JP2017060663A - 暖房便座装置 - Google Patents

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雅史 荒川
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Abstract

【課題】非使用時の放熱ロスを抑制した暖房便座に関して、使用者の背中との干渉を低減した放熱を抑制する手段を備える暖房便座装置を提供することにある。【解決手段】発熱体22を有する便座20と、回転自在に開閉する便蓋30と、便蓋30が閉じた状態で便座20と便蓋30の間に介在する可動部10と、を備える。可動部10は、便蓋30を閉じた状態で便蓋30から離れ、便座20に接近する位置に移動可能であり、便蓋30を開いた状態で便蓋30に接近する位置に移動可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、便座の非使用時の放熱ロスを抑制した暖房便座装置に関する。
従来から、内部に発熱体を有する便座と、ヒンジで連結された便蓋とを具備した便器が知られている。このような便器には非使用時の消費電力の抑制が求められている。例えば、特許文献1には、便座の消費電力抑制のため、非使用時の便座からの放熱ロスを少なくした便器が記載されている。この便器は、電力の消費を少なくするために、便蓋の内面に断熱材層を形成すると共に断熱材層に便座の暖房面を収容する収容凹溝が形成されている。
特開平10−257998号公報
ところで、特許文献1の便座では、非使用時の放熱を抑えるために、便蓋の内面に収容凹溝が形成された断熱材層が設けられている。しかし、断熱材層が便蓋本体から突き出ており、着座する使用者の背中と干渉して、使用者に圧迫感を与えることが考えられる。また干渉を避けるために便蓋をさらに後側へ開くようにすると、その分便器が大型化する懸念がある。
このような背景から、本発明者は、使用者の背中との干渉を低減した放熱を抑制する手段を備える便座を提供することが課題であると認識した。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的の一つは、非使用時の放熱ロスを抑制した暖房便座に関して、使用者の背中との干渉を低減した放熱を抑制する手段を備える暖房便座装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の暖房便座装置は、発熱体を有する便座と、回転自在に開閉する便蓋と、便蓋が閉じた状態で便座と便蓋の間に介在する可動部と、を備える。可動部は、便蓋を閉じた状態で便蓋から離れ、便座に接近する位置に移動可能であり、便蓋を開いた状態で便蓋に接近する位置に移動可能である。
この態様によると、非使用時に便蓋を閉じることによって可動部が便座側に接近するから、便座の表面からの放熱を抑制し、使用時に便蓋を開くことによって可動部が便蓋側に接近するから使用者の背中との干渉を抑制する。
本発明によれば、使用者の背中との干渉を低減した放熱を抑制する手段を備えた暖房便座を提供することができる。
本発明の第1実施形態の暖房便座装置の要部を示す斜視図である。 図1の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。 図1の暖房便座装置の便蓋を開いた状態の側面視の断面の模式図である。 第2実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第2実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第3実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第3実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第4実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第4実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第5実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第5実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第6実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第6実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第7実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第7実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態のを示す模式図である。 第8実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第8実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第9実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第9実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第9実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第9実施形態の暖房便座装置の便蓋と使用者の関係を示す模式図である。 第9実施形態の暖房便座装置の便蓋の分解斜視図である。 便蓋の可動部の周辺を説明する模式図である。 第10実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第10実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 第11実施形態の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第11実施形態の暖房便座装置の便蓋を開いた状態を示す模式図である。 押出部材の平面視の模式図である。 第1比較例の暖房便座装置の要部を示す斜視図である。 第1比較例の暖房便座装置の前方視の断面の模式図である。 第1比較例の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第2比較例の暖房便座装置の要部を示す斜視図である。 第2比較例の暖房便座装置の前方視の断面の模式図である。 第2比較例の暖房便座装置の便蓋を閉じた状態を示す模式図である。 第2比較例の暖房便座装置の便蓋を使用状態を示す模式図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から35を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(第1実施形態)
図1〜3を参照して第1実施形態の暖房便座装置100について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の暖房便座装置100の要部を示す斜視図である。
便座20は、便鉢部40に設けられるリム部42の上側に載置される。便座20は、ヒンジ24を支点に回転自在に便鉢部40に取り付けられ、便鉢部40に対して上げ下ろしすることができる。便座20は、左右方向より前後方向が長く形成され、中央付近に中孔部26が設けられ、中孔部26の内側には空間104が形成される。特に、空間104は上下に延在する空間であって中孔部26に環囲される領域である。便座20は、主に上面28に設けられる暖房面28aを加熱するために、例えば電気発熱体で構成される発熱体22を内部に有する。
