JP2017075467A - 電子式シリンダー錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のドア錠に取付け可能で、かつ電子信号により簡単に施解錠できる電子式シリンダー錠を提供する。
【解決手段】本体は、回転自在にサムターンリング50を有し、このサムターンリング50の回転を、テールギア67に伝達若しくは非伝達する回転断続機構がある。この機構は、モーター40と、前記モーター40により前記テールギア67に移動可能なコネクティングギア26を含む。前記モーター40は、制御回路123により制御される。前記モーター40の駆動により、前記コネクティングギア26を前記テールギア67に係合する位置に移動させ、前記サムターンリング50の回転を前記テールギア67に伝達する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子式シリンダー錠に関し、更に詳しくは、ドア錠に組み合わされて使用される電子式シリンダー錠に関するものである。
従来から、扉の内部に設置され、ハンドルで操作されるラッチと、室内側に設けられたサムターン及び室外側から挿入される鍵で操作されるデッドボルトを有するドア錠が広く一般に使用されている。
しかし、このようなドア錠は、前面に鍵穴が設けられたシリンダー錠が常に外部に露出した状態になっているので、鍵穴をいたずらされたり、鍵穴に土砂等が詰って使用不可能になるおそれや、ピッキングによる被害にあう可能性がある。
そのため、シリンダー錠を使用せずに、シリンダー錠と交換可能な他の錠装置を使用したものが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、扉に固定される外ケ−ス内に回転可能に内ケ−スが設けられ、内ケ−ス内に、キーカードの挿入により移動可能になる作動体を有するカ−ド式錠本体が装着され、カ−ド式錠本体にキ−カ−ドが差し込まれた際に内ケ−スが回転可能となるようにし、内ケ−スを施錠位置及び解錠位置へ回転移動させることで、内ケ−スに連結したデッドボルト等の掛金を施錠、解錠するようにしたカード式錠装置が記載されている。このような装置は、キーカードにより簡易に操作できるものとし好評を得ているが、キーカードを押し込む際の力を利用して操作するので、挿入するごとに衝撃が与えられ、キーカードが損傷し易いことがある。
非接触通信で施解錠できるようにしたものも提案されている(例えば特許文献2、3参照)。特許文献2には、ハンドルに連結され電気的に作動する施解錠装置を備え、施解錠装置を動作させるための乾電池を収納する電池ケースを外カバーの下端に形成し、無線通信の結果に基づいてデッドボルトとハンドルの接続および切り離しを行う非接触型の錠制御装置が記載され、解錠状態でハンドルの操作によりラッチボルトとデッドボルトを没入できるよう構成されている。しかし、この錠制御装置は、装置全体を従来のものと全く別の構成にしなければならないので、既存のドア錠に組み合わせて使用することができない。
特許文献3には、遠隔操作型の電子ロック保安システム組立体を備えるシリンドリカルロックが記載されているが、この装置も、既存のドア錠に簡単に取付けられない。
なお、扉の室内側に設けたサムターンを覆うように装置を取付け、スマートフォンにより操作信号を送受信して施解錠するようにしたものも知られている。しかし、このような装置は、モーターを駆動させてサムターンを直接回動し解錠するものであるから、大きなモーターが必要になる。また、電池やそれを収納するための電池ケースも大きくなり、ハンドルとサムターンの位置関係や、扉の周囲に設けられる框との位置関係によっては設置できない場合がある。
特許3906407号公報(段落0008、図1) 特開平11−131879号公報(段落0013〜0016、図5、図6) 特表平10−507503号公報(図1、図2、図14〜図18)
本発明の解決課題は、多種多様な扉に設置された既存のドア錠に取付け可能で、かつ適正な電子情報等の受信により、簡単に施解錠できる電子式シリンダー錠を提供することである。
本発明によれば、筒状の本体の外周に回転自在に設けられたサムターンリングと、前記本体内に設けられ前記サムターンリングの回転をデッドボルト等の掛金に連動可能なテールギアに伝達若しくは非伝達する回転断続機構を有し、前記回転断続機構は、モーターと、前記モーターにより前記テールギアと係合位置若しくは非係合位置に移動可能なコネクティングギアと、適正な情報を受信したとき前記モーターを操作する制御回路と、前記制御回路を駆動させるバッテリーを含み、前記モーターの駆動により、前記コネクティングギアを前記テールギアとの係合位置に移動させ、前記サムターンリングの回転を前記テールギアに伝達し、テールギアの回転により前記掛金を操作するようにしたことを特徴とする電子式シリンダー錠が提供される。
