JP2017063719A - 防鳥ネット取付具、防鳥ネット、および防鳥ネットの取付方法 - Google Patents

防鳥ネット取付具、防鳥ネット、および防鳥ネットの取付方法 Download PDF

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弘二 平田
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Abstract

【課題】防鳥ネットの取り付けが簡単であり、かつ、防鳥ネットが容易に外れることを防止できる構成を得る。【解決手段】防鳥ネット10は、防鳥ネット取付具12と、枠材14と、ネット16とを有している。防鳥ネット10は、防鳥ネット取付具12によって被取付材18に取り付けられる。防鳥ネット取付具12は、線材12aからなる。防鳥ネット取付具12は、線材12aの一部が曲げられた環状部20と、線材12aにおける環状部20の両端に形成され、かつ、互いに絡み合う一対の螺旋部22a,22bとを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、防鳥ネット取付具、防鳥ネット、および防鳥ネットの取付方法に関する。
近年、駅、神社、道路および線路の高架下、集合住宅のベランダ、工場、倉庫などにおいて、鳥類の侵入に伴う様々な被害(以下、「鳥害」という。)が問題になっている。鳥害対策としては、人型のカカシ、ワシ型の疑似鳥、目玉、反射板などの視覚的なおどしを用いた方法、爆発音などの聴覚的なおどしを用いた方法、防鳥ネットを使用する方法、複数の針を使用する方法、忌避剤を用いる方法、電気ショックを利用する方法などがある。その中でも、防鳥ネットを使用する方法は、鳥類の侵入を高い確率で防止できることから、様々な場所で用いられている。
例えば、特許文献1には、住居のベランダ等で用いることができる防鳥ネットが開示されている。特許文献1の防鳥ネットを住居のベランダで用いる場合には、まず、ベランダに架設されたパイプに、複数のリング状の吊下具(パイプリング)が摺動可能に取り付けられる。次に、上記複数のパイプリングにそれぞれ、鉤状の吊下具(ネットフック)が取り付けられる。最後に、上記のようにしてパイプに取り付けられた複数のネットフックに、防鳥ネットが引っ掛けられる。
特開2002−186404号公報
上記ネットフックのような鉤状の部材を防鳥ネットの取付具として用いることによって、パイプおよびワイヤ等に防鳥ネットを簡単に取り付けることができると考えられる。
ところで、防鳥ネットに鳥がとまったり、強い風が吹いたりすることによって、防鳥ネットが大きく揺れる場合がある。上記のような鉤状の取付具を用いて防鳥ネットを取り付けていると、防鳥ネットが大きく揺れた場合に、防鳥ネットが取付具から簡単に外れてしまうおそれがある。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、防鳥ネットの取り付けが簡単であり、かつ、防鳥ネットが容易に外れることを防止できる構成を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る防鳥ネット取付具は、線材からなる防鳥ネット取付具であって、前記線材の一部が環状に曲げられた環状部と、前記線材における前記環状部の両端に形成され、かつ、互いに絡み合う一対の螺旋部と、を有する。
前記一対の螺旋部は、前記環状部の法線方向から見た場合に、複数の位置で交差するように互いに絡み合っていてもよい。
前記一対の螺旋部から前記環状部とは反対側に延びる一対のガイド部をさらに有し、前記一対のガイド部間の距離は、前記一対の螺旋部から離れるに従って大きくなっていてもよい。
前記線材は、ステンレス鋼からなっていてもよい。
本発明の実施形態に係る防鳥ネットは、上述の防鳥ネット取付具と、枠材と、前記枠材に取り付けられたネットと、を備え、前記環状部内には、前記枠材が、線状の被取付材とともに位置づけられている。
本発明の実施形態に係る防鳥ネットの取付方法は、上述の防鳥ネット取付具と、枠材と、前記枠材に取り付けられたネットとを備えた防鳥ネットを、線状の被取付材に取り付ける方法であって、
(a1)前記一対の螺旋部に対して、前記環状部とは反対側に前記枠材および前記被取付材を位置づけるステップと、
(a2)前記枠材および前記被取付材が前記一対の螺旋部の間を通って前記環状部内に位置付けられるように、前記一対の螺旋部を前記枠材および前記被取付材に押し付けつつ、前記防鳥ネット取付具を前記一対の螺旋部の螺旋方向に回転させるステップと、
を有する。
本発明によれば、防鳥ネットの取り付けが簡単であり、かつ、防鳥ネットが容易に外れることを防止できる構成が得られる。
本発明の実施形態に係る防鳥ネットを一対の被取付材に取り付けた状態を示す概略図である。 本発明の実施形態における防鳥ネット取付具を示す概略図である。 防鳥ネットの取付方法を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
(防鳥ネットの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る防鳥ネット10を一対の被取付材18に取り付けた状態を示す概略図である。なお、被取付材18は、後述する防鳥ネット取付具12を取付可能な線状の部材であればよい。例えば、被取付材18としては、ステンレスワイヤが用いられる。なお、駅、神社、道路および線路の高架下、集合住宅のベランダ、工場、倉庫などに予め設けられている線状の部材を被取付材18として用いてもよく、防鳥ネット10を取り付けようとする場所に新たに被取付材18を設けてもよい。
図1を参照して、防鳥ネット10は、複数の防鳥ネット取付具12、枠材14およびネット16を備えている。防鳥ネット10(本実施形態では枠材14)は、防鳥ネット取付具12によって被取付材18に取り付けられている。防鳥ネット取付具12の詳細は後述する。
枠材14は、例えば、アルミニウム鋼からなる。本実施形態では、枠材14は、長方形状を有し、一対の長手部14a、一対の短手部14bおよび補強部14cを有している。長手部14aの長さは、例えば、約1000mmに設定される。一対の短手部14bは、一対の長手部14aの両端部を接続し、補強部14cは、一対の長手部14aの中央部を接続している。短手部14bおよび補強部14cの長さは、例えば、約300〜500mmに設定される。
ネット16は、例えば、ポリエチレンからなる。本実施形態では、ネット16は、例えば、図示しないポリエチレン製の糸によって枠材14に取り付けられている。
