JP2017067469A - 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本開示では、センサを用いた測位技術を大きな移動体に適用した際に、その移動体内での位置の検出精度を向上させることが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】ユーザによって携帯または装着される複数のセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定する推定部と、前記推定部が推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択する選択部と、を備える、情報処理装置が提供される。【選択図】図6

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
ユーザの位置を検出する方法としては、GPS(Global Positioning System)に代表されるGNSS(Global Navigation Satellite System)が広く用いられている。しかし、GNSSの場合、衛星からの電波が受信しにくい、屋内や建物密集地域では十分な位置検出の精度が得られない場合がある。そのような場合、例えば通信可能なWi−Fiなどのアクセスポイント、およびその電波強度に基づいてユーザの位置を推定する方法もあるが、位置が特定されたアクセスポイントが限られていたり、電波強度が様々な影響を受けたりするため、精度の向上は難しかった。特許文献1には、これらの場合の解決策として用いられる自律測位に関する技術が記載されている。
特開2013−210300号公報
しかし、センサを用いた測位技術を船舶(特に大型の客船)や鉄道のような大きな移動体に適用することを考えた場合、ユーザが保持するセンサが出力するセンサデータに、移動体自体の運動がノイズとして乗ってしまう。
そこで、本開示では、センサを用いた測位技術を大きな移動体に適用した際に、その移動体内での位置の検出精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザによって携帯または装着される複数のセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定する推定部と、前記推定部が推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択する選択部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、センサを用いた測位技術を大きな移動体に適用した際に、その移動体内での位置の検出精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することが出来る。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係る測位システムの構成例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る端末装置200の構成例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 移動体内コンテクストマップ120及び移動体内POIマップ145の例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。 ハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態
1.1.システム構成例
1.2.端末装置の構成例
1.3.サーバ装置の構成例
1.3.1.コンテクストマップ生成時
1.3.2.測位時
2.第2の実施形態
2.1.サーバ装置の構成例1
2.1.1.コンテクストマップ生成時
2.1.2.測位時
2.2.サーバ装置の構成例2
2.2.1.コンテクストマップ生成時
2.2.2.測位時
3.ハードウェア構成例
4.まとめ
<1.第1の実施形態>
[1.1.システム構成例]
まず、図1を用いて、本開示の第1の実施形態に係る測位システムの構成例を説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係る測位システムの構成例を示す説明図である。
図1に示したように、本開示の第1の実施形態に係る測位システムは、サーバ装置100と、端末装置200と、を含んで構成される。
端末装置200は、船舶(特に大型の客船)や鉄道等の、内部で自由に移動可能な移動体に乗るユーザが携帯または装着する装置である。端末装置200は、サーバ装置100との間で無線通信を行いうる。端末装置200は、内部に備えるセンサが取得したセンサデータをサーバ装置100に送信する。また端末装置200は、サーバ装置100から送られてくる、上記センサデータを用いた測位結果を受信する。
端末装置200の構成例は後に詳述するが、端末装置200が備えるセンサは、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、または気圧センサなどを含み、端末装置200にかかる加速度や角速度、方位、照度、温度、気圧などを検出する。上記の各種センサは、例えばセンサを含む端末装置200がユーザによって携帯または装着されている場合に、各種情報をユーザに関する情報、例えばユーザの運動や向きなどを示す情報として検出することができる。また、センサは、他にも、脈拍、発汗、脳波、触覚、嗅覚、味覚など、ユーザの生体情報を検出するセンサを含んでもよい。端末装置200は、これらのセンサによって検出された情報、および/または後述するカメラやマイクによって検出された画像または音声のデータを解析することによってユーザの感情を示す情報を取得する処理回路が含まれてもよい。
さらに、センサは、カメラ、マイク、上述した各種センサなどにより、ユーザまたは装置の近傍の画像または音声をデータとして取得してもよい。また、センサは、屋内または屋外の位置を検出する位置検出機能を含んでもよい。位置検出機能は、具体的には、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、および/または通信装置などを含みうる。GNSSは、例えばGPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、BDS(BeiDou Navigation Satellite System)、QZSS(Quasi-Zenith Satellites System)、またはGalileoなどを含みうる。以下の説明では、例としてGPSが利用される場合について説明するが、同様に他のGNSSが利用されてもよい。通信装置は、例えばWi−fi、MIMO(Multi-Input Multi-Output)、セルラー通信(例えば携帯基地局を使った位置検出、フェムトセル)、または近距離無線通信(例えばBLE(Bluetooth Low Energy)、Bluetooth(登録商標))などの技術を利用して位置を検出する。
