JP2017068753A - 表示処理方法、表示処理プログラム及び表示処理装置 - Google Patents

表示処理方法、表示処理プログラム及び表示処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】境界条件に関する表示速度が低下するのを抑制すること。【解決手段】サーバ装置10は、情報が対応づけられた複数の領域の境界を規定する複数の節点の位置情報を記憶部13から取得し、取得した位置情報を参照して、複数の節点のうちの特定の節点と、複数の節点のうち特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成し、生成した新たな線の特徴点を通る境界を持つ複数の領域を生成し、生成した複数の領域を情報に応じた表示態様で表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、表示処理方法、表示処理プログラム及び表示処理装置に関する。
コンピュータ技術を活用して製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行う技術の一例として、CAE(Computer Aided Engineering)が知られている。CAE分野では、ハードウェアの高性能化に伴って、大規模な解析モデルに対し、シミュレーションなどの計算を高並列で行うニーズが高まりつつある。
特開平2−230468号公報
しかしながら、上記の技術では、解析モデルの内外の境界面に与えられる条件、いわゆる境界条件を表示する速度が低下する場合がある。
すなわち、解析モデルの大規模化が進むと、解析モデルに適用されるメッシュのサイズも細かくなる。このようにメッシュのサイズが細かくなるほどメッシュにより解析モデルが分割された要素の数も増大する。この場合、境界条件が設定された解析モデルの面に属する要素ごとに荷重条件や拘束条件などの境界条件が描画される結果、境界条件に関する表示速度が低下する。
1つの側面では、本発明は、境界条件に関する表示速度が低下するのを抑制できる表示処理方法、表示処理プログラム及び表示処理装置を提供することを目的とする。
一態様では、情報が対応づけられた複数の領域の境界を規定する複数の節点の位置情報を記憶部から取得し、取得した前記位置情報を参照して、前記複数の節点のうちの特定の節点と、前記複数の節点のうち前記特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成し、生成した前記新たな線の特徴点を通る境界を持つ複数の領域を生成し、生成した前記複数の領域を前記情報に応じた表示態様で表示する、処理をコンピュータが実行する。
境界条件に関する表示速度が低下するのを抑制できる。
図1は、実施例1に係るCAE解析システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係るサーバ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図3Aは、簡易サーフェスの生成方法の具体例を示す図である。 図3Bは、簡易サーフェスの生成方法の具体例を示す図である。 図4は、実施例1に係る表示処理の手順を示すフローチャート(1)である。 図5は、実施例1に係る表示処理の手順を示すフローチャート(2)である。 図6は、実施例1及び実施例2に係る表示処理プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る表示処理方法、表示処理プログラム及び表示処理装置について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
図1は、実施例1に係るCAE解析システムの構成例を示す図である。図1に示すCAE解析システム1は、解析モデルのシミュレーションを実行するCAE解析サービスを提供するものである。
かかるCAE解析サービスの一環として、CAD(Computer Aided Design)データの3Dモデルがメッシュ分割された解析モデルに設定された境界条件が表示される場合に、境界条件が設定された解析モデルの境界面に属する節点を当該境界面の形状の特徴を温存しながら間引いて境界条件の表示用データを生成することで、境界条件に関する表示速度が低下するのを抑制できる表示処理サービスを提供する。
図1に示すように、CAE解析システム1には、サーバ装置10と、クライアント端末30A〜30Cとが含まれる。なお、図1には、3つのクライアント端末が収容される場合を図示したが、サーバ装置10が収容するクライアント端末の数は、図示の例に限定されず、任意の数のクライアント端末を収容できる。なお、以下では、クライアント端末30A〜30Cの各装置を区別なく総称する場合には、「クライアント端末30」と記載する場合がある。
これらサーバ装置10及びクライアント端末30の間は、ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワーク5には、有線または無線を問わず、一例として、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
