JP2017053236A - 噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの容量性負荷を駆動する回路にショート故障が生じた場合に、確実にヒューズ素子を溶断させることができるようにした噴射制御装置を提供する。【解決手段】電源VDから昇圧回路2を介してコンデンサ9に加えて、コンデンサ10、11にも所定電圧で充電する。ピエゾインジェクタ3a、3bを駆動する噴射弁駆動回路4a、4bは、それぞれヒューズ回路12a、12bを介して接続される。通常時は、ピエゾインジェクタ3a、3bにパルス的に通電されるのでチップコンデンサ13は溶断しない。MOSFET14a、14bの一方がショート故障をすると、他方の動作時にコンデンサ9、10、11から電流が流れてヒューズ回路12a、12bのチップヒューズ13が溶断する。コンデンサ9〜11を並列接続することで容量値を増大、等価直列抵抗を低下させ、放電能力を高めることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、噴射制御装置に関する。
噴射制御装置として、例えばピエゾインジェクタによる噴射制御をするための駆動装置では、電源電圧から昇圧された電圧によりコンデンサに充電した電荷を用いている。ピエゾインジェクタに接続して充電することでインジェクタを開弁し、コンデンサとの接続を解除すると共にピエゾインジェクタをグランドに接続して電荷を放電することでインジェクタを閉弁する制御を行っている。この場合、ピエゾインジェクタの充放電のために、各噴射弁駆動回路は、充電用MOSFETおよび放電用MOSFETなどのスイッチング素子を備えている。この噴射弁駆動回路は複数備えてあり、共通部品との間にヒューズを備えている。
通常の使用状態では、充電用MOSFETと放電用MOSFETを同時にオンさせることはないが、いずれか一方がショート故障をしている場合には、充電のタイミングあるいは放電のタイミングで2つのMOSFETが導通してショート状態を形成する。このとき、初めは、コンデンサの電荷が2つのMOSFETを通じて流れ、コンデンサの電圧が電源電圧より低くなると、電源側から昇圧回路などの共通部品を通り直接貫通電流が流れるようになる。
貫通電流が流れる前に、ショート故障を起こした側の回路のヒューズが溶断すれば問題ないが、確実にヒューズが溶断しない場合には、貫通電流が流れることで昇圧回路を構成する共通回路の素子が破壊されることがある。複数のピエゾインジェクタを駆動する構成では、1つのピエゾインジェクタの噴射弁駆動回路が故障すると、共通回路の素子が破壊することで他方のピエゾインジェクタの噴射弁駆動回路も駆動不能となってしまう。
特開2002−199748号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の容量性負荷を駆動する構成で、1つの容量性負荷を駆動する回路にショート故障が生じた場合に、共通部品が破壊されるのを防止できるようにした噴射制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の噴射制御装置は、噴射弁を駆動する複数の容量性負荷を駆動制御するものであって、電源電圧を所定電圧まで昇圧して容量素子に充電する昇圧回路と、前記複数の容量性負荷のそれぞれに対して前記容量素子から給電するように設けられ、充電用MOSFETおよび放電用MOSFETを備えた複数の噴射弁駆動回路と、前記容量素子から前記複数の噴射弁駆動回路のそれぞれに至る通電経路に設けられた複数のヒューズ回路とを備え、前記容量素子は、前記複数の噴射弁駆動回路のいずれかに過電流が流れるときに充電電荷の放電で対応する前記ヒューズ回路のヒューズ素子を溶断させる放電能力を備えている。
上記構成を採用することにより、昇圧回路の昇圧動作により容量素子は所定電圧に昇圧された状態に電荷が蓄積される。容量性負荷を噴射弁駆動回路により駆動する場合には、対応する噴射弁駆動回路の充電用MOSFETを駆動して容量素子の電荷を容量性負荷に充電する。これにより、容量性負荷が駆動されて噴射弁の駆動がなされる。この後、放電用MOSFETが駆動されると容量性負荷の充電電荷が放電されて噴射弁が元の状態に戻る。
