JP2017067025A - 油圧ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】大流量の油をアクチュエータに供給できない。
【解決手段】本発明の油圧ユニットは、第1ポンプ及び第2ポンプと、第1ポンプ及び第2ポンプをそれぞれ駆動する第1モータ及び第2モータと、第1ポンプから吐出された油及び第2ポンプから吐出された油の圧力を検出する圧力検出手段と、第1ポンプから吐出された油及び第2ポンプから吐出された油の流量を検出する流量検出手段と、第1モータ及び第2モータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、第1ポンプから吐出された油と第2ポンプから吐出された油を合流させて外部に供給する第1状態と、第2ポンプの吐出圧が第1状態での第2ポンプの吐出圧より小さい状態で第1ポンプから吐出された油を外部に供給する第2状態とを取り得るものであって、制御手段は、第1状態で運転されているときに、圧力検出手段が検出した圧力と流量検出手段が検出した流量とに基づいて、第1状態から第2状態に切り換える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の油圧ユニットは、第1ポンプ及び第2ポンプと、第1ポンプ及び第2ポンプをそれぞれ駆動する第1モータ及び第2モータと、第1ポンプから吐出された油及び第2ポンプから吐出された油の圧力を検出する圧力検出手段と、第1ポンプから吐出された油及び第2ポンプから吐出された油の流量を検出する流量検出手段と、第1モータ及び第2モータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、第1ポンプから吐出された油と第2ポンプから吐出された油を合流させて外部に供給する第1状態と、第2ポンプの吐出圧が第1状態での第2ポンプの吐出圧より小さい状態で第1ポンプから吐出された油を外部に供給する第2状態とを取り得るものであって、制御手段は、第1状態で運転されているときに、圧力検出手段が検出した圧力と流量検出手段が検出した流量とに基づいて、第1状態から第2状態に切り換える。
【選択図】図2
Description
本発明は、油をアクチュエータへ供給する油圧ユニットに関する。
成形機等の主機に搭載されており、ポンプから送り出された高圧の油をアクチュエータに供給するための油圧ユニットが知られている。従来、2台の油圧ユニットを接続し、アクチュエータに大流量の油を供給する必要がある場合に、2台の油圧ユニットから吐出された油を合流させた後でアクチュエータに供給するのに対し、保圧時には小流量の油を供給するだけでよいことから、1台の油圧ユニットの吐出量を0にし、1台の油圧ユニットから吐出された油だけを油圧アクチュエータに供給する場合がある。
特許文献1では、2台の油圧ユニットから吐出された油を合流させた後でアクチュエータに供給しているときに、圧力が所定圧力を超えると、1台の油圧ユニットの吐出量を0にし、1台の油圧ユニットから吐出された油だけをアクチュエータに供給している。この場合、例えばシリンダ移動時など、アクチュエータの負荷が大きく、大流量、高圧力が必要な場合に、圧力が所定圧力を超えるため、サブの油圧ユニットの流量が0に制御されることになり、大流量の油をアクチュエータに供給できない。
そこで、本発明の目的は、負荷条件によらず合流システムとしての能力を最大限発揮することができる油圧ユニットを提供することである。
第1の発明にかかる油圧ユニットは、第1ポンプ及び第2ポンプと、前記第1ポンプ及び前記第2ポンプをそれぞれ駆動する第1モータ及び第2モータと、前記第1ポンプから吐出された油及び前記第2ポンプから吐出された油の少なくとも一方の圧力を検出する圧力検出手段と、前記第1ポンプから吐出された油及び前記第2ポンプから吐出された油の少なくとも一方の流量を検出する流量検出手段と、前記第1モータ及び前記第2モータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、前記第1ポンプから吐出された油と前記第2ポンプから吐出された油を合流させて外部に供給する第1状態と、前記第2ポンプの吐出圧が前記第1状態での前記第2ポンプの吐出圧より小さい状態で前記第1ポンプから吐出された油を外部に供給する第2状態とを取り得るものであって、前記制御手段は、前記第1状態で運転されているときに、前記圧力検出手段が検出した圧力と前記流量検出手段が検出した流量とに基づいて、前記第1状態から前記第2状態に切り換えることを特徴とする。
この油圧ユニットでは、第1状態で運転されているときに、圧力検出手段が検出した圧力と流量検出手段が検出した流量とに基づいて第1状態から第2状態に切り換えることにより、同じ高圧状態でも、保圧の時は吐出量が低いことを検知して、1台のポンプの吐出量を少なくして省エネを実現でき、かつ、シリンダ移動中に負荷が大きい場合などの大流量、高圧力が必要となるときは、2台のポンプを駆動して大流量を流すことができる。 それにより、負荷条件によらず合流システムとしての能力を最大限発揮することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第1状態で運転されているときに、圧力検出手段が検出した圧力と流量検出手段が検出した流量とに基づいて第1状態から第2状態に切り換えることにより、同じ高圧状態でも、保圧の時は吐出量が低いことを検知して、1台のポンプの吐出量を少なくして省エネを実現でき、かつ、シリンダ移動中に負荷が大きい場合などの大流量、高圧力が必要となるときは、2台のポンプを駆動して大流量を流すことができる。 それにより、負荷条件によらず合流システムとしての能力を最大限発揮することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1に示すように、油圧ユニット1は、タンク2内の作動流体を例えば油圧シリンダなどの外部のアクチュエータ6に供給する。油圧ユニット1は、第1ポンプ11と、第1ポンプ11を駆動するモータ11aと、第2ポンプ12と、第2ポンプ12を駆動するモータ12aと、第1圧力センサ(圧力検出手段)7aと、第2圧力センサ7bと、流量センサ(流量検知手段)8と、制御部30とを備えている。