また、本発明によれば、前記本体は扉に固定されるハウジングに着脱可能に連結され、前記ハウジングには、上記テールギアが回転自在に設けられていることを特徴とする電子式シリンダー錠が提供される。
本発明は、上記構成により、既存のドア錠に備えられている従来のシリンダー錠に取替えて簡単に使用することでき、ハンドルの位置やシリンダー錠の位置、かまち幅その他の態様の異なる様々な扉であっても、支障なく組み込むことができる。
また、本発明は、上記構成により、本体を既存のドアに設けられているシリンダー錠設置用孔と略同じにすることにより容易に交換して取付けることができる。
また、本体をハウジングに組み込むと、コネクティングギアとテールギアを連結させることができ、サムターンリングの回転を、テールギアに伝達して手動で回動するように構成しているので、モーターはコネクティングギアを移動させるために使用され、動力の小さいモーターやバッテリーで済ませることができ、構成が簡単でどのような場所にも容易に取付けることができる。
本発明の一実施例を示す使用状態の斜視図である。 図1に示す実施例の分解斜視図である。 回転断続機構の一実施例を示し、スプリングホルダーを省略した説明図である。 スクリューシャフトとスプリングホルダーと回り止めワッシャーの関係を示す説明図である。 コネクティングギアがテールギアにかみ合う位置に移動した状態の断面図である。 コネクティングギアがテールギアにかみ合っていない位置に移動した状態の断面図である。 コネクティングギアの歯先がテールギアに当っている状態の一部の拡大断面図である。 本体とサムターンリングを示す斜視図である。 ハウジングを示す斜視図である。 サムターンリングと連結ギアとバッテリー収納部の位置を示す説明図である。 モーターギア及びスクリューリングとバッテリー収納部の位置を示す説明図である。
図1、図2を参照し、本発明の電子式シリンダー錠1は、図に示すように、扉90に取付けたドア錠91に組み合わせて使用されるものである。ドア錠91は、公知のようにハンドル96で操作されるラッチ92、室内側に設けたサムターン97(図2)に連絡するデッドボルト93を有している。電子式シリンダー錠1は、サムターン97に対向する扉90の室外側に、デッドボルト93に連絡して設けられる。なお、本願明細書及び特許請求の範囲において、扉90の室外方向を「前方」、「前部」とし、室内方向を「後方」、「後部」とする。
電子式シリンダー錠1は、筒状の本体10を有し、この本体10の外周には、図3に示すように、内歯車51を設けたサムターンリング50が、回動可能に組み込まれている。本体10内には、前端にサムターンリング50と係合する連結ギア31を有し、後方の軸部にテールギア67にかみ合い可能なコネクティングギア26を軸方向に移動可能かつ回転不能に挿入した連結軸30が回転可能に設けられている。なお、上記コネクティングギア26を回り止め状態で軸方向に移動可能に保持するため、連結軸30の一部は、円柱状の側面に平面部32を設けて異形断面に形成してあるが、コネクティングギア26が挿入される部分を角軸に形成してもよい。連結軸30の前端は本体10に枢支され、後端はハウジング60に枢支されている。
上記本体10の後方側の一部は、上記テールギア67を回転可能に収納したハウジング60に挿入されている。このハウジング60は、後記するように扉90に固定され、その外周の中間部には、扉面との隙間を調整するよう化粧リング70がねじ嵌めされている。
上記サムターンリング50は、図3に示すように、円筒状であり、上記本体10の外周を覆い隠し、上記ハウジング60の一部を覆うことができる程度の長さに形成されている。サムターンリング50の内面には、図5に示すように、半径方向に向かって内方に伸びる前方突起52が形成され、前方に位置する本体10に当接することによりサムターンリング50を抜け止めしている。上記内歯車51は、前方突起52より後方の内面に形成されている。内歯車51の後方に形成した段部53と上記本体10に設けた本体収納部11の突起114の間にはリングワッシャ54が嵌着されており、これにより、サムターンリング50を安定して回動させることができる。上記本体10の外径は、サムターンリング50を違和感なく使用できるようシリンダー錠設置用孔95や従来のシリンダー錠と略同径にすることが好ましく、具他的には、44mmに形成してあるが、所望の直径や外径に形成することができる。
