JP2017053905A - 表示装置およびテレビジョン受信機 - Google Patents

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武史 西井
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Abstract

【課題】効果的に放熱を行い、ドライバの温度上昇によるトラブルを防止する表示装置およびテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】表示装置は、映像を表示する表示パネル23と、表示パネル23の周縁に接続され表示パネル23の背面側に屈曲した軟性基板24と、前記軟性基板に固定された集積回路と、表示パネル23の縁よりも外側に配置されており、集積回路または軟性基板24の集積回路が固定された部分の裏側に接触する接触部を有する放熱板51,52とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像を表示する表示装置およびテレビジョン受信機に関する。
表示パネルの周縁に接続されたFPC(Flexible printed circuits)上に実装されたドライバが発生する熱を、表示パネルの縁を覆う前枠に伝達する表示装置が開示されている(特許文献1)。
特開2009−14900号公報
高精細の表示装置では、多数の画素を制御するために多数のドライバが必要である。ドライバは、発熱量の多い集積回路である。一方、前枠は表示装置の表示面側の外装部品であるため、外観上の美観を優先して設計される場合が多い。そのため、特許文献1に開示された構造では放熱面積を確保して十分な放熱を行うことが難しかった。放熱が不十分である場合には、ドライバの温度が上昇して動作不良または故障が発生するおそれがある。
本発明は、効果的に放熱を行い、ドライバの温度上昇によるトラブルを防止する表示装置等を提供することを目的とする。
本発明にかかる表示装置は、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの周縁に接続され該表示パネルの背面側に屈曲した軟性基板と、前記軟性基板に固定された集積回路と、前記表示パネルの縁よりも外側に配置されており、前記集積回路または前記軟性基板の前記集積回路が固定された部分の裏側に接触する接触部を有する放熱板とを備える。
本発明にかかる表示装置は、前記軟性基板は、前記表示パネルに接続された部分と前記集積回路が固定された部分との間で屈曲している。
本発明にかかる表示装置は、前記放熱板は、前記接触部において前記表示パネルに対して垂直である。
本発明にかかる表示装置は、前記放熱板は、アルミニウム合金製である。
本発明にかかるテレビジョン受信機は、上述のいずれか一つに記載の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてある。
効果的に放熱を行い、ドライバの温度上昇によるトラブルを防止する表示装置等を提供することができる。
表示装置の外観斜視図である。 表示装置の主要部の分解斜視図である。 表示パネルの部分拡大図である。 表示装置の構成図である。 ホルダの斜視図である。 ホルダの正面図である。 ホルダの側面図である。 ホルダの断面図である。 収容体の背面図である。 収容体の部分拡大背面図である。 収容体および第1放熱板の斜視拡大図である。 収容体および第1放熱板の斜視拡大図である。 表示装置の断面の部分拡大図である。 表示装置の断面の部分拡大図である。 ホルダの取付方法を示す説明図である。 ホルダの取付方法を示す説明図である。 実施の形態2の第1放熱板の斜視図である。 実施の形態2の第1放熱板の部分拡大斜視図である。 実施の形態2の表示装置の斜視断面拡大図である。 実施の形態3の表示装置の斜視断面拡大図である。
[実施の形態1]
図1は、表示装置の外観斜視図である。表示装置10は、表示パネル23、前枠13、背面筐体19、入力基板14および制御基板15を備える。以下の説明では、各図中に矢印で示す前、後、左、右、上および下のそれぞれの向きを使用する。
表示装置10の内部に設けられた入力基板14は、外部からの映像信号の入力を受け付けて、所定の信号処理を行ない出力する基板である。表示装置10の内部に設けられた制御基板15は、入力基板14から出力された信号を受け付けて、後述するソース基板25(図2参照)およびゲート基板27(図2参照)を制御する信号を出力する基板である。