第1ポンプ11から吐出された油は、第1流路3を介してアクチュエータ6に供給される。その第1流路3には、第2ポンプ12から吐出された油が流れる第2流路4が合流する。第1圧力センサ7aと流量センサ8は、それぞれ、第1流路3において第2流路4が合流した合流部より下流側に配置され、その部分において圧力と流量を検出する。したがって、第1圧力センサ7aは、第1ポンプ11から吐出された油の圧力と第2ポンプ12から吐出された油の圧力とを検出し、流量センサ8は、第1ポンプ11から吐出された油の流量と第2ポンプ12から吐出された油の流量を検出する。第2流路4には、逆止弁5が配置され、第1流路3から第2流路4に油が流れるのを防止すると共に、逆止弁5により、第2流路4において第2ポンプ12の吐出圧が閾値圧力を超えた場合に、第2流路4から第1流路3に向かって油が流れる。第2圧力センサ7bは、第2流路4において第2ポンプ12の吐出圧を検出し、第2圧力センサ7bで検出された圧力に基づいて、その圧力が閾値圧力を超えないように第2ポンプ12の吐出圧を制御することができる。このように、第2流路4において第2ポンプ12の吐出圧が閾値圧力を超えないように第2ポンプ12の吐出圧を制御した場合、第2流路4から第1流路3に向かって油が流れないことから、第1ポンプ11から吐出された油だけが、第1流路3を介してアクチュエータ6に供給される。
制御部30は、第1圧力センサ7aで検出された圧力と、流量センサ8で検出された流量と、圧力−流量曲線に基づいて、モータ11aとモータ12aをインバータ制御する。圧力−流量曲線は、図2に示すように、最大設定流量D0に対応する最大流量直線と、最大設定馬力に対応する曲線からなる最大馬力曲線と、最高設定圧力P0に対応する最高圧力直線とから構成される。したがって、制御部30は、第1圧力センサ7aで検出された圧力と流量センサ8で検出された流量とが、圧力−流量曲線上を移動するように、モータ11aとモータ12aをインバータ制御する。
図2(a)の圧力−流量曲線において、点線は、第1ポンプ11だけが駆動される場合を示し、実線は、第1ポンプ11および第2ポンプ12が駆動される場合を示している。図2(b)において、第1圧力センサ7aで検出された圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8で検出された流量が所定流量D1以下である領域が、第1ポンプ11から吐出された油だけが外部に供給される領域(1台運転領域)であり、その他の領域が、第1ポンプ11および第2ポンプ12から吐出された油が外部に供給される領域(2台運転領域)を示している。1台運転領域では、第2ポンプ12の吐出圧を小さい圧力にし、その吐出圧は、2台運転領域の場合の第2ポンプ12の吐出圧より小さい。ここで、1台運転領域において、第2ポンプ12の吐出量を0にしないで、第2ポンプ12の吐出圧を小さい圧力にした場合、モータの励磁状態を保持することになり、第2状態から第1状態へ移行するときのモータ12aの応答時間を、第2ポンプ12の吐出量を0にする場合よりも速くすることができる。
したがって、モータ11a、12aは、図2(c)に示すように、第1圧力センサ7aで検出された圧力と流量センサ8で検出された流量とが2台運転領域にある場合(第1状態)、図2(a)の実線にしたがって制御されるのに対し、第1圧力センサ7aで検出された圧力と流量センサ8で検出された流量とが1台運転領域にある場合(第2状態)、図2(a)の点線にしたがって制御される。図2(b)において、1台運転領域は、第1圧力センサ7aで検出された圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8で検出された流量が所定流量D1以下である領域であるが、所定圧力P1が、図2(a)の圧力−流量曲線において、最大設定流量D0に対応する最大流量直線上の最高圧力点a1に対応した圧力P2以上の圧力であり、且つ、最高設定圧力P0以下の圧力である。所定流量D1が、図2(a)の圧力−流量曲線において、0以上の流量であり、且つ、第1ポンプ11だけが駆動される場合(点線)の、最高設定圧力P0に対応する最高圧力直線上の最大流量点a2に対応した流量D2以下の流量である。
<本実施形態の油圧ユニットの特徴>
本実施形態の油圧ユニット1には、以下の特徴がある。
本実施形態の油圧ユニット1には、以下の特徴がある。
本実施形態の油圧ユニット1では、2台運転状態(第1状態)で運転されているときに、第1圧力センサ7aが検出した圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8が検出した流量が所定流量D1以下である場合に、第2ポンプ12の吐出圧を小さくし、2台運転状態(第1状態)から1台運転状態(第2状態)に切り換えることにより、同じ高圧状態でも、保圧の時は吐出量が低いことを検知して、第2ポンプ12の吐出圧を小さくして省エネを実現でき、かつ、シリンダ移動中に負荷が大きい場合などの大流量、高圧力が必要となるときは、第1ポンプ11および第2ポンプ12を駆動して大流量を流すことができる。 それにより、負荷条件によらず合流システムとしての能力を最大限発揮することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。