以下、図1に示すように、便座20のヒンジ24が設けられる側を後方と、その反対側を前方と表記する。また、便座20を前方から視て、向かって右側を右と、向かって左側を左と表記する。また、便座20の中孔部26の左右範囲を二等分する直線を直線Xとし、便座20の中孔部26の前後範囲を二等分する直線を直線Yと表記する。また、側方視の断面というときは、直線Xに沿った鉛直面で切断した断面を右側から視た断面であり、前方視の断面というときは、直線Yに沿った鉛直面で切断した断面である。このような表記は、他の実施形態及び比較例の説明についても同様であり、直線Xと直線Yは記載を省略することがある。また、便座に対して便蓋を上げて開くことを単に「便蓋を開く」と、便座に便蓋を下ろして閉じることを単に「便蓋を閉じる」と表記する。
図2は暖房便座装置100の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図3は暖房便座装置100の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置100は、便座20と、便座20を開閉する便蓋30と、便蓋30が閉じているときに便座20の上面の一部を覆う可動部10と、を含む。
便蓋30は、閉じた状態における、前方側が略楕円形状で後方側が略矩形状を有する板状の外装部32と、外装部32の縁から略下方に向かって延在する縁部34とが、一体に形成される。便蓋30は、縁部34の後方側がヒンジ36を介して便座20に取り付けられる。ヒンジ36の回転軸はヒンジ24の回転軸と同軸に設けられる。便蓋30は、ヒンジ36を支点に便座20に対して回転自在に設けられる。便蓋30は、閉じた状態にて便座20を収容するように覆い、便座20の放熱を抑制する。
可動部10は、左右方向より前後方向が長い略楕円形状の板状の部材で、例えば樹脂材料から形成される。可動部10は、断熱性を備えるために、例えば高発泡倍率のウレタン発泡体やポリエチレン発泡体から形成される。可動部10は、前方部10aがヒンジ12によって外装部32の内側に固定され、後方部10bはヒンジ12を支点に回転可能に設けられる。可動部10の動作については後述する。
(第1比較例)
先に、図29〜31を参照して、第1比較例1300について説明する。図29は第1比較例1300の要部を示す斜視図である。図30は、第1比較例1300の前方視の断面の模式図である。図31は、第1比較例1300の側方視の断面の模式図である。図30、図31は便座20に便蓋30を閉じた状態を示している。
第1比較例1300は、非使用時には、便蓋30は便座20に下ろされ、便座20の暖房面28aが便蓋30内に収容される。便座20は所定の温度範囲に維持されているもので、放熱があり温度が低下すると通電し昇温するものであるために、放熱量が多いと電力消費が大きくなる。
第1比較例1300の放熱のメカニズムについて説明する。便座20の上面28は上方の空間102を介して便蓋30の保温材からなる内蓋1310が対向している。便座20と内蓋1310の距離を小さくすることによって空間102における空気の流れが抑制される。一方、中孔部26の内側の空間104及び便鉢部40内部の空間106には空気の流れを遮るものはなく、矢印で示すような対流1308が生じる。
発熱体22に加熱されることで高温になっている便座20の上面28の熱量が対流1308によって便鉢部40内部の空間106の空気に放熱される。このように、便座20で生じる熱量の多くの割合が中孔部26の空間104を通じて対流によって放熱される。
(第2比較例)
次に、図32〜35を参照して第2比較例1400について説明する。図32は第2比較例1400の要部を示す斜視図である。図33は、第2比較例1400の前方視の断面の模式図である。図34は、第2比較例1400の側方視の断面の模式図である。図33、図34は便座20に便蓋30を閉じた状態を示している。図35は、第2比較例1400の使用状態の側方視の断面の模式図である。
第2比較例1400は、便蓋30の内蓋1410に中孔部26に向かって突出する突出部1410aが設けられている。突出部1410aが中孔部26に向かって突出することによって、便座20の周囲の空間が狭められ、その部分での対流を抑制することができる。この結果、第2比較例1400では、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、第1比較例1300と比較して便座20の消費電力を抑制できる。
図35は、第2比較例1400の使用状態の側方視の断面を示す模式図である。図35は便座20から便蓋30を開いた状態を示している。第2比較例1400の突出部1410aは、便蓋30に対して固定的に設けられているから、便蓋30を開いた状態でも便蓋30の内側から前方に突き出ている。この状態で使用者50が便座20に座ると、突出部1410aが使用者50の背中50aに接近して接触することが考えられる。突出部1410aが使用者50の背中50aに接近すると、窮屈であり圧迫感があり、使用者50に不快感を与える恐れがある。
また、便蓋30から突出する突出部1410aには違和感があり意匠性を損なうことが考えられ、このことによって消費者の購買意欲が低下する可能性がある。
(可動部)
次に、図1〜3に戻って、暖房便座装置100の可動部10の動作を説明する。可動部10は、可動部10が受ける重力によって移動する。特に、可動部10の後方部10bは、便蓋30を閉じるときに、可動部10が受ける重力によって、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。可動部10の後方部10bは、便蓋30を開くときに、可動部10が受ける重力によって、便蓋30に接近するように移動する。
可動部10のヒンジ12の回転に係る抵抗に比べて可動部10が受ける重力が小さい場合は、可動部10が円滑に移動しないことが考えられる。可動部10が受ける重力を大きくするために、可動部10の後方部10bの近傍には、重り80が内蔵される。また、図1に示すように、可動部10を外装部32に引き寄せるために、弾性部材90が設けられる。弾性部材90の形状や素材に特別の制限はないが、例えばコイルスプリングや紐状のゴムなどを用いることができる。
図2に示すように、暖房便座装置100は、便蓋30を閉じるとき、可動部10の後方部10bは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。可動部10が便座20の上面28の暖房面28aに接近すると、便蓋30を通過する熱伝導による放熱だけでなく、対流による放熱も抑えられる。つまり、上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められる。
図3に示すように、暖房便座装置100は、便蓋30を開くとき、可動部10の後方部10bは便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置100は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置100は、その使用時に、可動部110は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第2実施形態)
