JP2017063395A

JP2017063395A - 状況監視装置・リモコン装置と電話通信機器を備える装置

Info

Publication number: JP2017063395A
Application number: JP2015202392A
Authority: JP
Inventors: 俊二福島; Shunji Fukushima
Original assignee: U SYSTEM KK
Current assignee: U SYSTEM KK
Priority date: 2015-09-25
Filing date: 2015-09-25
Publication date: 2017-03-30

Abstract

【課題】家屋内などの状況を電話通信により照会できる装置、或は家屋内の電気機器の動作を制御する装置を容易に設置できるようにするものである。
【解決手段】状況監視装置、リモコン装置と電話通信機器を備える装置において、予め登録された電話番号からの電話呼出信号を着信した時には受信ベルを鳴らさずに通信状態にし、通話要請か状況監視装置、リモコン装置の制御かの判定情報送信を求めるための情報或は音声を送信する機能を備える。
外部の通信機器からの指示により、状況監視装置を制御し、状況監視装置の映像やその他情報を外部の通信機器装置から照会できる機能を備える。
【選択図】図１

Description

本発明は、状況監視装置、リモコン装置、電話装置、電話システムに関するものであ。

近年、監視カメラや人感知センサーの情報をコントロール装置に収集しスマートホンから照会可能とする装置が提供され家庭でのセキュリティ装置の設置が容易になってきた。これらの装置では無線ＬＡＮが必要となっているが、無線ＬＡＮ装置を保有していない家庭も多く存在しセキュリティ装置を設置するのに少なからず障害となる。

現在のところ家庭内のエアコンなどの電気製品の電源オン・オフの操作などを屋外の離れた場所から電話通信により行う適切な機器がない状況である。

特願２０１５−１７６１２６

特願２０１５−１７６１２６では、異常を感知すると異常であることを登録されている電話先に通知することは出来るものの、監視カメラで撮影した映像を見ること、及び監視カメラの方向や集音装置の方向を制御することができないため、限られた範囲の情報提供に留まっている。また無線ＬＡＮの環境を有する場合は、異常の有無にかかわらず家屋内・外の状況をスマートホンで知ることができる装置が提供されているが、無線ＬＡＮ環境のない家庭では設置することができない。

単身者の住居においては冬季、夏季に帰宅する場合室内の温度は低すぎる或は高すぎて帰宅後暫くは不快な状況に置かれる。外出先より自宅への電話通信により室内のエアコンを稼働させることにより帰宅時に快適な室内環境とすることができる。現在のところ外部遠隔地よりエアコンを稼働させる適切な機器がない状態である。

本発明は、無線ＬＡＮの環境を有しない個人でも家屋内外の状況を監視できる、また家屋内の電気製品の電源オン・オフ他ができるようにするものである。

本発明は、上記目的を達成するために、状況監視装置、リモコン装置と電話通信機器を備える装置において、予め登録された電話番号からの電話呼出信号を着信した時には受信ベルを鳴らさずに通信状態にし、通話要請か状況監視装置、リモコン装置の制御かの判定情報送信を求めるための情報或は音声を送信する機能を備える。

上記、状況監視装置、リモコン装置と電話通信機器を備える装置において、予め登録された電話番号の電話から状況監視装置、リモコン装置に対する制御の情報が送信された場合は、制御の情報に従って状況監視装置、リモコン装置を動作させ、状況監視装置の情報を記録・送信する機能を備える。

本発明の状況監視装置と電話通信機器を備える装置は電話機を設置する程度の容易さで設置でき、且つ家屋などへの侵入者の状況、一人暮らしの高齢者の状況、火災発生などの状況を、外部から電話通信により映像・音声、数値などの情報としてリアルタイムに把握することを可能にする。

また、本発明の電話通信機器とリモコン装置を備える装置では遠隔地より家屋内の電気機器の電源のオン・オフを可能とする。

本発明の概念図本発明の装置の機能構成図本発明の装置の制御部の機能構成図

以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。

図１を参照して、本発明の実施の概要を説明する。電話通信機器としてスマートホン５を、撮影装置４のみを例として表示している本発明装置３（以降、本装置３と称する）が屋内に置かれている。本装置３の近くに、人Ａ１と人Ｂ２が居る。外部の通常のスマートホン６から屋内の様子を観察するために本装置３に電話をする。スマートホン６の電話番号は、本装置３の制御が可能なスマートホンとして本装置３に電話番号が登録されているものとする

