている。
この場合にも同様に、第2エンコーダー20bに基づく位置情報を、予め−X方向に距離Cの分だけずらす補正をすることにより、キャリッジ6の移動軸が傾いていることによる位置ずれを減らすことができる。尚、第1エンコーダー20aに基づく位置、或いは、第1エンコーダー20aの位置と第2エンコーダー20bの位置情報の両方をずらして補正することもできる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…記録装置(液体吐出装置)、2…粘着性ベルト、3…搬送機構、4…記録機構、
5…移動機構、6…キャリッジ、7…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)、
8…駆動ローラー、9…従動ローラー、10a、10b…レール、
11a、11b…フレーム、12、12a、12b…キャリッジモーター(駆動部)、
13、13a、13b…駆動プーリー、14、14a、14b…従動プーリー、
15、15a、15b…無端ベルト、16a…第1のベルト駆動機構、
16b…第2のベルト駆動機構、17a、17b…軸受部、
18a、18b…移動力受け部、19a、19b…駆動軸、
20a…第1エンコーダー、20b…第2エンコーダー、
21a、21b…スケール部、22a、22b…検出部、
23…制御部、24…CPU、25…システムバス、26…ROM、
27…RAM、28…ヘッド制御部、
29…モーター制御部、30…PC、31…搬送モーター、
32…繰出モーター、33…巻取モーター、34…入出力部、35…受信部

Claims (7)

  1. 搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドが設けられ、媒体搬送方向と交差する方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジを往復移動させる移動機構と、を備え、
    前記移動機構が、
    前記キャリッジに対して移動力を与える複数の駆動部と、
    前記キャリッジに設けられ、前記移動力を受ける複数の移動力受け部と、
    前記複数の駆動部に対応する複数のエンコーダーと、を備え、
    前記複数の駆動部の各駆動を制御する制御部を備え、
    前記制御部が、
    一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、前記複数の駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように前記他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドが設けられ、媒体搬送方向と交差する方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジを往復移動させる移動機構と、を備え、
    前記移動機構が、
    前記キャリッジに対して移動力を与える複数の駆動部と、
    前記キャリッジに設けられ、前記移動力を受ける複数の移動力受け部と、
    前記複数の駆動部に対応する複数のエンコーダーと、を備え、
    前記複数の駆動部の各駆動を制御する制御部を備え、
    前記制御部が、
    一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する一つの駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、
    他のエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する他の駆動部の駆動を制御し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差にずれがある場合に、前記ずれを減らすように前記他のエンコーダーに対応する駆動部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された液体吐出装置において、
    前記制御部が、前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれを減らした状態にして各駆動部を駆動する、ことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドが設けられるキャリッジを、複数の駆動部の駆動によって媒体搬送方向と交差する方向に往復移動させる移動機構を備える液体吐出装置において、
    前記複数の駆動部のうちの一つの駆動部に対応する一つのエンコーダーにより位置情報を取得し、
    前記複数の駆動部のうちの他の駆動部に対応する他のエンコーダーにより位置情報を取得し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、前記複数の駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差とのずれを算出して、前記ずれを減らすように前記他の駆動部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
  5. 搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドが設けられるキャリッジを、複数の駆動部の駆動によって媒体搬送方向と交差する方向に往復移動させる移動機構を備える液体吐出装置において、
    前記複数の駆動部のうちの一つの駆動部に対応する一つのエンコーダーにより位置情報を取得し、
    前記複数の駆動部のうちの他の駆動部に対応する他のエンコーダーにより位置情報を取得し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する一つの駆動部の駆動と、前記液体吐出ヘッドからの前記液体の吐出タイミングを制御し、
    前記他のエンコーダーに基づく位置情報によって、対応する他の駆動部の駆動を制御し、
    前記一つのエンコーダーに基づく位置情報と、前記他のエンコーダーに基づく位置情報との間に設定された差とのずれを算出して、前記ずれを減らすように前記他の駆動部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
  6. 請求項3又は4に記載された液体吐出装置の制御方法において、
    前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれを減らした状態にして各駆動部を駆動する、ことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載された液体吐出装置の制御方法において、
    前記キャリッジの移動軸の移動方向に対する傾きに基づく位置ずれに応じて、前記一つのエンコーダーにおける位置情報、または前記他のエンコーダーにおける位置情報、の少なくとも一つを補正する、ことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
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