サーバ装置10は、クライアント端末30に上記のCAE解析サービスを提供するコンピュータである。
一実施形態として、サーバ装置10は、パッケージソフトウェア又はオンラインソフトウェアとして、上記のCAE解析サービスを実現するCAE解析ソフト、いわゆるCAEツールを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。かかるCAE解析ソフトは、上記の表示処理サービスを実現するプリプロセッサをコンポーネントとして含むアプリケーションプログラムとして提供されることとしてもよいし、プリプロセッサがCAE解析ソフトにアドオンされるライブラリとして提供されることとしてもよい。例えば、サーバ装置10は、上記のCAE解析サービスを提供するWebサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記のCAE解析サービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
クライアント端末30は、サーバ装置10から上記のCAE解析サービスの提供を受けるコンピュータである。
一実施形態として、クライアント端末30には、パーソナルコンピュータを採用できる。クライアント端末30には、上記のパーソナルコンピュータなどの据置き型の端末のみならず、各種の携帯端末装置をクライアント端末30として採用することもできる。例えば、携帯端末装置の一例として、スマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。
なお、ここでは、あくまで一例として、上記の表示処理サービスを提供するクライアントサーバシステムを例示するが、後述するように、上記の表示処理サービスに対応する表示処理がスタンドアローンで実行されることとしてもかまわない。
[サーバ装置10の構成]
図2は、実施例1に係るサーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、通信I/F(interface)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。
図2には、上記のプリプロセッサにより仮想的に実現される処理部及び処理部が参照または登録を行うデータが図示されているが、これらは上記の表示処理サービスを実現する上で最小限の処理部及びデータが示されているに過ぎない。すなわち、サーバ装置10は、上記のプリプロセッサ以外にも、シミュレーションの計算を行うソルバやソルバにより計算された結果を処理するポストプロセッサなどにより仮想的に実現される処理部及び処理部が参照または登録を行うデータを有することとしてもかまわない。さらに、サーバ装置10は、図2に示した機能部以外にも既知のコンピュータが標準装備する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどを有することとしてもかまわない。
通信I/F部11は、他の装置、例えばクライアント端末30との間で通信制御を行うインタフェースである。
一実施形態として、上記の通信I/F部11には、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、クライアント端末30から解析モデルの閲覧要求を受信したり、あるいは上記の閲覧要求に対応する解析モデルの表示用データをクライアント端末30へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)を始め、上記のCAE解析ソフトあるいはプリプロセッサなどの各種プログラムに用いられるデータを記憶する記憶デバイスである。
一実施形態として、記憶部13は、サーバ装置10における主記憶装置として実装される。例えば、記憶部13には、各種の半導体メモリ素子、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを採用できる。また、記憶部13は、補助記憶装置として実装することもできる。この場合、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスクやSSD(Solid State Drive)などを採用できる。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、解析モデルデータ13aと、境界条件データ13bとを記憶する。これら解析モデルデータ13a及び境界条件データ13b以外にも、他の電子データ、例えば解析モデルデータが生成される元のCADデータなども併せて記憶することもできる。
解析モデルデータ13aは、解析モデルに関するデータである。
