JP2017068141A - データ生成編集装置、カラオケシステム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ラオケ用のデータに既に含まれるカラオケ用の歌詞を用いて複数の楽曲を組み合わせたカラオケ用のメドレーの楽曲をユーザの好みに応じて簡易に生成することが可能なデータ生成装置などを提供すること。【解決手段】通信端末装置20は、(1)カラオケデータに基づいて表示されている歌詞に含まれるテキストを用いてユーザの指示に基づいて抽出開始位置と抽出終了位置とを検出し、(2)検出した抽出開始位置の再生時刻から検出された抽出終了位置の再生時刻までの再生期間を規定する再生期間データをメドレーデータを生成するためのメドレー生成用データとして、生成し、(3)各楽曲データの一部を時間軸に従って繋げて複数の曲から構成されるメドレーデータを生成させるために、抽出した各楽曲データのメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する、構成を有している。【選択図】図3
Description
本発明は、カラオケ用の楽曲データにおけるデータ生成編集装置、カラオケシステム及びそのプログラムなどの技術分野に属する。
近年、伴奏のみからなる楽曲データ(いわゆる、カラオケ用楽曲データ)を再生し、当該再生された楽曲に併せてユーザが歌うカラオケは、娯楽や趣味として広く認知されている。特に、カラオケデータは、カラオケ用楽曲データと、当該再生された楽曲に併せて歌う箇所が認識可能な歌詞データと、によって提供されている。
また、最近では、カラオケによって歌声を人前で披露する機会も増えており、それに伴ってカラオケの練習を行うユーザも増加し、それに対応するカラオケ装置、又は、カラオケ機能を有するスマートフォンなどの携帯用端末装置や家庭用ゲーム装置も登場している。
このようなカラオケシステムとしては、ユーザの操作入力に応じてカラオケの楽曲の再生期間を設定し、当該設定した再生期間を繰り返し再生及び歌唱練習するものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載のカラオケシステムは、特定のカラオケ用の楽曲における1の再生期間を抽出しているだけであり、複数のカラオケ用の楽曲から特定された再生期間を抽出して複数の楽曲を組み合わせ1の楽曲(メドレー)を生成することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、カラオケ用のデータに既に含まれるカラオケ用の歌詞を用いて複数の楽曲を組み合わせたカラオケ用のメドレーの楽曲を、ユーザの好みに応じて簡易に生成することが可能なデータ生成装置などを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、歌詞データを含むカラオケデータからそれぞれ一部を抽出してメドレーデータを生成し、カラオケシステムで再生するためのデータ生成編集装置であって、所定の指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含む前記カラオケデータを取得するデータ取得手段と、前記取得された前記カラオケデータの再生時に前記歌詞データに基づいて表示されるカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザの指示入力を受け付ける受付手段と、前記楽曲データ毎に、前記表示手段に表示されている前記テキストの一部を特定する操作に基づいて、前記楽曲データにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する検出手段と、検出された前記抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された前記抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間が規定された再生期間データを、メドレー生成用データとして、生成する生成手段と、前記生成された前記メドレー生成用データに含まれる前記再生開始時刻と前記再生終了時刻とに該当する前記楽曲データの部分データを前記楽曲毎に抽出して時間軸に従って繋げることによって複数の曲から構成される前記メドレーデータを生成させるために、前記抽出した各楽曲データの前記メドレー生成用データを前記カラオケシステムに提供する提供手段と、を備える構成を有している。
また、上記課題を解決するため、本発明は、歌詞データを含むカラオケデータからそれぞれ一部を抽出してメドレーデータを生成するカラオケシステムであって、所定の指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含む前記カラオケデータを取得するデータ取得手段と、前記取得された前記カラオケデータの再生時に前記歌詞データに基づいて表示されるカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザの指示入力を受け付ける受付手段と、前記楽曲データ毎に、前記表示手段に表示されている前記テキストの一部を特定する操作に基づいて、前記楽曲データにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する検出手段と、検出された前記抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間が規定された再生期間データをメドレー生成用データとして、生成するデータ生成手段と、前記作成された前記メドレー作成用データに含まれる前記再生開始時刻と、前記再生終了時刻と、に該当する前記楽曲データの部分データを抽出し、当該抽出した前記部分データを時間軸に従って繋げてメドレーデータを生成するメドレー生成手段と、備える構成を有している。
本発明は、表示手段に表示されている歌詞に含まれるテキストを用いてユーザの指示に基づいて抽出開始位置と抽出終了位置とを特定すれば、カラオケシステムにおいて当該抽出開始位置から抽出終了位置までの複数の楽曲データを繋げてカラオケ用のメドレーデータを生成させることができる。
したがって、本発明は、カラオケ用の歌詞データを用いて複数のカラオケ用の楽曲データを組み合わせたカラオケ用のメドレーの楽曲をユーザの好みに応じて簡易に生成させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、カラオケデータを再生するカラオケシステムと、カラオケシステムと連動する通信端末装置と、各カラオケシステムを管理する管理サーバ装置と、を有するカラオケ通信システムに対して本発明のデータ生成編集装置、カラオケシステム及びそのプログラムを適用した場合の実施形態である。
[1]カラオケ通信システム
[1.1]カラオケ通信システムの概要
まず、図1を用いて本実施形態のカラオケ通信システム1の概要について説明する。なお、図1は、本実施形態におけるカラオケ通信システム1の構成を示すシステム構成図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部のユーザ及び一部の遊興施設(以下、「店舗」という。)のみを示している。すなわち、実際のカラオケ通信システム1においては、表示するよりも多数のカラオケシステム10、ユーザ、及び、通信端末装置20が存在している。
[1.1]カラオケ通信システムの概要
まず、図1を用いて本実施形態のカラオケ通信システム1の概要について説明する。なお、図1は、本実施形態におけるカラオケ通信システム1の構成を示すシステム構成図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部のユーザ及び一部の遊興施設(以下、「店舗」という。)のみを示している。すなわち、実際のカラオケ通信システム1においては、表示するよりも多数のカラオケシステム10、ユーザ、及び、通信端末装置20が存在している。
本実施形態のカラオケ通信システム1は、例えば、複数のカラオケボックスから構成される店舗の室内50に設置されるカラオケシステム10と、カラオケシステム10のコントローラとして機能する通信端末装置20と、ネットワークNに接続される管理サーバ装置30と、ネットワークNに接続された記憶装置40と、を有し、ユーザに対してカラオケに関するサービス(以下、「カラオケ提供サービス」という。)を提供するシステムである。
特に、本実施形態のカラオケ通信システム1は、カラオケシステム10を利用している際に、カラオケシステム10に提供されているカラオケデータに含まれる歌詞データを用いることによって、ユーザの指示に基づき、カラオケ用のメドレーデータを生成することが可能なシステムである。
すなわち、本実施形態のカラオケ通信システム1は、
(1)カラオケデータに基づいて表示されている歌詞に含まれるテキストを用いるとともに、ユーザの指示に基づいて抽出開始位置と抽出終了位置とを特定し、
(2)当該抽出開始位置から抽出終了位置までの期間(以下、「再生期間」という。)の一部のカラオケデータ(以下、「カラオケ部分データ」といい、時間情報に基づいた楽曲データ及び歌詞データを示す。)を抽出し、
(3)当該抽出した複数のカラオケ部分データを時間軸に従って繋げてカラオケ用のメドレーデータを生成する
構成を有している。
(1)カラオケデータに基づいて表示されている歌詞に含まれるテキストを用いるとともに、ユーザの指示に基づいて抽出開始位置と抽出終了位置とを特定し、
(2)当該抽出開始位置から抽出終了位置までの期間(以下、「再生期間」という。)の一部のカラオケデータ(以下、「カラオケ部分データ」といい、時間情報に基づいた楽曲データ及び歌詞データを示す。)を抽出し、
(3)当該抽出した複数のカラオケ部分データを時間軸に従って繋げてカラオケ用のメドレーデータを生成する
