JP2017076513A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】外部荷重が付与された際、スパーク等の発生を可及的に抑制することを可能にする。【解決手段】燃料電池スタック10は、積層体14as.の積層方向一端に、外方に向かって導電性断熱部材18a、ターミナルプレート20a、絶縁部材22a、温調用プレート24a及びエンドプレート26aが、順次、配設される。ターミナルプレート20aは、エンドプレート26aを貫通して積層方向外方に延在するターミナルバー66aを備える。ターミナルバー66aに接続されるケーブルコネクタ112は、固定部材114を介して温調用プレート24aに固定される。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する発電セルが、複数積層される燃料電池スタックに関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。燃料電池は、固体高分子電解質膜の一方の面にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方の面にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。アノード電極及びカソード電極は、それぞれ触媒層(電極触媒層)とガス拡散層(多孔質カーボン)とを有している。
電解質膜・電極構造体は、カソードセパレータ及びアノードセパレータによって挟持されることにより、発電セル(単位燃料電池)を構成している。カソードセパレータには、酸化剤ガスが電極面に沿って流通される一方、アノードセパレータには、燃料ガスが前記電極面に沿って流通されている。この発電セルは、所定の数だけ積層されることにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池スタックでは、発電セルが複数積層された積層体の積層方向両端に、ターミナルプレート、インシュレータ(絶縁プレート)及びエンドプレートが配設されている。ターミナルプレートは、積層体からの発電電力を外部に取り出すために積層方向に延びるターミナルバー(電力取り出し端子)を備えている。ターミナルバーは、ケーブルを介してコンタクタ(又はリレー)に電気的に接続されており、モータ等の外部負荷に対して電力の供給を行っている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池システムが知られている。この燃料電池システムでは、一方の電力取り出し端子に一端が電気的に接続され、前記電力取り出し端子と交差するエンドプレート面方向に屈曲して延在する導電部材を備えている。導電部材の他端には、他方の電力取り出し端子側に延在するケーブルが電気的に接続されている。
このため、エンドプレートから積層方向外方にケーブル等の部材が湾曲して突出することがない。これにより、燃料電池システム全体の配置用スペースの狭小化が容易に図られるとともに、レイアウトの自由度を向上させることが可能になる、としている。
特開2008−204939号公報
ところで、特に車載用燃料電池スタックでは、走行時等に前記燃料電池スタックに外部荷重が付与される場合がある。その際、ターミナルプレートと積層体端部の発電セルとが離間すると、電極面圧が低下してスパークや水素ガスの漏れ等が発生するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、外部荷重、特に慣性力が付与された際、スパーク等の発生を可及的に抑制することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する発電セルが、複数積層された積層体を備えている。燃料電池スタックは、積層体の積層方向外方に向かって、ターミナルプレート、端部積層部材及びエンドプレートが配設されている。
ターミナルプレートは、エンドプレートを貫通して積層方向外方に延在し、該エンドプレートの外部に突出するターミナルバーを備えている。そして、ターミナルバーに接続されるケーブルコネクタは、固定部材を介して端部積層部材に固定されている。
また、この燃料電池スタックでは、端部積層部材は、ターミナルプレートとエンドプレートとの間に介装される複数枚の電気絶縁性プレートであることが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、複数枚の電気絶縁性プレートの中、最もエンドプレートに隣接する電気絶縁性プレートにケーブルコネクタを固定することが好ましい。
本発明によれば、ターミナルバーに接続されるケーブルコネクタは、固定部材を介して端部積層部材に固定されている。このため、ターミナルプレートは、エンドプレートに対して端部積層部材と一体に積層方向に移動することが可能になる。従って、燃料電池スタックに外部荷重、特に慣性力が付与された際、発電セルの移動に伴ってターミナルプレートを追従させることができる。これにより、ターミナルプレートと積層体又は該積層体を構成する発電セル間とが離間してスパーク等が発生することを可及的に抑制することが可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部省略断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの一方の端部側の断面説明図である。 比較例の燃料電池スタックの断面説明図である。 前記比較例の燃料電池スタックに外部荷重が付与された際の動作説明図である。 本実施形態に係る燃料電池スタックに外部荷重が付与された際の動作説明図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10は、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池電気自動車(図示せず)に搭載される。燃料電池スタック10の上部には、制御装置12が配置される。制御装置12は、例えば、燃料電池スタック10の出力を制御する電圧制御ユニット(VCU)( Voltage Control Unit)を構成する。