上記のようなセンサがユーザの位置や状況(生体情報を含む)を検出する場合、センサを含む装置は、例えばユーザによって携帯または装着されている。あるいは、センサを含む装置がユーザの生活環境に設置されているような場合にも、ユーザの位置や状況(生体情報を含む)を検出することが可能でありうる。例えば、室内などに固定して設置されたカメラによって取得されたユーザの顔を含む画像を解析することによって、ユーザの脈拍を検出することができる。
サーバ装置100は、自動車、船舶や鉄道等の移動体の内部、または移動体の外部に設けられるサーバ装置である。サーバ装置100は、移動体の内部に位置する端末装置200の現在位置を測位するとともに、その測位の結果を端末装置200に配信する装置である。
船舶や電車などの移動体内で、複数のセンサが出力するセンサデータを用いてフィンガープリンティング測位を行う場合を考える。地磁気、加速度、ジャイロ、気圧などを用いたフィンガープリンティング測位を移動体内で用いるにあたり、移動体自体の加減速や運動方向の変化、方位変化、高度変化等により、移動体内で端末装置200を携帯するユーザの移動や行動とは異なる成分が端末装置200から出力されうる。移動体内で端末装置200を携帯するユーザの移動や行動とは異なる成分はノイズとなるので、そのノイズを除去しなければ、移動体内で端末装置200を携帯するユーザの、当該移動体内での正確な位置や行動を把握することは出来ない。
例えば、移動体の中で人がジャイロセンサを携帯した場合に、ジャイロセンサが回転を検出したとき、移動体がカーブを曲がっているのか、人が曲がって歩いているのかを区別する事は出来ない。また例えば、移動体の中で人が加速度センサを携帯した場合に、加速度センサが加速度の変化を検出した時、移動体が加減速したのか、人が加減速したのかを区別する事は出来ない。また例えば、移動体の中で人が気圧センサを携帯した場合に、気圧センサが気圧の変化を検出した時、移動体の高度が変化したのか、移動体の中で人の高度が変化したのかを区別する事は出来ない。また例えば、移動体の中で人が地磁気センサを携帯した場合に、地磁気センサが地磁気の方向の変化を検出した時、移動体の方向が変化したのか、移動体の中にいる人の方向が変化したのかを区別する事は出来ない。
そこでサーバ装置100は、移動体で測定されたセンサデータを用いて、端末装置200から送信されるセンサデータを補正する。そしてサーバ装置100は、補正したセンサデータを用いて、端末装置200を携帯するユーザの行動を推定したり、端末装置200を携帯するユーザの位置を測位したりする処理を実行する。
サーバ装置100は、移動体で測定されたセンサデータを用いて、端末装置200から送信されるセンサデータを補正することで、端末装置200を携帯するユーザの行動や位置をより正確に推定することができる。またサーバ装置100は、移動体で測定されたセンサデータを用いて、端末装置200から送信されるセンサデータを補正することで、移動体の内部でも、端末装置200を携帯するユーザの行動の推定結果と、現在位置の推定結果とを紐付けたマップ(コンテクストマップ)を生成することが出来る。
以上、図1を用いて本開示の第1の実施形態に係る測位システムの構成例について説明した。続いて、端末装置200の構成例について説明する。
[1.2.端末装置の構成例]
図2は、本開示の第1の実施形態に係る端末装置200の構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて本開示の第1の実施形態に係る端末装置200の構成例について説明する。
図2に示したように、本開示の第1の実施形態に係る端末装置200は、センサ部210と、入力部220と、制御部230と、出力部240と、を含んで構成される。
センサ部210は、端末装置200の状態をセンシングするデバイスで構成される。センサ部210は、センサデータを入力部220に出力する。センサ部210は、本実施形態では、図2に示したように、地磁気センサ211と、加速度センサ212と、ジャイロセンサ213と、気圧センサ214と、通信装置215と、マイク216と、カメラ217と、を含んで構成される。通信装置215は本来的には通信装置であるが、本実施形態では電波の受信状態を検出するセンサとして利用されている。マイク216やカメラ217も、本実施形態では周囲の音や環境を検出するセンサとして利用されている。
地磁気センサ211は、センサデータとして磁場(磁界)の大きさや方向を出力するセンサである。加速度センサ212は、センサデータとして加速度の情報を出力するセンサである。ジャイロセンサ213は、センサデータとして角速度の情報を出力するセンサである。気圧センサ214は、センサデータとして気圧の情報を出力するセンサである。
もちろん、センサ部210を構成するセンサは図2に示したものに限定されるものではない。
入力部220は、センサ部210が出力したセンサデータや、他の装置、例えばサーバ装置100から送信されるデータが入力される。入力部220は、センサ部210が出力したセンサデータや、他の装置、例えばサーバ装置100から送信されるデータを制御部230に渡す。
制御部230は、端末装置200の動作を制御する各種処理を実行する。制御部230は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプロセッサまたは処理回路を含む。また、制御部230は、プロセッサまたは処理回路において実行されるプログラム、および処理において読み書きされるデータを一時的または永続的に格納するメモリまたはストレージ装置を含んでもよい。制御部230は、例えば端末装置200の現在地を出力部240に出力させる処理を実行したり、センサ部210が出力したセンサデータをサーバ装置100へ出力部240を通じて出力したりする処理を実行する。
出力部240は、制御部230から提供された情報を、ユーザ(端末装置200のユーザと同じユーザであってもよいし、異なるユーザであってもよい)、外部装置、または他のサービスに出力する。例えば、出力部240は、出力装置、制御装置、または外部サービスに情報を提供するソフトウェアなどを含みうる。
