JP2017080394A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
特に近年は「第1種」の遊技性を中心にした混合機が好評である(例えば、特許文献1を参照)。
当否判定の結果から大当りと判定され、実行された大当り遊技終了後に開放延長機能が作動することで普通電動役物が開放され、第2特別図柄に対応する始動口へ入賞することが可能となる。なお、上述した混合機には、第2特別図柄に対応する始動口への入賞により小当りと判定される確率が高い、又は第2特別図柄に対応する始動口への入賞のみ小当りと判定されるように設定されているものがある。
なお、第2始動口への入賞時に乱数を取得し、該乱数は予め定められた個数を記憶する保留記憶機能を備えてもよいし、備えない構成でもよい。本発明の遊技構成は、いわゆる混合機であるため、第2始動口に対応する保留記憶があると開放延長状態が終了した後も第2始動口への入球に起因した小当り遊技が発生し、開放延長状態が終了した地点では必ずしも有利状態が終了したことにならないという分りにくい遊技構成になるため、保留記憶機能を備えないことで明快な遊技構成とすることができる。
対して保留記憶機能を備えることにより、上記のように新規な有利状態を創出することが可能となる。
第1特別図柄又は第2特別図柄で小当りを示す図柄が確定表示する構成での小当り遊技での特定領域への入賞率は、第1特別図柄と第2特別図柄で異ならせることが考えられる。開放延長状態ではない状況が想定される第1特別図柄では、メインは当否判定により大当りと判定されることを目指すことであり、小当りからの第2大当り遊技を開始させるのは、サブ的なものであるため特定領域の入賞率を低くし、開放延長状態である状況では第2大当り遊技を目指すことがメインであるため、特定領域への入賞率を高くすることが考えられる。
また、第1特別図柄又は第2特別図柄で小当りを示す図柄が確定表示する構成での小当りの当選確率は第1特別図柄と第2特別図柄とで異ならせることが考えられる。上記したように第1特別図柄での当否判定がメインである開放延長状態ではない時は、小当り遊技はサブ的なものであるため小当りと判定される確率を低く設定しておき、第2特別図柄での当否判定がメインである開放延長状態時は、小当りと判定される確率を高確率に設定することで、スピーディに第2大当り遊技を開始させることができるようになる。
また、特別図柄の変動時間の計測を中断する構成の場合、中断中は、図柄が確定表示していないことを示すために変動状態を維持することが考えられるし、また、変動時間を計測していないということで図柄を消去しておくことも考えられる。上述した内容は、請求項1の記載内容を補足するだけでなく、請求項2の記載内容も補足するものである。
また、普図始動口から普通電動役物へ至る経路は、遊技球が1球ずつ通らない幅で形成された通路により形成されていることが好適である。
例えば、当り遊技は、普通電動役物が開放開始するまでの当り遊技開始期間、普通電動役物の開放期間、普通電動役物の開放が終了して当り遊技が終了するまでの期間である当り遊技終了期間で構成されている。複数種類の当り遊技は、上述した当り遊技開始期間、開放期間又は当り遊技終了期間の何れかが異なる期間から構成されたものであってもよい。また複数種類の期間を組み合わせて複数種類の当り遊技は互いに異なる構成としてもよい。
上述した複数種類の当り遊技を備えることで、普通電動役物から第2始動口への入球に起因する当否判定の結果が小当りと判定されて大入賞口が開放しても、遊技球は普通電動役物に入球して大入賞口には入らないため第2大当り遊技が発生せず、第1大当り遊技を目指すことになる開放延長状態と、普通図柄の第1当り遊技と、遊技球が普図始動口を通過しても普通図柄の抽選は行われず、そのまま遊技球が大入賞口まで至ることが可能となり、第1大当り遊技と第2大当り遊技を目指すことが可能となる開放延長状態とを実現させることができる。
それは、大当り遊技の終了後に第1開放延長状態へ移行した場合、第1特別図柄に対応する保留記憶が記憶されているが、第2特別図柄に対応する保留記憶が記憶されていない場合、第2特別図柄が変動を開始する前に、第1特別図柄が変動を開始することになる。そうなると、普図始動口を通過して、普通電動役物が開放されて、第2始動口に遊技球が入球しても、第2特別図柄が変動を開始しないため、当初の目的とする普図始動口を通過して普通電動役物が開放され、第2始動口に遊技球が入球すると第2特別図柄の変動が開始して、図柄が確定表示されて大入賞口が開放されるといった一連の作動タイミングが崩れてしまうことになる。
そこで、第1特別図柄と第2特別図柄が同時に変動開始する構成とすることで、普図始動口を通過して、普通電動役物が開放されて、第2始動口に遊技球が入球すると、第2特別図柄が変動を開始するといった、一連のタイミングのズレを防止することができる。
第1特別図柄又は第2特別図柄のうちの一方の特別図柄が小当りを示す図柄で確定表示されると、他方の特別図柄の変動時間の計測が中断して、第2大当り遊技が開始された場合に小当りと判定されている場合は第2大当り遊技が終了して、変動時間の計測が再開されてもハズレを示す図柄で確定表示されることになるので、遊技者に混乱を与えることにならない。
第2特別図柄が小当りを示す図柄で確定表示されると、第1特別図柄の変動時間の計測が中断して、第2大当り遊技が開始した場合には、第2大当り遊技が終了して、変動時間の計測が再開されてもハズレを示す図柄で確定表示されることになるので、遊技者に混乱を与えるものとならない。
[実施例1]
第2始動口102は普通図柄の抽選に当選すると普通電動役物12が作動して所定の時間開放される。なお、普電役物12は通常、第2始動口102を塞ぐようにその上部に突出しており、作動時に後退して第2始動口102を開放する。また、普電役物12は非作動時において下流側に設けられた第1大入賞口14へ遊技球を案内するように流下路の一部をなす。
本実施例では、上述したように通常遊技時には第2始動口102での抽選がほぼ開始されないように設計されているため、右打ちしても第2始動口102に入球することなく、通過して第1大入賞口14の方向へと流下していく。なお、第1大入賞口14は、小当りと判定されて第1又は第2特別図柄で確定表示された小当り図柄に応じて実行される小当り遊技において開閉される。
第2大入賞口105は大当り遊技において特別電動役物106が作動して所定の時間開放される。尚、特別電動役物106は通常、第2大入賞口105を塞ぐようにその上部に突出しており、作動時に後退して第2大入賞口105を開放する。また特別電動役物106は非作動時において第2大入賞口105の下流側へ遊技球を案内するように下部流路110の一部をなす。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ装置が備えられていない構成となっている。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
パチンコ機50は、第1始動口11への入球に起因して第1特別図柄の当否判定が、第2始動口102への入球に起因して第2特別図柄の当否判定が実行される。なお、本実施例では、第1特別図柄の当否判定と第2特別図柄の当否判定が同時に行われる構成となっている。当否判定に応じて第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10と演出図柄表示装置6の図柄変動を開始する。その後、第1又は第2特別図柄表示装置9,10に第1又は第2特別図柄の確定図柄を、演出図柄表示装置6に第1又は第2特別図柄に対応する疑似演出図柄を確定表示して第1又は第2特別図柄の当否判定の結果を報知する。
判定結果が大当りとなると、条件装置が作動することによって役物連続作動装置が作動して第2大入賞口105が賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技(特別遊技)が実行される。
大当り確率は200分の1とされ、小当り確率は第1特別図柄が198分の1、第2特別図柄が100分の1に設定されている。
また、時短付与率は第1特別図柄が50%、時短付与率は第2特別図柄が72%とされ、時短回数は第1特別図柄、第2特別図柄ともに100回(図柄変動回数)に設定されている。
また、第1始動口11及び第2始動口102への入球による賞球数は3個となっている。また、その他入賞口への賞球数は10個、大入賞口14への賞球数は15個となっている。大入賞口14への規定入賞数は、10個となっている。普通図柄当り確率は、パチンコ機50が非開放延長状態(開放延長機能の未作動時)では1/300、開放延長状態(開放延長機能の作動時)では1/1.0101となっている。普通電動役物12の開放時間は、パチンコ機50が非開放延長状態(開放延長機能の未作動時)では、0.2秒を1回となっている。開放延長状態(開放延長機能の作動時)では3.0秒を1回となっている。
即ち、第1の終了演出では普通図柄の当り遊技時間が短くなるので、第2始動口102へは入球するものの、第1大入賞口14への入球が困難であるため、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示されることを狙うことになる。一方、第2の終了演出では普通図柄の当り遊技時間が長くなるので、第1大入賞口14への入球が可能であるため、特定領域104への入賞を狙うことになる。
第1特別図柄がハズレ変動中である場合、図7(a)に示すように、第2特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるか当否判定可能となっている。第1特別図柄が小当り変動中である場合、図7(a)に示すように、第2特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるか当否判定可能である。大当りとなる否かの当否判定が行われないが、小当り又はハズレとなるか否かの当否判定は行う。
第1特別図柄がハズレ変動中である場合、図7(b)に示すように、第2特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるか当否判定可能となっている。第2特別図柄が小当り変動中である場合、図7(b)に示すように、第1特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるか当否判定可能である。大当りとなる否かの当否判定が行われないが、小当り又はハズレとなるか否かの当否判定は行う。