図2に示すように、燃料電池スタック10は、複数の発電セル14が水平方向(矢印B方向)、又は垂直方向(矢印C方向)に積層された積層体14as.を備え、前記積層体14as.は、筐体16に収容される。
図3に示すように、積層体14as.の積層方向一端には、積層方向外方に向かって、導電性断熱部材18a、ターミナルプレート20a、絶縁部材22a、温調用プレート24a及びエンドプレート26aが、順次、配設される。絶縁部材22a及び温調用プレート24aは、少なくとも一方が端部積層部材を構成する。端部積層部材は、電気絶縁性材料で構成される。
積層体14as.の積層方向他端には、積層方向外方に向かって、導電性断熱部材18b、ターミナルプレート20b、樹脂製スペーサ28、絶縁部材22b、温調用プレート24b、樹脂製プレート29及びエンドプレート26bが、順次、配設される。絶縁部材22b、温調用プレート24b又は樹脂製プレート29の少なくとも一つが端部積層部材を構成する。端部積層部材は、電気絶縁性材料で構成される。
発電セル14は、図3及び図4に示すように、アノードセパレータ30、電解質膜・電極構造体(MEA)32及びカソードセパレータ34を設ける。アノードセパレータ30及びカソードセパレータ34は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板等の長形状の金属板により構成される。
なお、アノードセパレータ30及びカソードセパレータ34は、金属セパレータに代えて、カーボンセパレータを用いてもよい。また、発電セル14は、第1セパレータ、第1のMEA、第2セパレータ、第2のMEA及び第3セパレータを積層して構成してもよい。さらに、発電セル14は、3枚以上のMEAと5枚以上のセパレータとを有してもよい。
図4に示すように、発電セル14の長辺方向(矢印B方向)(水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印B方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔36aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス出口連通孔38bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
発電セル14の長辺方向(矢印A方向)の他端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔38a及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔36bが設けられる。
発電セル14の短辺方向(矢印C方向)(鉛直方向)の両端縁部一方(酸化剤ガス入口連通孔36a側)には、矢印B方向に互いに連通して、冷却媒体を供給する一対の冷却媒体入口連通孔40aが上下に設けられる。発電セル14の短辺方向の他方(燃料ガス入口連通孔38a側)には、矢印B方向に互いに連通して、冷却媒体を排出する一対の冷却媒体出口連通孔40bが上下に設けられる。
アノードセパレータ30の電解質膜・電極構造体32に向かう面30aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとを連通する燃料ガス流路42が形成される。燃料ガス流路42は、複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)を有する。
燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス流路42とは、複数の入口連結流路44aを介して連通する一方、燃料ガス出口連通孔38bと前記燃料ガス流路42とは、複数の出口連結流路44bを介して連通する。入口連結流路44a及び出口連結流路44bは、蓋体46a及び蓋体46bにより覆われる。
アノードセパレータ30の面30bには、一対の冷却媒体入口連通孔40aと一対の冷却媒体出口連通孔40bとを連通する冷却媒体流路48の一部が形成される。
カソードセパレータ34の電解質膜・電極構造体32に向かう面34aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとを連通する酸化剤ガス流路50が形成される。酸化剤ガス流路50は、複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)を有する。カソードセパレータ34の面34bには、冷却媒体流路48の一部が形成される。
アノードセパレータ30の面30a、30bには、このアノードセパレータ30の外周端縁部を周回して第1シール部材52が一体成形される。カソードセパレータ34の面34a、34bには、このカソードセパレータ34の外周端縁部を周回して第2シール部材54が一体成形される。
