JP2017055217A - 画像処理装置と画像処理方法及び撮像装置 - Google Patents

画像処理装置と画像処理方法及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サイズの大きな画像データを実時間で処理する。【解決手段】撮像部101から入力された画像データは、カスケード接続された画像処理回路110,130,150の第1段である画像処理回路110に入力される。選択部112は、次段以降の画像処理回路で処理する画像データを多重部116へ、前段の画像処理回路で処理済みの画像データをメモリ制御部115へ、画像処理回路110で処理される画像データを画像処理部113へと振り分ける。処理された画像データはメモリに格納され、読み出されて次段へ送信される未処理画像データと多重化されて、次段へ出力される。これを各段で実行し、最終段では格納した処理済み画像データを記録媒体へと記録する。【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置において、撮像素子の多画素化や動画像の高フレームレート化などに伴い、画像処理回路で処理するデータ量が増大している。データ量が増大すると1つの画像処理回路で短時間に処理することが困難になるため、複数の画像処理回路を搭載し、複数の画像処理回路で処理を分担するという方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2013−3986号公報
特許文献1では、画像処理回路への配線を分岐して並列に配置している。多量のデータを伝送するための高速なデータ転送において、配線を分岐させるとシグナルインテグリティに劣化が生じる。その課題に対して、高速なデータ伝送を複数の回路に分配するための専用の中継デバイスを設けたり、行き先ごとに専用の端子を設けたり、という解決策があるが、コストが高くなるという課題がある。
また、別の課題として、特許文献1では、直列に接続した最終段に表示用の液晶パネルを接続している。液晶パネルを最終段に付けた場合、複数の画像処理回路を経由して出力することになるため、レンズで結像してから液晶に表示されるまでの表示遅延が大きくなるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、低コストで処理能力の高い画像処理装置と画像処理方法及び撮像装置を提供することを目的にする。
また、表示遅延の小さい画像処理装置と画像処理方法及び撮像装置を提供することを目的にする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、以下の構成を有する。
入力画像データのうち、処理の分担に応じた出力先に振り分ける振り分け手段と、
前記振り分け手段により第1の出力先に振り分けられた画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理手段と、
前記振り分け手段により第2の出力先に振り分けられた画像データと、前記画像処理手段により画像処理が施された処理済み画像データとを、次段の画像処理装置への入力画像データとして出力する出力手段とを有する。
本発明によれば、低コストで処理能力の高い画像処理装置を提供できる。また、表示遅延の小さい装置を提供することが可能となる。
実施例1のブロック図である。 実施例1のタイミングチャートである。 撮像装置の変形例である。 画像処理回路の変形例である。 ライブビュー時の処理を示す図である。 記録時の処理を示す図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に関わる撮像装置100の一例を示すブロック図である。
<撮像装置の回路構成>
撮像装置100は、撮像部101、画像処理回路110、130、150、メモリ120、140、160、表示部102、記憶媒体103、操作部104から構成される。ここで、各画像処理回路110、130、150はそれぞれ、一つの半導体チップ(IC)として構成される。画像処理回路110、130、150は、この順序でカスケード接続された同一の構成を有する回路である。また、メモリ120、140、160はそれぞれ、DRAMなどの揮発メモリである。本例では画像処理回路110,130,150は3段のカスケード接続であるが、2段あるいは4段以上であってもよい。なお処理対象の画像データは静止画像データであってもよいが、所定時間おきにフレーム画像が更新される動画像データであってもよい。
撮像部101は光学素子および撮像素子などの画像センサーを備えており、画像処理回路110への入力画像データとして画像信号s100を出力する。出力される画像信号s100は本例ではディジタル画像信号である。画像処理回路110と画像処理回路130と画像処理回路150は直列に接続されている。画像処理回路110と画像処理回路130との間は、片方向通信信号s120と、双方向通信信号s121で接続される。画像処理回路110と画像処理回路150間は、双方向通信信号s122で接続される。画像処理回路130と画像処理回路150間は、片方向通信信号s140と、双方向通信信号s141で接続される。前述のように画像処理回路110,130,150は同一の構成を有しており、多段接続のためのインターフェースも同一である。したがって画像信号については、画像処理回路それぞれの出力インターフェースと入力インターフェースとが相互接続可能であるとともに、その入力インターフェースは撮像部101の出力インターフェースとも接続可能である。すなわち画像処理回路110,130,150及び撮像部101の画像信号のインターフェースは、物理的および電気的に接続可能であり、撮像部101から出力される画像信号及びそれに伴う制御信号も各画像処理回路により処理可能な形式である。
