JP2017069689A - 中継装置および中継システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの低減を実現可能な中継装置および中継システムを提供する。
【解決手段】ロジカルポートテーブル18は、物理ポートPPh1とVLAN識別子との組み合わせをロジカルポートに対応付けて保持する。FDBは、MACアドレスとロジカルポートとの対応関係を保持する。テーブル処理部16は、物理ポートPPh1でフレームを受信した場合に、ロジカルポートテーブル18に基づいてロジカルポートを取得する。FDB処理部17は、当該フレームに含まれる送信元MACアドレスを、テーブル処理部16で取得されたロジカルポートに対応付けてFDBに学習する。
【選択図】図1

Description

本発明は、中継装置および中継システムに関し、例えば、リングネットワークを適用した中継装置および中継システムに関する。
例えば、特許文献1には、リングネットワーク内に監視装置を設け、当該監視装置によってリングネットワーク内の障害有無を監視する方法が示される。具体的には、当該監視装置は、リングポートの一方から送信したヘルスチェックフレームを他方で受信できるか否かに応じてリングポートの遮断/開放を制御し、さらに、当該遮断/開放の切り換え時に、学習情報の消去を求めるフラッシュ要求フレームをリングポートから送信する。また、特許文献1には、共有リンクで接続される2台の共有装置に2個のリングネットワークを接続した場合の監視方法も示される。
特開2008−136013号公報
例えば、ネットワークのトポロジの一つとして、各種リングプロトコルを用いたリングネットワークが広く知られている。特許文献1等に示されるように、リングネットワークでは、一般的に、リングネットワーク内の障害有無に応じて所定のリングポートの遮断/開放が制御され、当該遮断/開放の切り換え時には、FDB(Forwarding DataBase)のフラッシュ(消去)が行われる。FDBは、MACアドレスとポートとの対応関係を含むエントリを複数保持しており、FDBフラッシュの際には、例えば、ポートとして所定のリングポートを指定することで、当該リングポートを含むエントリが消去される。
ここで、例えば、ある中継装置に2個のリングネットワークを接続する場合、当該中継装置では、通常、2個のリングネットワークがそれぞれ異なるリングポートに接続される。これは、仮に、2個のリングネットワークを1個のリングポートに接続した場合、一方のリングネットワークで障害が発生し、当該1個のリングポートを指定してFDBフラッシュを実行すると、他方のリングネットワークに属するFDBのエントリも消去されてしまうためである。しかし、このように、リングネットワーク毎にリングポートを設けると、ポート数の増大や、通信回線数(例えば光ファイバ数)の増大が生じ、コストの増大を招く恐れがある。
本発明は、このようなことに鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、コストの低減を実現可能な中継装置および中継システムを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態による中継装置は、物理ポートと、ロジカルポートテーブルと、テーブル処理部と、FDBと、FDB処理部とを有する。ロジカルポートテーブルは、物理ポートとVLAN識別子との組み合わせをロジカルポートに対応付けて保持する。FDBは、MACアドレスとロジカルポートとの対応関係を保持する。テーブル処理部は、物理ポートでフレームを受信した場合に、フレームを受信した物理ポートとフレームに含まれるVLAN識別子から、ロジカルポートテーブルに基づいてロジカルポートを取得する。FDB処理部は、当該フレームに含まれる送信元MACアドレスを、テーブル処理部で取得されたロジカルポートに対応付けてFDBに学習する。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すると、中継装置および中継システムにおいて、コストの低減が実現可能になる。
(a)は、本発明の実施の形態1による中継装置において、主要部の概略構成例を示すブロック図であり、(b)は、(a)におけるロジカルポートテーブルの構造例を示す概略図であり、(c)は、(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2による中継システムにおいて、その構成例を示す概略図である。 (a)は、図2における中継装置の主要部の概略構成例を示すブロック図であり、(b)は、(a)におけるロジカルポートテーブルの構造例を示す概略図であり、(c)は、(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。 図2の中継システムにおいて、障害発生時の主な動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態3による中継装置において、主要部の構成例を示すブロック図である。 図5の中継装置において、高帯域用のラインカードの構成例を示すブロック図である。 (a)は、図6におけるイングレス/イーグレスLPテーブルの構造例を示す概略図であり、(b)は、図6におけるイングレス/イーグレスVID変換テーブルの構造例を示す概略図であり、(c)は、図6におけるFDBの構造例を示す概略図である。 図5の中継装置を図2の中継システムに適用した場合の構成例を示す概略図である。 図5および図6の中継装置の概略動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態4による中継システムにおいて、その構成例を示す概略図である。 (a)は、本発明の比較例となる中継装置において、その主要部の概略構成例を示すブロック図であり、(b)は、(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。 (a)は、図2の比較例として検討した中継システムの構成例を示す概略図であり、(b)は、(a)の中継装置において、FDBの保持内容の一例を示す図である。 (a)は、図2の比較例として検討した中継システムの他の構成例を示す概略図であり、(b)は、(a)の中継装置において、FDBの保持内容の一例を示す図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
《中継装置の基本構成》