先ず、図7(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはなく、変動表示が継続する。また、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技又は小当り遊技中に特定領域104に入賞して移行した大当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、ハズレ図柄で停止する。
また、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第2特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技又は小当り遊技中に特定領域104に入賞して移行した大当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、小当り図柄で停止する。
第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、大当り変動中の第2特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技中に特定領域104に入賞したか否かによって、その後変動時間の計測が再開された後に停止する図柄が異なることになる。
小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には、移行した大当り遊技(役物当り)が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、ハズレ図柄で停止することになる。一方、小当り遊技中に特定領域104に入賞しなかった場合には、大当り遊技に移行せず、小当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、大当り図柄で停止することになる。
第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄で小当り図柄が停止することになる。
また、第2特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第1特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技又は小当り遊技中に特定領域104に入賞して移行した大当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、小当り図柄で停止する。
第2特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、大当り変動中の第1特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技中に特定領域104に入賞したか否かによって、その後変動時間の計測が再開された後に停止する図柄が異なることになる。
小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には、移行した大当り遊技(役物当り)が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、ハズレ図柄で停止することになる。一方、小当り遊技中に特定領域104に入賞しなかった場合には、大当り遊技に移行せず、小当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、大当り図柄で停止することになる。
第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第1特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。また、第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第1特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第1特別図柄で小当り図柄が停止することになる。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口102に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口102でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口102に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
図9において、主制御装置80は、S100の処理において第2始動口102を開放させるための普通電動役物12が作動中か確認し、作動していなければ(S100:no)、S105の処理において普通図柄が変動中か確認し、変動中でなければ(S105:no)、S110の処理において普通図柄の確定図柄が表示されているか確認する。なお、普通電動役物12が作動中(S100:yes)であれば、後述する「普通図柄遊技処理」へと移行する。
その後、S125へと移行する。なお、遊技球を検出していない場合には(S115:no)、後述する「普通図柄遊技処理」へと移行する。
その後、S165の処理において普通図柄の当り遊技の内容(普電役物12の開放パターン(開放時間、開始演出(当り遊技開始期間)、終了演出(当り遊技終了期間)等)の設定を行ない、S175へと移行する。
普通図柄当り設定処理(S165)による当り遊技終了期間の設定は図13に示す普通図柄当り遊技内容設定処理1により設定される。図13のS300において、主制御装置80は、特別図柄の変動回数が所定回数に達したか否かを判定する。なお、S300では、図18のS550、図20のS700の処理において特別図柄の変動回数が開放延長状態の契機となる大当り図柄又は小当り図柄に応じて設定された所定回数に達したか否かを判定する。所定回数に達した場合には(S300:yes)、第1の終了演出期間を設定し(S305)、本処理を終了(リターン)する。また、所定回数に達していない場合には(S300:no)、第2の終了演出期間を設定し(S310)、リターンする。
S250の処理において確定図柄の表示時間が終了となったか否かを判定する(S250)。確定図柄の表示時間が終了となった場合には(S250:yes)、確定図柄の表示を終了させて(S255)、S260の処理において、確定表示させた普通図柄が当りになる組合せであるか否か確認し、当りになる組合せであったときは(S260:yes)、普通図柄当り遊技開始処理において、主制御装置80は、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置6へ当り開始演出を開始させるようにコマンドを送信し(S265)、図14の普通図柄遊技処理に移行する。なお、確定図柄の表示時間が終了となっていない場合(S250:no)、又は確定表示した普通図柄の組合せがハズレであった場合には(S260:no)、そのまま普通図柄遊技処理へと移行する。
図14に示す「普通図柄遊技処理」では、先ず、S350の処理において、主制御装置80は普通電動役物12が作動中か確認する。普通電動役物12が作動中であれば(S350:yes)、S355の処理において普通電動役物12が開放中であるか否かを判定する。普通電動役物12が閉鎖中である場合には(S355:no)、S360の処理において普通図柄当り終了演出中か確認し、普通図柄当り終了演出中でなければ(S360:no)、S365の処理において普通図柄当り開始演出時間が経過したか確認し(S365)、普通図柄当り開始演出時間が経過していれば(S365:yes)、S370の処理において普通電動役物12を開放してリターンする。S350の処理において普通電動役物12が作動中ではない場合(S350:no)、又は普通図柄当り開始演出時間が経過してない場合には(S365:no)、そのままリターンとなる。
先ず、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11aの検出信号に基づいて、第1始動口11に遊技球が入球したか否かを判断する(S500)。肯定判断なら(S500:yes)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第1保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S505)。
先ず、図18の第1特別図柄当否判定処理において、主制御装置80は、特別電動役物106が作動中か否かを判断する(S550)。S550において否定判断で(S550:no)、特別図柄が中断中でもなく(S555:no)、特別図柄が変動中でなく(S560:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S565:no)、図19のS600に移行し、第1保留記憶(上記、図17のS510による保留記憶)があるか否かを判断する(S600)。なお、特別電動役物が作動中である場合には(S550:yes)、そのまま特別遊技処理へ移行する。
S615の処理において、大当りである判定すれば(S615:yes)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S620)。その後、変動パターン決定処理(S625)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S6630)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、第2大入賞口105の開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
本実施例の小当り設定処理(S650)は、小当り遊技にかかる情報(小当りのオープニング時間、第1大入賞口14の開放パターン、小当りのエンディング時間)を取得し、時短回数を減算する処理である。