(防鳥ネット取付具の構成)
次に、防鳥ネット取付具12について詳細に説明する。図2は、防鳥ネット取付具12を示す図である。図2を参照して、防鳥ネット取付具12は、線材12aからなる。線材12aとしては、例えば、金属材料が用いられる。本実施形態では、線材12aは、ステンレス鋼からなる。
防鳥ネット取付具12は、環状部20と一対の螺旋部22a,22bと一対のガイド部24a,24bとを有している。環状部20は、線材12aの一部が環状に曲げられた部分である。螺旋部22a,22bは、線材12aにおける環状部20の両端に形成されている。螺旋部22a,22bは、互いに絡み合っている。螺旋部22a,22bは、環状部20の法線方向から見た場合(環状部20の内側の領域が最も大きく見える方向から見た場合)に、複数の位置で交差している。本実施形態では、螺旋部22a,22bは、上記法線方向から見た場合に、2箇所(破線の円26a,26bで囲んだ部分)で交差している。以下、螺旋部22a,22bが交差する2箇所のうち、ガイド部24a,24b側の一方を第1交差部26aといい、他方を第2交差部26bという。ガイド部24a,24bは、螺旋部22a,22bから、環状部20とは反対側に延びている。ガイド部24aとガイド部24bとの距離は、螺旋部22a,22bから離れるに従って大きくなっている。
(防鳥ネットの取付方法)
次に、防鳥ネット10の被取付材18への取付方法について説明する。図3は、防鳥ネット10の取付方法を説明するための図である。なお、以下においては、防鳥ネット取付具12によって、枠材14の長手部14aを被取付材18に取り付ける場合について説明するが、防鳥ネット取付具12によって、短手部14bを被取付材18に取り付けてもよい。
図3(a)を参照して、防鳥ネット10を被取付材18へ取り付ける際には、まず、一対の螺旋部22a,22bに対して、環状部20とは反対側に長手部14aおよび被取付材18を位置づける。本実施形態では、一対のガイド部24a,24bの間に、長手部14aおよび被取付材18を位置づける。
次に、螺旋部22a,22bを長手部14aおよび被取付材18に押し付けつつ、防鳥ネット取付具12(より具体的には、例えば、環状部20)を螺旋部22a,22bの螺旋方向(矢印Aで示す方向)に180度回転させる。なお、本実施形態において螺旋部22a,22bの螺旋方向とは、環状部20から見て螺旋部22a,22bが線材12aの一対の端部に向かって旋回する方向を意味する。
防鳥ネット取付具12(環状部20)を上記螺旋方向に180度回転させようとすると、螺旋部22a,22bは回転できるが、ガイド部24a,24bの回転は、長手部14aおよび被取付部18によって規制される。これにより、第1交差部26aにおいて螺旋部22aと螺旋部22bとの間隔が大きくなる。その結果、図3(b)を参照して、長手部14aおよび被取付材18が第1交差部26aを通って、第1交差部26aと第2交差部26bとの間に位置づけられる。長手部14aおよび被取付材18が第1交差部26aを通過することによって、ガイド部24a,24bは、螺旋部22a,22bの回転に従って180度回転する。
次に、螺旋部22a,22bの第2交差部26bを長手部14aおよび被取付材18に押し付けつつ、防鳥ネット取付具12(例えば、環状部20)を螺旋部22a,22bの螺旋方向に180度回転させる。このとき、環状部20は回転できるが、螺旋部22a,22bの回転は、長手部14aおよび被取付部18によって規制される。これにより、第2交差部26bにおいて螺旋部22aと螺旋部22bとの間隔が大きくなる。その結果、図3(c)を参照して、長手部14aおよび被取付材18が第2交差部26bを通って、環状部20内に位置づけられる。長手部14aおよび被取付材18が第2交差部26aを通過することによって、ガイド部24a,24bは、環状部20の回転に従って180度回転する。これにより、枠材14を被取付材18に取り付けることができる。すなわち、防鳥ネット10を被取付材18に取り付けることができる。
(実施形態の効果)
本実施形態においては、上述のように、防鳥ネット取付具12を螺旋部22a,22bの螺旋方向に回転させることによって、防鳥ネット10を被取付材18に取り付けることができる。すなわち、防鳥ネット取付具12を回転させるだけで、防鳥ネット10を容易に被取付材18に取り付けることができる。
また、本実施形態においては、枠材14および被取付材18が環状部20内に位置づけられるので、枠材14および被取付材18が防鳥ネット取付具12から容易に外れない。これにより、枠材14が大きく揺れた場合でも、防鳥ネット10が被取付材18から容易に外れることを防止できる。
また、本実施形態では、螺旋部22a,22bが複数箇所で交差している。これにより、枠材14が大きく揺れた場合でも、枠材14および被取付材18が螺旋部22a,22bの間を通過することを十分に防止できる。その結果、防鳥ネット10が被取付材18から外れることを十分に防止できる。
また、防鳥ネット取付具12は一対のガイド部24a,24bを有している。この場合、ガイド部24aとガイド部24bとの間に枠材14および被取付材18を位置づけることによって、螺旋部22a,22bを枠材14および被取付材18に容易に押し付けることができる。これにより、防鳥ネット10の被取付材18への取り付けがさらに容易になる。
(変形例)
上述の実施形態では、防鳥ネット10が8個の防鳥ネット取付具12を有する場合について説明したが、防鳥ネット取付具12の数は7個以下であってもよく、9個以上であってもよい。
上述の実施形態では、環状部20の法線方向から見た場合に、螺旋部22a,22bが2箇所で交差する場合について説明したが、一対の螺旋部が3箇所以上の位置で交差していてもよい。
上述の実施形態では、防鳥ネット10が長方形状の枠材14を有する場合について説明したが、防鳥ネットが他の形状の枠材を有していてもよい。
上述の実施形態では、防鳥ネット10が枠材14を有する場合について説明したが、防鳥ネットが枠材14を有していなくてもよい。この場合、防鳥ネット取付具12によって、ネット16を被取付材18に取り付ければよい。
本発明は、駅、神社、道路および線路の高架下、集合住宅のベランダ、工場、倉庫などで防鳥ネットを取り付ける際に好適に用いることができる。
10 防鳥ネット
12 防鳥ネット取付具
12a 線材
14 枠材
16 ネット
18 被取付材
20 環状部
22 螺旋部
24 ガイド部
26a 第1交差部
26b 第2交差部

