JP2017078478A - チューブ及びドレンチューブ - Google Patents

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一久 井川
Kazuhisa Igawa
一久 井川
譲 坂東
Yuzuru Bando
譲 坂東
智也 齋
Tomoya Sai
智也 齋
厚子 川端
Atsuko Kawabata
厚子 川端
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

【課題】幅の狭い隙間を通すために扁平化させた場合も流体が流れ易いチューブを提供すること。
【解決手段】中実のリブ2が、長手方向に沿って内側面に延設されていることを特徴とするチューブ。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部を流体が流れるチューブに関する。
そのようなチューブとしては、例えば、集合住宅の給湯設備から出る排水を、共用廊下の床面に設けた排水溝に導くドレンチューブを挙げることができる。
一般的な集合住宅における給湯設備は、パイプスペースと呼ばれる空間に収納されている。パイプスペースには通常、給湯設備の設置スペースと共用廊下とを仕切るための仕切扉が設けられている。ドレンチューブは、その一端が給湯設備のチューブ継手に接続され、その他端が、仕切扉下に設けられている排水設備に接続される。
尚、上述のような従来のドレンチューブに関しては、当業者の間で広く知られているため、先行技術文献を示さない。
仕切扉のサイズや設置高さは物件毎に異なるため、仕切扉の下の隙間寸法も物件毎に異なる。従って、排水設備を設置するためには、物件毎に寸法の合う部品を用意する必要がある。
また、そのような設置に手間のかかる排水設備を設けずに、ドレンチューブを延長して共用廊下の排水溝まで直接引き出す方法も考えられている。
しかしながら、仕切扉の下の隙間はもともと排水するために設けられているものではなく、余裕をもってドレンチューブを通せるほどの幅をもたない場合が多い。そのため仕切扉下の隙間に通すには、ドレンチューブをある程度扁平にして使用せざるを得ない。この場合問題となるのは、少量のドレン水の排水があったとき、ドレン水が扁平化部分を流れ難くなってしまうことである。外気温の低い冬季になると、扁平化部分に残留したドレン水が凍結してドレンチューブを塞いでしまう虞がある。
従って、本発明の目的は、幅の狭い隙間を通すために扁平化させた場合も流体が流れ易いチューブを提供することにある。
本発明のチューブに係る第1特徴構成は、中実のリブが、長手方向に沿って内側面に延設されている点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、扁平化させた際に最も狭くなる断面中央部分が、中実のリブによって押し上げられる。このとき、リブとチューブ内側面との間に表面張力によって流体が引き寄せられるようになるため、流体がリブに沿って流れるようになる。従って本構成によれば、たとえ少量の流体でも、チューブ内を流れる位置が限定されて流路が確保されるため、幅の狭い隙間を通すために扁平化しても流体が流れ易い。
第2特徴構成は、前記リブの断面形状が略円形である点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、ニッパー等の工具を使用してリブを切除し易くなる。従って、チューブの端部におけるリブを切除することによって、リブなしの従来のチューブと同様に、市販のチューブ継手と接続することができるようになる。
第3特徴構成は、前記リブを複数備える点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、複数の方向のいずれからチューブを扁平化しても、リブによってより確実に閉塞を防止することができる。
第4特徴構成は、2つの前記リブを備え、該2つのリブが、チューブ軸心に対して略90度の間隔をおいて延設されている点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、例えば一方のリブが下に位置するようにチューブを設置すれば、他方のリブは、一方のリブから90度離れた右側又は左側に位置することになるため、上下方向及び横方向のいずれの方向からチューブを扁平化しても、リブによって閉塞が確実に防止される。
第5特徴構成は、チューブ軸心を挟んで前記リブと相対峙する位置の外側面に、前記リブの位置を示す教示部が長手方向に沿って延設されている点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、作業者は、内側面におけるリブの位置を教示部によって容易に把握することができる。これにより作業者は、チューブを設置する際、チューブが扁平化される方向にリブを確実に配置させることができるため、チューブの設置作業性が向上すると共に、確認作業も容易となる。さらに、例えば、教示部が上になるようにチューブを設置すれば、チューブ内における流体の流れ込む位置が、チューブ内の下側に限定されるため、流体がリブに沿って確実に流れるようになる。
