JP2017060232A - 充電装置および充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を損なうことなく熱を抑制し、充電時間を短縮可能な充電装置および充電システムを提供する。
【解決手段】充電装置30は、携帯端末10の受電コイル18との間で電磁誘導を利用して電力を伝送するための送電コイル34と、電源Bから送電コイル34に対して供給される電力を制御する制御回路を有する制御基板41と、送電コイル34が収容されるコイル収容部51と制御基板41が収容される基板収容部52とを有する筐体50とを備えている。筐体50は、コイル収容部51と基板収容部52との間に介在する内部空間73が外気に連通するように形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末を非接触にて充電する充電装置および充電システムに関するものである。
従来、携帯端末を非接触にて充電する充電装置として、例えば、下記特許文献1に開示される無接点充電器が知られている。この無接点充電器は、電池駆動機器が載置される載置面を有するケースと、載置面にセットされる電池駆動機器の受電コイルに電磁結合される送電コイルと、送電コイルに交流電力を供給する交流電源を実現する電子部品を実装してなる回路基板とを備えるように構成されている。そして、ケースは、載置面を傾斜面として設けた載置部と載置部を支持するベース水平部とを備えており、載置面の裏側に送電コイルが配置され、ベース部に回路基板が配置されている。これにより、回路基板と送電コイルとを離間させることができ、送電コイルで生じた熱が回路基板に伝搬することを抑制している。
特開2014−087137号公報
ところで、一般的に非接触充電は給電効率が低いことから充電に時間がかかるという問題がある。そこで非接触充電時の電流を大きくして充電時間を短縮することが考えられるが、そのために充電時に発生する熱が高くなるという問題がある。特に、小型の携帯端末では温度上昇が顕著になる。一方、上記特許文献1に開示される構成のように、充電装置において送電コイルとこの送電コイルに対する供給電力制御用の制御基板とを離して配置することで送電コイルにて生じた熱の制御基板への伝搬を抑制しても、送電コイルの周辺の熱が高くなるという問題を解消することはできない。さらに、送電コイルと制御基板とを単に離して配置すると、充電装置が大型化してしまい充電装置の小型化を阻害してしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、小型化を損なうことなく熱を抑制し、充電時間を短縮可能な充電装置および充電システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、携帯端末(10)を非接触にて充電する充電装置(30)であって、前記携帯端末の受電コイル(18)との間で電磁誘導を利用して電力を伝送するための送電コイル(34)と、電源(B)から前記送電コイルに対して供給される電力を制御する制御回路(31,32)を有する制御基板(41)と、前記送電コイルが収容されるコイル収容部(51)と前記制御基板が収容される基板収容部(52)とを有する筐体(50)と、を備え、前記筐体は、前記コイル収容部と前記基板収容部との間に介在する内部空間(73)が外気に連通するように形成されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、筐体は、送電コイルが収容されるコイル収容部と制御基板が収容される基板収容部との間に介在する内部空間が外気に連通するように形成される。これにより、非接触充電時に送電コイルにて発生した熱がコイル収容部の壁部および内部空間を介して外気に放熱されることとなり、送電コイルを好適に冷却することができる。また、非接触充電時に制御基板にて発生した熱も基板収容部の壁部および内部空間を介して外気に放熱されて、制御基板を好適に冷却することができる。このため、非接触充電時の電流を大きくしても送電コイルや制御基板が過剰に熱くなることを抑制でき、充電時間を短縮することができる。特に、コイル収容部と基板収容部との間に介在する内部空間を放熱経路として利用する構成であるため、小さな内部空間であっても送電コイルに関する放熱面積や制御基板に関する放熱面積を大きくすることができる。したがって、小型化を損なうことなく熱を抑制し、充電時間を短縮することができる。
請求項2の発明では、筐体は、内部空間が少なくとも2箇所以上で外気に連通するように形成されるため、内部空間を気流が流れやすくなり、内部空間を介した放熱効果を高めることができる。これにより、非接触充電時の電流をさらに大きくでき、充電時間をさらに短縮することができる。
