JP2014041505A - 制御装置の保守システム及び保守方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置で発生した障害の内容把握、障害復旧対処方法、及び交換部品の調達を多くの時間を費やすことなく行なうことができる保守システムを提供することにある。
【解決手段】拠点側の制御装置に設けた発光手段の障害情報を含む発光パターンを拠点側保守関係者が携帯した発光パターン読取端末で読み取り、この発光パターン読取端末から通信ネットワークを介して発光パターンを障害解析センタに送り、障害解析センタで発光パターンから少なくとも障害の対処方法、必要な交換部品を解析し、障害解析センタはこの解析結果をサービスセンタに送り、サービスセンタでは少なくとも障害の対処方法、必要な交換部品を調達して拠点に送るか、或いは少なくとも障害の対処方法、必要な交換部品を調達してサービスセンタ側保守関係者を拠点に派遣する。
【選択図】図4

Description

本発明はネットワークで接続された複数の制御装置を備える制御システムの保守システムに係り、特に障害復旧等に関する対処方法や障害復旧に必要な交換部品をサービスセンタから保守関係者に送る制御装置の保守システム及び保守方法に関するものである。
ネットワークで接続された複数の制御装置を備えた制御システムにおいては、障害発生時にその障害情報を外部に伝えてその障害を復旧する必要がある。一般的には複数の制御装置は中央管理センタとオンラインで接続されており、夫々の制御装置の稼働状況は中央管理センタで監視されている。したがって、何れかの制御装置に障害が発生すると、この情報はオンラインで中央管理センタに伝えられて保守関係者によって障害を復旧することができるように構成されている。つまり、中央管理センタから保守関係者に障害が発生したことが伝えられ、保守関係者がこの障害に対応して復旧作業を行なうようになっている。
ところで、ネットワークで接続された複数の制御装置を備えた制御システムはその規模が大きい場合が多く、制御システムを構築する事業者は単独で構築するのではなく複数の事業者によって構築される場合が多い。
このため、複数の制御装置や周辺装置を含めた制御システム全体を単独の事業者が監視することが難しく、制御システムを幾つかに分割して夫々の障害発生の有無を監視することが考えられる。例えば、一部の制御システムにおいては単独の制御装置、或いは複数の制御装置の内の幾つかを纏めた制御装置を保守関係者が監視し、障害発生時にこの保守関係者が障害状況を把握して障害復旧作業を行なっている。
このような保守システムの一例として、特開昭61−62927号公報(特許文献1)には制御装置にセグメント表示部を設けて障害コードを表示し、この障害コードから障害状況を把握する技術が開示されている。つまり、記憶手段に各種の障害を表す障害コードを割り付けて記憶させておき、制御装置に何らかの障害が生じると対応する障害コードを読み出してセグメント表示部に障害コードを表示することで障害が発生したことを保守関係者に知らせるようにしている。
特開昭61−62927号公報
このような保守システムにおいては、障害情報を表す表示がセグメント表示による障害コードであるためを、保守関係者は障害コードだけではどのような障害が発生しているのか判断するのが困難である。このため、この障害の種類の特定、障害を復旧させるための対処方法、及びどのような交換部品が必要なのかを障害コードから保守マニュアルを参照して解析する必要があった。また、これとは別に保守関係者は障害復旧のための対処方法等に精通しておくことが必要であった。
しかしながら、このように保守マニュアルから障害の内容把握、その対処方法や調達すべき交換部品を解析することは、システムの運用から見ると保守関係者の作業が煩雑で多くの時間を費やすことになり好ましいものではなかった。また、このような障害復旧のための対処方法等を身に付けた保守関係者の確保も課題の一つとなっていた。
本発明の目的は、制御装置で発生した障害の内容把握、対処方法、及び交換部品の調達を多くの時間を費やすことなく行なうことができる保守システム及び保守方法を提供することにある。
本発明の特徴は、拠点側の制御装置に設けた発光手段の障害情報を含む発光パターンを拠点側保守関係者が携帯した発光パターン読取端末で読み取り、この発光パターン読取端末から通信(無線)ネットワークを介して発光パターンを障害解析センタに送り、障害解析センタで発光パターンから少なくとも障害の対処方法、必要な交換部品を解析し、障害解析センタはこの解析結果をサービスセンタに送り、サービスセンタでは少なくとも必要な交換部品を調達して拠点に送るか、或いは少なくともサービスセンタ側保守関係者を拠点に派遣する、ところにある。