次に、図4,5を参照して第2実施形態の暖房便座装置200について説明する。図4は暖房便座装置200の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図5は暖房便座装置200の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置200は、暖房便座装置100に対して、可動部210の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
可動部210は、左右方向より前後方向が長い略楕円形状の板状の部材で、例えば中孔部26よりやや大きい形状を有する。可動部210は、可動部10と同様に形成できる。可動部210は、前方部210aがヒンジ212によって外装部32の内側に固定され、後方部210bはヒンジ212を支点に回転可能に設けられる。
可動部210の後方部210bは、便蓋30を閉じるときに、可動部210が受ける重力によって、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。可動部210の後方部210bは、可動部210が受ける重力によって、便蓋30を開くときに便蓋30に接近するように移動する。
可動部10と比較して、可動部210は、前後方向に短く、前方部210aおよびヒンジ212は後ろ寄りに位置し、後方部210bは前寄りに位置する。この結果、図4に示すように、可動部210は、可動部10より便座20に接近した状態で前後方向に延在できるから、便座20の中孔部26を効果的に覆うことによって空気の対流を一層抑制できる。
図4に示すように、暖房便座装置200は、便蓋30を閉じるとき、可動部210は外装部32から下りて、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。
図5に示すように、暖房便座装置200は、便蓋30を開くとき、可動部210は便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置200は、その非使用時に上面28の上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置200は、その使用時に、可動部210は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
便蓋30の断熱性を維持するため、可動部210の前後には、断熱性の素材から形成される前部210cと後部210dが設けられる。暖房便座装置200は、暖房便座装置100と同様に、重り80と弾性部材90の少なくとも一つを備えてもよい。
(第3実施形態)
次に、図6,7を参照して第3実施形態の暖房便座装置300について説明する。図6は暖房便座装置300の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図7は暖房便座装置300の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置300は、暖房便座装置100に対して、内蓋310cの周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
内蓋310cは、左右方向より前後方向が長い略楕円形状の板状の部材で、例えば樹脂材料から形成される。内蓋310cは、例えば中孔部26よりやや大きい形状を有する。内蓋310cは、前方部210aがヒンジ312によって外装部32の内側に固定され、後方部310bはヒンジ312を支点に回転可能に設けられる。
内蓋310cは、可動部10と同様に動作する。内蓋310cの後方部310bは、便蓋30を閉じるときに、可動部310が受ける重力によって、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。可動部10の後方部310bは、内蓋310cが受ける重力によって、便蓋30を開くときに便蓋30に接近するように移動する。
図6に示すように、暖房便座装置300は、便蓋30を閉じるとき、内蓋310cは外装部32から下りて、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。
図7に示すように、暖房便座装置300は、便蓋30を開くとき、内蓋310cは便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置300は、その非使用時に上面28の上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置300は、その使用時に、内蓋310cは外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。暖房便座装置100と同様に、重り80と弾性部材90の少なくとも一つを備えてもよい。
(第4実施形態)
次に、図8,9を参照して第4実施形態の暖房便座装置400について説明する。図8は暖房便座装置400の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図9は暖房便座装置400の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置400は、暖房便座装置100に対して、可動部410の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置400は、可動部410と支持機構412と変形機構414とを備える。支持機構412はスライド機構412aとスライド機構412bを含む。変形機構414は、外装部32に固定されるステッピングモータ414aと、ステッピングモータ414aの出力軸に固定されるカム414bを含む。
可動部410は、左右方向より前後方向が長い略楕円形状の板状の部材で、例えば樹脂材料から形成される。可動部410は、例えば中孔部26よりやや大きい形状を有する。可動部410は、断熱性を備えるために、例えば高発泡倍率のウレタン発泡体やポリエチレン発泡体から形成される。
可動部410の前後には、外装部32の内側に固定される前部410cと後部410dが設けられる。可動部410は、前方部410aが前部410cから伸びるスライド機構412aによって可動的に支持され、後方部410bが後部410dから伸びるスライド機構412bによって可動的に支持される。
ステッピングモータ414aが時計回りに回転するとカム414bは可動部410を押出すように駆動する。ステッピングモータ414aが反時計回りに回転するとカム414bは元の位置に戻り、可動部410は外装部32側に後退する。
図8に示すように、暖房便座装置400は、便蓋30を閉じるとき、制御部(不図示)はステッピングモータ414aが時計回りに回転するように制御する。この結果、ステッピングモータ414aの回転に伴うカム414bの作用により、可動部410は外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近する。
図9に示すように、暖房便座装置400は、便蓋30を開くとき、制御部はステッピングモータ414aが反時計回りに回転するように制御する。この結果、ステッピングモータ414aの回転に伴うカム414bの作用により、可動部410は便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置400は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置400は、その使用時に、可動部410は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