第1シール部材52及び第2シール部材54には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図3及び図4に示すように、電解質膜・電極構造体32は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜60を備える。固体高分子電解質膜60は、アノード電極62及びカソード電極64により挟持される。アノード電極62は、カソード電極64よりも小さな平面寸法を有する段差MEAを構成しているが、これとは逆に、前記カソード電極64よりも大きな平面寸法を有することもできる。また、アノード電極62とカソード電極64とは、同一の平面寸法に設定されてもよい。
アノード電極62及びカソード電極64は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子を前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜60の両面に形成される。
図3に示すように、ターミナルプレート20a、20bの面内中央から離間した位置(面内中央でもよい)には、積層方向外方に延在してエンドプレート26a、26bの外方に突出するターミナルバー(電力取り出し端子)66a、66bが設けられる。ターミナルバー66a、66bの中心部には、ねじ穴70a、70bが所定の深さまで形成される。
絶縁部材22a、22bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。絶縁部材22aのターミナルプレート20aに対向する面には、中央部に矩形状の凹部72aが設けられるとともに、この凹部72aには、ターミナルプレート20aのターミナルバー66aを挿入する孔部74aが連通する。
絶縁部材22aの凹部72aには、導電性断熱部材18a及びターミナルプレート20aが収容される。導電性断熱部材18aは、例えば、2枚の第1断熱部材18a1間に1枚の第2断熱部材18a2が挟持される。第1断熱部材18a1は、例えば、カーボンプレートで構成される一方、第2断熱部材18a2は、例えば、金属プレートの断面を凹凸状に形成して間に空気室が形成される。
絶縁部材22bの凹部72bには、導電性断熱部材18b、ターミナルプレート20b及び樹脂製スペーサ28が収容される。導電性断熱部材18bは、例えば、1枚の第1断熱部材18b1と1枚の第2断熱部材18b2とを備える。
なお、導電性断熱部材18a、18bは、空孔を保持し且つ電気導電性を有する部材であればよく、電気導電性を有する発泡金属、ハニカム形状金属(ハニカム部材)、又は多孔質カーボン(例えば、カーボンペーパ)のいずれかにより構成してもよい。
絶縁部材22bのターミナルプレート20bに対向する面には、中央部に矩形状の凹部72bが設けられるとともに、前記凹部72bには、ターミナルプレート20bのターミナルバー66bが挿入される孔部74bが連通する。樹脂製スペーサ28には、ターミナルバー66bが挿入される孔部28aが形成される。
温調用プレート24aの絶縁部材22aに対向する面24asには、温度調整用媒体、例えば、冷却媒体を流通させる冷却媒体通路76aが形成される。冷却媒体通路76aは、一方の冷却媒体入口連通孔40aと一方の冷却媒体出口連通孔40bとに連通するとともに、蛇行する複数本の冷却媒体通路溝を有する。温調用プレート24bの絶縁部材22bに対向する面24bsには冷却媒体通路76bが形成される。冷却媒体通路76aは、一方(又は他方)の冷却媒体入口連通孔40aと一方(又は他方)の冷却媒体出口連通孔40bとに連通するとともに、蛇行する複数本の冷却媒体通路溝を有する。
図3及び図5に示すように、温調用プレート24aの絶縁部材22a側の面24asとは反対の面には、ターミナルバー66aと同軸上に円筒部78aが積層方向外方に膨出形成される。温調用プレート24aには、円筒部78aに近接して筒状部80aが積層方向外方に膨出形成されるとともに、前記筒状部80aには、雌ねじ部(ヘリサート)82aが設けられる。エンドプレート26aには、円筒部78a及び筒状部80aが矢印B方向に進退自在に挿入される開口部84aが形成される。開口部84aは、円筒部78aを挿入させる開口部と筒状部80aを挿入させる開口部とを別々に形成してもよい。
図3に示すように、温調用プレート24bは、上記の温調用プレート24aと同様に構成されており、同一の構成要素には、同一の参照数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
図2に示すように、エンドプレート26a、26bの各辺間には、それぞれ各辺の中央位置に対応して一定の長さを有する連結バー88が配置される。エンドプレート26aと26bとの間は、一定の距離に維持される。連結バー88の両端は、ねじ89によりエンドプレート26a、26bに固定され、複数の積層された発電セル14に積層方向(矢印B方向)の締め付け荷重を付与する。
筐体16は、積層方向(矢印B方向)両端の2辺(面)がエンドプレート26a、26bにより構成される。筐体16の矢印A方向両端の2辺(面)は、横長プレート形状の前方サイドパネル90及び後方サイドパネル92により構成される。筐体16の矢印C方向両端の2辺(面)は、上方サイドパネル94及び下方サイドパネル96により構成される。上方サイドパネル94及び下方サイドパネル96は、横長プレート形状を有する。
