JP2018019164A - 画像記録装置、画像記録方法、及びプログラム - Google Patents

画像記録装置、画像記録方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の記録媒体に対して同時に動画データを記録可能にすることを課題とする。【解決手段】信号入力部(103)は、動画の各フレームを振り分けることにより、複数の各信号処理回路(120,130)に対してそれぞれ異なるフレームの画像データを配分する。各信号処理回路(120,130)は、配分されたフレームの画像データにフレーム内符号化による圧縮を行う。また、各信号処理回路(120,130)は、自信号処理回路で圧縮したフレームの画像データを他の信号処理回路に送信し、他の信号処理回路により処理されたフレームの画像データを受信し、自信号処理回路で処理したフレームと、他の信号処理回路から受信したフレームとを含む動画データをそれぞれに対応した記録媒体(129,139)に同時に記録する。【選択図】図1

Description

本発明は、動画データ等を記録する画像記録装置、画像記録方法、及びプログラムに関する。
デジタルビデオカメラ(画像記録装置)は、撮像センサー(イメージセンサー)の高画素化、高フレームレート化に伴って、画像処理回路の処理能力が不足する傾向にある。画像処理回路の処理能力が不足すると、高解像度、高フレームレートの動画像記録の実現が困難となる。
一方、特許文献1には、撮像センサーが、二つの画像処理回路に対して、画像データ及び撮影順を識別するための識別情報を交互に出力し、それら二つの画像処理回路で圧縮された画像データを、識別情報に基づいて撮影順に記録する技術が開示されている。
特開2008-219320号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、高解像度、高フレームレートの動画データを、一つの記録媒体に対して記録することは可能であるが、複数(二つ以上)の記録媒体に対して同時に記録するようなことはできない。
そこで、本発明は、複数の記録媒体に対して同時に動画データを記録可能にすることを目的とする。
本発明は、それぞれが画像データに所定の処理を行う複数の信号処理手段であって、前記複数の信号処理手段に接続された、互いに異なる複数の記録媒体に前記処理された画像データを記録する複数の信号処理手段と、動画の各フレームを振り分けることにより、前記複数の各信号処理手段に対してそれぞれ異なるフレームの画像データを配分する配分手段と、を有し、前記複数の信号処理手段はそれぞれ、自信号処理手段に対して配分されたフレームの画像データを処理して他の前記信号処理手段に送信するとともに、前記他の信号処理手段により処理されたフレームの画像データを受信し、自信号処理手段にて前記処理したフレームと、前記他の信号処理手段から受信したフレームとを含む動画データを、前記複数の信号処理手段に対応した前記記録媒体に同時に記録することを特徴とする。
本発明によれば、複数の記録媒体に対して同時に動画データを記録可能となる。
本実施形態のビデオカメラの内部構成例を示す図である。 本実施形態に係るフレーム内符号化の説明に用いる図である。 各信号処理回路に配分されるフレームの説明に用いる図である。 本実施形態のビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 各信号処理回路のRAM内におけるデータ配置を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<ビデオカメラの構成>
図1は、本実施形態に係る画像記録装置の内部構成例を示すブロック図である。本実施形態の画像記録装置は、例えばデジタルビデオカメラ100であり、レンズ101〜記録媒体139を有して構成されている。
レンズ101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを兼ね備えた補正レンズ群を有して構成されている。レンズ101によって、最終的に後述のイメージセンサー102の結像面上に被写体像が結像される。
イメージセンサー102は、光を電荷に変換して撮像信号を生成する。本実施形態の場合、イメージセンサー102からは、1フレームが水平4096画素×垂直2160画素(以下、4K画像とする。)で、フレームレートが第1のフレームレート(本実施形態では60fps:フレーム/秒)の動画の撮像信号が出力されるとする。イメージセンサー102から出力された動画の撮像信号は、信号入力部103に送られる。
信号入力部103は、イメージセンサー102から供給された動画の各フレームの撮像信号に対して種々の信号処理を行って動画データを生成して、後段の第1の信号処理回路110、第2の信号処理回路120、第3の信号処理回路130に供給する。ここで、第1〜第3の信号処理回路110〜130は、それぞれ、4K画像でフレームレートが第2のフレームレート(本実施形態では30fps)までの動画データをリアルタイムに処理できる能力を有している。言い換えると、第1〜第3の信号処理回路110〜130は、イメージセンサー102から出力された4K画像でフレームレートが60fpsの動画については、そのままではリアルタイムに処理することができない。