請求項3の発明では、コイル収容部には、内部空間を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられるため、内部空間内にて空気に触れるコイル収容部の表面積が大きくなる。これにより、送電コイルからの熱に関して内部空間を介した放熱効果が高まることから、充電装置が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。
請求項4の発明では、基板収容部には、内部空間を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられるため、内部空間内にて空気に触れる基板収容部の表面積が大きくなる。これにより、制御基板からの熱に関して内部空間を介した放熱効果が高まることから、充電装置が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。
請求項5の発明では、制御基板は、基板収容部に対して内部空間に近づくように収容されるため、制御基板からの熱が内部空間に伝わりやすくなる。これにより、制御基板からの熱に関して内部空間を介した放熱効果が高まることから、充電装置が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。
請求項6の発明では、コイル収容部には、筐体の外面を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられるため、外気に触れるコイル収容部の表面積が大きくなる。これにより、送電コイルからの熱に関してコイル収容部を介した外気への放熱効果が高まることから、充電装置が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。
請求項7の発明では、基板収容部には、筐体の外面を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられるため、外気に触れる基板収容部の表面積が大きくなる。これにより、制御基板からの熱に関して基板収容部を介した外気への放熱効果を高めることができ、非接触充電時の電流を大きくして充電時間をさらに短縮することができる。
請求項8の発明では、筐体の外表面において内部空間に連通する開口は、開口幅が利用者の指の幅よりも小さくなるように形成されるため、熱くなっている内部空間に利用者の指が入り込むことを防止することができる。
請求項9の発明では、上述のように構成される充電装置とこの充電装置により非接触充電可能な携帯端末とを備えるように充電システムを構成することで、充電装置の小型化を損なうことなく熱を抑制して充電時間を短縮可能なシステムを実現することができる。特に、携帯端末の受電コイルにて生じた熱の一部は、上記内部空間を利用することで放熱性が高められた充電装置を介して放熱されるので、非接触充電時の携帯端末を好適に冷却することができる。
請求項10の発明では、携帯端末は、充電装置による非接触充電中に外部の情報を読み取り可能な情報読取部を備えている。これにより、非接触充電中に情報読取部が動作することで生じた熱の一部は、上記内部空間を利用することで放熱性が高められた充電装置を介して放熱されるので、非接触充電中に情報読取部を動作させている携帯端末を好適に冷却することができる。
請求項11の発明では、充電装置と携帯端末との間には、送電コイルと受電コイルとの間となる位置に熱伝導性の部材が配置されるため、携帯端末にて生じた熱が熱伝導性の部材を介して充電装置に伝わりやすくなる。これにより、充電装置による携帯端末の冷却を促進することができる。
請求項12の発明では、携帯端末の外面には、充電装置と接触する面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられるため、携帯端末にて生じた熱が充電装置を介して放熱されるだけでなく凹凸形状の部分から直接外気に放熱されやすくなるので、携帯端末の冷却を促進することができる。
第1実施形態に係る充電システムを構成する充電装置に携帯端末がセットされた状態を示す平面図である。 第1実施形態に係る充電システムを構成する充電装置に携帯端末がセットされた状態を示す側面図である。 図1のX1−X1線相当の切断面に相当する一部断面図である。 図4(A)は、携帯端末の電気的構成を概略的に例示するブロック図であり、図4(B)は、図4(A)の無線タグ処理部を概略的に例示するブロック図である。 充電装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図1に示す充電装置の正面図である。 図1に示す充電装置の側面図である。 図1に示す充電装置の平面である。 図1に示す充電装置の背面図である。 図3の充電装置のコイル収容部および基板収容部を拡大して示す拡大断面図である。 内部空間を流れる気流を説明する拡大断面図である。 第2実施形態に係る充電システムの要部を示す断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る充電装置および充電システムについて、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る充電システム1は、携帯端末10と充電装置30とを備え、携帯端末10の受電コイル18と充電装置30の送電コイル34との間で電磁誘導を利用して電力を伝送することで非接触充電を可能とするシステムとして構成されている。
