JP2017068466A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが複数の医用資料間の関係を容易に把握できるような医用資料の表示を行うことを目的とする。【解決手段】表示対象の複数の医用資料それぞれの種別を特定する種別特定手段と、日時を第1の軸、種別を第2の軸とする資料一覧画面における位置で、かつ各医用資料が得られた日時及び医用資料の種別に応じて定まる位置を、各医用資料の配置位置として決定する決定手段と、種別が検査結果であると特定された医用資料の配置位置に、医用資料として検査結果を示す棒グラフを配置し、種別が画像であると特定された医用資料の配置位置に、医用資料として画像を配置した、資料一覧画面を表示する表示処理手段とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
今日、検査機器のデジタル化に伴い1人の患者に対する検査資料が増えてきたため、これらを一覧性良く医師に提示する必要性が増してきている。検査資料は大きく分けて、CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)等で撮影した医用画像と、バイタル検査結果や検体検査結果のように数値化された医用検査結果に分けられる。患者の容態を正しく把握するためには、検査日時の時間軸に沿って医用画像と医用検査結果の双方を一緒に調べる必要がある。このため、検査種別で行を分割し、検査日時の順で左から右に検査資料(医用画像と医療検査結果の双方)を並べる技術が知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2013−242745号公報 特開2014−109835号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2の技術では、医用画像のサムネイル幅を単位として資料を並べているため、ある週の検査回数が多いと他の週よりも横幅が広くなる。また、検査が行われない期間を詰めて表示するため、時間軸の目盛は線形に増加するわけではない。これに対し、特許文献1及び特許文献2の技術では、共に折れ線グラフによって医療検査結果を表示しているため、グラフの傾きが正しく患者の容態の変化を表してはおらず、医師に誤解を与えるという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザが複数の医用資料間の関係を容易に把握できるような医用資料の表示を行うことを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、表示対象の複数の医用資料それぞれの種別を特定する種別特定手段と、日時を第1の軸、種別を第2の軸とする資料一覧画面における位置で、かつ各医用資料が得られた日時及び医用資料の種別に応じて定まる位置を、各医用資料の配置位置として決定する決定手段と、前記種別が検査結果であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として前記検査結果を示す棒グラフを配置し、前記種別が画像であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として画像を配置した、前記資料一覧画面を表示する表示処理手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが複数の医用資料間の関係を容易に把握できるような医用資料の表示を行うことができる。
情報処理装置を示す図である。 医用資料の説明図である。 検査結果の説明図である。 表示画面の一例を示す図である。 資料一覧表示処理を示すフローチャートである。 棒グラフを示す図である。 選択資料表示処理を示すフローチャートである。 医用画像の表示例を示す図である。 目安グラフの表示例を示す図である。 目安グラフを示す図である。 第2の変更例に係る表示画面の一例を示す図である。 関連情報の一例を示す図である。 第3の変更例に係る表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置100を示す図である。情報処理装置100は、例えば、ある患者に対して得られた複数の医用資料を1つの画面に一覧表示する。CPU101は、プログラム用記憶領域106からRAM102に読み込んだプログラムを解釈、実行することにより、情報処理装置100内の各主制御や計算、各種情報の表示等を行う。なお、後述する100の機能や処理は、CPU101がプログラム用記憶領域106に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