このため、信号入力部103は、イメージセンサー102からの4K画像で60fpsの動画の各フレームの画像サイズを水平2048画素×垂直1080画素(以下、2K画像とする。)に縮小した動画データを、第1の信号処理回路110に供給する。第1の信号処理回路110は、前述したように4K画像でフレームレートが30fpsまでの動画データを処理できる能力を有しているため、2K画像で60fpsの動画データであれば処理可能である。また、信号入力部103は、イメージセンサー102から供給された4K画像で60fpsの動画の各フレームを交互に振り分けて第2,第3の信号処理回路120,130に出力する。このように4K画像で60fpsの動画の各フレームを、第2,第3の信号処理回路120,130に交互に振り分けた場合、それら振り分けられた後のフレーレートは60fpsの半分の30fpsとなる。第2,第3の信号処理回路120,130は、前述のように4K画像でフレームレートが30fpsまでの動画データを処理できる能力を有しているため、信号入力部103にて振り分けられた4K画像で30fpsの動画に相当するデータをリアルタイムに処理することができる。即ち、4Kの動画データの1フレームを、1フレーム期間である1/30秒の期間内に処理することができる。このように、本実施形態の場合、第1の信号処理回路110は2K画像で60fpsの動画データを処理し、一方、第2,第3の信号処理回路120,130はそれぞれ4K画像で30fpsの動画に相当するデータを処理する。なお、本実施形態において、第1〜第3の信号処理回路110〜130は、それぞれが単一の集積回路として構成されているとする。信号入力部103における画像サイズの縮小処理及びフレームの振り分け配分処理の詳細と、第1〜第3の信号処理回路110〜130の詳細な構成及び動作の説明は後述する。
出力処理部104は、第1〜第3の信号処理回路110〜130の外部出力部115,125,135の何れか一つから出力された動画データを、後段の構成に合わせた所定のフォーマットの映像信号に変換して出力する。本実施形態の場合、後段の構成として、パネル105、SDI(Serial Digital Interface)106、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)107が用意されている。パネル105は例えば液晶パネルにより構成されており、出力処理部104から供給された映像信号に基づく映像を表示する。SDI106は、出力処理部104から供給された映像信号をSDI信号として出力する。HDMI107は、出力処理部104から供給された映像信号をHDMI信号として出力する。
第1の信号処理回路110は、カメラ信号処理部111〜メディア制御部118を有して構成されており、それらが内部バスにより接続されている。また、第1の信号処理回路110には、少なくとも一つの第1の記録媒体119が接続されている。カメラ信号処理部111は、信号入力部103から供給された画像データに適したホワイトバランスのゲイン値を算出し、そのゲイン値を画像データに乗算する。その後、カメラ信号処理部111は、画像データをYCbCr信号に変換して、画像処理部112へ出力する。
画像処理部112は、カメラ信号処理部111から供給される各フレームの画像データに対して、符号化処理部113で扱えるようにリサイズ処理を行って符号化処理用画像データを生成し、その符号化処理用画像データをRAM116に記憶させる。また、画像処理部112は、カメラ信号処理部111からの各フレームの画像データに対し、外部出力部115で扱えるようにリサイズ処理を行って外部出力用画像データを生成し、その外部出力用画像データをRAM116に記憶させる。
符号化処理部113は、RAM116に記憶された符号化処理用画像データを読み出して符号化処理することにより、記録用の圧縮ビデオフレーム(エンコード後のデータ)を生成する。そして、符号化処理部113は、その圧縮ビデオフレームのデータを、RAM116に記憶させる。
図2は、符号化処理部113で行われる符号化処理の説明図である。符号化処理部113は、具体的にはフレーム内符号化処理を行う。このため、符号化処理部113では、フレーム間で相関を取るような処理は行われない。このように、符号化処理部113では、フレーム内符号化処理が行われるため、符号化処理後の各圧縮ビデオフレームは、図2に示すように全てIピクチャ(イントラピクチャ)となる。なお、動画の連続したフレーム画像が同じ画像である場合、符号化処理部113へは新たなフレーム画像が入力される必要はない。
制御部114は、マイクロコンピュータであり、第1の信号処理回路110の全体を制御する。なお、制御部114と、第2の信号処理回路120の制御部124と、第3の信号処理回路130の制御部134とは、SPI(Serial Peripheral Interface)で接続されて相互に情報の送受が可能となされている。
外部出力部115は、RAM116に記憶された外部出力用の画像データを読み出して、出力処理部104へ出力する。RAM116は、DRAM等の揮発性メモリであり、バッファメモリとして使用されている。例えば、RAM116は、カメラ信号処理部111、画像処理部112、符号化処理部113、制御部114などにより、作業エリアとして使用される。なお、図1の例では、信号処理回路110内にRAM116が設けられているが、RAM116は、信号処理回路110とは別の集積回路として構成されていてもよい。操作部117は、ユーザからの操作入力を取得するためのものである。
メディア制御部118は、符号化処理部113で生成されてRAM116に記憶された圧縮ビデオフレームのデータ(動画像データ)を、いわゆるFATファイルシステムなどコンピュータで用いられるフォーマットに従って、第1の記録媒体119に記録する。第1の記録媒体119は、符号化処理部113で生成された圧縮ビデオフレームのデータが、FATファイルシステムなどコンピュータで用いられる所定のフォーマットに従って記録される記録媒体である。第1の記録媒体119は、ビデオカメラ100に対して着脱可能メモリカードであり、ビデオカメラ以外にパーソナルコンピュータ等にも装着可能となされている。
