JP2017053794A - 電気化学センサ - Google Patents

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Kazuya Matsuzawa
一也 松澤
池田 圭司
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圭司 池田
手塚 勉
Tsutomu Tezuka
勉 手塚
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Abstract

【課題】ISFETの閾値の調整を可能とする電気化学センサを提供する。
【解決手段】実施形態の電気化学センサは、第1の絶縁膜と、電極と、第1の絶縁膜と電極との間に設けられた半導体層と、電極と半導体層との間に設けられた電荷蓄積層と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電気化学センサに関する。
例えば、pH値の測定、血液中の血糖値の測定等に用いられる電気化学センサとして、イオン感応性電界効果トランジスタ(Ion Sensitive Field Effect Transistor,以下「ISFET」)を備えた電気化学センサがある。ISFETは、イオン感応性膜を用いたトランジスタである。
従来のISFETは、いわゆるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のゲート金属膜をイオン感応性膜に置き換えてサンプル溶液と直接接触させ、参照電極から溶液を介してゲート電位を与える構造としたトランジスタである。
ISFETの閾値は、例えば、ISFETの製造ばらつきによりばらつく恐れがある。また、測定試料の種類毎に、測定レンジを確保するためにISFETの閾値の最適化が望まれる場合がある。このため、ISFETの閾値の調整が可能な電気化学センサが望まれる。
特開2014−115125号公報
本発明が解決しようとする課題は、ISFETの閾値の調整を可能とする電気化学センサを提供することにある。
本発明の一態様の電気化学センサは、第1の絶縁膜と、電極と、前記第1の絶縁膜と前記電極との間に設けられた半導体層と、前記電極と前記半導体層との間に設けられた電荷蓄積層と、を備える。
第1の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第2の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第3の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第4の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第4の実施形態のセンサ部のトランジスタの等価回路図。 第4の実施形態の電気化学センサの作用及び効果の説明図。 第5の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第6の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第7の実施形態の電気化学センサのセンサ部の模式図。 第8の実施形態の電気化学センサの模式図。 第9の実施形態の電気化学センサの模式図。
(第1の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、第1の絶縁膜と、電極と、第1の絶縁膜と電極との間に設けられた半導体層と、電極と半導体層との間に設けられた電荷蓄積層と、を備える。
本実施形態の電気化学センサは、例えば、pHセンサ、酵素センサである。本実施形態の電気化学センサは、例えば、センサ部、検出回路、制御回路等を備える。センサ部は、例えば、被測定試料(target material)のpH値を電気信号に変換する。検出回路は、例えば、センサ部で得られた電気信号を増幅する。制御回路は、例えば、センサ部や検出回路の動作を制御する。
なお、被測定試料Tは、例えば、水溶液、酵素を含む電解液等である。
図1は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部100の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部100のトランジスタはISFETである。
センサ部100は、ISFETを構成するイオン感応膜(第1の絶縁膜)10、半導体層12、トンネル絶縁膜(第3の絶縁膜)14、フローティングゲート電極(電荷蓄積層)16、ブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)18、参照電極(電極)20を備える。本実施形態のISFETは電子をキャリアとするnチャネル型トランジスタである。