出力装置は、制御部230から提供された情報を、ユーザ(端末装置200のユーザと同じユーザであってもよいし、異なるユーザであってもよい)の視覚や聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの感覚によって知覚される形式で出力する。例えば、出力装置はディスプレイであり、情報を画像によって出力する。なお、ディスプレイは、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの反射型または自発光型のディスプレイには限らず、ウェアラブル装置などで用いられるような、ユーザの眼に画像表示光を導光する導光部材と光源との組み合わせをも含む。また、出力装置はスピーカを含み、情報を音声によって出力してもよい。その他にも、出力装置は、プロジェクタやバイブレータなどを含んでもよい。
制御装置は、制御部230から提供された情報に基づいて装置を制御する。制御される装置は、出力部240を実現する装置に含まれてもよいし、外部装置であってもよい。より具体的には、例えば、制御装置は制御コマンドを生成するプロセッサまたは処理回路を含む。外部装置が制御される場合、出力部240は、さらに、制御コマンドを外部装置に送信する通信装置を含みうる。制御装置は、例えば、制御部230から提供された情報を印刷物として出力するプリンタを制御する。制御装置は、制御部230から提供された情報の、ストレージ装置またはリムーバブル記録媒体への書き込みを制御するドライバを含んでもよい。あるいは、制御装置は、制御部230から提供された情報を出力または記録する装置以外の装置を制御してもよい。例えば、制御装置は、照明装置を制御して照明を点灯させたり、テレビを制御して画像を消したり、オーディオ装置を制御して音量を調節したり、ロボットを制御してその動き等を制御したりしてもよい。
外部サービスに情報を提供するソフトウェアは、例えば、外部サービスのAPIを利用して、制御部230から提供された情報を外部サービスに提供する。ソフトウェアは、例えば外部サービスのサーバに情報を提供してもよいし、クライアント装置で実行されているサービスのアプリケーションソフトウェアに情報を提供してもよい。提供される情報は、必ずしもすぐに外部サービスに反映されるものでなくてよく、例えばユーザが外部サービスに投稿または送信するための候補として提供されてもよい。より具体的には、例えば、ソフトウェアは、クライアント装置で実行されているブラウザソフトウェアにおいて、ユーザが入力する検索キーワードやURL(Uniform Resource Locator)の候補として用いられるテキストを提供してもよい。また、例えば、ソフトウェアは、ユーザに代わって、ソーシャルメディアなどの外部サービスに、テキスト、画像、動画、音声などを投稿してもよい。
以上、図2を用いて本開示の第1の実施形態に係る端末装置200の構成例について説明した。続いて、本開示の第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例について説明する。
[1.3.サーバ装置の構成例]
(1.3.1.コンテクストマップ生成時)
図3は、本開示の第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図3に示したのは、コンテクストマップを生成する際のサーバ装置100の構成例である。
図3に示したように、サーバ装置100は、処理部110を含んで構成される。そしてコンテクストマップを生成する際に、処理部110は、センサ補正部111と、コンテクストマップ生成部112と、を含んで構成される。
センサ補正部111は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する。端末装置200から送られてくるセンサデータには、加速度データ、角速度データ、地磁気データ、気圧データ等が含まれうる。センサ補正部111は、補正後のセンサデータをコンテクストマップ生成部112に出力する。移動体姿勢運動計測部130は、移動体そのものの姿勢や運動の状態を計測するものであり、例えば、加速度センサ、角速度センサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、気圧センサなどの各種のセンサで構成される。移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータは、移動体の姿勢や運動量を示している。
端末装置200から送られてくるセンサデータをXとすると、そのセンサデータXには、端末装置200そのものの姿勢や運動の変化量Yと、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータZと、が含まれうる。従ってセンサ補正部111は、端末装置200から送られてくるセンサデータの補正の一例として、端末装置200から送られてくるセンサデータXと、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータZとの差分を求めて、端末装置200そのものの姿勢や運動の変化量Yを求める。
センサ補正部111は、端末装置200そのものの姿勢や運動の変化量Yを求める際に、センサデータ毎に端末装置200から送られてくるセンサデータXと、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータZとの差分を求める。例えば、センサ補正部111は、端末装置200そのものの角速度の変化を求めるために、端末装置200から送られてくるジャイロセンサ213のセンサデータと、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるジャイロセンサのセンサデータとの差分を求める。
移動体姿勢運動計測部130は、端末装置200を携帯または装着するユーザが乗っている移動体の姿勢変化や運動変化を計測するセンサで構成される。サーバ装置100が当該移動体に設けられていれば、移動体姿勢運動計測部130は、サーバ装置100の内部に設けられていても、またサーバ装置100と有線または無線で接続されていてもよい。サーバ装置100が当該移動体に設けられていなければ、移動体姿勢運動計測部130は当該移動体に設けられ、サーバ装置100へセンサデータを無線で送信する。
コンテクストマップ生成部112は、センサ補正部111によって補正されたセンサデータを用いて、移動体内コンテクストマップ120を生成、または更新する。なお、「生成、または更新」を、以下の説明では単に「生成」とまとめて記載する事もある。
