JP2017080516A - 展示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成によれば、展示物の立体画像を表示すると共に、観察者からの指示に応じて、角度,大きさ等といった該立体画像の表示状態を変化させることができる。このため、観察者は、自分の手元に展示物の実物が存在するかのような感覚で、あらゆる角度から思いのままに展示物を観察することが可能となり、観察者の興味を十分に惹きつけることができる。
また、本発明に係る展示装置は、外面に設けられた透過性の板状のディスプレイを介して内部を視認可能に構成されたケース部材と、ケース部材の内部に載置された食品の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出された食品の温度に応じて、ディスプレイの色を変化させる画像制御手段と、を備える。
形態を採りうる。
[構成の説明]
まず、第一実施形態の展示装置の構成について、図1〜3を用いて説明する。展示装置1は、直方体形状の2段の棚として形成されている棚部2と、透明な板部材3aや枠部材3b等からなり、棚部2の前面を覆うように配された窓部3と、棚部2の内部に配された台座部4を有している。
表示部10は、ホログラフィーにより窓部3の板部材3aに立体画像を表示するよう構成されている。より具体的には、例えば、特開2003−021820号公報や、特表2010−539532号公報や、特表2011−507047号公報等に記載された方法で、立体画像を表示することが考えられる。
また、操作部14は、窓部3の板部材3aに設けられたタッチパネル等として構成されており、各種操作を受け付ける部位である。
次に、第一実施形態の展示装置1の動作について説明する。
展示装置1の制御部13は、表示部10により、窓部3の板部材3aに各種展示物の立体画像(展示画像5)を表示するよう構成されており、各展示画像5は、窓部3に対面する観察者から該展示物がいずれかの台座部4に載置されているように見えるよう調整されている(図4参照)。このため、展示装置1の棚部2の内部の各台座部4に、あたかも展示物が陳列されているかのように見える。
これにより、観察者は様々な角度から展示物を観察することが可能となる。
なお、制御部13は、リモコン受信部16を介して操作端末17から受信した操作情報の内容に応じて、観察対象となる展示画像5を特定すると共に、該展示画像5の角度や大きさ等を変更させても良い。
[効果]
第一実施形態の展示装置1によれば、展示物の展示画像5を表示すると共に、観察者からの指示に応じて、該展示画像5の角度,大きさ等を変化させることができる。このため、観察者は、自分の手元に展示物の実物が存在するかのような感覚で、あらゆる角度から思いのままに展示物を観察することが可能となり、観察者の興味を十分に惹きつけることができる。
[構成の説明]
次に、第二実施形態の展示装置の構成について説明する。第二実施形態の展示装置200は、直方体形状の2段の棚として形成されている棚部201と、透明な板部材202aや枠部材202b等からなり、棚部201の前面を覆うように配された窓部202と、棚部201の内部に配された台座部203を有している(図9参照)。
透過型ディスプレイ210は、背部が透けて見える周知のディスプレイであり、窓部202の板部材202aとして構成されている。
また、制御部212は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、ROMに記憶されたプログラム等に従い展示装置200を統括制御する。
次に、第二実施形態の展示装置200の動作について説明する。
展示装置200の棚部201の内部には、展示物として食品を載置可能であると共に、食品の展示中、窓部202の板部材202aをなす透過型ディスプレイ210全体に、単一色の背景画面が表示される。このとき、背景画面の色は透過性を有する色に設定されており、これにより、展示されている食品の周辺が背景画面の色に着色されているかのように見える。
S315では、制御部212は、各食品の温度に基づき、透過型ディスプレイ210に表示されている背景画面の色を決定する。
そして、制御部212は、透過型ディスプレイ210の背景画面を決定した色とし、本処理を終了する。
第二実施形態の展示装置200によれば、展示されている食品が温かい場合には、食品の背景色を暖色系の色にすることができる。このため、展示されている食品に対する観察者の食欲をそそることができ、観察者の興味を十分に惹きつけることができる。
[構成の説明]
次に、第三実施形態の展示システムの構成について、図13を用いて説明する。展示システム400は、撮影装置440と、中継装置420と、展示装置410とから構成されている。
また、展示装置410は、中継装置420から受信した立体画像情報に基づき、撮影対象の立体動画を表示すると共に、中継装置420から受信した移動情報に従い移動する。
