JP2017078175A5 - - Google Patents

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JP2017078175A5
JP2017078175A5 JP2016226158A JP2016226158A JP2017078175A5 JP 2017078175 A5 JP2017078175 A5 JP 2017078175A5 JP 2016226158 A JP2016226158 A JP 2016226158A JP 2016226158 A JP2016226158 A JP 2016226158A JP 2017078175 A5 JP2017078175 A5 JP 2017078175A5
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加工助剤ポリマー内の非官能性コモノマー(上述した官能化モノマーを備える)として
使用するために適合するのは、モノエチレン性不飽和モノマー、例えばアルキル基が18
個未満の炭素原子、好ましくは8個未満の炭素原子を含有するアルキルアクリレート;ア
ルキル部分が18個以下の炭素原子、好ましくは8個以下の炭素原子を含有するアルキル
メタクリレート;アクリロニトリル;メタクリロニトリル;アクリル酸;メタクリル酸;
スチレン;および置換スチレン、特にアルキル基が14個以下の炭素原子を含有するアル
キル置換スチレン、ならびにその他のビニルモノマー、例えば塩化ビニル、エチレン、酢
酸ビニルおよびビニルバーサテート(vinyl versitate)である。適切な
コモノマーの典型は、エチルアクリレート、ブチルアクリレート(BA)、2−エチルヘ
キシルアクリレート、メチルメタクリレート(MMA)、ブチルメタクリレート(BMA
、tert−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸
、スチレン、o−クロロスチレンおよびα−メチルスチレンである。スチレン、アクリロ
ニトリル、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、エチルアクリレート、メチルメ
タクリレートおよびこれらの組み合わせは、好ましいモノマーである。同様に、官能基は
、ポリエチレンのコポリマー内に重合することができ、その後に加工助剤ポリマーをPV
Cもしくは他のハロゲン化ポリマーと相溶性にさせるために塩素化される。
別の実施形態では、本発明は、エマルジョン重合反応装置内に水、少なくとも1つの非
官能化エチレン性不飽和モノマーおよび界面活性剤を供給し、それにより多段エマルジョ
ンポリマーの第1段ポリマーを形成する工程であって、第1段ポリマーは該多段エマルジ
ョンポリマーの総重量の25重量%〜75重量%を構成する工程;該第1段ポリマーの存
在下で、該エマルジョン重合反応装置内に1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマーを
供給して第2段ポリマーを形成する工程であって、その官能基は、β−ケトエステル、β
−ケトアミド、β−ジケトン、シアノ酢酸エステル、マロネート、ニトロアルカン、β−
ニトロエステル、スルホンアジド、チオール、チオール−s−トリアジンおよびアミンか
らなる群から選択され、その官能基は、これらの官能基を含有するエチレン性不飽和モノ
マーを重合する、または重合後の追加の反応を用いたポリマーの後官能化によってポリ
マー内に組み込まれ、該第2段ポリマーは該多段エマルジョンポリマーの総重量の25重
量%〜75重量%を構成する工程;ならびに該多段エマルジョンポリマーを乾燥させる
、または乾燥するに任せる、それにより多段エマルジョンポリマー加工助剤を形成する工
程を含む多段エマルジョン重合法をさらに提供する。
別の実施形態では、本発明は、エマルジョン重合反応装置内に水、1つ以上の官能化エ
チレン性不飽和モノマーおよび界面活性剤を供給して多段エマルジョンポリマーの第1段
ポリマーを形成する工程であって、その官能基は、β−ケトエステル、β−ケトアミド、
β−ジケトン、シアノ酢酸エステル、マロネート、ニトロアルカン、β−ニトロエステル
、スルホンアジド、チオール、チオール−s−トリアジンおよびアミンからなる群から選
択され、その官能基は、これらの官能基を含有するエチレン性不飽和モノマーを重合する
、または重合後の追加の反応を用いたポリマーの後官能化によってポリマー内に組み込
まれ、それにより第1段ポリマーが該多段エマルジョンポリマーの総重量の25重量%〜
75重量%を構成する工程;該第1段ポリマーの存在下で該エマルジョン重合反応装置内
に少なくとも1つの非官能化エチレン性不飽和モノマーを供給して第2段ポリマーを形成
する工程であって、該第2段ポリマーは該多段エマルジョンポリマーの総重量の25〜7
5重量%を構成する工程;ならびに該多段エマルジョンポリマーを乾燥させるか、または
乾燥するに任せそれにより多段エマルジョンポリマー加工助剤を形成する工程を含む多
段エマルジョン重合法をさらに提供する。
加工助剤ポリマーは、典型的には自由流動粉末もしくはペレットを形成するために単離
され、粉末粒子は50〜500μmの平均径を有する。この加工助剤ポリマーは、引き続
いて熱可塑性発泡配合物に加えられる。
密度は、ストリップから0.75インチ×1.25インチ(1.905cm×3.17