図1(a)は、本発明の実施の形態1による中継装置において、主要部の概略構成例を示すブロック図であり、図1(b)は、図1(a)におけるロジカルポートテーブルの構造例を示す概略図であり、図1(c)は、図1(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。図11(a)は、本発明の比較例となる中継装置において、その主要部の概略構成例を示すブロック図であり、図11(b)は、図11(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。
まず、図11(a)に示す比較例の中継装置SW’は、複数の物理ポートPP1,PP2,…と、中継処理部15’とを備える。中継処理部15’は、FDBと、当該FDBの学習および検索を行うFDB処理部17とを備える。図11(a)の例では、物理ポートPP1に接続される通信回線10aの先に端末TM1,TM2が存在し、物理ポートPP2に接続される通信回線10bの先に端末TM3が存在している。端末TM1,TM2,TM3は、それぞれ、MACアドレスが“MA1”,“MA2”,“MA3”であり、VLAN識別子VIDとして“VID1”,“VID2”,“VID3”が割り当てられる。
この場合、図11(b)に示されるように、FDBには、“MA1”と“VID1”とに対応付けてポート識別子{PP1}が学習される。ポート識別子{PP1}は、物理ポートPP1の識別子(ID)を表し、本明細書では、同様にして、例えば{AA}は、“AA”の識別子を表すものとする。また、図11(b)のFDBには、“MA2”と“VID2”とに対応付けてポート識別子{PP1}が学習され、“MA3”と“VID3”とに対応付けてポート識別子{PP2}が学習される。
図1(a)〜図1(c)に示す中継装置SWは、1個の物理ポートによって、当該図11(a)の中継装置SW’と等価な構成を実現するものである。図1(a)に示す中継装置SWは、特に限定はされないがOSI参照モデルのレイヤ2(L2)の処理を行うL2スイッチ等であり、物理ポートPPh1と、中継処理部15とを備える。中継処理部15は、ロジカルポートテーブル(以降、LPテーブルと略す)18と、当該LPテーブルに基づく処理を行うテーブル処理部16と、FDBと、当該FDBの学習および検索を行うFDB処理部17とを備える。
ここで、図1(a)の例では、図11(a)の場合と異なり、物理ポートPPh1に接続される通信回線10の先に図11(a)の場合と同様の端末TM1,TM2,TM3が存在している。この場合、LPテーブル18は、ユーザ設定等に基づき、図1(b)に示されるように、予め、1個の物理ポートPPh1と、単数または複数のVLAN識別子との組み合わせを1個のロジカルポートに対応付けて保持する。具体的には、LPテーブル18は、ポート識別子{PPh1}とVLAN識別子“VID1”および“VID2”との組み合わせをロジカルポートLP1(ポート識別子{LP1})に対応付けて保持し、ポート識別子{PPh1}とVLAN識別子“VID3”との組み合わせをロジカルポートLP2(ポート識別子{LP2})に対応付けて保持する。
ロジカルポートLP1は、図11(a)の物理ポートPP1と等価なポートであり、ロジカルポートLP2は、図11(a)の物理ポートPP2と等価なポートである。このように、ロジカルポートは、1個の物理ポートPPh1に複数の物理ポートを仮想的に実装するための仕組みを提供するものである。図11(a)において、仮に、物理ポートが10個有り、各物理ポートの帯域が10Gbps等の場合、当該構成を図1(a)の構成に置き換えると、例えば、100Gbpsの帯域を持つ物理ポートPPh1を設け、当該物理ポートに10個のロジカルポートを設ければよい。
テーブル処理部16は、物理ポートPPh1でフレームを受信した場合に、ロジカルポートテーブル18に基づいてロジカルポートを取得する。FDB処理部17は、当該フレームに含まれる送信元MACアドレスを、テーブル処理部16で取得されたロジカルポートに対応付けてFDBに学習する。具体的には、テーブル処理部16は、物理ポートPPh1で、端末TM1からの送信元MACアドレス“MA1”およびVLAN識別子“VID1”を含むフレームを受信した場合、当該物理ポートPPh1および当該VLAN識別子“VID1”から、ロジカルポートテーブル18に基づいてポート識別子{LP1}を取得する。FDB処理部17は、図1(c)に示されるように、当該送信元MACアドレス“MA1”をポート識別子{LP1}に対応付けてFDBに学習する。
同様に、テーブル処理部16は、物理ポートPPh1で端末TM2からのフレームを受信した場合、ポート識別子{LP1}を取得する。FDB処理部17は、当該フレームの送信元MACアドレス“MA2”をポート識別子{LP1}に対応付けてFDBに学習する。さらに、テーブル処理部16は、物理ポートPPh1で端末TM3からのフレームを受信した場合、ポート識別子{LP2}を取得する。FDB処理部17は、当該フレームの送信元MACアドレス“MA3”をポート識別子{LP2}に対応付けてFDBに学習する。
また、FDB処理部17は、例えば、図示しない物理ポートで、宛先MACアドレス“MA1”を含むフレームを受信した場合、“MA1”を検索キーとしてFDBを検索し、宛先となるポート識別子(宛先ポート識別子と呼ぶ){LP1}を取得する。テーブル処理部16は、宛先ポート識別子がロジカルポートのポート識別子である場合、ロジカルポートテーブル18に基づいて、当該宛先ポート識別子{LP1}を、物理ポートのポート識別子(ここでは{PPh1})に置き換える。中継処理部15は、当該受信したフレームを、宛先ポート識別子{PPh1}に対応する物理ポートPPh1に中継する。
なお、ここでは、FDB処理部17は、例えば、端末TM1からのフレームに応じて、MACアドレス“MA1”をポート識別子{LP1}に対応付けてFDBに学習したが、これに加えてVLAN識別子“VID1”を学習してもよい。この場合、FDB処理部17は、前述した宛先検索に際し、“MA1”および“VID1”を検索キーとしてFDBを検索する。
以上、本実施の形態1の中継装置を用いることで、代表的には、コストの低減等が実現可能になる。すなわち、図1(a)の構成を用いることで、図11(a)の構成で必要とされた複数の物理ポートおよび複数の通信回線(例えば光ファイバ)を、1個の物理ポートおよび1本の通信回線に置き換えることができる。
(実施の形態2)
《中継システムの概略構成》
図2は、本発明の実施の形態2による中継システムにおいて、その構成例を示す概略図である。図2に示す中継システムは、通信回路を介して接続される複数の中継装置を備える。図2において、中継装置SW1〜SW6は、例えば、L2スイッチ等である。また、図2に示す中継システムは、VLAN識別子に基づく中継を行うネットワークNW1,NW2を備える。ネットワークNW1,NW2のそれぞれは、中継装置や通信回線等によって適宜構成され、例えば、TE(Traffic Engineering)等が適用される網である。