第2特別図柄当否判定処理において、主制御装置80は、特別電動役物106が作動中か否かを判断する(S700)。S700の判定が否定判断で(S700:no)、特別図柄が中断中でもなく(S705:no)、特別図柄が変動中でなく(S710:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S715:no)、図21のS750に移行し、第2保留記憶(上記、図17のS525による保留記憶)があるか否かを判断する(S750)。なお、特別電動役物が作動中である場合には(S700:yes)、そのまま特別遊技処理へ移行する。
S765の処理において、大当りである判定すれば(S765:yes)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S770)。その後、変動パターン決定処理(S775)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S780)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、第2大入賞口105の開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
本実施例の小当り設定処理(S800)は、小当り遊技にかかる情報(小当りのオープニング時間、第1大入賞口14の開放パターン、小当りのエンディング時間)を取得し、時短回数を減算する処理である。
S850において、主制御装置80は、小当り遊技中に特定領域104に入賞したか否かを判定する。小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には(S850:yes)、中断中の特別図柄が大当りであるか否かを判定する(S855)。肯定判定の場合には(S855:yes)、S860へ移行する。S860において、主制御装置80は、図19のS620、又は図21のS770にて決定された大当り図柄をハズレ図柄に変更する。その後、S865において、図19の630又は図21のS780の大当り設定処理で行った内容を、ハズレ設定処理により行われる内容に変更する。そして、本処理を終了し、特別遊技処理へ移行する。
また、小当り遊技中に特定領域104に入賞しなかった場合(S850:no)、又は中断中の特別図柄が大当りではない場合には(S855:no)、そのまま特別遊技処理へ移行する。
その後、S910にて、確定図柄が大当り図柄であるか否かを判定する(S910)。大当り図柄である場合には(S910:yes)、S915へ移行する。また、大当り図柄ではないと判定された場合には(S910:no)、小当り図柄であるか否かを判定する(S920)。小当り図柄である場合には(S920:yes)、S915へ移行する。S915にて、中断フラグを「1」にセットする(S915)。その後、特別遊技処理へ移行する。
肯定判定(S950:yes)の場合は、確定図柄の表示を終了し(S955)、確定表示された特別図柄が大当りになる図柄か否かを判定する(S960)。肯定判断された場合(S960:yes)は、時短フラグが1か否かを判定する(S965)。時短フラグが1であれば(S965:yes)、S970にて時短フラグを0にし、S975に移行する。時短フラグが1でなければ(S965:no)、そのままS975に移行する。
なお、本実施例の場合、特別図柄当否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
なお、確定図柄の表示時間が終了していない場合(S950:no)、又は小当りを示す図柄ではない場合には(S1010:no)、そのまま特別遊技処理へ移行する。
第1特別図柄の大当り図柄は「特1大当り図柄1〜4」の4種類である。
「特1大当り図柄1、2」での大当りはいずれも、第2大入賞口105を29秒間開放する遊技を1ラウンドとして、これを4ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後に開放延長状態に移行しない。
「特1大当り図柄3」の大当りは、第2大入賞口105の開放を16ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態へ移行する。更に開放延長状態中は、普通図柄の当り遊技の当り遊技において演出時間の長い第2の終了演出期間(終了インターバル)が設定され、役物当りを狙うこととなる。
「特1大当り図柄4」の大当りは、第2大入賞口105の開放を4ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態が継続する。更に開放延長状態中は、特別図柄の変動回数が1〜49回では普通図柄の当り遊技において演出時間の短い第1の終了演出(終了インターバル)が設定され、図柄当りを狙うこととなる。その後、特別図柄の変動回数が50回に達すると、普通図柄の当り遊技の当り遊技において第2の終了演出に切替えられ役物当りを狙うこととなる。
「特2大当り図柄1」の大当りは、第2大入賞口105の開放を8ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態が継続する。更に開放延長状態中は、特別図柄の変動回数が1〜49回では普通図柄の当り遊技において演出時間の短い第1の終了演出期間が設定される。その後、特別図柄の変動回数が50回に達すると、普通図柄の当り遊技において第2の終了演出に切替えられる。
「特2大当り図柄2」の大当りは、第2大入賞口105の開放を16ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態が継続する。更に開放延長状態中は、特別図柄の変動回数が1〜69回では普通図柄の当り遊技において演出時間の短い第1の終了演出が設定される。その後、特別図柄の変動回数が70回に達すると、普通図柄の当り遊技において第2の終了演出に切替えられる。
「特1小当り図柄1」からの役物当りは、第2大入賞口105の開放を15ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後には開放延長状態に移行しない。
「特1小当り図柄2」からの役物当りは、第2大入賞口105の開放を3ラウンド行なう大当り遊技が実施される。大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態が継続する。開放延長状態中は、普通図柄の当り遊技において第2の終了演出期間が設定される。
一方、「特2小当り図柄2」の役物当りのときは、第2大入賞口105の開放を15ラウンド行なう大当り遊技が実施される。
いずれの図柄においても、大当り遊技終了後は、特別図柄の変動回数が100回に達するまで開放延長状態が継続する。更に開放延長状態中は、特別図柄の変動回数が1〜49回では普通図柄の当り遊技において演出時間の短い第1の終了演出期間が設定される。その後、特別図柄の変動回数が50回に達すると、普通図柄の当り遊技において第2の終了演出に切替えられる。
なお、第2特別図柄では、図柄変動により直接大当りとなる図柄当りの方が、小当りから発展した役物当りよりも、大当り遊技の内容や時短遊技の内容が有利とされている。
先ず、図26のS1030において、主制御装置80は大当りフラグが1にセットされているか否かを判定する。大当りフラグがセットされていない場合には(S1030:no)、S1035へ移行し、小当りフラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S1035)。また、大当りフラグが「1」にセットされている場合には(S1030:yes)、図30のS1200へ移行する。小当りフラグがセットされていない場合には(S1035:no)、特別遊技処理が終了(リターン)となる。
第1大入賞口14が開放中でなければ(S1055:no)、S1060の処理において特定領域104が有効であるか否かを判定する。
特定領域104が有効でなければ(S1060:no)、S1065の処理において小当り終了演出中であるか否かを判定し、小当り終了演出中であれば(S1065:yes)、S1070の処理において小当り終了演出終了時間であるか否かを判定する。小当り終了演出終了時間であると判定された場合には(S1070:yes)、小当りフラグを0にし(S1075)、中断フラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S1077)。中断フラグが「1」にセットされている場合には(S1077:yes)、中断フラグをクリアにし(S1080)、S1085へ移行する。また、中断フラグがセットされていなければ(S1077:no)、S1085へ移行する。
S1085において、特別図柄が中断中であるか否かを判定する。中断中である場合には(S1085:yes)、中断している特別図柄の時間の計測を再開させて(S1090)、特別遊技処理を終了させる。
S1100において、主制御装置80は第1大入賞口14に遊技球が10個入賞したか否かを判定する。遊技球が10個入賞しなかった場合には(S1100:no)、第1大入賞口14の開放時間が終了となったか否かを判定する(S1105)。第1大入賞口14の開放時間が終了となった場合には(S1105:yes)、S1110に移行する。また、第1大入賞口14に遊技球が10個入賞した場合には(S1100:yes)、第1大入賞口14を閉鎖し(S1110)、特別遊技処理を終了させる。なお、第1大入賞口14の開放時間が終了していない場合には(S1105:no)、図29のS1150へ移行する。
特定領域104に遊技球が入賞した場合には(S1150:yes)、条件装置作動開始処理(S1155)を行い、大当りフラグを「1」にセットする。続くS1160にて役物連続作動装置を作動させ、S1165において第1大入賞口14が開放中であるか否かを判定する(S1165)。第1大入賞口14が開放中であると判定された場合には(S1165:yes)、第1大入賞口14の閉鎖し(S1170)、S1175へと移行する。なお、第1大入賞口14が閉鎖中である場合には(S1165:no)、そのままS1175へと移行する。
