JP2017076285A - 故障診断システム、情報処理装置、解析装置、及びコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

故障診断システム、情報処理装置、解析装置、及びコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】システム起動時にエラーが発生した場合に、ユーザにエラーの内容を容易に把握させることが可能な故障診断システムを提供すること。【解決手段】情報処理装置と解析装置とで構成される故障診断システムであって、前記情報処理装置は、システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段と、前記故障診断手段でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段と、を含み、前記解析装置は、前記情報処理装置の出力手段から出力される、前記エラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段と、前記受け付け手段で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段と、前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、故障診断システム、情報処理装置、解析装置、及びコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
従来より、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置では、システム起動時にエラーが発生した場合に、ディスプレイでエラーを表示できない状態では、ビープ音でユーザにエラーを通知している。かかるビープ音によるエラーの通知は、BIOS(Basic Input/Output System)により行われるのが一般的である。BIOSは、短音「ピッ(・)」と長音「ピー(−)」を組み合わせたビープ音でエラーの内容を通知している。例えば、AWARDの場合は8通り、AMIの場合は16通りのビープ音を通知している。
しかしながら、一般的なユーザは、短音と長音を組み合わせたビープ音を聞いただけではエラーの内容を把握することが困難である。また、短音と長音を組み合わせただけでは、通知できるエラーの内容も限られており、エラーの詳細、深刻度、対処法等をユーザに知らせることができない。
特開2007―191420号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、システム起動時にエラーが発生した場合に、ユーザにエラーの内容を容易に把握させることが可能な故障診断システム、情報処理装置、解析装置、及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置と解析装置とで構成される故障診断システムであって、前記情報処理装置は、システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段と、前記故障診断手段でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段と、を含み、前記解析装置は、前記情報処理装置の出力手段から出力される、前記エラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段と、前記受け付け手段で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段と、前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エラーコードに対応した情報は、前記エラーコードを音声信号に変調したビープ音であり、前記出力手段は、前記エラーコードを音声信号に変調してビープ音を生成し、生成したビープ音をスピーカから出力し、前記受け付け手段は、マイクで前記ビープ音を集音し、前記エラーコード取得手段は、前記受け付け手段で集音したビープ音をデコードしてエラーコードを取得することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記変調は、DTMF変調、Do Re Mi変調、ASK変調、又はFSK変調であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エラーコードに対応した情報は、LEDの点灯パターンであり、前記出力手段は、前記エラーコードに対応した点灯パターンを前記LEDに表示し、前記受け付け手段は、光受信部で前記LEDに表示される点灯パターンを受光し、前記エラーコード取得手段は、前記受け付け手段で受光した点灯パターンをデコードしてエラーコードを取得することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エラー表示手段は、さらに、前記エラーの内容に対応する解決方法を表示することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記解決方法は、ユーザが対応可能なエラーの場合は、ユーザによるエラー解消手順、及び、ユーザが対応可能なエラーでない場合は、サービスに連絡が必要である旨の表示を含むことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記故障診断手段は、エンベデッド・コントローラ及びBIOSを実行するCPUであり、前記出力手段は、エンベデッド・コントローラであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記解析装置は、さらに、前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードをメーカ又はサービスのサーバ装置に転送する転送手段を備えることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段と、前記故障診断手段でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置から出力される、故障診断でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段と、前記受け付け手段で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段と、前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置に搭載されるプログラムであって、起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断工程と、前記故障診断工程でエラーが検出されたエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、解析装置に搭載されるプログラムであって、情報処理装置から出力される、故障診断でエラーが検出されたデバイスのエラーの内容を示すエラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け工程と、前記受け付け工程で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得工程と、前記エラーコード取得工程で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、システム起動時にエラーが発生した場合に、ユーザにエラーの内容を容易に把握させることが可能な故障診断システムを提供することが可能となる。
図1は、実施の形態に係る故障診断システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例に係るノートPCの概略の外観構成を示す斜視図である。 図3は、実施例に係るノートPCの概略のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、DTMFマトリクスの一例を示す図である。 図5は、実施例に係る携帯型端末装置の外観を示す斜視図である。 図6は、実施例に係る携帯型端末装置の概略の構成を示すブロック図である。 図7は、エラーコードテーブルの一例を示す図である。 図8は、ノートPC及び携帯型端末装置で実行される故障診断処理の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図9は、ノートPC及び携帯型端末装置で実行される故障診断処理を説明するための説明図である。 図10は、携帯型端末装置のタッチ表示部の表示例を示す図である。 図11は、携帯型端末装置のタッチ表示部の表示例を示す図である。 図12は、携帯型端末装置のタッチ表示部の表示例を示す図である。
以下に、この発明に係る故障診断システム、情報処理装置、解析装置、及びコンピュータが実行可能なプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。したがって、本発明の装置、システム及び方法の実施形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施形態の一例を示すものであって、特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システム及び方法についての選択した実施形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、又は他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。また、フローチャートの各ステップを実行する順番はフローチャートに示す順番に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で順番を変更してもよい。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの又は実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る故障診断システムの構成例を示す図である。図1に示すように、故障診断システム1は、情報処理装置10と、解析装置20と、サーバ装置30とを備え、解析装置20とサーバ装置30はネットワーク2を介してデータ通信可能に接続されている。
情報処理装置10は、システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障(エラー)診断を行う故障診断手段11と、故障診断手段11でエラーが検出されたデバイスのエラーコード(デバイスのエラーの内容に対応するコード)に対応した情報を外部に出力する出力手段12と、を備えている。情報処理装置10は、例えば、ノートPC、デスクトップPC等のコンピューティングデバイスである。故障診断手段11及び出力手段12は、ソフトウアェア及び/又はハードウェアで構成することができる。コンピュータがプログラムを実行することにより、故障診断手段11及び出力手段12の機能を実現することにしてもよい。