本発明によれば、発光パターンに基づく障害情報を障害解析センタで障害の種類、対処方法、必要な交換部品を解析し、この解析結果に基づきサービスセンタから少なくとも必要な交換部品や必要な保守関係者を拠点に送ることができるので、拠点側保守関係者の障害復旧に費やす時間や煩雑な作業を低減することができるようになる。
本発明が適用される制御システムを構成する制御装置の概略を示す概略構成図である。 制御装置に設けた発光手段の発光パターンを読み取る動作を説明するための構成を示す概略構成図である。 発光手段の発光パターンに含まれる障害情報を説明するためのデータフレームの構造を示したデータフレーム図である。 本発明の一実施例になる保守システムの概略構成を示す概略構成図である。 図4に示す保守システムで実行される保守の流れを説明する管理フロー図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
図1は制御システムを構成する制御装置の概略を示す概略構成図であり、制御システムは、例えば汎用ネットワーク20に接続された複数の制御装置10から構成されている。この制御システムには、例えば、(1)交通機関の複数の駅あるいは1つの駅に設置された複数の自動改札装置や自動券売機等の駅務機器と、これら複数の自動改札装置等の駅務機器がネットワークを介して接続された駅務システムや、(2)金融機関等が設置している現金自動取引装置(ATM)、現金自動支払機(CD)、取引情報を通帳に記帳する記帳機、自動契約機などの自動機をネットワークを介して管理する金融自動機管理システムや、(3)原子力発電所などのプラントの各種機器を制御する複数の制御装置をネットワークによって接続したプラントシステム等が挙げられる。
そして、制御装置10は内部には、演算処理を行う中央演算装置(Central Processing Unit:以下CPUという。)11と、汎用ネットワーク20を介して他の制御装置10とのデータの送受信を行う入出力制御部12と、入出力制御部12からCPU11を介して、障害情報を受信して障害情報を解析する障害情報解析部13と、障害情報解析部13から送られてくる信号を基に発光する発光手段であるLEDを備えた表示ランプ14とを有している。
図2に示しているように、障害情報解析部13はCPU11の稼働状態を一定の時間間隔で監視しており、CPU11で何らかの障害(エラー)が確認されるとその障害情報を解析し、その障害の種類にあわせた発光制御信号を生成する機能を備えている。同様に、障害情報解析部13は入出力制御部12に障害が発生した時にもCPU11を介して受け取った障害情報を解析し、その障害の種類にあわせた発光制御信号を生成する機能を備えている。つまり発光制御信号は障害情報を含んでおり、このため、障害情報解析部13は障害の種類に対応した発光制御信号のパターンを記憶した記憶手段を備えている。
そして、障害情報解析部13で解析された障害情報は、その種類に合わせた発光制御信号に変換されて発光手段である表示ランプ14に送られ、表示ランプ14はその発光制御信号に合わせた発光パターンで発光するようになる。本実施例では表示ランプ14は少なくとも2個のLEDランプを備えており、1つは障害が発生したことを保守関係者に報知するためのLEDランプ14-Aであり、これはブザーやスピーカ等の吹鳴手段と併用することで障害発生を保守関係者に報知するようになっている。もう1つは発光制御信号に基づいた発光パターンで発光するLEDランプ14−Bであり、これは所定の発光パターンによって障害情報を保守関係者に報知するものである。
図3は表示ランプ14のLEDランプ14-Bを発光するための発光制御信号のデータフレームの構造を示したものである。図3において、発光制御信号の情報は、(1)情報スタート30を表す「00000000h」と、(2)発生した障害を管理するための管理番号31を表す「XXXXh」と、(3)障害が発生した制御装置10がどの拠点の制御装置10であるかを示す拠点情報32を表す「XXXXh」と、(4)障害が発生した制御装置10の機種の型式を示す機種情報33を表す「XXXXh」と、(5)障害が発生した部位を示す発生部位情報34を表す「XXXXh」と、(6)障害の発生時刻を示す時刻情報35を表す「XXXXh」と、(7)ユーザが任意に必要情報を設定できるユーザ情報36を表す「XXXXh」と、(8)情報エンド37を表す「11111111h」とで構成されている
このデータフレームを基に障害情報解析部13によって生成される発光制御信号は、その信号レベルが「0」の時にLEDランプ14−Bは点灯し、信号レベルが「1」の時にLEDランプ14−Bは消灯するようになっている。尚、本実施例のデータフレームは一例であって、これ以外の付加的な情報を追加しても差し支えないものである。