上記コネクティングギア26は、テールギア67に係合する位置若しくは非係合する位置に回転断続機構で移動される。この回転断続機構としては、適宜のクラッチ機構等を用いて種々の構成にすることができるが、図に示す実施例では、モーター等のアクチュエーターを利用した機構を用いている。すなわち、実施例においては、モーターギア41を有するモーター40と、モーターギア41により回転されるギア付きスクリューリング21と、ギア付きスクリューリング21により軸方向に移動されるスクリューシャフト22と、スクリューシャフト22により軸方向に移動され上記コネクティングギア26が止め輪261を介して回転可能に支持されるスプリングホルダー24を含んでいる。これらギア付きスクリューリング21、スクリューシャフト22、スプリングホルダー24、コネクティングギア26は、上記連結軸30が自由に回転できるよう筒状に形成されている。また、上記モーター40を正転、逆転させるよう制御回路123及びバッテリー80が設けられている。
この制御回路123は、適正な信号を受信したときモーター40を操作するよう構成されている。この信号としては、ICカード、スマートフォン等の電子情報媒体に記録された認証コード等の電子情報や、指紋、虹彩、声紋、網膜、静脈、遺伝子、顔輪郭など、使用者のバイオメトリクス情報による個人認識情報、テンキーによる入力情報等から適宜選択することができる。受信方法としては、無線による非接触通信や有線回線を適宜選択できる。図に示す実施例では、Bluetooth(登録商標)通信を用いているが、NFC(Near Field Communication)通信、その他の無線通信や赤外線通信等の非接触通信により操作することもできる。
バッテリー80は、モーター40を駆動できるものであればよく、例えば、CR−123Aのような筒状の電池を好適に用いることができる。この電池は、本体10の長手方向に沿って設けられたバッテリー収納部112に収納されている(図11参照)。
ギア付きスクリューリング21は、内面に雌螺子部211を形成し、外周に、上記モーターギア41に係合する歯車部212が形成されている(図5参照)。図3に示すギア付きスクリューリング21は、雌螺子部211と歯車部212を円筒状に一体に成形しているが、別体に作ってから組合せて固定してもよい。
上記スクリューシャフト22は、ギア付きスクリューリング21の雌螺子部211にねじ係合する雄螺子部221を先端外周に有し、後端がスプリングホルダー24内に挿入され、後端には、図5に示すように、止め輪27を嵌めるための嵌め溝223(図4)が形成されている。
図4を参照し、上記スクリューシャフト22の外周には、後端側から回り止めワッシャー23が挿入され、この回り止めワッシャー23はスクリューシャフト22の中間に設けたフランジ224に当る位置まで挿入される。回り止めワッシャー23は、内方突出部231を有し、スクリューシャフト22には、この内方突出部231に係合する長い溝222が設けられている。上記回り止めワッシャー23に設けた外方突出部232は、スプリングホルダー24に設けた長溝242に回り止め状態でかつ軸方向に移動可能に挿入されている。このスプリングホルダー24には、本体10に設けた回り止め突起(図示略)に係合する外方溝241が設けられ回転不能状態で軸方向に移動可能に支持されているので、上記スクリューシャフト22も回転不能に支持されることになる。スプリングホルダー24に設けた上記長溝242は、軸方向に延びているので、上記回り止めワッシャー23を有するスクリューシャフト22とスプリングホルダー24が相対的に軸方向に移動することを許容する所定の長さを有している。
スクリューシャフト22は、ギア付きスクリューリング21が回動すると、雄螺子部221と雌螺子部211のねじ係合により前方に移動したり、後方に移動したりする(図5、図6参照)。
また、上記スプリングホルダー24の内周面の前方には、上記フランジ224に当って上記スクリューシャフト22を抜け止めするよう止め輪28が嵌着され、上記回り止めワッシャー23とスプリングホルダー24の内面の中間部に設けた段部243の間には、スクリューシャフト22とスプリングホルダー24を逆方向に付勢するようカウンタースプリング25が介装されている。上記カウンタースプリング25は、止め輪29を介してスプリングホルダー24の段部243に支持され、上記スクリューシャフト22の後端に設けた止め輪27によりスクリューシャフト22は抜け止めされている。
上記構成により、上記スクリューシャフト22が後退すると、スプリングホルダー24が後方に移動し、コネクティングギア26も後方に移動して、係合位置に到達し、コネクティングギア26は、テールギア67にかみ合う(図5)。
この状態から、スクリューシャフト22を逆回転させると、スプリングホルダー24が前方に移動するから、上記コネクティングギア26はテールギア67から外れて非係合の位置に移動する。