上記の場合に、各容量性負荷を駆動する噴射弁駆動回路の充電用MOSFETあるいは放電用MOSFETがショート故障を起こした場合には、次のように動作する。充電用MOSFETおよび放電用MOSFETのいずれか一方がショート故障を起こすと、抵抗が小さい状態で導通した状態となるから、ほぼオン動作状態と同じになる。この状態で、他方のMOSFETがオン動作されることで、2個のMOSFETが共にオン状態となったのと同等の状態となり、容量素子の電荷の放電により電流が流れるようになる。このとき、容量素子は、電荷の充電および放電の能力を高め、これにより電流量を高めることができる構成としているので、対象としている噴射弁駆動回路への通電経路に接続されたヒューズ回路のヒューズ素子を容量素子に充電された電荷だけで溶断させることができる。
これにより、容量素子の電荷による電流が低下して電源側から貫通電流が流れる前に、ショート故障が発生した噴射弁駆動回路を昇圧回路から切り離した状態とすることができる。この結果、貫通電流が流れることによる昇圧回路などの共通部品の破壊が発生するのを防止することができる。
この場合、容量素子の放電能力に相当する電流量は、容量値が大きくなることによって増大させることができ、また等価直列抵抗が小さくなることによっても増大させることができ、あるいは容量を大とし且つ等価直列抵抗を小さくすることで増大させることができる。したがって、複数の容量素子を並列に接続することはこれらのいずれかを満たすことになり、放電能力すなわち電流量を増大させることができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 (a)ピエゾインジェクタへの電荷充電時の作用説明図、(b)ピエゾインジェクタからの電荷放電時の作用説明図 (a)噴射弁駆動回路4aの異常時の作用説明図、(b)噴射弁駆動回路4bの異常時の作用説明図 動作原理説明用の等価回路図 チップヒューズの溶断特性図
以下、一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
この実施形態では、燃料噴射装置として、ピエゾインジェクタを駆動する場合について説明する。図1は噴射制御装置1の回路構成を示している。噴射制御装置1は、昇圧回路2および複数の容量性負荷として2個のピエゾインジェクタ3a、3bを駆動制御する2つの噴射弁駆動回路4a、4bなどを備えている。
ピエゾインジェクタ3a、3bは、例えば複数個のピエゾ素子を積層したもので、例えば2つの電極間に挟まれたピエゾ素子に電圧が印加されて充電動作が行われると圧電効果により収縮する。複数個のピエゾ素子による収縮動作を利用することで、ノズルの先端部に挿入状態に配置されたピエゾインジェクタ3a、3bが収縮してノズルが開状態となる。一方、ピエゾインジェクタ3a、3bは、充電された電荷が放電されると、各ピエゾ素子が収縮状態からもとの伸長状態に戻る。これにより、ピエゾインジェクタ3a、3bが伸長してノズルを閉塞する。このように、ピエゾインジェクタ3a、3bを収縮および伸長に動作を行わせることにより、ノズルからの燃料の噴射を制御することができる。
昇圧回路2は、直流電源VDの電圧を昇圧して出力するもので、昇圧コイル5、スイッチング素子6、電流制限用の抵抗7、ダイオード8から構成されている。直流電源VDとグランドとの間に、昇圧コイル5、スイッチング素子6および抵抗7の直列回路が接続される。昇圧コイル5とスイッチング素子6との共通接続点はダイオード8を順方向に介して容量素子としてのコンデンサ9、10、11に接続されている。コンデンサ9の他方の端子は抵抗7を介してグランドに接続される。コンデンサ10、11の他方の端子はグランドに接続される。
ダイオード8とコンデンサ9との共通接続点は、2個の噴射弁駆動回路4a、4bに至る通電経路に分岐されている。これらの通電経路にはそれぞれにヒューズ回路12a、12bが設けられている。ヒューズ回路12a、12bは、それぞれ2個のヒューズ素子であるチップヒューズ13が直列に接続された回路で、過電流が流れると溶断するように設けられている。
