JP2017069668A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク構築前の複数の情報処理装置に固有の情報を設定する場合において手間とコストがかかる。【解決手段】本発明の情報処理装置500は、自装置の制御を行う制御手段501と、他装置600と通信を行う通信手段502と、を備える。そして、上記制御手段501は、自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置501と通信手段502を介して通信して、他装置600に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する。【選択図】図15

Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、他の情報処理装置と所定のネットワーク構築前に通信可能な情報処理装置に関する。
近年、様々なシステムに情報処理装置が利用されており、情報処理装置間でネットワークを構築することが多々ある。特に、データセンタでは、多数の情報処理装置がラック内に収容され、これら多数の情報処理装置でLAN(Local Area Network)を構築する必要がある。例えば、特許文献1に開示の技術では、データセンタ内のサーバに搭載されたBMC(Baseboard Management Controller)にIP(Internet Protocol)アドレスを設定してネットワークを構築することで、BMC間で通信を行うことができる。
ここで、複数の情報処理装置間でネットワークを構築する際には、各情報処理装置に搭載された各BMCに、固有のIPアドレスを設定する必要がある。その方法として、以下の2通りが考えられる。まず、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバを立てて、一括してIPアドレスを設定方法がある。また、個々のBMCにログインしてIPアドレスを手動で設定する方法がある。
特開2015−692282号公報
しかしながら、DHCPサーバを立てる方法では、かかるサーバを用意する必要があり、サーバを設置する手間と設備コストが生じうる。また、手動で設定する方法では、作業者の手間と人的コストが生じうる。このように、ネットワーク構築前の複数の情報処理装置にIPアドレスを設定する場合には、手間とコストがかかる、という問題がある。また、IPアドレスだけでなく、ネットワーク構築前に複数の情報処理装置に固有の情報を設定する場合も同様である。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、ネットワーク構築前の複数の情報処理装置に固有の情報を設定する場合において手間とコストがかかる、という問題を解決することができる、情報処理装置を提供することにある。
本発明の一形態である情報処理装置は、
自装置の制御を行う制御手段と、
他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
前記制御手段は、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である情報処理システムは、
複数の情報処理装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
自装置の制御を行う制御手段と、
他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
前記制御手段は、
自装置が前記情報処理システム内で構築する予定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である、自装置の制御を行う制御装置は、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する制御手段、
を実現させる、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である通信方法は、
情報処理装置が、所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成することにより、ネットワーク構築前の複数の情報処理装置に対して固有の情報を設定する手間とコストを抑制することができる、情報処理装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した筐体の構成を示すブロック図である。 図2に開示したBMCの構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した情報処理システムにおけるIPアドレス設定時の各筐体の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した情報処理システムにおけるIPアドレス設定時の全体動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 図1に開示した筐体でIPアドレスを設定するときの様子を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における情報処理システムの構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図11を参照して説明する。図1乃至図3は、実施形態1における情報処理システムの構成を説明するための図であり、図4乃至図11は、その動作を説明するための図である。