第2の信号処理回路120は、カメラ信号処理部121〜メディア制御部128を有して構成されており、それらが内部バスにより接続されている。カメラ信号処理部121、画像処理部122、符号化処理部123、制御部124、外部出力部125、RAM126、メディア制御部128は、第1の信号処理回路110のカメラ信号処理部111〜メディア制御部128と概ね同様のものである。これら各部の個々の説明は省略する。第1の信号処理回路110とは異なる処理については後ほど説明する。また、第2の信号処理回路120には、少なくとも一つの第2の記録媒体129が接続されている。第2の信号処理回路120の通信部127は、第3の信号処理回路130との間で、後述するように圧縮ビデオフレーム(エンコード後のデータ)を相互に転送するためのデータ通信を行う。
第3の信号処理回路130は、カメラ信号処理部131〜メディア制御部138を有して構成されており、それらが内部バスにより接続されている。カメラ信号処理部131、画像処理部132、符号化処理部133、制御部134、外部出力部135、RAM136、メディア制御部138は、第1の信号処理回路120のカメラ信号処理部111〜メディア制御部128と同様のものである。これら各部の個々の説明は省略する。第1の信号処理回路110とは異なる処理については後ほど説明する。また、第3の信号処理回路130には、少なくとも一つの第3の記録媒体139が接続されている。第3の信号処理回路130の通信部137は、第2の信号処理回路120との間で、後述するように圧縮ビデオフレーム(エンコード後のデータ)のデータを相互に転送するためのデータ通信を行う。
<サイズ縮小処理、フレームの振り分け配分処理>
前述した構成の本実施形態のビデオカメラ100において、信号入力部103は、第1〜第3の信号処理回路110〜130へ各フレームの画像データを供給する際には、前述したようなサイズ縮小処理、又は、フレームの振り分け配分処理を行う。具体的には、信号入力部103は、制御部114による制御の下、イメージセンサー102からの4K画像で60fpsの各フレームの画像サイズを2K画像のサイズに縮小し、その2K画像で60fpsの動画データを第1の信号処理回路110に出力する。また、信号入力部103は、制御部114による制御の下、イメージセンサー102からの4K画像で60fpsの動画の各フレームを、1フレーム毎に交互に、第2の信号処理回路120と第3の信号処理回路130に振り分けるように分配して出力する。これにより、信号入力部103から第2,第3の信号処理回路120,130へ供給されるデータは、4K画像で30fpsの動画に相当するデータとなっている。
図3を用いて、信号入力部103から第1〜第3の信号処理回路110〜130へ供給される各フレームについて、より詳細に説明する。なお、図3において、図中の四角内の番号「1」〜番号「12」は、イメージセンサー102において動画の各フレームが撮像された順番を表すフレーム番号である。
図3において、フレーム301は、信号入力部103から第1の信号処理回路110に供給される2K画像で60fpsの動画データのフレームである。図3に示すように、信号入力部103は、第1の信号処理回路110に対しては、イメージセンサー102から出力された4K画像で60fpsの各フレームをそれぞれ2K画像のサイズに縮小した、60fpsの各フレーム301の画像データを供給する。
一方、図3のフレーム302は、信号入力部103から第2の信号処理回路120に供給される4K画像で30fpsのフレームである。また、図3のフレーム303は、信号入力部103から第3の信号処理回路130に供給される4K画像で30fpsのフレームである。図3に示すように、信号入力部103は、第2の信号処理回路120に対しては、イメージセンサー102から出力された4K画像で60fpsの各フレームのうち、奇数フレーム(302)のみを配分した30fpsのデータを供給する。同様に、信号入力部103は、第3の信号処理回路130に対しては、イメージセンサー102から出力された4K画像で60fpsの各フレームのうち、偶数フレーム(303)のみを配分した30fpsのデータを供給する。信号入力部103は、イメージセンサー102からの各フレームをそれぞれ1/60秒の期間で第2の信号処理回路120と第3の信号処理回路130に出力する。各信号処理回路に入力された各フレームの4Kの動画データは、1/30秒の期間に処理される。
また、信号入力部103は、第2,第3の信号処理回路120,130に配分した各フレームをそれぞれ識別するためのフレーム識別情報をも、それら第2,第3の信号処理回路120,130に供給する。フレーム識別情報は、イメージセンサー102が動画の各フレームを撮像した順番を表す情報、つまり各フレームのフレーム番号を表す情報である。このため、このフレーム識別情報に基づいて、第2,第3の信号処理回路120,130は、自信号処理回路で信号処理したフレームが何番目のフレームであるかを認識できることになる。また、詳細は後述するが、第2,第3の信号処理回路120,130は、自信号処理回路で信号処理したフレームのデータを他の(相手方の)信号処理回路との間で相互に転送するようになされており、その際には、フレーム識別情報についても相互に転送する。したがって、第2,第3の信号処理回路120,130は、その転送されたフレーム識別情報を基に、他の(相手方の)信号処理回路から転送されてきたフレームが、何番目のフレームであるかを認識できることになる。なお、第2,第3の信号処理回路120,130は、転送されたフレーム識別情報を基に、自信号処理回路において信号処理していないフレームが何番目のフレームであるかを認識することも可能となる。
<記録開始の指示入力から記録がなされるまでの処理の説明>