なお、本実施形態における噴射弁駆動回路4a、4bでは、ピエゾインジェクタ3a、3bに対してパルス的に電流を流す駆動方式を採用しているので、パルス通電のたびにチップヒューズ13が発熱および冷却が繰り返すことで、膨張収縮してストレスで溶断する可能性がある。また、ここでは3個のチップヒューズ13を直列に接続する構成であることから、同時に溶断することが好ましい。これらの点から、ヒューズ回路12a、12bで用いられる2個のチップヒューズ13は、溶断特性のばらつきが少なく、且つ金属疲労によるストレスに強い点で好適なものである。
ヒューズ回路12aは噴射弁駆動回路4aに接続され、ヒューズ回路12bは噴射弁駆動回路4bに接続されている。噴射弁駆動回路4a、4bは、それぞれ充電用MOSFET14a、放電用MOSFET14bおよびコイル15を備えている。充電用MOSFET14a、放電用MOSFET14bは、直列に接続した状態でグランドに接続されている。MOSFET14a、14bは、nチャンネル型のもので、共に帰還ダイオードが付加された構成である。各放電用MOSFET14bには、並列に、コイル15およびピエゾインジェクタ3aまたはコイル15およびピエゾインジェクタ3bの直列回路が接続されている。コイル15は、ピエゾインジェクタ3a、3bの充放電時に電流制限をするためのものであり、エネルギー回収用としても機能するものである。
次に、上記構成の作用について図2〜図5も参照して説明する。
昇圧回路2においては、図示しない制御回路によりスイッチング素子6のオンオフ制御が行われ、これによって昇圧コイル5に発生する誘起電圧によりダイオード8を介してコンデンサ9〜11が充電され、所定の高電圧になる。この昇圧の制御は適宜のタイミングで実施され、コンデンサ9〜11の電圧が所定の高電圧となるように維持される。
一方、ピエゾインジェクタ3a、3bにより噴射弁を駆動する場合には、制御回路により、燃料噴射のタイミングになると、対象とするピエゾインジェクタ3aあるいは3bの噴射弁駆動回路4aあるいは4bに対して、駆動信号を出力する。ここでは、ピエゾインジェクタ3aを駆動する場合について説明する。
この場合には、制御回路により、噴射弁駆動回路4aの充電用MOSFET14aに対してパルス状の駆動信号が複数回に渡って与えられる。このとき放電用MOSFET14bはオフ状態に保持されている。充電用MOSFET14aがオンしている期間中に、図2(a)に矢印Aで示すように、コンデンサ9から充電電流Iがヒューズ回路12aを介して流れ、さらに矢印B、Cで示すように充電用MOSFET14aからコイル15を介してピエゾインジェクタ3aに流れて充電される。ピエゾインジェクタ3aは、充電により電圧が印加されると、収縮状態となって噴射ノズルを開状態にする。充電用MOSFET14aの複数回のオン動作により、ピエゾインジェクタ3aは所定の開度まで駆動され、所定の噴射が行われる。
この後、噴射弁を閉じる時点になると、制御回路により、噴射弁駆動回路4aの放電用MOSFET14bに対してパルス状の駆動信号が複数回に渡って与えられる。このとき充電用MOSFET14aはオフ状態に保持されている。これにより、図2(b)に矢印D、Eで示すように、放電用MOSFET14bがオンしたときに、ピエゾインジェクタ3aの充電電荷がコイル15および放電用MOSFET14bを介してグランドに放電される。ピエゾインジェクタ3aは、放電により電圧が低下すると、収縮状態から伸長状態に移行して噴射ノズルを閉状態にする。放電用MOSFET14bの複数回のオン動作により、ピエゾインジェクタ3aは所定のもとの状態に戻り、1回の噴射動作が終了する。
説明は省略するが、ピエゾインジェクタ3bを駆動する場合についても同様である。
なお、上記した通常の動作においては、ピエゾインジェクタ3a、3bを駆動するときに流れる電流は、ヒューズ回路12a、12bのチップヒューズ13を溶断させるほどではなく、換言すれば、通常の使用状態では溶断しないような電流容量のものが設けられている。