通信IF103は、院内ネットワークに繋がっており、病院内のPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバやファイルサーバ等から資料を取得する。入力部104は、マウスやキーボード、又は、表示面上に指等がタッチした位置を検出するタッチセンサ等であり、医師等のユーザが指示を入力するために用いられるユーザインタフェースである。表示部105は、情報処理装置100の状態や処理内容を表示するLED(Light Emitting Diode)や液晶パネル等である。プログラム用記憶領域106及びデータ用記憶領域107は、ハードディスクやフラッシュメモリであるが、記憶媒体の種類はこれらに限定されるものではない。
データ用記憶領域107には、画像や文書等の表示対象の医用資料が記憶されている。なお、他の例としては、情報処理装置100がこれらの資料を記憶するのにかえて、病院内のPACSサーバやファイルサーバ等が表示対象の資料を記憶し、情報処理装置100は、通信IF103を介して、これらの資料を受信して表示することとしてもよい。
図2は、医用資料の説明図である。医用資料は複数の種別に分類することができる。本実施形態においては、医用資料として、医用検査結果と医用画像が存在するものとする。医用検査結果及び医用画像は、それぞれ種別「医用画像」及び種別「医用検査結果」に分類される。医用資料の種別、カテゴリ、検査日時は、図2に示すように、資料情報クラスでモデル化することができる。なお、「医用画像」の種別は、さらに「単純X線」、「CT」等モダリティ毎の種別等にさらに細かく分類されるものとする。また、「医用検査結果」の種別は、さらに「バイタル検査結果」及び「検体検査結果」の2つの種別にさらに細かく分類されるものとする。
資料情報クラスには、データ用記憶領域107に記憶されている医用資料を一意に識別する資料ID、医用資料がどの患者の資料なのかを表す患者IDも含まれる。すなわち、資料情報は、医用資料に係る情報であり、本実施形態においては、資料情報は、資料ID、患者ID、医用資料の種別、カテゴリ及び検査日時を含んでいる。さらに、「医用検査結果」種別の医用情報及び「画像」種別の医用情報は、それぞれ資料情報クラスのサブクラスである医用検査結果情報クラス及び医用画像情報クラスでモデル化することが可能である。医用検査結果情報クラスには、検査項目数や各検査項目の数値データが浮動小数点数の配列として格納される。また、医用画像情報クラスには、医用画像のサムネイルや画像実体へのリンク情報、例えばURL(Uniform Resource Locator)やファイルパスが格納される。これらのクラスのインスタンスは、データ用記憶領域107に格納されている。
図3は、医用検査結果の説明図である。データ用記憶領域107には、医用検査結果として、患者毎の医用検査結果が記録されている。図3に示す医用検査結果は、ある患者の医用検査結果の一例を示す図である。医用検査結果には、複数の検査日時それぞれにおける医用検査結果が含まれている。図3においては、列単位で複数の医用検査結果を示している。各医用検査結果は、複数の検査項目に対して得られた値を含んでいる。図3に示すように、検査日時の異なる複数の医用検査結果がデータ用記憶領域107に記憶されているものとする。なお、図3に示す表の左端の丸印は、対応する行の検査項目がグラフ表示対象として選択されていることを表している。
図4は、表示部105に表示される表示画面400の一例を示す図である。表示画面400は、資料一覧エリア410と、選択資料エリア420と、を有している。資料一覧エリア410は、ユーザにより表示対象として指定された対象患者の複数の医用資料が一覧表示されるエリアである。本実施形態においては、資料一覧エリア410は、表示画面400の横方向を右に行くに連れて時間が経過する検査日時の軸、表示画面400の縦方向を種別の軸とするマトリクス状のセルに分割されている。図4に示す例においては、上から下に向けて順に、「医用画像」に属する「単純X線」、「CT」、「MR」、「超音波」、「デジカメ」の種別と、「医用検査結果」に属する「検体検査結果」の種別の行が設けられている。また、一番左の列は、日時「5/22」の列である。
そして、各セルには、各セルに対応する検査日時及び種別の医用資料が表示される。本実施形態においては、表示対象の医用資料の種別が「医用画像」である場合には、セルには、医用資料としての医用画像を示すサムネイル画像が表示される。なお、他の例としては、セルには、医用資料の資料名、種別に応じた独自のデータが表示されてもよい。一方、表示対象の医用資料の種別が「医用検査結果」である場合には、セルには、医用資料として棒グラフ画像が表示される。なお、セルに表示される棒グラフは、図3に示す医用検査結果のうち、セルに対応する日時に得られた医用検査結果を示すグラフである。
さらに、ユーザにより、セルに表示された医用資料が選択されると、選択された医用資料の周囲にフォーカス枠が表示される。図4に示す例においては、種別「検体検査結果」の行と検査日時「8/31」の列で特定されるセル411がユーザにより選択されたことにより、フォーカス枠412が表示されている。さらに、資料一覧エリア410には、ページ送りボタン413やスクロールバー414が表示され、ユーザ操作に応じて、時間軸方向にスクロール可能である。