前方サイドパネル90、後方サイドパネル92、上方サイドパネル94及び下方サイドパネル96は、エンドプレート26a、26bの側部に設けられた各ねじ穴98に、各孔部100を介してねじ102を螺入することにより固定される。上方サイドパネル94上には、制御装置12が固定される(図1参照)。
図1及び図2に示すように、エンドプレート26aには、酸化剤ガス供給マニホールド104a、酸化剤ガス排出マニホールド104b、燃料ガス供給マニホールド106a及び燃料ガス排出マニホールド106bが取り付けられる。酸化剤ガス供給マニホールド104aは、各発電セル14の酸化剤ガス入口連通孔36aに連通し、酸化剤ガス排出マニホールド104bは、前記発電セル14の酸化剤ガス出口連通孔36bに連通する。
燃料ガス供給マニホールド106aは、各発電セル14の燃料ガス入口連通孔38aに連通し、燃料ガス排出マニホールド106bは、前記発電セル14の燃料ガス出口連通孔38bに連通する。
エンドプレート26bには、図示しないが、一対の冷却媒体入口連通孔40aに一体に連通する冷却媒体供給マニホールドと、一対の冷却媒体出口連通孔40bに一体に連通する冷却媒体排出マニホールドとが取り付けられる。
図示しないが、絶縁部材22a、22b、温調用プレート24a、24b及びエンドプレート26bには、一対の冷却媒体入口連通孔40a及び一対の冷却媒体出口連通孔40bが形成される。絶縁部材22a、温調用プレート24a及びエンドプレート26aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bが形成される。
図1、図3及び図5に示すように、燃料電池スタック10のターミナルバー66aには、高電圧ケーブル110の一端に接続されるケーブルコネクタ112が固定部材114を介して固定される。図3及び図5に示すように、ケーブルコネクタ112は、固定部材114にねじ116を介して固定される。接続ねじ117がターミナルバー66aのねじ穴70aに螺合することにより、ケーブルコネクタ112と前記ターミナルバー66aとが電気的に接続される。
図5に示すように、固定部材114には、嵌合部118及び取り付け板部120が設けられる。嵌合部118は、Oリング122を外装して温調用プレート24aの筒状部80aの内周面に嵌合する。取り付け板部120に挿入される固定ねじ124は、雌ねじ部82aに螺合することにより、固定部材114は、端部積層部材である温調用プレート24aに固定される。
図1に示すように、高電圧ケーブル110の他端に接続されるケーブルコネクタ126は、固定部材128を介して制御装置12に電気的に接続される。なお、図示しないが、ターミナルバー66b側は、上記のターミナルバー66a側と同様に構成されている。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1及び図2に示すように、エンドプレート26aでは、酸化剤ガス供給マニホールド104aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給マニホールド106aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。一方、エンドプレート26bでは、図示しないが、冷却媒体供給マニホールドには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、図4に示すように、酸化剤ガス入口連通孔36aからカソードセパレータ34の酸化剤ガス流路50に導入される。酸化剤ガスは、矢印A方向に移動して電解質膜・電極構造体32のカソード電極64に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aからアノードセパレータ30の燃料ガス流路42に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路42に沿って矢印A方向に移動し、電解質膜・電極構造体32のアノード電極62に供給される。
従って、各発電セル14では、電解質膜・電極構造体32では、カソード電極64に供給される酸化剤ガスと、アノード電極62に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極64に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔36bに沿って矢印B方向に排出される。酸化剤ガスは、図1及び図2に示すように、エンドプレート26aの酸化剤ガス排出マニホールド104bから排出される。同様に、アノード電極62に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印B方向に排出される。燃料ガスは、エンドプレート26aの燃料ガス排出マニホールド106bから排出される。
また、図4に示すように、各冷却媒体入口連通孔40aに供給された冷却媒体は、互いに隣接するアノードセパレータ30とカソードセパレータ34との間の冷却媒体流路48に導入される。冷却媒体は、互いに近接するように、矢印C方向に流通する。冷却媒体は、さらに矢印A方向(セパレータ長辺方向)に流通して電解質膜・電極構造体32を冷却する。
次いで、冷却媒体は、互いに離間するように、矢印C方向に流通して各冷却媒体出口連通孔40bから排出される。冷却媒体は、エンドプレート26bに設けられている冷却媒体排出マニホールドから排出される。