次に本発明の一実施例になる、或る制御装置10に障害が発生した場合の保守関係者による作業と、これに基づいた障害の内容把握、対処方法、及び交換部品の調達を行なうことができる保守システムを説明する。
図4において、ある拠点Aに設置されている制御装置10に障害が発生すると制御装置10内に設けられている障害解析部13によって障害が検出され、これに基づいて障害の内容に対応した発光制御信号が障害解析部13から表示ランプ14に送られる。この時、表示ランプ14ではLEDランプ14-Aによって障害が発生したことを図示しない吹鳴手段と合わせて報知する。また、この時はLEDランプ14-Bも発光制御信号によって所定の発光パターンで発光されている。
LEDランプ14-Aと吹鳴手段は拠点側保守関係者50に注意を喚起するために設けられている。このLEDランプ14-Aと吹鳴手段によって拠点側保守関係者50は制御装置10に障害が発生したことを察知することができる。
ここで、表示ランプ14は赤外光を用いていても発光パターンを形成できるが、本実施例ではLEDを用いた可視光を使用している。このように可視光を使用すると障害が発生したことを明確に報知できると共に、注意の喚起効果が大きくなるものである。
尚、本実施例でいう拠点側保守関係者50とは、保守システムを運用している事業者の従業員、拠点がある顧客の従業員、或いは警備保障事業者等の第三者の従業員等をさしている。
次に、拠点側保守関係者50は制御装置10の障害を察知すると、携帯型の無線送受信機能を備えた発光パターン読取手段である発光パターン読取端末40を使用してLEDランプ14−Bで生成されている発光信号を読み取るように、発光パターン読取端末40をLEDランプ14−Bに近づけて発光信号を発光パターン読取端末40の受光部に取り込む。発光パターン読取端末40は受光部にフォトトランジスタ等の光感知素子を備えており、これによって検出された発光パターンは電気的な信号に変換されて発光パターン読取端末40に内蔵された記憶手段、例えばフラッシュメモリに障害情報として記憶される。これらの処理は発光パターン読取端末40に内蔵されたマイクロコンピュータを起動し、これによって実行されるアプリケーションにより行なうことができる。
発光パターンの取り込みが終了すると、拠点側保守関係者50は発光パターン読取端末40に備えられている無線送信機能を起動してフラッシュメモリに記憶されている障害情報を通信ネットワーク22に送信する。この発光パターン読取端末40には後述する障害解析センタBに設けてある解析装置41のアドレス情報が記憶されており、発光パターン読取端末40に設けている送信ボタンを押すだけで、アドレス情報に障害情報を付加して通信ネットワーク22に送ることができるアプリケーションによって実行される構成となっている。
尚、通信ネットワーク22は無線通信ネットワークが望ましい。この理由は、発光パターン読取端末40は携帯して可搬できる様式のものを使用するためである。これによれば、拠点に複数の制御装置10が設置されている場合に拠点側保守関係者50は発光パターン読取端末40を携帯して移動でき、無線送信機能で障害情報を障害解析センタBに送ることができるようになる。
したがって、拠点側保守関係者は表示ランプ14から発光パターンを発光パターン読取端末40で読み取り、読み取った障害情報を発光パターン読取端末40から通信ネットワーク22に送るという操作だけ行なえば良いものである。このため、従来のように保守マニュアルから障害の内容把握、その対処方法や調達すべき交換部品を解析することが必要なくなり、拠点側保守関係者の作業が簡略化できて時間の節約を図ることができるようになる。また、保守マニュアルから障害の内容把握、その対処方法や調達すべき交換部品を解析するという、障害を復旧するための対処方法を身に付けた保守関係者の確保もそれほど大きな課題とはならないものである。
次に、通信ネットワーク22には障害を発生した制御装置10、或いは制御システムの製造者や販売者等の事業者(以下、単に事業者という。)が運営する障害解析センタBが接続されており、この障害解析センタBには障害情報を解析する解析装置41が設けられている。障害解析センタBは事業者の工場や設計部門において開設されており、専門の解析関係者が解析を担当している。