本実施形態における情報処理システム100は、ラックサーバの形態で構成されている。つまり、情報処理システム100は、複数の棚を有するサーバーラックの各棚に、当該情報処理システム100を構成する各情報処理装置を形成する筐体が収容されて形成されている。
一例として、本実施形態における情報処理システム100は、図1に示すように、サーバーラックの各棚を単位とする各ユニットに、サーバ装置、電源モジュール、ラックマネージャなどの情報処理装置からなる筐体1〜Nを搭載して備えている。このように、各筐体1〜Nはラックの各棚に収容されているため、それぞれが他の筐体と近接して並列に配置されていることとなる。なお、本発明における情報処理システム100は、必ずしもラックサーバの形態で構成されていることに限定されない。
そして、本実施形態では、情報処理システム100を構成する筐体1〜NにはIPアドレスは設定されておらず、当該筐体1〜N間では、まだLAN(Local Area Network)は構築されていない。本実施形態では、情報処理システム1を構成する全ての筐体1〜NでLAN(所定のネットワーク)を構築しようとするものであり、これからLANに接続するための接続設定情報であるIPアドレスの設定を行おうとするものである。
図2に、各筐体1〜Nの基本的な構成を示す。なお、筐体1〜Nの基本的な構成は全て同じであるため、以下では、筐体1を例に挙げて説明する。
筐体1は、自装置の制御を行う管理用のコントローラであるBMC(Baseboard Management Controller)(制御手段)を備えている。BMCは、例えば、ハードウェア(CPU、メモリ等)の監視やファームウェアの管理などを行うものである。
また、筐体1は、LAN接続用のRJ45端子を備えている。さらに、筐体1は、LAN用とは異なり、BluetoothやRFIDなどの近距離無線通信が可能な通信モジュール1a,1b(通信手段)を2つ備えている。具体的に、通信モジュール1a,1bは、図2に示すように、筐体1の上面側と下面側とにそれぞれ配置されている。そして、通信モジュール1a,1bは、例えば、隣接して並列に配置された他の筐体と近距離無線通信が可能なよう、近距離無線通信の範囲が設定されている。これにより、下面側(一方側)に位置する符号「a」が付された通信モジュール1aは、筐体1の下面側に隣接する他の筐体(第一の他装置)(本実施形態では存在せず)と近距離無線通信可能である。そして、上面側(他方側)に位置する符号「b」が付された通信モジュール1bは、筐体1の上面側に隣接する他の筐体(筐体2)(第二の他装置)、つまり、上記通信モジュール1aと通信可能な他の筐体(第一の他装置)とは自装置を挟んで反対側に隣接する他の筐体と、近距離無線通信可能である。なお、他の筐体の通信モジュールも同様に装備されている。
そして、上記BMCは、演算装置と記憶装置を備えており、図3に示すように、通信処理部11、IPアドレス設定部12、フラグ設定部13、IPアドレス記憶部14、設定ルール記憶部15を備えている。なお、通信処理部11とIPアドレス設定部12は、装備された演算装置でプログラムが実行されることで実現されている。
上記通信処理部11は、IPアドレス設定部12による指令に応じて、各通信モジュールa,bの動作を制御し、当該各通信モジュールa,bを介した通信処理を行う。
上記IPアドレス設定部12は、自装置にIPアドレスが設定される前に、通信処理部11及び通信モジュールa,bを介して他装置である他の筐体と通信して、自装置のIPアドレスを設定する処理を行う。以下、IPアドレス設定部12が有する設定処理機能、及び、設定処理の動作について、図4乃至図11を参照して説明する。なお、図4乃至図8では、特に、筐体1−3の動作を説明する。
まず、全ての筐体1〜NのIPアドレス設定部12は、RJ45端子が接続されてLANが構築されているか否かを調べる(図10のステップS1)。RJ45端子が接続されておらずLANが構築されていなければ、自装置にまだIPアドレスが設定されていないため(図10のステップS1:No)、IPアドレスを設定前であることを表す「設定中フラグ」(設定前情報)をフラグ設定部13に記憶して設定する(設定中フラグを立てる)(図10のステップS2)。図4の例では、全ての筐体1〜Nで設定中フラグがセットされる。
続いて、全ての筐体1〜NのIPアドレス設定部12は、まず、通信モジュールaを用いて他装置に通信可能であるかを調べる(図10のステップS3)。図4の例では、筐体1では通信モジュール1aで通信を行い、筐体2では通信モジュール2aで通信を行い、筐体3では通信モジュール3aで通信を行う。すると、筐体1では、通信モジュール1aの近距離無線通信範囲に通信可能な他の筐体の通信モジュールが存在していないため、通信ができない(図10のステップS3:No)。この場合、筐体1のIPアドレス設定部12は、設定ルール記憶部15に記憶されている設定ルールを読み出し、かかる設定ルールに従って、自装置である筐体1のIPアドレスを設定して(図10のステップS4)、筐体1のIPアドレス記憶部14に記憶する。そして、筐体1は、設定中フラグを落とす(図10のステップS8)。これにより、図5に示すように、筐体1にだけIPアドレスが設定され、その他の筐体2〜Nには設定中フラグがセットされたままの状態となる。