次に、図4(a)と図4(b)のフローチャートにより、本実施形態のビデオカメラ100が動画像を記録するまでの処理の流れを説明する。なお、以下の説明では記載を簡略にするために、図4(a)と図4(b)のフローチャートの各ステップS401〜ステップS417をS401〜S417と略記する。
図4(a)は、第1の信号処理回路110の処理を示したフローチャートである。
第1の信号処理回路110は、信号入力部103から供給された動画フレームの画像データをカメラ信号処理部111で信号処理し、更に画像処理部112で画像処理を行い、その画像処理後の動画データをRAM116に記憶させる。図4(a)のフローチャートは、この状態でスタートする。
第1の信号処理回路110の制御部114は、S401において、操作部117の操作を介したユーザからの指示入力を監視しており、ユーザからビデオカメラ100に対して記録開始の指示が入力されたか否かを判断する。制御部114は、S401において記録開始の指示が入力されたと判断した場合(Yes)にはS402の処理に進み、記録開始の指示が入力されていない場合(No)にはS401の判断処理を続ける。
S402の処理に進むと、制御部114は、符号化処理部113を制御して、RAM116に記憶されているフレームの画像データを符号化するように指示する。この指示を受けた符号化処理部113は、RAM116に記憶されている画像データを読み出し、フレーム内符号化方式により圧縮して、その圧縮後のデータを、圧縮ビデオフレームのデータとしてRAM116に記憶させる。S402の符号化処理及び記憶は、後段のS403においてユーザから記録終了の指示が入力されるまで、信号入力部103から各フレームの画像データが供給される毎に繰り返される。S402の後、制御部114は、S403の処理に進む。
S403では、制御部114は、操作部117の操作を介してユーザからビデオカメラ100に対して記録終了の指示が入力されたか否かを判断する。制御部114は、S403において記録終了の指示が入力されたと判断した場合(Yes)にはS406の処理に進み、記録終了の指示が入力されていない場合(No)にはS404の処理に進む。
S404では、制御部114は、符号化処理されてRAM116に記憶されている圧縮ビデオフレームのデータが、RAM116内に所定量まで貯まったか否かを判断する。制御部114は、S404において、所定量まで貯まったと判断した場合(Yes)にはS405の処理に進み、一方、所定量まで貯まっていないと判断した場合(No)にはステップS402の処理に戻る。
S405では、制御部114は、メディア制御部118を制御して、RAM116に記憶されている圧縮ビデオフレームのデータを読み出させ、圧縮ビデオデータ(圧縮ビデオフレームが連続したデータ)として、第1の記録媒体119に書き込ませる。S405の後、制御部114は、S402へ処理を戻す。
S406では、制御部114は、メディア制御部118を制御して、RAM116に記憶されている圧縮ビデオフレームのデータを、圧縮ビデオデータとして、第1の記録媒体119に書き込ませた後、図4(b)のフローチャートの処理を終了する。
図4(b)は、第2,第3の信号処理回路120,130の処理を示したフローチャートである。
第2の信号処理回路120は、信号入力部103より供給された各フレームの画像データをカメラ信号処理部121で信号処理し、更に画像処理部122で画像処理を行い、その画像処理後の画像データをRAM126に記憶させる。ただし、図3で説明したように、信号入力部103から第2の信号処理回路120に供給される画像データは、4K画像の60fpsの動画データのうち奇数フレームのみからなる、4K画像で30fpsの画像データである。同様に、第3の信号処理回路130は、信号入力部103より供給された各フレームの画像データをカメラ信号処理部131で信号処理し、更に画像処理部132で画像処理を行い、その画像処理後の動画データをRAM136に記憶させる。ただし、図3で説明したように、信号入力部103から第3の信号処理回路130に供給される画像データは、4K画像の60fpsの動画データのうち偶数フレームのみからなる、4K画像で30fpsの画像データである。図4(b)のフローチャートは、この状態でスタートする。
第2の信号処理回路120の制御部124は、S411において、第1の信号処理回路110の制御部114から、ユーザにより記録開始の指示が入力されたことを示す情報が通知されてきたか否かを判断する。また同時に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S411において、第1の信号処理回路110の制御部114から、ユーザにより記録開始の指示が入力されたことを示す情報が通知されてきたか否かを判断する。すなわち、ユーザにより操作部117を介して記録開始の指示が入力された場合、第1の信号処理回路110の制御部114からは、その旨を示す情報が、第2の信号処理回路120の制御部124と第3の信号処理回路130の制御部134とに通知される。
そして、第2の信号処理回路120の制御部124は、S411において、第1の信号処理回路110の制御部114から、記録開始の指示が入力されことを示す情報が通知されてきたと判断した場合(Yes)には、S412の処理に進む。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S411において、第1の信号処理回路110の制御部114から、記録開始の指示が入力されことを示す情報が通知されてきたと判断した場合(Yes)には、S412の処理に進む。
