JP2017080279A - 遊技機 - Google Patents

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浩 水上
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Abstract

【課題】微小な文字等を含んだ微細な構成要素から構成された真贋識別用(偽造防止用)の識別領域を備えたシールを用いて基板ケースを封印する遊技機を提供する。【解決手段】主制御基板50を収容する2つのケース片210、220を有した基板ケースと、2つのケース片にまたがって接着されたシール250と、を備え、シールは、少なくともその一部に肉眼で判別、判読が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域251を備えている。【選択図】図10

Description

本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の各種遊技機に搭載されたROMを交換する等の不正行為を目的として基板保護ケースが開放された場合にその形跡を確実に残して不正行為を発見可能とし、その結果として不正行為を効果的に予防することができる封印シールを備えた遊技機に関する。
パチンコ遊技機、スロットマシン等の各種遊技機に搭載されるROMを不正に取り換えることにより、遊技内容を遊技者に都合よく進行させて出球を獲得する不正行為が所謂ゴト師によって行われ、その手法は巧妙化している。
ROMは制御基板上に搭載された状態で基板保護ケース内に収納されているが、このようなROMの不正な取り換えは、工場から出荷された遊技機が遊技場に設置される以前の段階、或いは設置後に基板保護ケースを開放した上で行われる可能性が高い。
このような不正行為に対する対策として特許文献1には、制御基板上のROMを包囲するケース体とカバー体とを分離不能な結合手段によって結合することにより、結合手段を破壊した場合にその痕跡が必ず残るようにした技術が提案されている。
しかし、不正行為者の手口が日々巧妙化することにより、結合手段を破壊して基板保護ケースを開放してROMを交換した後で、形跡が残らないように新たな結合手段を組み付ける可能性がある。
このような不具合に対処すべく、遊技機メーカーの業界団体が認証、発行した封印シールを用いて基板保護ケースを封印することが行われている。封印シールとしては、接着シート面にRFIDを組み込んだものが開発されており、基板保護ケースが不正に開放されて封印シールが破断した時にRFIDを構成する回路パターンが破断するように構成して、RFIDと送受信装置との間での通信機能が喪失するようにしたものが知られている。
特許文献2には、RFIDを組み込んだ封印シールによって基板保護ケースを封印する対策が講じられた場合に、不正行為者が基板保護ケースの不正開放によって一旦破断した封印シールを基板保護ケースの再閉止時に修復してRFIDによる通信機能を回復させることを不可能にするための提案がなされている。
しかし、RFIDを備えた封印シールは、不正行為の有無を検知するための送受信機を必要とし、遊技場において送受信機を装備するためのコストがかかるのみならず、送受信機を用いた検知作業は繁雑であるという問題があった。
特開2006−130352公報 特許第4987020号
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、微小な文字等を含んだ微細な構成要素から構成された真贋識別用(偽造防止用)の識別領域を備えたシールを用いて基板ケースを封印する遊技機を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、制御基板を収容する2つのケース片を有した基板ケースと、該2つのケース片にまたがって接着されたシールと、を備えた遊技機であって、前記シールは、少なくともその一部に肉眼による判別が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域を備えていることを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、前記識別領域にはランダムマイクロ文字を含んでいることを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、前記基板ケースに装着されて前記シールの少なくとも一部を覆い、且つ少なくとも一部に透光部を有した包囲部材を備え、前記包囲部材の透光部に前記識別領域の少なくとも一部を拡大させる拡大レンズ部を配置したことを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、前記包囲部材の透光部自体を予め前記拡大レンズ部としていることを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、前記包囲部材の透光部に対して、別体の前記拡大レンズ部を後付けしたことを特徴とする。
本発明によれば、微小な文字等を含んだ微細な構成要素から構成された真贋識別用(偽造防止用)の識別領域を備えたシールを用いて基板ケースを封印する遊技機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の一例を示した正面図である。 本実施形態に係る遊技機の裏面側の一例を示した斜視図である。 本実施形態に係る遊技機に備えられている遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 ベース枠体に各ユニットを組み付けた状態を示す背面図である。 図4の一部を分解して示した斜視図である。 本発明の封印構造を備えた基板保護ケースの背面図である。 台座に対して基板保護ケースが開放された状態を示す斜視図である。 台座を含む基板保護ケースの分解斜視図である。 (a)乃至(d)は突き合わせ部に対して切断部材、封印シール、キャップを組み付ける手順を上ケース片の突出片を中心として示す模式図であり、(e)は突出片の端面図である。 突き合わせ部に対して切断部材、封印シール、キャップを組み付ける直前の状態を示す分解斜視図である。 突き合わせ部に封印シールを接着した状態を示す斜視図である。 封印シールに対してキャップを装着した状態を示す斜視図である。 キャップを離脱させて封印シールを破断した状態を示す斜視図である。 (a)及び(b)は封印シールの一例の表面図、及び一部拡大図である。 (a)及び(b)は封印シールの他の構成例を示しており、第2シール接着部の他に第1シール接着部にも識別領域を設けた例を示す図である。 別部材としての拡大レンズ部材を既存のキャップに後付けする場合の構成例を示した図である。 単体としての拡大レンズ部材をキャップに後付けするようにした構成例の説明図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
<遊技機の基本構成>
図1は、本実施形態に係る遊技機の一例を示した正面図、図2は、本実施形態に係る遊技機の裏面側の一例を示した斜視図、図3は、本実施形態に係る遊技機に備えられている遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
図1に示す遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠2に内枠(開閉枠)3が開閉可能に装着され、この内枠3にガラス枠4が開閉可能に装着されている。