一実施形態として、解析モデルデータ13aは、3DモデルのCADデータがプリプロセッサにより取り込まれることにより生成される。具体的には、プリプロセッサは、CADデータが取り込まれた場合、メッシュ分割により得る解析モデルの要素の形状や3Dモデルを分割するメッシュのサイズなどの設定を参照する。そして、プリプロセッサは、要素の形状やメッシュのサイズなどの設定にしたがって3Dモデルをメッシュ分割する。かかるメッシュ分割によって、例えば、3Dモデルが4面体要素や6面体要素などに分割される結果、4面体要素や6面体要素の集合が解析モデルとして得られる。
ここで、解析モデルデータ13aには、4面体要素や6面体要素などの要素の頂点、いわゆる節点が規定された点データおよび要素の面が規定された面データが含まれる。このうち、点データには、節点を識別する識別情報、例えば点ID(IDentification)ごとに当該節点のX座標、Y座標及びZ座標が対応付けられたデータを採用できる。また、面データには、要素の面を識別する識別情報、例えば面IDごとに当該面に含まれる節点が持つ点IDが対応付けられたデータを採用できる。例えば、3Dデータが6面体要素に分割された場合、上記のメッシュ分割によって1つの要素につき8つの節点と6つの面が得られる。この場合、要素を形成する面は四角形となるので、面データでは、1つの面IDに4つの点IDが対応付けられることになる。
境界条件データ13bは、解析モデルの内外の境界面に与えられる条件、いわゆる境界条件に関するデータである。ここで言う「境界条件」には、一例として、荷重条件や拘束条件などが含まれる。さらに、荷重条件の中にも集中荷重や分布荷重などの種別が存在し、また、拘束条件の中にも点拘束や面拘束などの種別が存在し、荷重条件および拘束条件の種類は多岐にわたる。
一実施形態として、境界条件データ13bには、境界条件が設定された解析モデルの境界面に含まれる節点が持つ点IDおよび面が持つ面IDごとに当該境界条件の内容が対応付けられたデータを採用できる。以下では、境界条件が設定された解析モデルの境界面のことを「境界条件設定面」と記載する場合がある。かかる境界条件データ13bは、一例として、解析モデルデータ13aの解析モデルが表示された状態で解析モデルの境界面に荷重条件や拘束条件などの境界条件を設定する操作がクライアント端末30により行われた場合に登録される。例えば、境界面に含まれる節点および面ごとに、境界条件の内容として、境界条件の種類、物理量、物理量に関する次元の単位などが対応付けられた上で境界条件データ13bが記憶部13へ登録される。
制御部15は、各種のプログラムや制御データを格納する内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するものである。
一実施形態として、制御部15は、中央処理装置、いわゆるCPU(Central Processing Unit)として実装される。なお、制御部15は、必ずしも中央処理装置として実装されずともよく、MPU(Micro Processing Unit)として実装されることとしてもよい。また、制御部15は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
制御部15は、各種のプログラム、例えばプリプロセッサを実行することによって下記の処理部を仮想的に実現する。例えば、制御部15は、図2に示すように、取得部15aと、第1生成部15bと、第1抽出部15cと、第2抽出部15dと、第2生成部15eと、表示制御部15fとを有する。
取得部15aは、境界条件データ13bを取得する処理部である。
一実施形態として、取得部15aは、クライアント端末30から解析モデルの閲覧要求を受け付けた場合、記憶部13に記憶された解析モデルデータ13aのうち当該閲覧要求で指定された解析モデルの解析モデルデータを取得する。続いて、取得部15aは、閲覧要求で指定された解析モデルに対する境界条件の設定の有無を判定する。このとき、取得部15aは、閲覧要求で指定された解析モデルに境界条件が設定されている場合、記憶部13に記憶された境界条件データ13bのうち当該解析モデルに対応する境界条件の境界条件データをさらに取得する。なお、ここでは、一例として、解析モデルに設定された境界条件が解析モデルと共に表示される場合を例示したが、形状の表示範囲を境界条件設定面に絞って境界条件の表示を行うこととしてもかまわない。
第1生成部15bは、境界条件データを参照して、境界条件設定面に含まれる複数の節点のうちの特定の節点と、複数の節点のうち特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成する処理部である。
一実施形態として、第1生成部15bは、取得部15aにより取得された境界条件データに含まれる面IDの集合が形成する境界条件設定面から当該境界条件設定面の図心、すなわち重心を算出する。その上で、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点の点IDのうち先に算出された図心からの距離が最短である節点を「中心節点」に設定する。例えば、XYZの3次元空間でZ軸が高さ方向であるとしたとき、X座標およびY座標のXY平面上で図心からの距離が最短である節点が「中心節点」として設定される。その後、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点の点IDのうち境界条件設定面の外周に位置する節点の点IDを「外周節点」として抽出する。そして、第1生成部15bは、上記の中心節点から各外周節点へ放射状に線分を設定することにより、隣接する2つの線分ごとに当該2つの線分により定まる「三角パッチ」を生成する。これによって、中心節点から外周節点へ向けて設定される線分の数と同数の三角パッチが生成されることになる。その上で、第1生成部15bは、先に生成された三角パッチをZ軸方向、すなわちXY平面へ投影することにより、境界条件設定面上の節点を検索する3次元の検索空間を三角パッチごとに生成する。