S1175において、主制御装置80は特定領域104を無効にし(S1175)、役物大当り遊技開始設定処理(S1180)を行い、小当りフラグを「0」にセットし(S1185)、特別遊技処理を終了させる。
また、S1215において大当り開始演出中であると判定した場合には(S1215:yes)、大当り開始処理を行い(S1220)、終了となる。S1220の大当り開始演出処理において、主制御装置80はサブ統合制御装置83に大当り遊技開始コマンドを送信する。なお、大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過していない場合には(S1225:no)、そのまま特別遊技処理をと終了する。
S1250において、主制御装置80は第2大入賞口105へ10個の遊技球が入賞したか否かを判定する(S1250)。第2大入賞口105へ遊技球が10個入賞していないと判定した場合には(S1250:no)、第2大入賞口105の開放時間が終了となったか否かを判定する(S1255)。開放時間が終了となった場合には(S1255:yes)、第2大入賞口105を閉鎖し(S1260)、リターンとなる。なお、第2大入賞口105へ10個の遊技球が入賞した場合には(S1250:yes)、S1260へと移行する。また、第2大入賞口105の開放時間が終了となっていない場合には(S1255:no)、そのままリターンとなる。
S1355において、特別図柄が中断中であるか否かを判定する(S1355)。中断中である場合には(S1355:yes)、中断している特別図柄の時間の計測を再開し(S1360)、S1365へ移行する。また、特別図柄が中断していない場合には(S1355:no)、S1365へ移行する。S1365において、状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信して、特別遊技処理を終了する。
例えば、第1特別図柄で確定表示された「特1大当り図柄4」に応じて実行された大当り遊技の終了後には、特別図柄の変動回数が100回まで開放延長状態が継続され、前半の49回までは普通図柄の当り遊技の終了演出期間として第1の終了演出期間とされ、後半は第2の終了演出期間とされる。
この場合、前半の49回までは図33(a)に示すように、普通図柄作動ゲート17へ遊技球(a)が入球し通過すると、普通図柄の抽選及び普通図柄変動が開始される。普通図柄の変動時間は、普通図柄作動ゲート17を通過した遊技球(a)が普電役物12に到達する前に終了するように設定されている。
開放延長状態ではほぼ100%の確率で普通図柄の抽選が当選するので、普通図柄の変動終了後に普通図柄当り遊技の開始演出(1)(図33において丸付き数字で示す)が行われる。開始演出はその演出時間を、遊技球(a)が普電役物12に到達する前に該普電役物12が開放する極短い時間に設定されている。
即ち、普通図柄の変動と普通図柄の当り遊技の開始演出とが、遊技球(a)が普電役物12に到達する前に終了して、普電役物12が開放されるので、遊技球(a)は普電役物12の開放により第2始動口102へ入球する。
その後、遊技球(c)、(d)が普通図柄普通図柄作動ゲート17を通過すると、これらを契機に新たに普通図柄の抽選及び図柄変動が開始される。そして遊技球(c)、(d)は普通図柄の当選により普電役物12が開放して第2始動口102へ入球する。
このように普通図柄の当り遊技の終了演出期間として第1の終了演出期間が設定さている時は、普通図柄作動ゲート17を入球し通過した遊技球は第2始動口102へ入球することとなり、第1大入賞口14へ達する可能性が著しく低くなる。従って第1の終了演出期間は、第2始動口102へ入球に起因する特別図柄の変動により図柄当りを狙った遊技を楽しませることができる。
その後、普電役物12が閉じて第2の終了演出期間が実行される。この場合、第2の終了演出期間を、普電役物12の作動終了後に普通図柄作動ゲート17を通過した遊技球(c)が普通電動役物12を通過するのに要する時間よりも長くしたので、遊技球(c)の普通図柄作動ゲート17の通過は普通図柄の当り遊技中となるので、遊技球(c)により新たに普通図柄の抽選が行われることはない。従って、遊技球(c)は普通電動役物12及び第2始動口102に入球することなくこれらを素通り(通過)し、第1大入賞口14に達することが可能となる。そして、前記遊技球(a)の第2始動口102への入球を契機とする小当り遊技が実施されると、遊技球(c)が第1大入賞口14へ入球するので役物当りを狙うことができる。
図34を用いて、第1特別図柄の小当り変動中に第2特別図柄で小当りと判定され、第1特別図柄で小当り図柄が確定表示されたことに起因して実行された小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合について説明する。
第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄及び第2特別図柄の双方とも当否判定の結果、小当りと判定され、小当り変動中である。そして、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示されると、第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。第1特別図柄で小当り図柄が確定表示され、確定表示時間を経過して特別電動役物106が作動して小当り遊技が開始される。小当り遊技中に特定領域104を入賞することに起因して条件装置の作動を開始し、大当り遊技(役物当り)が開始される。その後、特別電動役物106及び条件装置の作動が終了すると、中断していた第2特別図柄の変動時間の計測の中断を再開する。そして、第2特別図柄の変動時間が経過すると、小当り図柄で確定表示される。第2特別図柄の小当り図柄の確定表示時間を経過すると、特別電動役物106の作動を開始する。
第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄及び第2特別図柄の双方とも当否判定の結果、小当りと判定されたため、小当り変動である。そして、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示されると、第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。第1特別図柄で小当り図柄が確定表示され、確定表示時間を経過して特別電動役物106が作動して小当り遊技が開始される。小当り遊技中に特定領域104への入賞がなければ、特別電動役物106の作動が終了し、小当り遊技が終了となる。そして、中断していた第2特別図柄の変動時間の計測の中断を再開する。第2特別図柄の変動時間が経過すると、小当り図柄で確定表示される。第2特別図柄の小当り図柄の確定表示時間を経過すると、特別電動役物106の作動を開始する。
第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄は当否判定により小当りと判定されたため、小当り変動中である。また、第2特別図柄は当否判定により大当りと判定されたため、大当り変動中である。先に、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示されると、第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。第1特別図柄で小当り図柄が確定表示され、確定表示時間を経過して特別電動役物106が作動して小当り遊技が開始される。小当り遊技中に特定領域104を入賞することに起因して条件装置の作動を開始し、大当り遊技(役物当り)が開始される。その後、特別電動役物106及び条件装置の作動が終了すると、中断していた第2特別図柄の変動時間の計測の中断を再開する。そして、第2特別図柄の変動時間が経過すると、ハズレ図柄で確定表示されることになる。
第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄は当否判定により小当りと判定されたため、小当り変動中である。また、第2特別図柄は当否判定により大当りと判定されたため、大当り変動中である。先に、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示されると、第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。第1特別図柄で小当り図柄が確定表示され、確定表示時間を経過して特別電動役物106が作動して小当り遊技が開始される。小当り遊技中に特定領域104を入賞しなかった場合には、特別電動役物106の作動が終了して小当り遊技が終了すると、第2特別図柄の変動時間の計測の中断を終了し、変動時間の計測を再開する。
その後、変動時間を経過すると、第2特別図柄は大当り図柄で確定表示することになる。確定表示時間を経過した後に、条件装置が作動を開始して大当り遊技が実行されることになる。
図38(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面上方には、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が変動している。また、演出図柄表示装置6の画面下方には、第2特別図柄に対応する演出図柄1001が変動表示している。
その後、図38(b)に示すリーチ表示態様を介して、図38(c)に示すように、ハズレ図柄に対応した演出図柄1000として「232」で確定表示させ、遊技者にハズレとなったことを報知する。なお、第2特別図柄に対応する演出図柄1001は変動中となっている。なお、遊技構成上、同時変動している状況は少ないため、あくまでも同時変動時だけこの表示態様になればよい。
役物当りが終了すると、中断していた第2特別図柄の変動時間の計測を再開する。演出図柄表示装置6の画面に表示されていた中断表示が消え、大当り遊技の終了後に開放延長状態へ移行すると、演出図柄1001が演出図柄表示装置6の画面中央で変動表示する。また、大当り遊技の終了後に開放延長状態へ移行すると、第1特別図柄に対応する演出図柄1000は、演出図柄表示装置6の右下方で変動を開始する。