メモリ120は画像処理回路110に接続されている。メモリ140は画像処理回路130に接続されている。メモリ160は画像処理回路150と接続されている。メモリ120、140、160として、大容量のDRAMなどが用いられる。
表示部102は例えば液晶ディスプレイであり、撮影モードでの確認画像の表示や再生モードでの確認画像の表示をする。表示部102は画像処理回路110に接続されている。記録媒体103はメモリカード等の記録媒体である。記録媒体103は撮像装置100に対して取り外し可能に装着されている。また、記録媒体103は画像処理回路150に接続されている。
操作部104は撮像装置100を使用者が操作するためのスイッチ等を含む。例えば、操作部104は、シャッターボタンやモードダイアル、ズームレバーを含む。また、操作部104がタッチパネルを含む構成としても良い。操作部104は画像処理回路110に接続されている。
この構成において、片方向通信信号s120、s140を介して、カスケード接続の上流から下流へと画像信号が送信される。送信される画像信号は、撮像部101から出力された画像信号のうち、次段およびそれ以降の下流の画像処理回路で処理される未処理の画像信号と、前段およびそれ以前の上流の画像処理回路により処理された処理済みの画像信号とを含む。上流や下流に画像処理回路がなければ、それにより処理されるべき画像信号又は処理された画像信号が送信されることはない。そして、下流の画像処理回路で処理すべき画像信号が撮像部101から画像処理回路150まで順次送信されるとともに、各画像処理回路で処理された画像信号の一部も画像処理回路110から画像処理回路150まで順次送信され、画像処理回路150で合成される。本例では、合成後の画像信号は記録媒体に記録されるが、さらに他の機器へと送信してもよい。ここで本実施形態では、各画像処理回路は、フレームを単位として処理を分担するものとする。たとえば、画像処理回路110は、1フレーム目から2フレームおきのフレーム、画像処理回路130は、2フレーム目から2フレームおきのフレーム、画像処理回路150は、3フレーム目から2フレームおきのフレームの処理を担当する。もちろんこれに限らず、ラスタ単位で処理を分担してもよい。フレームやラスタは同期信号によりその区切りを特定することができる。また、フレームを所定サイズのブロックに分割し、ブロック単位で処理を分担するなどしてもよいが、この場合にも同期信号をカウンタなどにより数えることでブロックを特定することができる。
<画像処理回路110の構成>
次に画像処理回路110、130、150の詳細を説明する。まず、画像処理回路110の構成について説明する。図1に示す例では、画像処理回路110は、入力部111、選択部112、多重部(あるいは多重化部)116、出力部117、画像処理部113、メモリ制御部115、通信部(あるいは上流側通信部)118、通信部(あるいは下流側通信部)119、記録再生部121、表示処理部122、CPU123を備えている。
入力部111は、撮像部101からの出力信号s100を入力し、画像信号s111として選択部112へ出力する。選択部112は、入力部111から画像信号s111を入力し、下流の画像処理回路130、150により処理される画像信号であるオンフライ信号s112、画像処理部113および表示処理部122への画像処理用信号s113、メモリ制御部115へのメモリ書込用信号s115をそれぞれ選択して出力する。なお、選択部112は、複数の出力先すなわち出力経路のうちのひとつを選択するという意味で選択部と呼んでおり、入力された画像信号を、処理を分担する画像処理回路に応じて出力先に振り分ける振り分け部あるいは逆多重化部あるいは経路選択部ということもできる。即ち、選択部112により、入力信号s111から、画像処理回路110が処理する分の画像データ(画像信号)s113が取り出され、残りの画像信号がオンフライ信号s112として多重部116に出力される。オンフライ信号は、撮像部101から出力された画像信号の少なくとも一部分であり、未処理画像信号あるいは処理負荷が分散された分散画像信号と呼ぶこともできる。また用語オンフライとは、中間ファイルを作成することなく処理を進めることを示すので、その観点からは、オンフライ信号を実時間処理信号と言い替えることもできる。なお本例では処理の分散はフレーム単位なので、たとえば選択部112は、先頭フレームから2フレームおきのフレームを画像信号s113に出力し、残りの信号をオンフライ信号s112として多重部116へと出力する。また、選択部112による信号の選択は、画像処理回路の段数や負荷分散の単位(フレーム等)などにより異なるので、例えばCPU123から信号選択のためのパラメータが設定されるように構成してもよい。また、画像処理回路110では、選択部112はメモリ書込用信号s115を出力しなくともよい。
画像処理部113は、選択部112から画像処理用信号s113を入力し、画像処理を行い、画像処理済み信号s114をメモリ制御部115に出力する。ここで画像処理部113は、色変換処理等の各種変換処理や、符号化処理などの圧縮伸長処理などの画像処理を行う。メモリ制御部115は各部からの要求を受け、メモリ120に対してデータの書き込み、読み出しを行う。画像処理部113から出力された画像処理済み信号s114はメモリ制御部115を介して画像信号s116としてメモリ120に渡され、格納される。