ネットワークNW1は、中継装置SW2からVLAN識別子“VID1”または“VID2”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW3に向けて中継し、“VID3”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW5に向けて中継する。また、ネットワークNW1は、中継装置SW3から“VID1”または“VID2”を含むフレームを受信した場合や、中継装置SW5から“VID3”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW2に向けて中継する。
ネットワークNW2は、中継装置SW1からVLAN識別子“VID1”または“VID2”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW4に向けて中継し、“VID3”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW6に向けて中継する。また、ネットワークNW2は、中継装置SW4から“VID1”または“VID2”を含むフレームを受信した場合や、中継装置SW6から“VID3”を含むフレームを受信した場合には、それを中継装置SW1に向けて中継する。
中継装置SW1,SW2のそれぞれは、3個の物理ポートPPh1〜PPh3を備える。中継装置SW1,SW2は、物理ポートPPh2間が通信回線10を介して接続される。中継装置SW1の物理ポートPPh1は、通信回線10を介してネットワークNW2に接続され、中継装置SW2の物理ポートPPh1は、通信回線10を介してネットワークNW1に接続される。また、ネットワークNW1,NW2の外部において、中継装置SW3と中継装置SW4は、通信回線で接続され、中継装置SW5と中継装置SW6は、通信回線で接続される。
このような構成により、図2に示すように、SW1→SW2→NW1→SW3→SW4→NW2→SW1からなるリングネットワークA(20a)と、SW1→SW2→NW1→SW5→SW6→NW2→SW1からなるリングネットワークB(20b)とが構築される。ここで、中継装置SW1,SW2には、実施の形態1で述べたようなロジカルポートが適用される。
中継装置SW1,SW2の物理ポートPPh1は、共に、リングネットワークA(20a)およびリングネットワークB(20b)で共有されるリングポートであり、実施の形態1で述べたような複数(ここでは2個)のロジカルポートLP1_1,LP1_2が設定される。同様に、中継装置SW1,SW2の物理ポートPPh2も、共に、リングネットワークA(20a)およびリングネットワークB(20b)で共有されるリングポートであり、複数(ここでは2個)のロジカルポートLP2_1,LP2_2が設定される。
図2の例では、中継装置SW3に端末TM1が接続され、中継装置SW4に端末TM2が接続され、中継装置SW6に端末TM3が接続される。端末TM1,TM2,TM3は、それぞれ、MACアドレスが“MA1”,“MA2”,“MA3”であり、VLAN識別子VIDとして“VID1”,“VID2”,“VID3”が割り当てられる。これに伴い、リングネットワークA(20a)には、“VID1”または“VID2”が割り当てられ、リングネットワークB(20b)には、“VID3”が割り当てられる。
図3(a)は、図2における中継装置の主要部の概略構成例を示すブロック図であり、図3(b)は、図3(a)におけるロジカルポートテーブルの構造例を示す概略図であり、図3(c)は、図3(a)におけるFDBの構造例を示す概略図である。図3(a)には、図2における中継装置SW1(またはSW2)の概略構成例が示される。当該中継装置SW1は、3個の物理ポートPPh1〜PPh3と、図1(a)の場合と同様の中継処理部15に加えて、リング制御部33を備える。リング制御部33は、所定のリングプロトコルに基づき各リングネットワークA,B(20a,20b)を制御する。
ここで、図3(a)のLPテーブル18には、図3(b)に示すように、ポート識別子{PPh1}および“VID1”,“VID2”に対応してポート識別子{LP1_1}が設定され、ポート識別子{PPh1}および“VID3”に対応してポート識別子{LP1_2}が設定される。これにより、ロジカルポートLP1_1は、リングネットワークA(20a)に接続される物理リングポートと等価なポートとなり、ロジカルポートLP1_2は、リングネットワークB(20b)に接続される別の物理リングポートと等価なポートとなる。
同様に、当該LPテーブル18には、ポート識別子{PPh2}および“VID1”,“VID2”に対応してポート識別子{LP2_1}が設定され、ポート識別子{PPh2}および“VID3”に対応してポート識別子{LP2_2}が設定される。これにより、ロジカルポートLP2_1は、リングネットワークA(20a)に接続される物理リングポートと等価なポートとなり、ロジカルポートLP2_2は、リングネットワークB(20b)に接続される別の物理リングポートと等価なポートとなる。
図2に戻り、ここでは、特に限定はされないが、2台の中継装置SW1,SW2は、装置冗長の構成となっており、リングネットワークの障害有無の監視やループ経路の防止等を行う。この例では、中継装置SW2のリング制御部33は、ロジカルポートLP1_1を送受信禁止状態(所謂ブロックポート)BKに制御することで、リングネットワークA(20a)のループ経路を防止し、ロジカルポートLP1_2を送受信禁止状態BKに制御することで、リングネットワークB(20b)のループ経路を防止する。このように、リング制御部33は、ロジカルポートを単位としてブロックポートの制御を行うことができる。
例えば、中継装置SW2のリング制御部33は、ロジカルポートLP1_1から障害監視用の制御フレームを定期的に送信し、それをスイッチ装置SW1のロジカルポートLP1_1で受信できるか否かに応じてリングネットワークA(20a)の障害有無を監視する。当該リング制御部33は、所定の期間内に制御フレームを受信できる場合(障害無しの場合)、ロジカルポートLP1_1を送受信禁止状態BKに制御し、受信できない場合(障害有りの場合)、ロジカルポートLP1_1を送受信許可状態FWに制御する。同様に、中継装置SW2のリング制御部33は、ロジカルポートLP1_2から制御フレームを定期的に送信し、それをスイッチ装置SW1のロジカルポートLP1_2で受信できるか否かに応じて、リングネットワークB(20b)の障害有無を監視する。