本発明のドレンチューブに係る特徴構成は、上記第1特徴構成〜第5特徴構成のいずれかの構成を備える点にある。
〔作用及び効果〕
本構成を適用したドレンチューブは、たとえ幅の狭い隙間を通すために扁平化しても流体が流れ易い。従って、本発明のドレンチューブを延長して共用廊下の排水溝までドレン水を直接引き出すことが可能となるため、排水設備を設けなくて済む。さらに扁平化部分にドレン水が残留し難くなるため、外気温の低い冬季においてドレン水が凍結してドレンチューブを塞いでしまう虞もない。
本発明のチューブの斜視図である。 本発明のチューブの断面図である。 図2の矢視線III−IIIにおける断面図である。 本発明のチューブの別実施形態を示す断面図である。 本発明のチューブをドレンチューブとして使用した場合を模式的に示した断面図である。 実施例に係るチューブを扁平化したときの断面図である。 比較例に係るチューブを扁平化したときの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態のチューブ1では、中実のリブ2が長手方向に沿って内側面に延設されている。また、チューブ軸心Xを挟んでリブ2と相対峙する位置の外側面には、突条部3(教示部の一例)が長手方向に沿って延設されている。
本構成のチューブ1によれば、扁平化させた際に最も狭くなる断面中央部分が、中実のリブ2によって押し上げられる。このとき、リブ2とチューブ内側面との間に表面張力によって流体が引き寄せられるようになるため、流体がリブ2に沿って流れるようになる。従って本構成によれば、たとえ少量の流体でも、チューブ1内を流れる位置が限定されて流路が確保されるため、幅の狭い隙間を通すために扁平化しても流体が流れ易い。
図2に示されるように、本実施形態におけるリブ2の断面形状は略円形の円弧状であるが、この形状に限定されるものではなく、扁平にしたときにチューブ1の閉塞を防ぐことが可能な形状であれば良い。
尚、リブ2の断面形状を略円形とすることによって、ニッパー等の工具を使用してリブ2を切除し易くなる。チューブ1の端部におけるリブ2を切除することによって、リブなしの従来のチューブ1と同様に、市販のチューブ継手5と接続することができる。
また本構成のチューブ1によれば、作業者は、内側面におけるリブ2の位置を突条部3によって容易に把握することができる。これにより作業者は、チューブ1を設置する際、チューブ1が扁平化される方向にリブ2を確実に配置させることができるため、チューブ1の設置作業性が向上すると共に、確認作業も容易となる。
例えば、チューブ1が上下方向に扁平化される場合には、作業者は、突条部3が上になるようにチューブ1を設置すれば良く、設置後も突条部3を見れば、リブ2がきちんと下に配置されているか否か容易に確認することができる。さらにこのとき、突条部3が上になっているため、チューブ1内における流体の流れ込む位置がチューブ1内の下側に限定され、流体がリブ2に沿って確実に流れるようになる。またこのように下に配置されているリブ2は、流体の流れを確保すると同時に、常に潰れ難い位置で固定されることになる。尚、本実施形態における突条部3の断面の曲率半径は、リブ2の断面の曲率半径よりも小さく設定されている。
本発明におけるリブ2の断面形状を、本実施形態のように略円形とする場合、リブ2の外径は、チューブ1の内径の1/2〜1/8程度であることが望ましい。1/2よりも大きいと流体の流れを阻害し易くなり、1/8よりも小さいとリブ2による閉塞防止効果が期待できなくなる。
本発明のチューブ1の厚みについては、チューブ1の内径の1/10以上にすることが望ましい。これよりも薄くなると、チューブ1が折れ易くなるためである。尚、ドレンチューブ1として使用する場合、チューブ1の厚みは1mm〜3mmであることが望ましく、より好ましくは1.5mm〜2.5mmである。
本発明のチューブ1に適用可能な構成素材としては、可撓性を有する材料であれば特に限定されるものではないが、例えば、ゴム、熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。また本発明のチューブ1は、公知の押出成形法等によって製造することができる。
本発明のチューブ1の用途は、特に限定されるものではなく、例えば家庭用ホースなどとしても使用可能であるが、その他にも例えば、ドレン水を排水するためのドレンチューブ1としてより好適に使用することができる。
〔その他の実施形態〕
1.上述の実施形態における教示部については、必要に応じて設けるようにしても良い。また、教示部の形態は突条に限定されるものではなく、その他にも例えば、逆に溝で構成しても良く、あるいは単に塗料で線を引くなどしても良い。
2.図4に示すように、上述の実施形態におけるリブ2は、一つに限らず、複数であっても良い。これにより、複数の方向のいずれからチューブ1を扁平化しても、リブ2によってより確実に閉塞を防止することができる。