ガラス枠4には窓4aが形成され、その窓4aに透明板(ガラス板)4bが装着されている。内枠3には遊技球が打出される盤面を有する遊技盤10が装着され、この遊技盤10の盤面とその前側の透明板との間に遊技球が転動、流下可能な遊技領域10aが形成されている。透明板4bは、例えばガラス板であり、ガラス枠4に対して着脱可能に固定されている。
ガラス枠4は、左右方向の一端側(例えば遊技機に正対して左側)においてヒンジ機構部5を介して外枠2に連結されており、ヒンジ機構部5を支点として左右方向の他端側(例えば遊技機に正対して右側)を外枠2から開放させる方向に回動可能とされている。ガラス枠4は、透明板とともに遊技盤10を覆い、ヒンジ機構部5を支点として扉のように回動することによって、遊技盤10を含む外枠2の内側部分を開放することができる。ガラス枠4の他端側には、ガラス枠4の他端側を外枠2に固定するロック機構が設けられている。ロック機構による固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。また、ガラス枠4には、ガラス枠4が外枠2から開放されているか否かを検出する扉開放スイッチが設けられている。
ガラス枠4の下部(窓4aの下側部分)には、遊技球を貯留する貯留皿6(上皿6aと下皿6b)を有する皿ユニット7が設けられ、その皿ユニット7に、遊技者が押下操作可能な演出ボタン8(図1)と、遊技者が種々の選択操作を実行可能な十字キー40と、下皿6bに貯留された遊技球を遊技機外部へ排出する排出ボタン9とが装備されている。
演出ボタン8は、例えば、後述する画像表示装置161に当該演出ボタン8を操作するようなメッセージが表示されたときのみ有効となる。演出ボタン8には、演出ボタン検出スイッチ8a(図3参照)が設けられており、この演出ボタン検出スイッチ8aが遊技者の操作を検出すると、この操作に応じてさらなる演出が実行される。
また、十字キー40には、十字キー検出スイッチ(上キー検出スイッチ、下キー検出スイッチ、左キー検出スイッチ、右キー検出スイッチ)が設けられている。
ガラス枠4の右下側には、操作ハンドル11が設けられている。遊技者が操作ハンドル11に触れると、操作ハンドル11内にあるタッチセンサ11a(図3参照)が、操作ハンドル11に遊技者が触れたことを検知し、発射制御基板75にタッチ信号を送信する。発射制御基板75は、タッチセンサ11aからタッチ信号を受信すると、発射用ソレノイド12aの通電を許可する。そして、操作ハンドル11の回転角度を変化させると、操作ハンドル11に直結しているギアが回転し、ギアに連結した発射ボリューム11bのつまみが回転する。この発射ボリューム11bの検出角度に応じた電圧が遊技球発射機構に設けられた発射用ソレノイド12aに印加される。そして、発射用ソレノイド12aに電圧が印加されると、発射用ソレノイド12aが印加電圧に応じて作動するとともに、操作ハンドル11の回動角度に応じた強さで遊技球が遊技盤10の遊技領域10aへ発射される。
遊技盤10における遊技領域10aの周囲には、外レールR1及び内レールR2が設けられている。これら外レールR1及び内レールR2は、操作ハンドル11を操作したときに遊技球発射機構から発射された遊技球を遊技領域10aの上部に案内する。遊技領域10aの上部に案内された遊技球は、遊技領域10a内を落下する。このとき、遊技領域10aに設けられた複数の釘や風車によって、遊技球は予測不能に落下することとなる。
遊技盤10の略中央には、センター部材12が配置されている。センター部材12には、液晶表示装置等からなる画像表示装置161と、「刀」を模した演出用役物装置32が設けられている。
また、センター部材12の中央下側の遊技領域10aには、遊技球が入球可能な第1始動口13が設けられている。そして、この第1始動口13の下方に第2始動口14が設けられている。第2始動口14は、開閉扉14bを有しており、開閉扉14bが閉状態に維持される第1の態様と、開閉扉14bが開状態となる第2の態様とに可動制御される。従って、第2始動口14は、第1の態様にあるときには遊技球の入賞機会がなく、第2の態様にあるときには遊技球の入賞機会が増すこととなる。
なお、本実施形態では、第2始動口14が第1の態様に制御されているときは、第2始動口14に遊技球が入球することがないようにしている。しかしながら、第2の態様に制御されているときよりも第1の態様に制御されているときの方が遊技球の入球機会が少なければ、第1の態様に制御されているときに第2始動口14に遊技球が入球しても構わない。つまり、第1の態様には、第2始動口14への遊技球の入球が不可能または困難な状態が含まれる。
第1始動口13、及び第2始動口14には、遊技球の入球を検出する第1始動口検出スイッチ13a(図3参照)及び第2始動口検出スイッチ14aがそれぞれ設けられており、これら検出スイッチが遊技球の入球を検出すると、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たりの抽選」という)が行われる。また、第1始動口検出スイッチ13a及び第2始動口検出スイッチ14aが遊技球の入球を検出した場合にも、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
なお、本実施形態の遊技機1では、第1始動口13及び第2始動口14に遊技球が入球した場合、例えば3個の遊技球の払い出しを行うようにしているが、遊技球の入球に伴う払い出しは必ずしも行う必要は無い。また、例えば第1始動口13の払い出し個数を3個、第2始動口14の払い出し個数を1個といったように始動口ごとに払い出し個数を異なるように構成しても良い。
センター部材12の両側の遊技領域10aには、遊技球が通過可能なゲート15が設けられている。ゲート15には、遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチ15a(図3参照)が設けられており、このゲート検出スイッチ15aが遊技球の通過を検出すると、後述する普通図柄の抽選が行われる。
さらにセンター部材12の右側の遊技領域10aには、遊技球が入球可能な第1大入賞口16及び第2大入賞口17が設けられている。このため、操作ハンドル11を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、第1大入賞口16及び第2大入賞口17には遊技球が入賞しないように構成されている。
第1大入賞口16は、通常は開閉扉16bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、後述する大当たり遊技が開始されると、開閉扉16bが開放されるとともに、この開閉扉16bが遊技球を第1大入賞口16内に導く受け皿として機能し、遊技球が第1大入賞口16に入球可能となる。第1大入賞口16には第1大入賞口スイッチ16aが設けられており、この第1大入賞口スイッチ16aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
第2大入賞口17は、通常は可動片17bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、後述する大当たり遊技が開始されると、可動片17bが作動して開放されるとともに、この可動片17bが遊技球を第2大入賞口17内に導く誘導路として機能し、遊技球が第2大入賞口17に入球可能となる。第2大入賞口17には第2大入賞口スイッチ17aが設けられており、この第2大入賞口スイッチ17aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