なお、予め定められた設定ルールとしては、他装置と通信ができなった筐体が設定するIPアドレスの設定ルール(第1の設定ルール)と、他装置から取得したIPアドレスを参照して設定するIPアドレスの設定ルール(第2の設定ルール)と、がある。例えば、第1の設定ルールとして、当該筐体そのものに設定されるIPアドレスの初期値が規定されており、上記の例では、筐体1に対しては、第1の設定ルールとして規定されているIPアドレス(初期値)が設定される。IPアドレスの初期値としては、例えば、設定できる数値のうち、最も小さい数値や比較的小さい数値を含むアドレスが設定されている。なお、第2の設定ルールについては後述する。
ここで、上述したように、筐体1でIPアドレスが設定されている最中(設定前)における筐体2の動作を、図4を参照して説明する。まず、筐体2のIPアドレス設定部12は、通信モジュール2aで通信を行うと、隣接する他の筐体1が存在するため、当該他の筐体1の通信モジュール1bと通信が可能となる(図10のステップS13:Yes)。このとき、通信モジュール2aで通信を行った筐体2は、通信可能となった筐体1に対して設定情報を要求する。これに応じて筐体1は、通信モジュール1bを介して自身に設定されている設定情報である「IPアドレス」か「設定中フラグ」を、筐体2に送信する。このとき、まだ筐体1ではIPアドレスを設定している最中(設定前)であるため、筐体1は「設定中フラグ」を筐体2に送信する。このため、筐体2は、通信を行った筐体1から「設定中フラグ」を受信することとなり(図10のステップS5:Yes)、通信モジュール2aでの通信を繰り返すこととなる。
そして、上述した筐体2と同様に、筐体1以外の筐体2〜Nは、いずれも下面側の通信モジュールaで通信可能となったその他の端末1〜(N−1)から「設定中フラグ」を受信するため、通信モジュールaで通信を繰り返すこととなる。つまり、筐体1よりも上段側に位置する筐体2〜Nは通信を繰り返す状態となり、図5に示すように、筐体1だけがIPアドレスの設定を行うこととなる。
次に、筐体1にIPアドレスが設定された後の筐体2の動作を、図5乃至図6を参照して説明する。筐体2のIPアドレス設定部12は、通信モジュール2aで通信を行うと、隣接する他の筐体1が存在するため、当該他の筐体1の通信モジュール1bと通信が可能となる(図10のステップS13:Yes)。このとき、通信モジュール2aで通信を行った筐体2は、通信モジュール1bを介して通信可能となった筐体1に対して設定情報を要求する。これに応じて筐体1は、通信モジュール1bを介して自身に設定されている設定情報である「IPアドレス」か「設定中フラグ」を送信する。このとき、筐体1には既にIPアドレスが設定されているため、筐体1は自身に設定されている「IPアドレス」を筐体2に送信する。つまり、筐体2は、筐体1から「設定中フラグ」を受け取ることなく(図10のステップS5:No)、当該筐体1に設定された「IPアドレス」を受信する(図10のステップS6)(図5の曲線矢印参照)。このとき、筐体1は、自身の設定ルール記憶部15に記憶されている設定ルールを筐体2に送信し、当該筐体2はこれを受信する。なお、設定ルールは、予め全ての筐体1〜Nに同じ内容のものが記憶されていて、自装置に記憶されているものを読みだしてもよい。
続いて、筐体2は、筐体1から取得した当該筐体1に設定されたIPアドレスと、設定ルールとを用いて、筐体2のIPアドレスを設定する(図10のステップS7)。このとき、設定ルールは、上述した第2の設定ルールを用いる。例えば、第2の設定ルールとしては、「取得した他装置のIPアドレスの所定項目の数値に、「1」を加算したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する」というルールである。このため、筐体2のIPアドレスとしては、筐体1のIPアドレスの所定項目の数値に「1」が加算されたIPアドレスが設定されることとなる。つまり、筐体2のIPアドレスは、筐体1のものとは異なるものが設定されることとなる。
なお、第2の設定ルールは、上述したルールであることに限定されないが、取得したIPアドレスとは異なるIPアドレスを生成するルールであるとよい。例えば、取得したIPアドレスに「1」ではない他の数値を加算した値を設定するルールであってもよい。
このようにして、図6に示すように、筐体2はIPアドレスを設定し、設定中フラグを落とす(図10のステップS8)。なお、上述した筐体2でIPアドレスが設定されている最中(設定前)では、筐体3は通信モジュール3aで筐体2と通信可能となるが、当該筐体2からは「設定中フラグ」を受信することとなる。このため、筐体3は、通信モジュール3aでの通信を繰り返すこととなり、「設定中フラグ」がセットされたままの状態となる。筐体3より上段側に位置する筐体4〜Nも同様に、通信モジュールaで通信を繰り返し、「設定中フラグ」がセットされたままの状態となる。
次に、筐体2にIPアドレスが設定された後の筐体3の動作を、図7乃至図8を参照して説明する。筐体3のIPアドレス設定部12は、通信モジュール3aで通信を行うと、隣接する他の筐体2が存在するため、当該他の筐体2の通信モジュール2bと通信が可能となる(図10のステップS13:Yes)。このとき、通信モジュール3aで通信を行った筐体3は、通信可能となった筐体2に対して設定情報を要求する。これに応じて筐体2は、通信モジュール2bを介して自身に設定されている設定情報である「IPアドレス」か「設定中フラグ」を送信する。このとき、筐体2には既にIPアドレスが設定されているため、筐体2は自身に設定されている「IPアドレス」を、通信モジュール2bを介して筐体3に送信する。つまり、筐体3は、筐体2から「設定中フラグ」を受け取ることなく(図10のステップS5:No)、当該筐体2に設定された「IPアドレス」を受信する(図10のステップS6)(図7の曲線矢印参照)。このとき、筐体2は、筐体1から受信した設定ルールを筐体3に送信し、当該筐体3はこれを受信する。なお、設定ルールは、予め全ての筐体1〜Nに同じ内容のものが記憶されていて、自装置に記憶されているものを読みだしてもよい。