多重部116には、選択部112からのオンフライ信号s112と、メモリ制御部115を介してメモリ120から読み出したメモリ読出信号s117とが入力される。いったん読み出した画像データはメモリから消去される。そして、多重部116は、オンフライ信号s112からの入力が無い期間に、メモリ制御部115に対して読み出し要求を行い、メモリ読出信号s117からのデータをオンフライ信号s112に時分割に多重化して後段の画像処理回路130に出力する。
このようにすることで、画像処理回路110では処理されない画像信号が、メモリ120を介さずに後段の画像処理回路130に送られる。また、画像処理回路110により処理され、メモリ120に一旦格納したメモリ読出信号s117が、オンフライ信号s112に多重され、出力部117に多重信号s118として出力される。なお入力部111、メモリ制御部115及び出力部117には、いずれも撮像部101の出力データレートで画像データが入力される。その出力データレートと、出力部と入力部との間の通信のデータレートや、メモリのデータレートを比較すると、出力データレートの方が高い場合もあり得る。そこで、そのような場合に備えて、入力部111、メモリ制御部115及び出力部117には、データを一時的に蓄積するためのバッファを設けるのが望ましい。
出力部117は、多重部116からの多重信号s118を入力し、画像処理回路130に対して片方向通信信号s120を送信する。
通信部118、119は、双方向通信を行う際に送受信を行う。本実施例では、通信部118は最終段の画像処理回路150の通信部159と双方向通信を行う。また、通信部119は後段の画像処理回路130の通信部138と双方向通信を行う。通信部118、119で送受信する情報は、他の画像処理回路で使用する画像処理用の補正値や、画像処理回路間のフロー制御用の情報である。通信部118、119は、CPU123からの指示により通信を行い、受信した信号をCPU123に送る。CPU123は、通信部118、119を介して各処理回路130、150と通信を行い、各処理回路130、150の動作を制御する。記録再生部121は、記録媒体へ記録と記録媒体からの再生を行う。本実施例では、画像処理回路110においては記録媒体への記録再生を行わないため、記録再生部121は動作させない。
表示処理部122は、画像処理用信号s113を入力し、表示するための表示用画像を生成し、表示部102に出力する。CPU123は、画像処理回路110を動作させるためのプログラムを制御する。
<画像処理回路130の構成>
次に、画像処理回路130の構成について説明する。図1に示す例では、画像処理回路130は、入力部131、選択部132、多重部136、出力部137、画像処理部133、符号化部134、メモリ制御部135、通信部138、通信部139、記録再生部141、表示処理部142、CPU143を備えている。画像処理回路130が備える各部は、画像処理回路110が備える各部と同様である。
入力部131は、画像処理回路110から出力された画像信号s120を入力し、選択部132へ画像信号s131を出力する。ここで、選択部132は、入力された信号s131のうち、画像処理回路130により処理する分の画像データを取り出して、画像処理用信号s133として出力する。画像処理部133は入力された画像処理用信号s133に対して画像処理を施し、処理済みの画像データs114を、メモリ制御部135を介してメモリ140に格納する。また、選択部132は、入力信号s131のうち、画像処理回路110により処理済みの画像データを取り出し、メモリ140への書き込み信号s135として出力する。これによりメモリ140には、画像処理回路110により処理された画像データと画像処理回路130により処理された画像データとが格納される。そして、選択部131は、入力信号s131から、画像処理信号s133と書き込み信号s135とを取り出した、残りの信号をオンフライ信号s132として多重部138に出力する。多重部136は、オンフライ信号s132が入力されない期間に、メモリ制御部135を制御して、メモリ140から、メモリ読み出し信号s137を読み出す。ここで、メモリ読み出し信号s137は、画像処理部133により処理済みの画像信号と、メモリ140への書き込み信号s135、即ち、画像処理回路110により処理済みの画像信号とを含む。そして、多重部137は、オンフライ信号132と、メモリ読み出し信号s137とを多重化して出力部137に送る。出力部137は、多重部136からの多重信号s138を入力し、後段の画像処理回路150に対して片方向通信信号s140を送信する。
通信部138、139は、双方向通信を行う際に送受信を行う。本実施例では、通信部138は前段の画像処理回路110の通信部119と双方向通信を行う。また、通信部139は後段の画像処理回路150の通信部158と双方向通信を行う。CPU143は、画像処理回路130を動作させるためのプログラムを制御する。
<画像処理回路150の構成>
次に、画像処理回路150の構成について説明する。図1に示す例では、画像処理回路150は、入力部151、選択部152、多重部156、出力部157、画像処理部153、符号化部154、メモリ制御部155、入出力部158、入出力部159、記録再生部161、表示処理部162、CPU163を備えている。画像処理回路150が備える各部は、画像処理回路110が備える各部と同様である。