さらに、遊技領域10aには複数の一般入賞口18が設けられている。これら各一般入賞口18に遊技球が入賞すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
遊技領域10aの最下部には、一般入賞口18、第1始動口13、第2始動口14、第1大入賞口16及び第2大入賞口17のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するためのアウト口19が設けられている。
画像表示装置161は、遊技が行われていない待機中に画像を表示したり、遊技の進行に応じた画像を表示したりする。なかでも、第1始動口13または第2始動口14に遊技球が入球したときには、抽選結果を遊技者に報知する演出図柄35が変動表示される。
演出図柄35というのは、例えば第1図柄(左図柄)、第2図柄(右図柄)、第3図柄(中央図柄)という3つの図柄(数字)をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、特定の図柄(数字)を配列表示するものである。
これにより、図柄のスクロール中には、あたかも現在抽選が行われているような印象を遊技者に与えるとともに、スクロールの停止時に表示される図柄によって、抽選結果が遊技者に報知される。この演出図柄35の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクター等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにしている。
また、図示しないが、画像表示装置161には、上記演出図柄35とは別に第4図柄が表示されている。第4図柄は、大当たり抽選処理による抽選結果の報知に用いる演出図柄35の変動状態を示している図柄である。
なお、第4図柄は、必ずしも画像表示装置161に表示する必要は無く、別途、第4図柄表示ランプを設けて表示するようにしても良い。
ガラス枠4の上部には、左右1対の演出用照明装置33が装備されている。演出用照明装置33は、それぞれ複数のライトを備えており、各ライトの光の照射方向や発光色を変更しながら、さまざまな演出を行うようにしている。
また、演出用照明装置33は、それぞれ複数のライトを備えており、各ライトの光の照射方向や発光色を変更しながら、さまざまな演出を行うようにしている。
さらに、図1には示していないが、遊技機1にはスピーカからなる音声出力装置34(図3参照)が設けられており、上記の各演出装置に加えて、BGM(バックグランドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力し、サウンドによる演出も行うようにしている。
遊技領域10aの左側下方には、後述する第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、普通図柄表示装置22、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、普通図柄保留表示器25、ラウンド回数表示器26等の表示領域が設けられている。
第1特別図柄表示装置20は、第1始動口13に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するものであり、複数のLEDで構成されている。つまり、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が複数設けられており、この第1特別図柄表示装置20に大当たりの抽選結果に対応する特別図柄(点灯態様)を表示することによって、抽選結果を遊技者に報知するようにしている。このようにして表示される特別図柄はすぐに表示されるわけではなく、所定時間変動表示(点滅)された後に停止表示されるようにしている。
より詳細には、第1始動口13に遊技球が入球すると、大当たりの抽選が行われることとなるが、この大当たりの抽選結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、所定時間を経過したところで遊技者に報知される。そして、所定時間が経過したところで、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が停止表示して遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。
第2特別図柄表示装置21は、第2始動口14に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するためのもので、その表示態様は、上記第1特別図柄表示装置20における特別図柄の表示態様と同一である。
普通図柄表示装置22は、ゲート15を遊技球が通過したことを契機として行われる普通図柄の抽選結果を報知するためのものである。詳しくは後述するが、この普通図柄の抽選によって所定の当たりに当選すると普通図柄表示装置22が点灯し、その後、第2始動口14が所定時間、第2の態様に制御される。なお、この普通図柄についても、ゲート15を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、所定時間が経過するまで普通図柄表示装置22を点滅させる等、普通図柄が変動表示するようにしている。
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口13または第2始動口14に遊技球が入球して即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで大当たりの抽選の権利が留保される。より詳細には、第1始動口13に遊技球が入球して留保される大当たりの抽選の権利は第1保留として留保され、第2始動口14に遊技球が入球して留保される大当たりの抽選の権利は第2保留として留保される。
これら両保留は、それぞれ上限留保個数を4個に設定し、その留保個数は、それぞれ第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24とに表示される。
そして、普通図柄の上限留保個数も4個に設定されており、その留保個数が、上記第1特別図柄保留表示器23及び第2特別図柄保留表示器24と同様の態様によって、普通図柄保留表示器25において表示される。
ラウンド回数表示器26は、後述する特別遊技中に行われるラウンド遊技のラウンド回数を報知するためのものである。
図3に示すように、遊技機1の裏面には、主制御基板50、演出制御基板55、払出制御基板60、ランプ制御基板65、画像制御基板70、発射制御基板75、電源基板80、遊技情報出力端子板27などが設けられている。また、電源基板80に遊技機に電力を給電するための電源プラグ81や、図示しない電源スイッチが設けられている。
次に、演出ボタン8は、皿ユニット7の中央部分に組込まれている。
演出ボタン8は、図示しない通常操作位置と、通常操作位置よりも下方へ退入した押下位置と、通常操作位置よりも上方へ突出した突出操作位置とに亙って進退可能に構成されている。また、演出ボタン8は通常操作位置及び突出操作位置を含む任意の位置から押下位置へ押下操作可能に構成されている。