その後、図40(b)へ移行すると、第1特別図柄に対応する演出図柄1000は変動中であるが、第2特別図柄に対応する演出図柄1001は「369」とハズレを示す表示態様で停止している。なお、本来、第2特別図柄は小当り変動であったが、第1特別図柄で小当り図柄が確定表示され、小当り遊技中に特定領域104に入球したことで、図22のハズレ図柄変更処理(S860)により、第2特別図柄は小当り図柄ではなくハズレ図柄に変更されたことになる。
先ず、図41(a)を用いて、第1特別図柄が大当り変動、ハズレ変動中である場合の第2特別図柄の当否判定について説明する。
図41(a)では、第1特別図柄が大当り変動又はハズレ変動中であっても、第2特別図柄の当否判定で判定可能であるものは丸で表示し、判定不可能なものはバツで表示している。第1特別図柄がハズレ変動中である場合、図41(a)に示すように、第2特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるか当否判定可能となっている。第1特別図柄が大当り変動中である場合、図41(a)に示すように、第2特別図柄の当否判定は大当りのみバツで表示されているため、小当り又はハズレであるか当否判定可能である。
図41(b)では、第2特別図柄が大当り変動、小当り変動又はハズレ変動中であっても、第1特別図柄の当否判定で判定可能であるものは丸で表示し、判定不可能なものはバツで表示している。第2特別図柄がハズレ変動中である場合、図41(b)に示すように、第1特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り又はハズレであるか当否判定可能となっている。第2特別図柄が小当り変動中である場合、図41(b)に示すように、第1特別図柄の当否判定は全て丸で表示されているため、大当り又はハズレであるか当否判定可能である。第2特別図柄が大当り変動中である場合、図41(b)に示すように、第1特別図柄の当否判定は、大当りはバツで表示されているため、ハズレと判定される。
先ず、図41(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはなく、変動表示が継続する。
第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄で小当り図柄が停止することになる。
第2特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、大当り変動中の第1特別図柄は、変動時間の計測が中断されることになる。そして、小当り図柄に基づいて実行された小当り遊技中に特定領域104に入賞したか否かによって、その後変動時間の計測が再開された後に停止する図柄が異なることになる。
小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には、大当り図柄からハズレ図柄へ変更され、移行した大当り遊技(役物当り)が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、ハズレ図柄で停止することになる。一方、小当り遊技中に特定領域104に入賞しなかった場合には、大当り遊技に移行せず、小当り遊技が終了すると、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、大当り図柄で停止することになる。
第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第1特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。
第2特別図柄で小当りを示す図柄で確定表示されると、第1特別図柄の変動時間の計測が中断する。しかし、小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には、特定領域104に入賞したことに起因して開始された大当り遊技(役物当り)が終了すると、中断していた変動時間の計測が再開されて、変動時間を経過するとハズレ図柄で確定表示されることになるので、遊技者に混乱を与えることにならない。
本発明の「普図始動口」が、普通図柄作動ゲート17に相当し、「第1始動口」が、第1始動口11に相当し、「普通電動役物」が、普通電動役物12に相当し、「第2始動口」が、第2始動口102に相当し、「特図当否判定手段」が、当否判定処理(S55)に相当し、「第1遊技領域」が、左遊技領域Lに相当し、「第2遊技領域」が、右遊技領域Rに相当し、「特定領域」が、特定領域104に相当し、「変動中断処理」が、変動時間計測中断処理(S930)に相当し、「第1変動再開処理」が、第1特別図柄変動再開処理(S1090)に相当し、「第2変動再開処理」が、第2特別図柄変動再開処理(S1360)に相当する。
普通図柄当り設定処理(S165)による当り遊技終了期間の設定は図42に示す普通図柄当り遊技内容設定処理2により設定される構成とする。図42のS1370において、主制御装置80は、予め定められた所定の当り図柄か否かを判定する。所定の当り図柄であれば(S1370:yes)、第1の終了演出期間を設定し(S1372)、本処理は終了(リターン)する。また、所定の当り図柄でない場合には(S1370:no)、第2の終了演出期間を設定し(S1374)、リターンする。この構成により、実施例1と同様に遊技を行うことができる。
普通図柄当り設定処理(S165)による普通電動役物の開放態様の設定は図43に示す普通図柄当り遊技内容設定処理3により設定される構成とする。図43のS1380において、主制御装置80は、特別図柄の変動回数が所定回数に達したか否かを判定する。なお、S1380では、図18のS550、図20のS700の処理において特別図柄の変動回数が開放延長状態の契機となる大当り図柄又は小当り図柄に応じて設定された所定回数に達したか否かを判定する。所定回数に達した場合には(S1380:yes)、第1普通電動役物開放態様を設定し(S1382)、本処理を終了(リターン)する。また、所定回数に達していない場合には(S1380:no)、第2普通電動役物開放態様を設定し(S1384)、リターンする。例えば、大当り図柄が特1大当り図柄4、特2大当り図柄1、特2小当り図柄1,2であれば、特別図柄の変動回数が50回に達したか否かを確認する。特2大当り図柄2であれば70回に達したか否かを確認する。
なお、前記大当り図柄が特1大当り図柄3のときは、特別図柄の変動回数に拘わらず第2普通電動役物開放態様とされ、特1小当り図柄2では特別図柄の変動回数に拘わらず第1普通電動役物開放態様とされる。
例えば、前記「特1大当り図柄4」の大当り遊技終了は、特別図柄の変動回数が100回まで時短遊技とされ、前半の49回までは普通図柄の当り遊技の開放時間が長い第1普通電動役物開放態様とされ、後半は開放時間の短い第2普通電動役物開放態様とされる。
この場合、前半の49回までは図44(a)に示すように、普通図柄作動ゲート17へ遊技球(a)が入球し通過すると、普通図柄の抽選及び普通図柄の変動が開始される。普通図柄の変動時間は、普通図柄作動ゲート17を通過した遊技球(a)が普通電動役物12に到達する前に終了するように設定されている。
開放延長状態ではほぼ100%の確率で普通図柄の抽選が当選するので、普通図柄の変動終了後に普通図柄の当り遊技の開始演出期間(1)となる。開始演出期間は、遊技球(a)が普通電動役物12に到達する前に該普通電動役物12が開放する極短い時間に設定されている。
即ち、普通図柄の変動と普通図柄の当り遊技の開始演出期間とが、遊技球(a)が普通電動役物12に到達する前に終了して、第1普通電動役物開放態様で普通電動役物12が開放され、遊技球(a)は普通電動役物12の開放により第2始動口102へ入球する。
その後、遊技球(c)、(d)が普通図柄作動ゲート17を通過すると、これらを契機に新たに普通図柄の抽選及び図柄変動が開始される。そして遊技球(c)、(d)は普通図柄の当選により普通電動役物12が開放して第2始動口102へ入球する。
このように普通電動役物12の開放態様として第1普通電動役物開放態様が設定さている時は、普通図柄作動ゲート17を入球し通過した遊技球は第2始動口102へ入球することとなり、第1大入賞口14へ達する可能性が著しく低くなる。従って第1普通電動役物開放態様が設定されている期間は、第2始動口102への入球に起因する特別図柄の変動により図柄当りを狙った遊技を楽しませることができる。
普通電動役物12の第2普通電動役物開放態様での開放により、遊技球(a)は第2始動口102へ入球するが、直ぐに普通電動役物12が閉じるので、続く遊技球(b)は普通電動役物12及び第2始動口102に入球することなくこれらを素通り(通過)し、第1大入賞口14に達することが可能となる。そして、前記遊技球(a)の第2始動口102への入球を契機とする小当り遊技が実施されると、遊技球(b)が第1大入賞口14へ入球するので役物当りを狙うことができる。
なお、開放延長状態で必ずしも普通図柄の当り遊技の普通電動役物の開放態様を切り替える必要はなく、例えば、前記「特1大当り図柄3」の大当り遊技後の開放延長状態のように全て第2普通電動役物開放態様としてもよく、役物当りを集中的に狙う遊技ができる。一方、前記「特1小当り図柄3」の小当りからの大当り遊技後の開放延長状態のように全て第1普通電動役物開放態様としてもよく、図柄当りを集中的に狙う遊技ができる。
図46(a)に示すように、第1普通電動役物開放態様として、所定の開放時間からなる1度の開放とする。所定の開放時間として、普通図柄作動ゲート17へ入球し通過したことにより普通図柄の当り遊技の契機となった遊技球(a)に連続して普通図柄作動ゲート17へ入球し通過した遊技球(b)が普通電動役物12及び第2始動口102へ達する程度の時間に設定することが望ましい。尚、前記のように連続する遊技球(a)と遊技球(b)とはある程度の間隔があく。
その後、遊技球(c)、(d)が普通図柄作動ゲート17を通過すると、これらを契機に新たに普通図柄の抽選及び図柄変動が開始される。そして遊技球(c)、(d)は普通図柄の当選により普通電動役物12が開放して第2始動口102へ入球する。