暖房便座装置400の制御部は、例えば便蓋30の角度を検知するセンサ(不図示)を含み、当該センサの出力に応じてステッピングモータ414aの回転を制御するように構成してもよい。暖房便座装置400の変形機構414には、ステッピングモータ414aの代わりに、ブラシ付またはブラシレスの直流モータ、ギアドモータ、ソレノイドまたはリニアモータなどを使用することができる。
スライド機構412a、412bは、例えばレール上を滑走体が相対的に滑走することでこれらの位置が変化する機構であってもよく、これらが相互に脱落を防ぐ手段を含む。暖房便座装置400の支持機構にはスライド機構に代えて、例えばつづら折り、蛇腹、または伸縮する膜状のダイヤフラムなどを使用することができる。
(第5実施形態)
次に、図10,11を参照して第5実施形態の暖房便座装置500について説明する。図10は暖房便座装置500の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図11は暖房便座装置500の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置500は、暖房便座装置100に対して、可動部510の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置500は、可動部510と内蓋510cと支持機構512と変形機構514とを含む。支持機構512は蛇腹機構512aを含む。変形機構514は、気体袋514aと、気体袋514aに空気などの気体を出し入れするポンプ514bを含む。気体袋514aは内蓋510cと可動部510との間に介在する。内蓋510cは便蓋30の外装部32の内側に固定される。内蓋510cは、断熱性を備えるために、例えば高発泡倍率のウレタン発泡体やポリエチレン発泡体から形成される。
可動部510は、左右方向より前後方向が長い略楕円形の部材で、例えば樹脂製の薄板から形成される。可動部510は例えば中孔部26よりやや大きい形状を有する。可動部510の周縁は、内蓋510cから伸びる蛇腹機構512aによって可動的に支持される。
変形機構514は、ポンプ514bから送出された空気が送り込まれることによって気体袋514aが膨張すると可動部510を押出すように駆動する。ポンプ514bで空気が吸い出されることによって、気体袋514aが収縮すると可動部510は外装部32側に後退する。また、変形機構514は、便蓋30を開くことで自動的に気体袋514a内の空気を排出するように構成されてもよい。
図10に示すように、暖房便座装置500は、便蓋30を閉じるとき、制御部(不図示)は気体袋514aが膨張するようにポンプ514bを制御する。この結果、可動部510は外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。なお、気体袋514a内の対流を減らしてその放熱量を抑制するために、気体袋514aには仕切り510dが設けられる。
図11に示すように、暖房便座装置500は、便蓋30を開くとき、制御部(不図示)は気体袋514aが収縮するようにポンプ514bを制御する。この結果、可動部510は、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置500は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置500は、その使用時に、可動部510は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第6実施形態)
次に、図12,13を参照して第6実施形態の暖房便座装置600について説明する。図12は暖房便座装置600の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図13は暖房便座装置600の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置600は、暖房便座装置100に対して、可動部610の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置600は、可動部610と内蓋610cと支持機構612と変形機構614とを含む。支持機構612はエアシリンダ612aを含む。エアシリンダ612aは、円筒状のシリンダにピストンが内挿されており、シリンダに空気などの気体を出し入れすることによってエアシリンダ612aの全長を伸縮できる。変形機構614は、エアシリンダ612aと、エアシリンダ612aに空気などの気体を出し入れするためのポンプ614aを含む。
エアシリンダ612aは内蓋610cと可動部610との間に介在する。内蓋610cは便蓋30の外装部32の内側に固定される。内蓋610cは、断熱性を備えるために、例えば高発泡倍率のウレタン発泡体やポリエチレン発泡体から形成される。
可動部610は、左右方向より前後方向が長い略楕円形の部材で、例えば樹脂製の薄板から形成される。可動部610は例えば中孔部26よりやや大きい形状を有する。可動部610の前方側と後方側は、内蓋610cから伸びるエアシリンダ612aによって可動的に支持される。
変形機構614は、ポンプ614aから送出された空気が送り込まれることによってエアシリンダ612aが伸張すると可動部610を押出すように駆動する。ポンプ614aで空気が吸い出されることによって、エアシリンダ612aが収縮すると可動部610は外装部32側に後退する。
図12に示すように、暖房便座装置600は、便蓋30を閉じるとき、制御部(不図示)はエアシリンダ612aが伸張するようにポンプ614aを制御する。この結果、可動部610は外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
図13に示すように、暖房便座装置600は、便蓋30を開くとき、制御部(不図示)はエアシリンダ612aが収縮するようにポンプ614aを制御する。この結果、可動部610は、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。なお、エアシリンダ612aの伸張または収縮の動作を補助するために、スプリングなどの弾性体を備えてもよい。特に、エアシリンダ612aを収縮する方向に復元力を生じるスプリングを備えてもよい。
暖房便座装置600は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置600は、その使用時に、可動部610は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第7実施形態)
次に、図14,15を参照して第7実施形態の暖房便座装置700について説明する。図14は暖房便座装置700の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図15は暖房便座装置700の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置700は、暖房便座装置100に対して、可動部710の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置700は、可動部710と内蓋710cと変形機構714とを含む。変形機構714は、ヒンジ714cを有する基部714bと、基部714bから延伸するレバー部材714aを含む。レバー部材714aは、ヒンジ714cを支点に回転可能に形成され、内蓋710cと可動部710との間に介在する。ヒンジ714cの回転軸は便蓋30のヒンジ36の回転軸と同軸に設けられる。内蓋710cは、断熱性を備えるために、例えば高発泡倍率のウレタン発泡体やポリエチレン発泡体から形成される。
