JP2012223945A - 計測装置及び処理実行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学センサによって検出された微小時間毎の用紙変位量Δの累積値Ysを算出するセンサ信号処理部及びキャリッジの位置Xsを検出するエンコーダ信号処理部から、制御開始時の累積値Ys及び位置Xsを取得し、これらを初期値Ys0及びXs0として記憶する(S310,S320)。そして、制御周期毎に、累積値Ysと初期値Ys0との差分Yを算出することにより光学センサを通じて検出された用紙移動量Yを特定し(S370)、位置Xsと初期値Xs0との差分Xを算出することにより用紙移動量Yが検出された期間でのキャリッジの搬送量Xを特定する(S360)。そして、値Yを次式に従って補正し、実際の用紙搬送量Pを算出する(S370)。但し、θは、用紙搬送方向に対し、光学センサによる用紙変位量Δの検出方向がなす角度である。P=(Y+X・cos(π/2−θ))/cosθ
【選択図】図9
Description
尚、上記処理機構としては、処理ヘッドを備え、搬送機構による対象物の搬送方向とは交差する方向に処理ヘッドを搬送することにより、対象物に対して所定の処理を行う処理機構を挙げることができる。また、このような処理機構を備える処理実行装置に対して、光学センサは、従来技術と同様に、処理ヘッドに取り付けることが可能である(請求項3)。
尚、記憶手段は、光学センサによる移動量の検出方向と搬送機構による対象物の搬送方向との角度差θを、上記補正パラメータとして記憶する構成にすることができる(請求項5)。
本実施例の画像形成装置1は、インクジェットプリンタであり、図1に示すように、給紙機構10と、用紙搬送機構20と、印字機構30と、制御部50と、給紙機構10に動力を付与する直流モータであるASFモータM1と、ASFモータM1を駆動するモータドライバDR1と、用紙搬送機構20に動力を付与する直流モータであるLFモータM2と、LFモータM2を駆動するモータドライバDR2と、印字機構30に動力を付与する直流モータであるCRモータM3と、CRモータM3を駆動するモータドライバDR3と、記録ヘッド31を駆動するヘッド駆動回路DR4と、を備える。
P=(Y+X・cosφ)/cosθ …(1)
ここで、Xは、第一の時点から第二時点までのキャリッジ33の搬送量である。具体的に、Xは、第一の時点でエンコーダ信号処理部801から得られるキャリッジ33の位置Xs1と第二の時点でエンコーダ信号処理部801から得られるキャリッジ33の位置Xs2との差分X=Xs2−Xs1で求められる。
また、光学センサ37を通じて検出される用紙移動量Yから実際の用紙搬送量Pを算出するためには、上述したように、角度θの情報が必要になる。このため、本実施例のモータ制御部705は、画像形成装置1の起動時又は画像形成装置1の出荷時に、自動で又は外部からの指令に従って、図8に示す補正パラメータ算出処理を実行し、角度θの情報を得る。また、本実施例では、キャリッジ33が静止している状態(X=0)では三角関数を用いて用紙搬送量Pを算出しなくて済むように、補正係数K=1/cosθを算出し、これら角度θ及び補正係数Kをモータ制御部705に設けられたメモリ705aに記憶する。但し、補正係数Kをメモリ705aに記憶させず、角度θのみをメモリ705aに記憶させてもよい。この場合、K=1/cosθについては、必要に応じて角度θから算出すれば良い。
また、用紙搬送量Pを算出すると、モータ制御部705は、この用紙搬送量Pと目標位置Prとの偏差e=Pr−Pに対応した操作量Uを演算し、この操作量UをモータドライバDR2に入力して、操作量Uに対応した駆動電流でLFモータM2を駆動する(S380)。
以上には、一方向についてのみの用紙変位量Δを検出可能な光学センサ37を用いた画像形成装置1の例について説明したが、画像形成装置1には、この光学センサ37に代えて、互いに直交する二方向夫々についての用紙変位量Δx及びΔyを検出可能な光学センサ(例えば、光電変換素子が二次元配置された光学センサ)を設けてもよい。そして、このような用紙変位量Δx及びΔyを検出可能な光学センサを用いる場合には、用紙変位量Δxの検出方向及び用紙変位量Δyの検出方向の内、用紙搬送方向との角度差の小さい方の検出方向に対応する用紙変位量Δyを、上記実施例の用紙変位量Δと同様に取り扱って、図9に示す用紙搬送制御を実行することができる。
その後、この角度θを用いて補正係数K=1/cosθを算出し(S450)、この補正係数K及び角度θをメモリ705aに記憶させる(S460)。
以上に説明した実施例に関する用語間の対応関係は次の通りである。即ち、用紙搬送機構20及びLFモータM2は、搬送装置及び搬送機構の一例に対応し、メモリ705aは、記憶手段の一例に対応し、補正係数K又は角度θは補正パラメータの一例に対応する。また、モータ制御部705が実行するS370の処理は、算出手段によって実現される処理の一例に対応する。
以上、変形例を含む本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
式(4)からも理解できるように、光学センサ37が静止している場合には、補正係数Kの情報のみで用紙移動量Yを補正して用紙搬送量Pをすることができ、角度θの情報については用紙移動量Yの補正に必要ない。従って、光学センサ37が動くことのない系では、メモリ705aに、補正係数Kのみを記憶させておけばよい。
Claims (8)
- 対象物を搬送する搬送装置に設けられる計測装置であって、