解析装置20は、情報処理装置10の出力手段11から出力される、エラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段21と、受け付けたエラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段22と、エラーコード取得手段22で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示するエラー表示手段23と、エラーコード取得手段22で取得したエラーコード等をサーバ装置30にネットワーク2を介して転送する転送手段24と、を備えている。解析装置20は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット等の携帯型端末装置である。受け付け手段21、エラーコード取得手段22、エラー表示手段23、及び転送手段24は、ソフトウアェア及び/又はハードウェアで構成することができる。コンピュータがプログラムを実行することにより、受け付け手段21、エラーコード取得手段22、エラー表示手段23、及び転送手段24の機能を実現することにしてもよい。
サーバ装置30は、例えば、メーカ又はサービスセンターのサーバであり、複数の情報処理装置10のエラーコードを収集する。
エラーコードに対応した情報は、エラーコードを可聴帯域内の音声信号に変調したビープ音であってもよい。出力手段11は、エラーコードを可聴帯域内の音声信号に変調してビープ音を生成し、生成したビープ音をスピーカから出力してもよい。受け付け手段21は、マイクでビープ音を集音し、エラーコード取得手段22は、受け付け手段21で集音したビープ音をデコードしてエラーコードを取得することにしてもよい。
この場合、変調によるビープ音は、DTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)変調によるトーン音、Do Re Mi変調によるドレミ音、ASK(Amplitude Shift Keying)変調によるモデム音、又はFSK(Frequency Shift Keying)変調によるモールス信号音であることにしてもよい。
また、エラーコードに対応した情報は、LEDの点灯パターンとしてもよい。出力手段11は、エラーコードに対応した点灯パターンをLEDに表示してもよい。受け付け手段21は、光受信部でLEDに表示される点灯パターンを受光し、エラーコード取得手段22は、受け付け手段21で受光した点灯パターンをデコードしてエラーコードを取得することにしてもよい。
また、エラー表示手段23は、さらに、エラーの内容に対応する解決方法を表示することにしてもよい。かかる解決方法は、ユーザが対応可能なエラーの場合は、ユーザによるエラー解消手順の記述、及び、ユーザが対応可能なエラーでない場合は、サービスに連絡が必要である旨の記述を含むことにしてもよい。
また、故障診断手段11は、エンベデッド・コントローラ及びBIOS(Basic Input/Output System)を実行するCPUであることにしてもよい。出力手段12は、エンベデッド・コントローラであることにしてもよい。これにより、BIOSによる故障診断の前に、エンベデッド・コントローラで行われる故障診断のエラーコードを外部に出力することが可能となる。
また、解析装置20の転送手段24は、エラーコードと共に、情報処理装置10の機種コード及び製造番号をサーバ装置30に転送してもよい。サーバ装置30は、機種毎にエラーコードを集計して、エラー対策や製品設計に利用してもよい。
以上説明したように、本実施の形態による故障診断システムによれば、情報処理装置10は、システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段11と、故障診断手段11でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段12と、を備え、解析装置20は、情報処理装置10の出力手段12から出力される、エラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段21と、受け付け手段21で受け付けたエラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段22と、エラーコード取得手段22で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段24と、を備えているので、システム起動時にエラーが発生した場合に、ユーザにエラーの内容を容易に把握させることが可能となる。付言すると、情報処理装置10で発生したエラーの内容を解析装置20の表示部で表示するので、ユーザは解析装置20の表示部を見るだけで、具体的にエラーの内容を把握することが可能となる。また、エラーの内容をエラーコードで規定するので、エラーの詳細やその解決方法等をユーザに知らせることが可能となる。
(実施例)
次に、本実施の形態に係る故障診断システム1の情報処理装置10及び解析装置20を、それぞれノートPC及び携帯型端末装置に適用した場合の一例を説明する。図2は、本実施の形態に係る情報処理装置を適用したノートPCの概略の外観構成を示す斜視図である。
図2に示すように、ノートPC40は、いずれも略直方体である本体側筐体41及びディスプレイ側筐体42を備える。本体側筐体41は、キーボード及びタッチパッド等を有する入力装置44やスピーカ45を備える。ディスプレイ側筐体42は、略中央に配置されたLCD46を備える。