なお、本明細書では演出ボタン8の詳細な構造については、例えば特開2013−116168公報等に開示されているので説明を省略する。
<遊技盤背面の構成>
次に、遊技盤の背面側の構成について説明する。
図4はベース枠体に各ユニットを組み付けた状態を示す背面図であり、図5は図4の一部分解斜視図である。
図2、図4、図5等に示すように、遊技盤10の背面(後面)には、前後方向に貫通する開口部を有したベース枠体(液晶ベース枠)130が組み付けられて、ベース枠体の背面側(後面側)にはその開口部を塞ぐように画像表示ユニット(画像表示装置161、及び画像表示カバー165)160が組み付けられる。画像表示カバー(液晶カバー)165の背面(後面)には、ランプ中継基板166が組み付けられ、ランプ中継基板166よりも下側の画像表示カバー165の背面下部には主制御基板を収容した基板保護ケース(基板ケース)200が取り付けられる。
ベース枠体(液晶ベース)130は前後方向へ貫通する開口部を有した略四角形の環状体であり、その環状の前面131は遊技盤10の背面に添設されて固定される。ベース枠体の背面には各種回路基板、部品類を配置するためのスペースがある。
ベース枠体130の背面に固定された画像表示ユニット(液晶ユニット)160の背面側には、演出制御基板55が配置されている。画像表示ユニット160は、演出制御基板の前方に設けた画像表示ユニット収納用のギャップ(収納空間)内に対して、ベース枠体の側方(左右方向)、上下方向、或いは斜め方向からスライド自在に装着できるように構成されている。
ベース枠体の背面に配置された各種回路基板は、蓋部材170によって覆われる(図4、図5)。
<基板保護ケース>
次に、基板保護ケースの構成について説明する。
図6は本発明の封印構造を備えた基板保護ケース(基板ケース、制御基板ボックス)の背面図であり、図7は台座に対して基板保護ケースが開放された状態を示す斜視図であり、図8は台座を含む基板保護ケースの分解斜視図であり、図9(a)乃至(d)は突き合わせ部に対して切断部材、封印シール、キャップを組み付ける手順を上ケース片の突出片を中心として示す模式図であり、(e)は突出片の端面図であり、図10は突き合わせ部Aに対して切断部材、封印シール、キャップを組み付ける直前の状態を示す分解斜視図であり、図11は突き合わせ部に封印シールを接着した状態を示す斜視図であり、図12は封印シールに対してキャップを装着した状態を示す斜視図であり、図13はキャップを離脱させて封印シールを破断した状態を示す斜視図であり、図14(a)及び(b)は封印シールの一例の表面図、及び一部拡大図である。
基板保護ケース(基板ケース、制御基板ボックス)200は、ROMを始めとした電子部品を搭載した主制御基板(制御基板、プリント基板)50を内部に収容した状態でパチンコ遊技機等の遊技機の背面に台座280を介して組み付けられる(図6〜図8)。
基板保護ケース200は、ROMを搭載した主制御基板(プリント基板)50を間に挟んだ状態で内部に収容する透明な樹脂製の2つのケース片(下ケース片(基板ケース)210、上ケース片(基板ケース)220)と、両ケース片210、220の端縁間に挟まれて保持される封印シール切断用切断部材(以下、切断部材、という)230と、後述する封印シール(シール)250を接着した基板保護ケースの突き合わせ部Aに対して着脱自在に装着されるキャップ(包囲部材)240と、を備えている。
下ケース片210と上ケース片220は、基板ケース本体を構成している。
本例では、両ケース片210、220は、図8中の(イ)で示した互いに逆方向(制御基板面と平行な面方向)にスライドすることにより閉止される。即ち、下ケース片210の上下両辺に設けたL字状の長穴210a内に、上ケース片220側のこれらの長穴と対応する位置にある図示しないピンを嵌合させて矢印(イ)方向へスライドさせることにより、両ケース片は結合状態となる。
なお、両ケース片210、220の開閉構造、連結構造、その他の構造は図示以外の構造であってもよい。
上ケース片220の下部には内部の主制御基板50に設けた内部コネクタと外部コネクタとの接続部を覆うコネクタカバー229が配置されている。
本例では、下ケース片(基板ケース)210は主制御基板50を間に挟んで上ケース片(基板ケース)220に対してカシメ部材により固定される。
基板保護ケース200の端縁に沿った適所には、カシメ部材203(カシメピン203a、カシメ板203b)を用いたカシメ締結部が配置され、カシメ締結部に設けた締結穴内にカシメ部材を打ち込むことにより両ケース片210、220は閉止状態でロックされる。締結穴に打ち込まれたカシメ部材を除去することによって両ケース片210、220は開閉、着脱可能な状態となる(図8)。
なお、台座280は、遊技機本体の背面側に設けた遊技機側保持部(本例では、ランプ中継基板166)に対して基板保護ケース200を取り付けるための連結手段であり、上ケース片220に設けたフック部221を台座280に設けた軸部281に係合させることにより、基板保護ケース200は軸部281を中心として上下方向へ回動する。即ち、基板保護ケース200の上ケース片220がこの台座280により保持されるため、基板保護ケース200は遊技機側の軸部281を中心として上下方向へ回動する。
制御基板を収容した基板保護ケース200は、下ケース片210を台座280を介してパチンコ遊技機等の遊技盤の背面に添設させた状態で組み付けられるため、遊技盤の背面側から上ケース片220を通して内部の制御基板面に搭載された電子部品を視認することができる。また、台座280の上部に位置する軸部281を中心として基板保護ケース200を上方に回動させることにより、透明な下ケース片210の底面から基板保護ケース内部を確認することができる。
<封印シール>
上記の如き構成を備えた基板保護ケース200を封印する手段として、図14(a)に示した封印シール(シール)250が使用される。封印シール250は、比較的容易に切断、破断が可能な紙材料から構成されており、表面にはセキュリティ用(偽造防止用)の印刷等がなされ、裏面には接着剤層が形成されている。
表面の上下の各辺に沿って夫々配置された帯状の部位251は、ランダムマイクロ文字を含んだ微細な構成要素から構成された真贋識別用(偽造防止用)の識別領域(微細模様領域)251である。識別領域251以外のセキュリティ用の手段として、ホログラム252や、QRコード(登録商標)253等が設けられている。
ランダムマイクロ文字は、ごく微小な文字を線部や図柄の一部などに入れ込む技術である。マイクロ文字は解像度の低い複写機では複製できないため、複製物の真偽を確認する手段の一つとなる。
図14(b)は封印シール250に設けられた識別領域(微細模様領域)の一部を10倍に拡大した図であり、微細な丸、或いは点等から成る模様中に「開封禁止」「セキュリティ」等の隠し文字が記載されている。
この封印シール250を基板保護ケースを構成する2つのケース片にまたがって接着しておくことにより、不正に開放がなされた場合には識別領域251が必ず破断される。不正行為者がROMを入れ替えた後でケース体とカバー体を再び閉じて封印シール250の破断部同志をつなぎ合わせて外観上元の通りに修復したとしても、識別領域(その他の部位)を拡大鏡で判別することにより破断部、修復部の存在を確実に確認することが可能となる。