図2に示した中継システムが障害無しの場合、中継装置SW1のFDBは、FDB処理部17の学習処理に伴い、図3(c)に示されるような情報を保持する。図3(c)のFDBは、MACアドレス“MA1”および“MA2”を共にロジカルポートLP1_1に対応付けて保持し、MACアドレス“MA3”をロジカルポートLP1_2に対応付けて保持する。
《中継システム(比較例)の概略構成》
図12(a)は、図2の比較例として検討した中継システムの構成例を示す概略図であり、図12(b)は、図12(a)の中継装置において、FDBの保持内容の一例を示す図である。図12(a)に示す中継システムは、図2の構成例と比較して、主に、図2の中継装置SW1,SW2にそれぞれ対応する中継装置SW’1,SW’2のポート構成が異なっている。中継装置SW’1,SW’2は、共に、図11(a)に示したように、ロジカルポートが適用されない構成を備える。
具体的には、中継装置SW’1,SW’2は、共に、図2のロジカルポートLP1_1,LP1_2にそれぞれ対応する物理ポートPP1a,PP1bと、図2の物理ポートPPh2,PPh3にそれぞれ対応する物理ポートPP2,PP3とを備える。物理ポートPP2は、図2の物理ポートPPh2と異なりロジカルポートを含まず、例えば、中継装置SW’1,SW’2間で装置冗長等を実現するための各種通信を行うポートとなっている。
スイッチ装置SW’2は、物理ポートPP1a,PP1bを共に送受信禁止状態BKに制御する。この場合、中継装置SW’1のFDBは、図12(b)に示されるように、“MA1”、“VID1”およびポート識別子{PP1a}のエントリと、“MA2”、“VID2”およびポート識別子{PP1a}のエントリと、“MA3”、“VID3”およびポート識別子{PP1b}のエントリとを保持する。
図13(a)は、図2の比較例として検討した中継システムの他の構成例を示す概略図であり、図13(b)は、図13(a)の中継装置において、FDBの保持内容の一例を示す図である。図13(a)に示す中継システムは、図12(a)の構成例と比較して、図12(a)の物理ポートPP1a,PP1bを1個の物理ポートPP1に置き換えたような構成となっている。ただし、当該物理ポートPP1には、図2に示されるようなロジカルポートは設定されない。
また、図13(a)には、リングネットワークA(20a)(ここではネットワークNW2と中継装置SW’4との間の通信回線)に障害が発生した場合(ステップS101)の状態が示されている。例えば、中継装置SW’2は、VLAN識別子VID単位でブロックポートの制御を行うことが可能となっている。仮に、ステップS101の障害が生じていない場合、中継装置SW’2は、物理ポートPP1における“VID1”,“VID2”,“VID3”のフレームの送受信動作を共に送受信禁止状態BKに制御する。一方、障害が発生した場合(ステップS101)、中継装置SW’2は、物理ポートPP1における“VID1”,“VID2”のフレームの送受信動作を共に送受信許可状態FWに変更する(ステップS102)。
ステップS101の障害が生じていない場合、中継装置SW’1のFDBは、図13(b)に示されるような情報を保持する。図13(b)のFDBは、MACアドレス“MA1”およびVLAN識別子“VID1”と、MACアドレス“MA2”およびVLAN識別子“VID2”と、MACアドレス“MA3”およびVLAN識別子“VID3”とを共にポート識別子{PP1}に対応付けて保持する。
一方、ステップS101の障害が発生した場合、中継装置SW’1は、ステップS102に伴う通信経路の変更に応じて、FDBをフラッシュする必要がある。この際に、中継装置SW’1は、仮に、ポート識別子{PP1}を指定してフラッシュを行うと、図13(b)におけるリングネットワークB(20b)に属するMACアドレス“MA3”のエントリ(No3)もフラッシュしてしまう。
その対策として、中継装置SW’1が、ポート識別子{PP1}とVLAN識別子“VID1”,“VID2”とを指定してフラッシュを行う方式が考えられる。しかしながら、このように、指定する条件が増えると、その分だけフラッシュに要する時間が増大し、所望のフラッシュ所要時間を満たせなくなる恐れがある。ここでは、説明の便宜上、3個のVLAN識別子しか用いていないが、実際には、更に多数のVLAN識別子が用いられる場合があり、これに伴いフラッシュに膨大な時間を要する恐れがある。
一方、図12(a)の構成例を用いれば、ポート識別子{PP1}を指定してフラッシュを行うことができるため、このような問題を解決することができる。しかしながら、この場合、実施の形態1で述べたように、コストの増大が生じ得る。そこで、図2に示したようなロジカルポートを用いることが有益となる。
《中継システムの障害発生時の動作》
図4は、図2の中継システムにおいて、障害発生時の主な動作例を示す説明図である。図4では、図13(a)の場合と同様に、リングネットワークA(20a)(ここではネットワークNW2と中継装置SW4との間の通信回線)に障害が生じている(ステップS101)。中継装置SW2のリング制御部33は、障害監視用の制御フレームを用いて当該障害の発生を検出し、ロジカルポートLP1_1を送受信禁止状態BKから送受信許可状態FWに変更する(ステップS102)。また、当該リング制御部33は、リングネットワークA(20a)に障害通知用の制御フレームCFを送信する(ステップS103)。
中継装置SW1のリング制御部33は、当該制御フレームCFをロジカルポートLP2_1で受信した場合に、ロジカルポート{LP1_1}(および{LP2_1})を指定してFDBフラッシュ要求を発行する。言い換えれば、当該リング制御部33は、制御フレームCFを介してリングネットワークA(20a)の障害発生を検出した場合に、当該リングネットワークに対応するロジカルポート{LP1_1}(および{LP2_1})を指定してFDBフラッシュ要求を発行する。
この際に、特に限定はされないが、中継装置SW1のリング制御部33は、リングネットワークA,B(20a,20b)を識別するリングIDと、各リングIDに属するロジカルポートとの対応関係を示す対応テーブルを保持している。また、障害通知用の制御フレームCFには、リングIDが格納されている。中継装置SW1のリング制御部33は、受信した制御フレームCF内のリングIDで当該対応テーブルを参照することで、FDBフラッシュ要求の発行対象となるロジカルポート(ここでは{LP1_1},{LP2_1})を特定する。図3(a)のFDB処理部17は、当該FDBフラッシュ要求を受け、図3(c)におけるNo1およびNo2のエントリをフラッシュする。