入力部151は、画像処理回路130から出力された画像信号s140を入力し、選択部132へ画像信号s151を出力する。ここで、選択部152は、入力された信号s131のうち、画像処理回路150により処理する分の画像データを取り出して、画像処理信号s153として出力する。画像処理部153は入力された画像処理信号s153に対して画像処理を施し、処理済みの画像データs154を、メモリ制御部155を介してメモリ160に格納する。また、選択部132は、入力信号s131のうち、画像処理回路110、130により処理済みの画像データを取り出し、メモリ140への書き込み信号s155として出力する。これによりメモリ160には、画像処理回路110,130により処理された画像データと画像処理回路150により処理された画像データとが格納される。また、画像処理回路150の後段の処理回路がないため、選択部151からは、オンフライ信号s152は出力されない。また、多重部156は、出力部157による処理も行われない。
記録再生部161は、画像処理部153により圧縮処理され、メモリ160に書き込まれた画像信号、及び、メモリ書き込み信号s155としてメモリ160に書き込まれた、画像処理回路110、130にて圧縮処理済みの画像信号s159を読み出す。そして、記録再生部161は、読み出した画像信号を記録媒体103に記録する。
また、通信部158は前段の画像処理回路130の通信部139と双方向通信を行う。また、通信部159は初段の画像処理回路110の通信部118と双方向通信を行う。CPU163は、画像処理回路150を動作させるためのプログラムを制御する。
ここで、各画像処理回路110、130、150の出力部117、137、157は、撮像部101の出力部と同等の電気特性で画像信号を出力可能である。従って、出力部117、137、157における通信用の端子の配置はである。また、同様に、各回路の入力部111、131、151は共通の電気的特性、及び端子配置を有する。こうすることにより、撮像部101からの出力を受ける入力部と、画像処理回路からの出力を受ける入力部を共通化することが可能となる。具体的には物理層である電気特性やLSIの端子を共通化することが可能となる。
<ライブビューモードでの処理の流れ>
次に、図1で示した撮像装置のライブビューモード(表示モードとも呼ぶ)と記録モードというそれぞれの動作モードにおける処理の流れについて図5、図6を用いて説明する。ライブビューモードとは、撮像部101から出力されるデータを表示処理部122で表示用の画像に変換し、表示部102の液晶ディスプレイにリアルタイムに表示するモードのことである。記録モードとは、撮像部101から出力される画像データを画像処理して記録媒体103に記録するモードである。
図5を用いてライブビューモードの処理の流れを説明する。まず、S500において、撮像装置100の使用者が電源ボタンを押下する。
S501において、画像処理回路110のCPU123は電源ボタンの押下を検知する。
S502において、ライブビューモードで起動する。本例では電源ボタンの押下後の起動時にライブビューモードに入ることとする。
S503において、画像処理回路110は撮像部101、画像処理回路130にライブビューモードで動作するように指示を行う。例えば撮像部101には不図示のシリアル通信で設定を通知する。また、画像処理回路130に対しては、入出力部119から入出力部138への経路を介してライブビューモードで動作する旨を通知する。
S504において、画像処理回路110のCPU123は、画像処理回路110にライブビューモードの設定を行う。
S505において、撮像部101は、撮像部101に含まれる画像センサーの駆動モードをライブビューモードに設定する。画像センサーの駆動モードとは、たとえばフレームあたりの画素数やフレームレート(単位時間当たりのフレーム数であり、例えばnフレーム/秒として表現される)などの設定を含む。
S506において、画像処理回路130のCPU143は、画像処理回路110からのライブビューモードでの動作指示を検知する。
S507において、画像処理回路130のCPU143は画像処理回路150に対して、ライブビューモードで動作するように指示を行う。
S508において、画像処理回路130のCPU143は、画像処理回路130にライブビューモードの設定を行う。
S509において、画像処理回路150のCPU163は、画像処理回路150からのライブビューモードでの動作指示を検知する。
S510において、画像処理回路150のCPU163は、画像処理回路150にライブビューモードの設定を行う。
S511において、駆動モードをライブビューモードに設定した撮像部101は、設定されたモードに従って画像データを出力する。
S512において、画像処理回路110は、入力部111で撮像部101からの画像データを入力する。そして、表示処理部122で表示画像を生成し、表示部102に出力する。
以上がライブビューモードの処理の流れの説明である。
本例ではライブビューモードでは画像処理回路130,150は使用されず、画像処理回路110のみによる処理が行われる。そのためライブビューモードにおいては、画像処理回路130,150は、たとえば消費電力を低減するために、主たる回路の電力供給を断ち、待ち受け用の回路のみが動作すればよい。また画像処理回路110は、画像処理部113による、記録のための画像処理を行わずに、表示処理部122による表示のための処理を行って、表示部102により画像を表示すればよい。なおこれは動作の一例であって、ライブビューモードにおいても、後述する記録モードと同様に、カスケード接続された画像処理回路に分散した画像処理を行って、それを再合成して表示してもよい。ただし実行する画像処理は表示用の処理となる。
<記録モードでの処理の流れ>
次に、図6を用いて記録モードの処理の流れを説明する。まず、S600において、撮像装置の使用者が記録ボタンを押下する。
S601において、画像処理回路110のCPU123は記録ボタンの押下を検知する。
S602において、記録モードを開始する。