続いて、筐体3は、筐体2から取得した当該筐体2に設定されたIPアドレスと、設定ルールとを用いて、筐体3のIPアドレスを設定する(図10のステップS7)。このとき、設定ルールは、上述した第2の設定ルールを用いる。これにより、筐体3のIPアドレスとして、筐体2のIPアドレスの所定項目の数値に「1」が加算されたIPアドレスが設定されることとなる。つまり、筐体3のIPアドレスは、これまで設定してきた筐体1,2のものとは異なるものが設定されることとなる。
このようにして、図8に示すように、筐体3はIPアドレスを設定し、設定中フラグを落とす(図10のステップS8)。なお、上述したように筐体3でIPアドレスが設定されている最中(設定前)では、筐体4は通信モジュール4aで筐体3と通信可能となるが、当該筐体3からは「設定中フラグ」を受信することとなる。このため、筐体4は、通信モジュール4aでの通信を繰り返すこととなり、「設定中フラグ」がセットされたままの状態となる。筐体4より上段側に位置する筐体5〜Nも同様に、通信モジュールaで通信を繰り返し、「設定中フラグ」がセットされたままの状態となる。その後は、上述同様に、筐体4,5,・・・,Nへと順番に、IPアドレスが設定されることとなる。
ここで、IPアドレスを設定する全体的な流れを、図9及び図11を参照して説明する。まず、通信モジュールaが通信できない筐体(BMC)から、設定ルールに従ってIPアドレスが設定される(図11のステップS11,S12)。つまり、本実施形態では、はじめに、最下段に位置する筐体1がIPアドレスを設定する。
続いて、通信モジュールaが通信でき、通信相手から「設定中フラグ」を受信しなかった筐体が、通信相手に設定されたIPアドレスを取得して、設定ルールに従って自身のIPアドレスを設定する(図11のステップS13,S14)。そして、通信モジュールbが通信できない筐体まで、上記IPアドレスの設定を続ける(図11のステップS15)。
以上のようにして、図9の矢印に示すように、下段側から上段側に向かって順に、全ての筐体1〜NのIPアドレスが設定される。このとき、各筐体に設定されるIPアドレスは、上述した設定ルールにより、「1」ずつ増加する数値を含むものが設定されるため、全ての筐体1〜Nでそれぞれ異なる固有のものが設定されることとなる。これにより、これら全ての筐体1〜Nで適切にLANを構築することができる。
ここで、上記では、各筐体1〜NにIPアドレスを設定する場合を例示したが、IPアドレスではなく、これらの筐体間で固有な他の情報を設定してもよい。例えば、各筐体のIPアドレス設定部12は、自装置の筐体番号を設定してもよい。例えば、筐体番号の初期値を「1」とすることで、下段側から上段側に向かう筐体それぞれに、1,2,3・・・Nと筐体番号が設定されることとなる。これにより、筐体の搭載数の確認を行ったり、筐体の識別番号と対応づけることで筐体の設置位置が適切かどうかを確認することもできる。
なお、上記では、筐体が備える通信モジュールa,b(通信手段)は近距離無線通信装置であることとして説明しているが、通信モジュールa,bは、有線で上述したように他の筐体の通信モジュールと接続され、通信を行うものであってもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図12乃至図14を参照して説明する。図12乃至図14は、実施形態2における情報処理システムの構成及びその動作を説明するための図である。
本実施形態における情報処理システム100,200は、図12に示すように、2台のラックサーバの形態で構成されており、これに加えて、携帯端末300を備えている。第一のラック100には各情報処理装置を形成する筐体1〜Nが搭載されており、第二のラック200には各情報処理装置を形成する筐体N+1〜Xが搭載されている。なお、本発明における情報処理システム100,200は、必ずしもラックサーバの形態で構成されていることに限定されない。
そして、本実施形態では、情報処理システム100,200を構成する筐体1〜N,N+1〜XにはIPアドレスは設定されておらず、当該筐体1〜N,N+1〜X間では、まだLAN(Local Area Network)は構築されていない。本実施形態では、異なるラック100,200に搭載された全ての筐体1〜N,N+1〜XでLAN(所定のネットワーク)を構築しようとするものであり、これからLANに接続するための接続設定であるIPアドレスの設定を行おうとするものである。
図13に示すように、各筐体1〜N,N+1〜Xは、実施形態1と同様に構成されている。ここで、各筐体1〜N,N+1〜Xに搭載されている通信モジュールは、近距離無線通信装置であるため、異なるラックに搭載されている筐体同士では距離が離れているために近距離無線通信ができない。異なるラックに搭載されている筐体同士で近距離無線通信を行うために、上記携帯端末300を備えている。
上記携帯端末300は、自装置の制御を行う制御部302と、BluetoothやRFIDなどの近距離無線通信が可能な通信モジュール301(通信手段)と、を備えている。通信モジュール301は、上述した筐体に装備されている通信モジュールと近距離無線通信を行うことができる。
そして、携帯端末300の制御部302は、以下の状況で使用することで、以下のように機能を有する。なお、以下に説明する制御部302や筐体のBMC10の機能は、当該制御部302やBMCでプログラムが実行されることで実現される。