その後、第1生成部15bは、先に生成された検索空間を1つ選択する。続いて、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点のうち先に選択された検索空間内に存在する節点を、検索空間を形成する片側側面、言い換えれば隣接する2つの線分のうち一方の線分を含み、かつZ軸と平行な面へ投影する。このように検索空間内の節点を検索空間の片側側面へ投影する場合、各検索空間の間で2つの側面のうちいずれの側面へ検索空間内の節点を投影するかは統一される。以下では、検索空間内の節点が投影される検索空間の側面のことを「投影面」と記載する場合がある。そして、第1生成部15bは、検索空間内の節点が投影されることにより投影面上にプロットされる点の集合を最小自乗法やスプライン補間等の補間法により曲線へ近似する。このように投影面上にプロットされる点の集合が近似された曲線のことを「近似ライン」と記載する場合がある。これによって、検索空間ごとに近似ラインが得られる。
第1抽出部15cは、上記の近似ラインの変曲点に対応する節点を抽出する処理部である。
一実施形態として、第1抽出部15cは、第1生成部15bにより上記の近似ラインが生成される度に、当該近似ラインから変曲点を検出する。例えば、第1抽出部15cは、上記の近似ラインを関数とみなし、当該近似ラインを微分することにより2次導関数を求め、近似ラインの2次導関数の値が「0」となるゼロクロス点を検出することにより、近似ラインの1次導関数の変曲点、例えば極小値や極大値を算出する。その後、第1抽出部15cは、近似ラインから変曲点の検出に成功したか否かを判定する。このとき、近似ラインから変曲点の検出に成功した場合、当該変曲点に境界条件設定面の形状、例えば凹凸などの特徴が現れている公算が高いと判断できる。この場合、第1抽出部15cは、当該検索空間内の節点のうち変曲点に対応する節点を下記の簡易サーフェスの節点として抽出する。
ここで言う「簡易サーフェス」とは、上記の解析モデルデータ13aを用いて描画される解析モデル上の境界条件設定面よりも節点の数が間引かれた簡易版の境界条件設定面を指す。これは、あくまで境界条件を確認させる表示用のものであり、これがそのまま解析に用いられる訳ではない。かかる簡易サーフェスが表示される場合、境界条件設定面が解析モデルデータ13aを用いて描画される場合よりも、検索空間内の節点のうち変曲点に対応する節点および外周節点以外の節点が間引かれる結果、描画の処理量および処理時間の少なくともいずれか一方または両方を低減できる。
第2抽出部15dは、検索空間内の外周節点を抽出する処理部である。
一実施形態として、第2抽出部15dは、上記の近似ラインから変曲点の検出に成功した場合、検索空間内の節点のうち投影面側の線分の外周節点を抽出する。一方、近似ラインから変曲点の検出に成功しなかった場合、近似ラインが直線状であることがわかる。この場合、第2抽出部15dは、投影面側の線分の外周節点と、当該外周節点と隣接する2つの外周節点との間で直線を設定する。例えば、投影面側の線分の外周節点を第1の外周節点としたとき、第1の外周節点及び第1の外周節点に隣接する第2の外周節点を通る第1の直線と、第1の外周節点及び第1の外周節点に隣接する外周節点であって第2の外周節点とは異なる第3の外周節点とを通る第2の直線とが設定される。その上で、第2抽出部15dは、第1の直線および第2の直線がなす角度が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、第2抽出部15dは、第1の直線および第2の直線がなす2通りの角度のうち小さい方の角度が所定の閾値、例えば5度以上であるか否かを判定する。このとき、2つの直線がなす角度が閾値未満である場合、第1の外周節点を経由して第2の外周節点及び第3の外周節点が結ばれる場合と、第1の外周節点を経由せずに第2の外周節点及び第3の外周節点が直線で結ばれる場合とで局所的な輪郭に大差がないと判定できる。この場合、第2抽出部15dは、投影面側の線分の外周節点を抽出しない。一方、2つの直線がなす角度が閾値以上である場合、第1の外周節点を経由して第2の外周節点及び第3の外周節点が結ばれる場合と、第1の外周節点を経由せずに第2の外周節点及び第3の外周節点が直線で結ばれる場合とで局所的な輪郭に差があると判定できる。この場合、第2抽出部15dは、投影面側の線分の外周節点を上記の簡易サーフェスの節点として抽出する。