可動部710は、変形可能に形成される表面部710bを含む。表面部710bは、伸縮性と可撓性の少なくとも一つを有するシート状の部材で、内蓋710cを覆うように内蓋710cに固定される。便蓋30には、便蓋30を閉じるときに、表面部710bを便蓋30から押し出すように変形させるための変形機構714が設けられる。表面部710bは、例えば樹脂製のシート、織布、不織布またはこれらを複合したシートから形成できる。可動部710は積層シートであってもよい。表面部710bの表面には塗布層やコート層が設けられてもよい。清掃を容易にするために、表面部710bの表面は平滑に形成されてもよい。特に、可動部710の表面部710bは取り外し可能に取り付けられる。
変形機構714は、レバー部材714aの先端部が反時計方向に回転すると、可動部710の後方側の表面部710bを押出すように駆動する。レバー部材714aの先端部が時計方向に回転すると、可動部710は外装部32側に後退する。
図14に示すように、暖房便座装置700の可動部710は、便蓋30を閉じるときに便蓋30から押し出されるように変形する表面部710bを含む。特に、便蓋30を閉じるとき、レバー部材714aの先端部が反時計方向に回転する。この結果、可動部710の後方側の表面部710bは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
図15に示すように、暖房便座装置700は、便蓋30を開くとき、レバー部材714aの先端部が時計方向に回転する。この結果、可動部710の表面部710bは、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置700は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置700は、その使用時に、可動部710は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第8実施形態)
次に、図16,17を参照して第8実施形態の暖房便座装置800について説明する。図16は暖房便座装置800の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図17は暖房便座装置800の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置800は、暖房便座装置100に対して、可動部810の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置800は、可動部810と内蓋810cと変形機構814とを含む。変形機構814は、一端にヒンジ814cを有し他端814dが塞がれる管状の押出部材814aを含む。変形機構814は、重力によって表面部810bを押し出すように動作する重力部材として球状の重り814bを含む。重り814bは、押出部材814aの内側に移動可能に組み込まれる。押出部材814aは、ヒンジ814cを介して内蓋810cに固定され、ヒンジ814cを支点に回転可能に形成される。内蓋810cは、内蓋710cと同様に形成できる。
可動部810は、変形可能に形成される表面部810bを含む。表面部810bは、伸縮性と可撓性の少なくとも一つを有するシート状の部材で、内蓋810cを覆うように内蓋810cに固定される。可動部810は、可動部710と同様に形成できる。
便蓋30には、重力によって表面部810bを押し出すように構成される変形機構814が設けられる。特に、変形機構814は、押出部材814aの先端部が反時計方向に回転すると、可動部810の表面部810bを押出すように駆動する。押出部材814aの先端部が時計方向に回転すると、可動部810は外装部32側に後退する。
図16に示すように、暖房便座装置800は、便蓋30を閉じるとき、変形機構814の重り814bは自身が受ける重力により下方側に移動するから、押出部材814aの先端部が反時計方向に回転する。この結果、可動部810の表面部810bは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
図17に示すように、暖房便座装置800は、便蓋30を開くとき、変形機構814の重り814bは自身が受ける重力によりヒンジ814c側に移動するから、押出部材814aの先端部が時計方向に回転する。この結果、可動部810の表面部810bは、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。なお、押出部材814aの先端部が時計方向に回転する方向に復元力を生じるスプリングを備えてもよい。
暖房便座装置800は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置800は、その使用時に、可動部810は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第9実施形態)
次に、図18から22を参照して第9実施形態の暖房便座装置900について説明する。図18は、暖房便座装置900の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図19は、図18の暖房便座装置900の前方視の断面の模式図である。図20は、暖房便座装置900の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。図21は、暖房便座装置900の便蓋30を開いた状態で使用者50との関係を示す平面視の模式図である。暖房便座装置900は、暖房便座装置100に対して、可動部910の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置900は、可動部910と内蓋910cと変形機構914とを含む。変形機構914は、一端にヒンジ914cを有する押出部材914aと、押出部材914aの他端914dに固定される重り914bと、を含む。押出部材914aは、ヒンジ914cを介して外装部32に固定され、ヒンジ914cを支点に回転可能に設けられる。内蓋910cは、内蓋710cと同様に形成できる。
可動部910は、変形可能に形成される表面部910bを含む。表面部910bは、伸縮性と可撓性の少なくとも一つを有するシート状の部材で、内蓋910cを覆うように内蓋910cに固定される。可動部910は、可動部710と同様に形成できる。
変形機構914は、押出部材914aの先端部が時計方向に回転すると、可動部910の表面部910bを押出すように駆動する。押出部材914aの先端部が反時計方向に回転すると、可動部910は外装部32側に後退する。
図18、19に示すように、暖房便座装置900は、便蓋30を閉じるとき、変形機構914の押出部材914aと重り914bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材914aの他端914dが時計方向に回転する。この結果、可動部910の表面部910bは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
暖房便座装置900は、その非使用時に便座20の上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められるから、その部分の空気の対流を抑制することによって、空気の対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。