まず、本充電システム1の充電対象である携帯端末10について説明する。
本実施形態に係る携帯端末10は、RFIDタグ(無線タグ)Tに記憶される情報を非接触通信にて読み書きするための情報端末であって、充電装置30等に載置されることで据え置き型としても利用可能に構成されている。
図1〜図3に示すように、携帯端末10は、略直方体状の筐体20により外郭が構成されており、この筐体20内には、図4(A)に示すように、10全体を制御する制御部11が設けられている。この制御部11は、マイコンを主体として構成され、メモリ12と共に情報処理装置として機能するものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有している。また、制御部11には、無線タグ処理部13、2つのトリガスイッチ14a,14b、外部インタフェース15などが接続されている。無線タグ処理部13は、本実施形態における情報読取部として構成されるもので、アンテナ16および制御部11と協働してRFIDタグTとの間で電磁波による通信を行い、RFIDタグTに記憶されるデータの読み取り、或いはRFIDタグTへのデータの書き込みを行うように機能する。この無線タグ処理部13は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図4(B)に示すように、送信回路13a、受信回路13b、切替回路13cなどを有している。
送信回路13aは、キャリア発振器、符号化部、増幅器、送信部フィルタ、変調部などによって構成されており、キャリア発振器から所定の周波数のキャリア(搬送波)が出力される構成をなしている。また、符号化部は、制御部11に接続されており、当該制御部11より出力される送信データを符号化して変調部に出力している。変調部は、キャリア発振器からのキャリア(搬送波)、及び符号化部からの送信データが入力される部分であり、キャリア発振器より出力されるキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器に出力している。増幅器は、入力信号(変調部によって変調された被変調信号)を所定のゲインで増幅し、その増幅信号を送信部フィルタに出力しており、送信部フィルタは、増幅器からの増幅信号をフィルタリングした送信信号を、切替回路13cを介してアンテナ16に出力している。このようにしてアンテナ16に送信信号が出力されると、その送信信号が電磁波として当該アンテナ16より外部に放射される。
一方、アンテナ16によって受信された電波信号は、切替回路13cを介して受信回路13bに入力される。この受信回路13bは、受信部フィルタ、増幅器、復調部、二値化処理部、複号化部などによって構成されており、アンテナ16を介して受信された信号を受信部フィルタによってフィルタリングした後、増幅器によって増幅し、その増幅信号を復調部によって復調する。そして、その復調された信号波形を二値化処理部によって二値化し、復号化部にて復号化した後、その復号化された信号を受信データとして制御部11に出力している。
なお、アンテナ16は、携帯端末10の前方に位置するRFIDタグTと非接触通信するため、筐体20の前面21の一部(以下、読取面22ともいう:図1参照)を介して電磁波を送受信するように、読取面22の内方に配置されている。すなわち、携帯端末10の読取方向は、図2および図3に示す矢印のように、読取面22の前方向となる。
両トリガスイッチ14a,14bは、RFIDタグT等の読取対象に対して電磁波を送信することで読取作業を開始する際に押圧操作されるスイッチであって、筐体20から外方に露出するように2つ配置されている。両トリガスイッチ14a,14bは、その押圧操作に応じた信号が制御部11に入力されるように構成されている。
外部インタフェース15は、サーバ等の外部機器との間でのデータ通信を行うためのインタフェースとして構成されており、制御部11と協働して通信処理を行う構成をなしている。
さらに、筐体20内には、電源制御部17が設けられている。この電源制御部17は、バッテリ19から携帯端末10の各部位への電力供給を制御するとともに電磁誘導方式による充電を制御する機能を有するものである。電源制御部17は、制御部11による制御に応じて、充電装置30からの送電により受電コイル18に起電力が生じると、整流や平滑化等を行ってバッテリ19に電力を供給することで、バッテリ19の充電を行うように機能する。