なお、ここでは、第1の直線および第2の直線がなす2通りの角度のうち小さい方の角度が所定の閾値以上であるか否かを判定する場合を例示したが、2通りの角度のうち大きい方の角度が所定値、例えば180度−α未満であるか否かを判定することとしてもかまわない。
第2生成部15eは、上記の簡易サーフェスを生成する処理部である。
一実施形態として、第2生成部15eは、第1生成部15bにより生成された全ての検索空間に対し、上記の変曲点に対応する節点の抽出や上記の外周節点の抽出などが実行されると、第1抽出部15c及び第2抽出部15dにより抽出された節点を多角形のパッチ、例えば三角パッチで結合することにより、上記の簡易サーフェスを生成する。
表示制御部15fは、クライアント端末30への表示制御を実行する処理部である。
一実施形態として、表示制御部15fは、閲覧要求で指定された解析モデルに境界条件が設定されている場合、境界条件データで指定された境界条件の種類に合わせて簡易サーフェスの表示色を変更する。例えば、境界条件が「荷重条件」である場合、簡易サーフェスの表示色を「赤色」に設定する一方で、境界条件が「拘束条件」である場合、簡易サーフェスの表示色を「青色」に設定する。その上で、表示制御部15fは、解析モデルの境界条件設定面以外の部分を取得部15aにより取得された解析モデルデータに含まれる点データや面データを用いて描画すると共に、境界条件設定面の部分を第2生成部15eにより生成された簡易サーフェスに規定された節点にしたがって描画することにより、解析モデルの表示用データを生成する。ここでは、一例として、簡易サーフェスの表示色を境界条件の種類によって変えることにより境界条件の描画を簡素化する場合を例示したが、境界条件の表示方法はこれに限定されない。例えば、表示制御部15fは、簡易サーフェスの三角パッチごとに境界条件を記号、図形やメッセージなどで表示させることもできる。
[具体例]
図3A及び図3Bを用いて、簡易サーフェスの生成方法に関する具体例を説明する。図3A及び図3Bは、簡易サーフェスの生成方法の具体例を示す図である。図3Aの上から1番目には、解析モデルの形状のうち境界条件設定面Pだけが抜粋して模式化されている。ここでは、境界条件設定面P上に存在する節点の密度を「疎」とすることにより模式化して示したが、実際には大規模解析モデルが行われるので、図示の例よりも節点の密度が「密」であることは言うまでもない。
図3Aの上から1番目に示す通り、クライアント端末30から閲覧要求で指定された解析モデルに設定された境界条件データに含まれる面IDの集合が形成する境界条件設定面Pから当該境界条件設定面Pの図心が算出される。その後、境界条件設定面P上に存在する節点のうちX座標およびY座標のXY平面上で図心からの距離が最短である節点が中心節点Aに設定される(S1)。その後、図3Aの上から2番目に示す通り、境界条件設定面P上に存在する節点のうち境界条件設定面Pの外周に位置する節点が外周節点として抽出される(S2)。
続いて、図3Aの上から3番目に示す通り、中心節点Aから各外周節点へ放射状に線分を設定することにより、隣接する2つの線分ごとに当該2つの線分により定まる「三角パッチ」が生成される(S3)。本例では、中心節点A、外周節点A′及び外周節点A′′を頂点に含む三角パッチT1が網掛けにより示されている。このような三角パッチは、中心節点Aから外周節点へ向けて設定される線分の数と同数にわたって生成されることになる。その上で、図3Aの上から4番目に示す通り、三角パッチT1をZ軸方向、すなわちXY平面へ投影することにより、境界条件設定面P上の節点を検索する3次元の検索空間S1が三角パッチごとに生成される(S4)。
その後、図3Bの上から1番目に示す通り、境界条件設定面P上に存在する節点のうち検索空間S1内に存在する節点が、検索空間S1を形成する片側側面、すなわち隣接する2つの線分のうち一方の線分AA′′を含み、かつZ軸と平行な面を投影面D1、すなわち図示の網掛け部分の面として投影される。さらに、検索空間S1内の節点が投影されることにより投影面D1上にプロットされる点の集合が所定の補間法により曲線へ近似されることにより、近似ラインL1が生成される(S5)。
そして、近似ラインL1に変曲点が存在しない場合、図3Bの上から2番目に示す通り、投影面側の線分AA′′の外周節点A′′及び隣接の外周節点B′を通る第1の直線と、外周節点A′′及び逆に隣接する外周節点A′とを通る第2の直線とが設定される。本例では、第1の直線および第2の直線がなす角度βが所定の閾値、例えば5度以上である例が示されている。この場合、外周節点A′′が簡易サーフェスの節点として抽出される(S6)。なお、図示は省略したが、近似ラインに変曲点が存在する場合、当該変曲点に境界条件設定面Pの形状、例えば凹凸などの特徴が現れている公算が高いと判断できるので、上述の通り、当該検索空間内の節点のうち変曲点に対応する節点が簡易サーフェスの節点として抽出される。
その後、全ての検索空間に対し、上記の変曲点に対応する節点の抽出や上記の外周節点の抽出などが実行されると、抽出された変曲点や外周節点を三角パッチで結合することにより、図3Bの上から3番目に示す簡易サーフェスQが表示される(S7)。