スマートホン６から本装置３のスマートホン部５に電話する。電話を受けたスマートホン部５は電話通信か状況監視装置の制御をするのかを問い合わせる情報をスマートホン６に送信する。スマートホン６は状況監視装置の制御であることの情報を返信し、次に撮影開始・映像送信の制御情報を送信する。スマートホン部５は制御情報を受け、撮影開始指示を撮影装置４に伝達し映像を取得し、スマートホン６に映像を送信する。例として図１の場合では、人Ａ１を撮影した映像を送信する。スマートホン部５は、スマートホン６からの撮影終了指示を受けると撮影装置４に撮影終了の指示を出し、撮影・映像送信を終了する。本項で言う処の撮影装置４は図２における撮影機器とその制御部を指す。

図２は、本発明の電話通信機器と状況監視装置、リモコン装置を備える装置３の構成図である。図３は撮影機器を制御する機能の概要を示す図である。以下では、撮影機器１０を使用する場合について説明する。

図２のスマートホン部１７の電話アプリ１７１はスマートホンの電話アプリで、電話通信を行う。本発明では、電話アプリ１７１は、電話の受発信・通話の他に、予め本装置３の制御を行う電話として登録されている電話番号からの電話かどうかの判定を行う。スマートホン６からの電話着信の場合、電話アプリ１７１は本装置３を制御するとして登録された電話番号であると判定し、通信要請か本装置を制御する要請かの判定情報及び制御情報の送信依頼をスマートホン６に送信する。スマートホン６より本装置３の制御情報を受けるとアプリＡ１７２を起動し制御情報をアプリＡ１７２に伝達する。

アプリＡ１７２は、電話アプリ１７１から受けた制御情報を判断し撮影開始・映像送信指示の場合は、制御部１６に撮影開始と映像伝達の指示を出し、撮影機器からの映像をスマートホン６に送信する。制御情報が映像を保存する指示の場合は、スマートホン部１７に装備されている記憶装置に保存する。外部のスマートホン６のアプリＢ６２は、スマートホン部１７からの映像をアプリＢ６２によりスマートホン６の画面に表示する。

図３の制御部１６は、アプリＡ１７２からの指示情報を判定し撮影機器１０を制御する。アプリＡ１７２からの指示が、撮影開始・映像送信指示の場合は撮影開始と映像送信の指示情報を撮影機器用の信号に変換して撮影機器１０に送る。撮影終了指示の場合、カメラの回転指示の場合、或は焦点距離の指示の場合についても同様に撮影機器用の信号に変換して撮影機器１０に送る。

Claims

電話回線に接続可能な電話機（据置型電話機）の電話子機（子機）、或は電話親機（親機）、或は携帯電話・スマートホンと称せられる移動体通信機器（以降、左記の電話・移動体通信機器を電話通信機器と称する）に撮影装置、音声収集装置、温度感知・人感知など各種の状況を感知するセンサー（以降、撮影装置から状況を感知するセンサーを状況監視装置と呼ぶ）の全て或は一部を備える装置において、通常使用される電話通信機器と電話通信し、通常使用される電話通信機器からの制御・指示情報を受けて状況監視装置の動作を制御し、指示により収集した情報を記録・保管し、指示により通常使用される電話通信機器に状況監視装置の情報を配信する装置。
電話回線に接続可能な電話機（据置型電話機）の電話子機（子機）、或は電話親機（親機）、或は携帯電話・スマートホンと称せられる移動体通信機器（以降、左記の電話・移動体通信機器を電話通信機器と称する）にエアコンなどの電気機器を電気機器本体から離れて制御する装置（リモコン装置）を備え、通常使用される電話通信機器と電話通信し、通常使用される電話通信機器からの制御情報を受け、エアコンなどの電気機器の電源オン・オフ他の制御をする装置。
請求事項１及び請求事項２の電話通信機器に状況監視装置やリモコン装置の全て或は一部を備える装置において、予め登録された電話番号からの呼出信号（電話接続依頼情報）を受けたときは受信ベルを鳴らす或は振動させるなど電話着信を知らせる事なく電話を通信状態にし、電話先に通話要請か状況監視装置の制御かの指示情報の送信を依頼し、電話先からの指示情報を受ける。通話要請の場合は受信ベルを鳴らす或は振動させるなどにより電話着信を知らせる。状況監視装置への制御指示の場合は受信ベルを鳴ら或は振動させることなく電話先からの制御指示に従い、状況監視装置やリモコン装置を動作し、また制御指示により状況監視装置やリモコン装置の情報を電話先に送信する装置。