本体側筐体41及びディスプレイ側筐体42は、それぞれの端部で左右の一対の連結部(ヒンジ部)43によって連結されており、連結部43は、これらの筐体を開閉自在に支持している。
図3は、上記ノートPC40の概略のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、ノートPC40は、CPU(Central processing unit)51、メインメモリ52、GPU(Graphics processing unit:表示コントローラ)53、VRAM54,LCD46,PCH(Platform controller hub)55、BIOS−ROM56、HDD(Hard dick drive)57、PCIデバイス59、EEPROM(Electrically erasable programmable ROM)63、エンベデッド・コントローラ(Embedded controller)60、電源ユニット61、入力装置44、スピーカ45、ファンユニット62等を備えている。
CPU51は、メインメモリ52及びGPU53に接続され、また、DMIバスを介して、PCH55に接続されている。CPU51は、HDD57に格納されたOS61BによりノートPC40全体の制御を行うとともに、HDD57に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を司る。また、CPU51は、メインメモリ52をアクセス制御するメモリコントローラの機能やGPU53との通信を実行する機能も有する。
また、CPU51は、BIOS−ROM56に格納されたBIOS56AやHDD57に格納されたブートローダー57Aを実行する。
メインメモリ52は、キャッシュメモリやRAMで構成されており、CPU51の実行プログラムの読み込み領域として、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。
GPU53は、LCD46を制御する表示コントローラである。GPU53は、VRAM54が接続され、各種プログラムが表示しようとする画像をCPU51に代わって描画するアクセラレータを搭載している。
PCH55は、DMIバスを介してCPU51に接続されている。PCH55は、HDD57を制御するためのIDE(Integrated device electronics)コントローラやUSBデバイス58を制御するためのUSBコントローラを内蔵する。また、PCH55は、PCI(Peripheral component interconnect)バスに接続された各種PCIデバイス58の制御を行うと共に、LPCバスに接続されたデバイスの制御を行う。
BIOS−ROM56は、POSTと、BIOSドライバと、VGA(Video Graphics Array)ドライバとを備えたBIOS56Aが格納されている。POSTは、BIOSがハードウェアの故障診断及び初期化を行う際に実行するテストプログラムであり、デバイスのエラーが検出された場合にその内容をLCD46へ表示する。VGAドライバは、VGAを制御する。BIOS56Aは、デバイスのエラーの内容に対応したエラーコードと、対応するエラーの内容及び解決方法とを関連づけたエラーコードテーブル(図7参照)を備えていてもよい。
HDD(ハードディスク)57は、例えば、OS57Bを起動するためのブートローダー57A,Windows(登録商標)等のノートPC40全体の制御を行うためのOS57B、周辺機器類をハードウェア操作するためのドライバ57C、及び各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」と称する)57D等を記憶する機能を有する。
OS57Bは、ノートPC40の基本的な動作を制御しているものであり、各種資源を管理し、例えば、アプリ57Dが発生した命令を、ドライバ57CやBIOS56Aに伝える。OS57Bは、マルチタスク機能及びマルチウィンドウ機能を有し、アプリの実行コンテキスト(あるアプリが利用しているレジスタセットやメインメモリイメージ、ファイルハンドルなど)やGUIの部品などのソフトウェア資源の管理も行うように構成されている。アプリ57Dと各ドライバ57Cの間のデータ又はコマンドの送受信には、OS57Bが介在する。
エンベデッド・コントローラ60は、接続されるデバイスを制御し、電源コントローラ61Aと協働して電源ユニット61を制御して、ノートPC40の電力管理を行ったり、入力装置44によるデータ入力を制御したり、スピーカ45やファンユニット62の動作を制御するMPU(Micro processing unit)である。エンベデッド・コントローラ60は、デバイスのエラーの内容に対応したエラーコードと、対応するエラーの内容及び解決方法とを関連づけたエラーコードテーブル(図7参照)を備えていてもよい。エンベデッド・コントローラ60は、デバイスのエラーの内容に対応したエラーコード(例えば、4桁のコード(各コードは16進表記))をDTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)変調したトーン音をスピーカ45から出力する。例えば、エラーコードを4桁のコード(各コードは16進表記)とした場合、最大で16通りのエラーを通知することができる。
図4は、DTMFマトリクスの一例を示す図である。エラーコードの各桁のコード(「0」〜「9」、「*」「#」、「A」〜「D」)は、低群(697Hz、770Hz、852Hz、941Hz)・高群(1209Hz、1336Hz、1477Hz、1633Hz)の2つの音声周波数帯域の合成信号音で表現される。エンベデッド・コントローラ60は、各コード(「0」〜「9」、「*」「#」、「A」〜「D」)に対応する合成信号音(トーン音)をチップに内蔵するPWM機能とコンピュータ基板上の電子回路で生成し、エラーコードに対応するトーン音を各桁毎にスピーカ45に出力する。