図3に示すように、受電コイル18は、携帯端末10を充電装置30にセットしたときに、充電装置30の送電コイル34(後述する)に近接するように、筐体20の後面23の内方に配置されている。このため、充電装置30にセットされた携帯端末10では、読取面22が充電装置30に覆われることもないので、非接触充電中であってもRFIDタグTを読み取るための処理を実施することができる。
次に、充電装置30について説明する。
図5に示すように、充電装置30は、当該充電装置30全体を制御可能なCPUやメモリ等からなる制御部31や送電部32、操作部33および送電コイル34を備えている。送電部32は、制御部31により制御されて、電磁誘導方式による送電を制御するように機能するものであり、電源Bから供給される電力に応じて所定の交流電圧を生成し、送電コイル34に印加することで磁束を発生させ、携帯端末10への送電を行う。操作部33は、操作ボタン等を有し、制御部31に対して操作ボタン等の操作に応じた操作信号を与える構成をなしており、制御部31は、この操作信号を受けて操作信号の内容に応じた動作を行う。これら制御部31、送電部32および操作部33を構成するための各電子部品は、電源Bから送電コイル34に対して供給される電力を制御する制御回路を有するように構成される制御基板41に実装されている。
送電コイル34は、受電コイル18と電磁誘導結合されることで電磁誘導を行うように機能するコイルである。この送電コイル34は、コイル基板42に実装されており、当該充電装置30にセットされた携帯端末10の受電コイル18に対して後述する収容部62の前面63を介して対向するように配置されている。制御基板41とコイル基板42とはケーブル43を介して電気的に接続されている。なお、図3および図10では、便宜上、ケーブル43の図示を省略している。
充電装置30は、図3に示すように、制御基板41およびコイル基板42を収容する樹脂製の筐体50を備えており、この筐体50は、外郭を構成するケース60とこのケース60に組み付けられるホルダ70とを有している。図6〜図9に示すように、ケース60は、底部を構成するように略平板状に形成される基台61と、内部にホルダ70が組み付けられる収容部62と、この収容部62とともに非接触充電時の携帯端末10を保持するための保持部61a〜61dとを備えている。各保持部61a〜61dは、収容部62とともに携帯端末10を保持する際にその読取面22を覆わないように、基台61からの高さが収容部62よりも低くなるように形成されている。
収容部62は、基台61の後端部から略四角柱状に立設するように形成されている。収容部62の前面63、頂面64および後面65には、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられている。
図8および図10に示すように、頂面64の中央には、操作部33の操作ボタン等が配置されており、この操作ボタン等の前面63側には、前後方向(図8の上下方向)の開口幅W1を狭くした細長形状の開口としてスリット66が設けられている。スリット66の開口幅W1は、利用者の指が入り込むことを防止するため、利用者の指の幅よりも小さくなるように形成されている。このスリット66は、図10に示すように、筐体50の外表面において上壁部を貫通して収容部62により囲われた内方の空間に連通するように形成されている。また、収容部62の後面65側の下部には、収容部62の内方の一部を露出させるための切欠き67が形成されている。
ホルダ70は、制御基板41およびコイル基板42をケース60に組み付けるための部材である。ホルダ70は、図10に示すように、ケース60への組み付け時に前面63側に位置する第1保持部71と後面65側に位置する第2保持部72とが内部空間73を介して対向するように一体的に形成されている。第1保持部71には、内部空間73を構成する壁面71aに、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられている。同様に、第2保持部72には、内部空間73を構成する壁面72aに、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられている。内部空間73は、少なくとも上部と下部とが外方に露出し、第1保持部71および第2保持部72が対向する面における一辺の長さに対して幅W2が小さくなるように形成される。
ホルダ70は、第1保持部71の前面63側にコイル基板42が保持されるとともに第2保持部72の後面65側に制御基板41が保持された状態で、ケース60に組み付けられる。このとき、第1保持部71とケース60の前面63側とにより送電コイル34がコイル基板42とともに収容されるコイル収容部51が構成され、第2保持部72とケース60の後面65側とにより制御基板41が収容される基板収容部52が構成される。そして、制御基板41は、第2保持部72に保持されることで、基板収容部52に対して内部空間73に近づくように収容される。