表示パネル23は液晶パネルである。表示パネル23は、入力基板14が受け付けた映像信号に基づいた映像を前面に表示する。表示パネル23の縁は、前枠13で覆われている。
背面筐体19は、表示装置10の背面および側面を覆う樹脂製の外装部材である。背面筐体19の上面および背面には、図示しない多数の通気孔が設けられている。通気孔は、直径2ミリメートル程度の孔である。本実施の形態においては、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法の方が長い矩形の表示パネル23を使用する。
本実施の形態の表示装置10は、高精細、高画質の映像を表示する装置である。たとえば8Kのスーパーハイビジョンの規格は、画素数、フレームレートおよび色域のそれぞれが従来のハイビジョンより大きくなっている。そのため、表示装置10で必要とされる画像処理の規模が大きく、多数の回路基板を表示装置10の内部に搭載する必要がある。また、個々の画素を駆動するドライバ29(図3参照)には高い負荷がかかるため、発熱量が大きくなる。
図2は、表示装置10の主要部の分解斜視図である。図2は、表示装置10の右後方から見た図である。図2を使用して、表示装置10の主要部について説明する。
表示装置10は、前述した前枠13、背面筐体19、表示パネル23と共に、側面筐体16、光学シート17、収容体31、ホルダ41、第1放熱板51および第2放熱板52を備える。
側面筐体16は、表示パネル23の側面を覆う矩形枠形状の外装部材である。側面筐体16は樹脂製である。光学シート17は、後側から照射される光を表示パネル23の背面に均一に照射する樹脂製のシートである。光学シート17は、拡散シート、レンズシート、偏光シート等、複数のシートを含む。光学シート17は、表示パネル23と略同一形状である。
収容体31は、前側が開口した金属製の箱体である。収容体31の前側の縁は、表示パネル23の4辺に沿っている。収容体31の形状については後述する。収容体31の内部には、LED(Light Emitting Diode)基板34(図13参照)が収容されている。収容体31の後側には、入力基板14、制御基板15、4本の取付金具21、配線部材等が固定されている。
取付金具21は、収容体31の後側に突出する棒状部材である。取付金具21には、雌ねじを有するねじ穴が前後方向に設けられている。
ホルダ41は、収容体31に複数固定される部材である。ホルダ41は樹脂の射出成形により一体形成された部材である。ホルダ41の形状、および配置については後述する。
第1放熱板51は、収容体31の上辺および下辺に沿って固定される高熱伝導材料製の部材である。第1放熱板51は、表示パネル23の長辺と略同一長さの長板状部材である。第2放熱板52は、収容体31の右辺および左辺に沿って固定される高熱伝導材料製の部材である。第2放熱板52は、表示パネル23の短辺と略同一長さの長板状部材である。第1放熱板51および第2放熱板52の形状の詳細については後述する。
第1放熱板51および第2放熱板52は、アルミニウム合金または銅合金等の高熱伝導性金属の押出成形品である事が望ましい。また、アルミニウム合金板または銅合金板を曲げ加工して第1放熱板51および第2放熱板52を製作しても良い。高熱伝導性グレードのナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂等の高熱伝導性樹脂を射出成形して第1放熱板51および第2放熱板52を製作しても良い。第1放熱板51と第2放熱板52とは、同じ素材製であっても、異なる素材製であっても良い。
背面筐体19は、4個の取付孔22を有する。取付孔22は、取付金具21に対応する位置に設けられている。表示装置10が組み立てられた状態では、取付孔22の内側に取付金具21が位置する。取付金具21の雌ねじに、フック等を固定することにより、スタンドまたは壁面に表示装置10を固定することができる。なお、取付金具21の雌ねじの配置は、VESA(Video Electronics Standards Association)規格に適合していることが望ましい。
図3は、表示パネル23の部分拡大図である。図3は、図2に示す表示パネル23の右上の角付近を拡大した図である。図2および図3を使用して、表示パネル23の周縁部に固定された部品について説明する。