構成を有している。
したがって、本実施形態のカラオケ通信システム1は、カラオケ用の歌詞データを用いて複数のカラオケ用の楽曲データを組み合わせたカラオケ用のメドレーの楽曲をユーザの好みに応じて簡易に生成することができるようになっている。
なお、図1においては、記憶装置40内の各データベース(以下、データベースを「DB」という。)に対して、カラオケシステム10が、直接アクセスできるようにするため、記憶装置40をネットワークNに直接接続する構成例について示しているが、記憶装置40は、管理サーバ装置30内に搭載するようにしてもよい。
また、ネットワークNは、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワークNの構成は、これに限られない。
さらに、記憶装置40の管理運営主体は、専用のコンピュータを設けるようにしてもよいが、本実施形態においては、説明を具体化するため、管理サーバ装置30によって管理運用されるものとして説明を行う。
[1.2]カラオケ通信システムの構成
カラオケシステム10は、店舗の各室内50にある装置の他に、家庭用ゲーム機、又は、パーソナルコンピュータなどの各種のカラオケ機能を実現するための装置である。
カラオケシステム10は、店舗の各室内50にある装置の他に、家庭用ゲーム機、又は、パーソナルコンピュータなどの各種のカラオケ機能を実現するための装置である。
また、カラオケシステム10は、
(1)ユーザの選曲に基づいて、特定のカラオケデータを記憶装置40から取得する取得機能、
(2)記憶装置40から取得したカラオケデータ又は予め記憶されているカラオケデータを再生して楽音を出力させるとともに、楽音の出力に伴って当該楽曲の歌詞を表示するカラオケデータ再生機能、及び、
(3)予め保持している背景画像のデータ(以下、「背景画像データ」という。)又は記憶装置40から取得した背景画像データ(他のユーザが同一の楽曲の再生に同期して歌唱(コラボ)している画像データ(すなわち、コラボ画像データ)を含む。)に基づき背景画像を、出力されている楽音に同期して表示させる背景画像再生機能、及び、
(4)歌唱終了後やその他のタイミングにおいて歌唱したユーザの採点を行う採点機能、
を有している。
(1)ユーザの選曲に基づいて、特定のカラオケデータを記憶装置40から取得する取得機能、
(2)記憶装置40から取得したカラオケデータ又は予め記憶されているカラオケデータを再生して楽音を出力させるとともに、楽音の出力に伴って当該楽曲の歌詞を表示するカラオケデータ再生機能、及び、
(3)予め保持している背景画像のデータ(以下、「背景画像データ」という。)又は記憶装置40から取得した背景画像データ(他のユーザが同一の楽曲の再生に同期して歌唱(コラボ)している画像データ(すなわち、コラボ画像データ)を含む。)に基づき背景画像を、出力されている楽音に同期して表示させる背景画像再生機能、及び、
(4)歌唱終了後やその他のタイミングにおいて歌唱したユーザの採点を行う採点機能、
を有している。
さらに、カラオケシステム10は、
(A)通信端末装置20によって生成されたメドレーの対象となるカラオケデータ(以下、「対象カラオケデータ」という。)の一部を抽出するためのデータ(以下、「メドレー生成用データ」といい、開始時刻及び終了時刻の時間データと、選曲番号とを含む。)を取得し、
(B)当該取得したメドレー生成用データに基づいて、対象カラオケデータの一部のデータをカラオケ部分データとして抽出し、
(C)抽出したカラオケ部分データを時間軸に従って繋げて複数の楽曲(すなわち、楽曲の一部)から構成されるメドレーデータを生成し、又は、当該メドレーデータを生成しつつ再生する、
メドレーデータを生成する処理(以下、「メドレーデータ生成処理」という。)を実行する構成を有している。
(A)通信端末装置20によって生成されたメドレーの対象となるカラオケデータ(以下、「対象カラオケデータ」という。)の一部を抽出するためのデータ(以下、「メドレー生成用データ」といい、開始時刻及び終了時刻の時間データと、選曲番号とを含む。)を取得し、
(B)当該取得したメドレー生成用データに基づいて、対象カラオケデータの一部のデータをカラオケ部分データとして抽出し、
(C)抽出したカラオケ部分データを時間軸に従って繋げて複数の楽曲(すなわち、楽曲の一部)から構成されるメドレーデータを生成し、又は、当該メドレーデータを生成しつつ再生する、
メドレーデータを生成する処理(以下、「メドレーデータ生成処理」という。)を実行する構成を有している。
通信端末装置20は、例えば、スマートフォン、携帯用電話機及びタブレット型情報通信端末装置、リモコン装置等の端末装置である。
具体的には、通信端末装置20は、XML(eXtensible Markup Language)やJSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等のマークアップ言語によって記述されているリソースデータをURLに基づいて取得し、当該取得したリソースデータに基づいて、画像の表示、音の再生及びデータ通信を行うブラウジング機能を有している。
また、通信端末装置20は、タッチパネルを有するとともに、カラオケシステム10の操作用のアプリケーションを実行し、当該カラオケシステム10のリモコン装置として機能する構成を有している。
特に、通信端末装置20は、タッチパネルに表示された画像にタッチ操作が実行されると、当該タッチ操作によってタッチされた画像に対応付けられている操作指示を特定し、当該特定した指示を受け付ける構成を有している。
また、通信端末装置20は、リモコン装置としては、カラオケに用いる楽曲の選曲(以下、「カラオケデータの選択」ともいう。)又は選曲予約、カラオケデータの再生、その中止、採点結果の表示や中止などを含むカラオケシステム10の各種の操作を実行することが可能な構成を有している。
一方、通信端末装置20は、
(1)ユーザの指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含むカラオケデータを取得し、
(2)取得したカラオケデータの歌詞データに基づいてカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示させ、
(3)取得したカラオケデータに基づいて、表示されているテキストを特定するユーザにおける特定操作に基づいて、各カラオケデータにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出し、
(4)検出された抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間を規定するためのデータ(以下、「再生期間データ」という。)と、選曲番号とを含むメドレー生成用データを生成し、
(5)抽出した各楽曲データのメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する
メドレー生成用データ提供処理を実行する構成を有している。
(1)ユーザの指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含むカラオケデータを取得し、
(2)取得したカラオケデータの歌詞データに基づいてカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示させ、
(3)取得したカラオケデータに基づいて、表示されているテキストを特定するユーザにおける特定操作に基づいて、各カラオケデータにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出し、
(4)検出された抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間を規定するためのデータ(以下、「再生期間データ」という。)と、選曲番号とを含むメドレー生成用データを生成し、
(5)抽出した各楽曲データのメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する
メドレー生成用データ提供処理を実行する構成を有している。
管理サーバ装置30は、記憶装置40を管理しつつ、カラオケ通信システム1にてユーザに提供されるカラオケ提供サービスを含む各種のサービスを管理するサーバ装置である。
特に、管理サーバ装置30は、記憶装置40に記憶されたユーザ情報やカラオケデータの各種データを管理するとともに、カラオケシステム10及び通信端末装置20からの要求に従って、要求された各種データを記憶装置40から読み出してカラオケシステム10又は通信端末装置20に配信を行う構成を有している。
記憶装置40は、HDD(ハードディスクドライブ)、又は、SSD(ソリッドステートドライブ)等により構成され、その記憶領域内に、ユーザ管理DB401及びカラオケデータ用DB402が構築され、管理サーバ装置30によって管理運用されるようになっている。
ユーザ管理DB401は、各ユーザを管理するための情報(以下、「ユーザ情報」という。)がデータとして記憶されるDBである。
具体的には、ユーザ管理DB401に記憶される複数のユーザ情報は、各ユーザを識別するためのユーザID、氏名、住所、アカウント名、パスワード、性別、年齢、メールアドレス及びお気に入り画像(すなわち、背景画像として利用するための画像)がデータとして対応付けて記憶される。
カラオケデータ用DB402は、「演歌」、「POP」、「ロック」等、カラオケデータの階層的な楽曲ジャンルを示すジャンルデータと、各カラオケデータを識別するための選曲番号と、楽曲タイトル(楽曲名)データと、が対応付けされた複数のカラオケデータが記憶される。なお、一部のカラオケデータは、カラオケシステム10に記憶されている。