図20に示すように、暖房便座装置900は、便蓋30を開くとき、変形機構914の押出部材914aと重り914bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材914aの他端914dが反時計方向に回転する。この結果、可動部910の表面部910bは、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。なお、押出部材914aの他端914dが反時計方向に回転する方向に復元力を生じるスプリングを備えてもよい。
図20、21で示すように、暖房便座装置900の可動部910の表面は、後方に窪む凹面または平面であるから、便座20に着座する使用者50の背中50aとの干渉を抑制できる。また、可動部910の表面が背中50aに触れた場合であっても、可動部910は伸縮性または可撓性を有するシートから形成されているから、違和感は僅かである。また、暖房便座装置900は、その使用時に、可動部910は外装部32側に後退するから、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
図22は、暖房便座装置900の便蓋30の分解斜視図である。便蓋30は、外装部32の内側に、内蓋910cと、断熱部材914eと、押出部材914aと、シート状の表面部910bを含む可動部910と、重り914bとが設けられる。可動部910は、例えばポリウレタンシート、織布、不織布などから、平面状または若干の立体形状に形成される。可動部910は、その後端に上向に立ち上げられる立縁910baが形成される。特に、立縁910baは、可動部910の後方に設けられる凹部910bbに形成される。可動部910は、立縁910baが内蓋910cの側面に接着固定されてもよい。可動部910は、立縁910baによって内蓋910cを包むように取りつけてもよい。可動部910は、内蓋910cに対して取り外し可能に取りつけてもよい。
押出部材914aは、前後方向に延伸するアーム部914gと、アーム部914gの後端に側に固定され左右方向に延在する押出部914hと、を含む。アーム部914gは細長い略矩形状に形成され、押出部914hは略半楕円弧形状に形成される。押出部914hの外形は、シート状の可動部910の表面部910bを押し出して便座20の中孔部26の少なくとも一部を覆う。押出部材914aの他端914dには重り914bが固定される。
内蓋910cと断熱部材914eは、断熱性を有する発泡樹脂などから形成され、外装部32の内側に、例えば接着固定される。断熱部材914eは、内蓋910cの後述する切り欠き部910caからの放熱を抑制する。押出部材914aは、例えばABS樹脂などの樹脂からモールド成型により形成できる。押出部材914aは、断熱性を有する発泡樹脂などから形成されてもよい。重り914bは、鉄鋼など比較的密度の高い金属材料からプレス加工や鍛造加工などの方法によって形成できる。押出部材914aが円滑に動作するために、重り914bは便蓋30のヒンジ36側に寄って設けられることが好ましい。
内蓋910cは、前方が略半楕円形状で後方が略矩形状に形成され、後方端の左右の両側は内側に凹んでいる。内蓋910cの中程には押出部材914aを収容する切り欠き部910caが設けられる。切り欠き部910caは、孔状または凹状に形成してもよい。切り欠き部910caを凹状に形成する場合は外装部32の内側の断熱材と一体化してもよい。切り欠き部910caは、便蓋30を開いた状態で、押出部材914aを収容可能にするために、押出部材914aの外形より少し大きくい形状に形成される。この構成によって、便蓋30が開いた状態で、押出部材914aは切り欠き部910caに収容されるから、可動部910の前方への出っ張りは最小限に抑えられる。また、便蓋30を開いた状態で、表面部910bのすぐ裏側に内蓋910cや押出部材914aがあることによって、便蓋30の前方の表面を押した場合や寄りかかった場合でも変形が小さく抑えられるから、使用者の違和感を抑制することができる。
固定部材922は、例えば可動部910から内蓋910cを貫通して外装部32にねじ込まれるスクリュウを使用することができる。可動部910の取り外しと洗浄を容易にするために、固定部材922は、スクリュウの代わりに押し回しロック機構などを使用してもよい。固定部材922は、便座20とのクッション性を持たせるためにゴムなどの弾性体から形成される部分を含んでもよい。可動部910は、立縁910baが内蓋910cの辺縁910cbに当接することで容易に位置決めできる。この状態で内蓋910cに固定すれば、可動部910の位置ずれを抑制し、確りと固定することができる。
図23は、暖房便座装置900の便蓋30の可動部910の周辺を説明する模式図である。図23では、可動部910を強調するため厚く表記している。図23は、シート状の可動部910を内蓋910cに被せた状態を示している。可動部910の周縁には弾性体リング930が環状に固定される。弾性体リング930は、例えばゴム製の紐を使用することができる。このように構成することによって、弾性体リング930を押し広げた状態の可動部910を内蓋910cに被せることで、可動部910を内蓋910cに容易に装着でき、弾性体リング930収縮力によって装着状態を維持できる。また、弾性体リング930を押し広げることで、可動部910は内蓋910cから容易に取り外しできる。また、可動部910被せた状態の内蓋910cも外装部32に対して取り外し可能に固定できる。
(第10実施形態)
次に、図24,25を参照して第10実施形態の暖房便座装置1000について説明する。図24は暖房便座装置1000の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図25は暖房便座装置1000の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置1000は、暖房便座装置100に対して、可動部1010の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置1000の便蓋30には、可動部1010と内蓋1010cと可動部1010の表面部1010bを変形するように構成される変形機構1014が設けられる。暖房便座装置1000の変形機構1014は、表面部1010bを押し出すための複数の押出部材1014a、1016aを含む。特に、変形機構1014は、一端にヒンジ1014cを有する押出部材1014aと、一端にヒンジ1016bを有する押出部材1016aと、を含む。
押出部材1014aの他端1014dと、押出部材1016aの他端1016cにはそれぞれ重り1014b、1016dが固定される。押出部材1014aは、ヒンジ1014cを介して内蓋1010cに固定され、ヒンジ1014cを支点に回転可能に設けられる。押出部材1016aは、ヒンジ1016bを介して内蓋1010cに固定され、ヒンジ1016bを支点に回転可能に設けられる。押出部材1016aは押出部材1014aの前方に設けられる。
可動部1010は、変形可能に形成される表面部1010bを含む。表面部1010bは、伸縮性と可撓性の少なくとも一つを有するシート状の部材で、内蓋1010cを覆うように内蓋1010cに固定される。可動部1010は、可動部710と同様に形成できる。
変形機構1014は、押出部材1014a、1016aの先端部が時計方向に回転すると、可動部1010の表面部1010bの前後の両側で押出すように動作する。押出部材1014a、1016aの先端部が反時計方向に回転すると、可動部1010は外装部32側に後退する。