表示パネル23の上辺および下辺に沿って、複数のドライバ基板24が接続されている。ドライバ基板24は、一方の長辺が表示パネル23に固定された矩形の軟性基板である。ドライバ基板24には、たとえばポリイミド製シートと金属製の配線パターンとを積層したFPCを使用する。ドライバ基板24は、表示パネル23の背面側に屈曲して引き出され、端部にソース基板25が接続されている。
ソース基板25は、長方形の回路基板である。ソース基板25の端縁に沿って、複数のソースコネクタ26が実装されている。ソース基板25の左右の両端には、接続コネクタ28が実装されている。
表示パネル23の右辺および左辺に沿って、複数のドライバ基板24が接続されている。ドライバ基板24は、表示パネル23の背面側に屈曲して引き出され、端部にゲート基板27が接続されている。
ゲート基板27は、長方形の回路基板である。ゲート基板27の左右の両端には、接続コネクタ28が実装されている。
図2に示すように、表示パネル23の上辺および下辺のそれぞれに沿って4枚ずつ、合計8枚のソース基板25が配置されている。表示パネル23の右辺および左辺のそれぞれに沿って2枚ずつ、合計4枚のゲート基板27が固定されている。隣接するソース基板25同士、隣接するゲート基板27同士および隣接するソース基板25とゲート基板27とは、それぞれ接続コネクタ28および図示しない配線部材を介して接続されている。
ドライバ基板24の裏側には、矩形のドライバ29が実装されている。ドライバ基板24は、表示パネル23との接続部とドライバ29が固定された部分との間で約90度屈曲している。ドライバ29は、ソース基板25またはゲート基板27から入力された信号に基づいて表示パネル23の各画素を駆動する駆動信号を出力する集積回路である。なお、ドライバ29は、表示パネル23の近傍に配置する集積回路の一例である。
図4は、表示装置10の構成図である。図4を使用して、ソース基板25、ゲート基板27およびドライバ29について説明する。映像信号が外部から入力基板14に入力する。入力基板14から制御基板15に伝達された映像信号は、制御基板15で処理される。制御基板15から出力された信号は、ソースコネクタ26を介してソース基板25に入力する。ソース基板25に入力した信号は、接続コネクタ28を介してゲート基板27に、ドライバ基板24上の回路を介してドライバ29に、それぞれ入力する。ゲート基板27に入力した信号は、ドライバ基板24上の回路を介してドライバ29に入力する。
ソース基板25側のドライバ29が出力する駆動信号とゲート基板27側のドライバ29が出力する駆動信号との組み合わせにより、表示パネル23の前側の表示面に映像が表示される。
図5は、ホルダ41の斜視図である。図6は、ホルダ41の正面図である。図7は、ホルダ41の側面図である。図8は、ホルダ41の断面図である。図8は、図6に示すホルダ41のB−B線による断面図である。図5から図8を使用して、ホルダ41の形状について説明する。
ホルダ41は、矩形のホルダ土台42の中央部の上面に、上後方に斜めに向かう押さえ爪43を有する。押さえ爪43の先端は、円弧状である。ホルダ土台42の左右の両側面の中央部から外側に向けて、矩形の押さえ板46が突出している。押さえ板46の下面は、ホルダ土台42の下面と同一面である。
押さえ板46の後方に、ホルダ土台42の下面の左右の縁から下向きに伸びた後に、左右方向の外向きに突出し、全体としてL字板形状をなす固定爪45が設けられている。ホルダ土台42の後側の辺に沿ってホルダ土台42よりも上側に突出したホルダ後縁部44が設けられている。
押さえ爪43の後側には、上側を減肉した薄肉部47が設けられている。薄肉部47の下面は、ホルダ土台42の下面と同一面である。薄肉部47は、前側の一辺のみでホルダ土台42に繋がり、左右はホルダ土台42から離れた舌状部である。薄肉部47の下面には円筒形の下側突起48が設けられている。薄肉部47の上面には先端が丸い略円筒形の上側突起49が設けられている。
図9は、収容体31の背面図である。図10は、収容体31の部分拡大背面図である。図10は、図9に示す収容体31の右上部を拡大した図である。図9および図10を使用して、収容体31の形状およびホルダ41の配置について説明する。
収容体31は、略矩形の平面部311と、平面部311の周縁から斜め外向きに立ち上がる傾斜部312とを有する。傾斜部312は、平面部311の4辺に沿って配置された長板状の鋼板を含む。収容体31を構成する各鋼板は、ねじ等により連結されている。