S412では、第2の信号処理回路120の制御部124は、符号化処理部123を制御して、RAM126に記憶されているフレーム(つまり奇数フレーム)の画像データを符号化するように指示する。この指示を受けた符号化処理部123は、RAM126に記憶されている奇数フレームの画像データを読み出してフレーム内符号化方式により圧縮し、その圧縮後のデータを、奇数圧縮ビデオフレームのデータとしてRAM126に記憶させる。またこのとき、制御部124は、符号化処理部123で処理したフレームの識別情報についてもRAM126に記憶させる。同時に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S412において、符号化処理部133を制御して、RAM136に記憶されているフレーム(つまり偶数フレーム)の画像データを符号化するように指示する。この指示を受けた符号化処理部133は、RAM136に記憶されている偶数フレームの画像データを読み出してフレーム内符号化方式により圧縮し、その圧縮後のデータを、偶数圧縮ビデオフレームのデータとしてRAM136に記憶させる。またこのとき、制御部134は、符号化処理部133で処理したフレームの識別情報についてもRAM136に記憶させる。S412における第2,第3の信号処理回路120,130による符号化処理及び記憶は、後段のS414で記録終了の通知を受け取るまで、信号入力部103から各フレームの動画データが供給される毎に繰り返される。S412の後、第2の信号処理回路120の制御部124と第3の信号処理回路130の制御部134は、S413の処理に進む。
S413では、第2の信号処理回路120の制御部124は、RAM126から奇数圧縮ビデオフレームのデータとフレーム識別情報とを読み出して、通信部127を介して第3の信号処理回路130に転送する。同様に、S413では、第3の信号処理回路130の制御部134は、RAM136から偶数圧縮ビデオフレームのデータとフレーム識別情報とを読み出して、通信部137を介して第2の信号処理回路120に転送する。そして、第2の信号処理回路120の制御部124は、第3の信号処理回路130から転送されてきた偶数圧縮ビデオフレームのデータとフレーム識別情報とを、RAM126に記憶させる。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、第2の信号処理回路120から転送されてきた奇数圧縮ビデオフレームのデータとフレーム識別情報とを、RAM136に記憶させる。
これにより第2の信号処理回路120のRAM126には、自信号処理回路で符号化した奇数圧縮ビデオフレームのデータ及びフレーム識別情報と、第3の信号処理回路130から転送された偶数圧縮ビデオフレームのデータ及びフレーム識別情報とが記憶される。同様に、第3の信号処理回路130のRAM136には、自信号処理回路で符号化した偶数圧縮ビデオフレームのデータ及びフレーム識別情報と、第2の信号処理回路120から転送された奇数圧縮ビデオフレームのデータ及びフレーム識別情報とが記憶される。S413における第2,第3の信号処理回路120,130によるデータ転送及び記憶は、後段のS414で記録終了の通知を受け取るまで、信号入力部103から各フレームの動画データが供給される毎に繰り返される。S412の後、第2の信号処理回路120の制御部124と第3の信号処理回路130の制御部134は、S414の処理に進む。
S414では、第2の信号処理回路120の制御部124は、第1の信号処理回路110の制御部114から、ユーザにより記録終了の指示が入力されたことを示す情報が通知されてきたか否かを判断する。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S414において、第1の信号処理回路110の制御部114から、ユーザにより記録開始の指示が入力されたことを示す情報が通知されてきたか否かを判断する。すなわち、ユーザにより操作部117を介して記録終了の指示が入力された場合、第1の信号処理回路110の制御部114からは、その旨を示す情報が、第2の信号処理回路120の制御部124と第3の信号処理回路130の制御部134とに通知される。
そして、第2の信号処理回路120の制御部124は、S414において、第1の信号処理回路110の制御部114から記録終了の指示が入力されことを示す情報が通知されてきたと判断した場合(Yes)には、S417の処理に進む。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S414において、第1の信号処理回路110の制御部114から記録終了の指示が入力されことを示す情報が通知されてきたと判断した場合(Yes)には、S417の処理に進む。一方、第2の信号処理回路120の制御部124は、S414において記録終了を示す情報が通知されてきていないと判断した場合(No)にはS415の処理に進む。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S414において記録終了を示す情報が通知されてきていないと判断した場合(No)にはS415の処理に進む。
S415では、第2の信号処理回路120の制御部124は、前述のようにRAM126内に記憶された、未記録の奇数圧縮ビデオフレーム及び偶数圧縮ビデオフレームを合計したデータ量が所定量まで貯まったか否かを判断する。そして、第2の信号処理回路120の制御部124は、S415において、所定量まで貯まったと判断した場合(Yes)にはS416の処理に進み、一方、所定量まで貯まっていないと判断した場合(No)にはステップS412の処理に戻る。同様に、第3の信号処理回路130の制御部134は、S415において、前述したようにRAM136内に記憶された、未記録の奇数圧縮ビデオフレーム及び偶数圧縮ビデオフレームを合計したデータ量が所定量まで貯まったか否かを判断する。そして、第3の信号処理回路130の制御部134は、S415において、所定量まで貯まったと判断した場合(Yes)にはS416の処理に進み、一方、所定量まで貯まっていないと判断した場合(No)にはステップS412の処理に戻る。