半導体層12は、イオン感応膜10と参照電極20との間に設けられる。フローティングゲート電極16は、半導体層12と参照電極20との間に設けられる。ブロック絶縁膜18は、参照電極20とフローティングゲート電極16との間に設けられる。トンネル絶縁膜14は、半導体層12とフローティングゲート電極16との間に設けられる。
イオン感応膜10は、半導体層12に接して設けられる。イオン感応膜(ion−sensitive membrance)10は、例えば、被測定試料(図1中“T”)中の特定のイオンを選択的に吸着する。イオン感応膜10は、例えば、無機絶縁膜又は有機絶縁膜である。
イオン感応膜10は、例えば、窒化シリコン膜、酸化アルミニウム膜、酸化タンタル膜である。また、イオン感応膜10は、例えば、酵素固定膜である。酵素固定膜は、高分子膜である。
半導体層12は、例えば、単結晶シリコンである。半導体層12は、n型のソース領域(第1の不純物領域)12a、n型のドレイン領域(第2の不純物領域)12b、p型のチャネル領域(第3の不純物領域)12cを備える。p型のチャネル領域12cは、n型のソース領域12aとn型のドレイン領域12bとの間に設けられる。p型のチャネル領域12cは、イオン感応膜10とフローティングゲート電極16との間に設けられる。
トンネル絶縁膜14は、半導体層12に接して設けられる。トンネル絶縁膜14は、半導体層12とフローティングゲート電極16とを電気的に分離する機能を備える。トンネル絶縁膜14は、例えば、酸化シリコン膜である。
フローティングゲート電極16は、トンネル絶縁膜14に接して設けられる。フローティングゲート電極16は、電荷を蓄積する機能を備える。電荷は、例えば、電子又は正孔である。
フローティングゲート電極16は、導電膜である。フローティングゲート電極16は、例えば、導電性の不純物がドーピングされた多結晶シリコンである。
ブロック絶縁膜18は、フローティングゲート電極16に接して設けられる。ブロック絶縁膜18は、フローティングゲート電極16と参照電極20とを電気的に分離する機能を備える。ブロック絶縁膜18は、例えば、酸化シリコン膜である。また、ブロック絶縁膜18は、例えば、酸化アルミニウム膜、酸化ハフニウム膜等のHigh−k絶縁膜(高誘電率絶縁膜)である。
参照電極20は、ブロック絶縁膜18に接して設けられる。参照電極20には、被測定試料Tを測定する際に参照電圧(Vref)が印加される。また、参照電極20には、フローティングゲート電極16に電荷を蓄積したり、フローティングゲート電極16から電荷を消去したりする際に、所望の電圧が印加される。
参照電極20は、導電膜である。参照電極20は、例えば、導電性の不純物がドーピングされた多結晶シリコンである。また、参照電極20は、例えば、金属又は金属半導体化合物である。
n型のソース領域12aは、例えば、グラウンド電位に固定される。n型のドレイン領域12bは、例えば、抵抗22と電源24に接続される。電源から電源電圧(Vdd)が印加される。なお、n型のソース領域12aの電位は、電源電圧(Vdd)よりも低い遠位であれば、構わない。
また、n型のドレイン領域12bは、出力端子26に接続される。出力端子26から出力信号(Vout)が出力される。
参照電極20は、参照端子28に接続される。参照端子28には、参照電圧(Vref)等が印加される。
以下、本実施形態の電気化学センサの作用及び効果について説明する。
ISFETの閾値は、例えば、ISFETの製造ばらつきによりばらつく恐れがある。また、被測定試料Tの種類に応じ、測定レンジを確保するためにISFETの閾値の最適化が望まれる場合がある。
本実施形態の電気化学センサは、センサ部100のISFETがフローティングゲート電極16を備える。ISFETがフローティングゲート電極16を備えることで、ISFETの閾値の調整が可能となっている。
例えば、参照電極20と半導体層12との間に正の電圧を印加する。これにより、トンネル絶縁膜14を流れるトンネル電流により、電子が半導体層12からフローティングゲート電極16に注入される。この電子の書き込みにより、nチャネル型のISFETの閾値が上昇する。
フローティングゲート電極16への電荷の注入条件を変えることにより、閾値を、所望の目標値に設定することが可能である。
したがって、ISFETの製造ばらつきによる閾値ばらつきを補正することが可能となる。また、被測定試料Tの種類に応じ、測定レンジを確保するためにISFETの閾値を最適化することも可能である。