Claims (6)

  1. 線材からなる防鳥ネット取付具であって、
    前記線材の一部が環状に曲げられた環状部と、
    前記線材における前記環状部の両端に形成され、かつ、互いに絡み合う一対の螺旋部と、
    を有する、防鳥ネット取付具。
  2. 前記一対の螺旋部は、前記環状部の法線方向から見た場合に、複数の位置で交差するように互いに絡み合う、請求項1に記載の防鳥ネット取付具。
  3. 前記一対の螺旋部から前記環状部とは反対側に延びる一対のガイド部をさらに有し、
    前記一対のガイド部間の距離は、前記一対の螺旋部から離れるに従って大きくなる、請求項1に記載の防鳥ネット取付具。
  4. 前記線材は、ステンレス鋼からなる、請求項1から3のいずれかに記載の防鳥ネット取付具。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の防鳥ネット取付具と、
    枠材と、
    前記枠材に取り付けられたネットと、を備え、
    前記環状部内には、前記枠材が、線状の被取付材とともに位置づけられている、防鳥ネット。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の防鳥ネット取付具と、枠材と、前記枠材に取り付けられたネットとを備えた防鳥ネットを、線状の被取付材に取り付ける方法であって、
    (a1)前記一対の螺旋部に対して、前記環状部とは反対側に前記枠材および前記被取付材を位置づけるステップと、
    (a2)前記枠材および前記被取付材が前記一対の螺旋部の間を通って前記環状部内に位置付けられるように、前記一対の螺旋部を前記枠材および前記被取付材に押し付けつつ、前記防鳥ネット取付具を前記一対の螺旋部の螺旋方向に回転させるステップと、
    を有する、防鳥ネットの取付方法。
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