前記対象物を撮影して、特定の方向への前記対象物の移動量を検出する光学センサと、
前記光学センサが移動量を検出する前記方向である検出方向と、前記搬送装置による前記対象物の搬送方向との差に対応した補正パラメータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記補正パラメータに基づき、前記光学センサにより検出された移動量を補正することによって、前記対象物の前記搬送方向への移動量に関する計測値を算出する算出手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 対象物を搬送する搬送機構と、
前記対象物に対する所定の処理を行う処理機構と、
前記搬送機構及び前記処理機構の動作を制御する制御手段と、
前記対象物を撮影して、特定の方向への前記対象物の移動量を検出する光学センサと、
前記光学センサが移動量を検出する前記方向である検出方向と、前記搬送機構による前記対象物の搬送方向との差に対応した補正パラメータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記補正パラメータに基づき、前記光学センサにより検出された移動量を補正することによって、前記対象物の前記搬送方向への移動量に関する計測値を算出する算出手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記算出手段により算出された前記計測値に基づき、前記搬送機構の動作を制御すること
を特徴とする処理実行装置。 - 前記処理機構は、処理ヘッドを備え、前記搬送機構による前記対象物の搬送方向とは交差する方向に、前記処理ヘッドを搬送することにより、前記対象物に対する所定の処理を行う機構であり、
前記光学センサは、前記処理ヘッドに取り付けられていること
を特徴とする請求項2記載の処理実行装置。 - 前記光学センサが前記移動量の検出に要した時間に、前記処理機構により搬送された前記処理ヘッドの搬送量を特定する特定手段
を備え、
前記算出手段は、前記特定手段により特定される前記処理ヘッドの搬送量Xと、前記処理ヘッドの搬送方向と前記光学センサによる移動量の前記検出方向との角度差φと、から特定される前記光学センサが前記移動量の検出に要した時間での前記光学センサの前記検出方向への移動量X・cosφを、前記光学センサにより検出された移動量Yに加算して得られる値(Y+X・cosφ)を、前記補正パラメータに基づき補正することによって、前記計測値を算出すること
を特徴とする請求項3記載の処理実行装置。 - 前記記憶手段は、前記検出方向と前記搬送機構による前記対象物の前記搬送方向との角度差θを、前記補正パラメータとして記憶すること
を特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項記載の処理実行装置。 - 前記記憶手段は、前記検出方向と前記搬送機構による前記対象物の前記搬送方向との角度差θを、前記補正パラメータとして記憶しており、
前記算出手段は、前記対象物の搬送方向と前記処理ヘッドの搬送方向とが互いに直交関係にあることにより成立する前記角度差θと前記角度差φとの間の対応関係φ=(π/2−θ)と、前記記憶手段が記憶する角度差θとに基づき、前記移動量X・cosφを特定して、前記計測値を算出すること
を特徴とする請求項4記載の処理実行装置。 - 前記搬送機構は、ローラの回転により前記対象物を搬送するものであり、
前記処理実行装置は、
前記ローラの回転量を検出する回転量検出手段と、
前記光学センサにより検出された前記ローラが一周以上の整数倍回転した期間での前記対象物の移動量と、前記回転量検出手段により検出された同期間での回転量と、に基づいて、前記補正パラメータを算出し、これを前記記憶手段に記憶させる登録手段と、
を備えること
と特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか一項記載の処理実行装置。 - 前記光学センサは、互いに直交する二方向夫々に対する前記対象物の移動量を検出可能な構成にされており、
前記処理実行装置は、
前記光学センサから得られる各方向の前記対象物の移動量に基づき、前記光学センサにより前記移動量が検出される前記二方向の内の一方向である主検出方向と前記対象物の搬送方向との差に対応した前記補正パラメータを算出し、これを前記記憶手段に記憶させる登録手段
を備え、
前記算出手段は、前記記憶手段が記憶する前記補正パラメータに基づき、前記光学センサにより検出される前記主検出方向の移動量を補正して、前記計測値を算出すること
を特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか一項記載の処理実行装置。
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EP3121021B1 (en) * | 2015-07-10 | 2019-10-09 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus |
Citations (3)
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JP2010173300A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Canon Inc | プリンタおよび物体の移動検出方法 |
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