入力装置44は、ユーザが入力操作を行うためのユーザ・インターフェースであり、文字、コマンド等を入力する各種キーより構成されるキーボードや、画面上のカーソルを移動させたり、各種メニューを選択するタッチパッド等を備えている。
電源ユニット61は、電源コントローラ61Aと、DC−DCコンバータ61Bと、バッテリ61Cと、ACアダプタ61Dと、を備えている。電源コントローラ61Aは、電源ユニット61を制御する。ACアダプタ61Dは、商用電源に接続して、AC電圧をDC電圧に変換してDC−DCコンバータ61Bに出力する。DC−DCコンバータ61Bは、ACアダプタ61Dから供給されるDC電圧を所定の電圧に変換して各部に電力を供給し、また、バッテリ61Cの充電を行う。バッテリ61Cは、DC−DCコンバータ61Bにより充電され、充電した電圧を各部に供給する。バッテリ61Cは、ACアダプタ61Dが商用電源に接続されていない場合に使用される。
ファンユニット62は、ファンにより本体側筐体41内の各部を冷却する。EEPROM63は、例えばノートPC40の個体情報(機種コードや製造番号を含む)などを格納するためのメモリデバイスである。
ノートPC40は、システム起動時に各デバイスの故障診断及び初期化を行う故障診断処理(図8参照)を実行する。故障診断処理では、まず、ノートPC40の本体側筐体41に設けられた電源ボタン(不図示)が押下されると、電源ユニット61から各部に電力が供給される。エンベデッド・コントローラ60は、電源ユニット61、ファンユニット62、及び入力装置44の故障診断を行い、この故障診断の結果からエラーが発見されたデバイスの有無を判断する。エンベデッド・コントローラ60は、これらのデバイスにエラーがある場合には、そのデバイスのエラーの内容に対応するエラーコードをDTMF変調してトーン音をスピーカ45から出力する。
次に、エンベデッド・コントローラ60の故障診断でエラーがない場合は、CPU51は、BIOS−ROM56に記憶されているBIOS56Aを実行する。BIOS56Aは、CPU51、メインメモリ52、ポート、PCH55、PCIデバイス58、USBデバイス58、VGA(GPU53)、VRAM54、LCD46、HDD57の故障診断を行い、この故障診断の結果からエラーが発見されたデバイスの有無を判断する。BIOS56Aは、デバイスにエラーがある場合において、LCD46に表示が可能な状態の場合(例えば、VGA、VRAM54、及びLCD46にエラーがない場合)は、エラーコード、エラー内容、及び解決方法をLCD46に表示する。他方、BIOS56Aは、デバイスにエラーがある場合において、LCD46に表示が可能な状態でない場合は、エラーコードをエンベデッド・コントローラ60に通知する。エンベデッド・コントローラ60は、BIOS56Aから通知されるエラーコードをDTMF変調してトーン音をスピーカ45から出力する。
図5は、上記実施の形態に係る解析装置20を適用したスマートフォン等の携帯型端末装置の外観を示す斜視図である。
図5に示すように、携帯型端末装置70は、略六面体形状の筐体71を備えている。筐体71の表面のうち一方側の面を正面71A、正面71Aに対向する他方側の面を背面(不図示)、筐体71の表面のうち正面71Aと背面に挟まれた面を側面71Bとする。携帯型端末装置70は、筐体71の正面71Aの略中央部分に、アイコンや画像等を表示するための表示部81Bと表示部81B上に配置されたタッチセンサ81Aとで構成されるタッチ表示部81が配置されている。
筐体71の正面71Aの上方には、レシーバ82及びカメラ83が配置されている。筐体71の左側の側面71Bには、ボリュームを調整するためのボリュームボタン84及び電源ボタン85が配置されている。また、筐体71の下側の側面71Bには、マイク86及びスピーカ87が配置されている。
タッチ表示部81は、文字、図形、アイコン、及び画像等の情報を表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、「指示体」と称する)を用いてタッチセンサ81Aに対して行われる各種操作を検出する。タッチセンサ81Aが各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の方式を採用することができる。また、タッチ表示部81には、各種アプリ等に対応したアイコンが表示されている。ユーザは、アイコンをタッチすることで対応するアプリを起動させることができる。
図6は、携帯型端末装置70の概略の構成を示すブロック図である。図6に示すように、携帯型端末装置70は、制御部91と、メモリ92と、記憶部93と、通信部94と、レシーバ82と、マイク86と、スピーカ87と、カメラ83と、タッチ表示部81(タッチセンサ81A、表示部81B)と、電源部91と、操作部94とを備えている。
タッチ表示部81は、表示部81Bと、表示部81Bに重畳されたタッチセンサ81Aとを有する。タッチセンサ81Aは、指やペン等の指示体を用いてタッチセンサ81Aに対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチセンサ81A上での位置とともに検出し、制御部90に通知する。タッチセンサ81Aによって検出される操作には、タッチ操作、スライド操作、及びピッチ操作が含まれる。表示部81Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。