これら境界条件設定面Pおよび簡易サーフェスQを対比すると、簡易サーフェスQが表示される場合、境界条件設定面Pが解析モデルデータ13aを用いて描画される場合よりも、検索空間内の節点のうち変曲点に対応する節点および外周節点以外の節点が間引かれる結果、節点の描画の処理量および処理時間を低減し、ひいては境界条件の描画の処理量および処理時間も低減できることがわかる。
[処理の流れ]
図4及び図5は、実施例1に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、あくまで一例として、クライアント端末30から解析モデルの閲覧要求を受け付けた場合に開始される。
図4に示すように、取得部15aは、記憶部13に記憶された解析モデルデータ13aのうちクライアント端末30により閲覧要求で指定された解析モデルの解析モデルデータを取得する(ステップS101)。
このとき、閲覧要求で指定された解析モデルに境界条件が設定されている場合(ステップS102Yes)、取得部15aは、記憶部13に記憶された境界条件データ13bのうち当該解析モデルに対応する境界条件の境界条件データをさらに取得する(ステップS103)。
続いて、第1生成部15bは、ステップS103で取得された境界条件データに含まれる面IDの集合が形成する境界条件設定面から当該境界条件設定面の図心を算出する(ステップS104)。
その上で、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点の点IDのうちステップS104で算出された図心からの距離が最短である節点を「中心節点」に設定する(ステップS105)。
その後、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点の点IDのうち境界条件設定面の外周に位置する節点の点IDを「外周節点」として抽出する(ステップS106)。
そして、第1生成部15bは、ステップS105で設定された中心節点からステップS106で抽出された各外周節点へ放射状に線分を設定することにより、隣接する2つの線分ごとに当該2つの線分により定まる「三角パッチ」を生成する(ステップS107)。
その上で、第1生成部15bは、ステップS107で生成された三角パッチをZ軸方向、すなわちXY平面へ投影することにより、境界条件設定面上の節点を検索する3次元の検索空間を三角パッチごとに生成する(ステップS108)。
その後、第1生成部15bは、ステップS108で生成された検索空間を1つ選択する(ステップS109)。続いて、第1生成部15bは、境界条件設定面上に存在する節点のうちステップS109で選択された検索空間内に存在する節点を、検索空間を形成する片側側面、言い換えれば隣接する2つの線分のうち一方の線分を含み、かつZ軸と平行な面へ投影する(ステップS110)。
そして、第1生成部15bは、ステップS110で検索空間内の節点が投影されることにより投影面上にプロットされる点の集合を最小自乗法やスプライン補間等の補間法により曲線へ近似することにより「近似ライン」を生成する(ステップS111)。
ここで、近似ラインに変曲点が存在する場合(ステップS112Yes)、当該変曲点に境界条件設定面の形状、例えば凹凸などの特徴が現れている公算が高いと判断できる。この場合、第1抽出部15cは、当該検索空間内の節点のうち変曲点に対応する節点を簡易サーフェスの節点として抽出する(ステップS113)と共に検索空間内の節点のうち投影面側の線分の外周節点を抽出し(ステップS114)、後述のステップS118の処理へ移行する。
一方、近似ラインに変曲点が存在しない場合(ステップS112No)、第2抽出部15dは、投影面側の線分の外周節点と、当該外周節点と隣接する2つの外周節点との間で2つの直線を設定する(ステップS115)。その上で、第2抽出部15dは、ステップS115で設定された2つの直線がなす角度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS116)。
このとき、2つの直線がなす角度が閾値未満である場合(ステップS116No)、第1の外周節点を経由して第2の外周節点及び第3の外周節点が結ばれる場合と、第1の外周節点を経由せずに第2の外周節点及び第3の外周節点が直線で結ばれる場合とで局所的な輪郭に大差がないと判定できる。この場合、投影面側の線分の外周節点は抽出されず、ステップS117の処理をとばしてステップS118の処理へ移行する。
一方、2つの直線がなす角度が閾値以上である場合(ステップS116Yes)、第1の外周節点を経由して第2の外周節点及び第3の外周節点が結ばれる場合と、第1の外周節点を経由せずに第2の外周節点及び第3の外周節点が直線で結ばれる場合とで局所的な輪郭に差があると判定できる。この場合、第2抽出部15dは、投影面側の線分の外周節点を上記の簡易サーフェスの節点として抽出する(ステップS117)。
その後、ステップS108で生成された全ての検索空間が選択されるまで(ステップS118No)、上記のステップS109からステップS117までの処理を繰り返し実行する。