S603において、画像処理回路110は、撮像部101と画像処理回路130とに記録モードで動作するように指示を行う。例えば撮像部101には不図示のシリアル通信で設定を通知する。また、画像処理回路130に対しては、入出力部119から入出力部138への経路を介して記録モードで動作する旨を通知する。
S604において、画像処理回路110のCPU123は、画像処理回路110に記録モードの設定を行う。
S605において、撮像部101は駆動モードを記録モードに設定する。
S606において、画像処理回路130のCPU143は、画像処理回路110からの記録モードでの動作指示を検知する。
S607において、画像処理回路130のCPU143は画像処理回路150に対して、記録モードで動作するように指示を行う。
S608において、画像処理回路130のCPU143は、画像処理回路130に記録モードの設定を行う。
S609において、画像処理回路150のCPU163は、画像処理回路150からの記録モードでの動作指示を検知する。
S610において、画像処理回路150のCPU163は、画像処理回路150に記録モードの設定を行う。
S611において、駆動モードを記録モードに設定した撮像部101は、設定されたモードに従って画像データを出力する。
S612において、画像処理回路110は、入力部111で撮像部101からの画像データを入力する。そして、表示処理部122で表示画像を生成し、表示部102に出力する。
また、S613において、画像処理回路110は、後段の画像処理回路で画像処理を行うデータを後段に出力する。
また、S614において、画像処理回路110は、画像処理回路110自身で行うデータの処理を行う。
S615において、S614で処理された画像データを後段の画像処理回路130に送信する。
画像処理回路130は、以下の手順で処理を実行する。
S620において、画像処理回路130は、画像処理回路130自身で行うデータの処理を行う。
また、S621において、後段の画像処理回路で画像処理を行うデータを後段の画像処理回路150に出力する。
また、S622において、前段の画像処理回路110で画像処理済みのデータを後段の画像処理回路150に出力する。
S623において、画像処理回路130は、S620で処理された画像データを後段の画像処理回路150に送信する。
画像処理回路150は、以下の手順で処理を実行する。
S630において、画像処理回路150は、画像処理回路150自身で行うデータについて画像処理を行う。
S631において、画像処理回路150のCPU163は、画像処理回路110,130により画像処理済みの画像データを受信し、かつ画像処理回路150が分担する画像処理を完了して、それら画像データをいったんメモリ160に格納する。これにより画像処理回路110、130、150のそれぞれの画像処理が完了したことを検知する。
S622において、CPU163は、メモリ160に格納されている各画像処理済みのデータを結合する。
S633において、CPU163は、結合したデータを記録媒体103に記録するように指示する。このとき、処理を分担する画像処理回路により処理される画像の部分(例えばフレーム)は決まるので、処理を分担した画像処理回路に基づいて、その画像の部分の全体における位置づけ(たとえばフレームの順序)を決定できる。
以上が記録モードの処理の流れの説明である。S612〜S615、S620〜S623、S630〜S633の流れについては、タイミングチャートを用いて後述する。
<撮像動作の例>
次に、図1で示した撮像装置100により動画を撮影し、記録する場合の動作を説明する。図1に示したとおり、本実施例は画像処理回路110、130、150の3つの画像処理回路を直列に接続した構成である。3つの画像処理回路での処理の分担例として、動画の記録時に動画のフレームを分担する例で説明する。例えば画像処理回路110で第1、第4フレームを、画像処理回路130で第2、第5フレームを、画像処理回路150で第3、第6フレームの画像処理をそれぞれ行なうこととする。図2はその場合の撮像装置100の動作を説明するタイミングチャートである。
図2は縦軸が信号、横軸が時間であり、各信号の時間方向の流れを示している。s100に示すように、撮像部101から画像処理回路110へ画像データが出力される。図中のフレーム201からフレーム206は動画の第1フレームから第6フレームの未処理の画像データを示している。ここからは、画像処理回路110の処理を説明する。第1から第3フレームに絞って説明をする。第4から第6フレームは同様の流れになる。
画像処理回路110は、入力部111で第1の画像データ201(以降、単に第1フレーム201と呼ぶ。他のフレームも同様)から第3フレーム203を撮像部101から順次入力する。そして、選択部112に第1フレーム201から第3フレーム203を出力する。選択部112は、第1フレーム201から第3フレーム203を入力する。本実施例では、第1フレーム201を画像処理回路110で処理するので、選択部112は第1フレーム201を取り出して画像処理用信号s113として出力する。第2フレーム202、第3フレーム203は後段の画像処理回路で処理を行うので、選択部112は、第2フレーム202、第3フレーム203の画像信号をオンフライ信号s112として出力する。
ここで、選択部112は、撮像部101から画像データとは別に送られてくるタイミング信号を利用して、画像処理信号s113とオンフライ信号112とを選択する。撮像部101から送られてくるタイミング信号をカウントすることでフレームの範囲を知ることが可能である。タイミング信号をカウントする仕組みを設け、予め所望のフレームの切れ目で経路選択部の出力先を切り替えるように設定を行えば、フレームの毎に出力先を切り替えることが出来る。