したがって、通信ネットワーク22から送られてきた障害情報は解析装置41に取り込まれ、解析関係者によって障害情報が解析される。解析関係者は専門に障害情報を解析する業務を行なうため、障害の内容を把握すると共に障害がどのような障害なのかを短時間に解析し、その障害を復旧するための対処方法、どのような交換部品が必要なのかを解析して解析情報を求める。ここで、解析情報は少なくとも障害を復旧するための対処方法と必要な交換部品が含まれている。このような解析関係者による解析によれば、短い時間で効率よく障害情報の解析を行なうことができる。
この障害解析センタBでは解析結果によって障害の復旧に関して少なくとも2つの対処方法を立案する。一つは拠点側保守関係者50によって障害の復旧が可能な場合と、拠点側保守関係者50では障害の復旧が困難で後述するサービスセンタCの支援による復旧が必要な場合である。
拠点側保守関係者50によって障害の復旧が可能な場合とは、少なくとも交換部品を調達する必要がなく、高度の保守技術を必要としない障害である。この場合は解析装置41によって障害を復旧するための対処方法を通信ネットワーク22によって拠点側保守関係者50の発光パターン読取端末40に送信し、拠点側保守担当者50は送られてきた対処方法にしたがって障害の復旧を行なうことができる。
一方、サービスセンタCの支援による復旧が必要な場合とは、少なくとも交換部品を必要とする場合である。また、この他に障害の復旧に高度の技術を必要として専門の保守要員でないと対応できないと判断される場合もサービスセンタCの支援が必要となる。このような場合は、障害解析センタBはオンライン23で接続されているサービスセンタCに設置してある支援/調達装置42に障害情報の解析結果を送信してサービスセンタCでの支援を要請する。
例えば、交換部品だけを調達すれば良い場合は、サービスセンタCでは支援/調達装置42から指示された交換部品を調達し、郵送や直接届けるといった方法で拠点Aに交換部品を配送する。拠点側保守関係者50は配送された交換部品を障害解析センタBの解析装置41から発光パターン読取端末40に送信されてきた対処方法にしたがって交換部品の交換を行ない障害の復旧を行なうことができる。尚、対処方法は交換部品と共に紙葉類に印刷したものや、記憶メディアを用いて配送することもできる。
また、障害の復旧に高度の技術を必要として専門の保守要員でないと対応できないと判断される場合は、サービスセンタCでは支援/調達装置42から指示されたサービスセンタ側保守関係者51を派遣する準備を行なう。この場合、障害解析センタBは解析装置41から通信ネットワーク22によって拠点側保守関係者50の発光パターン読取端末40に障害の復旧はサービスセンタC側で対応する旨のメッセージを送信し、拠点側保守担当者50には障害復旧の対処方法は送信しないようになっている。
サービスセンタCでは障害の復旧に必要なサービスセンタ側保守関係者51の人選、場合によっては必要な交換部品等を調達し、その後で拠点Aにサービスセンタ側保守関係者51を派遣する。サービスセンタ側保守関係者51は拠点Aにて障害が発生した制御装置10の障害の復旧作業を行なって保守を終了する。
ここで、本実施例では障害解析センタBとサービスセンタCとを分離した形態で説明したが、障害解析センタBとサービスセンタCとを統合した統合センタとして同様の保守を行なうことができる。
次に、図4に示した実施例における保守システムの障害情報や保守情報に基づいた保守の流れを図5に基づいて説明する。この図面において、縦方向に時間軸を設定し、横方向に拠点に設置した制御装置10、拠点側保守関係者50、障害解析センタB、及びサービスセンタCを並べ、これらの間で障害情報、交換部品、サービスセンタ側保守関係者51等の保守の流れを示している。
そして、拠点Aに設置した制御装置10に障害が発生すると、この障害は矢印Y60で示すようにLEDランプ14−Bによって所定の発光パターンで発光されて障害情報が生成される。
拠点側保守関係者50は発光パターン読取端末40を使用してLEDランプ14−Bによる発光パターンを取り込む。発光パターンの取り込みが終了すると、拠点側保守関係者50は矢印Y61で示すように発光パターン読取端末40に備えられている無線送信機能を起動して障害情報を通信ネットワーク22に送信する。
通信ネットワーク22に送られた障害情報は障害解析センタBに設置した解析装置41に取り込まれ、ここで解析関係者によって障害情報が解析される。この障害解析センタBで障害情報が解析され、少なくとも交換部品を調達する必要がなく、高度の保守技術を必要としない障害と判断されれば矢印Y62で示すように障害の復旧に必要な対処方法を通信ネットワーク22によって拠点側保守関係者50の発光パターン読取端末40に送信する。
拠点側保守関係者50は障害解析センタBから送られてきた障害を復旧するための対処方法にしたがって、矢印Y63で示すように障害を発生した制御装置10の障害の復旧作業を行なう。これによって制御装置10は復旧されることになる。