コンテクストマップ生成部112は、移動体内コンテクストマップ120の生成時に、移動体内相対測位部140での測位データを用いる。移動体内相対測位部140は、端末装置200の移動体内での相対的な位置を測るデバイスで構成される。移動体内相対測位部140は、例えば所定の電波を発信し、その電波を端末装置200が受信した際の電波強度から、その端末装置200の位置(移動体内相対測位部140から見た相対的な位置)を測る。
サーバ装置100は、図3に示したような構成を有する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する事が出来る。サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを用いて精度の高い移動体内コンテクストマップ120を生成する事が出来る。
(1.3.2.測位時)
図4は、本開示の第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図4に示したのは、コンテクストマップを用いて端末装置200の移動体内での位置を測位する際のサーバ装置100の構成例である。
図4に示したように、サーバ装置100は、センサ補正部111と、コンテクスト推定部113と、移動体内測位部114と、POI抽出部115と、測位結果配信部116と、を含んで構成される。
センサ補正部111は、図3に示したセンサ補正部111と同じく、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する。端末装置200や移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータには、加速度データ、角速度データ、地磁気データ、気圧データ等が含まれうる。センサ補正部111は、補正後のセンサデータをコンテクスト推定部113に出力する。
コンテクスト推定部113は、センサ補正部111で補正されたセンサデータを用いて、端末装置200を携帯または装着したユーザのコンテクストを推定する。コンテクスト推定部113は、ユーザのコンテクストを推定すると、その推定の結果を移動体内測位部114に出力する。コンテクスト推定部113は、行動認識によって、例えば、滞在、徒歩、走り、座り、食事、睡眠、ジャンプ、階段、エレベータ、エスカレータ、自転車、バス、列車、自動車、船、または飛行機といった行動ラベルを認識することができる。なお、行動認識の手法については、例えば特開2012−8771号公報など多くの文献に記載されているため、詳細な説明は省略する。
移動体内測位部114は、コンテクスト推定部113が推定したユーザのコンテクストと、移動体内コンテクストマップ120とを用いて、端末装置200の移動体内の位置を測る。移動体内測位部114は、端末装置200の移動体内の位置を測ると、測位の結果をPOI抽出部115に出力する。
POI抽出部115は、移動体内測位部114での端末装置200の測位の結果を用いて、移動体内POIマップ145から、移動体内の施設情報として移動体内のPOI(Point Of Interest)を抽出する。POI抽出部115は、移動体内測位部114での端末装置200の測位の結果を用いて、移動体内POIマップ145からPOIを抽出すると、端末装置200の移動体内の測位結果及び抽出したPOIを測位結果配信部116に出力する。
測位結果配信部116は、POI抽出部115から出力された、端末装置200の移動体内の測位結果及び抽出されたPOIを端末装置200に配信する。端末装置200は、測位結果配信部116から配信された、端末装置200の移動体内の測位結果及び抽出されたPOIを出力する事で、端末装置200のユーザに、移動体内での現在位置を提示することができる。
図5は、移動体内コンテクストマップ120及び移動体内POIマップ145の例を示す説明図である。サーバ装置100は、図3に示したような構成を有することにより、例えば図5に示したような移動体内コンテクストマップ120を生成することが出来る。この図5に示した移動体内コンテクストマップ120における一つ一つの楕円は、端末装置200が位置している可能性の高い場所を示している。それぞれの楕円には、端末装置200を携帯または装着しているユーザの行動が紐付けられる。紐付けられるユーザの行動は一つに限られず、例えば座っている確率、立っている確率、歩いている確率などの情報がそれぞれの楕円に紐付けられても良い。
サーバ装置100は、移動体内コンテクストマップ120を参照すれば、それぞれの場所で端末装置200を携帯または装着しているユーザの行動の把握は可能である。しかし、移動体内コンテクストマップ120を参照するだけでは、サーバ装置100は、それぞれの場所がどのような場所なのかまでは把握出来ない。
そこでサーバ装置100は、図5に示した移動体内POIマップ145と照らし合わせることで、それぞれの場所がどのような場所であるかを把握する事が出来る。図5に示した例は、移動体内POIマップ145が新幹線の座席表を表しており、POI抽出部115は、移動体内測位部114での端末装置200の測位の結果から、例えばその端末装置200が1Eの座席にいるという情報を抽出する事が出来る。
<2.第2の実施形態>
[2.1.サーバ装置の構成例1]
続いて本開示の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、移動体で測定されたセンサデータを用いて、端末装置200から送信されるセンサデータを補正するサーバ装置100について説明した。第2の実施形態では、端末装置200から送信されるセンサデータから端末装置200を携帯または装着するユーザがどのような移動状態にあるかを推定するサーバ装置100について説明する。サーバ装置100は、ユーザがどのような移動状態にあるかを推定することで、その移動状態に応じて端末装置200から送信されるセンサデータの中から、コンテクストマップの生成や移動体内の測位に使用するセンサデータを選択する事が出来る。
(2.1.1.コンテクストマップ生成時)
まず、コンテクストマップ生成時におけるサーバ装置100の構成例について説明する。図6は、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図6に示したのは、コンテクストマップを生成する際のサーバ装置100の構成例である。
図6に示したように、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100は、移動モード推定部117と、使用センサ選択部118と、コンテクストマップ生成部112と、を含んで構成される。