そして、ステップS108で生成された全ての検索空間が選択された場合(ステップS118Yes)、第2生成部15eは、第1抽出部15c及び第2抽出部15dにより抽出された節点を多角形のパッチ、例えば三角パッチで結合することにより、上記の簡易サーフェスを生成する(ステップS119)。
続いて、表示制御部15fは、ステップS103で取得された境界条件データに規定された境界条件の種類に合わせて簡易サーフェスの表示色を設定する(ステップS120)。
その上で、表示制御部15fは、解析モデルの境界条件設定面以外の部分をステップS101で取得された解析モデルデータに含まれる点データや面データを用いて描画すると共に、境界条件設定面の部分をステップS119で生成された簡易サーフェスに規定された節点にしたがって描画することにより、解析モデルの表示用データを生成し(ステップS121)、解析モデルの表示用データをクライアント端末30へ送信し、処理を終了する。
[効果の一側面]
上述してきたように、本実施例に係るサーバ装置10は、境界条件が設定される解析モデルの境界面上の中心節点と外周節点とを通る線を設定し、2線に挟まれる空間内の節点を一方向へ投影した投影面上に現れる新たな線の変曲点に対応する節点を抽出する。この結果、節点を描画する処理量および処理時間を低減し、ひいては境界条件を描画する処理量および処理時間も低減できる。したがって、本実施例に係るサーバ装置10によれば、境界条件に関する表示速度が低下するのを抑制することが可能になる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[スタンドアローン]
上記の実施例1では、クライアントサーバシステムを構築することによって上記のCAE解析サービスを提供する場合を例示したが、必ずしもクライアントサーバシステムが構築されずともかまわない。例えば、クライアント端末30に図4及び図5に示した表示処理を始めとする各種処理をスタンドアローンで実行させることもできる。この場合、図4及び図5に示した表示処理を始めとする各種処理を実現するCAE解析ソフトやプリプロセッサなどのアプリケーションプログラムをプリインストールしたり、ネットワークや記録媒体を介してインストールさせればよい。すなわち、制御部15内の各処理部と同様の処理を実行する処理部をクライアント端末30に実装することとすればよい。この場合、クライアント端末30が有する記憶部に解析モデルデータ13a及び境界条件データ13bを予め記憶させておくことができる。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されておらずともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、取得部15a、第1生成部15b、第1抽出部15c、第2抽出部15d、第2生成部15e又は表示制御部15fをサーバ装置10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、取得部15a、第1生成部15b、第1抽出部15c、第2抽出部15d、第2生成部15e又は表示制御部15fを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のサーバ装置10の機能を実現するようにしてもよい。また、記憶部13に記憶される解析モデルデータ13aや境界条件データ13bの全部または一部を別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のサーバ装置10の機能を実現するようにしてもかまわない。
[表示処理プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図6を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する表示処理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図6は、実施例1及び実施例2に係る表示処理プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図6に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図6に示すように、上記の実施例1で示した取得部15a、第1生成部15b、第1抽出部15c、第2抽出部15d、第2生成部15e及び表示制御部15fと同様の機能を発揮する表示処理プログラム170aが記憶される。この表示処理プログラム170aは、図2に示した取得部15a、第1生成部15b、第1抽出部15c、第2抽出部15d、第2生成部15e及び表示制御部15fの各構成要素と同様、統合又は分離してもかまわない。すなわち、HDD170には、必ずしも上記の実施例1で示した全てのデータが格納されずともよく、処理に用いるデータがHDD170に格納されればよい。