収容体31の上辺および下辺に沿った傾斜部312には、それぞれ12個のホルダ41が固定されている。収容体31の右辺および左辺に沿った傾斜部312には、それぞれ6個のホルダ41が固定されている。各ホルダ41は、固定爪45の先端が収容体31の縁を向く向きで固定されている。固定爪45とホルダ土台42との間に、ソース基板25またはゲート基板27が差し込まれている。ホルダ41は、ソース基板25またはゲート基板27の1枚について3個のホルダ41が対応するように配置されている。ホルダ41を傾斜部312に固定する部分の構造については後述する。
図11および図12は、収容体31および第1放熱板51の斜視拡大図である。図11は、第1放熱板51を固定した収容体31の上部を斜め右後方から見た図である。図12は、図11の一部をさらに拡大した図である。図11および図12を使用して、第1放熱板51の形状について説明する。
前述のとおり、第1放熱板51は表示パネル23の長辺と略同一長さの長板状の部材である。第1放熱板51の一方の長辺は、表示装置10の上側の辺に沿って配置される。第1放熱板51は、収容体31の傾斜部312に沿って斜め下後方に向かい、他方の長辺の近傍で下向きに屈曲している。
第1放熱板51は、矩形の配線孔54を8個備える。配線孔54は、ソース基板25のソースコネクタ26に対応する場所に配置されている。配線孔54は、制御基板15とソース基板25とを接続する配線部材が挿通される孔である。
なお、表示装置10の下辺に沿って配置された第1放熱板51も、図11および図12を使用して説明した第1放熱板51と同様の形状である。また、表示装置10の左辺および右辺に沿って配置されている第2放熱板52は、図2に示すように配線孔54を中央部に1個だけ備える他は、第1放熱板51と同様の形状である。
図13および図14は、表示装置10の断面の部分拡大図である。図13は、図1のA−A線による断面図である。図14は、図13の一部をさらに拡大した断面図である。図13および図14を使用して、表示装置10の構造を説明する。
表示パネル23および光学シート17の後側に、収容体31が配置されている。平面部311の前側には、前側に複数の白色LEDを備えるLED基板34が固定されている。傾斜部312およびLED基板34の前側には、複数の孔を備える反射シート35が固定されている。白色LEDは、反射シート35に設けられた孔を通って反射シート35の前側に出ている。
傾斜部312の後側に、ホルダ41が押さえ爪43を斜め上前方に向けて固定されている。ホルダ41の下側突起48は、傾斜部312に設けられた孔に挿入されている。ホルダ41を傾斜部312に取り付ける方法については後述する。
表示パネル23の縁で後側に屈曲したドライバ基板24に接続されたソース基板25が、押さえ爪43とホルダ土台42との間に差し込まれている。ソースコネクタ26には、ソース基板25と制御基板15とを繋ぐ配線材57が接続されている。配線材57は、複数の絶縁被覆付きケーブルを帯状に並べて長さ方向にわたって融着したフラットケーブルである。
ドライバ基板24の上側からホルダ41の後側にかけて、第1放熱板51が配置されている。第1放熱板51の前側は、表示パネル23に対して垂直である。なお、ここで垂直とは90度ちょうどに限定するものではない。第1放熱板51の前側が表示パネル23に対してたとえば5度程度傾斜していても良い。
ドライバ基板24は弾性により第1放熱板51の下面の接触部55に接触している。ドライバ基板24の接触部55に接触している部分の下側に、ドライバ29が実装されている。
表示パネル23の前側の縁および第1放熱板51の上側の縁は、前枠13で覆われている。前枠13の上側は、側面筐体16で覆われている。第1放熱板51の背面および収容体31の平面部311は、背面筐体19で覆われている。側面筐体16、第1放熱板51および背面筐体19は、筐体固定ねじ59で締結されている。
図15および図16は、ホルダ41の取付方法を示す説明図である。図15および図16を使用して、傾斜部312にホルダ41を取り付ける方法について説明する。
ホルダ41を取り付ける部分の形状について、表示パネル23の上側の縁に沿った傾斜部312を例にして説明する。傾斜部312のホルダ41を取り付ける部位には、2個のL型孔313と1個の丸型孔314が設けられている。L型孔313は、固定爪45の先端側を通過させる事が可能な幅広部の前側に、固定爪45の先端側を通過させる事はできないが、固定爪45の基端側を通過させる事は可能な幅狭部が連続した、全体としてL字型の孔である。2個のL型孔313の形状は、鏡像の関係になっている。2個のL字孔313は、ホルダ41の2個の固定爪45の先端側を同時に通過させる事が可能な位置に配置されている。丸型孔314は、2個のL型孔313の中央の後側に配置されている。