また、図7に示すように、コネクティングギア26が後方に移動する際、その歯先がテールギア67の歯先に当接して移動が停止すると、スプリングホルダー24の移動も停止する。スクリューシャフト22は、上述のように移動しているから、スクリューシャフト22のみが後退し、その結果、上記カウンタースプリング25が圧縮される。このカウンタースプリング25の圧縮力により上記コネクティングギア26は、相対的に後方に付勢されることになるから、このような状態でサムターンリング50を回転してコネクティングギア26を微動させると、コネクティングギア26とテールギア67をかみ合わせることができる。
なお、コネクティングギア26とテールギア67が円滑に係合できるように、コネクティングギア26の後端外周面に後端傾斜面262を形成し、テールギア67の前端外周面に前端傾斜面671が形成してある。この後端傾斜面262と前端傾斜面671の角度は、適宜設けることができるが、好ましくは図7に示すように、約15度程度で設けられている。
ギア付きスクリューリング21とモーターギア41は、ギアボックス14内に収納して本体10にセットされる。制御回路123とバッテリー80の正極端子と当接するプラス端子122は、板状のメイン基板121に設置されている。
本体10は、回転断続機構、モーター40、バッテリー80等を収納する本体収納部11と、制御回路123を設けたメイン基板121を収納する基板収納部12と、収納蓋部13により構成されている。
収納蓋部13は、円盤状であり、後面に設置されたUSB基板134に外部から接続可能にするため、後面から前面に貫通しているUSB接続端子表出用口131が形成されている。収納蓋部13の外径は、サムターンリング50の前方端部が収納蓋部13の後面に当接するようにするため、サムターンリング50の外径と略等しいか、僅かに大きくなっている。USB基板134は、制御回路123に繋がっている。
収納蓋部13には、シリコンフロントラバー133が取付けられている(図5参照)。シリコンフロントラバー133は、USB接続端子表出用口131を覆う蓋部を有しているので、必要な時以外にUSB基板134が露出しないようにできる。また、本体10に衝撃が与えられた際に、その衝撃を緩和できる。
ハウジング60は、図9に示すように、前方に大径部61と、後方に大径部61より小径の小径部65とを有し、大径部61の後方端部には、上記化粧リング70がねじ着されている。小径部65の外径は、扉90に設けられているシリンダー錠設置用孔95に挿入できる外径に形成されている(図2参照)。小径部65の側面には、ドア錠91から差し込んだ固定ピン94を挿入するための差込孔651が形成されている。差込孔651に固定ピン94を挿入することにより、ハウジング60はドア錠91に固定される。
ハウジング60の中には、本体10の後方から中程までを収納する本体収納部62と、連結孔66が形成されている。連結孔66の周囲の段部には、本体10の後端に設けた固定用突起115を挿入する複数の移動制御用凹部622を形成してある。上記連結孔66には、回転可能にかつ抜け止め状態にテールギア67が嵌着され、テールギア67に設けた略十字状の孔には、ドライバー68が収納されている。ドライバー68は、ハウジング60をドア錠91に固定した状態において、デッドボルト93等の移動を制御する機構と係合する。
上記本体10とハウジング60は、着脱可能に連結されている。連結機構としては、適宜に構成することができるが、図に示す実施例では、連結機構として、本体10に略扇状でスプリング(図示略)により突出方向に弾発されている着脱ストッパー15を出没可能に設けてある。一方、ハウジング60は、着脱ストッパー15の円弧面側と係合する係合溝621を有している。上記着脱ストッパー15と係合溝621の形状により、上記本体10を回転すると、着脱ストッパー15が係合溝621に嵌ったり、係合溝621から抜け出したりする。この係合溝621の底部に開口するよう取外し孔611を形成してあり、この孔から適宜ピンを差し込んで着脱ストッパー15を没入させて本体10とハウジング60の係合を外すことができる。上記係合溝621と着脱ストッパー15は、上記固定用突起115を移動制御用凹部622から脱出させることができる程度の幅だけ、本体10を前方に移動できるよう適宜の遊びを有して係合している。取外し孔611は、サムターンリング50を持って本体10を引き出したとき、視認できる位置に設けられている。
本体10とハウジング60は着脱可能に連結しているので、バッテリー80の交換の際に、本体10を前方に移動させて、取外し孔611を露出し、取外し孔611にピンを挿入しつつ本体10を回動すれば、本体10はハウジング60から分離するから、簡単に交換することができる。