また、カラオケデータには、カラオケ用の楽曲データと、楽曲データの再生に同期して表示させる歌詞データと、当該歌詞データの表示制御を行う制御データと、などが含まれる。
さらに、カラオケ用の楽曲データには、複数の楽器の演奏音を再生制御するためのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データ、Aメロ、Bメロ、サビなど楽曲の構成を示す楽曲構成データ、歌パートの基準音(キー)の音高を示す音高データ、及びメロディをガイドするためのガイドメロディデータなどが含まれる。
[2]カラオケシステム
次に、図2を用いて本実施形態のカラオケシステム10の構成及びその動作について説明する。なお、図2は、本実施形態におけるカラオケシステム10の構成を示す構成図である。
次に、図2を用いて本実施形態のカラオケシステム10の構成及びその動作について説明する。なお、図2は、本実施形態におけるカラオケシステム10の構成を示す構成図である。
本実施形態のカラオケシステム10は、図2に示すように、ネットワークNを介して管理サーバ装置30からカラオケデータ及び楽曲画像データ等を取得するための通信を行う通信制御部111と、マイクMから出力された音声信号に対して所定の処理を行う音声入力処理部112と、カラオケデータに含まれる楽曲データを再生するカラオケ再生部113と、再生された楽曲データに対応する楽音をスピーカSPに拡声させる拡声処理部114と、を備えている。
また、カラオケシステム10は、表示部115と、表示部115を制御する表示制御部116と、図示しないリモコン装置又は通信端末装置20と近距離無線通信を行う近距離無線通信部117と、各部を統合的に制御するシステム制御部118と、カラオケデータの一部が記憶されるシステム用DB119と、メドレーデータ生成処理を実行するデータ処理部120と、ユーザの指示を受け付ける操作部130と、タイマ140と、ROM/RAM150と、を備えている。
そして、カラオケシステム10は、システム制御部118を中心にバスBや所定の伝送ラインによって接続されている。
通信制御部111は、システム制御部118の制御の下、ネットワークNを介してユーザが保持する通信端末装置(後述のようにコントローラとして登録された通信端末装置)20又は管理サーバ装置30と通信回線を構築し、各種データの授受を行う。
特に、通信制御部111は、近距離無線通信部117やネットワークNを介して通信端末装置20から、又は、図示しないリモコン装置からユーザによる選曲番号を含む選曲指示などの操作指示を受信する。
そして、通信制御部111は、選曲指示を受信すると、システム制御部118の制御の下、
(1)選曲番号に基づいて、管理サーバ装置30からカラオケデータを取得し、又は、システム用DB119から読み出し、
(2)所定の再生タイミングに、取得又は読み出したカラオケデータに含まれる楽曲データをカラオケ再生部113に供給し、
(3)楽曲データの再生と同期させつつ、表示部115に背景画像データとともに歌詞データを供給する。
(1)選曲番号に基づいて、管理サーバ装置30からカラオケデータを取得し、又は、システム用DB119から読み出し、
(2)所定の再生タイミングに、取得又は読み出したカラオケデータに含まれる楽曲データをカラオケ再生部113に供給し、
(3)楽曲データの再生と同期させつつ、表示部115に背景画像データとともに歌詞データを供給する。
なお、通信制御部111は、選曲指示を受信した際に、既に選曲された他のカラオケデータが設定されている場合(すなわち、選曲予約の場合)には、再生タイミングまで、取得したカラオケデータをROM/RAM150に記憶しておく。
カラオケ再生部113は、MIDI音源を有し、システム制御部118の制御の下、管理サーバ装置30を介して記憶装置40から取得(ダウンロード)された又はシステム用DB119から読み出されたカラオケデータに含まれる楽曲データに基づいてMIDI音源を制御する再生処理を行うようになっている。
そして、カラオケ再生部113は、再生処理によって生成された楽音データを拡声処理部114に出力する。
一方、カラオケ再生部113は、カラオケデータに含まれるジャンルデータを抽出し、当該ジャンルデータに対応付けて記憶されている背景画像データをシステム用DB119から取得する。
そして、カラオケ再生部113は、取得した背景画像データに基づく背景画像を楽曲データの再生に同期させて表示部115に表示するための画像信号を表示制御部116に出力する。
なお、本実施形態においては、背景画像データをユーザが有する通信端末装置20から取得してもよいし、ネットワークNを介して外部のWebページから取得してもよい。また、この場合には、カラオケ再生部113は、取得した背景画像データに基づく背景画像を楽曲データの再生に同期させて表示部115に表示させる。
拡声処理部114は、システム制御部118の制御の下、カラオケ再生部113から出力された楽音データをアナログ形式のオーディオ信号に変換する処理及び変換されたオーディオ信号を所定のレベルに増幅してスピーカSPに出力する処理を行う。
なお、スピーカSPは、カラオケシステム10が設けられた設置場所によって適したシステムによって構成されている。また、拡声処理部114にて、残響処理等の各種信号処理を施し、当該信号処理後のオーディオ信号をスピーカSPから出力させる構成としてもよい。
表示部115は、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)素子又は液晶表示素子によって構成され、表示制御部116の制御に従って所定の画像を表示する。
具体的には、表示部115は、背景画像データ及び歌詞データに基づいて歌詞が重畳された画像を表示する。すなわち、表示部115は、再生される楽曲データに併せて歌詞及び背景画像を表示するカラオケ表示を行う。
表示制御部116は、システム制御部118の制御の下、背景画像データに歌詞データを重畳するための表示処理を実行し、表示用データを生成して表示部115に出力する。
近距離無線通信部117は、IrDA(Infrared data Association)等の赤外線通信、又は、bluetooth,IEEE802.15.4、無線LAN等の近距離無線通信規格に従い、通信端末装置20とデータの授受を行う。
例えば、近距離無線通信部117は、通信端末装置20を用いたユーザの指示入力を受け付け、受け付けた指示に対応する命令コマンドを、バスBを介してシステム制御部118又はデータ処理部120に出力する。
なお、通信端末装置20とカラオケシステム10との間の通信は、ネットワークNや管理サーバ装置30を介して実行してもよい。
一方、近距離無線通信部117は、通信端末装置20によって生成されたメドレー生成用データを受信し、受信したメドレー生成用データをデータ処理部120に提供する。
システム制御部118は、主に図示せぬ中央演算処理装置(CPU)、キャッシュメモリ、及びRAMによって構成され各部を統合的に制御する。また、システム制御部118は、各部と連動しつつ、前記各機能を実現するための処理を実行する。
システム用DB119には、
(1)各機能を実現するための処理を実行する際に利用されるプログラムと、
(2)ジャンルデータと関連付けされた楽曲データを再生する際に表示部115に表示するための複数の背景画像データと、
(3)カラオケデータと、
が記憶される。
(1)各機能を実現するための処理を実行する際に利用されるプログラムと、
(2)ジャンルデータと関連付けされた楽曲データを再生する際に表示部115に表示するための複数の背景画像データと、
(3)カラオケデータと、
が記憶される。
データ処理部120は、システム制御部118と同一、又は、独立したCPU及びワークエリアとしてのROM/RAM150により構成され、アプリケーションを実行する。
そして、データ処理部120は、本発明のメドレー生成手段として機能し、アプリケーションを実行することによって、メドレーデータを生成するメドレーデータ生成処理を実行する。
特に、データ処理部120は、通信端末装置20によって生成された選曲番号と、再生期間データを含むメドレー生成用データを取得すると、当該メドレー生成用データに含まれる選曲番号を抽出し、通信制御部111を介して選曲番号に該当するカラオケデータ(すなわち、メドレーの対象となる対象カラオケデータ)を取得する。
そして、データ処理部120は、
(1)再生期間データに含まれる再生開始時刻と、再生終了時刻と、を取得し、
(2)当該対象カラオケデータにおける楽曲データ、歌詞データ及び制御データのそれぞれに対して、再生開始時刻から再生終了時刻までの再生期間に該当する各データを、メドレーに用いるカラオケ部分データとして、抽出し、
(3)抽出した各カラオケ部分データを時間軸に従って繋げて複数の楽曲(すなわち、楽曲の一部)から構成されるメドレーデータを生成する。
(1)再生期間データに含まれる再生開始時刻と、再生終了時刻と、を取得し、
(2)当該対象カラオケデータにおける楽曲データ、歌詞データ及び制御データのそれぞれに対して、再生開始時刻から再生終了時刻までの再生期間に該当する各データを、メドレーに用いるカラオケ部分データとして、抽出し、
(3)抽出した各カラオケ部分データを時間軸に従って繋げて複数の楽曲(すなわち、楽曲の一部)から構成されるメドレーデータを生成する。
特に、データ処理部120は、カラオケ部分データが抽出される毎に、n−1(nは自然数)回目に実行された抽出処理によって抽出されたカラオケ部分データの再生終了時刻に、n回目に実行された抽出処理によって抽出されたカラオケ部分データの再生開始時刻を合わせて、当該n回目に実行された抽出処理によって抽出されたカラオケ部分データをn−1回目までの抽出処理によって抽出されたカラオケ部分データに繋げてメドレーデータを生成する。
具体的には、データ処理部120は、前の楽曲の再生終了時刻に、当該メドレーに繋げる楽曲の再生開始時刻を合わせて、楽曲データ、歌詞データ及び制御データのそれぞれを繋げる。