まずはじめに、第一のラック100に搭載された各筐体1〜Nには、実施形態1で説明したようにIPアドレスが設定された状態であるとする。また、第二のラック200の各筐体N+1〜Xには、設定中フラグが設定されている状態であるとする。なお、例えば、第二のラック200の各筐体N+1〜Xには、上述した設定ルールのうち第1の設定ルール、つまり、「他装置と通信ができなった筐体はIPアドレスの初期値を設定する」というルールが記憶されていないため、IPアドレスの設定が開始されず、全ての筐体N+1〜Xに「設定中フラグ」が設定されている状態である。
この状態で、図12及び図13に示すように、第一のラック100の最上段に位置する筐体Nの上面側に、携帯端末300を近接する。すると、携帯端末300の制御部302は、通信モジュール301を介して近距離無線通信を試みると、通信モジュール301を介して近接した筐体Nの通信モジュールNbと通信が可能となる。
すると、携帯端末300の制御部302は、通信可能となった筐体Nに対して設定情報を要求する。これに応じて筐体Nは、通信モジュールNbを介して自身に設定されている設定情報である「IPアドレス」か「設定中フラグ」を送信する。このとき、筐体Nには既にIPアドレスが設定されているため、筐体Nは「IPアドレス」を携帯端末300に送信する。つまり、携帯端末300は、筐体Nから当該筐体Nに設定された「IPアドレス」を受信して記憶する。同時に、筐体Nは、自身に記憶されている設定されている設定ルールを携帯端末300に送信し、携帯端末300は、当該設定ルールを受信して記憶する。なお、設定ルールは、上記実施形態1で説明したものと同一である。
続いて、図12及び図14に示すように、第二のラック200の最下段に位置する筐体11の下面側に、携帯端末300を近接する。すると、筐体N+1は、下面側の通信モジュールN+1aを介して近距離無線通信を試みると、近接した携帯端末300の通信モジュール301と通信が可能となる。
すると、筐体N+1は、通信モジュールN+1aを介して通信可能となった携帯端末300に対して設定情報を要求する。これに応じて、携帯端末300の制御部302は、通信モジュール301を介して自身に記憶している「IPアドレス」と「設定ルール」を送信する。そして、筐体N+1は、「IPアドレス」と「設定ルール」とを受信して記憶する。これにより、第二のラック200の最下段に位置する筐体N+1は、携帯端末300を介して、近距離無線通信では通信不可能な第一のラック100の最上段に位置する筐体Nに記憶された「IPアドレス」と「設定ルール」とを取得することができる。
続いて、筐体N+1は、携帯端末300取得した筐体Nに設定されたIPアドレスと、設定ルールとを用いて、筐体N+1のIPアドレスを設定して、「設定中フラグ」を落とす。このとき、設定ルールは、上述した第2の設定ルールである、「取得した他装置のIPアドレスの所定項目の数値に、「1」を加算したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する」というルールを用いる。このため、筐体N+1のIPアドレスとしては、筐体NのIPアドレスの所定項目の数値に「1」が加算されたIPアドレスが設定されることとなる。つまり、筐体N+1のIPアドレスは、筐体Nのものとは異なると共に、第一のラック100の全ての筐体のものとも異なる。
このようにして、第二のラック200の最下段に位置する筐体N+1のIPアドレスが設定されると、その後は、実施形態1で説明したように、下段側から上段側に向かって、全ての筐体のIPアドレスが設定される。このとき、第一のラック100と第二のラック200に搭載されている全ての筐体1〜N,N+1〜XのIPアドレスとして、上述した設定ルールにより、それぞれ異なる固有のものが設定されることとなる。これにより、これら全ての筐体1〜N,N+1〜Xで適切にLANを構築することができる。
なお、本実施形態においても、各筐体1〜N,N+1〜XにIPアドレスを設定することに限られず、これらの筐体間で固有な他の情報を設定してもよい。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図15を参照して説明する。本実施形態における情報処理装置500は、自装置の制御を行う制御手段501と、他装置600と通信を行う通信手段502と、を備える。そして、上記制御手段501は、自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置600と上記通信手段を介して通信して、他装置600に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する。
これにより、情報処理装置は、所定のネットワークへの接続設定前であっても、通信手段で他装置と通信を行い、当該他装置とは異なる設定情報を設定することができる。このため、ネットワーク構築前の情報処理装置で、IPアドレスなどの固有の情報を設定する手間とコストを抑制することができる。なお、情報処理装置500は、通信手段502を備えていなくてもよい。その場合には、制御手段501(制御装置)は、外部の通信装置を介して他装置600と通信を行って、上述したように自装置に設定情報を設定してもよい。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態を、図16を参照して説明する。本実施形態における情報処理システムは、複数の情報処理装置500,700を備えている。情報処理装置500,700は、自装置の制御を行う制御手段501,701と、他装置と通信を行う通信手段502,702と、を備える。そして、上記制御手段501,701は、自装置が情報処理システム内で構築する予定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する。