選択資料エリア420は、ユーザにより選択されたセルに示される医用資料の詳細な内容を表示する領域である。表示対象の医用資料の種別が「医用検査結果」である場合には、選択資料エリア420には、医用資料に示される医用検査結果の数値をすべて示す検査結果表430が表示される。すなわち、図4に示すように、検査日時「8/31」に対応するセルが選択された場合であっても、選択資料エリア420には、医用資料として記録されている他の検査日時における医用検査結果も表示される。また、棒グラフの対象となっている検査項目以外の検査項目が記録されている場合には、棒グラフの対象外の検査項目に対する医用検査結果も表示される。また、検査結果表430に含まれる検査項目のうち棒グラフの表示対象となっている検査項目には、検査項目の左端に丸印が表示されている。
なお、資料一覧エリア410は、資料一覧画面の一例である。他の例としては、情報処理装置100は、選択資料エリア420を含まない、資料一覧エリア410のみの表示画面を表示してもよい。この場合、情報処理装置100は、ユーザがセルを選択した時点で、資料一覧エリア410の画面に替えて、又は資料一覧エリア410の画面とともに、選択資料エリア420の画面を表示してもよい。
図5は、情報処理装置100による資料一覧表示処理を示すフローチャートである。S500において、情報処理装置100のCPU101は、データ用記憶領域107から、対象患者のすべての医用資料に係る、図2にて説明した資料情報を含む資料情報リストを取得する。ここで、資料情報は、前述の通り、各医用資料の資料ID、患者ID、医用資料の種別、カテゴリ及び検査日時を含んでいる。なお、対象患者は、入力部104を介して患者IDを指定する等により、医師等のユーザにより指定されるものとする。次に、S501において、CPU101は、資料情報リストに資料情報が存在するか否かを確認する。CPU101は、資料情報が存在する場合には(S501でYes)、処理をS502へ進める。CPU101は、資料情報が存在しない場合には(S501でNo)、資料一覧処理を終了する。
S502において、CPU101は、処理対象の資料情報を1つ選択する。以下、S502において選択された資料情報を対象資料情報と称する。また、対象資料情報に対応する医用資料を対象医用資料と称する。次に、S503において、CPU101は、対象資料情報の撮影日時及び種別を特定する(種別特定処理)。そして、CPU101は、撮影日時及び種別に基づいて、資料一覧エリア410における対象医用資料の配置位置(セル)を決定する(決定処理)。具体的には、CPU101は、対象資料情報の種別に基づいて、資料一覧エリア410における行を決定し、対象資料情報の検査日時に基づいて、資料一覧エリア410における列を決定する。さらに、CPU101は、医用資料の資料IDをセルを識別するセルIDに対応付けてRAM102に記録する。
次に、S504において、CPU101は、対象医用資料の種別を確認する。CPU101は、対象医用資料の種別が医用検査結果である場合には(S504で医用検査結果)、処理をS505へ進める。CPU101は、種別が医用画像である場合には(S504で医用画像)、処理をS507へ進める。
S505において、CPU101は、対象医用資料としての医用検査結果に基づいて、各検査項目に対する値を示す検査日時毎の棒グラフを生成する。次に、S506において、CPU101は、S503において決定した配置位置(セル)に、S505において生成した棒グラフの画像を配置することにより、棒グラフを表示する(表示処理)。CPU101は、その後処理をS509へ進める。例えば、検査日時「8/31」の種別「医用検査結果」の医用資料では、図3に示すように、TP(総蛋白)、Na(濃度)、A/G比、Ca(濃度)の値が、それぞれ2.0、2.0、2.2、4.1である。したがって、これらの値に比例した長さで各検査値の棒グラフが生成される。そして、対応するセル(図4のセル411)には、生成された棒グラフが表示される。なお、CPU101は、このとき、検査結果から、対象患者の各検査項目の最大値を特定し、最大値を上限値とするスケールの棒グラフを生成する。
図6(a)は、セル411に表示される棒グラフの拡大図である。CPU101は、図6(a)に示すように、棒グラフに重ねて各検査項目に対する数値自体を表示する。CPU101は、さらに、各棒の下部に検査項目の略称(TP,Na,A/G,Ca)を表示する。さらに、CPU101は、検査項目毎に棒を異なる色で表示し、図4に示す表示画面400において左端に表示されている、同一の検査項目に対する丸印と棒グラフにおける棒を同一色で表示する。これにより、ユーザは、表示画面400内の各図において、検査項目を把握し易くなる。なお、CPU101は、検査項目をユーザが識別可能な表示態様で表示すればよく、そのための具体的な方法は表示色を変えることに限定されるものではない。他の例としては、CPU101は、検査項目毎に異なるハッチングで各棒を表示してもよい。
