JP2017070690A - キッチンチェアー - Google Patents

Abstract

【課題】台所で使用する椅子が、置台としても使用できるキッチンチェアーを提供する。【解決手段】椅子１の下座席２の両端に開閉自在な上座席３を設けた。【選択図】図１

Description

この発明は、主に台所で使用する椅子に関するものである。

従来、台所で使用する目的に作られた椅子であるキッチンチェアーは、座るためだけの物であった。

これは、次のような問題点があった。
キッチンチェアーは、料理の作業の休憩やレシピを読むために座ることが多かったが、座ること以外の時は何も使えないため、キッチンチェアーは邪魔になっていた。無理してキッチンチェアーの座席に物を置こうとしても狭いため不安定で、また座席にクッションが張ってあると物を置くことさえ困難であった。さらに日本の台所は狭いため調味料、食材やレシピ本の置き場所にも困っていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

本発明は上記目的を達成するために、椅子の下座席に蝶番を利用して開閉自在に折り畳め広げられる上座席を設けた。
以上を特徴とするキッチンチェアーである。

本発明においては、料理の作業の休憩等に座ることができるだけでなく、上座席を広げると座席の倍の面積ができるため、調味料や食材等を置くことができるので座る時以外でも活用できる。そのため狭い台所での料理作業中でもキッチンチェアーが邪魔になることが少なくなる。また、上座席を広げた状態で下座席に座ると、上座席をサイドテーブルとしても使用できる。

また、上座席にクッションを張って座り心地をよくすることもできる。

さら室内の台所だけではなく、バーベキューする時の野外キャンプ用の椅子としても活用できる。キャンプ時はテーブルが少ないため、本考案の椅子は物置台としても又は座ってサイドテーブルとしても利用できる。

本発明の広げた状態を示す斜視図である。 本発明の折り畳んだ状態を示す斜視図である。

以下、本発明の実施の形態を図１と図２に基づいて説明する。

椅子１に固定されている下座席２の両端に蝶番４を利用して上座席３を取り付ける。上座席３は下座席２の上に開閉自在に折り畳むことができる。図２は上座席３を折り畳んだ状態の斜視図である。

上座席３を広げることによって面積を倍にすることができ、安心して物置台として座席の部分を活用することができる。図１は上座席３を広げた状態の斜視図である。広げた状態で座ってコーヒー等を飲むことも考慮し、上座席３の一部にコップが滑らないようにコップ置きの場所としてくぼみを設けても良い。

椅子に付属する背もたれのあるタイプについては、支柱があるため上座席３の一部を削らなければならない場合があるが背もたれがついて楽に座れる利点がある。椅子に背もたれのないタイプは、下座席２と同じ大きさの上座席３を設けることができるので、置台としての面積が広くとれる利点がある。

本発明を使用するときは、置台が必要ない時は上座席３を折り畳んで上座席３に座る。置台としてキッチンチェアーを使用するときは、両方の上座席３を広げて使用する。座席の倍近くの面積になっているので調味料や食材等を安心して置くことができる。

上座席３の座り心地をよくする目的で上座席３にクッションを張った場合、上座席３を広げるとクッション面は裏側となるため物を置くことに関して支障はきたさない。

また上座席３を広げた状態で座ると、両方に広げてある上座席３をコーヒーカップ等が置けるサイドテーブルとして使用できる。

なお本体である椅子１の材質は、パイプ製やスチール製や木製が考えられる。椅子１を座るか又は物置台として常に使用するなら折り畳み式でない固定式の椅子を、片付ける必要があるなら折り畳み式の椅子が便利である。

１ 椅子
２ 下座席
３ 上座席
４ 蝶番

Claims (1)

1. 椅子の下座席の両端に開閉自在な上座席を設けたキッチンチェアー。

Images