図24に示すように、暖房便座装置1000は、便蓋30を閉じるとき、変形機構1014の押出部材1014aと重り1014bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材1014aの他端1014dが時計方向に回転する。また、1016aの他端1016cも同様にして時計回りに回転する。この結果、可動部1010の前方側と後方側とは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
暖房便座装置1000は、便座20の上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められるから、その部分の空気の対流を抑制することによって、空気の対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。
図25に示すように、暖房便座装置1000は、便蓋30を開くとき、変形機構1014の押出部材1014aと重り1014bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材1014aの他端1014dが反時計方向に回転する。また、1016aの他端1016cも同様にして反時計回りに回転する。この結果、可動部1010は、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置1000は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置1000は、その使用時に、可動部1010は外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
(第11実施形態)
次に、図26,27を参照して第11実施形態の暖房便座装置1100について説明する。図26は暖房便座装置1100の便蓋30を閉じた状態の側面視の断面の模式図である。図27は暖房便座装置1100の便蓋30を開いた状態の側面視の断面の模式図である。暖房便座装置1100は、暖房便座装置100に対して、可動部1110の周辺の構成が相違する他は同様であり、重複する説明は省く。
暖房便座装置1100は、可動部1110と内蓋1110cと変形機構1114とを含む。暖房便座装置1100の変形機構1114は、押出部材1114aと、押出部材1114aの動作と連動するように結合される押出部材1116aと、含む。特に、変形機構1114は、一端にヒンジ1114cを有する押出部材1114aと、一端にヒンジ1116cを有する押出部材1116aと、を含む。
押出部材1114aの他端1114dには重り1114bが固定される。押出部材1114aは、ヒンジ1114cを介して内蓋1110cに固定され、ヒンジ1114cを支点に回転可能に設けられる。押出部材1116aは、ヒンジ1116cを介して内蓋1110cに固定され、ヒンジ1116cを支点に回転可能に設けられる。
図28は、押出部材1114aと押出部材1116aの平面視の模式図である。押出部材1114aは前後に延伸する短冊状のアーム部1114gの側面に突出するピン1114eが設けられ、押出部材1116aは側面に前後方向に長い長孔1116eが設けられる。ピン1114eは長孔1116eにはめ込まれており、押出部材1114aの回転に伴いピン1114eが長孔1116eに沿って移動することによって、押出部材1116aが回転する。つまり、押出部材1116aは、押出部材1114aの動作と連動するように結合される。
可動部1110は、変形可能に形成される表面部1110bを含む。表面部1110bは、伸縮性と可撓性の少なくとも一つを有するシート状の部材で、内蓋1110cを覆うように内蓋1110cに固定される。可動部1110は、可動部710と同様に形成できる。
変形機構1114は、押出部材1114aの他端1114dが時計方向に回転すると、ピン1114eが長孔1116eの中を移動して、押出部材1116aの他端1116bは反時計方向に回転する。他端1114dと他端1116bが移動することによって、可動部1110の表面部1110bの前方側と後方側とは押出されるように駆動される。押出部材1114a、の他端1114dが反時計方向に回転すると、可動部1110の表面部1110bは外装部32側に後退する。
図26に示すように、暖房便座装置1100は、便蓋30を閉じるとき、変形機構1114の押出部材1114aと重り1114bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材1114aの他端1114dが時計方向に回転する。また、1116aの他端1116bは反時計回りに回転する。この結果、可動部1110の表面部1110bの前方側と後方側とは外装部32から押出され、便蓋30から離れるように移動して便座20に接近して中孔部26の少なくとも一部を覆う。
図27に示すように、暖房便座装置1100は、便蓋30を開くとき、変形機構1114の押出部材1114aと重り1114bとはそれらが受ける重力によりモーメントを生じ、押出部材1114aの他端1114dが反時計方向に回転する。また、1116aの他端1116bは時計回りに回転する。この結果、可動部1110の表面部1110bは、便蓋30に接近して外装部32側に後退する。
暖房便座装置1100は、その非使用時に上面28の暖房面28aの上方の空間102が狭められ、その部分の空気の対流を抑制することによって、対流に起因する便座20からの放熱量が減るから、便座20の消費電力を抑制できる。また、暖房便座装置1100は、その使用時に、可動部1110の表面部1110bは外装部32側に後退するから、使用者の背中と便蓋30の干渉を低減し、圧迫感も抑制され、意匠性も殆ど損なわれない。
次に、本発明の実施形態の暖房便座装置の特徴を説明する。
暖房便座装置100は、発熱体22を有する便座20と、回転自在に開閉する便蓋30と、便蓋30が閉じた状態で便座20と便蓋30の間に介在する可動部10と、を備える。可動部10は、便蓋30を閉じた状態で便蓋30から離れ、便座20に接近する位置に移動可能であり、便蓋30を開いた状態で便蓋30に接近する位置に移動可能である。
この構成によれば、暖房便座装置100は、便蓋30を閉じるときのみ便蓋30の可動部10が便座20に接近するので、便蓋30が使用者の背中との干渉や美観の劣化を抑制して、安価に便蓋30の断熱性能を改善できる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置100は、可動部10が、便蓋30を閉じるときに便蓋30から離れるように移動して便座20に接近し、便蓋30を開くときに便蓋30に接近するように移動する。この構成によれば、暖房便座装置100は、便蓋30の開閉動作に応じて可動部10が自動的に移動するから、使用者の手間を省くことができる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置100の可動部10は、可動部10が受ける重力によって移動するから、小型で安価に構成できる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置400は、便蓋30には、動力を発生する動力機構としてステッピングモータ414aが設けられ、可動部410はスライド機構412a、412bなどを有する支持機構412によって支持され、可動部410は動力機構の動力によって移動するように構成される。この結果、暖房便座装置400は、支持機構412を使用するから可動部410を座面に沿った姿勢で移動させることが容易になる。