また、棒グラフの表示態様は実施形態に限定されるものではない。以下、棒グラフの変形例について説明する。例えば、CPU101は、検査結果の数値が基準値に比べて異常に大きい場合に棒の色の彩度を上げたり、赤枠で囲んだりする方法で医師に注意を促すようにしてもよい。
また、CPU101は、例えば検査項目毎に縦軸のスケールが異なる場合には、スケールの異なる検査項目に対する棒を他の検査項目に対する棒と離して表示してもよい。図6(b)に示す例では、Caのみが他の検査項目と異なるスケールで示されているため、Caの棒のみが他の棒と離れた位置に表示されている。
また、他の例としては、CPU101は、患者の病状等に応じてグラフ中の棒の並び順を決定してもよい。例えば、肝機能障害の患者の場合には、CPU101は、図6(c)に示すように、重要検査項目であるTPとA/Gの値を、ユーザが直ぐに確認できるよう、これらの検査項目の棒を左端に配置する。なお、病状等と検査項目の並び順とを対応付けた情報がデータ用記憶領域107に予め記憶されており、CPU101は、この情報に基づいて、並び順を決定する。
また、他の例としては、CPU101は、図6(d)に示すように、各検査項目の基準値からの相対値を示す棒グラフを表示してもよい。ただし、医師が検査結果を最終的に評価する際には基準値からの相対的な値より絶対値のほうが重要である。そこで、CPU101は、さらに図6(d)に示すように、相対値を示す棒グラフに重ねて検査結果の絶対値を表示してもよい。なお、棒グラフ以外に各検査項目の数値をレーダーチャートで示すこととしてもよい。すなわち、棒グラフ以外であっても折れ線グラフのように複数の日時にまたがったグラフ以外のグラフを用いることとしてもよい。言い換えれば、複数の日時にまたがることなく1の検査日で閉じたグラフであれば棒グラフ以外であってもよい。
図5に戻り、S507においては、CPU101は、対象医用資料としての医用画像のサムネイルを生成する。次に、S508において、CPU101は、S503において決定された配置位置(セル)に、S507において生成したサムネイル画像を配置して表示し、その後処理をS509へ進める。S509において、CPU101は、資料情報リストから、処理済みの資料情報、すなわち、S502において選択した資料情報を削除し、その後処理をS501へ進める。そして、S502〜S509の処理を繰り返すことにより、資料情報リストに含まれるすべての資料情報に対応する棒グラフ又はサムネイルが資料一覧エリア410に表示されると、資料一覧表示処理が完了する。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100は、医用検査結果を、検査日時毎の棒グラフで表示することで、横軸を時間軸としたグラフで表示する場合に比べて、違和感の少ない表示を行うことができる。
図7は、情報処理装置100による、選択資料表示処理を示すフローチャートである。S700において、CPU101は、選択指示を受け付けると、選択指示に係る医用資料を特定する。CPU101は、ユーザが、資料一覧エリア410に表示されるセルを選択した場合に、セルの選択指示を受け付ける。そして、CPU101は、選択指示に係るセルに対応付けて記録されている資料IDに基づいて、選択指示に係る医用資料を特定する。なお、S700の処理は、医用資料の選択指示を受け付ける受付処理の一例である。また、以下、選択指示に係る医用資料を選択医用資料と称する。また、選択医用資料に対応する資料情報を選択資料情報と称する。
次に、S701において、CPU101は、ユーザが選択医用資料を視覚的に判別し易いように選択医用資料のセルの周囲にフォーカス枠412を表示する。次に、S702において、CPU101は、資料IDを検索キーとして検索することにより、データ用記憶領域107から選択資料情報を取得する。次に、S703において、CPU101は、選択医用資料の種別を確認する。CPU101は、選択医用資料の種別が医用検査結果である場合には(S703で医用検査結果)、処理をS704へ進める。CPU101は、種別が医用画像である場合には(S703で医用画像)、処理をS706へ進める。
S704において、CPU101は、対象患者のすべての医用検査結果の数値(図3の表)を検査結果表430として選択資料エリア420に表示する。次に、S705において、CPU101は、検査結果表430において、選択医用資料に対応する検査日時の医用検査結果の列にフォーカス枠431を表示し、選択資料表示処理を終了する。このように、情報処理装置100により表示された表示画面400においては、資料一覧エリア410のフォーカス枠412と、選択資料エリア420のフォーカス枠431の医用検査結果が同期している。したがって、ユーザは、棒グラフと数値との対応関係を容易に把握することができる。