移動モード推定部117は、端末装置200から送信されるセンサデータを用いて行動認識を行って、端末装置200を携帯または装着するユーザがどのような移動状態にあるかを推定する。端末装置200から送られてくるセンサデータには、加速度データ、角速度データ、地磁気データ、気圧データ等が含まれうる。以下では、ユーザの移動状態のことを移動モードとも称する。移動モード推定部117は、ユーザの移動モードを推定すると、推定した結果を使用センサ選択部118に出力する。
移動モード推定部117は、センサデータを用いた行動認識によって、例えば、滞在、徒歩、走り、座り、食事、睡眠、ジャンプ、階段、エレベータ、エスカレータ、自転車、バス、列車、自動車、船、または飛行機といった行動ラベルを認識することができる。なお、センサデータを用いた行動認識の手法については、例えば特開2012−8771号公報など多くの文献に記載されているため、詳細な説明は省略する。
使用センサ選択部118は、移動モード推定部117による、端末装置200を携帯または装着するユーザの移動モードの推定結果に基づいて、端末装置200から送られてくるセンサデータの中から、移動体内コンテクストマップ120の生成に用いられるセンサデータを選択する。
例えば、移動モード推定部117によって、端末装置200が加減速中の電車内にいるという移動モードが推定された場合、加減速中の電車内はモータによって地磁気が乱れるため、使用センサ選択部118は、地磁気センサ211が出力したセンサデータを使用しないと判断しても良い。
また例えば、移動モード推定部117によって、端末装置200が自動車内にいるという移動モードが推定された場合、自動車内は地磁気が乱れるため、使用センサ選択部118は、地磁気センサ211が出力したセンサデータを使用しないと判断しても良い。
また例えば、移動モード推定部117によって、波が高い海を航行する船舶内に端末装置200がいるという移動モードが推定された場合、使用センサ選択部118は、加速度センサ212が出力したセンサデータを使用しないと判断しても良い。
使用センサ選択部118は、センサデータの使用または不使用を決定するのでは無く、センサデータの使用に際して重み付けを行っても良い。例えば、移動モード推定部117によって、波が高い海を航行する船舶内に端末装置200がいるという移動モードが推定された場合、使用センサ選択部118は、加速度センサ212が出力したセンサデータの重みを軽くすると判断しても良い。
使用センサ選択部118は、重み付けを行うかどうかを判断する基準として、推定された移動モードが、磁気の乱れを生じさせるものかどうかを用いても良い。例えば、推定された移動モードが、電車の中にいる場合など、磁気の乱れを生じさせるものであった場合、使用センサ選択部118は、地磁気センサ211が出力したセンサデータは重み付けするのでは無く、使用または不使用を決定しても良い。なお、同じ鉄道に乗車している場合であっても、トロッコ列車の中など、モータの影響を受けない車内にいる場合は、使用センサ選択部118は、地磁気センサ211が出力したセンサデータに重み付けを行っても良い。
コンテクストマップ生成部112は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータを用いて、移動体内コンテクストマップ120を生成、または更新する。コンテクストマップ生成部112は、第1の実施形態と同様に、移動体内コンテクストマップ120の生成、または更新時に、移動体内相対測位部140での測位データを用いる。移動体内相対測位部140は、端末装置200の移動体内での相対的な位置を測るデバイスで構成される。移動体内相対測位部140は、例えば所定の電波を発信し、その電波を端末装置200が受信した際の電波強度から、その端末装置200の位置(移動体内相対測位部140から見た相対的な位置)を測る。
移動体内コンテクストマップ120には、ある場所でのデータがどんどん蓄積される。従って、センサデータに重み付けがなされていることで、後述の移動体内コンテクストマップ120を参照した測位時の判断に、その重みが用いられうる。
サーバ装置100は、図6に示したような構成を有する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事が出来る。サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータの中から精度の高いセンサデータを選び、精度の高い移動体内コンテクストマップ120を生成する事が出来る。
(2.1.2.測位時)
図7は、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図7に示したのは、コンテクストマップを用いて端末装置200の移動体内での位置を測位する際のサーバ装置100の構成例である。
図7に示したように、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100は、移動モード推定部117と、使用センサ選択部118と、移動体内測位部114と、を含んで構成される。
移動モード推定部117及び使用センサ選択部118の機能は、図6を用いて説明したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。使用センサ選択部118は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータを移動体内測位部114に出力する。
移動体内測位部114は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータ及び移動体内コンテクストマップ120を用いて、端末装置200の移動体内の位置を測る。移動体内測位部114は、端末装置200の移動体内の位置を測ると、測位の結果を端末装置200に出力する。移動体内測位部114は、移動体内の施設情報として移動体内のPOIを抽出してもよい。移動体内測位部114は、第1の実施形態で説明したように、移動体内測位部114での端末装置200の測位の結果を用いて移動体内のPOIを抽出してもよい。
サーバ装置100は、図7に示したような構成を有する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事が出来る。サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事で、端末装置200の移動体内における位置を、移動体内コンテクストマップ120に基づいて測る事が出来る。
[2.2.サーバ装置の構成例2]