なお、データ処理部120は、カラオケ再生部113と連動し、メドレーデータを生成しつつ、再生してもよい。
[3]通信端末装置
次に、図3を用いて本実施形態の通信端末装置20の構成及びその動作について説明する。
次に、図3を用いて本実施形態の通信端末装置20の構成及びその動作について説明する。
本実施形態の通信端末装置20は、図3に示すように、ネットワークNに通信接続されるネットワーク通信部210と、カラオケシステム10と近距離無線通信を行う近距離無線通信部220と、表示部240と、表示部240に対する画像の表示を制御する表示制御部250と、各種の情報に対応するデータが記憶される記憶部260と、タッチパネルにより構成される操作部270と、端末管理制御部280と、有している。
そして、通信端末装置20は、カラオケシステム10のリモコン装置として機能させるための各処理の実行、及び、メドレー生成用データ提供処理の実行を行うアプリケーション実行部290を有している。
また、通信端末装置20は、カラオケデータに基づいて音源制御して楽曲の再生する再生部201と、再生された音信号の信号レベルを増幅し、スピーカSPに出力する電力増幅器202と、タイマ203と、を備えている。
なお、通信端末装置20の各部は、バスBによって相互に接続されており、データの授受を実行している。
ネットワーク通信部210は、所定のネットワークインターフェースであり、端末管理制御部280及びアプリケーション実行部290の制御の下、基地局BSを介してネットワークNに接続されるカラオケシステム10又は管理サーバ装置30と通信回線を構築し、カラオケシステム10又は管理サーバ装置30と種々のデータの授受を行う。
近距離無線通信部220は、IrDA(Infrared data Association)等の赤外線通信、又は、bluetooth,IEEE802.15.4、無線LAN等の近距離無線通信規格に従い、カラオケシステム10とデータの授受を行う。
表示部240は、所定のサイズ(例えば、5インチ、W480×H960ピクセル)の画像表示領域を有し、液晶素子又はEL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部250において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。
特に、本実施形態では、表示部240は、表示制御部250の制御の下、メドレー生成用データ提供処理の実行時に、カラオケデータに含まれる歌詞データ基づいて歌詞を表示するとともに、操作部270の操作に応じて抽出区間が特定された場合に、当該表示された歌詞の抽出区間を強調表示する。
表示制御部250は、端末管理制御部280及びアプリケーション実行部290の制御の下、表示部240に所定の画像を描画させるために必要な描画データを生成し、生成した描画データを当該表示部240に出力する。
記憶部260は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリなどにより構成される。
そして、記憶部260は、各種のアプリケーションが記憶されるアプリケーション記憶部261と、メドレー生成用データ提供処理に用いるカラオデータ、及びメドレー作成用データを記憶するデータ記憶部262と、操作アプリの起動中にワークエリアとして機能するRAM264とを有している。
特に、各種のアプリケーションには、選曲操作を含むカラオケシステム10の操作を行うためのタッチパネル用の操作アプリケーション(以下、「操作アプリ」という。)及びメドレー生成用データ提供処理を実行するためのアプリケーション(以下、「メドレー生成アプリ」という。)を含む。
操作部270は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタンその他のキーであって、表示部240上に設けられたタッチセンサを有するタッチパネルによって構成され、カラオケシステム10の各操作を行う際に、及び、メドレーデータを生成する際に用いられる。
特に、操作部270は、メドレー生成用データ提供処理の実行中、表示された歌詞を示すテキストに対してユーザの特定操作により特定された抽出開始位置及び抽出終了位置を検出するために用いられる。
端末管理制御部280は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、通信端末装置20の全般的な機能及び情報提供プログラムを実行するための全般的な機能を総括的に制御する。
アプリケーション実行部290は、独立した中央演算処理装置(CPU)によって構成され、又は、端末管理制御部280の中央演算処理装置(CPU)を用いて構成される。
そして、アプリケーション実行部290は、操作アプリ及びメドレー生成アプリを実行することによって、リモコン装置として機能を実行する操作制御部291と、カラオケデータなどのメドレー生成用データ提供処理の実行時に用いる各データを管理するデータ管理部292と、カラオケデータの再生制御を実行する再生制御部293と、ユーザの操作部270に対するタッチ操作を検出する操作検出部294と、メドレー生成用データ提供処理を実行するデータ提供処理部295と、を実現する。
例えば、本実施形態のデータ管理部292は、本発明のデータ取得手段を構成し、操作検出部294は、本発明の受付手段及び検出手段を構成する。また、例えば、本実施形態のデータ提供処理部295は、本発明の検出手段、生成手段(データ生成手段)、提供手段、算出手段、条件取得手段、設定手段及び決定手段を構成するとともに、本発明の表示手段としての表示部240を制御する表示制御部250と連動して、本発明の表示制御手段を構成する。
操作制御部291は、端末管理制御部280による制御の下、表示制御部250及び操作部270と連動し、操作アプリを実行することにより、ユーザの操作に基づくカラオケシステム10の各種の操作を受け付ける。
そして、操作制御部291は、ネットワーク通信部210又は近距離無線通信部220を介してカラオケシステム10に送信する。
また、操作制御部291は、カラオケシステム10と連動し、該当するカラオケシステム10のリモコン装置として設定するための利用登録処理を実行する。
具体的には、操作制御部291は、
(1)ネットワーク通信部210又は近距離無線通信部220に、リモコン装置として登録する該当するカラオケシステム10又は管理サーバ装置30と通信回線を確立させ、
(2)該当するカラオケシステム10に利用登録するために管理サーバ装置30又はカラオケシステム10によって発行された識別情報(以下、「接続ID」という。)をユーザの操作に基づいて操作部270を介して受け付け、
(3)通信回線によって当該ユーザのユーザID及び通信端末装置20のIDとともに接続IDを送信する、
各処理を実行する。
(1)ネットワーク通信部210又は近距離無線通信部220に、リモコン装置として登録する該当するカラオケシステム10又は管理サーバ装置30と通信回線を確立させ、
(2)該当するカラオケシステム10に利用登録するために管理サーバ装置30又はカラオケシステム10によって発行された識別情報(以下、「接続ID」という。)をユーザの操作に基づいて操作部270を介して受け付け、
(3)通信回線によって当該ユーザのユーザID及び通信端末装置20のIDとともに接続IDを送信する、
各処理を実行する。
そして、操作制御部291は、ネットワーク通信部210又は近距離無線通信部220を介して利用登録完了の通知を受信してリモコン装置としての利用登録を完了する。
なお、管理サーバ装置30と利用登録が実行された場合には、管理サーバ装置30が、該当するカラオケシステム10に対して通信端末装置20のIDを用いてリモコン装置として登録する。
データ管理部292は、カラオケシステム10又は管理サーバ装置30と連動し、操作部270に対するユーザの指示入力に基づいて、ユーザが希望するカラオケデータを取得する。そして、データ管理部292は、取得したカラオケデータの楽曲データ、歌詞データ及び制御データを対応付けてデータ記憶部262に記録する。
例えば、データ管理部292は、ユーザによって直接に入力された選曲番号を取得し、又は、楽曲名に基づく検索、アーティスト名に基づく検索若しくは流行した年代に基づく検索などのカラオケ提供サービスの一部として提供されている選曲支援サービスによって特定された楽曲の選曲番号を取得し、当該取得した選曲番号に基づいて、該当するカラオケデータを取得する。
また、データ管理部292は、メドレー生成用データ提供処理によって生成されたメドレー生成用データのデータ記憶部262への記憶、及び、記憶されているメドレー生成用データのカラオケシステム10又は管理サーバ装置30への送信を実行する。
再生制御部293は、メドレー生成用データ提供処理中に、必要に応じて、ユーザの指示に基づいて、メドレー生成用データ提供処理の対象となっている対象カラオケデータの再生を制御する。
特に、再生制御部293は、表示部240に表示されている歌詞に対してタッチ操作を実行することによって指定された歌詞を示すテキストの抽出開始位置に対応する時刻である再生開始時刻から対象カラオケデータの再生を実行する。
なお、再生制御部293は、ユーザの再生終了の指示が検出されるまで、又は、再生期間の抽出終了位置に対応する時刻(以下、「抽出終了再生時刻」という。)まで再生を実行する。
また、再生制御部293は、カラオケシステム10においてメドレー生成用データに基づいてメドレーデータが生成された場合に、ユーザの指示に基づいて、メドレーデータを管理サーバ装置30と連動してユーザ管理DB401に登録指示してもよいし、当該登録されたメドレーデータをカラオケシステム10によって再生するための再生指示をカラオケシステム10又は管理サーバ装置30に送信してもよい。