また、本実施形態のISFETは、半導体層12に対し参照電極20が存在する側を表面側とすると、イオン感応膜10は半導体層12の裏面側に設けられる。例えば、イオン感応膜10に被測定試料T中の特定イオンが吸着することにより、p型のチャネル領域12cの電位が変化する。言い換えれば、ISFETの基板電位が変化する。本実施形態のISFETは、この基板電位の変化に伴うドレイン電圧の変化を出力信号(Vout)として検知する。
本実施形態のISFETは半導体層12の裏面側にイオン感応膜10を設けることにより、参照電極20とフローティングゲート電極16及び半導体層12との距離を短くすることが可能となる。したがって、ISFETの微細化や集積化が可能となる。よって、センサ部100および電気化学センサの微細化や集積化が可能となる。
本実施形態の電気化学センサによれば、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。
(第2の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、電界蓄積層が絶縁膜である点以外は第1の実施形態と同様である。したがって、第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図2は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部200の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部200のトランジスタはISFETである。
センサ部100は、ISFETを構成するイオン感応膜(第1の絶縁膜)10、半導体層12、トンネル絶縁膜(第3の絶縁膜)14、電荷蓄積絶縁膜(電荷蓄積層)36、ブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)18、参照電極(電極)20を備える。本実施形態のISFETは電子をキャリアとするnチャネル型トランジスタである。
電荷蓄積絶縁膜36は、トンネル絶縁膜14に接して設けられる。また、電荷蓄積絶縁膜36は、ブロック絶縁膜18に接して設けられる。
電荷蓄積絶縁膜36は、電荷を蓄積する機能を備える。電荷は、例えば、電子又は正孔である。電荷蓄積絶縁膜36は、絶縁膜である。電荷蓄積絶縁膜36は、例えば、窒化シリコン膜である。
本実施形態のISFETは、いわゆる、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)構造を備える。
本実施形態の電気化学センサは、第1の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。
更に、電荷蓄積層の薄膜化が可能になり、更なるISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層のパターニングが不要となり、ISFETの製造が容易になる。
(第3の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、第1の不純物領域と第2の不純物領域が、半導体層12の裏面側に設けられない点以外は第1の実施形態と同様である。したがって、第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図3は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部300の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部300のトランジスタはISFETである。
センサ部300は、ISFETを構成するイオン感応膜(第1の絶縁膜)10、半導体層12、トンネル絶縁膜(第3の絶縁膜)14、フローティングゲート電極(電荷蓄積層)16、ブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)18、参照電極(電極)20を備える。本実施形態のISFETは電子をキャリアとするnチャネル型トランジスタである。
半導体層12は、例えば、単結晶シリコンである。半導体層12は、n型のソース領域(第1の不純物領域)12a、n型のドレイン領域(第2の不純物領域)12b、p型のチャネル領域(第3の不純物領域)12cを備える。p型のチャネル領域12cは、n型のソース領域12aとn型のドレイン領域12bとの間に設けられる。
n型のソース領域12aとn型のドレイン領域12bは、半導体層12の裏面側に設けられない。言い換えれば、p型のチャネル領域12cは、n型のソース領域12aとn型のドレイン領域12bに完全に囲まれていない。
本実施形態の電気化学センサは、第1の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。