また、ケース60に組み付けられたホルダ70は、その内部空間73の上部がケース60のスリット66に連通する。このため、コイル収容部51と基板収容部52との間に介在する内部空間73は、スリット66を介して上方の外気と連通し、切欠き67を介して後方の外気と連通する。これにより、コイル収容部51や基板収容部52が外気に触れる表面積を大きくすることができる。
次に、上述のように構成される充電装置30を用いて携帯端末10を充電する場合について以下に説明する。
図1〜図3に示すように、携帯端末10を充電装置30のケース60に保持させることで、携帯端末10の受電コイル18と充電装置30の送電コイル34とが電磁誘導結合可能な状態に位置する。この保持状態にて充電装置30の操作部33を操作することで、充電装置30を用いた携帯端末10への非接触充電が開始される。
この非接触充電中では、ケース60の収容部62および各保持部61a〜61dにより携帯端末10を保持する際に、読取面22がケース60によって覆われることもない。このため、携帯端末10は、RFIDタグTに記憶される情報を非接触通信にて読み書きする非接触通信処理を、トリガスイッチ14a,14b等の操作部に対する操作に応じて、充電装置30を利用した非接触充電中であっても実施することができる。
このような非接触充電中には、送電コイル34に流れる電流が大きくなるほど送電コイル34の発熱量が増大し、あわせて制御基板41の発熱量も増大する。その際、送電コイル34にて発生した熱は、第1保持部71(コイル収容部51)の壁部を介して壁面71aから内部空間73に放熱される。また、制御基板41にて発生した熱は、第2保持部72(基板収容部52)の壁部を介して壁面72aから内部空間73に放熱される。このように内部空間73に伝わった熱は、例えば、図11に例示するように生じる気流Sによってスリット66を介して外気に放熱される。このため、送電コイル34および制御基板41を好適に冷却することができる。
この非接触充電中では、携帯端末10の受電コイル18にて生じた熱の一部は、上記内部空間73を利用することで放熱性が高められた充電装置30を介して好適に放熱される。この非接触充電中において携帯端末10にて上述のように非接触通信処理を実施すると、無線タグ処理部13が動作することで熱が生じる。このように生じた熱の一部は、上記内部空間73を利用することで放熱性が高められた充電装置30を介して好適に放熱される。
以上説明したように、本実施形態に係る充電装置30では、筐体50は、送電コイル34が収容されるコイル収容部51と制御基板41が収容される基板収容部52との間に介在する内部空間73が外気に連通するように形成される。これにより、非接触充電時に送電コイル34にて発生した熱がコイル収容部51の壁部および内部空間73を介して外気に放熱されることとなり、送電コイル34を好適に冷却することができる。また、非接触充電時に制御基板41にて発生した熱も基板収容部52の壁部および内部空間73を介して外気に放熱されて、制御基板41を好適に冷却することができる。このため、非接触充電時の電流を大きくしても送電コイル34や制御基板41が過剰に熱くなることを抑制でき、充電時間を短縮することができる。特に、コイル収容部51と基板収容部52との間に介在する内部空間73を放熱経路として利用する構成であるため、幅W2が狭いために小さな内部空間73であっても送電コイル34に関する壁面71aの放熱面積や制御基板41に関する壁面72aの放熱面積を大きくすることができる。したがって、小型化を損なうことなく熱を抑制し、充電時間を短縮することができる。
特に、筐体50は、内部空間73がスリット66と切欠き67との箇所で外気に連通するように形成されるため、内部空間73を気流が流れやすくなり、内部空間73を介した放熱効果を高めることができる。これにより、非接触充電時の電流をさらに大きくでき、充電時間をさらに短縮することができる。なお、筐体50は、内部空間73がスリット66および切欠き67を含めて少なくとも2箇所以上で外気に連通するように形成されてもよい。また、筐体50は、その使用環境に応じて、内部空間73がスリット66および切欠き67のいずれか一方のみで外気に連通するように形成されてもよい。
さらに、コイル収容部51には、内部空間73を構成する第1保持部71の壁面71aに複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられるため、内部空間73内にて空気に触れるコイル収容部51の表面積が大きくなる。これにより、送電コイル34からの熱に関して内部空間73を介した放熱効果が高まることから、充電装置30が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。なお、壁面71aには、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が形成されることに限らず、例えば、複数の突起等によりその少なくとも一部に凹凸形状が形成されてもよい。