操作検出部294は、タッチパネルとしての操作部270に対するタッチ操作及びスライド操作に基づいて、ユーザの操作指示を検出する。
特に、操作検出部294は、メドレー生成用データ提供処理中に、対象カラオケデータにおける歌詞を示すテキストが表示部240に表示されている場合に、抽出開始位置及び抽出終了位置を、メドレーに用いる部分として、検出する。
データ提供処理部295は、
(1)ユーザの指示に基づいて複数のカラオケデータにそれぞれ含まれる歌詞データを示し歌詞のテキストからそれぞれ所定の再生期間を抽出し、
(2)抽出した再生期間を規定する再生期間データを含むメドレー生成用データを生成し、
(3)生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する、
メドレーデータ生成用データ提供処理を実行する。
(1)ユーザの指示に基づいて複数のカラオケデータにそれぞれ含まれる歌詞データを示し歌詞のテキストからそれぞれ所定の再生期間を抽出し、
(2)抽出した再生期間を規定する再生期間データを含むメドレー生成用データを生成し、
(3)生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する、
メドレーデータ生成用データ提供処理を実行する。
なお、本実施形態のメドレーデータを生成するメドレー生成用データ提供処理を実行するデータ提供処理部295の詳細については、後述する。
再生部201は、端末管理制御部280又はアプリケーション実行部290(具体的には、再生制御部293)の制御の下、記憶部260記録されているカラオケデータを読み出し、又は、ネットワーク通信部210を介して予め取得した若しくはストリーミングによってカラオケデータをリアルタイムで取得する。
そして、再生部201は、読み出した又は取得したカラオケデータをデコードして音信号に変換し、変換した音信号をスピーカSPから拡声するために電力増幅器202に出力する。
電力増幅器202は、再生部201から出力された音信号を受信し、端末管理制御部280又はアプリケーション実行部290の制御の下、操作部270よって指定された音量の指示に基づいて音信号の信号レベルを増幅する。そして、電力増幅器202は、増幅した音信号をスピーカSPに出力する。
タイマ203は、アプリケーション実行部290によってメドレー生成用データ提供処理が実行される際に、アプリケーション実行部290の指示に基づいてカウントを実行し、その結果を当該アプリケーション実行部290に出力する。
[4]メドレー生成用データ提供処理
次に、図4〜図8を用いて本実施形態のデータ提供処理部295の詳細について説明する。なお、図4は、本実施形態のメドレー生成用データ提供処理において表示される初期表示テキストを説明するための図であり、図5〜図8は、本実施形態のメドレー生成用データ提供処理における抽出開始位置、抽出開始関連位置、抽出終了位置及び抽出終了関連位置の検出を説明するための図である。
次に、図4〜図8を用いて本実施形態のデータ提供処理部295の詳細について説明する。なお、図4は、本実施形態のメドレー生成用データ提供処理において表示される初期表示テキストを説明するための図であり、図5〜図8は、本実施形態のメドレー生成用データ提供処理における抽出開始位置、抽出開始関連位置、抽出終了位置及び抽出終了関連位置の検出を説明するための図である。
データ提供処理部295は、メドレー生成用データ提供処理としては、
(1)メドレー生成用データ提供処理の事前処理を実行し、
(2)メドレー生成用データ提供処理における初期設定を実行し、
(3)対象カラオケデータ毎に、メドレーに用いる部分を抽出する基準としての抽出開始位置(又は抽出開始関連位置)及び抽出終了位置(又は抽出終了関連位置)を検出し、
(4)検出した出開始位置(又は抽出開始関連位置)及び抽出終了位置(又は抽出終了関連位置)に基づいて、メドレーに用いる部分を再生期間として抽出し、
(5)抽出した各カラオケデータの再生期間を規定する再生期間データ及び各カラオケデータの選曲番号を含むメドレー生成用データを生成し、当該生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する、
各処理を実行する。
(1)メドレー生成用データ提供処理の事前処理を実行し、
(2)メドレー生成用データ提供処理における初期設定を実行し、
(3)対象カラオケデータ毎に、メドレーに用いる部分を抽出する基準としての抽出開始位置(又は抽出開始関連位置)及び抽出終了位置(又は抽出終了関連位置)を検出し、
(4)検出した出開始位置(又は抽出開始関連位置)及び抽出終了位置(又は抽出終了関連位置)に基づいて、メドレーに用いる部分を再生期間として抽出し、
(5)抽出した各カラオケデータの再生期間を規定する再生期間データ及び各カラオケデータの選曲番号を含むメドレー生成用データを生成し、当該生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する、
各処理を実行する。
なお、本実施形態のデータ提供処理部295における上記の各処理の詳細については以下に説明する。
(1:事前処理)
データ提供処理部295は、事前処理としては、メドレー生成用データ提供処理の実行開始前に、ユーザの指示によって設定されたメドレーを構成する楽曲数及び再生時間長に基づいて、楽曲毎のメドレーに利用する部分の基準となる再生期間の長さを示す再生時間長(以下、「参照再生単位時間長」という。)を算出する。
データ提供処理部295は、事前処理としては、メドレー生成用データ提供処理の実行開始前に、ユーザの指示によって設定されたメドレーを構成する楽曲数及び再生時間長に基づいて、楽曲毎のメドレーに利用する部分の基準となる再生期間の長さを示す再生時間長(以下、「参照再生単位時間長」という。)を算出する。
特に、データ提供処理部295は、例えば、カラオケシステム10の利用時間の終了時刻が近づいてきた場合に、残存時間を指定することによって利用時間の終了まで無駄なく当該カラオケシステムを利用するためなど、メドレーを生成する際にユーザに提供する目安として、参照再生単位時間長を算出する。
具体的には、データ提供処理部295は、操作部270を介して入力されたユーザの指示入力に基づいて、メドレーを構成する楽曲数及び再生時間長を含む条件(以下、「メドレー生成条件」という。)を取得する。
そして、データ提供処理部295は、取得したメドレー生成条件に基づいて各楽曲の再生時間長を設定し、当該設定した再生時間長を参照再生単位時間長としてRAM264に記憶する。
例えば、データ提供処理部295は、ユーザの指示として楽曲数が「5」及び再生時間長が「10分」のメドレー生成条件を取得すると、1曲「2分」の参照再生単位時間長を算出する。
(2:初期設定)
データ提供処理部295は、ユーザの指示に基づいて、選曲番号などのメドレーに用いるカラオケデータを検出すると、データ管理部292と連動し、管理サーバ装置30を介して記憶装置40からメドレー生成用データ提供処理の対象となる対象カラオケデータを取得する。
データ提供処理部295は、ユーザの指示に基づいて、選曲番号などのメドレーに用いるカラオケデータを検出すると、データ管理部292と連動し、管理サーバ装置30を介して記憶装置40からメドレー生成用データ提供処理の対象となる対象カラオケデータを取得する。
そして、データ提供処理部295は、表示制御部250と連動し、RAM264に記憶されている参照再生単位時間長に基づいて、予め定められた表示開始位置から参照再生単位時間長分の歌詞を初期表示テキストとして表示部240に表示させる。特に、データ提供処理部295は、フレーズ毎に他のフレーズとは離隔した纏まり(塊)として、歌詞を表示部240に表示させる。
例えば、データ提供処理部295は、図4に示すように、予め定められた表示開始位置としての対象カラオケデータの先頭文字から、当該先頭の再生時刻(すなわち、0分20秒)に参照再生単位時間長を加算した時刻に表示される文字又は当該文字をフレーズに含む場合の当該フレーズの歌詞の表示方向における最終文字まで、の歌詞をフレーズ毎に纏まり(塊)にし、かつ、Aメロやサビなどのチャプター毎の纏まり(塊)にして表示部240に表示させる。
なお、データ提供処理部295は、1番のサビが終了する再生時刻を予め定められた表示終了位置に設定し、当該表示終了位置の再生時刻から参照再生単位時間長を減算した時刻に表示される文字、又は、当該文字をフレーズに含む場合の当該フレーズの歌詞の表示方向に対して先頭になる先頭文字までを、初期表示テキストとして、表示部240に表示してもよい。
また、初期表示テキストとしては、上記に限らず、任意に設定することができるようになっている。
(3:抽出開始位置及び抽出終了位置の検出)
データ提供処理部295は、対象カラオケデータにおける初期表示テキストが表示部240に表示されている場合に、当該表示部240に表示されているテキストを特定するユーザにおける特定操作として、タッチ操作入力及び当該タッチ操作入力を継続しつつ歌詞の表示方向にスライドさせたスライド操作入力を検出すると、対象カラオケデータにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する。
データ提供処理部295は、対象カラオケデータにおける初期表示テキストが表示部240に表示されている場合に、当該表示部240に表示されているテキストを特定するユーザにおける特定操作として、タッチ操作入力及び当該タッチ操作入力を継続しつつ歌詞の表示方向にスライドさせたスライド操作入力を検出すると、対象カラオケデータにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する。