上述した構成例1では、センサデータから端末装置200を携帯または装着するユーザの移動モードを推定し、移動モードの推定の結果に基づいて使用するセンサデータを選択、または重み付けするサーバ装置100を示した。続く構成例2では、移動モードの推定の結果に基づいて、使用するセンサデータを選択、または重み付けするだけでなく、コンテクストマップを選択するサーバ装置100を示す。
図8は、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図8に示したのは、コンテクストマップを生成する際のサーバ装置100の構成例である。
図8に示したように、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100は、移動モード推定部117と、使用センサ選択部118と、コンテクストマップ選択部119と、コンテクストマップ生成部112と、を含んで構成される。
移動モード推定部117及び使用センサ選択部118の機能は、図6を用いて説明したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
コンテクストマップ選択部119は、移動モード推定部117による、端末装置200を携帯または装着するユーザの移動モードの推定結果に基づいて、生成の対象となるコンテクストマップを選択する。コンテクストマップ選択部119は、生成の対象となるコンテクストマップを選択すると、その選択の結果をコンテクストマップ生成部112に出力する。
図8には、選択対象のコンテクストマップとして、移動体内コンテクストマップ120a、120bと、グローバルコンテクストマップ121と、が示されている。移動体内コンテクストマップ120aは、例えば、端末装置200を携帯または装着するユーザが電車の中にいる場合に選択されるコンテクストマップであり、移動体内コンテクストマップ120bは、例えば端末装置200を携帯または装着するユーザが船舶の中にいる場合に選択されるコンテクストマップであるとする。またグローバルコンテクストマップ121は、端末装置200を携帯または装着するユーザが移動体の中にいない場合に選択されるコンテクストマップである。
コンテクストマップ選択部119は、絶対測位部150で測位された位置情報や、移動体識別部160から提供される情報を用いても良い。絶対測位部150は、移動体の絶対位置を測位するものであり、GNSS受信機等で構成されうる。移動体識別部160は、移動体の中のどの部分(フロアや車両等)にいるかを識別する情報を提供するものであり、例えば音波や電磁波などで提供されうる。移動体識別部160が情報を提供する事で、コンテクストマップ選択部119は、ユーザが内部で移動が可能な移動体(電車や客船など)にいるかどうかを判断できる。
コンテクストマップ選択部119は、移動体識別部160から提供される情報から、ユーザが移動体の中にいると判断すると、グローバルコンテクストマップ121の不使用及び移動体内コンテクストマップ120a、120bのいずれかを選択できる。またコンテクストマップ選択部119は、ユーザの移動モードの推定結果から、ユーザが移動体の中にいないと判断すると、グローバルコンテクストマップ121の使用及び移動体内コンテクストマップ120a、120の不使用を選択できる。
また例えば、コンテクストマップ選択部119は、絶対測位部150で測位された位置情報から線路上にいることが識別でき、かつ、ユーザの移動モードの推定結果から、ユーザが電車の中にいると判断した場合は、移動体内コンテクストマップ120aを選択できる。
また例えば、コンテクストマップ選択部119は、絶対測位部150で測位された位置情報から海上にいることが識別でき、移動体識別部160から提供される情報から客船の内部にいることが識別できた場合は、移動体内コンテクストマップ120bを選択できる。
コンテクストマップ生成部112は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータを用いて、コンテクストマップ選択部119が選択したコンテクストマップを生成、または更新する。
サーバ装置100は、図8に示したような構成を有する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事が出来る。またサーバ装置100は、図8に示したような構成を有する事で、生成の対象となるコンテクストマップを、移動モードや、測位情報、移動体の内部の場所を識別する情報に基づいて選択する事が出来る。
サーバ装置100は、移動モードに基づいて端末装置200から送られてくるセンサデータを選択する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータの中から精度の高いセンサデータを選び、精度の高いコンテクストマップを生成する事が出来る。またサーバ装置100は、移動モードに基づいて端末装置200から送られてくるセンサデータを選択する事で、コンテクストマップが移動体の種類に応じて複数用意されている場合に、適切なコンテクストマップを選択する事が出来る。
(2.2.2.測位時)
図9は、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す説明図である。図9に示したのは、コンテクストマップを用いて端末装置200の移動体内での位置を測位する際のサーバ装置100の構成例である。
図9に示したように、本開示の第2の実施形態に係るサーバ装置100は、移動モード推定部117と、使用センサ選択部118と、移動体内測位部114と、を含んで構成される。
移動モード推定部117、使用センサ選択部118及びコンテクストマップ選択部119の機能は、図8を用いて説明したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。使用センサ選択部118は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータを移動体内測位部114に出力する。コンテクストマップ選択部119は、測位時に使用するコンテクストマップを選択すると、その選択の結果を移動体内測位部114出力する。
移動体内測位部114は、使用センサ選択部118によって選択された、または重み付けされたセンサデータ及びをコンテクストマップ選択部119が選択したコンテクストマップを用いて、端末装置200の移動体内の位置を測る。移動体内測位部114は、端末装置200の移動体内の位置を測ると、測位の結果を端末装置200に出力する。
サーバ装置100は、図9に示したような構成を有する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事が出来る。またサーバ装置100は、図9に示したような構成を有する事で、測位時に使用するコンテクストマップを、移動モードや、測位情報、移動体の内部の場所を識別する情報に基づいて選択する事が出来る。
サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事で、端末装置200の移動体内における位置を、移動体内コンテクストマップ120に基づいて測る事が出来る。またサーバ装置100は、移動モードに基づいて端末装置200から送られてくるセンサデータを選択する事で、コンテクストマップが移動体の種類に応じて複数用意されている場合に、適切なコンテクストマップを選択する事が出来る。
例えば、端末装置200を携帯または装着するユーザが徒歩で港まで移動している事が端末装置200から送られてくるセンサデータから分かれば、サーバ装置100は、グローバルコンテクストマップ121を選択することができる。その後、端末装置200を携帯または装着するユーザが海上にいることが絶対位置の測位によって分かれば、サーバ装置100は、移動体内コンテクストマップ120bを選択することができる。
もちろん、上述した第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせたサーバ装置100も実現可能である。すなわち、移動体で測定されたセンサデータを用いて、端末装置200から送信されるセンサデータを補正した上で、端末装置200から送信されるセンサデータから端末装置200を携帯または装着するユーザがどのような移動状態にあるかを推定するサーバ装置100も実現することが可能である。
上述した第1の実施形態または第2の実施形態により、サーバ装置100は、端末装置200の移動体内の位置を測定して、端末装置200にその位置の情報を提供することが出来る。例えば、端末装置200を携帯するユーザが新幹線に乗車している場合に、サーバ装置100は、端末装置200の新幹線内の位置を測定することで、その新幹線における車両の号数及び座席位置を検出することが出来る。
また例えば、端末装置200を携帯するユーザが客船に乗船している場合に、サーバ装置100は、端末装置200の客船内の位置を測定することで、その客船における詳細な位置(例えばレストラン、プール、カジノ等)を検出することが出来る。
また例えば、サーバ装置100は、端末装置200を携帯するユーザの位置に応じて、端末装置200に提供する情報を変化させても良い。例えば端末装置200を携帯するユーザが観光用のトロッコ列車に乗車している場合、サーバ装置100は、ユーザが列車の右側に座っている場合と左側に座っている場合とで、端末装置200に提供する情報、例えば、車窓から見える風景の情報を変化させても良い。
サーバ装置100が検出した移動体内の位置情報は、別の端末装置と共有させても良く、その場合に、サーバ装置100は別の端末装置へ、端末装置200を携帯するユーザの、移動体内の位置情報を提供することが出来る。
<3.ハードウェア構成例>
次に、図10を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図10は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚や聴覚、触覚などの感覚を用いて通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカまたはヘッドフォンなどの音声出力装置、もしくはバイブレータなどでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストもしくは画像などの映像、音声もしくは音響などの音声、またはバイブレーションなどとして出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。ストレージ装置919は、例えばCPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などを含みうる。
撮像装置933は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、角速度センサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、気圧センサ、または音センサ(マイクロフォン)などの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPS受信機を含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
<3.まとめ>
以上説明したように本開示の第1の実施形態によれば、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する事が出来るサーバ装置100が提供される。サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動体姿勢運動計測部130から送られてくるセンサデータを用いて補正する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータを用いて精度の高い移動体内コンテクストマップ120を生成したり、移動体内コンテクストマップ120を参照する事による移動体内での精度の高い測位を行ったり出来る。
また、以上説明したように本開示の第2の実施形態によれば、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事が出来るサーバ装置100が提供される。サーバ装置100は、端末装置200から送られてくるセンサデータを、移動モードに基づいて選択する事で、端末装置200から送られてくるセンサデータの中から精度の高いセンサデータを選び、精度の高い移動体内コンテクストマップ120を生成したり、移動体内コンテクストマップ120を参照する事による移動体内での精度の高い測位を行ったり出来る。
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのコンピュータプログラム、およびコンピュータプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
なお、上記実施形態で示したユーザインタフェースやアプリケーションを実現するソフトウェアは、インターネット等のネットワークを介して使用するウェブアプリケーションとして実現されてもよい。ウェブアプリケーションは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により実現されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザによって携帯または装着される複数のセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定する推定部と、