5cm)の発泡体片を切断することによって押出発泡ストリップ上で測定した。密度は、
ASTM D792法を用いて決定した。フォームストリップの厚さは、デジタルカリパ
スを使用してストリップの最大厚さを測定することによって決定した。光沢は、Gard
ner社製の75度マイクログロスメータを用いて測定した。
本発明は、本発明の精神および本発明の本質的特性から逸脱することなく他の形態で具
体化することができ、したがって、上記の明細書ではなく、むしろ本発明の範囲を示して
いる添付の特許請求項を参照すべきである。
上記の開示によって提供される本願発明の具体例として、以下の発明が挙げられる。
[1] エマルジョン重合反応装置内への非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の単位を
含む25〜75重量%の第1段ポリマー;ならびに
1つ以上の非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の0〜99.6モル%の単位および
1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマー由来の0.4〜100モル%の単位を含む2
5〜75重量%の第2段ポリマーを含む多段エマルジョン加工助剤ポリマーであって、
前記官能基は、β−ケトエステル、β−ケトアミド、β−ジケトン、シアノ酢酸エステ
ル、マロネート、ニトロアルカン、β−ニトロエステル、スルホンアジド、チオール、チ
オール−s−トリアジンおよびアミンからなる群から選択され、前記官能基は、これらの
官能基を含有するエチレン性不飽和モノマーを重合する工程によって、または重合後に追
加の反応を用いるポリマーの後官能化によってポリマー内に組み込まれ;および
前記加工助剤ポリマーは700,000以上のMwを有する、
多段エマルジョン加工助剤ポリマー。
[2] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、β−ケトエステルおよびアミド、β−ジ
ケトン、シアノ酢酸エステル、マロネート、ニトロアルカンおよびβ−ニトロエステルの
群から選択される、[1]に記載の多段エマルジョン加工助剤ポリマー。
[3] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリ
レート、アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシブチル(メ
タ)アクリレート、2,3−ジ(アセトアセトキシ)プロピル(メタ)アクリレート、ア
セトアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−シアノアセトキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−シアノアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−シアノアセチル
−N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−(2プロピオニルアセトキシブチ
ル)(メタ)アクリルアミドの群から選択される、[1]〜[2]のいずれか一項に記載の多
段エマルジョン加工助剤ポリマー。
[4] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマーは
10℃〜150℃の間のTgを有する、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の多段エマルジ
ョン加工助剤ポリマー。
[5] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマーは
55℃〜150℃の間のTgを有する、[4]に記載の多段エマルジョン加工助剤ポリマー

[6] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマーは
1,600,000以上のMwを有する、[1]に記載の多段エマルジョン加工助剤ポリマ
ー。
[7] エマルジョン重合反応装置内への1つ以上の非官能性エチレン性不飽和モノマー由
来の0〜99.6モル%の単位および1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマー由来の
0.4〜100モル%の単位を含む25〜75重量%の第1段ポリマーであって、前記官
能基は、β−ケトエステル、β−ケトアミド、β−ジケトン、シアノ酢酸エステル、マロ
ネート、ニトロアルカン、β−ニトロエステル、スルホンアジド、チオール、チオール−
s−トリアジンおよびアミンからなる群から選択され、前記官能基は、これらの官能基を
含有するエチレン性不飽和モノマーを重合する工程によって、または重合後に追加の反応
を用いるポリマーの後官能化によってポリマー内に組み込まれる、第1段ポリマー;なら
びに
非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の単位を含む25〜75重量%の第2段ポリマ
ーを含む多段エマルジョン加工助剤ポリマーであって、
前記加工助剤ポリマーは700,000以上のMwを有する多段エマルジョン加工助剤
ポリマー。
[8] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマーは
10℃〜150℃の間のTgを有する、[7]に記載の多段エマルジョン加工助剤ポリマー

[9] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマーは
55℃〜150℃の間のTgを有する、[7]〜[8]のいずれか一項に記載の多段エマルジ
ョン加工助剤ポリマー。
[10] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記加工助剤ポリマー
は1,600,000以上のMwを有する、[7]〜[9]のいずれか一項に記載の多段エマ
ルジョン加工助剤ポリマー。
[11] (a)塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデンおよびフッ化ビニリデンなら
びに塩素化ポリ塩化ビニルおよび塩素化ポリエチレンから選択される1つ以上のモノマー
の少なくとも80重量%のハロゲン化ポリマーを含むホモポリマーもしくはコポリマー(
A)から選択された20〜99重量%の1つ以上のハロゲン化ポリマー;および(b)請
求項1に記載の0.5〜20重量%の1つ以上の多段加工助剤ポリマーを含む配合物であ
って、前記1つ以上の加工助剤ポリマーは、前記配合物中でハロゲン化ポリマー100g
当たり官能化モノマー繰り返し単位0.00040〜0.0056モルを提供する濃度で
使用される配合物。
[12] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、β−ケトエステルおよびアミド、β−
ジケトン、シアノ酢酸エステル、マロネート、ニトロアルカンおよびβ−ニトロエステル
の群から選択される、[11]に記載の配合物。
[13] 前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、アセトアセトキシエチル(メタ)アク
リレート、アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシブチル(
メタ)アクリレート、2,3−ジ(アセトアセトキシ)プロピル(メタ)アクリレート、
アセトアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−シアノアセトキシエチル(メタ)
アクリレート、2−シアノアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−シアノアセチ
ル−N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−(2プロピオニルアセトキシブ
チル)(メタ)アクリルアミドの群から選択される、[11]に記載の配合物。
[14] (a)塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデンおよびフッ化ビニリデンなら
びに塩素化ポリ塩化ビニルおよび塩素化ポリエチレンから選択される1つ以上のモノマー
の少なくとも80重量%のハロゲン化ポリマーを含むホモポリマーもしくはコポリマー(
A)から選択された20〜99重量%の1つ以上のハロゲン化ポリマー;および(b)請
求項7に記載の0.5〜20重量%の1つ以上の多段加工助剤ポリマーを含む配合物であ
って、前記1つ以上の加工助剤ポリマーは、前記配合物中でハロゲン化ポリマー100g
当たり官能化モノマー繰り返し単位0.00040〜0.0056モルを提供する濃度で
使用される配合物。
[15] エマルジョン重合反応装置内に水、少なくとも1つの非官能化エチレン性不飽和
モノマーおよび界面活性剤を供給し、それにより多段エマルジョンポリマーの第1段ポリ
マーを形成する工程であって、前記第1段ポリマーは前記多段エマルジョンポリマーの総
重量の25重量%〜75重量%を構成する工程;
前記第1段ポリマーの存在下で、前記エマルジョン重合反応装置内に1つ以上の官能化エ
チレン性不飽和モノマーを供給して第2段ポリマーを形成する工程であって、前記官能化
エチレン性不飽和モノマーの官能基は、β−ケトエステル、β−ケトアミド、β−ジケト
ン、シアノ酢酸エステル、マロネート、ニトロアルカン、β−ニトロエステル、スルホン
アジド、チオール、チオール−s−トリアジンおよびアミンからなる群から選択され、前
記官能基は、これらの官能基を含有するエチレン性不飽和モノマーを重合するか、または
重合後の追加の反応を用いたポリマーの後官能化によってポリマー内に組み込まれ、前記
第2段ポリマーは前記多段エマルジョンポリマーの総重量の25重量%〜75重量%を構
成する工程;ならびに
前記多段エマルジョンポリマーを乾燥させるか、または乾燥するに任せ、それにより多
段エマルジョンポリマー加工助剤を形成する工程、を含む多段エマルジョン重合法。

Claims (11)

  1. 官能性エチレン性不飽和モノマー由来の単位を含む3565重量%の多段ポリマー
    内の第1段ポリマー部分;ならびに
    1つ以上の非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の0〜99.6モル%の単位および
    1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマー由来の0.4〜100モル%の単位を含む
    65重量%の多段ポリマー内の第2段ポリマー部分
    を含む多段エマルジョンポリマーであって、