S416では、第2の信号処理回路120の制御部124は、メディア制御部128を制御し、RAM126内の奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータを、フレーム識別情報を基にフレーム順に読み出させて第2の記録媒体129に記録させる。すなわち、メディア制御部128は、それぞれ4K画像の奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータを、フレーム識別情報に基づくフレーム順で且つ60fpsのフレームレートでRAM126から読み出して、第2の記録媒体129に記録する。これにより、第2の信号処理回路120に接続されている第2の記録媒体129には、4K画像で60fpsの圧縮ビデオデータ、つまり奇数ビデオフレームと偶数ビデオフレームがフレーム識別情報に基づくフレーム順に連続したデータが記録される。
また同時に、S416では、第3の信号処理回路130の制御部134は、メディア制御部138を制御し、RAM136内の奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータを、フレーム識別情報を基にフレーム順に読み出させて第3の記録媒体139に記録させる。すなわち、メディア制御部138は、それぞれ4K画像の奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータを、フレーム識別情報に基づくフレーム順で且つ60fpsのフレームレートでRAM136から読み出して、第3の記録媒体139に記録する。これにより、第3の信号処理回路130に接続されている第3の記録媒体139には、4K画像で60fpsの圧縮ビデオデータ、つまり奇数ビデオフレームと偶数ビデオフレームがフレーム識別情報に基づくフレーム順に連続したデータが記録される。
S417では、S416の処理と同様にして、第2の信号処理回路120の制御部124は、メディア制御部128を制御し、フレーム識別情報に基づくフレーム順に、奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータをRAM126から読みだして第2の記録媒体129に記録させる。また同時に、417では、第3の信号処理回路130の制御部134は、メディア制御部138を制御し、フレーム識別情報に基づくフレーム順に、奇数,偶数圧縮ビデオフレームのデータをRAM136から読みだして第3の記録媒体139に記録させる。S417の後、第2の信号処理回路120の制御部124と第3の信号処理回路130の制御部134は、図4(b)のフローチャートの処理を終了する。
図5(a)〜図5(c)を参照して、第2の信号処理回路120のRAM126に記憶された奇数圧縮ビデオフレームとその転送と、第3の信号処理回路130のRAM136に記憶された偶数圧縮ビデオフレームとその転送について説明する。なお、フレーム識別情報については、圧縮ビデオフレームとは別の領域に記憶されてもよいし、圧縮ビデオフレーム内に含まれていてもよい。
図5(a)の各フレーム501は信号入力部103から第2の信号処理回路120に供給されるフレームであり、各フレーム502は信号入力部103から第3の信号処理回路130に供給されるフレームである。図5(a)のフレーム501、502内に記載されている数値は、イメージセンサー102から信号入力部103へ入力される動画の各フレームの並び順を表すフレーム番号である。図5(a)に示したように、信号入力部103から第2の信号処理回路120に供給されるフレーム501の画像データは、イメージセンサー102からの動画データのうちの奇数フレームである。また、図5(a)に示すように、信号入力部103から第3の信号処理回路130へ供給されるフレーム502の画像データは、イメージセンサー102からの動画データのうちの偶数フレームの画像データである。また、503は各信号処理回路120、130により符号化され、第2の記録媒体129、第3の記録媒体139に対して同時に記録されるフレームを示している。前述のように、信号処理回路120は奇数フレームの圧縮画像データを信号処理回路130に送信し、信号処理回路130は偶数フレームの圧縮画像データを信号処理回路120に送信する。その結果、各記録媒体には、全てのフレームの4K、60fpsの圧縮動画データが同時に記録される。
図5(b)は、第2の信号処理回路120のRAM126に記憶される圧縮ビデオフレームを示している。この図5(b)に示すように、RAM126には、符号化処理部123で生成した奇数圧縮ビデオフレームのデータと、第3の信号処理回路130から転送されてきた偶数圧縮ビデオフレームのデータとが、それぞれ別の領域に記憶される。具体的には、RAM126の内部処理データ用の領域512には、符号化処理部123による奇数フレームの画像データの符号化が完了する毎に、その符号化による奇数圧縮ビデオフレームのデータがフレーム順に連続するように配置されて記憶される。また、RAM126の転送データ用の領域513には、第3の信号処理回路130で符号化された偶数圧縮ビデオフレームのデータが転送されてくる毎に、その偶数圧縮ビデオフレームのデータがフレーム順に連続するように配置されて記憶される。