ランダムマイクロ文字等の微細な文字等は肉眼では判別(判読、認識、識別)できないため、ルーペなどの拡大鏡を用いて5〜10倍に拡大することによって始めて判別が可能となる。例えば、個々の文字等が1/10〜1/5mmの微小サイズである場合には肉眼での判別、判読は困難であるが、10倍、或いは5倍に拡大することにより通常の視力を有した人によって判別、判読可能な1mm程度のサイズに拡大することが可能となる。
なお、本発明の封印シール250の識別領域251は、ランダムマイクロ文字に限るものではなく、少なくともその一部に通常の視力を有した観察者の肉眼による判別(判読、認識、識別)が困難な程度に微小な(微細な)文字、図形、記号、又は/及び、模様を含むものであれば良い。この微小な文字等は拡大することによって上記観察者による判別、判読、真贋判断が可能となる。
なお、「肉眼による判別が困難な」とは、肉眼による判別が不可能ではないが判別が難しい場合と、肉眼による判別が不可能な場合も広く含む。
なお、封印シール上における識別領域251の配置の仕方、その形状等は種々変更可能であることは言うまでもない。
図15(a)(b)は封印シールの他の構成例を示しており、第2シール接着部250Bの他に第1シール接着部250Aにも識別領域251を設けた例である。
<基板保護ケースの要部構造>
次に、封印シールを接着する部位を中心とした基板保護ケースの要部構造について説明する。
即ち、基板保護ケース200が図6、図7のような閉止状態にある時に、下ケース片210と上ケース片220の端縁間(突き合わせ部A=封印シール接着部)に跨るように封印シール250を接着することにより、封印シール250を破損せずには両ケース片を開放できないように構成されている。即ち、下ケース片210と上ケース片220の長手方向一端縁には夫々突出片212、222が設けられており、両突出片212、222は、突き合わせ部Aを構成している。即ち、両突出片212、222は、下ケース片210と上ケース片220の長手方向一端縁のほぼ同一位置に設けられることにより、両ケース片を閉止した時に両突出片212、222が整合状態となって突き合わせ部(封印シール接着部)Aを形成する。
本例では、封印シール接着部(シール接着部)Aを両突出片212、222から構成し、切断部材230は両突出片の間に挟まれた状態で支持されているが、何れか一方の突出片の外側面に切断部材230を支持(仮係止)する構成としてもよいし、封印シール接着部Aを一方の突出片のみから構成し、この一つの突出片の一面によって切断部材を支持してもよい。
つまり、切断部材230は、封印シール接着部において少なくとも何れか一方のケース片(突出片)によって保持される構成であればよい。
略板状の切断部材230は、閉止状態にある2つのケース片210、220の突出片212、222(端縁間)によって挟まれて配置される。
封印シール接着部Aの先端面(両突出片212、222の各先端面)は第1接着面A1を構成し、第1接着面A1と直交する突出片212、222の各外面は第2接着面A2を構成する(図9、図10)。
第1接着面A1と第2接着面A2の内側には切断部材230を収容する収容空間Sが設けられている(図10)。
また、第1接着面A1には収容空間Sと連通する第1開口部O1が形成され、第2接着面A2には収容空間Sと連通する第2開口部O2(ガイドスリット224)が形成されている。本例では上ケース片220に二箇所の第2開口部O2が形成され、下ケース片210に一箇所の第2開口部O2が形成されている。
封印シール(シール)250は、第1開口部O1の全部または一部を覆って第1接着面A1に接着される第1シール接着部250Aと、第2開口部O2の一部を覆って第2接着面A2に接着される第2シール接着部250Bと、を有する(図14)。
キャップ(包囲部材)240は、突き合わせ部Aの外面に封印シール250を接着した状態で封印シールを包囲(隠蔽)するように突き合わせ部の外面に対して着脱自在に装着される。キャップ240は、封印シール250を含む両突出片(突き合わせ部A)の外面を包囲するキャップ本体241と、突き合わせ部Aに装着された時に突出片212、222間に挟まれた状態にある切断部材230(被係止部236)と弾性的に係合する係止部242(図9)を備え、キャップを突き合わせ部から離脱させる際に切断部材を一体的に離脱させることにより、封印シールを破断しつつ離脱させる。
キャップ240の一側面には管状のカシメ部材203Aが設けられており、図6、図12のように両突出片212、222、及び封印シールを覆うようにキャップを装着した時にカシメ部材203Aの中心穴は上下ケース片の対応する位置に設けたカシメ部材203Bの穴と連通した状態となる。この状態でカシメピン203a(図8)を差し込んでカシメることにより上下ケース片に対してキャップを固定する。
なお、図示した実施形態では、キャップ240が封印シールを含む突出片212、222全体を包囲している例を示したが、キャップは封印シールの少なくとも一部を包囲するように突き合わせ部(封印シール接着部=キャップ装着部)Aの少なくとも一部に装着される構成であればよい。
切断部材230は、キャップ240を突き合わせ部Aから離脱させる方向(ロ)(図10)の先端縁に設けた刃部(第1の破断片)231と、離脱させる方向(ロ)と交差(直交)する方向へ突出する破断片(第2の破断片)233と、を備えている。破断片233は、下ケース片の突出片212側の面に一個設けられ、上ケース片の突出片222側の面に二個設けられている。
下ケース片の突出片212には一つの破断片233を受け容れるための一つの第2開口部O2(ガイドスリット224)が形成され、上ケース側の突出片222には2つの破断片233を夫々受け容れるための2つの第2開口部O2(ガイドスリット224)が形成されている。
切断部材230を各ケース片と別部材とすることにより、その刃部231等の切断手段の形状を独自に、且つ任意に成形、加工することが可能となり、封印シールを著しく破断させる構成が可能となる。
<各部材の組み付け手順、及び封印シール破断手順>
次に、図9により突き合わせ部Aに対して切断部材230、封印シール250、キャップ240を組み付ける手順を上ケース片の突出片222を中心として説明する。
切断部材230は、本実施形態では上ケース片の突出片222の内側面に対して仮係止されるように構成されている。突出片222の内側面(切断部材支持部)には係止部(仮係止部)223が一対突設されており、これらの係止部223が図9(a)の矢印方向へ装着される切断部材230の後端縁に設けた2つの凹所(仮係止部)232の内側縁部に係合してこれを押さえるように構成されている。また、切断部材の表面側には破断片233が突設されており、切断部材を突出片222の内側面に矢印方向から装着する際にこの破断片233の通過を許容するガイドスリット224が突出片222に形成されている。従って、切断部材230を図9(a)に示すように矢印方向へ移動させて突出片222の内側面に着座させる際には、切断部材の表面を突出片222の内側面に沿ってスライドさせつつ装着することができる。この際、破断片233がガイドスリット224内に嵌合しつつ移動するため、装着に際しての障害となることがない。
本実施形態のように破断片233を切断部材230の両面に設けると共に両方の突出片212、222に夫々ガイドスリット224を設けることにより、キャップと共に切断部材が封印シール接着部Aから離脱する際に両突出片212、222の外面に接着されている封印シールを同時に破断させることができる。