更に、p型のチャネル領域12cに電圧を与えることが容易になり、電荷蓄積層への電荷の書き込み、消去が容易となる。
(第4の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、第1の絶縁膜と、第1の電極と、第2の電極と、第1の絶縁膜と第1の電極及び第2の電極との間に設けられた半導体層と、第1の電極と半導体層との間に設けられた第1の電荷蓄積層と、第2の電極と半導体層との間に設けられた第2の電荷蓄積層と、を備える。
本実施形態の電気化学センサは、センサ部のトランジスタが2個のISFETの直列接続となる点で、第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図4は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部400の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部400は2個のISFETを備える。
センサ部400は、ISFETを構成するイオン感応膜(第1の絶縁膜)10、半導体層12、第1のトンネル絶縁膜(第4の絶縁膜)15、第1のフローティングゲート電極(第1の電荷蓄積層)17、第1のブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)19、第1の参照電極(第1の電極)21、第2のトンネル絶縁膜(第5の絶縁膜)44、第2のフローティングゲート電極(第2の電荷蓄積層)46、第2のブロック絶縁膜(第3の絶縁膜)48、第2の参照電極(第2の電極)50、を備える。本実施形態のISFETは電子をキャリアとするnチャネル型トランジスタである。
半導体層12は、イオン感応膜10と第1の参照電極21との間に設けられる。第1のフローティングゲート電極17は、半導体層12と第1の参照電極21との間に設けられる。第1のブロック絶縁膜19は、第1の参照電極21と第1のローティングゲート電極16との間に設けられる。第1のトンネル絶縁膜15は、半導体層12と第1のフローティングゲート電極17との間に設けられる。
半導体層12は、イオン感応膜10と第2の参照電極50との間に設けられる。第2のフローティングゲート電極46は、半導体層12と第2の参照電極50との間に設けられる。第2のブロック絶縁膜48は、第2の参照電極50と第2のフローティングゲート電極46との間に設けられる。第2のトンネル絶縁膜44は、半導体層12と第2のフローティングゲート電極46との間に設けられる。
半導体層12は、例えば、単結晶シリコンである。半導体層12は、n型のソース領域(第1の不純物領域)12a、第1のn型のドレイン領域(第2の不純物領域)12b、第1のp型のチャネル領域(第3の不純物領域)12cを備える。第1のp型のチャネル領域12cは、n型のソース領域12aと第1のn型のドレイン領域12bとの間に設けられる。第1のp型のチャネル領域12cは、イオン感応膜10と第1のフローティングゲート電極17との間に設けられる。
また、半導体層12は、第2のn型のドレイン領域(第4の不純物領域)12d、第2のp型のチャネル領域(第5の不純物領域)12eを備える。第2のp型のチャネル領域12eは、第1のn型のドレイン領域12bと第2のn型のドレイン領域12dとの間に設けられる。第2のp型のチャネル領域12eは、イオン感応膜10と第2のフローティングゲート電極46との間に設けられる。
なお、第1のトンネル絶縁膜15と第2のトンネル絶縁膜44とは同時に形成された膜である。
n型のソース領域12aは、例えば、グラウンド電位に固定される。第2のn型のドレイン領域12dは、例えば、抵抗22と電源24に接続される。電源から電源電圧(Vdd)が印加される。
また、第2のn型のドレイン領域12dは、出力端子26に接続される。出力端子26から出力信号(Vout)が出力される。
第1の参照電極21は、第1の参照端子28に接続される。第1の参照端子28には、第1の参照電圧(Vref1)等が印加される。
第2の参照電極50は、第2の参照端子48に接続される。第2の参照端子48には、第2の参照電圧(Vref2)等が印加される。
第1の参照電極21と第2の参照電極50は電気的に分離されている。
図5は、本実施形態のセンサ部のトランジスタの等価回路図である。
図5に示すように、2個のISFETが直列に接続される。被検査試料Tの測定時には、第1のフローティングゲート電極16の電圧(Vfg1)と第2のフローティングゲート電極46の電圧(Vfg2)とが、Vfg1>Vfg2の関係を充足するよう、それぞれのフローティングゲート電極の電荷の量を調整する。これにより、第2のフローティングゲート電極46を備えるISFETの閾値が、第1のフローティングゲート電極17を備えるISFETの閾値よりも高くなる。