これにより、情報処理装置は、情報処理システム内で構築する予定のネットワークに接続設定前であっても、通信手段で他装置と通信を行い、当該他装置とは異なる設定情報を設定することができる。このため、ネットワーク構築前の情報処理装置で、IPアドレスなどの固有の情報を設定する手間とコストを抑制することができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における情報処理装置、情報処理システム、制御装置、プログラム、通信方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
自装置の制御を行う制御手段と、
他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
前記制御手段は、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理装置。
(付記2)
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置に設定されている情報を取得し、当該情報に基づいて当該情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理装置。
(付記3)
付記2に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、当該通信した他装置を含む前記所定のネットワークに接続予定の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理装置。
(付記4)
付記2又は3に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定すると共に、前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
情報処理装置。
(付記5)
付記2乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記通信手段を2つ備え、
前記制御手段は、
一方の前記通信手段を介して他装置と通信して、当該他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、
他方の前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
情報処理装置。
(付記6)
付記5に記載の情報処理装置であって、
複数の他装置と並列に配置されており、
前記通信手段は、近距離無線通信手段であり、
前記一方の通信手段は、自装置に隣接する第一の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、
前記他方の通信手段は、前記第一の他装置とは自装置を挟んで反対側に隣接する第二の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されている、
情報処理装置。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、
前記通信手段を介して通信した他装置から自装置が設定情報を設定する前に自装置の設定情報を要求された場合には、当該他装置に対して自装置が設定情報を設定前であることを表す設定前情報を送信し、
前記通信手段を介して通信した他装置から前記設定前情報を受信した場合には、自装置の設定情報を設定せず、
前記通信手段を介して他装置と通信できなかった場合には、予め設定された設定ルールに基づいて自装置の設定情報を設定する、
情報処理装置。
(付記8)
付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記設定情報はIPアドレスである、
情報処理装置。
(付記9)
付記1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した設定情報内の数値に対して、予め設定された数を加算した新たな数値を含む新たな設定情報を、自装置に設定する、
情報処理装置。
(付記10)
複数の情報処理装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
自装置の制御を行う制御手段と、
他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
前記制御手段は、
自装置が前記情報処理システム内で構築する予定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理システム。
(付記11)
付記10に記載の情報処理システムであって、
前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、前記情報処理システム内の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理システム。
(付記12)
付記10又は11に記載の情報処理システムであって、
前記複数の情報処理装置は、並列に配置されており、