画像処理部113は、第1フレーム201を入力し、画像処理を行い、画像処理済みデータ211を画像処理済み信号s114として出力する。ここで、画像処理は圧縮処理を含む。そのため、画像処理済み信号s114のデータ量が圧縮された符号化済み画像データである。
多重部116は、選択部112から第2フレーム202、第3フレーム203をオンフライ信号s112から入力し、多重信号s118として出力部117に出力する。また、多重部116は、オンフライ信号s112からの入力が無い期間に、メモリ制御部115に対し読み出し要求を行い、第1フレームの画像処理済みデータ211をメモリ読出信号s116、s117から入力し、多重信号s118として出力部117に出力する。多重部116はオンフライ信号s112からの入力がない期間に、メモリ120から読み出した画像処理済みデータ211を出力部117に出力する(網掛けフレームA参照)。
出力部117は後段の画像処理回路130に第1の出力信号s120を出力する。第1から第3フレームについて説明したが、第4から第6フレームについても同様の手順を繰り返す。
次に、画像処理回路130の処理を説明する。先ほどと同様に第1フレーム201から第3フレーム203までを説明する。画像処理回路130は、入力部131で第2フレーム202、第3フレーム203および第1フレームの画像処理済みデータ211を入力する。そして、選択部132に入力したデータを出力する。選択部132は、入力部131から第2フレーム202、第3フレーム203および第1フレームの画像処理済みデータ211を入力する。本実施例では、第2フレーム202を画像処理回路130で処理するので、選択部132は第2フレーム202を取り出して、画像処理用信号s133として出力する。また、第3フレーム203については、後段の画像処理回路150で処理を行う。そのため、選択部132は、第3フレーム203をオンフライ信号s132として多重部136に出力する。また、選択部132は、前段の画像処理回路110での第1フレームの画像処理済みデータ211を取り出し、メモリ書込信号s135としてメモリ制御部135に出力する。
画像処理部133は、第2フレーム202を入力し、画像処理を行う。そして、画像処理部133は、第2フレームの画像処理済みデータ212を画像処理済み信号s134として出力する。
多重部136は、選択部132から第3フレーム203をオンフライ信号s132として入力し、多重信号s138として出力部137に出力する。また、多重部136は、オンフライ信号s132の入力が無い期間に、メモリ制御部135に対し読み出し要求を行い、第1フレームおよび第2フレームそれぞれの画像処理済みデータ211、212をメモリ140から読み出して読み出し信号s136、s137を入力とし、多重信号s138として出力部137に出力する。多重部136は、オンフライ信号s132からの入力がない期間に、メモリ140から読み出した画像処理済みデータ211、212を出力部137に出力する。出力部117は後段の画像処理回路150に第2の出力信号s140を出力する。第1から第3フレームについて説明したが、第4から第6フレームについても同様の手順を繰り返す。
次に、画像処理回路150の処理を説明する。先ほどと同様に第1から第3フレームまでを説明する。画像処理回路150は、入力部151で第3フレーム203および第1、第2の画像処理済みデータ211、212を入力する。そして、選択部152に入力したデータを出力する。選択部152は、入力部151から第3フレーム203および第1、第2フレームの画像処理済みデータ211、212を入力する。
本実施例では、第3フレーム203を画像処理回路150で処理するので、選択部152は、第3フレーム203を画像処理用信号s153として出力する。また、選択部152は、前段までの画像処理回路110および130で処理済みの第1、第2フレームの画像データ211、212を取り出し、メモリ書込信号s155としてメモリ制御部155へ出力する。
画像処理部153は、第3フレームの画像データ203を入力し、画像処理を行う。そして、画像処理部153は、画像処理済みデータ213を画像処理済み信号s154として出力する。そして信号s156により、メモリ160に第1フレーム201から第3フレーム203の画像処理済みデータ211,212,213が書き込まれる。第1から第3フレームについて説明したが、第4から第6フレームについても同様の手順を繰り返す。
以上の処理によってメモリ160に第1から第6フレームの画像処理済みデータ211から216が格納される。この画像処理済みデータを記録再生部161が順次読みだして記録媒体103に記録する。なお画像処理済みデータの読み出し及び媒体103への記録は、各画像処理回路で処理を分担する連続フレームの処理が終わった時点で行ってもよく、たとえば図2の例では第3フレームまでの処理が終わった時点で行ってよい。
ここで、撮像部101から出力される動画データのデータレートと各メモリのデータレートの関係、撮像部101からの動画データのデータレートと各画像処理回路の間の通信データレートの関係の2点について説明し、適用例を説明する。
撮像部101からの動画データのデータレートとメモリのデータレートの関係について説明する。撮像部101における撮像素子の画素数を水平5400画素×垂直3800画素、1画面当たりの画素数が約2000万画素、1画素の量子化ビット数を16、フレームレートを30フレーム毎秒(fps)とする。その場合、撮像部101からの動画データのデータレートは、2000万*30*16/8 = 1200メガバイト(MB)毎秒になる。