図5(c)は、第3の信号処理回路130のRAM136に記憶される圧縮ビデオフレームを示している。この図5(c)に示すように、RAM136には、符号化処理部133で生成した偶数圧縮ビデオフレームのデータと、第2の信号処理回路120から転送されてきた奇数圧縮ビデオフレームのデータとが、それぞれ別の領域に記憶される。具体的には、RAM136の内部処理データ用の領域523には、符号化処理部133による偶数フレームの画像データの符号化が完了する毎に、その符号化による偶数圧縮ビデオフレームのデータがフレーム順に連続するように配置されて記憶される。また、RAM136内の転送データ用の領域522には、第2の信号処理回路120で符号化された奇数圧縮ビデオフレームの画像データが転送されてくる毎に、その奇数圧縮ビデオフレームのデータがフレーム順に連続するように配置されて記憶される。
さらに、第2の信号処理回路120の制御部124は、RAM126内に圧縮ビデオフレームのデータが所定量まで貯まったか否か判断し、所定量まで貯まった場合に、圧縮ビデオフレームの読み出しを行わせる。このときの第2の信号処理回路120の制御部124は、メディア制御部128を制御し、フレーム識別情報を基に、RAM126の領域512,513からフレーム番号順で且つ60fpsのフレームレートで圧縮ビデオフレームのデータを読み出させる。また同時に、第3の信号処理回路130の制御部134は、RAM136内に圧縮ビデオフレームのデータが所定量まで貯まったか否か判断し、所定量まで貯まった場合に、圧縮ビデオフレームの読み出しを行わせる。このときの第3の信号処理回路130の制御部134は、メディア制御部138を制御し、フレーム識別情報を基に、RAM136の領域522,523からフレーム番号順に圧縮ビデオフレームのデータを読み出させる。
そして、第2,第3の信号処理回路120と130では、RAM126と136からそれぞれフレーム番号順に4K画像で60fpsの圧縮ビデオフレームのデータが同時に読み出されて、第2,第3の記録媒体129,139に同時に記録される。図5(a)の503は、第2,第3の信号処理回路120と130からそれぞれフレーム番号順に読み出された4K画像で60fpsの圧縮ビデオフレームである。第2,第3の記録媒体129,139には、この図5(a)に示した圧縮ビデオフレーム503のデータが同時に記録される。
以上説明したように、本実施形態においては、イメージセンサー102から出力された4K画像の60fpsの動画データを、信号入力部103が奇数フレームと偶数フレームを振り分けるようにして第2,第3の信号処理回路120,130に分配する。第2,第3の信号処理回路120,130は、各々供給されたフレームの画像データを圧縮し、その圧縮ビデオフレームのデータを記憶すると共に他方の信号処理回路に転送し、また、他方の信号処理回路から転送されてきた圧縮ビデオフレームのデータを記憶する。そして、第2,第3の信号処理回路120,130は、自信号処理回路で符号化した圧縮ビデオフレームと、他の信号処理回路から転送された圧縮ビデオフレームとを、フレーム番号の順に読み出すことで4K画像の60fpsの圧縮ビデオフレームを生成する。これら第2,第3の信号処理回路120,130でそれぞれ生成された4K画像の60fpsの圧縮ビデオフレームのデータは、それぞれ対応した記録媒体129,139に略々同時に記録される。このように、本実施形態では、処理性能が4K画像の30fpsまでの第2,第3の信号処理回路120,130を用いて処理を分担することにより、4K画像の30fpsを超えた(本実施形態では4K画像の60fps)動画データの同時記録が可能となる。
なお、本実施形態では、処理分担を行う信号処理回路として、第2,第3の二つの信号処理回路120,130を有する例を挙げたが、三つ以上の信号処理回路により処理分担を行ってもよい。一例として、処理分担を行う三つの信号処理回路を備えている場合、信号入力部103は、動画データのフレームを順番にそれら三つの信号処理回路に振り分けるようにして配分する。そして、それら三つの信号処理回路により前述同様に動画データの符号化等の処理を分担する。また、各信号処理回路は、自信号処理回路が符号化した圧縮ビデオフレームのデータを他の二つの信号処理回路との間で相互に転送する。さらに、各信号処理回路は、自信号処理回路が符号化した圧縮ビデオフレームと他の二つの信号処理回路から転送された圧縮ビデオフレームのデータを、RAM内に記憶させる。そして、各信号処理回路は、自信号処理回路が符号化した圧縮ビデオフレームと他の二つの信号処理回路から受信した圧縮ビデオフレームを、RAMからフレーム順に読み出して、各々対応して設けられている記録媒体に同時に記録する。これにより、三つの記録媒体に対して略々同時に圧縮ビデオデータが記録されることになる。
また、本実施形態では、第1〜第3の信号処理回路110〜130で行われる所定の信号処理として、フレーム内符号化による圧縮処理を例に挙げたが、所定の信号処理はフレーム内符号化の圧縮処理だけでなく、例えば処理が重い他の様々な信号処理でもよい。
<その他の実施形態>
前述の実施形態では、各信号処理回路110〜130がそれぞれASIC等の集積回路により構成されている例を挙げたが、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、CPU等のプロセッサーが実行することでも実現可能である。この場合、プログラムはネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給され、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーが、そのプログラムを読み出して実行する。またこの例において、CPUは一つであってもよいし、複数であってもよい。例えば複数のCPUを用いた場合、各CPUが本実施形態に係るプログラムを同時に実行して、前述した各信号処理回路110〜130と同等の処理を行うようにする。また例えば、高速演算処理を行える一つのCPUが、本実施形態に係るプログラムを並列に実行して、前述した各信号処理回路110〜130と同等の処理を行うことも可能である。