一方、S706において、CPU101は、選択医用資料としての医用画像自体を選択資料エリア420に表示する。次に、S707において、CPU101は、選択医用資料としての医用画像が複数シリーズに分かれている場合には、個々のシリーズのサムネイルをさらに選択資料エリア420に表示し、選択資料表示処理を終了する。図8は、医用画像の表示例を示す図である。図8に示す例においては、セル800が選択され、フォーカス枠801が表示され、選択資料エリア420には、セル800に対応付けられた医用資料としての医用画像802が表示されている。さらに、選択資料エリア420には、サムネイル810,811が表示されている。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザが複数の医用資料間の関係を容易に把握できるような医用資料の表示を行うことができる。
情報処理装置100の第1の変更例としては、情報処理装置100は、図9に示すように、資料一覧エリア410にさらに、目安グラフ900を表示してもよい。ここで、目安グラフとは、資料一覧エリア410に表示される棒グラフで示される各検査項目の目安値を示す棒グラフである。目安値は、予め設定された値であればよく、特に限定されるものではない。目安値としては、図10(a)に示すような、各検査項目の成人女性等、対象患者を含む年齢層、性別における基準値が挙げられる。また、目安値として、それぞれ図10(b)〜図10(d)に示すような、対象患者の医用検査結果における最大値、最小値、平均値等が挙げられる。また、他の例としては、情報処理装置100は、ユーザにより指定された日時の医用検査結果を目安値としてデータ用記憶領域107に記録してもよい。
さらに、CPU101は、資料一覧エリア410内において、他の棒グラフに重ならない、予め定められた固定位置に、目安グラフ900を表示する。ここで、固定位置は、他の棒グラフに重ならない位置で、且つ棒グラフの配列方向(横方向)に沿った位置、すなわち、棒グラフの行の右端又は左端の位置とする。図9に示す例においては、目安グラフ900は、棒グラフの行の左端に表示されている。
また、第2の変更例としては、資料一覧エリア410において、ユーザにより医用検査結果以外の種別の医用資料が選択されたとする。この場合に、情報処理装置100は、医用検査結果の医用資料の表示欄(行)を、選択指示に係る医用資料の表示欄(行)により近い位置に変更してもよい。図11に示す例においては、種別「CT」の行の医用資料1100が選択され、フォーカス枠1101が表示されている。この場合、種別「医用検査結果」の種別で、棒グラフを示す行1102が、図4に示す上から6行目から、「CT」の行の次の行、すなわち3行目に変更されている。
また、第3の変更例としては、情報処理装置100は、資料一覧エリア410において、ユーザにより医用資料が選択された場合に、棒グラフの表示対象の検査項目を絞り込んでもよい。情報処理装置100は、例えば、図12に示すDICOMタグ情報と検査項目とを関連付ける関連情報1200をデータ用記憶領域107に予め記憶しているものとする。関連情報1200は、ユーザ指示等に応じて、適宜更新可能であるものとする。そして、情報処理装置100は、医用資料が選択されると、選択された医用資料に対応するDICOMタグ情報を特定し、特定したDICOMタグ情報に対応付けられている検査項目を、表示対象の検査項目として特定する(検査項目特定処理)。そして、CPU101は、資料一覧エリア410に表示中の棒グラフにおいて特定した検査項目以外の検査項目を示す棒を削除する。
図13に示す例は、図11に示す表示画面400に対応している。医用資料1100は、胸部のCT画像である。この医用資料1100から、図12に示す1行目のDICOMタグが特定されたとする。この場合、図11に示す棒グラフ1110からA/Gの棒が削除され、図13に示すように、TP,Na,Caの棒を示す棒グラフ1300に更新される。胸部のCT画像に着目している場合には、腹部にある肝臓の状態を表すA/Gのグラフは不要である。これに対し、上述のように、本実施形態に係る情報処理装置100は、A/Gのグラフを非表示とすることにより、ユーザは、必要な情報を容易に確認することができる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 情報処理装置
101 CPU
105 表示部

Claims (13)

  1. 表示対象の複数の医用資料それぞれの種別を特定する種別特定手段と、
    日時を第1の軸、種別を第2の軸とする資料一覧画面における位置で、かつ各医用資料が得られた日時及び医用資料の種別に応じて定まる位置を、各医用資料の配置位置として決定する決定手段と、