傾斜部312にホルダ41を取り付ける手順について説明する。傾斜部312の上側から、ホルダ41の2個の固定爪45がL型孔313の幅広部に挿入される。この際、ホルダ41は押さえ爪43が後側から前側に向かう向きに配置されている。ホルダ土台42の下側の面が傾斜部312に押し当てられることにより、薄肉部47の下側にある下側突起48が傾斜部312に当接し、薄肉部47が上側に撓む。
ホルダ土台42の下側の面と、傾斜部312の上側の面とを当接させた状態で、ホルダ41を前側に動かすと、固定爪45の先端部が傾斜部312の下側に入り、固定爪45の先端部と押さえ板46との間に傾斜部312が挟まれる。また、下側突起48が丸型孔314に入り、ホルダ41が所定の位置に固定される。以上により、ホルダ41が傾斜部312に取り付けられる。
表示パネル23の下側、右側および左側の縁でも同様の構造により、傾斜部312にホルダ41が固定され、ソース基板25またはゲート基板27が、押さえ爪43とホルダ土台42との間に差し込まれる。
本実施の形態の作用について説明する。表示パネル23の縁にドライバ基板24を介して接続されたソース基板25およびゲート基板27は、傾斜部312に固定されたホルダ41の押さえ爪43とホルダ土台42との間に差し込まれる。これにより、輸送時、使用時等にソース基板25およびゲート基板27が動いて断線等が発生する事を防止できる。すなわち、多数の回路基板を有する高精細の表示装置10を実現することができる。
また、ドライバ29で発生した熱は、ドライバ基板24を介して第1放熱板51または第2放熱板52に伝わる。第1放熱板51および第2放熱板52は、表示装置10の内部に設けられた冷却ファン等の冷却装置により冷却される。第1放熱板51および第2放熱板52により加熱された空気は背面筐体19の上面および背面に設けられた多数の通気孔から表示装置10の外部に流出する。以上により、ドライバ29で発生した熱は、表示装10の外部に放熱され、ドライバ29の過熱が防止される。
本実施の形態によると、熱によるドライバ29の動作不良、故障等の問題の発生を避けることができる。また、ドライバ29が実装されたドライバ基板24が弾性により第1放熱板51または第2放熱板52に押し付けられることにより、ドライバ基板24から第1放熱板51または第2放熱板52に熱が直接伝達される。そのため、熱伝導グリース、熱伝導ゴム等の伝熱部材を使用して熱伝導を補助する必要がない。さらに、ソース基板25およびゲート基板27が収容体31の傾斜部312に沿って表示パネル23の後方に配置されるので、多数のソース基板25およびゲート基板27を使用する場合の表示装置10の小型化に有利である。
なお、ドライバ29と第1放熱板51または第2放熱板52との間に、少量の熱伝導グリースを塗布しても良い。このようにして熱伝導を補助することにより、さらに効率良く放熱を行うことができる。
入力基板14に、テレビジョン放送のアンテナを接続するアンテナ端子およびテレビジョン放送の電波を受信するチューナ回路を備えたテレビジョン受信部を搭載する事により、表示装置10をテレビジョン受信機に構成することができる。テレビジョン受信部が受信した放送信号に所定の処理を行い、映像信号と音声信号とに分離する。映像信号に基づき表示パネル23に映像が表示される。音声信号は、図示しないスピーカーまたは音声出力端子を介して接続された外部スピーカーにより音に変換して出力される。なお、入力基板14に、アンテナ端子の代わりにテレビジョン放送受信用のアンテナを搭載しても良い。
表示装置10をテレビジョン受信機として使用することにより、熱によるドライバ29の動作不良、故障等の問題の発生を避けたテレビジョン受信機を提供することができる。
[実施の形態2]
本実施の形態は、ドライバ29の熱を受け取る部分と他の部材に固定する部分とを分けて、効率的に放熱を行うことが可能な放熱板を備える表示装置10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図17は、実施の形態2の第1放熱板51の斜視図である。図18は、実施の形態2の第1放熱板51の部分拡大斜視図である。図18は、図17に記載した第1放熱板51の右端を拡大した部分拡大図である。図17および図18を使用して、本実施の形態の第1放熱板51および第2放熱板52について説明する。