メラ442と、制御部443とを備える。制御部443は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、ROMに記憶されたプログラム等に従い撮影装置440を統括制御する。
既に述べたように、第三実施形態の展示システム400は、撮影装置440により生成された撮影対象の立体画像情報,移動情報を、中継装置420を介して展示装置410に提供する。そして、展示装置410では、該立体画像情報に基づき撮影対象の立体動画を表示すると共に、該移動情報に応じて移動する。
まず、撮影対象の動物等を撮影し、該動物の立体画像を表示するための立体画像情報と、該動物の移動情報とを生成する撮影処理について、図18に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、撮影装置440にて撮影が行われている間、定期的なタイミングで実行される。
S510では、制御部443は、画像データに基づき撮影対象の移動情報を生成する。この移動情報とは、立体画像情報に基づき生成される動画と共通の時間軸において、撮影対象の移動速度と移動方向とを特定可能な情報となっている。
次に、立体画像情報に基づき撮影対象の立体動画を表示すると共に、移動情報に基づき展示装置410を移動させる展示処理について、図20に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、展示装置410にて定期的なタイミングで実行される。
た場合には(S705:No)、本処理を終了する。
S715では、制御部414は、センサ部417を介して、自装置周辺の観察者の挙動や、観察者が発した声を検出すると共に、特定の挙動(例えば、自装置に近づく、手招きをする等)をとった観察者や、特定の音声(例えば、“こっちに来い”等)を発した観察者が存在するか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S715:Yes)、S725に処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S715:No)、S720に処理を移行する。
第三実施形態の展示システム400によれば、移動体411の上に展示対象の動物等の立体動画を表示させると共に、該動物等の実際の挙動に応じて、移動体411を移動させることができる。このため、観察者に対し、あたかも移動体の上に展示対象の動物が存在するかのような感覚を与えることができ、観察者の興味を十分に惹きつけることができる。
[他の実施形態]
(1)第一実施形態における展示装置1では、窓部3の板部材3aに展示物の立体画像を表示する構成となっている。しかしながら、棚部2の内面における窓部3に対面する位置に立体画像を表示可能なディスプレイを設け、該ディスプレイにより、いずれかの台座部4に載置されているように見える状態で、展示物の立体画像を表示しても良い。なお、このとき、観察者は3Dめがねを用いて展示物の立体画像を観察する構成としても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
に、透過型ディスプレイ210がディスプレイに、温度センサ211が温度検出手段に相当する。
また、第三実施形態における展示装置410の無線通信部413が取得手段に、モータ415が原動機に、表示部412が表示手段に相当する。
Claims (3)
- 外面に形成された窓部を介して内部を視認可能に構成されたケース部材と、
展示物の画像情報に基づき、前記ケース部材の内部に載置された前記展示物の立体画像を表示する表示手段と、
前記ケース部材に形成された前記窓部に対面する観察者の視線を検出する挙動検出手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記挙動検出手段により検出された前記観察者の前記視線に基づき、前記観察者が観察している前記立体画像を特定し、特定した前記立体画像の表示状態を変化させること、
を特徴とする展示装置。 - 請求項1に記載の展示装置において、
前記挙動検出手段は、さらに、前記観察者の手の挙動を検出し、
前記表示手段は、前記挙動検出手段により検出された前記観察者の前記手の挙動に基づき、前記観察者が観察している前記立体画像の表示状態を変化させること、
を特徴とする展示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の展示装置において、
前記窓部に対する操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段により検出された前記操作に応じて、前記展示物を購入するための処理を行う購入手段と、
をさらに備えることを特徴とする展示装置。
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2017
- 2017-01-17 JP JP2017005856A patent/JP2017080516A/ja active Pending
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