    前記種別が検査結果であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として前記検査結果を示す棒グラフを配置し、前記種別が画像であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として画像を配置した、前記資料一覧画面を表示する表示処理手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の軸は、前記資料一覧画面の横方向、前記第2の軸は、前記資料一覧画面の縦方向であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示処理手段は、前記資料一覧画面に複数の棒グラフを表示する場合に、各棒を対応する検査項目毎に異なる表示態様で表示し、かつ同一の検査項目に対応する各棒を等しい表示態様で表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示処理手段は、医用資料の表示対象の患者の病状に基づいて決定された並び順に検査項目が配置された前記棒グラフを配置した前記資料一覧画面を表示することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示処理手段は、各検査項目の絶対値を示す前記棒グラフを配置した前記資料一覧画面を表示することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示処理手段は、各検査項目の値の基準値に対する相対値を示す前記棒グラフを配置した前記資料一覧画面を表示することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示処理手段は、複数の前記棒グラフの配列方向に沿った位置で、かつ前記棒グラフに重ならない位置に、前記検査結果の目安値を示す目安グラフをさらに配置した、前記資料一覧画面を表示することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示処理手段は、予め定められた固定位置に前記目安グラフを配置した、前記資料一覧画面を表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記資料一覧画面に表示された医用資料の選択指示を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記表示処理手段は、前記選択指示に係る医用資料の種別が検査結果である場合に、検査結果表を表示することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示処理手段は、前記受付手段が前記種別が前記検査結果以外の種別の医用資料の前記選択指示を受け付けた場合に、前記検査結果の医用資料の表示欄を、前記選択指示に係る医用資料の種別の表示欄により近い位置に変更することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記選択指示に係る前記医用資料に基づいて、検査項目を特定する検査項目特定手段をさらに有し、
    前記表示処理手段は、表示中の前記棒グラフから前記検査項目特定手段により特定された検査項目以外の検査項目を削除することを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    表示対象の複数の医用資料それぞれの種別を特定する種別特定ステップと、
    日時を第1の軸、種別を第2の軸とする資料一覧画面における位置で、かつ各医用資料が得られた日時及び医用資料の種別に応じて定まる位置を、各医用資料の配置位置として決定する決定ステップと、
    前記種別が検査結果であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として前記検査結果を示す棒グラフを配置し、前記種別が画像であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として画像を配置した、前記資料一覧画面を表示する表示処理ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    表示対象の複数の医用資料それぞれの種別を特定する種別特定手段と、
    日時を第1の軸、種別を第2の軸とする資料一覧画面における位置で、かつ各医用資料が得られた日時及び医用資料の種別に応じて定まる位置を、各医用資料の配置位置として決定する決定手段と、
    前記種別が検査結果であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として前記検査結果を示す棒グラフを配置し、前記種別が画像であると特定された前記医用資料の配置位置に、前記医用資料として画像を配置した、前記資料一覧画面を表示する表示処理手段と
    として機能させるためのプログラム。
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