以上、本実施の形態2の中継システムを用いることで、実施の形態1で述べたようなコストの低減に加えて、FDBフラッシュ時間の短縮が実現可能になる。すなわち、図12(a)および図12(b)におけるコストの増大の問題と、図13(a)および図13(b)におけるFDBフラッシュ時間の増大の問題とを共に解決することができる。なお、リングネットワークの制御方法は、一般的に知られている様々なリングプロトコルを適用することができ、特に、前述したような制御方法に限定されるものではない。
(実施の形態3)
《中継装置の詳細構成》
図5は、本発明の実施の形態3による中継装置において、主要部の構成例を示すブロック図である。図5に示す中継装置SWは、ここでは、1個の筐体内に複数のカードを搭載したシャーシ型のL2スイッチとなっている。当該中継装置SWは、単数または複数(ここでは3枚)の高帯域用のラインカードLCh1〜LCh3と、単数または複数(ここでは1枚)の低帯域用のラインカードLCl1と、ファブリック経路部25とを備える。ラインカードLCh1〜LCh3,LCl1のそれぞれは、装置外部との間でフレームの通信(送信および受信)を行う。ファブリック経路部25は、各ラインカード間でフレームを中継する。
高帯域用のラインカードLCh1〜LCh3は、それぞれ、物理ポートPPh1〜PPh3と、ファブリック用端子FPとを備える。物理ポートPPh1〜PPh3のそれぞれは、実施の形態1等で述べたようなロジカルポートの設定対象となるポートである。物理ポートPPh1〜PPh3のそれぞれは、例えば、100Gbps等の通信回線10に接続される。一方、低帯域用のラインカードLCl1は、n個の物理ポートPPl1〜PPlnと、ファブリック用端子FPとを備える。物理ポートPPl1〜PPlnは、ロジカルポートの設定非対象となるポートである。物理ポートPPl1〜PPlnのそれぞれは、例えば、10Gbps等の通信回線26に接続される。
ファブリック用端子FPは、ファブリック経路部25に接続され、ファブリック経路部25を介して他のラインカードのファブリック用端子FPに接続される。ファブリック経路部25は、例えば、スイッチング機能を備えたファブリックカードで構成される場合や、フルメッシュ状の配線を備えた配線基板(バックプレーン)で構成される場合がある。前者の場合、ファブリック用端子FPは、ファブリックカードに接続され、ファブリックカードによるスイッチングを介して他のラインカードのファブリック用端子FPに接続される。後者の場合、ファブリック用端子FPは、複数の端子で構成され、この複数の端子が、それぞれ、バックプレーン上に設けられたフルメッシュ状の配線を介して、他のラインカードの対応する端子に接続される。
図6は、図5の中継装置において、高帯域用のラインカードの構成例を示すブロック図である。図7(a)は、図6におけるイングレス/イーグレスLPテーブルの構造例を示す概略図であり、図7(b)は、図6におけるイングレス/イーグレスVID変換テーブルの構造例を示す概略図であり、図7(c)は、図6におけるFDBの構造例を示す概略図である。図6において、外部インタフェース部30は、物理ポートPPhでフレームを受信した際に、受信したラインカードおよび物理ポートを示す受信ポート識別子を付加し、それを中継処理部15またはプロセッサ部CPUに送信する。また、外部インタフェース部30は、中継処理部15またはプロセッサ部CPUからのフレームを、宛先ポート識別子に基づく物理ポートPPhへ送信する。
中継処理部15は、テーブル処理部16と、VID変換部32と、FDB処理部17とを備える。テーブル処理部16は、LPテーブル18として、イングレスLPテーブル18aとイーグレスLPテーブル18bとを備える。テーブル処理部16は、自ラインカードの物理ポートPPhでフレームを受信した場合、イングレスLPテーブル18aに基づいて、受信ポート識別子{PPh}およびVLAN識別子からロジカルポートのポート識別子を取得する。一方、テーブル処理部16は、当該物理ポートからフレームを送信する場合、イーグレスLPテーブル18bに基づいて、宛先ポート識別子(ロジカルポートのポート識別子となる)から物理ポートのポート識別子およびVLAN識別子を取得する。テーブル処理部16は、このようにして取得した各識別子をフレームに付加する。
イングレス/イーグレスLPテーブル18a,18bのそれぞれは、予めユーザによって設定され、図7(a)に示されるように、物理ポートおよびVLAN識別子VIDを、ロジカルポートに対応付けて保持する。ここでは、VLAN識別子VIDは、IEEE802.1adに基づくサービスVLAN識別子SVID、またはIEEE802.1ahに基づくバックボーンVLAN識別子BVIDとなっている。すなわち、図5の中継装置SWは、特に限定はされないが、サービスVLAN識別子SVIDが用いられるPB(Provider Bridge)網と、バックボーンVLAN識別子BVIDが用いられるPBB(Provider Backbone Bridge)網との間のフレーム中継を担える装置となっている。
VID変換部32は、イングレスVID変換テーブル34aとイーグレスVID変換テーブル34bとを備える。イングレス/イーグレスVID変換テーブル34a,34bのそれぞれは、予めユーザによって設定され、図7(b)に示されるように、サービスVLAN識別子SVIDと、バックボーンVLAN識別子BVIDおよびサービスインスタンス識別子ISIDとを、内部VLAN識別子IVIDで対応付け、当該対応関係を保持する。
VID変換部32は、自ラインカードの物理ポートPPhがPB網に接続される場合で、当該物理ポートでフレームを受信した場合、イングレスVID変換テーブル34aに基づいて、サービスVLAN識別子SVIDを内部VLAN識別子IVIDに変換する。一方、VID変換部32は、当該物理ポートからフレームを送信する場合、イーグレスVID変換テーブル34bに基づいて、内部VLAN識別子IVIDをサービスVLAN識別子SVIDに変換する。
また、VID変換部32は、自ラインカードの物理ポートPPhがPBB網に接続される場合で、当該物理ポートでフレームを受信した場合、イングレスVID変換テーブル34aに基づいて、バックボーンVLAN識別子BVIDおよびサービスインスタンス識別子ISIDを内部VLAN識別子IVIDに変換する。一方、VID変換部32は、当該物理ポートからフレームを送信する場合、イーグレスVID変換テーブル34bに基づいて、内部VLAN識別子IVIDをバックボーンVLAN識別子BVIDおよびサービスインスタンス識別子ISIDに変換する。VID変換部32は、このようにして変換した各識別子をフレームに付加する。