また、被検査試料Tの測定時には、第1の参照電圧(Vref1)と第2の参照電圧(Vref2)は等しい電圧とする。
被測定試料Tにより、第1のp型のチャネル領域12c及び第2のp型のチャネル領域12eに印加される電圧が入力電圧(Vin)となる。
図6は、本実施形態の電気化学センサの作用及び効果の説明図である。本実施形態のセンサ部400のトランジスタ、すなわち、ISFETが直列接続されたトランジスタの動作特性のシミュレーション結果を示す。
横軸がドレイン電圧、縦軸がドレイン電流である。実線がVfg1>Vfg2の場合の電流−電圧特性、点線がVfg1=Vfg2の場合の電流−電圧特性である。それぞれの場合について、基板電圧(Vsub)を50mVさせた電流−電圧特性を示している。
図中白両矢印が、Vfg1>Vfg2の場合の出力電圧変化を示す。図中黒両矢印が、Vfg1=Vfg2の場合の出力電圧変化を示す。Vfg1>Vfg2の場合の出力電圧変化が大きい。すなわち、Vfg1>Vfg2の場合、Vfg1=Vfg2の場合と比較して測定感度が向上する。
本実施形態の電気化学センサは、第1の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。
更に、本実施形態の電気化学センサは、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。
(第5の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、電界蓄積層が絶縁膜である点以外は第4の実施形態と同様である。したがって、第4の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図7は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部500の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部500は2個のISFETを備える。
センサ部500は、ISFETを構成するイオン感応膜(第1の絶縁膜)10、半導体層12、第1のトンネル絶縁膜(第4の絶縁膜)15、第1の電荷蓄積絶縁膜(第1の電荷蓄積層)37、第1のブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)18、第1の参照電極(第1の電極)20、第2のトンネル絶縁膜(第5の絶縁膜)44、第2の電荷蓄積絶縁膜(第2の電荷蓄積層)66、第2のブロック絶縁膜(第3の絶縁膜)48、第2の参照電極(第2の電極)50、を備える。本実施形態のISFETは電子をキャリアとするnチャネル型トランジスタである。
半導体層12は、イオン感応膜10と第1の参照電極21との間に設けられる。第1の電荷蓄積絶縁膜37は、半導体層12と第1の参照電極21との間に設けられる。第1のブロック絶縁膜19は、第1の参照電極21と第1の電荷蓄積絶縁膜37との間に設けられる。第1のトンネル絶縁膜15は、半導体層12と第1の電荷蓄積絶縁膜37との間に設けられる。
半導体層12は、イオン感応膜10と第2の参照電極50との間に設けられる。第2の電荷蓄積絶縁膜66は、半導体層12と第2の参照電極50との間に設けられる。第2のブロック絶縁膜48は、第2の参照電極50と第2の電荷蓄積絶縁膜66との間に設けられる。第2のトンネル絶縁膜44は、半導体層12と第2の電荷蓄積絶縁膜66との間に設けられる。
第1の電荷蓄積絶縁膜37は、第1のトンネル絶縁膜15に接して設けられる。また、第1の電荷蓄積絶縁膜37は、第1のブロック絶縁膜19に接して設けられる。
第1の電荷蓄積絶縁膜37は、電荷を蓄積する機能を備える。電荷は、例えば、電子又は正孔である。第1の電荷蓄積絶縁膜37は、絶縁膜である。第1の電荷蓄積絶縁膜37は、例えば、窒化シリコン膜である。
第2の電荷蓄積絶縁膜66は、第2のトンネル絶縁膜44に接して設けられる。また、第2の電荷蓄積絶縁膜66は、第2のブロック絶縁膜48に接して設けられる。
第2の電荷蓄積絶縁膜66は、電荷を蓄積する機能を備える。電荷は、例えば、電子又は正孔である。第2の電荷蓄積絶縁膜66は、絶縁膜である。第2の電荷蓄積絶縁膜66は、例えば、窒化シリコン膜である。
なお、第1の電荷蓄積絶縁膜37と第2の電荷蓄積絶縁膜66とは同時に形成された膜である。
本実施形態のISFETは、いわゆる、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)構造を備える。
