JP2017070696A

JP2017070696A - ３ｄ折曲歯ブラシ

Info

Publication number: JP2017070696A
Application number: JP2015210221A
Authority: JP
Inventors: 道雄小川; Michio Ogawa
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2015-10-07
Filing date: 2015-10-07
Publication date: 2017-04-13

Abstract

【課題】歯磨き時に、歯ブラシ面をどの歯面にも平行に当てられ汚れを均等に落とすことができる新規歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシを、刷毛４を備えた頭部２と把柄部とに挟まれた頸部３を切断し左右に分割されて別体となった両断面部分のそれぞれに穴を開けバネを入れ頸部３を当接させ連結させ、分割両断面には凹凸加工を施し刷毛を含む頭部２が歯に平行に当てた時に把柄部を含む右頸部が歯面に平行を保つ角度に傾斜したとき左凹部と右凸部の１点が接触し左頸部と右頸部が歯面に当たる角度を保持でき歯磨き時の頭部と把柄部の安定化が図られる。又、頸部分割部には傾斜時に口腔筋肉に挟み込みを防止チューブを被着させる。
【選択図】図１

Description

この発明は、歯磨き時の洗浄力を大幅に改善した３Ｄ折曲歯ブラシに関する。

現行の通常歯ブラシ、電動歯ブラシ等では、頸部（ネック）が曲がらないので、現行の歯ブラシでは、歯の内側の奥部においてブラシ部が斜めに当たる。このため、奥歯等にブラシが平行に当たり難いので、内側の奥部まで十分に磨くことができないという難点があった。特許文献１参照

特開２００５−２４５９９７

本発明は、歯磨き時に、どの歯面でも均等に汚れを落とすことが出来る新規な歯ブラシを提供することを課題とする。

本発明の３Ｄ折曲歯ブラシは、刷毛を備えた頭部（ヘッド）と把柄部（ハンドル）に挟まれた頸部（ネック）を切断し分割されて別体となった両断面部のそれぞれに穴を開け、バネを入れ頸部（ネック）を当接させ自在に頸部（ネック）が曲がることで、歯面とブラシ面が平行に当たるようにするものである。

本発明により、通常ブラシ、電動ブラシでは当たり難い歯の裏側等にネック部が自在に角度を変えられるので、ブラシ部が歯面に平行に当たり今まで磨き難いとされていた歯の裏側部分の磨き残し等を解消することができる。又バネで歯の磨き面にブラシが均等圧で当たる為すべての歯面に対しても汚れを均等に落とすことが出来る。

一部を断面にして示す本発明の歯ブラシの正面図である。刷毛（ブリストルズ）が歯面に対し平行に当たった時の把柄部（ハンドル）の変位位置を示す本発明の歯ブラシの一態様を正面視した説明図である。刷毛（ブリストルズ）が歯面に対し平行に当たった時の把柄部（ハンドル）の変位位置を示す本発明の歯ブラシの一態様を平面視した説明図である。

以下、図１〜図３を参照して、本発明の３Ｄ折曲ブラシの実施例を詳細に説明する。
本発明は段落［０００６］に記載のものである。
穴にバネを入れるに際しては、穴にバネが窮屈に挿入し、両側の頸部（ネック）部分が固く連結させるようにする。又、頸部（ネック）の切断個所を含む部分は挟み込み防止チューブを被着させ、歯磨き時に口腔内筋肉が折曲部に挟みこまれることを防止するようにする。

歯ブラシ頸部連結部、両断面部分は凹凸加工し、ブラシ面が歯面に平行に当たると歯面の傾斜に応じて、把柄部（ハンドル）を含む右頸部（ネック）が傾き、頸部連結部両断面の凹４５度、凸４５度の１点が当接し、他の両断面は分離して、凹と凸で一定の角度で角度を保持し、歯磨き時の歯ブラシの姿勢の安定化が図られる。

「実施形態の効果」
本発明により、通常ブラシ、電動歯ブラシでは当たり難い歯の裏側等にネック部が自在に角度を変えられるので、ブラシ部が歯面に平行に当たり今まで磨き難いとされていた歯の裏側部分の磨き残し等を解消することができる。又バネで歯の磨き面にブラシが均等圧で当たる為すべての歯面に対しても汚れを均等に落とすことが出来る。

１：把柄部（ハンドル）２：頭部（ヘッド）３：頸部（ネック）
４：刷毛（ブルストルズ）５：バネ３：頸部分割部詳細図
３−１頸部左側分割部３−２頸部右側分割部

Claims

歯ブラシが、刷毛を備えた頭部と、把柄部と、これら頭部と把柄部との間に挟まれた頸部とからなり、前記頸部は、その略中央部で分割されて、左側頸部部分と右側頸部部分とにされており、前記左側頸部部分の分割面と前記右側頸部部分の分割面には、それらの分割面に開口する穴がそれぞれ穿設され、それらの穴を通して、１個のバネがきつく挿入されて、前記頭部と前記左側頸部部分とを含む前記歯ブラシの一半部と、前記把柄部と前記右側頸部部分とを含む前記歯ブラシの他半部とが、相対的に３次元折曲自在に当接されて連結され、前記左側頸部部分の前記分割面には、前記穴の奥方に向けて窪む凹加工又は前記穴の外方に向けて突出する凸加工が施され、前記右側頸部部分の前記分割面には、前記穴の外方に向けて突出する凸加工又は前記穴の奥方に向けて窪む凹加工が施されて、歯磨き時、前記頭部が歯面に平行に当たるようにしたとき、前記左側頸部部分の前記分割面の凹又は凸加工と前記右側頸部部分の前記分割面の凸又は凹加工とが１点で接触して、前記歯ブラシの一半部と前記歯ブラシの他半部との間の相対的な最大折曲角度が保持されて前記歯ブラシの姿勢の安定化が図れ、また、前記頭部が歯面から離れたとき、前記歯ブラシの姿勢が初期状態に復するようにされている、ことを特徴とする３次元折曲自在の歯ブラシ。
前記バネの押付力により、均等圧で歯を磨くことができる請求項１に記載の歯ブシ。
前記バネは、前記両分割面に穿孔された前記穴にきつく挿入されて、容易には抜けないようにされていることを特徴とする請求項１に記載の歯ブラシ。
前記頸部の分割部には、ゴム製のチューブが被着されて、口腔内の筋肉の挟み込みが防止されたことを特徴とする請求項１に記載の歯ブラシ。