一方、少なくとも交換部品を必要とする、或いは障害の復旧に高度の技術を必要として専門の保守要員でないと対応できないと判断されれば矢印Y64で示されるように、障害解析センタBはオンライン23で接続されているサービスセンタCに設置してある支援/調達装置42に障害情報の解析結果を送信してサービスセンタCでの支援を要請する。
交換部品だけを調達すれば良い場合は、サービスセンタCでは支援/調達装置42から指示された交換部品を調達し、矢印Y65で示されるように拠点Aに交換部品を配送する。この場合、障害を復旧するための対処方法は交換部品と一緒に紙葉類に印刷、或いは電子的/磁気的な記憶素子に記憶させて配送するようにしても良い。またこれとは別に拠点側保守関係者50の発光パターン読取端末40に通信ネットワーク22で送信するようにしても良い。更に、障害解析センタBにおいて対処方法を拠点側保守関係者50の発光パターン読取端末40に通信ネットワーク22で送信するようにしても差し支えないものである。これらは保守システムの構築において適切な方を選択すれば良いものである。
拠点側保守関係者50は障害解析センタBから送られてきた交換部品を用いて、障害を復旧するための対処方法にしたがって矢印Y66で示すように障害を発生した制御装置10の障害の復旧作業を行なう。これによって制御装置10は復旧されることになる。
また、障害の復旧に高度の技術を必要として専門の保守要員でないと対応できない場合、及び交換部品もこれに併せ必要な場合は、サービスセンタCでは支援/調達装置42から指示されたサービスセンタ側保守関係者51の人選、場合によっては必要な交換部品等を調達し、矢印Y67で示すように拠点Aにサービスセンタ側保守関係者51を派遣する。サービスセンタ側保守関係者51は拠点Aにて、交換部品等を用いながら対処方法にしたがって障害が発生した制御装置10の障害の復旧作業を行なって保守を終了する。
尚、複数の事業者が制御システムを構築している場合、取り纏め事業者とは別の事業者の制御装置10に障害が発生した場合は、拠点側保守関係者50は矢印Y68で示すように障害解析センタBの別の事業者の解析装置41で障害情報の解析を行ない、その解析結果を矢印Y69で示すように取り纏め事業者の解析関係者の解析装置41に送信する。これを受けた取り纏め事業者の解析関係者は矢印Y62、Y64で示す処理を行ない、サービスセンタCは上述したような交換部品の配送やサービスセンタ側保守関係者の派遣を行なうようになる。
従来のように、拠点側保守関係者が保守マニュアルから障害の内容把握、その対処方法や調達すべき交換部品を解析することは、システムの運用から見ると保守関係者の作業が煩雑で多くの時間を費やすことになり好ましいものではなかった。
これに対して、本発明においては拠点側保守関係者が送ってきた発光パターンに基づく障害情報を障害解析センタで障害の種類、対処方法、必要な交換部品を解析し、この解析結果基づきサービスセンタから対処方法、必要な交換部品を拠点に送ることができるので、保守関係者の障害の復旧に費やす時間や煩雑な作業を低減することができるようになる。
尚、本発明は説明した実施例に限定されるものではなく様々な応用が考えられ、例えば、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
A…拠点、B…障害解析センタ、C…サービスセンタ、10…制御装置、11…CPU、12…入出力制御部、13…障害情報解析部、14…表示ランプ、14-A、14-B…LEDランプ、20…ネットワークシステム、22…通信ネットワーク、30…情報スタート、31…情報エンド、32…管理番号、33…拠点情報、34…機種情報、35…発生部位情報、36…時刻情報(年/月/日)、37…ユーザ情報、40…発光パターン読取端末、41…解析装置、42…支援/調達装置、50…拠点側保守関係者、51…サービスセンタ側保守関係者。

Claims (12)

  1. 少なくとも一つの拠点に設置された制御装置に障害が発生した時に、その障害情報を発光パターンとして表示する前記制御装置に設けられた表示手段と、
    拠点側保守関係者によって前記表示手段の発光パターンを読み取り、読み取った発光パターンを障害情報として通信ネットワークに送信する発光パターン読取手段と、
    前記通信ネットワークから送られてきた前記発光パターン読取手段からの障害情報を基に、少なくとも障害を復旧するための対処方法、及び必要な交換部品を含む解析情報を求める障害解析センタと、
    前記障害解析センタからの解析情報を基に、少なくとも前記障害を復旧するために必要な交換部品を前記制御装置が設置された前記拠点に発送するサービスセンタと