このように普通電動役物12の開放態様として第1普通電動役物開放態様が設定さている時は、普通図柄作動ゲート17を入球し通過した遊技球は第2始動口102へ入球することとなり、第1大入賞口14へ達する可能性が著しく低くなる。従って第1普通電動役物開放態様が設定されている期間は、第2始動口102への入球に起因する特別図柄の変動により図柄当りを狙った遊技を楽しませることができる。
前記開放時間として、少なくとも、普通図柄作動ゲート17へ入球し通過したことにより普通図柄の当り遊技の契機となった遊技球(a)に続く遊技球(b)が普通電動役物12を通過するのに要する時間よりも短くすることが望ましい。また前記所定のインターバルとして、少なくとも前記遊技球(b)が普通図柄作動ゲート17を通過してから普通電動役物12に達するのに要する時間よりも長くすることが望ましい。
図例によれば、普通電動役物12の第2普通電動役物開放態様での開放により、遊技球(a)は第2始動口102へ入球するが、直ぐに普通電動役物12が閉じるので、インターバル中の遊技球(b)、(c)は普通電動役物12及び第2始動口102に入球することなくこれらを素通り(通過)し、第1大入賞口14に達することが可能となる。そして、前記遊技球(a)の第2始動口102への入球を契機とする小当り遊技が実施されると、遊技球(b)、(c)が第1大入賞口14へ入球するので役物当りを狙うことができる。
普通図柄当り設定処理(S165)による普通電動役物の開放態様の設定は図47に示す普通図柄当り遊技内容設定処理4により設定される構成とする。図47のS1390において、主制御装置80は、普通図柄の当り図柄が予め定めた所定の当り図柄であるか否かを判定する。所定の当り図柄の場合には(S1390:yes)、第1普通電動役物開放態様を設定し(S1392)、本処理を終了(リターン)する。また、所定の当り図柄でない場合には(S1390:no)、第2普通電動役物開放態様を設定し(S1394)、リターンする。
例えば、大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態で、第1の終了演出期間からなる普通図柄の当り遊技が実行されると、第2始動口102へ入球するものの、第1大入賞口14への入球が困難であるため、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示されることを狙うことになる。一方、大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態で、第2の終了演出期間からなる普通図柄の当り遊技が実行されると、普通図柄の当り遊技時間が長くなるので、第1大入賞口14への入球が可能となり、特定領域104への入賞を狙うことになる。
しかし、上述した構成で、第1特別図柄と第2特別図柄の一方のみが変動可能な構成では、開放延長状態へと移行後に第1特別図柄の保留記憶が記憶されているが、第2特別図柄に対応する保留記憶が記憶されていない場合、第1特別図柄が変動する。発射された遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過し、普通電動役物12が開放されて第2始動口102に入球して、第2特別図柄の保留記憶が記憶されても、直ぐに第2特別図柄は変動せず、その後第2特別図柄が変動を開始することになる。
そのため、普通図柄作動ゲート17を通過し、普通電動役物12が開放されて、第2始動口102に入球し、第2特別図柄が変動開始して、図柄が確定表示されるという一連の動作タイミングのずれが生じることになる。
上述した弾球遊技機は、第1特別図柄と第2特別図柄が同時変動可能な構成とすることで、第1特別図柄の変動状況によらず、第2始動口102に入球して直ぐに第2特別図柄が変動可能となるため、一連の動作タイミングのずれが生じることを防ぐことができる。なお、図42から図47を用いて、実施例1のその他の構成として説明したが、これに限定されることはなく、後述する実施例2、実施例3のその他の構成として図42から図47の構成のいずれかを、実施例2、実施例3の構成に組み合わせてもよい。これにより、実施例1のその他の構成と同様の効果が得られる。
[実施例2]
図48(a)に示すように、第1特別図柄がハズレ変動中である場合、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるかの当否判定が可能である。第1特別図柄が小当り変動中である場合、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるかの当否判定が行われる。第1特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第2特別図柄の当否判定はバツで表示されているため、大当りとなる否かの当否判定が行われない。しかし、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、小当り又はハズレとなるかの当否判定は行われる。
図48(b)に示すように、第2特別図柄がハズレ変動中である場合、第1特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるかの当否判定が可能である。第2特別図柄が小当り変動中である場合、第1特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるかの当否判定が行われる。第2特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第1特別図柄の当否判定はバツで表示されているため、大当りとなる否かの当否判定が行われない。しかし、第1特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、小当り又はハズレとなるかの当否判定は行われる。
先ず、図48(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはなく、変動が継続する。また、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄は予め定められた変動時間に達する前にハズレ図柄で停止する。第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中又は大当り変動中の第2特別図柄は予め定められた変動時間に達する前にハズレ図柄で停止する。
また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄は変動時間の経過前にハズレ図柄で停止する。また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第2特別図柄は予め定められた変動時間に達する前に、ハズレ図柄で停止する。
また、第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄は変動時間の経過前にハズレ図柄で停止する。また、第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第1特別図柄は予め定められた変動時間に達する前に、ハズレ図柄で停止する。
図49のS1400において、主制御装置80は、特別電動役物106が作動中であるか否かを判定し(S1400)、否定判定の場合には(S1400:no)、第1特別図柄が変動中であるか否かを判定する(S1405)。第1特別図柄が停止している場合には(S1405:no)、確定図柄が表示中であるか否かを判定する(S1410)。確定図柄が表示中ではない場合には(S1410:no)、図19のS600へ移行する。また、特別電動役物106が作動中である場合には(S1400:yes)、特別図柄当否判定処理が終了となり、特別遊技処理へ移行する。第1特別図柄が変動中である場合には(S1405:yes)、図51のS1600へ移行する。また、確定図柄を表示中の場合には(S1410:yes)、図24のS950へ移行する。
先ず、実施例2の主制御装置80は、図26のS1035において、小当りフラグが「1」にセットされている場合には(S1035:yes)、図52のS1650へ移行する。
S1650において、主制御装置80は、小当り開始演出中であるか否かを判定する(S1650)。小当り開始演出中でなければ(S1650:no)、S1655の処理において第1大入賞口14が開放中であるか否かを判定する(S1655)。
第1大入賞口14が開放中でなければ(S1655:no)、S1660の処理において特定領域104が有効であるか否かを判定する。特定領域104が有効でなければ(S1660:no)、S1065の処理において小当り終了演出中であるか否かを判定し、小当り終了演出中であれば(S1665:yes)、S1670の処理において小当り終了演出終了時間であるか否かを判定する。小当り終了演出終了時間であると判定された場合には(S1670:yes)、小当りフラグを0にし(S1675)、特別遊技処理を終了させる。
なお、第1大入賞口14が開放中である場合には(S1655:yes)、図28のS1100へ移行する。また、特定領域104が有効である場合には(S1660:yes)、図29のS1150へ移行する。
図54(a)に示すように、第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄は当否判定により、大当りと判定され、大当り変動である。また、第2特別図柄の当否判定により、小当りと判定され、小当り変動である。そして、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示される。第2特別図柄は小当り変動であったが、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示されたことで、ハズレ図柄で確定表示される。そして、第1特別図柄の大当り図柄の確定表示時間を経過すると、条件装置が作動して、大当り遊技が実行される。
図55(a)は、第1特別図柄又は第2特別図柄の一方の特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合に、演出図柄表示装置6の画面に表示される演出態様の一例である。