具体的には、データ提供処理部295は、図4に示すように、対象カラオケデータにおける初期表示テキストが表示部240に表示されている場合に、図4に示すように、タッチパネルの初期表示テキストが表示されている領域(以下、「テキスト表示領域」という。)内において、何れの接触も生じていない無接触状態からユーザのタッチ操作入力によって接触状態への変化を検出した場合には、当該タッチ操作入力を検出した位置を抽出開始位置として検出する。
なお、データ提供処理部295は、図5においては、「くまさんのいうことにゃ」における「く」の位置を抽出開始位置として検出する。
また、データ提供処理部295は、図5に示すように、抽出開始位置を検出した後に、当該抽出開始位置を検出した際のタッチ操作入力が継続され、歌詞の表示方向にタッチ操作入力をスライドさせたスライド操作入力が実行された場合であって、当該スライド操作入力中にタッチ操作入力が終了した場合(すなわち、タッチパネルに対する接触状態から無接触状態への変化を検出した場合)には、歌詞に対する塗り操作が終了したとして、図6に示すように、スライド操作入力中にタッチ操作入力が終了した位置(すなわち、タッチパネルからタッチ操作入力が離隔された位置)を抽出終了位置として検出する。
一方、データ提供処理部295は、抽出開始位置又は抽出終了位置を検出した場合であって、表示部240上の抽出開始位置又は抽出終了位置に表示されているテキストが存在していない場合には、当該抽出開始位置又は抽出終了位置に対して最近接の位置に表示されているテキストの位置を抽出開始関連位置又は抽出終了関連位置として検出する。
例えば、データ提供処理部295は、図7に示すように、テキストが存在していない位置で抽出終了位置を検出すると、最近接の位置に表示されているテキスト「おにげなさい」の「い」の位置を抽出終了関連位置として検出する。
他方、データ提供処理部295は、図8に示すように、表示制御部250を制御し、検出した抽出開始位置又は抽出開始関連位置から、検出した抽出終了位置又は抽出開始関連位置まで、のテキストを、強調表示など、他のテキストとは異なる表示形態によって表示部240に表示させる。
なお、データ提供処理部295は、抽出開始位置を検出した場合であって、表示部240上の抽出開始位置に表示されているテキストがフレーズ中の文字の場合には、当該フレーズの先頭の文字の位置を抽出開始関連位置として検出してもよい。
また、同様に、データ提供処理部295は、抽出終了位置を検出した場合であって、表示部240上の抽出終了位置に表示されているテキストがフレーズ中の文字の場合には、当該フレーズの最後尾の文字の位置を抽出終了関連位置として検出してもよい。
(4:再生期間データを含むメドレー生成用データの生成)
データ提供処理部295は、検出した抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置のカラオケデータ上の再生開始時刻から、検出した抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する再生終了時刻まで、の再生期間を規定する再生期間データと、当該対象カラオケデータの選曲番号と、を含むデータを、メドレー生成用データとして、生成する。
データ提供処理部295は、検出した抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置のカラオケデータ上の再生開始時刻から、検出した抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する再生終了時刻まで、の再生期間を規定する再生期間データと、当該対象カラオケデータの選曲番号と、を含むデータを、メドレー生成用データとして、生成する。
特に、データ提供処理部295は、抽出させた各楽曲データの部分データを時間軸に従って繋げて複数の曲から構成される前記メドレーデータを生成させるためのデータとして、再生開始時刻を示す情報と、再生終了時刻を示す情報と、を有する再生期間データと、カラオケシステム10が当該カラオケデータを取得するための選曲番号と、を含むデータを、メドレー生成用データとして、生成する。
(5:メドレー生成用データの提供)
データ提供処理部295は、生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する。
データ提供処理部295は、生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に提供する。
(6:その他)
データ提供処理部295は、カラオケ部分データを抽出する毎に、検出した抽出開始位置又は抽出開始関連位置から、検出した抽出終了位置又は抽出終了関連位置まで、のテキストに対応した該当する楽曲データの再生時間を部分再生時間として算出する。
データ提供処理部295は、カラオケ部分データを抽出する毎に、検出した抽出開始位置又は抽出開始関連位置から、検出した抽出終了位置又は抽出終了関連位置まで、のテキストに対応した該当する楽曲データの再生時間を部分再生時間として算出する。
そして、データ提供処理部295は、表示制御部250を制御して、算出した部分再生時間を表示部240に表示する。
一方、データ提供処理部295は、カラオケ部分データが抽出される毎に、当該抽出されたカラオケ部分データの再生時間長を加算してメドレーデータを再生する際の再生時間長を算出する。
そして、データ提供処理部295は、表示制御部250を制御して算出したメドレーデータの再生時間長に関する情報を表示部240に表示させる。
[5]メドレー生成用データ提供処理
次に、図9及び図10を用いて本実施形態の通信端末装置20において実行されるメドレー生成用データ提供処理ついて説明する。なお、図9及び図10は、本実施形態の通信端末装置20において実行させるメドレー生成用データ提供処理の動作を示すフローチャートである。
次に、図9及び図10を用いて本実施形態の通信端末装置20において実行されるメドレー生成用データ提供処理ついて説明する。なお、図9及び図10は、本実施形態の通信端末装置20において実行させるメドレー生成用データ提供処理の動作を示すフローチャートである。
本動作においては、既に通信端末装置20がカラオケシステム10のコントロールユニットとして登録されているとともに、管理サーバ装置30が提供しているカラオケ提供サービスにログインしているものとする。
また、本動作は、メドレーの対象となる対象カラオケデータ一部の再生期間をカラオケ部分データとして抽出する際に、抽出開始関連位置及び抽出終了関連位置を用いないものとする。
まず、データ提供処理部295は、操作部270を介して入力されたユーザのメドレーデータの生成開始指示とともに、メドレー生成条件(メドレーを構成する楽曲数及びその再生時間長)を検出すると(ステップS101)、検出した楽曲数及び再生時間長に基づいて、参照再生単位時間長を算出する(ステップS102)。
なお、データ提供処理部295は、参照再生単位時間長を算出するとユーザの指示に基づくメドレーの対象となる対象カラオケデータを選曲するための選曲番号の入力を待機する。
次いで、データ提供処理部295は、ユーザの指示入力に基づいて選曲番号を検出すると(ステップS103)、データ管理部292に当該選曲番号を有するカラオケデータを、管理サーバ装置30を介して記憶装置40から取得する(ステップS104)。
次いで、データ提供処理部295は、表示制御部250と連動し、RAM264に記憶されている参照再生単位時間長に基づいて、予め定められた表示開始位置(例えば楽曲において先頭の歌詞)から参照再生単位時間長分の歌詞を初期表示テキストとして表示部240に表示させる(ステップS105)。
なお、データ提供処理部295は、初期表示テキストを表示部240に表示させると、ユーザの指示に基づく抽出開始位置の入力を待機する。
次いで、データ提供処理部295は、初期表示テキストが表示されているテキスト表示領域内タッチパネル上において、何れの接触も生じていない無接触状態からユーザのタッチ操作入力によって接触状態への変化を検出すると(ステップS106)、当該タッチ操作入力を検出した位置を抽出開始位置として検出する(ステップS107)。
このとき、表示制御部250は、抽出開始位置からテキストの強調表示を開始する(塗りの開始)。なお、データ提供処理部295は、抽出開始位置を検出すると、ユーザの指示に基づく抽出終了位置の入力を待機する。
次いで、データ提供処理部295は、当該抽出開始位置を検出した際のタッチ操作入力を継続しつつ、歌詞の表示方向にタッチ操作入力をスライドさせたスライド操作入力及びタッチ操作入力が終了し、タッチパネルに対する接触状態から無接触状態への変化を検出すると(ステップS108)、スライド操作入力が終了してタッチ操作入力が終了した位置を抽出終了位置として検出して抽出する再生期間を決定する(ステップS109)。
このとき、表示制御部250は、抽出終了位置まで実行したテキストの強調表示を終了させる(塗りの終了)。
次いで、データ提供処理部295は、検出した抽出開始位置及び抽出終了位置まで、のテキストに対応した該当する楽曲データの再生時間を部分再生時間として算出し、当該算出した部分再生時間を表示部240に表示する(ステップS110)。このとき、データ提供処理部295は、再生期間の確定に関するユーザの指示入力を待機する。
次いで、データ提供処理部295は、ユーザの指示に基づくメドレーとしての再生期間の確定入力の指示を検出したか、又は、当該再生期間のキャンセル指示を検出したかを判定する(ステップS111)。
このとき、データ提供処理部295は、決定された再生期間のキャンセル指示を検出した場合には、検出された抽出開始位置及び抽出終了位置をキャンセルして(ステップS112)ステップS106の処理に移行する。