操作部94は、ボリュームボタン84や電源ボタン85等を通じて利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する指示信号を制御部90へ送信する。
電源部91は、制御部90の制御に従って、蓄電池又はACアダプタから得られる電力を、制御部90を含む携帯型端末装置70の各部へ供給する。
通信部94は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間で無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。
スピーカ87は、制御部90から送信される音声信号を音声として外部に出力する。マイク86は、外部の音声を集音し、集音した音声を音声信号へ変換して制御部90へ出力する。レシーバ82は、制御部90から送信される音声信号を音声として出力する。カメラ83は、被写体を撮像して撮像した画像データを制御部90に出力する。
制御部90は、例えば、CPU、マイクロプロセッサ、DSP等であり、携帯型端末装置70の動作を統括的に制御して各種の機能(モード)を実現する。具体的には、制御部90は、記憶部93に記憶されているデータやメモリ92に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部93に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、タッチ表示部81、通信部94,カメラ83、及びマイク86等を制御することによって各種機能(モード)を実現する。なお、制御部90が実行するプログラムや参照するデータは、通信部94による通信でサーバからダウンロードすることとしてもよい。
メモリ92は、例えば、RAMやDRAM等で構成されており、制御部90によって実行されるプログラム、制御部90が参照するデータ、制御部90の演算結果等が一時的に記憶されるワークエリアとして使用される。
記憶部93は、例えば、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM、SSD)であり、制御部90での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。記憶部93に記憶されるプログラムには、携帯型端末装置70の基本的な機能を実現するOS93A(例えば、iOS、Android、Windows(登録商標))、デバイスをハードウェア制御するためのドライバ93B、PC用エラー解析アプリ93C、並びに、カメラ機能を実現するためのカメラアプリ、電話機能を実現するための電話アプリ、電子メール機能を実現するためのメールアプリ、WEBブラウジング機能を実現するためのブラウザアプリ、ファイル閲覧用アプリ、及びワープロアプリ等のその他のアプリ93D等が含まれる。
PCエラー解析アプリ93Cは、ノートPC40の故障診断処理においてスピーカ45から出力されるトーン音をマイク86で集音して、集音したトーン音からエラーコードをデコードし、エラーコードテーブル(図7参照)を参照して、デコードしたエラーコードと、エラーコードに対応するエラー内容およびその解決方法を表示するためのアプリである。
図7は、PCエラー解析アプリ93Cが備えるエラーコードテーブルの一例を示す図である。図7に示すように、エラーコードテーブルは、ノートPC40のデバイスのエラーコードと、対応するエラーの内容及び解決方法とを関連づけて格納している。かかる解決方法は、ユーザが対応可能なエラーの場合は、ユーザによるエラー解消手順が記述されており、ユーザが対応可能なエラーでない場合は、サービスに連絡が必要である旨が記述されている。例えば、PCエラー解析アプリ93Cは、エラーコードが「0182」の場合は、エラーテーブルを参照して、対応するエラー内容「メインメモリエラー」及び解決方法「メインメモリの挿入が不十分です。メインメモリを正しく挿入して下さい。メインメモリが正しく挿入されている場合は、異なるスロットに変更して下さい。」をタッチ表示部81に表示する(図10参照)。エラーコード「0182」は、ユーザが対応可能なエラーである。
また、PCエラー解析アプリ93Cは、例えば、エラーコードが「008A」の場合は、エラーテーブルを参照して、対応するエラー内容「CPUエラー」及び解決方法「CPUの交換が必要です。サービスに連絡して下さい。」をタッチ表示部81に表示する(図11参照)。エラーコード「008A」は、ユーザが対応できないエラーである。例えば、CPUを交換する場合は、マザーボードを交換する必要があり、ユーザによるマザーボードの交換は動作の保証上許可されていない場合である。
次に、図8〜図11を参照して、ノートPC40及び携帯型端末装置70で実行される故障診断処理の動作の一例を説明する。図8は、ノートPC40及び携帯型端末装置70で実行される故障診断処理の動作の一例を説明するためのフローチャートである。図9は、ノートPC40及び携帯型端末装置70で実行される故障診断処理を説明するための説明図、図10及び図11は、携帯型端末装置70のタッチ表示部81の表示例を示す図である。
図8において、まず、ノートPC40の本体側筐体41に設けられた電源ボタンが押下されると(ステップS1)、電源ユニット61から各部に電力が供給される(ステップS2)。次に、エンベデッド・コントローラ60による故障診断が行われる(ステップS3)。具体的には、エンベデッド・コントローラ60は、電源ユニット61、ファンユニット62、及び入力装置44等の故障診断を行う。