本実施の形態においても、第1放熱板51は表示パネル23の長辺と略同一長さの長板状の部材である。図18に示すように、第1放熱板51は、長板状の受熱部71、複数の固定孔72を有する長板状の固定部73および長手方向に沿って屈曲した長板状の放熱部74を備える。第1放熱板51は、受熱部71、固定部73および放熱部74が長手方向の1辺で繋がった一体の部品である。図17に示すように、放熱部74は矩形の配線孔54を8個有する。
本実施の形態の第2放熱板52は、表示パネル23の短辺と略同一長さである事および配線孔54を中央部に1個だけ備える事の他は、第1放熱板51と同様の形状である。本実施の形態の第2放熱板52については、図示を省略する。
図19は、実施の形態2の表示装置10の斜視断面拡大図である。図19は、図1のA−A線により切断した断面の上部を右斜め前から見た部分拡大斜視図である。図19を使用して、本実施の形態の表示装置10について説明する。
本実施の形態においては、固定爪45および下側突起48を備えず、平坦な下面を有するホルダ41を使用する。
表示パネル23および光学シート17の後側に、平面部311および傾斜部312を備える収容体31が配置されている。傾斜部312の後側に、ホルダ41が押さえ爪43を斜め上前方に向けて両面テープを用いて固定されている。表示パネル23の縁で後側に屈曲したドライバ基板24に接続されたソース基板25が、押さえ爪43とホルダ土台42との間に差し込まれている。ソースコネクタ26には、ソース基板25と制御基板15とを繋ぐ配線材57が接続されている。
ドライバ基板24の上側からホルダ41の後側にかけて、第1放熱板51が配置されている。ドライバ基板24は弾性により第1放熱板51の下面の接触部55に接触している。ドライバ基板24の接触部55に接触している部分の下側に、ドライバ29が実装されている。表示パネル23の前側の縁および第1放熱板51の上側の縁は、前枠13で覆われている。
前枠13の前側および上側は、側面筐体16で覆われている。側面筐体16は、L字の上部に短い横棒を有する形状の断面を備える柱状部材である。L字の縦棒の部分が表示装置10の上側に、横棒の部分が表示装置10の前側に配置されている。短い横棒の部分は、第1放熱板51の固定部73の前側の面に当接している。
第1放熱板51の背面および収容体31の平面部311は、背面筐体19で覆われている。側面筐体16の短い横棒の部分、第1放熱板51の固定部73および背面筐体19の縁は、この順番で前側から積層しており、筐体固定ねじ59により共締めされている。
表示パネル23の下側、右側および左側の縁でも同様の構造により、傾斜部312に固定されたホルダ41にソース基板25またはゲート基板27が差し込まれる。また、ドライバ29で発生した熱が第1放熱板51または第2放熱板52に伝達される。
本実施の形態によると、ドライバ29から熱を受け取る受熱部71と他の部材に固定する固定部73とが分岐した放熱板を使用する。そのため、筐体固定ねじ59を挿通する孔により熱の伝搬経路が細くならないので、ドライバ29の熱を効率良く放熱する事ができる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、ドライバ29と放熱板の接触部55とを直接接触させる表示装置10に関する。実施の形態2と共通する部分については、説明を省略する。
図20は、実施の形態3の表示装置10の斜視断面拡大図である。図20は、図19と同様に表示装置10を表示パネル23に垂直な面で短辺に沿った方向に切断した断面の上部を右斜め前から見た部分拡大斜視図である。図20を使用して、本実施の形態の表示装置10について説明する。
本実施の形態のドライバ基板24は、上側の面にドライバ29を有する。ドライバ基板24とソース基板25とは、両者の間に挟まれた図示しない異方性導電フィルムにより接続されている。
ドライバ基板24の上側からホルダ41の後側にかけて、第1放熱板51が配置されている。ドライバ基板24の弾性によりドライバ29は第1放熱板51の下面の接触部55に接触している。