なお、本実施形態では上ケース片側の突出片222に切断部材支持部を設けた構成例を示したが、下ケース片側の突出片212の内側面に切断部支持部を設けることも可能である。
更に、切断部材230は、長手方向(装着方向と直交する方向)両端縁に弾性変形可能な爪状の被係止部236を備えている。被係止部236は、切断部材230を両突出片212、222によりサンドイッチ状に挟んだ時に(図9(b)(c)を参照)、両突出片間の隙間から外側に露出した状態にある。このため、キャップを突き合わせ部に装着した際にキャップと切断部材との係合が可能となる。切断部材の先端縁も両突出片の隙間から露出した状態にあるため、キャップと共に切断部材が突き合わせ部から離脱する際にスムーズな離脱と、封印シールの破断が可能となる。
このようにして突出片222に対して切断部材230を装着した後で、上ケース片220に対して下ケース片210を装着し、両突出片212、222に跨って封印シール250を接着する。
次に、図9(b)は下ケース片210を省略した状態における突き合わせ部に対する封印シール接着状態を示しており、図9(c)、及び図12はキャップ240を装着した状態を示している。
キャップ240は、キャップ本体241の内側に切断部材230の被係止部236と係合可能な突起状の係止部242を有し、図9(c)のようにキャップを突き合わせ部に装着した時に各係止部242が各被係止部236の先端部と弾性的に係合して一時的に一体化する。
この状態において、図9(d)、図13に示すようにキャップ240を突き合わせ部から離脱させると、キャップと一体化された切断部材230も一体的に離脱するため、切断部材は両突出片212、222の隙間から抜き取られる。この際に、切断部材の刃部231と破断片233が封印シールを破断させる。即ち、刃部231は、両突出片212、222間の隙間(第1開口部O1)から外部(外側)へ離脱自在に構成されている一方で、破断片233は突出片222に設けたガイドスリット224内から外部(外側)へ離脱可能に構成されているため、刃部231と破断片233の移動経路に位置する封印シールの各部位を破断することができる。
各破断片(第2の破断片)233は、封印シールにより覆われていない各第2開口部O2の一部から突出している。
図14に示した封印シールの構成例では、封印シール250を両突出片に接着した状態においてランダムマイクロ文字から成る識別領域251は切断部材230に設けた破断片(第2の破断片)233の移動経路にある。このため、キャップと共に切断部材を離脱させる際に識別領域251は破断片233によって破断(破壊)される。
識別領域251を切断部材の先端縁の刃部231と対応する位置に設けた場合には識別部は刃部231によって破断されることとなる(図13、図15)。
本実施形態においては、基板保護ケースの突き合わせ部Aの外面に両ケース片の突出片212、222に跨るように封印シール250を接着した状態において、突き合わせ部の外面にキャップ240を被せるように装着しているが、この際に両突出片212、222間に保持された切断部材230とキャップ240とが係合して一体化している。従って、基板保護ケースを開放する前の段階、即ちキャップ240を突き合わせ部から離脱させる過程で切断部材230が封印シール250を破断する動作が実施される。
切断部材230はその先端(離脱方向先端)にギザギザ状の刃部231を有しているため、切断部材230が両突出片212、222の突き合わせ位置から外部に突出したときに、封印シールの第1シール接着部250Aが破断するように構成されている。このため、基板保護ケースが不正に開放されたことを知ることができる。
更に、切断部材230は、キャップ240を突き合わせ部Aから離脱させる方向と交差する方向(上ケース片側)へ突出する破断片233を備え、切断部材230を突出片222に装着した際に破断片233は上ケース片220の突出片222に設けたガイドスリット224から突出片222の表面上に突出した状態となる。この状態で突出片222の表面に封印シールを接着すると、破断片233が封印シール250と常時接触し、干渉した状態となる。このため、キャップ240を突き合わせ部から離脱させることにより切断部材が離脱方向へ移動する際に、破断片がガイドスリット224に沿って移動することにより封印シールを直線状に破断することができる。この破断片233によって破断される封印シール部位(第2シール接着部250B)は、突出片222の表面に相当する部位であるため、遊技機の背面側から直視することができ、不正行為が行われた形跡をこの破断部から容易に発見することができる。
基板保護ケースを図7のように台座に対して回動させて開放した場合にはキャップ240の反対側を視認することが可能となる。
本実施形態では、封印シール250が両突出片212、222に跨って接着される場合を想定して、切断部材230に、識別領域251を復旧不能に切断するための刃部231と、外観上の破断の形跡を確実に残すための破断片233を夫々設けたが、これは一例に過ぎず、先端の刃部231のみ、或いは他面の破断片233のみを設けても良い。特に、封印シール250を両突出片212、222に跨って接着せず、一方の突出片、例えば上ケース側の突出片222の外面のみに接着した場合には、切断部材230には破断片233を設ければ足りる。つまり、本発明によれば、封印シールを両突出片に跨って接着する場合と、一方の突出片のみに接着する場合の双方に対応することが可能となる。
<本発明の特徴的な構成>
本発明に係る遊技機の特徴的な構成は、主制御基板(制御基板)50を収容する2つのケース片210、220を有した基板保護ケース(基板ケース)200と、2つのケース片にまたがって接着された封印シール(シール)250と、を備え、封印シールは、少なくともその一部に肉眼による判別、判読が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域251を備えている点にある。
この封印シール250を基板保護ケースを構成する2つのケース片にまたがって接着しておくことにより、不正に開放がなされた場合には識別領域251が必ず破断される(図9(d)、図13参照)。不正行為者がROMを入れ替えた後で2つのケース片を再び閉じて封印シール250の破断部同志をつなぎ合わせて外観上元の通りに修復したとしても、拡大鏡で識別領域を視認、判別することにより破断部、修復部の存在を確実に確認することが可能となる。また、元の封印シールを剥離してから偽の封印シールを接着した場合には拡大鏡によって識別領域を拡大視することにより真贋を判別することが可能となる。
一方、封印シール250に肉眼による判別、判読が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域251を設けた場合には、遊技場等に設置される多数の遊技機の基板保護ケースが不正に開封されているか否かを検査する作業に拡大鏡が必要となり、作業が繁雑化し、効率が低下することが明らかである。即ち、拡大鏡を用いた検査では、手で把持した拡大鏡をキャップ外面に近接させることによりキャップ内部の封印シールを目視検査することになるが、その際に焦点を合わせるために封印シール上の検査対象部位である識別領域251との距離を微調整したり、封印シール面上の検査対象部位に焦点を合わせるために拡大鏡を移動、位置決めさせる等の煩雑な作業が必要となる。要するに拡大鏡と識別領域との間の焦点を合わせるための距離調整、位置調整が煩雑であった。