FDB処理部17は、自ラインカードの物理ポートPPhでフレームを受信した際に、FDBの学習と、FDBに基づく当該フレームの宛先検索を行う。具体的には、FDBの学習に際し、FDB処理部17は、図7(c)に示されるように、受信したフレームに含まれる送信元MACアドレスと、VID変換部32で変換された内部VLAN識別子IVIDとを、テーブル処理部16で取得されたロジカルポートのポート識別子に対応付けてFDBに学習する。
また、FDBに基づく宛先検索に際し、FDB処理部17は、受信したフレームに含まれる宛先MACアドレスと、VID変換部32で変換された内部VLAN識別子IVIDとを検索キーとしてFDBを検索する。FDB処理部17は、この検索結果によって得られる宛先ポート識別子を、受信したフレームに付加して内部インタフェース部31へ送信する。内部インタフェース部31は、当該中継処理部15からのフレームをファブリック用端子FPへ送信する。
プロセッサ部CPUは、RAMに格納されたプログラムを実行することで実現されるリング制御部33を備える。リング制御部33は、各種リングプロトコルに基づき、制御フレームの送受信や、FDBのフラッシュ要求の発行や、ブロックポートの制御等を代表とする各種処理を行うことで、リングネットワークを制御する。なお、外部インタフェース部30および内部インタフェース部31のそれぞれは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等に実装される。また、中継処理部15は、例えば、内蔵RAMを含んだFPGA(Field Programmable Gate Array)等に実装され、FDBは、例えば、CAM(Content Addressable Memory)等に実装される。ただし、各部の具体的な実装形態は、勿論、これに限定されるものではなく、ハードウェアまたはソフトウェアあるいはその組合せを用いて適宜実装されればよい。
《中継装置のフレーム中継動作》
図8は、図5の中継装置を図2の中継システムに適用した場合の構成例を示す概略図である。図8に示す中継システムは、例えば、図2の中継システムの中継装置SW1,SW2に図5の中継装置SWを適用した構成となっている。例えば、リングネットワークA,B(20a,20b)は、PBB網に属し、中継装置SW1〜SW6のそれぞれは、PBB網とPB網との間でフレーム中継を行うエッジスイッチ装置である。また、ネットワークNW1,NW2のそれぞれは、例えば、PBB−TE(Traffic Engineering)網等である。
また、図8では、例えば、中継装置SW1の物理ポートPPh3に通信回線10を介して中継装置SW7が接続される。中継装置SW7は、PB網に属するスイッチ装置である。当該中継装置SW7には、端末TM10が接続される。端末TM10は、MACアドレスが“MA10”であり、サービスVLAN識別子SVIDとして“SVID1”が割り当てられるものとする。
中継装置SW1の物理ポートPPh3は、PB網に接続されるポートであり、物理ポートPPh1はPBB網に接続されるポートである。当該物理ポートPPh3には、複数のロジカルポートの一つとしてロジカルポートLP3_1が設定され、当該ロジカルポートLP3_1は、イングレスLPテーブル18aにおいて、物理ポートPPh3およびサービスVLAN識別子“SVID1”に対応付けられるものとする。また、物理ポートPPh1のロジカルポートLP1_1は、イーグレスLPテーブル18bにおいて、バックボーンVLAN識別子“BVID1”に対応付けられるものとする。さらに、サービスVLAN識別子“SVID1”とバックボーンVLAN識別子“BVID1”は、内部VLAN識別子“IVID1”で対応付けられるものとする。
このような構成において、端末TM10からリングネットワークA(20a)に接続される端末TM1に向けてフレームを送信する場合の動作例を説明する。図9は、図5および図6の中継装置の概略動作例を示す説明図である。図9において、まず、ラインカードLCh3は、物理ポートPPh3で、端末TM10からのフレーム(非カプセル化フレーム)FR1nを受信する。当該フレームFR1nには、送信元MACアドレス(SA)“MA10”、宛先MACアドレス(DA)“MA1”およびサービスVLAN識別子“SVID1”が含まれる。
外部インタフェース部30は、当該受信したフレームに受信ポート識別子{PPh3}を付加した上で中継処理部15へ送信する。中継処理部15において、テーブル処理部16は、イングレスLPテーブル18aに基づき、受信ポート識別子{PPh3}およびサービスVLAN識別子“SVID1”からロジカルポートLP3_1のポート識別子{LP3_1}を取得し、受信ポート識別子を当該ポート識別子{LP3_1}に置き換える。VID変換部32は、イングレスVID変換テーブル34aに基づき、サービスVLAN識別子“SVID1”を内部VLAN識別子“IVID1”に変換し、それを当該フレームに付加する。
FDB処理部17は、当該フレームの送信元MACアドレス“MA10”および内部VLAN識別子“IVID1”を、受信ポート識別子{LP3_1}に対応付けてFDBに学習する。また、FDB処理部17は、当該フレームの宛先MACアドレス“MA1”および内部VLAN識別子“IVID1”を検索キーとしてFDBを検索し、宛先ポート識別子{LP1_1}を取得し、それをフレームに付加する。中継処理部15は、当該フレームを内部インタフェース部31およびファブリック用端子FPを介してファブリック経路部25へ送信する。ファブリック経路部25は、宛先ポート識別子{LP1_1}に基づいて、当該フレームをラインカードLCh1へ中継する。
ラインカードLCh1は、ラインカードLCh3からのフレームをファブリック用端子FPおよび内部インタフェース部31を介して中継処理部15へ送信する。FDB処理部17は、ラインカードLCh3の場合と同様に、当該フレームの送信元情報を学習する。VID変換部32は、イーグレスVID変換テーブル34bに基づき、内部VLAN識別子“IVID1”をバックボーンVLAN識別子“BVID1”およびサービスインスタンス識別子“ISID1”に変換する。
なお、中継処理部15は、より詳細には、カプセル化実行部を備えている。カプセル化実行部は、当該フレームを、バックボーンVLAN識別子“BVID1”およびサービスインスタンス識別子“ISID1”、ならびに送信元BMACアドレスおよび宛先BMACアドレスでカプセル化する。送信元BMACアドレスは、中継装置SW1のMACアドレスであり、宛先BMACアドレスは、例えば中継装置SW3のMACアドレスである。