上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明は、その技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 デジタルビデオカメラ、102 イメージセンサー、103 信号入力部、110 第1の信号処理回路、120 第2の信号処理回路、130 第3の信号処理回路、113,123,133 符号化処理部、114,124,134 制御部、116,126,136 RAM、118,128,138 メディア制御部、119,129,139 記録媒体

Claims (9)

  1. それぞれが画像データに所定の処理を行う複数の信号処理手段であって、前記複数の信号処理手段に接続された、互いに異なる複数の記録媒体に前記処理された画像データを記録する複数の信号処理手段と、
    動画の各フレームを振り分けることにより、前記複数の各信号処理手段に対してそれぞれ異なるフレームの画像データを配分する配分手段と、を有し、
    前記複数の信号処理手段はそれぞれ、
    自信号処理手段に対して配分されたフレームの画像データを処理して他の前記信号処理手段に送信するとともに、前記他の信号処理手段により処理されたフレームの画像データを受信し、
    自信号処理手段にて前記処理したフレームと、前記他の信号処理手段から受信したフレームとを含む動画データを、前記複数の信号処理手段に対応した前記記録媒体に同時に記録する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記複数の信号処理手段はそれぞれ、前記配分手段により配分されたフレームの画像データを圧縮処理することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記配分手段は、前記複数の各信号処理手段に対しては、前記配分したフレームの識別情報も合わせて供給し、
    前記複数の信号処理手段はそれぞれ、
    前記他の信号処理手段に対して送信するフレームの前記識別情報も送信し、
    前記識別情報に基づくフレームの順に、自信号処理手段で処理したフレームと前記他の信号処理手段から送信されたフレームとを含む動画データを前記複数の信号処理手段に対応した記録媒体に同時に記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記複数の信号処理手段はそれぞれ、
    自信号処理手段で処理したフレームのデータと、前記他の信号処理手段から受信したフレームのデータとを、各信号処理手段に対応するメモリに記憶させ、
    前記識別情報に基づくフレームの順に、前記メモリから、自信号処理手段で前記信号処理されたフレームのデータと、前記他の信号処理手段から受信したフレームのデータとを読み出して、対応した記録媒体に同時に記録することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記複数の信号処理手段はそれぞれ、
    前記メモリの第1の領域に、自信号処理手段で処理した各フレームのデータを、前記識別情報に基づくフレームの順に配置して記憶させ、
    前記メモリの第2の領域に、前記他の信号処理手段から受信したフレームのデータを、前記識別情報に基づくフレームの順に配置して記憶させることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記複数の信号処理手段はそれぞれ、前記メモリに、自信号処理手段で前記信号処理したフレームのデータ及び前記他の信号処理手段から前記送信されてきたフレームのデータが所定量まで貯まってから、前記記憶されたデータの読み出しを行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像記録装置。
  7. 前記複数の各々の信号処理手段は、第1のフレームレートの動画データを処理する能力を有し、
    前記配分手段は、前記複数の信号処理手段に供給される動画データのフレームレートが前記第1のフレームレートとなるように、前記第1のフレームレートより高い第2のフレームレートの動画データのフレームを前記複数の信号処理手段に配分することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像記録装置。
  8. 動画の各フレームを振り分けることにより、複数の各信号処理工程に対してそれぞれ異なるフレームの画像データを配分する配分工程と、
    それぞれが画像データに所定の処理を行う前記複数の信号処理工程であって、前記複数の信号処理工程に対応した互いに異なる複数の記録媒体に、前記処理された画像データを記録する複数の信号処理工程と、を有し、
    前記複数の信号処理工程はそれぞれ、
    自信号処理工程に対して配分されたフレームの画像データを処理して他の前記信号処理工程に送信するとともに、前記他の信号処理工程により処理されたフレームの画像データを受信し、
    自信号処理工程にて前記処理したフレームと、前記他の信号処理工程から受信したフレームとを含む動画データを、前記複数の信号処理工程に対応した前記記録媒体に同時に記録する
    ことを特徴とする画像記録装置の画像記録方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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