本実施の形態によると、ドライバ29と放熱板とがドライバ基板24を介さずに直接接触するので、ドライバ29で発生した熱が効率良く放熱板に伝達し、放熱される。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明にかかる表示装置10は、映像を表示する表示パネル23と、前記表示パネル23の周縁に接続され該表示パネル23の背面側に屈曲した軟性基板24と、前記軟性基板24に固定された集積回路29と、前記表示パネル23の縁よりも外側に配置されており、前記集積回路29または前記軟性基板23の前記集積回路29が固定された部分の裏側に接触する接触部55を有する放熱板51、52とを備える。
本発明にあっては、本実施の形態によると、表示パネル23の近傍に実装された集積回路29の動作不良、故障等の問題の発生を避けた表示装置10を提供することができる。
本発明にかかる表示装置10は、前記軟性基板24は、前記表示パネル23に接続された部分と前記集積回路29が固定された部分との間で屈曲している。
本発明にあっては、軟性基板24の端部に接続されたソース基板25およびゲート基板27を収容体31の傾斜部312に沿って表示パネル23の後方に配置することができる。そのため、多数のソース基板25およびゲート基板27を使用する場合にも映像を表示する面以外の部分を小型化した表示装置10を提供することができる。
本発明にかかる表示装置10は、前記放熱板51、52は、前記接触部55において前記表示パネル23に対して垂直である。
本発明にあっては、軟性基板24が表示パネル23の縁の近傍で垂直に屈曲する。軟性基板24の弾性により、軟性基板24のドライバ29が実装された場所が放熱板51、52の接触部55に押し付けられる。そのため、集積回路29で発生した熱が第1放熱板51または第2放熱板52に効率良く伝達され、放熱が行われる。
本発明にかかる表示装置は、前記放熱板は、アルミニウム合金製である。
軽量で熱伝導性の高いアルミニウム合金製の放熱板51、52を使用することにより、放熱板を使用することによる表示装置10の重量増加を防ぐことができる。
本発明にかかるテレビジョン受信機は、上述のいずれか一つに記載の表示装置10と、テレビジョン放送を受信する受信部14とを備え、前記受信部14にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置10に映像を表示するようにしてある。
本発明にあっては、映像信号処理の規模が大きいたとえば8K等の場合でも、表示パネル23の近傍に実装された集積回路29の動作不良、故障等の問題の発生を避けたテレビジョン受信機を提供することができる。
10 表示装置
13 前枠
14 入力基板
15 制御基板
16 側面筐体
17 光学シート
19 背面筐体
21 取付金具
22 取付孔
23 表示パネル
24 ドライバ基板
25 ソース基板
26 ソースコネクタ
27 ゲート基板
28 接続コネクタ
29 ドライバ
31 収容体
311 平面部
312 傾斜部
313 L型孔
314 丸型孔
34 LED基板
35 反射シート
41 ホルダ
42 ホルダ土台
43 押さえ爪
44 ホルダ後縁部
45 固定爪
46 押さえ板
47 薄肉部
48 下側突起
49 上側突起
51 第1放熱板
52 第2放熱板
53 段差部
54 配線孔
55 接触部
57 配線材
59 筐体固定ねじ
71 受熱部
72 固定孔
73 固定部
74 放熱部

Claims (5)

  1. 映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの周縁に接続され該表示パネルの背面側に屈曲した軟性基板と、
    前記軟性基板に固定された集積回路と、
    前記表示パネルの縁よりも外側に配置されており、前記集積回路または前記軟性基板の前記集積回路が固定された部分の裏側に接触する接触部を有する放熱板と
    を備える表示装置。
  2. 前記軟性基板は、前記表示パネルに接続された部分と前記集積回路が固定された部分との間で屈曲している請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記放熱板は、前記接触部において前記表示パネルに対して垂直である請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記放熱板は、アルミニウム合金製である請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあるテレビジョン受信機。
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