図55(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面中央には、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が表示されている。演出図柄1000は、「333」で確定表示され、遊技者に大当りとなったことを報知している。なお、演出図柄表示装置6の画面右下方には、第2特別図柄に対応する演出図柄10001が表示されている。実施例2では、第1特別図柄又は第2特別図柄のうち、一方の特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合には、変動中の他方の特別図柄の予め定められた変動時間に達する前に、ハズレ図柄で停止させる構成となっている。そのため、演出図柄1001は「369」で確定表示され、遊技者にハズレとなったことを報知している。また、演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクタ1002の「熊の達吉」が表示されている。
図55(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面中央には、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が表示されている。演出図柄1000は、「246」で確定表示され、遊技者に小当りとなったことを報知している。なお、演出図柄表示装置6の画面右下方には、第2特別図柄に対応する演出図柄10001が表示されている。実施例2では、第1特別図柄又は第2特別図柄のうち、一方の特別図柄で小当り図柄が確定表示された場合には、変動中の他方の特別図柄の予め定められた変動時間に達する前に、ハズレ図柄で停止させる構成となっている。そのため、演出図柄1001は「369」で確定表示され、遊技者にハズレとなったことを報知している。また、演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクタ1002の「熊の達吉」が表示されている。
先ず、図56(a)を用いて、第1特別図柄が大当り変動、ハズレ変動中である場合の第2特別図柄の当否判定について説明する。
図56(a)に示すように、第1特別図柄がハズレ変動中である場合、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り、小当り又はハズレであるかの当否判定が可能である。第1特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第2特別図柄の当否判定はバツで表示されているため、大当りとなる否かの当否判定が行われない。しかし、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、小当り又はハズレとなるかの当否判定は行われる。
図56(b)に示すように、第2特別図柄がハズレ変動中である場合、第1特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り又はハズレであるかの当否判定が可能である。第2特別図柄が小当り変動中である場合、第2特別図柄の当否判定は丸で表示されているため、大当り又はハズレであるかの当否判定が行われる。第1特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第2特別図柄の当否判定はバツで表示されているため、大当りとなる否かの当否判定が行われず、ハズレと判定される。
先ず、図56(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはない。また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄は予め定められた変動時間を経過する前に、ハズレ図柄で停止する。第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、小当り変動中の第2特別図柄は予め定められた変動時間を経過する前に、ハズレ図柄で停止することになる。
第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄は予め定められた変動時間に達する前に、ハズレ図柄で停止することになる。
また、一方の特別図柄が大当り図柄又は小当り図柄で確定表示すると、強制的に他方の特別図柄をハズレ図柄で確定表示することになり、同じ時期に双方で当りが重複するような状況を回避することができる。
本発明の「変動停止処理」が、特別図柄停止処理(S1630)に相当する。
[実施例3]
先ず、図57(a)を用いて、第1特別図柄が大当り変動、小当り変動又はハズレ変動中での第2特別図柄の当否判定について説明する。
図57(a)では、第1特別図柄が大当り変動、小当り変動又はハズレ変動中であっても、第2特別図柄の当否判定で判定可能であるものは丸で表示し、判定不可能なものはバツで表示している。
図57(a)ではハズレ、小当り及び大当りが丸で表示されているため、第1特別図柄がハズレ変動中である場合、第2特別図柄の当否判定で大当り、小当り又はハズレのいずれかで判定されることが可能となっている。また、図57(a)では大当りと小当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第1特別図柄が小当り変動中である場合、第2特別図柄の当否判定でハズレと判定される。また、図57(a)では大当りと小当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第1特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第2特別図柄の当否判定でハズレと判定される。
図57(b)ではハズレ、小当り及び大当りが丸で表示されているため、第2特別図柄がハズレ変動中である場合、第1特別図柄の当否判定で大当り、小当り又はハズレのいずれかで判定されることが可能となっている。また、図57(b)では大当りと小当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第2特別図柄が小当り変動中である場合、第1特別図柄の当否判定でハズレと判定される。また、図57(b)では大当りと小当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第2特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第1特別図柄の当否判定でハズレと判定される。
先ず、図57(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはなく、変動表示が継続する。また、第1特別図柄が小当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、小当り図柄に基づいて小当り遊技が実行され、当該小当り遊技中に特定領域104に入賞した場合には移行した大当り遊技が終了後、又は当該小当り遊技中に特定領域104に入賞しなかった場合には小当り遊技の終了後に、中断した変動時間の計測が再開される。そして、予め定められた変動時間に達すると、小当り図柄で停止する。第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。
第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第1特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。
先ず、図58及び図59を用いて、実施例3の第1特別図柄当否判定処理について説明する。S1850において、主制御装置80は、特別電動役物106が作動中であるか否かを判定する(S1850)。否定判定の場合(S1850:no)、第1特別図柄が中断中であるか否かを判定する(S1855)。否定判定の場合には(S1855:no)、第1特別図柄が変動中であるか否かを判定する(S1860)。否定判定の場合には(S1860:no)、確定図柄を表示中であるか否かを判定する(S1865)。否定判定の場合には(S1865:no)、図59のS1900へ移行する。
なお、特別電動役物106が作動中(S1850:yes)、又は第1特別図柄が中断中である場合(S1855:yes)には、特別図柄当否判定処理を終了し、特別遊技処理へ移行する。また、第1特別図柄が変動中である場合(S1860:yes)、図23のS900へ移行する。確定図柄を表示中である場合(S1865:yes)、図24のS950へ移行する。
S1920の処理において、大当りである判定すれば(S1920:yes)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S1925)。その後、変動パターン決定処理(S1930)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S1935)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、第2大入賞口105の開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
なお、特別電動役物106が作動中(S2000:yes)、又は第2特別図柄が中断中である場合(S2005:yes)には、特別図柄当否判定処理を終了し、特別遊技処理へ移行する。また、第2特別図柄が変動中である場合(S2010:yes)、図23のS900へ移行する。確定図柄を表示中である場合(S2015:yes)、図24のS950へ移行する。
S2070の処理において、大当りである判定すれば(S2070:yes)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S2075)。その後、変動パターン決定処理(S2080)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S2085)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、第2大入賞口105の開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