上述の実施形態では、2台運転状態(第1状態)で運転されているときに、第1圧力センサ7aが検出した圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8が検出した流量が所定流量D1以下である場合に、第2ポンプ12の吐出圧を小さくし2台運転状態から1台運転状態に切り換える場合を説明したが、第1圧力センサ7aが検出した圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8が検出した流量が所定流量D1以下である場合に、第2ポンプ12の吐出量を0にし2台運転状態から1台運転状態に切り換えてよい。この場合、第2流路4において第2ポンプ12の吐出圧を検出する第2圧力センサ7bはなくてよい。
上述の実施形態では、図2(b)に示すように、第1圧力センサ7aで検出された圧力が所定圧力P1以上であり且つ流量センサ8で検出された流量が所定流量D1以下である領域が、1台運転領域である場合を説明したが、1台運転領域は、第1圧力センサ7aで検出された圧力および流量センサ8で検出された流量に基づく他の領域であってよい。
上述の実施形態では、第1ポンプ11から吐出された油の圧力と第2ポンプ12から吐出された油の圧力とに基づいて制御される場合を説明したが、第1ポンプ11から吐出された油の圧力だけ、または第2ポンプ12から吐出された油の圧力だけに基づいて制御されてよい。第1ポンプ11から吐出された油の流量と第2ポンプ12から吐出された油の流量とに基づいて制御される場合を説明したが、第1ポンプ11から吐出された油の流量だけ、または第2ポンプ12から吐出された油の流量だけに基づいて制御されてよい。
上述の実施形態において、圧力の閾値の所定圧力P1は、圧力指令からの差分や絶対値をパラメータで設定してもよい。流量の閾値の所定流量D1は、油圧回路の漏れ量をあらかじめパラメータで設定してもよい。第1ポンプからの吐出流量は、モータ11aの回転速度と第1ポンプ11のポンプ容量の積から算出してもよい。また、第2ポンプからの吐出流量は、モータ12aの回転速度と第2ポンプ12のポンプ容量の積から算出してもよい。
1 油圧ユニット
7a 第1圧力センサ(圧力検出手段)
8 流量センサ(流量検出手段)
11 第1ポンプ
11a 第1モータ
12 第2ポンプ
12a 第2モータ
30 制御部(制御手段)
7a 第1圧力センサ(圧力検出手段)
8 流量センサ(流量検出手段)
11 第1ポンプ
11a 第1モータ
12 第2ポンプ
12a 第2モータ
30 制御部(制御手段)
Claims (1)
- 第1ポンプ及び第2ポンプと、
前記第1ポンプ及び前記第2ポンプをそれぞれ駆動する第1モータ及び第2モータと、
前記第1ポンプから吐出された油及び前記第2ポンプから吐出された油の少なくとも一方の圧力を検出する圧力検出手段と、
前記第1ポンプから吐出された油及び前記第2ポンプから吐出された油の少なくとも一方の流量を検出する流量検出手段と、
前記第1モータ及び前記第2モータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、
前記第1ポンプから吐出された油と前記第2ポンプから吐出された油を合流させて外部に供給する第1状態と、
前記第2ポンプの吐出圧が前記第1状態での前記第2ポンプの吐出圧より小さい状態で前記第1ポンプから吐出された油を外部に供給する第2状態とを取り得るものであって、
前記制御手段は、
前記第1状態で運転されているときに、前記圧力検出手段が検出した圧力と前記流量検出手段が検出した流量とに基づいて、前記第1状態から前記第2状態に切り換えることを特徴とする油圧ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195374A JP2017067025A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 油圧ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195374A JP2017067025A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 油圧ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017067025A true JP2017067025A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58492063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015195374A Pending JP2017067025A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 油圧ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017067025A (ja) |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015195374A patent/JP2017067025A/ja active Pending
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