前記情報処理装置は、前記通信手段を2つ備え、一方の前記通信手段は、自装置に隣接する第一の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、他方の前記通信手段は、前記第一の他装置とは自装置を挟んで反対側に隣接する第二の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、
前記制御手段は、
前記一方の通信手段を介して前記第一の他装置と通信して、当該第一の他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、
前記他方の通信手段を介して前記第二の他装置と通信して、当該第二の他装置に自装置に設定した設定情報を送信する、
情報処理システム。
(付記13)
付記10乃至12のいずれかに記載の情報処理システムであって、
前記情報処理装置の前記通信手段と通信可能な携帯端末を備え、
所定の前記情報処理装置の前記制御手段は、前記通信手段を介して前記携帯端末と通信を行い、当該所定の情報処理装置に設定されている設定情報を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記所定の情報処理装置と前記通信手段を介して通信を行い、当該所定の情報処理端末に設定されている設定情報を取得して記憶し、さらに、前記所定の情報処理端末と通信不可能な別の前記情報処理端末と通信を行い、前記所定の情報処理端末から取得して記憶した設定情報を前記別の情報処理端末に送信し、
前記別の情報処理装置の前記制御手段は、前記携帯端末から取得した設定情報に基づいて、前記情報処理システム内の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
情報処理システム。
(付記14)
自装置の制御を行う制御装置であって、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
制御装置。
(付記15)
情報処理装置に、
自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する制御手段、
を実現させるためのプログラム。
(付記16)
情報処理装置が、所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
通信方法。
(付記17)
付記16に記載の通信方法であって、
前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、当該通信した他装置を含む前記所定のネットワークに接続予定の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
通信方法。
(付記18)
付記16又は17に記載の情報処理装置であって、
前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、その後、前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
通信方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1〜N,N+1〜X 筐体
1a,1b,2a,2b,3a,3b,Na,Nb,a,b 通信モジュール
10 BMC
11 通信処理部
12 IPアドレス設定部
13 フラグ設定部
14 IPアドレス記憶部
15 設定ルール記憶部
100,200 ラック
300 携帯端末
301,N+1a,N+1b 通信モジュール
302 制御部
500,700 情報処理装置
501,701 制御手段
502,702 通信手段
600 他装置

Claims (18)

  1. 自装置の制御を行う制御手段と、
    他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置に設定されている情報を取得し、当該情報に基づいて当該情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、当該通信した他装置を含む前記所定のネットワークに接続予定の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理装置。
  4. 請求項2又は3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定すると共に、前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
    情報処理装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記通信手段を2つ備え、
    前記制御手段は、
    一方の前記通信手段を介して他装置と通信して、当該他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、
    他方の前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    複数の他装置と並列に配置されており、
    前記通信手段は、近距離無線通信手段であり、
    前記一方の通信手段は、自装置に隣接する第一の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、
    前記他方の通信手段は、前記第一の他装置とは自装置を挟んで反対側に隣接する第二の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されている、
    情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、