さらにまた、基板収容部52には、内部空間73を構成する第2保持部72の壁面72aに複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられるため、内部空間73内にて空気に触れる基板収容部52の表面積が大きくなる。これにより、制御基板41からの熱に関して内部空間73を介した放熱効果が高まることから、充電装置30が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。なお、壁面72aには、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が形成されることに限らず、例えば、複数の突起等によりその少なくとも一部に凹凸形状が形成されてもよい。
また、制御基板41は、基板収容部52に対して内部空間73に近づくように収容されるため、制御基板41からの熱が内部空間73に伝わりやすくなる。これにより、制御基板41からの熱に関して内部空間73を介した放熱効果が高まることから、充電装置30が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。
さらに、コイル収容部51には、筐体50の外面を構成する前面(壁面)63に複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられるため、外気に触れるコイル収容部51の表面積が大きくなる。これにより、送電コイル34からの熱に関してコイル収容部51を介した外気への放熱効果が高まることから、充電装置30が高温になることを抑制しつつ非接触充電時の電流を大きくできるので、充電時間をさらに短縮することができる。なお、前面63には、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が形成されることに限らず、例えば、複数の突起等によりその少なくとも一部に凹凸形状が形成されてもよい。
さらにまた、基板収容部52には、筐体50の外面を構成する後面(壁面)65に複数の放熱用のリブにより凹凸形状が設けられるため、外気に触れる基板収容部52の表面積が大きくなる。これにより、制御基板41からの熱に関して基板収容部52を介した外気への放熱効果を高めることができ、非接触充電時の電流を大きくして充電時間をさらに短縮することができる。なお、後面65には、複数の放熱用のリブにより凹凸形状が形成されることに限らず、例えば、複数の突起等によりその少なくとも一部に凹凸形状が形成されてもよい。
特に、筐体50の外表面において内部空間73に連通するスリット(開口)66は、開口幅W1が利用者の指の幅よりも小さくなるように形成されるため、熱くなっている内部空間73に利用者の指が入り込むことを防止することができる。なお、スリット66は、細長形状の開口として形成されることに限らず、例えば楕円形の開口など、内部空間73に連通する形状の開口として形成されればよい。
また、本実施形態に係る充電システム1では、上述のように構成される充電装置30とこの充電装置30により非接触充電可能な携帯端末10とを備えるように充電システムを構成することで、充電装置30の小型化を損なうことなく熱を抑制して充電時間を短縮可能なシステムを実現することができる。特に、携帯端末10の受電コイル18にて生じた熱の一部は、上記内部空間73を利用することで放熱性が高められた充電装置30を介して放熱されるので、非接触充電時の携帯端末10を好適に冷却することができる。
特に、携帯端末10は、充電装置30による非接触充電中に外部の情報を読み取り可能な情報読取部として無線タグ処理部13を備えている。これにより、非接触充電中に無線タグ処理部13が動作することで生じた熱の一部は、上記内部空間73を利用することで放熱性が高められた充電装置30を介して放熱されるので、非接触充電中に無線タグ処理部13を動作させている携帯端末10を好適に冷却することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る充電システムについて、図12を参照して説明する。
本第2実施形態では、充電装置30と携帯端末10との間に熱伝導性の部材が配置される点が、上記第1実施形態に係る充電システムと主に異なる。
図12に示すように、本実施形態では、充電装置30と携帯端末10との間には、送電コイル34と受電コイル18との間となる位置に熱伝導性の部材として熱伝導部材80が配置されている。この熱伝導部材80は、例えば、熱伝導性を高めたシート状の部材であって、携帯端末10から充電装置30への放熱効果を高めるため、充電装置30における収容部62の前面63に貼り付けられている。