また、データ提供処理部295は、決定された再生期間の確定入力を検出した場合には、検出した抽出開始位置及び抽出終了位置に基づく再生開始時刻を示す情報及び再生終了時刻を示す情報を有する再生期間データと、選曲番号と、を含むメドレー生成用データを生成し、RAM264に記憶する(ステップS112)。
なお、データ提供処理部295は、2曲目以降のカラオケデータに関する再生期間データ及び選曲番号については、メドレーの再生順の情報とともに、既にRAM264に記憶されているメドレー生成用データに追加登録して当該データを更新する。また、メドレーの再生順の情報とは、原則、登録した順番を示す。
次いで、データ提供処理部295は、ユーザの指示に基づいて、次のメドレーの対象となるカラオケデータの有無を判定する(ステップS113)。このとき、データ提供処理部295は、次のカラオケデータがあると判定した場合には、ステップS103の処理に移行し、次のカラオケデータがないと判定した場合には、ステップS115の処理に移行する。
最後に、データ提供処理部295は、ステップS113の処理によって生成したメドレー生成用データをカラオケシステム10に送信して(ステップS114)、本処理を終了させる。
以上、本実施形態のカラオケ通信システム1は、表示されている歌詞に含まれるテキストを用いてユーザの指示に基づいて抽出開始位置と抽出終了位置とを特定すれば、当該抽出開始位置から抽出終了位置までの複数の楽曲データを繋げてカラオケ用のメドレーデータを生成することができる。
したがって、カラオケ通信システム1は、カラオケ用の歌詞データを用いて複数のカラオケ用の楽曲データを組み合わせたカラオケ用のメドレーの楽曲をユーザの好みに応じて簡易に生成することができる。
[6]変形例
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、通信端末装置20においてメドレー生成用データ提供処理を実行しているが、通信端末装置20をリモコン装置として用いるとともに、ユーザ指示の受付及び当該ユーザ指示に基づいてカラオケ部分データを抽出する際の再生期間を検出することができれば、メドレー生成用データ提供処理をカラオケシステム10又は管理サーバ装置30によって実行してもよい。
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、通信端末装置20においてメドレー生成用データ提供処理を実行しているが、通信端末装置20をリモコン装置として用いるとともに、ユーザ指示の受付及び当該ユーザ指示に基づいてカラオケ部分データを抽出する際の再生期間を検出することができれば、メドレー生成用データ提供処理をカラオケシステム10又は管理サーバ装置30によって実行してもよい。
一方、上記実施形態においては、カラオケシステム10においてメドレー生成処理を実行しているが、通信端末装置20で実行してもよい。この場合には、通信端末装置20は、生成したメドレーデータをカラオケシステム10に提供することになる。
[6.2]変形例2
上記実施形態においては、操作部270としてタッチパネルを用いており、タッチ操作入力及びスライド操作入力によってメドレーとしてカラオケデータの一部の再生区間を抽出するための抽出開始位置及び抽出終了位置を検出しているが、カーソルなどの操作中の指示位置を示すマーカを表示部240に表示しつつ、テンキー、十字キー又はジョイスティックなどの操作部によって抽出開始位置及び抽出終了位置を検出してもよい。
上記実施形態においては、操作部270としてタッチパネルを用いており、タッチ操作入力及びスライド操作入力によってメドレーとしてカラオケデータの一部の再生区間を抽出するための抽出開始位置及び抽出終了位置を検出しているが、カーソルなどの操作中の指示位置を示すマーカを表示部240に表示しつつ、テンキー、十字キー又はジョイスティックなどの操作部によって抽出開始位置及び抽出終了位置を検出してもよい。
また、上記に代えてタッチペンなどの部材を用いてタッチ操作入力及びスライド操作入力を受け付けてもよい。
さらに、ユーザの指などのタッチ操作入力及びスライド操作入力によって抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する際に、テキストの一部を囲って特定してもよいし、複数行に渡る歌詞においては、一度の目ユーザのタッチ操作入力及びスライド操作入力及び2度目以降のタッチ操作入力及びスライド操作入力のそれぞれについて特定してもよい。
[6.3]変形例3
上記実施形態においては、異なるカラオケデータからそれぞれメドレーを構成するカラオケ部分データを抽出してもよいし、同一のカラオケデータの異なる部分(例えば、同一の楽曲の1番のAメロ及びBメロと2番のサビ)を抽出してもよい。
上記実施形態においては、異なるカラオケデータからそれぞれメドレーを構成するカラオケ部分データを抽出してもよいし、同一のカラオケデータの異なる部分(例えば、同一の楽曲の1番のAメロ及びBメロと2番のサビ)を抽出してもよい。
[6.4]変形例4
上記実施形態においては、ユーザの指示入力に従って、抽出開始位置又は抽出開始関連位置の再生時刻から、抽出終了位置又は抽出終了関連位置の再生時刻までを再生期間として規定しているが、当該再生時刻よりも所定の期間前の時刻から当該終了時刻よりも所定の期間後の時刻までの上記の再生期間を含む時間長の長い期間を再生期間として規定しもよい。
上記実施形態においては、ユーザの指示入力に従って、抽出開始位置又は抽出開始関連位置の再生時刻から、抽出終了位置又は抽出終了関連位置の再生時刻までを再生期間として規定しているが、当該再生時刻よりも所定の期間前の時刻から当該終了時刻よりも所定の期間後の時刻までの上記の再生期間を含む時間長の長い期間を再生期間として規定しもよい。
すなわち、メドレーデータを生成するためには、各楽曲を繋げる部分(以下、「接続部分」という。)において、ある程度の再生長(バッファ)が必要である。例えば、接続部分の前の楽曲についてはフェードアウトし、当該接続部分の次の楽曲についてはフェードインし、その一部の期間を重複させるなど、前の楽曲の歌い終わりから次の楽曲の歌い出しまで歌唱部分の無い演奏部分が必要となる。
そこで、上記実施形態において、データ提供処理部295は、上記の再生期間にバッファ期間(例えば前後10秒)が付加された期間(実再生期間)を再生期間として含む再生期間データを生成してもよい。そして、この場合には、データ提供処理部295は、バッファ期間及び当該バッファ期間においてフェードイン及びフェードアウトによって重複させる期間を含めて部分再生時間及びメドレーデータの再生する際の再生時間長を算出する。
なお、この場合には、カラオケシステム10は、カラオケ部分データを繋げる際に、バッファ期間の再生中に次の楽曲の楽曲名、作詞家名及び作曲家名などの楽曲に関するテキストの表示を行う制御データを生成してもよい。
[6.5]変形例5
上記実施形態においては、ユーザの入力指示に基づいて抽出開始位置又は抽出開始関連位置、及び、抽出終了位置又は抽出終了関連位置を検出しているが、カラオケデータに含まれるAメロ、Bメロ及びサビなどの各チャプター属性に基づいて、チャプター毎に抽出開始位置及び抽出終了位置を検出してもよい。
上記実施形態においては、ユーザの入力指示に基づいて抽出開始位置又は抽出開始関連位置、及び、抽出終了位置又は抽出終了関連位置を検出しているが、カラオケデータに含まれるAメロ、Bメロ及びサビなどの各チャプター属性に基づいて、チャプター毎に抽出開始位置及び抽出終了位置を検出してもよい。
この場合には、データ提供処理部295は、表示制御部250を制御し、初期テキスト表示が実行された際に、各歌詞のフレーズ毎の纏まり(塊)を、さらにチャプター毎の纏まり(塊)として表示する、
そして、データ提供処理部295は、チャプター領域内のいずれかのポイントへのタッチ操作入力を検出した場合に、又は、チャプター毎に表示部240に表示された各チャプターボタンへのタッチ操作入力を検出した場合に、該当するチャプターに属する歌詞の表示方向において先頭の文字の位置を抽出開始位置として検出し、当該該当するチャプターに属する歌詞の表示方向において最後尾の文字の位置を抽出終了位置として検出する。
[6.6]変形例6
上記実施形態における管理サーバ装置30は、1台のサーバ装置によって構成されていてもよいし、複数のサーバ装置によってシステムとして構成されていてもよい。
上記実施形態における管理サーバ装置30は、1台のサーバ装置によって構成されていてもよいし、複数のサーバ装置によってシステムとして構成されていてもよい。
B … バス
1 … カラオケ通信システム
10 … カラオケシステム
20 … 通信端末装置
30 … 管理サーバ装置
40 … 記憶装置
111 … 通信制御部
112 … 音声入出力部
113 … カラオケ再生部
114 … 音声拡声部
115 … 表示部
116 … 表示制御部
117 … 近距離無線通信部
118 … システム制御部
119 … システム用DB
111 … 通信制御部
120 … データ処理部
130 … 操作部
140 … タイマ
150 … ROM/RAM
210 … ネットワーク通信部
220 … 近距離無線通信部
240 … 表示部
250 … 表示制御部
260 … 記憶部
261 … アプリケーション記憶部
262 … データ記憶部
263 … RAM
270 … 操作部
280 … 端末管理制御部
290 … アプリケーション実行部
291 … 操作制御部
292 … データ管理部
293 … 再生制御部
294 … 操作検出部
295 … データ提供処理部
201 … 再生部
202 … 電力増幅器
203 … タイマ
1 … カラオケ通信システム
10 … カラオケシステム
20 … 通信端末装置
30 … 管理サーバ装置
40 … 記憶装置
111 … 通信制御部
112 … 音声入出力部
113 … カラオケ再生部
114 … 音声拡声部
115 … 表示部
116 … 表示制御部