テーブル処理部16は、イーグレスLPテーブル18bに基づき、宛先ポート識別子{LP1_1}から、物理ポートPPh1のポート識別子{PPh1}およびバックボーンVLAN識別子“BVID1”を取得し、宛先ポート識別子を当該ポート識別子{PPh1}に置き換える。中継処理部15は、当該フレーム(カプセル化フレーム)を外部インタフェース部30へ送信する。
この際に、仮に、リング制御部33によってロジカルポートLP1_1が送受信禁止状態BKに制御されている場合には、外部インタフェース部30への送信は行われず、フレームは破棄される。外部インタフェース部30は、フレームに付加されている不必要な情報を削除した上で、宛先ポート識別子に基づき、当該フレーム(カプセル化フレーム)FR1cを物理ポートPPh1から送信する。
その後、図8のネットワークNW2は、当該フレームFR1cを、そのバックボーンVLAN識別子“BVID1”に基づいて中継装置SW4へ中継し、中継装置SW4は、当該フレームを、バックボーンVLAN識別子“BVID1”および宛先BMACアドレスに基づいて中継装置SW3へ中継する。中継装置SW3は、宛先BMACアドレスが自装置宛てであるフレームを受信したため、当該フレーム(カプセル化フレーム)FR1cをデカプセル化して非カプセル化フレームに変換し、宛先MACアドレス“MA1”に基づいて端末TM1へ中継する。
なお、ここでは、物理ポートPPh3から物理ポートPPh1への中継動作について述べたが、その逆方向の中継動作も同様にして行われる。簡単に説明すると、ラインカードLCh1のテーブル処理部16は、ポート識別子{PPh1}およびバックボーンVLAN識別子“BVID1”からポート識別子{LP1_1}を取得し、VID変換部32は、バックボーンVLAN識別子“BVID1”およびサービスインスタンス識別子“ISID1”を内部VLAN識別子“IVID1”に変換する。FDB処理部17は、FDBの学習および検索を行い、宛先ポート識別子{LP3_1}を取得する。
ファブリック経路部25は、宛先ポート識別子{LP3_1}に基づいて、当該フレームをラインカードLCh3へ中継する。ラインカードLCh3のFDB処理部17は、FDBの学習を行い、VID変換部32は、内部VLAN識別子“IVID1”をサービスVLAN識別子“SVID1”に変換し、テーブル処理部16は、宛先ポート識別子{LP3_1}をポート識別子{PPh3}に置き換える。また、ラインカードLCh3の中継処理部15は、より詳細には、デカプセル化実行部を備え、カプセル化フレームを非カプセル化フレームに変換する。このような処理によって、逆方向の中継が行われる。
ここで、FDBの学習に際し、より詳細には、各ラインカードでFDBの保持内容を同期化するため、例えば、受信したフレームのヘッダ部分のみを含んだ学習用フレーム等を用いることが望ましい。図9の例では、ラインカードLCh3の中継処理部15は、学習用フレームを生成し、それを自ラインカードを除く全てのラインカードへ送信する。当該学習用フレームを受信した各ラインカードの中継処理部15は、当該学習用フレームに含まれる送信元情報を自ラインカードのFDBに学習する。
また、図5に示した低帯域用のラインカードLCl1は、図6におけるテーブル処理部16を備えずに、ロジカルポートではなく物理ポートのポート識別子に基づいて図9の場合と同様の処理を行うような構成になっている。例えば、当該ラインカードLCl1のFDB処理部17は、MACアドレスおよび内部VLAN識別子IVIDを物理ポートのポート識別子(例えば{PPl1})に対応付けてFDBに学習する。これに伴い、各ラインカードのFDBには、図7(c)に示されるように、ロジカルポートのポート識別子(例えば{LP3_1})と、物理ポートのポート識別子(例えば{PPl1})とが混在することになる。ただし、各ラインカードのFDB処理部17は、物理ポートのポート識別子かロジカルポートのポート識別子かを特に区別することなく取り扱うことができる。これによって処理の簡素化等が図れる。
以上、本実施の形態3の中継装置および中継システムを用いることで、PB網とPBB網からなる中継システムにおいて、実施の形態1,2で述べたような各種効果を得ることが可能になる。
(実施の形態4)
《中継システムの概略構成(変形例)》
図10は、本発明の実施の形態4による中継システムにおいて、その構成例を示す概略図である。図10に示す中継システムは、中継装置SW1→SW’3→SW’4→SW2→SW1からなるリングネットワークC(20c)と、中継装置SW1→SW’5→SW’6→SW2→SW1からなるリングネットワークD(20d)とを備えた構成となっている。中継装置SW1,SW2は、共に、物理ポートPPh1と、物理ポートPPl1,PPl2とを備える。
中継装置SW1の物理ポートPPl1,PPl2は、それぞれ、中継装置SW’3,SW’5に接続され、中継装置SW2の物理ポートPPl1,PPl2は、それぞれ、中継装置SW’4,SW’6に接続される。また、中継装置SW1,SW2は、物理ポートPPh1間が通信回線10を介して接続され、共に、当該物理ポートPPh1にロジカルポートLP1,LP2が設定される構成となっている。
ロジカルポートLP1は、物理ポートPPh1と、リングネットワークC(20c)に割り当てられるVLAN識別子“VID1”および“VID2”とに対応付けられ、ロジカルポートLP2は、物理ポートPPh1と、リングネットワークD(20d)に割り当てられるVLAN識別子“VID3”とに対応付けられる。また、ここでは、中継装置SW1の物理ポートPPl1,PPl2が送受信禁止状態BKに制御される。ただし、ブロックポートは、特にこの位置に限定されず、リングネットワークC(20c)上のいずれかのリングポートと、リングネットワークD(20d)上のいずれかのリングポートとに設けられればよい。
このような構成では、物理ポートPPh1が複数のリングネットワークで共有される物理リングポートとなるため、図13(a)および図13(b)の場合と同様の問題が生じ得る。すなわち、物理ポート単位でFDBフラッシュを行うと、エントリが過剰にフラッシュされ、物理ポートとVLAN識別子VIDとの組み合わせでFDBフラッシュを行うと、FDBフラッシュの所要時間が増大する恐れがある。そこで、ロジカルポートを用いると、実施の形態2の場合と同様に、このような問題を解決することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前述した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、ここでは、ロジカルポートの設定機能を備える中継装置をリングネットワークに適用する例を示したが、特にリングネットワークに限定されるものではなく、各種ネットワークに適用することが可能である。また、ここでは、中継装置として、L2スイッチを例としたが、勿論、OSI参照モデルのL2の処理に加えてレイヤ3(L3)の処理を行うL3スイッチ等であってもよい。