    よりなることを特徴とする制御装置の保守システム。
  2. 請求項1に記載の制御装置の保守システムにおいて、
    前記表示手段は少なくとも障害が発生したことを表示するランプと、障害の内容を発光パターンで表示するランプを備えていることを特徴とする制御装置の保守システム。
  3. 請求項1に記載の制御装置の保守システムにおいて、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者によって障害の復旧が可能な障害と、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難で前記サービスセンタの支援による復旧が必要な障害とを区別することを特徴とする制御装置の保守システム。
  4. 請求項3に記載の制御装置の保守システムにおいて、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者によって障害の復旧が可能な障害の場合は、障害を復旧するための対処方法を前記通信ネットワークによって前記発光パターン読取手段に送ることを特徴とする制御装置の保守システム。
  5. 請求項3に記載の制御装置の保守システムにおいて、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難でサービスセンタの支援による復旧が必要な障害の場合は、少なくとも障害を復旧するための対処方法、及び必要な交換部品を含む解析情報を前記サービスセンタに送ることを特徴とする制御装置の保守システム。
  6. 請求項5に記載の制御装置の保守システムにおいて、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難でサービスセンタの支援による復旧が必要な障害の場合は、更にサービスセンタ側保守関係者の派遣情報を含む解析情報を前記サービスセンタに送ることを特徴とする制御装置の保守システム。
  7. 複数の拠点に設置した制御装置をネットワークで接続した制御システムの保守システムにおいて、
    少なくとも一つの拠点に設置した前記制御装置に設けた発光手段の障害情報を含む発光パターンを拠点側保守関係者が発光パターン読取端末で読み取り、前記発光パターン読取端末から通信ネットワークを介して発光パターンに基づく障害情報を障害解析センタに送り、
    前記障害解析センタでは前記障害情報から少なくとも障害を復旧するための対処方法、障害を復旧するために必要な交換部品を求めてサービスセンタに送り、
    前記サービスセンタでは少なくとも障害を復旧するために必要な交換部品を調達して障害が発生した拠点に送る
    ことを特徴とする保守方法。
  8. 請求項7に記載の保守方法において、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者によって障害の復旧が可能な障害と、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難で前記サービスセンタの支援による復旧が必要な障害とを区別することを特徴とする保守方法。
  9. 請求項8に記載の保守方法において、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者によって障害の復旧が可能な障害の場合は、障害を復旧するための対処方法を前記通信ネットワークによって前記発光パターン読取手段に送ることを特徴とする保守方法。
  10. 請求項8に記載の保守方法において、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難でサービスセンタの支援による復旧が必要な障害の場合は、少なくとも障害を復旧するための対処方法、及び必要な交換部品を含む解析情報を前記サービスセンタに送ることを特徴とする保守方法。
  11. 請求項10に記載の保守方法において、
    前記障害解析センタは、前記拠点側保守関係者では障害の復旧が困難でサービスセンタの支援による復旧が必要な障害の場合は、更にサービスセンタ側保守関係者を含む解析情報を前記サービスセンタに送ることを特徴とする保守方法。
  12. 請求項11に記載の保守方法において、
    前記サービスセンタは、前記障害解析センタからの前記解析情報に基づいて障害を復旧するために必要な交換部品を調達してサービスセンタ側保守関係者を障害が発生した拠点に派遣することを特徴とする保守方法。
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