本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。
更に、電荷蓄積層の薄膜化が可能になり、更なるISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層のパターニングが不要となり、ISFETの製造が容易になる。
(第6の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、第1の電極と第2の電極とが電気的に接続された点以外は第4の実施形態と同様である。したがって、第4の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図8は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部600の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部600は2個のISFETを備える。
第1の参照電極(第1の電極)21と第2の参照電極(第2の電極)50とが電気的に接続される。第1の参照電極21と第2の参照電極50は、参照端子28に接続される。
第1の参照電極21と第2の参照電極50とが電気的に接続されることで、参照電圧の制御回路等の回路構成が簡易となる。
第1のフローティングゲート電極17の電圧(Vfg1)と第2のフローティングゲート電極46の電圧(Vfg2)とを異なる電圧に調整することは、例えば、以下のように行われる。
トンネル電流で第1のフローティングゲート電極17に書き込む場合、参照端子28に書き込み電圧を印加する。次に、図8の左の電源電圧をLowレベルとし、右の電源電圧を書き込み電圧、または開放とする。
トンネル電流で第2のフローティングゲート電極46に書き込む場合、参照端子28に書き込み電圧を印加する。次に、図8の右の電源電圧をLowレベルとし、左の電源電圧を書き込み電圧、または開放とする。
熱電子で第1のフローティングゲート電極17に書き込む場合、参照端子28に書き込み電圧を印加する。次に、図8の左の電源電圧をHighレベルとし、右の電源電圧をLowレベルとする。
熱電子で第2のフローティングゲート電極46に書き込む場合、参照端子28に書き込み電圧を印加する。次に、図8の右の電源電圧をHighレベルとし、左の電源電圧をLowレベルとする。
なお、消去は一括で行われる。
本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。
更に、回路構成を簡易にすることが可能となる。
(第7の実施形態)
本実施形態の電気化学センサは、第4の不純物領域と第5の不純物領域を備えない点で、第4の実施形態と異なっている。以下、第4の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
は記述を省略する。
図9は、本実施形態の電気化学センサのセンサ部700の模式図である。本実施形態の電気化学センサのセンサ部700は2個のISFETを備える。
半導体層12は、n型のソース領域(第1の不純物領域)12a、n型のドレイン領域(第2の不純物領域)12b、p型のチャネル領域(第3の不純物領域)12cを備える。p型のチャネル領域12cは、n型のソース領域12aとn型のドレイン領域12bとの間に設けられる。
p型のチャネル領域12cは、イオン感応膜10と第1のフローティングゲート電極17との間、及び、イオン感応膜10と第2のフローティングゲート電極46との間に設けられる。
言い換えれば、直列接続される2個のISFETの間の半導体層12中に、n型の不純物領域が存在しない。n型の不純物領域が存在しないことで、トランジスタの駆動力が向上する。したがって、電気化学センサの測定感度が更に向上する。
本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。
そして、トランジスタの駆動力向上により電気化学センサの測定感度が更に向上する。
(第8の実施形態)
図10は、本実施形態の電気化学センサの模式図である。本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態のセンサ部400のトランジスタが、複数直列に接続される。
図10中、点線で囲まれる領域が、第4の実施形態のセンサ部400のトランジスタに相当する。
直列接続される複数のトランジスタの内の一端のトランジスタのソース領域が、例えば、グラウンド電位に固定される。複数のトランジスタの内の他端のトランジスタのドレイン領域が、出力端子75に接続される。出力端子75から出力信号(Vout)が出力される。