また、動力機構の強い力を使用することで可動部410を円滑に移動することができる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置700の可動部710は、変形可能に形成される表面部710bを含み、便蓋30には、便蓋30を閉じるときに、表面部710bを便蓋30から押し出すように変形させるための変形機構714が設けられる。この構成によれば、変形機構714によって、表面部710bが変形して便座20に接近するから、これらの隙間を小さくするなど最適設計が可能になり、空気の対流による放熱を抑制することができる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置700の表面部710bは、伸縮性を有するシート状の素材から形成されるから、便座20との隙間が小さくなり、清潔性が改善される。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置800の変形機構814は、重力によって表面部810bを押し出すように動作する重力部材として球状の重り814bを含むから、高価な機構を使用せず安価に実現できる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置700の可動部710の表面部710bは取り外し可能に取り付けられるから、表面部710bを取り外して洗濯などをすることができ、容易に清潔性を保つことができる。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置1000の変形機構1014は、表面部1010bを押し出すための複数の押出部材として押出部材1014a、1016aを含むから、表面部1010bを複数箇所で変形することができ、表面部1010bと便座20の隙間をさらに小さくできる。この結果、空気の対流による放熱の抑制効果が向上する。このような特徴は、同様の構成を有する他の実施形態の暖房便座装置にも備わっている。
暖房便座装置1100の変形機構1114は、押出部材1114aと、押出部材1114aの動作と連動するように結合される押出部材1116aと、含むから、変形機構1114の重心を便蓋30のヒンジ36の近くに寄せることが可能になり、便蓋30を開く際のトルクを小さくできる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
上述の説明では、可動部210、内蓋310c、可動部410、可動部510及び可動部610が中孔部26よりやや大きい形状を有する場合について説明したがこれに限られない。例えば、可動部210、内蓋310c、可動部410、可動部510及び可動部610は、中孔部26よりやや小さく形成されてもよい。
暖房便座装置700の説明では、便蓋30を回転させることによって、レバー部材714aが回転して可動部710を押出す場合について説明したがこれに限られない。例えば、変形機構714を回転させることによって、レバー部材714aが可動部710を押出すと共に、便蓋30を回転させるように構成してもよい。
10 可動部、 12 ヒンジ、 20 便座、 22 発熱体、
24 ヒンジ、 26 中孔部、 28 上面、 28a 暖房面、
30 便蓋、 32 外装部、 34 縁部、 36 ヒンジ、
40 便鉢部、 42 リム部、 50 使用者、 50a 背中、
90 弾性部材、 100 暖房便座装置、 102 空間、
104 空間、 106 空間、 110 可動部、 112 外部雰囲気、
200 暖房便座装置、 210 可動部、 212 ヒンジ、
300 暖房便座装置、 310 可動部、 310c 内蓋、
312 ヒンジ、 400 暖房便座装置、 410 可動部、
412 支持機構、 412a スライド機構、 412b スライド機構、
414 変形機構、 414a ステッピングモータ、 414b カム、
500 暖房便座装置、 510 可動部、 510c 内蓋、
512 支持機構、 512a 蛇腹機構、 514 変形機構、
514a 気体袋、 514b ポンプ、 600 暖房便座装置、
610 可動部、 610c 内蓋、 612 支持機構、
612a エアシリンダ、 614 変形機構、 614a ポンプ、
700 暖房便座装置、 710 可動部、 710b 表面部、
710c 内蓋、 714 変形機構、 714a レバー部材、
714b 基部、 714c ヒンジ、 800 暖房便座装置、
810 可動部、 810b 表面部、 810c 内蓋、
814 変形機構、 814a 押出部材、 814c ヒンジ、
814d 他端、 900 暖房便座装置、 910 可動部、
910c 内蓋、 914 変形機構、 914a 押出部材、
914c ヒンジ、 930 弾性体リング、
1000 暖房便座装置、 1010 可動部、 1010b 表面部、
1010c 内蓋、 1014 変形機構、 1014a 押出部材、
1014c ヒンジ、 1016 変形機構、 1016a 押出部材、
1016b ヒンジ、 1100 暖房便座装置、 1110 可動部、
1110c 内蓋、 1114 変形機構、 1114a 押出部材、
1114c ヒンジ、 1116 変形機構、 1116a 押出部材、
1116c ヒンジ、 1300 第1比較例、 1306 内部空間、
1310 内蓋、 1400 第2比較例、 1410 内蓋、
1410a 突出部。

Claims (9)

  1. 発熱体を有する便座と、
    回転自在に開閉する便蓋と、
    前記便蓋が閉じた状態で前記便座と前記便蓋の間に介在する可動部と、
    を備え、
    前記可動部は、
    前記便蓋を閉じた状態で前記便蓋から離れ、前記便座に接近する位置に移動可能であり、
    前記便蓋を開いた状態で前記便蓋に接近する位置に移動可能であることを特徴とする暖房便座装置。
  2. 前記可動部は、
    前記便蓋を閉じるときに前記便蓋から離れるように移動して前記便座に接近し、
    前記便蓋を開くときに前記便蓋に接近するように移動することを特徴とする請求項1に記載の暖房便座装置。
  3. 前記可動部は、前記可動部が受ける重力によって移動することを特徴とする請求項1または2に記載の暖房便座装置。
  4. 前記便蓋には、動力を発生する動力機構が設けられ、
    前記可動部は、スライド機構と蛇腹機構とダイヤフラム機構の少なくとも一つを有する支持機構によって支持され、前記動力機構の動力によって移動することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の暖房便座装置。
  5. 前記可動部は、変形可能に形成される表面部を含み、
    前記便蓋には、前記表面部を前記便蓋から押し出すように変形させるための変形機構が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の暖房便座装置。
  6. 前記表面部は、伸縮性を有するシート状の素材から形成されることを特徴とする請求項5に記載の暖房便座装置。
  7. 前記表面部は、取り外し可能に前記便蓋に取り付けられることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の暖房便座装置。
  8. 前記変形機構は、前記表面部を押し出すための複数の押出部材を含むことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の暖房便座装置。
  9. 前記変形機構は、第1の押出部材と、前記第1の押出部材の動作と連動するように結合される第2の押出部材と、を含むことを特徴とする請求項8に記載の暖房便座装置。
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