そこで本発明では、基板保護ケースに装着されて封印シールの少なくとも一部を覆い、且つ少なくとも一部に透光部を有したキャップ240を設け、キャップの透光部は、封印シールの識別領域251の少なくとも一部に対応する部位に設け、且つキャップの透光部に識別領域を拡大させる拡大レンズ部255を配置した。
本例ではキャップ240の全体を透明材料から構成することによりキャップ全体を透光部として内部の封印シール全体を目視できるようにする一方で、拡大視したい部位、即ち識別領域251に対応する部位に拡大レンズ部255を設け、且つ拡大レンズ部の焦点距離が識別領域を構成する文字等と常時合致するように構成した。つまり、拡大レンズ部255と封印シール面上の識別領域251との位置関係を確定し、且つ識別領域に拡大レンズ部の焦点を合わせた状態で固定することができる。
このため、観察者が拡大レンズ部をのぞき込むことにより理想的な拡大倍率によって識別領域を構成する微小な文字等を目視確認することが可能となる。
図10、図11、図12に示した例ではキャップの透光部の一部を厚肉の凸レンズ状とすることにより、透光部自体を拡大レンズ部255としている。
図11は突出片に接着した封印シールに対してキャップを取り付ける直前の状態を示しており、図12はキャップを取り付けた状態を示している。
この例では、封印シールの2つの第2シール接着部250Bと対向するキャップ部位に拡大レンズ部255を設けることにより、第2シール接着部250Bに形成された識別領域251を拡大視できるようにしている。拡大レンズ部255は、識別領域の少なくとも一部、可能な限り広い範囲をカバーして視認し易い倍率(焦点距離)で細部を拡大できるように構成する。
図12中に示すように拡大レンズ部255を通して封印シール面を視認することにより拡大された識別領域の細部を確認することができる。これは観察対象との焦点距離が最適な状態で確定(固定)していることによる。
識別領域251が第1シール接着部250Aに設けられている場合には、第1シール接着部250Aと対面するキャップ部位に拡大レンズ部255を設ければ良い。
拡大レンズ部255の倍率は識別領域を構成する微小な文字等を拡大して肉眼で視認できるように設定することが好ましいが、キャップ上のスペース等の関係で充分な倍率を有した厚肉の拡大レンズ部を配置できない場合には、拡大レンズ部の倍率を肉眼での視認には不十分な低倍率(拡大レンズ部を薄肉)としておく一方で、低倍率の拡大鏡(ルーペ)を併用して確認するようにしてもよい。この場合も高倍率の拡大鏡だけによって検査するよりは焦点距離を調整し易くなるので、検査効率を高めることが可能となる。
キャップ240を透明な樹脂材料から構成する場合には、キャップを射出成形する際に拡大レンズ部を一体的に製造することができる。
或いは拡大レンズ部を有しない既存のキャップに対して透明な接着剤を用いて別部材としての拡大レンズ部を接着して後付けしてもよい。
図16は別部材としての拡大レンズ部材256を既存のキャップに後付けする場合の構成例を示している。即ち、キャップの透光部には拡大機能を付与しない(拡大レンズ部を設けない)一方で、この透光部に対して、別体の拡大レンズ部を後付けしている。
拡大レンズ部材256はキャップの外面形状と整合して密着するコ字状のシート(薄板)から成るベース部256aに拡大レンズ部255を設けたものであり、既存のキャップの外面に接着する、或いは密着(接触)させることにより何時でも封印シールに対する不正行為の有無を確認することが可能となる。
或いは、拡大レンズ部材256をキャップの外面に対して接着(固着)せずに着脱自在に構成して一つの拡大レンズ部材を他の基板保護ケースの検査にも使用できるようにしてもよい。手で把持して使用する通常のルーペを使用する場合に比して、拡大レンズ部と検査対象部位である識別領域との距離、位置関係を確定させることができるので、焦点を合わせる等の煩雑な作業が一切不要となるメリットがある。
なお、図16ではコ字状のベース部256aの各面上に拡大レンズ部を設けた構成例を示したが、ベース部を備えていない個々の拡大レンズ部を単体として製作し、これを直接キャップの面に接着するようにしてもよい。
図17はこのような構成例を示しており、単体としての拡大レンズ部材256(拡大レンズ部255)をキャップの各面に接着することにより、拡大レンズ部を後付けするようにしている。
<本発明の構成、作用、効果のまとめ>
第1の本発明に係る遊技機は、制御基板50を収容する2つのケース片210、220を有した基板ケースと、2つのケース片にまたがって接着されたシール250と、を備え、シールは、少なくともその一部に肉眼による判別が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域251を備えていることを特徴とする。
微小な文字等を含んだ微細な構成要素から構成された真贋識別用(偽造防止用)の識別領域を備えたシールを用いて基板ケースを封印する遊技機を提供するものである。
封印シールの偽造、改変を発見、防止するために、シール上に肉眼での判別、判読が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域251を設ける。
識別領域の状態を拡大して目視することにより封印シールの真贋、封印シールへの不正な措置や加工の有無(破断の有無)を確認し、不正を発見した場合には迅速に対処することができる。
なお、基板保護ケースの封印シールを装着する部位や、その構造に制限はない。不正に開封した時に封印シールが破断するように構成されていればよい。実施形態としてはキャップを取り外したときに刃付き部材(切断部材)がシールを切断する構成例を示したが、これは一例に過ぎない。
封印シールの形状、面積、接着シール上における識別領域の位置、形状等は、接着対象物となる各ケース片の形状等に応じて種々選定可能である。
第2の本発明に係る遊技機は、識別領域251に、ランダムマイクロ文字を含んでいることを特徴とする。
肉眼による判別(判読、認識、識別、理解)等が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域の一例としてランダムマイクロ文字を含んだ識別領域を挙げることができる。
なお、肉眼とは望遠鏡・顕微鏡などの特殊光学機器を用いない場合を意味し、眼鏡やコンタクトレンズ等の視力矯正用具を使用しない裸眼と、視力矯正具を使用する場合の視力は肉眼に含まれる。
つまり、肉眼とは、裸眼で通常の視力を発揮できる場合の他に、視力矯正用具を使用することによって通常の視力を確保できる場合を含むものである。
また、「判別が困難」とは、文字等の観察対象物が微小であるために肉眼によってその形状、形態、状態、配列等の外観を容易に認識、識別、特定、理解(判読)できない場合や、意味を理解できない場合を含む。更に、「判別が困難」とは、判別し難い場合と、判別が不可能な場合を広く含む。
ランダムマイクロ文字は、例えば10倍に拡大することによって肉眼での視認、判別、判読が可能となる文字であり、文字以外の図形、記号、模様等の中に混在するように構成されている。
ランダムマイクロ文字においては、各シールに表示されるマイクロ文字のパターンがシール一枚毎にユニークなパターンとなるように構成してもよい。主制御基板の管理番号とマイクロ文字パターンとを一対一のセットで管理する場合には、このような構成が最もセキュリティ性が高くなる。
この場合、シールの製造ロット毎に異なるマイクロ文字のパターンを選定するようにしてもよい。シールの生産性とシールパターンの管理の両面において、生産性と管理効率との間のバランスを最も確保し易いのがこの手法である。