    前記通信手段を介して通信した他装置から自装置が設定情報を設定する前に自装置の設定情報を要求された場合には、当該他装置に対して自装置が設定情報を設定前であることを表す設定前情報を送信し、
    前記通信手段を介して通信した他装置から前記設定前情報を受信した場合には、自装置の設定情報を設定せず、
    前記通信手段を介して他装置と通信できなかった場合には、予め設定された設定ルールに基づいて自装置の設定情報を設定する、
    情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記設定情報はIPアドレスである、
    情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した設定情報内の数値に対して、予め設定された数を加算した新たな数値を含む新たな設定情報を、自装置に設定する、
    情報処理装置。
  10. 複数の情報処理装置からなる情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    自装置の制御を行う制御手段と、
    他装置と通信を行う通信手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    自装置が前記情報処理システム内で構築する予定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と前記通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理システム。
  11. 請求項10に記載の情報処理システムであって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、前記情報処理システム内の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理システム。
  12. 請求項10又は11に記載の情報処理システムであって、
    前記複数の情報処理装置は、並列に配置されており、
    前記情報処理装置は、前記通信手段を2つ備え、一方の前記通信手段は、自装置に隣接する第一の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、他方の前記通信手段は、前記第一の他装置とは自装置を挟んで反対側に隣接する第二の他装置と近距離無線通信可能なよう配置されており、
    前記制御手段は、
    前記一方の通信手段を介して前記第一の他装置と通信して、当該第一の他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、
    前記他方の通信手段を介して前記第二の他装置と通信して、当該第二の他装置に自装置に設定した設定情報を送信する、
    情報処理システム。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    前記情報処理装置の前記通信手段と通信可能な携帯端末を備え、
    所定の前記情報処理装置の前記制御手段は、前記通信手段を介して前記携帯端末と通信を行い、当該所定の情報処理装置に設定されている設定情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記所定の情報処理装置と前記通信手段を介して通信を行い、当該所定の情報処理端末に設定されている設定情報を取得して記憶し、さらに、前記所定の情報処理端末と通信不可能な別の前記情報処理端末と通信を行い、前記所定の情報処理端末から取得して記憶した設定情報を前記別の情報処理端末に送信し、
    前記別の情報処理装置の前記制御手段は、前記携帯端末から取得した設定情報に基づいて、前記情報処理システム内の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
    情報処理システム。
  14. 自装置の制御を行う制御装置であって、
    自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
    制御装置。
  15. 情報処理装置に、
    自装置が所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する制御手段、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 情報処理装置が、所定のネットワークに接続可能となる接続設定前に、他装置と通信手段を介して通信して、他装置に設定されている情報とは異なる設定情報を自装置に設定する、
    通信方法。
  17. 請求項16に記載の通信方法であって、
    前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報と、予め設定された設定情報の設定ルールとに基づいて、当該通信した他装置を含む前記所定のネットワークに接続予定の全ての他装置と異なる設定情報を自装置に設定する、
    通信方法。
  18. 請求項16又は17に記載の情報処理装置であって、
    前記通信手段を介して通信した他装置から取得した情報に基づいて自装置の設定情報を設定し、その後、前記通信手段を介して別の他装置と通信して、自装置に設定した設定情報を別の他装置に送信する、
    通信方法。
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