10,10a,10b,26 通信回線
15,15’ 中継処理部
16 テーブル処理部
17 FDB処理部
18 ロジカルポートテーブル
18a イングレスLPテーブル
18b イーグレスLPテーブル
20a,20b リングネットワーク
25 ファブリック経路部
30 外部インタフェース部
31 内部インタフェース部
32 VID変換部
33 リング制御部
34a イングレスVID変換テーブル
34b イーグレスVID変換テーブル
BK 送受信禁止状態
CF 制御フレーム
CPU プロセッサ部
FP ファブリック用端子
FR1n,FR1c フレーム
FW 送受信許可状態
LCh,LCh1〜LCh3,LCl1 ラインカード
LP1,LP2,LP1_1,LP1_2,LP2_1,LP2_2,LP3_1 ロジカルポート
NW1,NW2 ネットワーク
PPh,PPh1〜PPh3,PPl1〜PPln,PP1〜PP3,PP1a,PP1b 物理ポート
SW,SW’,SW1〜SW7,SW’1〜SW’6 中継装置
TM1〜TM3,TM10 端末

Claims (12)

  1. 物理ポートと、
    前記物理ポートとVLAN識別子との組み合わせをロジカルポートに対応付けて保持するロジカルポートテーブルと、
    テーブル処理部と、
    MACアドレスと前記ロジカルポートとの対応関係を保持するFDBと、
    FDB処理部と、
    を有する中継装置であって、
    前記テーブル処理部は、前記物理ポートでフレームを受信した場合に、前記フレームを受信した前記物理ポートと前記フレームに含まれる前記VLAN識別子から、前記ロジカルポートテーブルに基づいて前記ロジカルポートを取得し、
    前記FDB処理部は、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記テーブル処理部で取得された前記ロジカルポートに対応付けて前記FDBに学習する、
    中継装置。
  2. 請求項1記載の中継装置において、
    前記ロジカルポートテーブルは、1個の前記物理ポートと、単数または複数の前記VLAN識別子との組み合わせを1個の前記ロジカルポートに対応付けて保持する、
    中継装置。
  3. 請求項1または2記載の中継装置において、
    前記ロジカルポートテーブルで保持される前記VLAN識別子は、IEEE802.1adに基づくサービスVLAN識別子、またはIEEE802.1ahに基づくバックボーンVLAN識別子である、
    中継装置。
  4. 請求項1記載の中継装置において、
    前記物理ポートには、前記ロジカルポートの設定対象となる物理ポートと、前記ロジカルポートの設定非対象となる物理ポートとが含まれ、
    前記FDBは、前記設定非対象となる物理ポートに関しては、前記MACアドレスと前記物理ポートとの対応関係を保持する、
    中継装置。
  5. 請求項1記載の中継装置において、
    前記物理ポートは、リングネットワークに接続されるリングポートである、
    中継装置。
  6. 請求項5記載の中継装置において、
    さらに、所定のリングプロトコルに基づき前記リングネットワークを制御するリング制御部を備え、
    前記リング制御部は、前記リングネットワークの障害発生を検出した場合に、前記ロジカルポートを指定して前記FDBのフラッシュ要求を発行する、
    中継装置。
  7. 通信回線を介して接続される複数の中継装置を備える中継システムであって、
    前記複数の中継装置の少なくとも一つは、
    他の中継装置に前記通信回線を介して接続される物理ポートと、
    前記物理ポートとVLAN識別子との組み合わせをロジカルポートに対応付けて保持するロジカルポートテーブルと、
    テーブル処理部と、
    MACアドレスと前記ロジカルポートとの対応関係を保持するFDBと、
    FDB処理部と、
    を有し、
    前記テーブル処理部は、前記物理ポートで前記他の中継装置からのフレームを受信した場合に、前記フレームを受信した前記物理ポートと前記フレームに含まれる前記VLAN識別子から、前記ロジカルポートテーブルに基づいて前記ロジカルポートを取得し、
    前記FDB処理部は、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記テーブル処理部で取得された前記ロジカルポートに対応付けて前記FDBに学習する、
    中継システム。
  8. 請求項7記載の中継システムにおいて、
    前記ロジカルポートテーブルは、1個の前記物理ポートと、単数または複数の前記VLAN識別子との組み合わせを1個の前記ロジカルポートに対応付けて保持する、
    中継システム。
  9. 請求項7または8記載の中継システムにおいて、
    前記ロジカルポートテーブルで保持される前記VLAN識別子は、IEEE802.1adに基づくサービスVLAN識別子、またはIEEE802.1ahに基づくバックボーンVLAN識別子である、
    中継システム。
  10. 請求項7記載の中継システムにおいて、
    前記複数の中継装置は、複数のリングネットワークを構成し、
    前記複数の中継装置の少なくとも一つは、さらに、所定のリングプロトコルに基づき前記複数のリングネットワークを制御するリング制御部を備え、
    前記物理ポートは、前記複数のリングネットワークで共有されるリングポートである、
    中継システム。
  11. 請求項10記載の中継システムにおいて、
    前記リング制御部は、前記複数のリングネットワークのいずれかの障害発生を検出した場合に、前記ロジカルポートを指定して前記FDBのフラッシュ要求を発行する、
    中継システム。
  12. 請求項10記載の中継システムにおいて、
    前記ロジカルポートテーブルには、前記複数のリングネットワークにそれぞれ対応する複数の前記ロジカルポートが設定され、
    前記リング制御部は、前記複数のリングネットワークのいずれかの障害発生を検出した際に、当該リングネットワークに対応する前記ロジカルポートを指定して前記FDBのフラッシュ要求を発行する、
    中継システム。
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