各発電セル14は、電気的に直列に接続されており、積層体14as.の両極であるターミナルバー66a、66b間に発電電力が発生する。ターミナルバー66a、66bに接続される各高電圧ケーブル110を介して、制御装置12に発電電力が供給される。制御装置12により電圧制御が行われ、例えば、燃料電池電気自動車が走行可能な状態になる。
この場合、本実施形態では、図3及び図5に示すように、ターミナルバー66aに接続されるケーブルコネクタ112は、固定部材114を介して端部積層部材である温調用プレート24aに固定されている。このため、ターミナルプレート20aは、エンドプレート26aに対して温調用プレート24aと一体に移動することが可能になる。
具体的には、燃料電池スタック10の作用効果を、図6に示す比較例としての燃料電池スタック10ref.との関係で、以下に説明する。燃料電池スタック10ref.は、固定部材114aを備え、前記固定部材114aには、取り付け板部120aが設けられる。取り付け板部120aは、固定ねじ124aを介してエンドプレート26aに固定される。比較例では、固定部材114aは、端部積層部材ではなく、エンドプレート26aに直接固定される。
そこで、燃料電池スタック10ref.に外部荷重が付与されると、図7に示すように、積層体14as.は、筐体16内で積層方向(矢印B方向)に移動し易い。その際、エンドプレート26a、26bは、筐体16の積層方向両端の2辺(面)を構成しており、固定された壁面と見なすことができる。このため、積層体14as.は、エンドプレート26a、26bに対して近接及び離間する方向に移動する場合がある。
ここで、ターミナルプレート20aは、固定部材114aを介してエンドプレート26aに固定されている。従って、積層体14as.及び導電性断熱部材18aが移動することにより、前記導電性断熱部材18aとターミナルプレート20aとが離間して隙間Sが形成される。これにより、燃料電池スタック10ref.では、電極面圧が低下してスパークや水素ガスの漏れ等が発生するおそれがある。
これに対して、本願発明では、図3に示すように、ターミナルプレート20aは、固定部材114を介して温調用プレート24aに固定されており、エンドプレート26aに対して積層方向に進退可能である。このため、筐体16内で積層体14as.及び導電性断熱部材18aが積層方向に移動する。その際、図8に示すように、ターミナルプレート20aは、絶縁部材22a及び温調用プレート24aと一体にエンドプレート26aに対して積層方向に移動することができる。
これにより、本実施形態では、燃料電池スタック10に外部荷重が付与された際、発電セル14の移動に伴ってターミナルプレート20aを追従させることが可能になる。このため、ターミナルプレート20aと積層体14as.とが離間して、又は、前記積層体14as.を構成する発電セル14間が離間して、スパーク等の発生を可及的に抑制することが可能になるという効果が得られる。
なお、本実施形態では、ケーブルコネクタ112は、温調用プレート24aに固定されているが、これに限定されるものではない。ケーブルコネクタ112は、絶縁部材22a、22b、温調用プレート24a、24b又は樹脂製プレート29のいずれかに固定すればよい。
10…燃料電池スタック 12…制御装置
14…発電セル 18a、18b…導電性断熱部材
14as.…積層体 20a、20b…ターミナルプレート
22a、22b…絶縁部材 24a、24b…温調用プレート
26a、26b…エンドプレート 28…樹脂製スペーサ
29…樹脂製プレート 30…アノードセパレータ
32…電解質膜・電極構造体 34…カソードセパレータ
36a…酸化剤ガス入口連通孔 36b…酸化剤ガス出口連通孔
38a…燃料ガス入口連通孔 38b…燃料ガス出口連通孔
40a…冷却媒体入口連通孔 40b…冷却媒体出口連通孔
42…燃料ガス流路 48…冷却媒体流路
50…酸化剤ガス流路 52、54…シール部材
60…固体高分子電解質膜 62…アノード電極
64…カソード電極 66a、66b…ターミナルバー
70a、70b、98…ねじ穴 72a、72b…凹部
78a…円筒部 80a…筒状部
82a…雌ねじ部 89、102、116…ねじ
110…高電圧ケーブル 112、126…ケーブルコネクタ
114、128…固定部材 118…嵌合部
120…取り付け板部 124…固定ねじ

Claims (3)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する発電セルが、複数積層された積層体を備え、前記積層体の積層方向外方に向かって、ターミナルプレート、端部積層部材及びエンドプレートが配設される燃料電池スタックであって、
    前記ターミナルプレートは、前記エンドプレートを貫通して前記積層方向外方に延在し、該エンドプレートの外部に突出するターミナルバーを備えるとともに、
    前記ターミナルバーに接続されるケーブルコネクタを前記端部積層部材に固定する固定部材を設けることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックであって、前記端部積層部材は、前記ターミナルプレートと前記エンドプレートとの間に介装される複数枚の電気絶縁性プレートであることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項2記載の燃料電池スタックであって、前記複数枚の電気絶縁性プレートの中、最も前記エンドプレートに隣接する電気絶縁性プレートに前記ケーブルコネクタを固定することを特徴とする燃料電池スタック。
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