また、周辺回路70が、トランジスタの参照電極側に設けられる。周辺回路70は、例えば、検出回路、制御回路等である。
本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。
更に、複数のトランジスタを直列に接続することで、イオン感応膜10上の電荷の分布と、電荷の量を測定することが可能となる。
また、本実施形態のISFETは半導体層12の裏面側にイオン感応膜10が設けられるため、複数のトランジスタを制御する周辺回路70の形成が容易となる。
なお、図10では、複数のトランジスタが1列に接続される場合を例に説明したが、複数のトランジスタを複数列設けて、2次元的な電荷の分布と、電荷の量を測定する電気化学センサを形成することも可能である。
(第9の実施形態)
図11は、本実施形態の電気化学センサの模式図である。本実施形態の電気化学センサは、第4の実施形態のセンサ部400のトランジスタが、複数直列に接続される。各トランジスタに、端子が設けられる点で、第8の実施形態と異なっている。
図11中、点線で囲まれる領域が、第4の実施形態のセンサ部400のトランジスタに相当する。
直列接続される複数のトランジスタのそれぞれが、両端に端子80を備える。例えば、トランジスタの両端の端子80の一方を、グラウンド電位に固定し、他方を出力端子とする。例えば。グラウンド電位に固定される端子と出力端子が交互に配置される。
また、周辺回路70が、トランジスタの参照電極側に設けられる。周辺回路70は、例えば、検出回路、制御回路等である。
本実施形態の電気化学センサは、第8の実施形態同様、ISFETの閾値の調整が可能となる。また、ISFETの微細化や集積化が可能となる。また、電荷蓄積層へ所定の条件で電荷を書き込むことにより、測定感度が向上する。また、イオン感応膜10上の電荷の分布と、電荷の量を測定することが可能となる。
更に、複数のトランジスタの両端に端子を設けることで、イオン感応膜10上の電荷の分布と、電荷の量をそれぞれのトランジスタで即時に測定することが可能となる。したがって、イオン感応膜10上の被測定試料Tの電荷状態が安定しない場合でも、イオン感応膜10上の電荷の分布と、電荷の量を測定することが可能となる。また、イオン感応膜10上の電荷の分布と、電荷の量の時間変化を測定することも可能となる。
また、本実施形態のISFETは半導体層12の裏面側にイオン感応膜10が設けられるため、複数のトランジスタを制御する周辺回路70の形成が容易となる。
なお、図11では、複数のトランジスタが1列に接続される場合を例に説明したが、複数のトランジスタを複数列設けて、2次元的な電荷の分布と、電荷の量を測定する電気化学センサを形成することも可能である。
以上、第1乃至第9の実施形態では、pHセンサ、酵素センサを電気化学センサの一例として説明したが、本発明の電気化学センサは、pHセンサ又は酵素センサに限られるものではない。例えば、血糖値センサ、細胞センサ、ガスセンサ等、種々の電気化学センサに本発明を適用することが可能である。
また、第1乃至第9の実施形態では、第1導電型がn型、第2導電型がp型の場合を例に説明したが、第1導電型をp型、第2導電型をn型としても構わない。この場合、ISFETは正孔をキャリアとするpチャネル型トランジスタとなる。
なお、第3の実施形態では、第1の不純物領域と第2の不純物領域が、半導体層12の裏面側に設けられないトランジスタについて、単体のISFETの場合を記載したが、第3の実施形態のISFETを2個直列接続して、第4の実施形態と同様に機能させることも可能である。更に、第8の実施形態や第9の実施形態のように2個直列接続したISFETを複数接続して用いることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、一実施形態の構成要素を他の実施形態の構成要素と置き換え又は変更してもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 イオン感応膜(第1の絶縁膜)
12 半導体層
12a n型のソース領域、ソース領域(第1の不純物領域)
12b n型のドレイン領域、第1のn型のドレイン領域(第2の不純物領域)
12c p型のチャネル領域、第1のp型のチャネル領域(第3の不純物領域)
12d 第2のn型のドレイン領域(第4の不純物領域)
12e 第2のp型のチャネル領域(第5の不純物領域)
14 トンネル絶縁膜(第3の絶縁膜)
15 第1のトンネル絶縁膜(第4の絶縁膜)
16 フローティングゲート電極(電荷蓄積層)
17 第1のフローティングゲート電極(第1の電荷蓄積層)
18 ブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)