第3の本発明に係る遊技機は、基板ケースに装着されてシール250の少なくとも一部を覆い、且つ少なくとも一部に透光部を有した包囲部材(キャップ)240を備え、包囲部材の透光部に識別領域251の少なくとも一部を拡大させる拡大レンズ部255を配置したことを特徴とする。
シールを用いて基板ケースを封印した場合に、不正に基板ケースが開放されたか否かを検査する作業に際して格別の拡大鏡を用いることなく肉眼によって識別領域の細部を確認することを可能にした遊技機を提供するものである。
ランダムマイクロ文字等の微小な文字等が印刷された封印シールを用いて主基板ケースを封印した場合に、封印シールを覆う透明な包囲部材の外側から内部のマイクロ文字を判読(判別)するためには、倍率の高い拡大鏡(ルーペ)を用いなければならず作業が煩雑であった。肉眼での文字の判読、或いは低倍率の拡大鏡を用いた判読ができることが好ましい。
しかし、ルーペ等の拡大鏡は手で把持して焦点距離や観察位置を調節する必要があり、細部まで詳細に観察する作業は繁雑であった。
本発明では識別領域の要観察箇所に予め拡大レンズ部を固定配置し、焦点距離の調整も予め済んだ状態としているので、拡大レンズ部をのぞき込むだけで要観察箇所の状態を細部に亘って知ることができる。
即ち、真正なランダムマイクロ文字付きの封印シールをカッタ等により切断してから基板ケースを開封する不正行為を実施し、その後封印シールの外観を原形に戻して修復しつつ再封印した場合であっても、ランダムマイクロ文字部分を拡大して検査すれば切断箇所の有無を知ることができる。また、偽の封印シールに張り替えた場合にも要所を拡大して真贋を判別することが容易となる。
第4の本発明に係る遊技機は、包囲部材の透光部自体を予め拡大レンズ部としていることを特徴とする。
拡大レンズ部は透明包囲部材に予め一体化しておいてもよい。包囲部材を射出成形などにより製造する際に拡大レンズ部を一括して製造することができる。
第5の本発明に係る遊技機は、包囲部材の透光部に対して、別体の拡大レンズ部を後付けしたことを特徴とする。
拡大レンズ部を包囲部材に対して後付け可能にすることにより、既存の透明包囲部材をそのまま利用することが可能となる。
後付け可能な拡大レンズ部は、包囲部材に固着してもよいし、着脱自在にして他の基板保護ケースの検査に転用できるようにしてもよい。拡大レンズ部は包囲部材に密着して装着されることにより、要観察部位に対する位置決め、焦点距離が最適な状態に確定するので、手で把持しつつ作業を行うルーペ等を用いた観察よりも作業性、正確性を高めることができる。
透光部は透明な材質からなる部位であってもよいし、貫通した穴であってもよい。
なお、肉眼による判別、判読を可能にするためには拡大レンズ部の倍率は5〜10倍であることが好ましいが、拡大レンズ部自体はそれよりも低倍率としておく一方で、別体の拡大鏡との併用により判別、判読を可能にする構成としてもよい。配置スペースなどの関係で、包囲部材側に充分な拡大倍率の拡大レンズ部を設けることができない場合もあるからである。
本発明に係る基板保護ケース200は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に装備される制御基板を収容する手段として利用可能である。
1…遊技機、2…外枠、3…内枠、4…ガラス枠、4a…窓、4b…透明板(ガラス板)、5…ヒンジ機構部、6…貯留皿、6a…上皿、6b…下皿、7…皿ユニット、8…演出ボタン、8a…演出ボタン検出スイッチ、9…排出ボタン、10…遊技盤、10a…遊技領域、11…操作ハンドル、11a…タッチセンサ、11b…発射ボリューム、12…センター部材、12a…発射用ソレノイド、13…始動口、13a…始動口検出スイッチ、14…始動口、14a…始動口検出スイッチ、14b…開閉扉、15…ゲート、15a…ゲート検出スイッチ、16…大入賞口、16a…大入賞口スイッチ、16b…開閉扉、17…大入賞口、17a…大入賞口スイッチ、17b…可動片、18…一般入賞口、19…アウト口、20…特別図柄表示装置、21…特別図柄表示装置、22…普通図柄表示装置、23…特別図柄保留表示器、24…特別図柄保留表示器、25…普通図柄保留表示器、26…ラウンド回数表示器、27…遊技情報出力端子板、32…演出用役物装置、33…演出用照明装置、34…音声出力装置、35…演出図柄、35…上記演出図柄、40…十字キー、50…主制御基板(制御基板)、55…演出制御基板、60…払出制御基板、65…ランプ制御基板、70…画像制御基板、75…発射制御基板、80…電源基板、81…電源プラグ、130…ベース枠体、131…前面、160…画像表示ユニット、161…画像表示装置、165…画像表示カバー、166…ランプ中継基板、170…蓋部材、200…基板保護ケース(基板ケース)、203…カシメ部材、203A…カシメ部材、203B…カシメ部材、203a…カシメピン、203b…カシメ板、210…下ケース片、210a…長穴、212、222…突出片、220…上ケース片、221…フック部、223…係止部、224…ガイドスリット、229…コネクタカバー、230…切断部材、231…刃部(第1の破断片)、233…破断片(第2の破断片)、236…被係止部、224…ガイドスリット、240…キャップ(包囲部材)、241…キャップ本体、242…係止部、250…シール(封印シール)、250A…第1シール接着部、250B…第2シール接着部、251…識別領域、252…ホログラム、253…QRコード(登録商標)、255…拡大レンズ部、256…拡大レンズ部材、256a…ベース部、280…台座、281…軸部、A…封印シール接着部(突き合わせ部)、A1…第1接着面、A2…第2接着面、O1…第1開口部、O2…第2開口部、S…収容空間。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、制御基板を収容する2つのケース片を有した基板ケースと、該2つのケース片にまたがって接着されたシールと、を備えた遊技機であって、前記シールは、少なくともその一部に肉眼による判別が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域を備えており、前記基板ケースに装着されて前記シールの少なくとも前記識別領域を覆い、且つ少なくとも一部に透光部を有した包囲部材を備え、該包囲部材の透光部に前記識別領域の少なくとも一部を拡大させる拡大レンズ部を配置し、前記包囲部材を前記基板ケースから離脱させると、前記シールの前記識別領域の少なくとも一部が破断する構成を備え、前記基板ケースに前記包囲部材を装着した状態では、前記拡大レンズ部は前記識別領域の破断箇所に対応した位置に配置されていることを特徴とする。

Claims (2)

  1. 制御基板を収容する2つのケース片を有した基板ケースと、該2つのケース片にまたがって接着されたシールと、を備えた遊技機であって、
    前記シールは、少なくともその一部に肉眼による判別が困難な微小な文字、図形、記号、又は/及び、模様を含む識別領域を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記識別領域にはランダムマイクロ文字を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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