次に、メモリに対する書き込み読み出しのデータレートに関して説明する。メモリ120、140、160がDDR−SDRAMで、周波数が300メガヘルツ(MHz)、ビット幅を128ビットとする。その場合、メモリのデータレートは、300*2*128/8=9600MB/秒になる。
メモリは撮像部101からのデータ取り込み以外にも、画像処理の中間データの格納、読み出し等に使用される。そのため、撮像部101からのデータの取り込みに使用できる割合は10%とする。メモリのキャプチャに使用できるデータレートは960MB/秒となる。
メモリのキャプチャに使用できる帯域(960MB/秒) < 撮像部101からのデータレート(1200MB/秒)となり、この場合、撮像部101からの動画データ全てを画像処理回路110、130、150の何れか一つで処理することは出来ない。
そこで、画像処理回路を複数設け、撮像部101からくるデータのうち、各画像処理回路が自身で処理するデータを取り出してメモリに格納し、後段の画像処理回路で処理するデータについてはオンフライ信号として送信する。
撮像部からの転送データレートと、各画像処理回路の間の通信のデータレートについて説明する。各画像処理回路の間の通信を、1レーンあたり5ギガビット/秒(Gbps)、レーン数を8とした場合、通信のデータレートは、5GB/秒になる。近年用いられている高速シリアル通信においては、8ビット/10ビット変換やパケットのオーバーヘッドがあり、実効データレートは、その60%程度となる。そのため、通信のデータレートは、3GB/秒とする。この場合、撮像部101からのデータレート(1200MB/秒)<通信のデータレート(3GB/秒)となるため、特に問題は生じない。
別の例として、画像処理回路の間の通信を1レーンあたり2.5Gbps、レーン数4とした場合、画像処理回路の間の通信のデータレートは、1.25GB/秒になる。同様に実効データレートは、その60%程度とし、750MB/秒とする。この場合、撮像部101からのデータレート(1200MB/秒)>通信のデータレート(750MB/秒)となる。
そこで、画像処理回路を複数設け、各画像処理回路が分担して処理を行い、伝送するデータ量を削減することにより、破たんすることなく処理することが可能になる。
以上説明したように、画像処理回路に、撮像素子もしくは前段の画像処理回路から入力したデータを後段の画像処理回路に出力する経路として、メモリを介さないオンフライの経路すなわち撮像部101からの実時間で転送される画像信号の経路と、一旦メモリに格納する経路とを備えた。なおオンフライとはいっても、全くメモリを介さないとは限らず、オンフライ信号の経路上に、そのデータレートよりも低いデータレートの通信路があれば、そのデータレートの差を吸収するためのバッファを設けることがある。
複数の画像処理回路をカスケード接続した構成で、後段の画像処理回路で画像処理を行うデータはメモリを介さない経路を通すことにより、後段の画像処理回路にデータが到達するまでの時間を短くすることが可能になる。それにより、後段の画像処理回路で処理を開始する遅延が少なくなり、処理能力の高い撮像装置となる。
[他の実施形態]
これまで説明した実施例に限らず、多種の変形が可能である。例えば、本実施例では、合流部でオンフライ信号とメモリ読み出し信号とを同じ片方向信号で時分割に多重する例で説明したが、これに限らない。例えば、各画像処理回路間を接続する片方向信号が2以上の複数レーンある場合に、オンフライ信号とメモリ読み出し信号をレーンごとに割り当てても良い。図3は各画像回路間の片方向信号がM+Nレーンある場合を示している。この場合、Mレーンをオンフライ信号、Nレーンをメモリ読み出し信号に割り当てるようにしても良い。すなわち時分割多重化に代えて空間分割多重化を採用してもよい。
また、別の変形例として、本実施例では選択部から多重部の間のオンフライ信号に処理ブロックの記載が無い例で示したが、これに限らない。例えば、オンフライ信号の後段の画像処理回路にまでに、画像データをメモリに置かない画像処理を実施しても良い。図4は画像処理回路110を変形した例であり、オンフライ信号の経路上に処理ブロック401が追加されている。この場合には画像処理部401による一定の遅延は生じる可能性があるものの、処理単位(たとえばフレーム)分のメモリへの書き込みおよび読み出のための遅延を被ることはなく、効果的に処理負荷を複数の画像処理回路に分散できる。そのような画像処理として、たとえば単純な量子化処理などがある。
また、別の変形例として、画像処理部で画像処理を実施した後にメモリに格納する処理の流れで説明したが、これに限らない。例えば、一旦メモリに格納した後に画像処理部で画像処理するようにしても良い。また例えば、画像処理部で処理した結果をメモリに置かなくても良い。
本実施例では、記録媒体103を画像処理回路150の記録再生部161と接続し、画像データを記録する。実施形態の撮像装置では、撮像素子から複数の画像処理回路を経由して最終段までデータが流れる。そのため、最終段である画像処理回路150に記録媒体を接続すると不要なデータ転送が無くすことが出来る。
本実施例では、表示部102を初段の画像処理回路110の表示処理部122と接続している。初段の画像処理回路に表示部を接続することにより表示遅延を小さくすることが可能である。