エンベデッド・コントローラ60は、この故障診断の結果からエラーが発見されたデバイスの有無を判断する(ステップS4)。エンベデッド・コントローラ60は、これらのデバイスにエラーがある場合には(ステップS4の「Yes」)、デバイスのエラーコードをトーン音にDTMF変調し、トーン音をスピーカ45から外部に出力する(ステップS9)。なお、トーン音は所定回数繰り返しスピーカ45から出力してもよい。
この際、ユーザは携帯型端末装置70のPCエラー解析アプリ93Cを起動させる。PCエラー解析アプリ93Cは、ノートPC40のスピーカ45から出力されるトーン音をマイク86で集音する(ステップT1)。図9は、携帯型端末装置70のPCエラー解析アプリ93CがノートPC40のスピーカ45から出力されるトーン音をマイク86で集音している状態を示している。PCエラー解析アプリ93Cは、タッチ表示部81にエラーコードを録音中である旨を表示している。
つぎに、PCエラー解析アプリ93Cは、トーン音をエラーコードにデコードする(ステップT2)。PCエラー解析アプリ93Cは、エラーコードテーブル(図7参照)を参照して、デコードしたエラーコード、エラーコードに対応するエラー内容、およびその解決方法を表示する(ステップT3)。
つぎに、エンベデッド・コントローラ60による故障診断でデバイスのエラーが検出されなかった場合は(ステップS4の「No」)、BIOS56Aによる故障診断が行われる(ステップS5)。具体的には、BIOS56Aは、CPU51、メインメモリ52、ポート、PHC55、PCIデバイス59、USBデバイス58、VGA(GPU53)、VRAM54、LCD46、及びHDD57等の故障診断を行う。BIOS56Aは、この故障診断の結果からエラーが発見されたデバイスの有無を判断する(ステップS6)。これらのデバイスにエラーがない場合は(ステップS6の「No」)、CPU51は、ブートローダー57Aを起動して(ステップS10)、OS57Bを起動させる(ステップS11)。
他方、これらのデバイスにエラーがある場合には(ステップS6の「Yes」)、BIOS56Aは、LCD46に表示が可能な状態の場合(ステップS7の「Yes」)は、エラーコード、エラーコードに対応するエラー内容、及びその対処方法をLCD46に表示する(ステップS8)。LCD46に表示が可能でない状態の場合には(ステップS7の「No」)、BIOS56Aは、デバイスのエラーコードをエンベデッド・コントローラ60に通知する。そして、エンベデッド・コントローラ60は、BIOS56Aから通知されるデバイスのエラーコードをトーン音にDTMF変調し、トーン音をスピーカ45から外部に出力する(ステップS9)。トーン音は所定回数繰り返しスピーカ45から出力してもよい。ユーザは、携帯型端末装置70のPCエラー解析アプリ93Cを起動させ、PCエラー解析アプリ93Cは、トーン音をマイク86で集音した後、集音したトーン音からエラーコードをデコードし、エラーコードテーブルを参照して、デコードしたエラーコード、エラーコードに対応するエラー内容、及びその解決方法をタッチ表示部81に表示する(ステップT1〜T3)。
図10及び図11は、PCエラー解析アプリ93Cによるタッチ表示部81の表示例を示している。図10及び図11に示すように、タッチ表示部81には、エラーコード、エラーコードに対応するエラー内容、およびその解決方法が表示される。図10は、ユーザが対応可能なエラーの場合、図11はユーザが対応可能でないエラーの場合をそれぞれ示している。
上記実施例では、エンベデッド・コントローラ60は、エラーコードをDTMF変調してトーン音を出力することにしたが、エラーコードをDo Re Mi変調してドレミ音を出力することにしてもよい。図12は、Do Re Miテーブルの一例を示している。Do Re Miテーブルは、図12に示すように、エラーコードの各桁のコード(「0」〜「9」と、「A」〜「F」、BLANK)と、Do Re Mi(音名のABC表記)と、周波数とを対応付けたものである。
本実施例によれば、ノートPC40では、エンベデッド・コントローラ60はシステム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行い、エラーが検出されたデバイスのエラーコードをDTMF変調したビープ音をスピーカ45から出力し、携帯型端末装置70では、PCエラー解析アプリ93Cはこのトーン音をマイク86で集音した後、集音したトーン音からエラーコードをデコードし、エラーコードテーブルを参照して、デコードしたエラーコード、エラーコードに対応するエラー内容、及びその解決方法をタッチ表示部81に表示することとしたので、ノートPC40のシステム起動時にエラーが発生した場合に、ユーザは携帯型端末装置70のタッチ表示部81を見るだけで、エラーの内容及びその解決方法を容易に把握することが可能となる。
なお、携帯型端末装置70では、PCエラー解析アプリ93Cは、ノートPC40の機種名及び製造番号を取得し、上述のエラーコードを取得した際に、機種名、製造番号、及びエラーコードをメーカ又はサービスのサーバに転送してもよい。これにより、メーカ又はサービスでは、エラー情報の収集や製品設計に利用することができる。
1 故障診断システム
2 ネットワーク
10 情報処理装置
11 故障診断手段
12 出力手段
20 解析装置
21 受け付け手段
22 エラーコード取得手段
23 エラー表示手段
24 転送手段
30 サーバ装置
40 ノートPC
41 本体側筐体
42 ディスプレイ側筐体
43 連結部(ヒンジ)
44 入力装置
45 スピーカ
46 LCD
51 CPU
52 メインメモリ
53 GPU
54 VRAM