本発明の電子式シリンダー錠1の使用状態について説明する。スマートフォン等のBluetooth通信機器からの電子情報を、制御回路123が識別情報を受信すると、モーター40が回転し、ギア付きスクリューリング21を介してスクリューシャフト22が回転する。この回転により、コネクティングギア26は、テールギア67との係合位置に移動する。そして、サムターンリング50が回動することにより、連結軸30、コネクティングギア26を介しテールギア67に回転を伝達することが可能になる。
そして、手動でサムターンリング50を回転すれば、テールギア67を回転し、ドライバー68を介し、解錠することができる。また、逆方向に回転すれば、施錠することができる。
モーター40の駆動は、所定時間経過後、コネクティングギア26を非係合位置に移動に回転して停止するよう制御されているから、その後はサムターンリング50を回転してもテールギア67を回転させることができなくなり、外側からの解錠は不可能になる。また普段は、コネクティングギア26とテールギア67がかみ合った状態になっていないので、仮に電子式シリンダー錠1が破壊された場合でも、部屋の内側からサムターン97を回して解錠して出ることができる。
なお、収納蓋部13に開口を設け、メイン基板121に、施解錠状態を報知するためのLEDを設けて動作等を確認できるようにしていてもよいし、ハウジング60を固定ピン94による方法以外に既存のドア錠に対応すうよう適宜のボルト等を用いてドア錠91に着脱可能に固定してもよい。
1:電子式シリンダー錠
10:本体
21:ギア付きスクリューリング
22:スクリューシャフト
24:スプリングホルダー
25:カウンタースプリング
26:コネクティングギア
31:連結ギア
40:モーター
41:モーターギア
50:サムターンリング
67:テールギア
68:ドライバー
80:バッテリー

Claims (7)

  1. 筒状の本体の外周に回転自在に設けられたサムターンリングと、
    前記本体内に設けられ前記サムターンリングの回転をデッドボルト等の掛金に連動可能なテールギアに伝達若しくは非伝達する回転断続機構を有し、
    前記回転断続機構は、モーターと、
    前記モーターにより前記テールギアと係合位置若しくは非係合位置に移動可能なコネクティングギアと、
    適正な情報を受信したとき前記モーターを操作する制御回路と、
    前記制御回路を駆動させるバッテリーを含み、
    前記モーターの駆動により、前記コネクティングギアを前記テールギアとの係合位置に移動させ、前記サムターンリングの回転を前記テールギアに伝達し、テールギアの回転により前記掛金を操作するようにしたことを特徴とする電子式シリンダー錠。
  2. 前記本体は扉に固定されるハウジングに着脱可能に連結され、前記ハウジングには、前記テールギアが回転自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子式シリンダー錠。
  3. 前記テールギアの前端周面には、前端傾斜面が設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項2に記載の電子式シリンダー錠。
  4. 前記バッテリーは、前記本体の長手方向に沿って収納されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子式シリンダー錠。
  5. 前記サムターンリングは、内歯車を有し、前記コネクティングギアは前記内歯車に係合する連結ギアを設けた連結軸に回転不能でかつ軸方向に移動可能に設けられ、前記コネクティングギアは、前記モーターに取付けたモーターギアにより回転されるギア付きスクリューリングと、前記ギア付きスクリューリングにねじ係合するスクリューシャフトにより移動可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子式シリンダー錠。
  6. 前記スクリューシャフトは、スプリングホルダーに嵌挿され、前記テールギアは、スプリングホルダーの後端に回転自在に連結され、前記スプリングホルダーとスクリューシャフトの周りには、コネクティングギアがテールギアに当って移動が停止したとき、スクリューシャフトの移動により圧縮され前記コネクティングギアを係合位置に付勢するようカウンタースプリングが設けられている請求項5に記載の電子式シリンダー錠。
  7. 前記コネクティングギアの後端周面には、後端傾斜面が設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子式シリンダー錠。
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