117 … 近距離無線通信部
118 … システム制御部
119 … システム用DB
111 … 通信制御部
120 … データ処理部
130 … 操作部
140 … タイマ
150 … ROM/RAM
210 … ネットワーク通信部
220 … 近距離無線通信部
240 … 表示部
250 … 表示制御部
260 … 記憶部
261 … アプリケーション記憶部
262 … データ記憶部
263 … RAM
270 … 操作部
280 … 端末管理制御部
290 … アプリケーション実行部
291 … 操作制御部
292 … データ管理部
293 … 再生制御部
294 … 操作検出部
295 … データ提供処理部
201 … 再生部
202 … 電力増幅器
203 … タイマ
Claims (8)
- 歌詞データを含むカラオケデータからそれぞれ一部を抽出してメドレーデータを生成し、カラオケシステムで再生するためのデータ生成編集装置であって、
所定の指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含む前記カラオケデータを取得するデータ取得手段と、
前記取得された前記カラオケデータの再生時に前記歌詞データに基づいて表示されるカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザの指示入力を受け付ける受付手段と、
前記楽曲データ毎に、前記表示手段に表示されている前記テキストの一部を特定する操作に基づいて、前記楽曲データにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する検出手段と、
検出された前記抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された前記抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間が規定された再生期間データを、メドレー生成用データとして、生成する生成手段と、
前記生成された前記メドレー生成用データに含まれる前記再生開始時刻と前記再生終了時刻とに該当する前記楽曲データの部分データを前記楽曲毎に抽出して時間軸に従って繋げることによって複数の曲から構成される前記メドレーデータを生成させるために、前記抽出した各楽曲データの前記メドレー生成用データを前記カラオケシステムに提供する提供手段と、
を備えることを特徴とするデータ生成編集装置。 - 請求項1に記載のデータ生成編集装置において、
前記表示制御手段が、
前記検出された前記抽出開始位置又は前記抽出開始関連位置から、前記検出された前記抽出終了位置又は前記抽出開始関連位置まで、の前記テキストの一部を、前記テキストの他の部分とは異なる表示形態によって前記表示手段に表示する、データ生成編集装置。 - 請求項2に記載のデータ生成編集装置において、
前記検出された前記抽出開始位置又は前記抽出開始関連位置から、前記検出された前記抽出終了位置又は前記抽出終了関連位置まで、の前記テキストに対応した該当する楽曲データの再生時間を部分再生時間として算出する算出手段を更に備え、
前記表示制御手段が、
前記算出された前記部分再生時間を前記表示手段に表示する、データ生成編集装置。 - 請求項3に記載のデータ生成編集装置において、
前記算出手段が、
前記部分データが抽出される毎に、当該抽出された前記部分データの部分再生時間長を加算してメドレーデータを再生する際の再生時間長を算出し、
前記表示制御手段が、
前記算出されたメドレーデータの前記再生時間長に関する情報を前記表示手段に表示させる、データ生成編集装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の前記データ生成編集装置において、
前記メドレーを構成する楽曲数及び再生時間長を含むメドレー生成条件を取得する条件取得手段と、
前記取得された前記メドレー生成条件に基づいて各楽曲の前記再生時間長を設定する設定手段と、
前記設定された各楽曲の前記再生時間長に基づいて、前記取得された前記楽曲データに対して再生可能な歌詞部分を決定する決定手段と、
を更に備え、
前記表示制御手段が、
前記決定された前記歌詞部分に対応するテキストの一部を初期表示テキストとして前記表示手段に表示させる、データ生成編集装置。 - コンピュータによって、歌詞データを含むカラオケデータからそれぞれ一部を抽出してメドレーデータとして生成するプログラムであって、
前記コンピュータを、
所定の指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含む前記カラオケデータを取得するデータ取得手段、
前記取得された前記カラオケデータの再生時に前記歌詞データに基づいて表示されるカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示手段に表示させる表示制御手段、
ユーザの指示入力を受け付ける受付手段、
前記楽曲データ毎に、前記表示手段に表示されている前記テキストの一部を特定する操作に基づいて、前記楽曲データにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する検出手段、
検出された前記抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された前記抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間が規定された再生期間データを、メドレー生成用データとして、生成する生成手段、及び、
前記生成された前記メドレー作成用データに含まれる前記再生開始時刻と、前記再生終了時刻とに該当する
前記楽曲データの部分データを前記楽曲毎に抽出して時間軸に従って繋げることによって複数の曲から構成される前記メドレーデータを生成させるために、前記抽出した各楽曲データの前記メドレー生成用データを前記カラオケシステムに提供する提供手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 歌詞データを含むカラオケデータからそれぞれ一部を抽出してメドレーデータを生成するカラオケシステムであって、
所定の指示に基づいて、メドレーの対象となる歌詞データを含む前記カラオケデータを取得するデータ取得手段と、
前記取得された前記カラオケデータの再生時に前記歌詞データに基づいて表示されるカラオケ用の歌詞を示すテキストを表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザの指示入力を受け付ける受付手段と、
前記楽曲データ毎に、前記表示手段に表示されている前記テキストの一部を特定する操作に基づいて、前記楽曲データにおける抽出開始位置及び抽出終了位置を検出する検出手段と、
検出された前記抽出開始位置又は当該抽出開始位置に関連する抽出開始関連位置の再生開始時刻から、検出された前記抽出終了位置又は当該抽出終了位置に関連する抽出終了関連位置の再生終了時刻まで、の再生期間が規定された再生期間データを、メドレー生成用データとして、生成する生成手段と、
前記作成された前記メドレー作成用データに含まれる前記再生開始時刻と、前記再生終了時刻と、に該当する前記楽曲データの部分データを抽出し、当該抽出した前記部分データを時間軸に従って繋げてメドレーデータを生成するメドレー生成手段と、
を備えることを特徴とするカラオケシステム。 - 請求項7に記載のカラオケシステムにおいて、
前記生成手段が、
前記部分データが抽出される毎に、n−1(nは自然数)回目に実行された抽出処理によって抽出された前記部分データの前記再生終了時刻に、n回目に実行された抽出処理によって抽出された前記部分データの前記再生開始時刻を合わせて、当該n回目に実行された抽出処理によって抽出された前記部分データをn−1回目までの抽出処理によって抽出された前記部分データに繋げて前記メドレーデータを生成する、カラオケシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195479A JP2017068141A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | データ生成編集装置、カラオケシステム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015195479A JP2017068141A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | データ生成編集装置、カラオケシステム及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017068141A true JP2017068141A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58492398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015195479A Pending JP2017068141A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | データ生成編集装置、カラオケシステム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017068141A (ja) |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015195479A patent/JP2017068141A/ja active Pending
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