19 第1のブロック絶縁膜(第2の絶縁膜)
20 参照電極(電極)
21 第1の参照電極(第1の電極)
36 電荷蓄積絶縁膜(電荷蓄積層)
37 第1の電荷蓄積絶縁膜(第1の電荷蓄積層)
44 第2のトンネル絶縁膜(第5の絶縁膜)
46 第2のフローティングゲート電極(第2の電荷蓄積層)
48 第2のブロック絶縁膜(第3の絶縁膜)
50 第2の参照電極(第2の電極)
66 第2の電荷蓄積絶縁膜(第2の電荷蓄積層)

Claims (17)

  1. 第1の絶縁膜と、
    電極と、
    前記第1の絶縁膜と前記電極との間に設けられた半導体層と、
    前記電極と前記半導体層との間に設けられた電荷蓄積層と、
    を備える電気化学センサ。
  2. 前記第1の絶縁膜はイオン感応膜である請求項1記載の電気化学センサ。
  3. 前記半導体層が、第1導電型の第1の不純物領域、第1導電型の第2の不純物領域、前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域との間に設けられた第2導電型の第3の不純物領域を有し、
    前記第3の不純物領域が前記第1の絶縁膜と前記電荷蓄積層との間に設けられた請求項1又は請求項2記載の電気化学センサ。
  4. 前記電荷蓄積層は導電膜である請求項1乃至請求項3いずれか一項記載の電気化学センサ。
  5. 前記電荷蓄積層は絶縁膜である請求項1乃至請求項3いずれか一項記載の電気化学センサ。
  6. 前記電極と前記電荷蓄積層との間に設けられた第2の絶縁膜を、更に備える請求項1乃至請求項5いずれか一項記載の電気化学センサ。
  7. 前記半導体層と前記電荷蓄積層との間に設けられた第3の絶縁膜を、更に備える請求項1乃至請求項6いずれか一項記載の電気化学センサ。
  8. 第1の絶縁膜と、
    第1の電極と、
    第2の電極と、
    前記第1の絶縁膜と前記第1の電極及び前記第2の電極との間に設けられた半導体層と、
    前記第1の電極と前記半導体層との間に設けられた第1の電荷蓄積層と、
    前記第2の電極と前記半導体層との間に設けられた第2の電荷蓄積層と、
    を備える電気化学センサ。
  9. 前記第1の絶縁膜はイオン感応膜である請求項8記載の電気化学センサ。
  10. 前記半導体層が、第1導電型の第1の不純物領域、第1導電型の第2の不純物領域、前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域との間に設けられた第2導電型の第3不純物領域、第1導電型の第4の不純物領域、前記第2の不純物領域と前記第4の不純物領域との間に設けられた第2導電型の第5の不純物領域、を有し、
    前記第3の不純物領域が前記第1の絶縁膜と前記第1の電荷蓄積層との間に設けられ、前記第5の不純物領域が前記第1の絶縁膜と前記第2の電荷蓄積層との間に設けられた請求項8又は請求項9記載の電気化学センサ。
  11. 前記半導体層が、第1導電型の第1の不純物領域、第1導電型の第2の不純物領域、前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域との間に設けられた第2導電型の第3不純物領域、を有し、
    前記第3の不純物領域が前記第1の絶縁膜と前記第1の電荷蓄積層との間、及び、前記第1の絶縁膜と前記第2の電荷蓄積層との間に設けられた請求項8又は請求項9記載の電気化学センサ。
  12. 前記第1の電荷蓄積層及び前記第2の電荷蓄積層は導電膜である請求項8乃至請求項11いずれか一項記載の電気化学センサ。
  13. 前記第1の電荷蓄積層及び前記第2の電荷蓄積層は絶縁膜である請求項8乃至請求項11いずれか一項記載の電気化学センサ。
  14. 前記第1の電極と前記第1の電荷蓄積層との間に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の電極と前記第2の電荷蓄積層との間に設けられた第3の絶縁膜とを、
    更に備える請求項8乃至請求項13いずれか一項記載の電気化学センサ。
  15. 前記半導体層と前記第1の電荷蓄積層との間に設けられた第4の絶縁膜と、
    前記半導体層と前記第2の電荷蓄積層との間に設けられた第5の絶縁膜とを、
    更に備える請求項8乃至請求項14いずれか一項記載の電気化学センサ。
  16. 前記第1の電極と前記第2の電極とが電気的に分離された請求項8乃至請求項15いずれか一項記載の電気化学センサ。
  17. 前記第1の電極と前記第2の電極とが電気的に接続された請求項8乃至請求項15いずれか一項記載の電気化学センサ。
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