以上のように、本実施形態の撮像装置は、カスケード接続された複数の画像処理回路を有しており、個々の画像処理回路により、画像データの一部を分担して処理する。その際に、画像データは最上流に設けられた撮像部から直列的に配置された画像処理回路へと流され、画像データ受信した画像処理回路は、処理を分担する部分については取り込んで処理し、分担しない未処理画像データについては、下流の画像処理回路へと素通りさせる。また、処理済み画像データについては圧縮してそのサイズを縮小し、未処理画像データと多重化して下流の画像処理回路へと送信する。この処理を格段の画像処理回路において実行し、最終段の画像処理回路において、画像データ全体について画像処理が完了した処理済み画像データが蓄積される。
110,130,150 画像処理回路;123,143,163 CPU;101 撮像部;112,132,152 選択部、115、135,155 メモリ制御部;116,136,156 多重部;117,137,157 出力部

Claims (13)

  1. 入力された画像データを、前記画像データの処理を行う複数の画像処理装置に応じた出力先に振り分ける振り分け手段と、
    前記振り分け手段により第1の出力先に振り分けられた画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理手段と、
    前記振り分け手段により第2の出力先に振り分けられた画像データと、前記画像処理手段により画像処理が施された処理済み画像データとを、次段の画像処理装置への入力画像データとして出力する出力手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 記憶手段を更に有し、
    前記記憶手段は、前記画像処理手段により前記画像処理が施された処理済み画像データと、前記振り分け手段により第3の出力先に振り分けられた画像データとを記憶し、
    前記出力手段は、前記第2の出力先に振り分けられた前記画像データと、前記記憶手段に記憶された前記処理済み画像データと、さらに前記記憶手段に記憶された前記第3の出力先に振り分けられた前記画像データとを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記振り分け手段は、前記入力画像データのうち、前段の画像処理装置により処理されている処理済み画像データを、前記第3の出力先へと振り分けることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の出力先に振り分けられた前記画像データと、前記記憶手段に記憶された前記処理済み画像データと、前記記憶手段に記憶された前記第3の出力先に振り分けられた前記画像データとを時分割多重化する多重化手段を更に有し、
    前記出力手段は前記多重化手段により多重化された画像データを出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力手段は、前記第2の出力先に振り分けられた前記画像データと、前記記憶手段に記憶された前記処理済み画像データと、前記記憶手段に記憶された前記第3の出力先に振り分けられた前記画像データとを空間分割多重化して出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理手段による画像処理は画像データの符号化処理を含み、前記記憶手段により記憶される画像データは符号化済み画像データであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の出力先に振り分けられた画像データに対して画像処理を施す第2の画像処理手段をさらに有し、前記第2の画像処理手段による処理済み画像データが、前記第2の出力先に振り分けられた画像データとして前記出力手段により出力されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記入力画像データを表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記記憶手段に記憶された処理済み画像データを記録媒体に記録する手段を更に有することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記振り分け手段は、動作モードが表示モードであれば、前記入力画像データの全てを前記第1の出力先に振り分け、前記動作モードが記録モードであれば、前記入力画像データを前記第1の出力先と前記第2の出力先とに振り分けることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記入力画像データは動画像データであり、
    前記振り分け手段は、前記入力画像データを、画像データのフレームを単位として振り分けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データを入力画像データとする、カスケード接続された複数の請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像処理装置と
    を有することを特徴とする撮像装置
  13. 入力画像データのうち、処理の分担に応じた出力先に振り分ける振り分け工程と、
    前記振り分け工程により第1の出力先に振り分けられた画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理工程と、
    前記振り分け工程により第2の出力先に振り分けられた画像データと、前記画像処理工程により画像処理が施された処理済み画像データとを、次段の画像処理装置への入力画像データとして出力する出力工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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