このような環境の下、CPU150は、HDD170から表示処理プログラム170aを読み出した上でRAM180へ展開する。この結果、表示処理プログラム170aは、図6に示すように、表示処理プロセス180aとして機能する。この表示処理プロセス180aは、RAM180が有する記憶領域のうち表示処理プロセス180aに割り当てられた領域にHDD170から読み出した各種データを展開し、この展開した各種データを用いて各種の処理を実行する。例えば、表示処理プロセス180aが実行する処理の一例として、図4及び図5に示す処理などが含まれる。なお、CPU150では、必ずしも上記の実施例1で示した全ての処理部が動作せずともよく、実行対象とする処理に対応する処理部が仮想的に実現されればよい。
なお、上記の表示処理プログラム170aは、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶されておらずともかまわない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に表示処理プログラム170aを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から表示処理プログラム170aを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに表示処理プログラム170aを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから表示処理プログラム170aを取得して実行するようにしてもよい。
1 CAE解析システム
5 ネットワーク
10 サーバ装置
11 通信I/F部
13 記憶部
13a 解析モデルデータ
13b 境界条件データ
15 制御部
15a 取得部
15b 第1生成部
15c 第1抽出部
15d 第2抽出部
15e 第2生成部
15f 表示制御部
30A,30B,30C クライアント端末

Claims (6)

  1. 情報が対応づけられた複数の領域の境界を規定する複数の節点の位置情報を記憶部から取得し、
    取得した前記位置情報を参照して、前記複数の節点のうちの特定の節点と、前記複数の節点のうち前記特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成し、
    生成した前記新たな線の特徴点を通る境界を持つ複数の領域を生成し、
    生成した前記複数の領域を前記情報に応じた表示態様で表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示処理方法。
  2. 前記特定の節点が前記複数の領域の図心に対応する節点であり、かつ前記他の節点が前記複数の領域の外周に含まれる複数の外周節点であることを特徴とする請求項1に記載の表示処理方法。
  3. 前記生成する処理は、前記図心に対応する節点から前記複数の外周節点へ放射状に線分を設定する処理を含み、互いが隣接する2つの線分ごとに当該2つの線分に挟まれる範囲に含まれる節点を投影面へ投影し、前記投影面上に投影された前記範囲に含まれる節点に対応する点の分布に基づき、前記新たな線を生成することを特徴とする請求項2に記載の表示処理方法。
  4. 前記新たな線に前記特徴点が存在しない場合、第1の外周節点及び前記第1の外周節点に隣接する第2の外周節点を通る第1の直線と、前記第1の外周節点及び前記第1の外周節点に隣接する外周節点であって前記第2の外周節点とは異なる第3の外周節点とを通る第2の直線とがなす角度が所定の条件を満たすか否かを判定する処理をさらに前記コンピュータが実行し、
    前記生成する処理は、前記角度が前記所定の条件を満たす場合の前記第1の外周節点を通る境界を持つ前記複数の領域を生成することを特徴とする請求項2または3に記載の表示処理方法。
  5. 情報が対応づけられた複数の領域の境界を規定する複数の節点の位置情報を記憶部から取得し、
    取得した前記位置情報を参照して、前記複数の節点のうちの特定の節点と、前記複数の節点のうち前記特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成し、
    生成した前記新たな線の特徴点を通る境界を持つ複数の領域を生成し、
    生成した前記複数の領域を前記情報に応じた表示態様で表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示処理プログラム。
  6. 情報が対応づけられた複数の領域の境界を規定する複数の節点の位置情報を記憶部から取得する取得部と、
    取得した前記位置情報を参照して、前記複数の節点のうちの特定の節点と、前記複数の節点のうち前記特定の節点とは異なる他の節点とを通る線から所定範囲に含まれる節点に基づいて、新たな線を生成する第1生成部と、
    生成した前記新たな線の特徴点を通る境界を持つ複数の領域を生成する第2生成部と、
    生成した前記複数の領域を前記情報に応じた表示態様で表示する表示制御部と
    を有することを特徴とする表示処理装置。
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