55 PCH
56 BIOS−ROM
57 HDD
57A ブートローダー
57B OS
58 USBデバイス
59 PHCデバイス
60 エンベデッド・コントローラ
61 電源ユニット
62 ファンユニット
63 EEPROM
70 携帯型端末装置
71 筐体
81 タッチ表示部
81A タッチパネル
81B 表示部
82 レシーバ
83 カメラ
84 ボリュームボタン
86 マイク
87 スピーカ
90 制御部
91 電源部
92 メモリ
93 記憶部
93C PCエラー解析アプリ

Claims (12)

  1. 情報処理装置と解析装置とで構成される故障診断システムであって、
    前記情報処理装置は、
    システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段と、
    前記故障診断手段でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段と、
    を含み、
    前記解析装置は、
    前記情報処理装置の出力手段から出力される、前記エラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段と、
    前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段と、
    を含むことを特徴とする故障診断システム。
  2. 前記エラーコードに対応した情報は、前記エラーコードを音声信号に変調したビープ音であり、
    前記出力手段は、前記エラーコードを音声信号に変調してビープ音を生成し、生成したビープ音をスピーカから出力し、
    前記受け付け手段は、マイクで前記ビープ音を集音し、
    前記エラーコード取得手段は、前記受け付け手段で集音したビープ音をデコードしてエラーコードを取得することを特徴とする請求項1に記載の故障診断システム。
  3. 前記変調は、DTMF変調、ドレミ変調、ASK変調、又はFSK変調であることを特徴とする請求項2に記載の故障診断システム。
  4. 前記エラーコードに対応した情報は、LEDの点灯パターンであり、
    前記出力手段は、前記エラーコードに対応した点灯パターンを前記LEDに表示し、
    前記受け付け手段は、光受信部で前記LEDに表示される点灯パターンを受光し、
    前記エラーコード取得手段は、前記受け付け手段で受光した点灯パターンをデコードしてエラーコードを取得することを特徴とする請求項1に記載の故障診断システム。
  5. 前記エラー表示手段は、さらに、前記エラーの内容に対応する解決方法を表示することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の故障診断システム。
  6. 前記解決方法は、ユーザが対応可能なエラーの場合は、ユーザによるエラー解消手順の記述、及び、ユーザが対応可能なエラーでない場合は、サービスに連絡が必要である旨の記述を含むことを特徴とする請求項5に記載の故障診断システム。
  7. 前記故障診断手段は、エンベデッド・コントローラ及びBIOSを実行するCPUであり、
    前記出力手段は、前記エンベデッド・コントローラであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の故障診断システム。
  8. 前記解析装置は、さらに、
    前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードをメーカ又はサービスのサーバ装置に転送する転送手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の故障診断システム。
  9. システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断手段と、
    前記故障診断手段でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 情報処理装置から出力される、故障診断でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得手段と、
    前記エラーコード取得手段で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示手段と、
    を備えたことを特徴とする解析装置。
  11. 情報処理装置に搭載されるプログラムであって、
    システム起動時にデバイスにエラーがあるか否かの故障診断を行う故障診断工程と、
    前記故障診断工程でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を外部に出力する出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  12. 解析装置に搭載されるプログラムであって、
    情報処理装置から出力される、故障診断でエラーが検出されたデバイスのエラーコードに対応した情報を受け付ける受け付け工程と、
    前記受け付け工程で受け付けた前記エラーコードに対応する情報からエラーコードを取得するエラーコード取得工程と、
    前記エラーコード取得工程で取得したエラーコードに対応するエラーの内容を表示部に表示するエラー表示工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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