このように、充電装置30と携帯端末10との間には、送電コイル34と受電コイル18との間となる位置に熱伝導部材80が配置されているため、携帯端末10にて生じた熱が熱伝導部材80を介して充電装置30に伝わりやすくなる。これにより、充電装置30による携帯端末10の冷却を促進することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)携帯端末10は、RFIDタグTに記憶される情報を非接触通信にて読み書きするための情報端末として構成されることに限らず、例えば、情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置や他の機能を有する端末など、非接触充電可能な端末として構成されればよい。特に、携帯端末10が情報コード等の外部の情報を読み取る情報読取部を備えるように構成される場合には、非接触充電中に上記情報読取部を動作させている携帯端末10を好適に冷却することができる。また、充電システム1は、充電装置30が携帯型の端末だけでなく、据え置き型と兼用可能な携帯端末を充電対象とするように構成されてもよい。
(2)充電装置30と接触する携帯端末10の後面23には、放熱効果を高めるための凹凸形状が設けられてもよい。これにより、携帯端末10にて生じた熱が充電装置30を介して放熱されるだけでなく凹凸形状の部分から直接外気に放熱されやすくなるので、携帯端末10の冷却を促進することができる。なお、放熱効果を高めるための凹凸形状は、携帯端末10の後面23に設けられることに限らず、充電装置30と接触する携帯端末10の外面の少なくとも一部に設けられてもよい。
1…充電システム
10…携帯端末
13…無線タグ処理部(情報読取部)
18…受電コイル
30…充電装置
31…制御部
32…送電部
34…送電コイル
41…制御基板
42…コイル基板
50…筐体
51…コイル収容部
52…基板収容部
73…内部空間
80…熱伝導部材

Claims (12)

  1. 携帯端末を非接触にて充電する充電装置であって、
    前記携帯端末の受電コイルとの間で電磁誘導を利用して電力を伝送するための送電コイルと、
    電源から前記送電コイルに対して供給される電力を制御する制御回路を有する制御基板と、
    前記送電コイルが収容されるコイル収容部と前記制御基板が収容される基板収容部とを有する筐体と、
    を備え、
    前記筐体は、前記コイル収容部と前記基板収容部との間に介在する内部空間が外気に連通するように形成されることを特徴とする充電装置。
  2. 前記筐体は、前記内部空間が少なくとも2箇所以上で外気に連通するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記コイル収容部には、前記内部空間を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
  4. 前記基板収容部には、前記内部空間を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の充電装置。
  5. 前記制御基板は、前記基板収容部に対して前記内部空間に近づくように収容されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の充電装置。
  6. 前記コイル収容部には、前記筐体の外面を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の充電装置。
  7. 前記基板収容部には、前記筐体の外面を構成する壁面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の充電装置。
  8. 前記筐体の外表面において前記内部空間に連通する開口は、開口幅が利用者の指の幅よりも小さくなるように形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の充電装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の充電装置と、前記受電コイルを有し前記充電装置により非接触充電可能な携帯端末とを備えることを特徴とする充電システム。
  10. 前記携帯端末は、前記充電装置による非接触充電中に外部の情報を読み取り可能な情報読取部を備えることを特徴とする請求項9に記載の充電システム。
  11. 前記充電装置と前記携帯端末との間には、前記送電コイルと前記受電コイルとの間となる位置に熱伝導性の部材が配置されることを特徴とする請求項9または10に記載の充電システム。
  12. 前記携帯端末の外面には、前記充電装置と接触する面の少なくとも一部に凹凸形状が設けられることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の充電システム。
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