    前記非官能性エチレン性不飽和モノマーは、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
    、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、t
    ert−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタ
    クリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
    レン、o−クロロスチレン、α−メチルスチレンおよびこれらの組み合わせからなる群か
    ら選択され、
    前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレー
    ト(AAEM)、アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシブ
    チル(メタ)アクリレート、2,3−ジ(アセトアセトキシ)プロピル(メタ)アクリレ
    ート、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−シアノアセトキシエチル(
    メタ)アクリレート、2−シアノアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−シアノ
    アセチル−N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−(2プロピオニルアセト
    キシブチル)(メタ)アクリルアミドの群から選択され
    前記多段エマルジョンポリマーは700,000以上の重量平均分子量(Mw)を有
    、ポリ塩化ビニルと相溶性であり、
    前記多段エマルジョンポリマー内の第1段ポリマー部分は前記官能化エチレン性不飽和
    モノマー由来の単位を含まない、
    多段エマルジョンポリマー。
  2. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記ポリマーは10℃〜15
    0℃の間のTgを有する、請求項に記載の多段エマルジョンポリマー。
  3. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記ポリマーは55℃〜15
    0℃の間のTgを有する、請求項に記載の多段エマルジョンポリマー。
  4. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記ポリマーは1,600,
    000以上のMwを有する、請求項1に記載の多段エマルジョンポリマー。
  5. つ以上の非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の0〜99.6モル%の単位および
    1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマー由来の0.4〜100モル%の単位を含む
    3565重量%の多段ポリマー内の第1段ポリマー部分;ならびに
    非官能性エチレン性不飽和モノマー由来の単位を含む3565重量%の多段ポリマー
    内の第2段ポリマー部分
    を含む多段エマルジョンポリマーであって、
    前記非官能性エチレン性不飽和モノマーは、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
    、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、t
    ert−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタ
    クリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
    レン、o−クロロスチレン、α−メチルスチレンおよびこれらの組み合わせからなる群か
    ら選択され、
    前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレー
    ト(AAEM)、アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシブ
    チル(メタ)アクリレート、2,3−ジ(アセトアセトキシ)プロピル(メタ)アクリレ
    ート、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−シアノアセトキシエチル(
    メタ)アクリレート、2−シアノアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−シアノ
    アセチル−N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−(2プロピオニルアセト
    キシブチル)(メタ)アクリルアミドの群から選択され
    記ポリマーは700,000以上の重量平均分子量(Mwを有し、
    前記多段エマルジョンポリマー内の第2段ポリマー部分は前記官能化エチレン性不飽和
    モノマー由来の単位を含まない、
    多段エマルジョンポリマー。