前記推定部が推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択する選択部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記選択部は、前記第1センシングデータの少なくとも一部を選択する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記選択部は、前記第1センシングデータに基づいて生成されるマップ情報を選択する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第1センシングデータを用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理を実行する処理部をさらに備える、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記処理部は、前記第1センシングデータを用いて生成されるマップ情報を用いた、前記第1センシングデータを提供する前記ユーザの前記移動体内での測位処理を実行する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記選択部は、絶対位置情報に基づいて情報を選択する、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記選択部は、前記移動体から送信される情報に基づいて情報を選択する、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記選択部は、前記移動体から送信される、該移動体の内部の位置を識別する情報に基づいて情報を選択する、前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記処理部は、前記測位処理の結果に基づいて施設情報を抽出する、前記(4)または(5)に記載の情報処理装置。
(10)
前記第1センシングデータは、加速度データ、角速度データ、または地磁気データのいずれかを含む、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
前記移動体は、電車、自動車、または船舶のいずれかである、前記(1)〜(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、
推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、
を含む、情報処理方法。
(13)
コンピュータに、
ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、
推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
100 サーバ装置
200 端末装置

Claims (13)

  1. ユーザによって携帯または装着される複数のセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定する推定部と、
    前記推定部が推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択する選択部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記選択部は、前記第1センシングデータの少なくとも一部を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選択部は、前記第1センシングデータに基づいて生成されるマップ情報を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1センシングデータを用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理を実行する処理部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、前記第1センシングデータを用いて生成されるマップ情報を用いた、前記第1センシングデータを提供する前記ユーザの前記移動体内での測位処理を実行する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記選択部は、絶対位置情報に基づいて情報を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記選択部は、前記移動体から送信される情報に基づいて情報を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記選択部は、前記移動体から送信される、該移動体の内部の位置を識別する情報に基づいて情報を選択する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記処理部は、前記測位処理の結果に基づいて施設情報を抽出する、請求項4に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1センシングデータは、加速度データ、角速度データ、または地磁気データのいずれかを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記移動体は、電車、自動車、または船舶のいずれかである、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、
    推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、
    を含む、情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    ユーザによって携帯または装着されるセンサによって提供される第1センシングデータに基づいて、前記ユーザが乗っている移動体の種別を推定することと、
    推定した移動体の種別を用いて前記移動体内の前記ユーザの位置を求めるための処理に使用する情報を選択することと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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