特に2つのリブ2を備える場合、該2つのリブ2が、チューブ軸心Xに対して略90度の間隔をおいて延設されていることが望ましい。これにより、例えば、一方のリブ2が下に位置するようにチューブ1を設置すれば、他方のリブ2は、一方のリブ2から90度離れた右側又は左側に位置することになるため、上下方向及び横方向のいずれの方向からチューブ1を扁平化しても、リブ2によって閉塞が確実に防止される。
以下、本発明のチューブを、給湯設備4の排水を担うドレンチューブに適用した実施例を以下に説明する。
実施例として、チューブ厚み1.75mm、チューブ内径12mm、リブ2の外径2.5mmのポリ塩化ビニル製のドレンチューブ1を使用した。
また比較例として、リブを備えていないこと以外は全て同じ構成のドレンチューブを使用した。
先ず、実施例に係るドレンチューブ1の一端側のリブ2をニッパーで少し切除した。そして、仕切扉8を開けた状態で、図5に示すように、リブ2を切除した側のドレンチューブ1の端部を、給湯設備4のチューブ継手5に接続した。次いで、パイプスペースPの床面にドレンチューブ1を這わせつつ、その他端部を、共用廊下Cの排水溝に連通する排水ガイド9の受け口10に接続した。このとき、リブ2が下に位置するようにチューブ1を設置した。最後に、仕切扉8を閉めて、仕切扉8の下端とパイプスペースPの床面との隙間S1,S2において、ドレンチューブ1を扁平化させた。
尚、パイプスペースPの床面には、段部7が形成されており、その段部7と、仕切扉8の下端との間に隙間が形成されている。段部7の角と仕切扉8の角との間の隙間S1が最も狭く、およそ5mmであった。また段部7と仕切扉8の底面との間の隙間S2はおよそ10mmであった。
図示しないが、比較例に係るドレンチューブについても、上述の実施例に係るドレンチューブ1と同様に給湯設備4のチューブ継手5と排水ガイド9の受け口10に接続して扁平化させた。
図6に示すように、隙間S1における実施例に係るドレンチューブ1の扁平化部分では、その断面中央部分が、中実のリブ2によって押し上げられていた。そして、給湯設備4から少量のドレン水の排水があったとき、リブ2とチューブ内側面との間に表面張力によってドレン水が引き寄せられ、ドレン水がリブ2に沿って流れており、流路が確保されていた。即ち、本実施例において、給湯設備4から少量のドレン水の排水があったときも、ドレン水は扁平化部分に滞留することなく、リブ2に導水されてスムーズに流れることが確認された。
一方、図7に示すように、隙間S1における比較例に係るドレンチューブ1の扁平化部分では、断面中央部分が最も狭くなっており、給湯設備4から少量のドレン水の排水があったときにドレン水が滞留した。
以上より、本発明のチューブ1によれば、幅の狭い隙間を通すために扁平化させた際、、流体量が少なく、さらに勾配が小さい場所において使用されるような場合であっても、流体がチューブ1内の上面や横面に沿って種々に変化しながら流れるようなことはなく、チューブ1内における流体の流れる位置が略限定されて流路が確保されるため、流体が流れ易い。
本発明は、内部を流体が流れるチューブを取り扱う産業分野、例えば、ドレンチューブ等に関する分野において好適に利用することができる。
1 チューブ
2 リブ
3 突条部(教示部)
4 給湯設備
5 チューブ継手
6 床面
7 段部
8 仕切扉
9 排水ガイド
10 受け口
X チューブ軸心
P パイプスペース
C 共用廊下
S1,S2 隙間

Claims (6)

  1. 中実のリブが、長手方向に沿って内側面に延設されていることを特徴とするチューブ。
  2. 前記リブの断面形状が略円形であることを特徴とする請求項1に記載のチューブ。
  3. 前記リブを複数備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のチューブ。
  4. 2つの前記リブを備え、該2つのリブが、チューブ軸心に対して略90度の間隔をおいて延設されていることを特徴とする請求項3に記載のチューブ。
  5. チューブ軸心を挟んで前記リブと相対峙する位置の外側面に、前記リブの位置を示す教示部が長手方向に沿って延設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチューブ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成を備えることを特徴とするドレンチューブ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734613U (ja) * 1971-05-19 1972-12-18
JPH0160094U (ja) * 1987-10-13 1989-04-17

Patent Citations (2)

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