  6. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり記ポリマーは10℃〜15
    0℃の間のTgを有する、請求項に記載の多段エマルジョンポリマー。
  7. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり記ポリマーは55℃〜15
    0℃の間のTgを有する、請求項5または6に記載の多段エマルジョンポリマー。
  8. 前記官能化エチレン性不飽和モノマーはAAEMであり、前記ポリマーは1,600,
    000以上のMwを有する、請求項5〜7のいずれか一項に記載の多段エマルジョンポ
    マー。
  9. (a)塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデンおよびフッ化ビニリデンならびに塩
    素化ポリ塩化ビニルおよび塩素化ポリエチレンから選択される1つ以上のモノマーの少な
    くとも80重量%のハロゲン化ポリマーを含むホモポリマーもしくはコポリマー(A)か
    ら選択された20〜99重量%の1つ以上のハロゲン化ポリマー;および
    (b)請求項1に記載の0.5〜20重量%の1つ以上の多段エマルジョンポリマー
    を含む配合物であって、前記1つ以上の多段エマルジョンポリマーは、前記配合物中でハ
    ロゲン化ポリマー100g当たり官能化モノマー繰り返し単位0.00040〜0.00
    56モルを提供する濃度で使用される配合物。
  10. (a)塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデンおよびフッ化ビニリデンならびに塩
    素化ポリ塩化ビニルおよび塩素化ポリエチレンから選択される1つ以上のモノマーの少な
    くとも80重量%のハロゲン化ポリマーを含むホモポリマーもしくはコポリマー(A)か
    ら選択された20〜99重量%の1つ以上のハロゲン化ポリマー;および
    (b)請求項に記載の0.5〜20重量%の1つ以上の多段エマルジョンポリマー
    を含む配合物であって、前記1つ以上の多段エマルジョンポリマーは、前記配合物中でハ
    ロゲン化ポリマー100g当たり官能化モノマー繰り返し単位0.00040〜0.00
    56モルを提供する濃度で使用される配合物。
  11. エマルジョン重合反応装置内に水、少なくとも1つの非官能エチレン性不飽和モノマ
    ーおよび界面活性剤を供給し、それにより多段エマルジョンポリマーの第1段ポリマー
    を形成する工程;
    前記多段ポリマーの第1段ポリマー部分の存在下で前記エマルジョン重合反応装置内に
    1つ以上の官能化エチレン性不飽和モノマーを供給して、多段エマルジョンポリマー部分
    第2段ポリマー部分を形成する工程であって、
    前記第1段ポリマー部分は前記多段エマルジョンポリマーの総重量の35重量%〜6
    5重量%を構成し、前記第2段ポリマー部分は前記多段エマルジョンポリマーの総重量の
    35重量%〜65重量%を構成し、前記ポリマーは700,000以上のMwを有する、
    工程;ならびに
    前記多段エマルジョンポリマーを乾燥させるかまたは乾燥するに任せそれにより多段
    エマルジョンポリマーをハロゲン化ポリマー用加工助剤として形成する工程、
    を含み、
    前記非官能性エチレン性不飽和モノマーは、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
    、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、t
    ert−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタ
    クリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
    レン、o−クロロスチレン、α−メチルスチレンおよびこれらの組み合わせからなる群か
    ら選択され、
    前記官能化エチレン性不飽和モノマーは、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレー
    ト(AAEM)、アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシブ
    チル(メタ)アクリレート、2,3−ジ(アセトアセトキシ)プロピル(メタ)アクリレ
    ート、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−シアノアセトキシエチル(
    メタ)アクリレート、2−シアノアセトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−シアノ
    アセチル−N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−(2プロピオニルアセト
    キシブチル)(メタ)アクリルアミドの群から選択され
    前記多段エマルジョンポリマー内の第1段ポリマー部分は前記官能化エチレン性不飽和
    モノマー由来の単位を含まない、多段エマルジョン重合法。
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