図62に示すように、第1特別図柄が先に変動を開始し、その後第2特別図柄が変動を開始する。なお、第1特別図柄は予め定められた変動時間を経過した後に、大当り図柄で確定表示されることになる。第1特別図柄の大当り変動中に、第2特別図柄の当否判定が行われても、ハズレと判定される。そのため、第2特別図柄の変動はハズレ変動である。第1特別図柄で大当り図柄が確定表示すると、第2特別図柄の変動時間の計測は中断される。第1特別図柄での大当り図柄の確定表示時間が経過すると、条件装置が作動する。大当り遊技が終了し、条件装置の作動が終了すると、第2特別図柄の変動時間の計測が再開され、予め定められた変動時間に達すると、ハズレ図柄で確定表示する。
図63(a)では、第1特別図柄が大当り変動、小当り変動又はハズレ変動中であっても、第2特別図柄の当否判定で判定可能であるものは丸で表示し、判定不可能なものはバツで表示している。
図63(a)ではハズレ、小当り及び大当りが丸で表示されているため、第1特別図柄がハズレ変動中である場合、第2特別図柄の当否判定で大当り、小当り又はハズレのいずれかで判定されることが可能となっている。また、図57(a)では大当りと小当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第1特別図柄が大当り変動中である場合、第2特別図柄の当否判定でハズレと判定される。
図63(b)ではハズレ及び大当りが丸で表示されているため、第2特別図柄がハズレ変動中である場合、第1特別図柄の当否判定で大当り又はハズレのいずれかで判定されることが可能となっている。また、図57(b)では大当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第2特別図柄が小当り変動中である場合、第1特別図柄の当否判定でハズレと判定される。また、図63(b)では大当りがバツで表示され、ハズレが丸で表示されているため、第2特別図柄が大当りとなる変動中の場合、第1特別図柄の当否判定でハズレと判定される。
先ず、図63(c)を用いて説明する。第1特別図柄がハズレ図柄で確定表示された場合、変動中の第2特別図柄は何ら制限されることはなく、変動表示が継続する。また、第1特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第2特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第2特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。
第2特別図柄が大当り図柄で確定表示された場合、ハズレ変動中の第1特別図柄の変動時間の計測が中断される。そして、大当り遊技が終了した後に、変動時間の計測が再開される。予め定められた変動時間に達すると、第1特別図柄でハズレ図柄が停止することになる。
5:センターケース
6:演出図柄表示装置
11:第1始動口
12:普通電動役物
12b:普通電動役物ソレノイド
14:第1大入賞口
14b:第1大入賞口ソレノイド
50:パチンコ機
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
102:第2始動口
103:振分部材
104:特定領域
105:第2大入賞口
105b:第2大入賞口ソレノイド
106:特別電動役物
107:取込口
Claims (3)
- 遊技球が通過することにより普通図柄の抽選の契機となる普図始動口と、
遊技球が常時入球可能な第1始動口と、
前記普通図柄の抽選結果に応じて開放する普通電動役物と、
該普通電動役物の開放時に遊技球が入球可能な第2始動口と、
特図当否判定手段と、を備え、
該特図当否判定手段は、前記第1始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行う第1特図当否判定手段と、
前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行う第2特図当否判定手段と、で構成され、
特別図柄表示制御手段を備え、
該特別図柄表示制御手段は、前記第1特図当否判定手段による当否判定の結果に基づいて第1特別図柄を設定された変動時間のあいだ、変動表示させてから確定表示させる第1特別図柄表示制御手段と、
前記第2特図当否判定手段による当否判定の結果に基づいて第2特別図柄を設定された変動時間のあいだ、変動表示させてから確定表示させる第2特別図柄表示制御手段と、で構成され、
発射された遊技球が流下する遊技領域に、所定の発射強度未満で発射された遊技球が流下する第1遊技領域と、前記所定の発射強度以上で発射された遊技球が流下する第2遊技領域と、を設け、
前記第1始動口は前記第1遊技領域を流下した遊技球が入球可能に配置され、
前記普図始動口及び前記第2始動口は前記第2遊技領域を流下した遊技球が入球可能に配置され、
前記特図当否判定手段により大当りと判定された場合、前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄で大当りを示す図柄で確定表示し、大入賞口を開閉動作させる大当り遊技を開始させる第1大当り遊技と、
前記特図当否判定手段により小当りと判定された場合、前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄で小当りを示す図柄で確定表示し、前記大入賞口又は小当り用大入賞口を開閉動作させる小当り遊技を開始させ、該小当り遊技で前記大入賞口又は前記小当り用大入賞口に設けられた特定領域へ遊技球が入球することで大当り遊技を開始させる第2大当り遊技と、を実行可能で、
前記大当り遊技の終了後の遊技状態を、前記普通電動役物の開放状態が通常開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へ移行可能な開放延長手段を備えた弾球遊技機において、
前記第1特別図柄表示制御手段又は前記第2特別図柄表示制御手段は、同時に変動可能な構成とし、
前記特図当否判定手段は、当否判定を行う時に他方が大当りとなる変動表示又は小当りとなる変動表示を行っている場合は、ハズレを選択し、
前記特別図柄表示制御手段は、同時変動中において、
一方の特別図柄が前記大当りを示す図柄又は前記小当りを示す図柄で確定表示すると、他方の特別図柄の前記変動時間の計測を中断する変動中断処理を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技球が通過することにより普通図柄の抽選の契機となる普図始動口と、
遊技球が常時入球可能な第1始動口と、
前記普通図柄の抽選結果に応じて開放する普通電動役物と、
該普通電動役物の開放時に遊技球が入球可能な第2始動口と、
特図当否判定手段と、を備え、
該特図当否判定手段は、前記第1始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行う第1特図当否判定手段と、
前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行う第2特図当否判定手段と、で構成され、
特別図柄表示制御手段を備え、
該特別図柄表示制御手段は、前記第1特図当否判定手段による当否判定の結果に基づいて第1特別図柄を設定された変動時間のあいだ、変動表示させてから確定表示させる第1特別図柄表示制御手段と、
前記第2特図当否判定手段による当否判定の結果に基づいて第2特別図柄を設定された変動時間のあいだ、変動表示させてから確定表示させる第2特別図柄表示制御手段と、で構成され、
発射された遊技球が流下する遊技領域に、所定の発射強度未満で発射された遊技球が流下する第1遊技領域と、前記所定の発射強度以上で発射された遊技球が流下する第2遊技領域と、を設け、
前記第1始動口は前記第1遊技領域を流下した遊技球が入球可能に配置され、
前記普図始動口及び前記第2始動口は前記第2遊技領域を流下した遊技球が入球可能に配置され、
前記特図当否判定手段により大当りと判定された場合、前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄で大当りを示す図柄で確定表示し、大入賞口を開閉動作させる大当り遊技を開始させる第1大当り遊技と、
前記第2特図当否判定手段により小当りと判定された場合、前記第2特別図柄で小当りを示す図柄で確定表示し、前記大入賞口又は小当り用大入賞口を開閉動作させる小当り遊技を開始させ、該小当り遊技で前記大入賞口又は前記小当り用大入賞口に設けられた特定領域へ遊技球が入球することで大当り遊技を開始させる第2大当り遊技と、を実行可能で、
前記大当り遊技の終了後の遊技状態を、前記普通電動役物の開放状態が通常開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へ移行可能な開放延長手段を備えた弾球遊技機において、
前記第1特別図柄表示制御手段又は前記第2特別図柄表示制御手段は、同時に変動可能な構成とし、
前記第1特図当否判定手段は、当否判定を行う時に前記第2特別図柄が大当りとなる変動表示又は小当りとなる変動表示を行っている場合は、ハズレを選択し、
前記特別図柄表示制御手段は、同時変動中において、
少なくとも前記第2特別図柄が前記大当りを示す図柄又は前記小当りを示す図柄で確定表示すると、前記第1特別図柄の前記変動時間の計測を中断する変動中断処理を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記第2遊技領域は、前記普通電動役物の下流に前記大入賞口を配置し、
前記普通電動役物は、開放状態と非開放状態に切り替えるための開閉手段を備え、
前記普通電動役物が開放状態である時は、流下してきた遊技球を前記第2始動口へ誘導し、
前記普通電動役物が非開放状態である時は、前記開閉手段は前記大入賞口へ誘導するための誘導路の一部として構成されていること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
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