次に、噴射弁駆動回路4aあるいは4bの構成中、充電用MOSFET14aあるいは放電用MOSFET14bがショート故障を起こしている場合の動作について説明する。いずれの噴射弁駆動回路4a、4bにおいても、一方のMOSFET14aあるいは14bがショート故障を起こすと、他方をオンさせるときにコンデンサ9の端子がグランドにショートした状態となって電荷が急速に放電される異常状態となる。
図3(a)は、噴射弁駆動回路4aの異常状態の動作を示しており、図3(b)は、噴射弁駆動開尾r4bの異常状態の動作を示している。いずれも同様の動作することでヒューズ回路12a、12bのチップヒューズ13が共に溶断する。ここでは、図3(a)を参照して噴射弁駆動回路4aの異常状態の動作について説明する。
例えば噴射弁駆動回路4aの充電用MOSFET14aがショート故障を起こした場合について説明する。この場合には、充電用MOSFET14aを駆動することなくピエゾインジェクタ3aに充電動作が行われる。ただし、駆動信号によりパルス状のオンオフ信号が与えられないので、ピエゾインジェクタ3aは連続的に通電される。また、ピエゾインジェクタ3aは充電されたのちも充電経路が保持されたままとなり、噴射ノズルは全開状態となる。
一方、放電用MOSFET14bを動作させてピエゾインジェクタ3aの電荷を放電される動作では、放電用MOSFET14bがオン動作されると、コンデンサ9からの充電経路がショート状態の充電用MOSFET14aを介してグランドにショートした状態となる。これにより、図3(a)中、矢印F、G、H、Jで示すように、コンデンサ9、10、11の電荷が短時間で放電されるようになり、ヒューズ回路12aに大電流が流れる。この結果、コンデンサ9、10、11の放電電流のエネルギーによってヒューズ回路12aの2個のチップヒューズ13が共に溶断して電流が遮断されるようになる。
なお、コンデンサ10、11を設けない従来相当のものでは、コンデンサ9の電荷だけを利用してチップヒューズ13を溶断させることになるが、この場合には、回路を構成する素子の回路定数のばらつき等を考慮すると確実に溶断させることが難しい事態が生じていた。これに対して、本実施形態では、コンデンサ10、11を追加した構成としているので、その分の容量をコンデンサ9の容量に加えたものとなり、さらに、コンデンサが有する等価直列抵抗成分が並列に加わることで抵抗成分を低減させることができる。この結果、ショート故障時にチップヒューズ13を確実に溶断させることができる。
上記のようにしてヒューズ回路12aの2個のチップヒューズ13が溶断することで、噴射弁駆動回路4aは昇圧回路2から切り離された状態となる。この結果、噴射弁駆動回路4aにより駆動するピエゾインジェクタ3aは駆動不能となるが、噴射弁駆動回路4bにより駆動するピエゾインジェクタ3bは駆動可能な状態に保持される。
2個のチップヒューズ13が溶断した後は、コンデンサ9の端子電圧によりこれら2個のチップヒューズ13の端子間に高電位差が発生する。このとき、溶断後の端子間距離が短いとアークの発生が懸念される。この実施形態では、2個以上のチップヒューズ13を直列に実装したヒューズ回路12aを設けているので、溶断後の端子間距離を長くすることができる。これによって、確実に噴射弁駆動回路4aを切り離すことができる。
また、コンデンサ9〜11の電荷の放電によりチップヒューズ13を溶断させることができるので、コンデンサ9〜11による放電の後に、電源VD側から直接貫通電流が流れることがなくなり、昇圧回路2を構成する回路素子が貫通電流で破壊されることを回避することができる。
なお、放電用MOSFET14bがショート故障した場合には、ピエゾインジェクタ3a、3bへの充電動作時、充電用MOSFET14aをオン動作させたときに、ショート状態の放電用MOSFET14bを介してグランドへのショート状態が発生する。これによって、同様にしてヒューズ回路12aにコンデンサ9から11の電荷が放電される。この結果、コンデンサ9、10、11の放電電流のエネルギーによってヒューズ回路12aの2個のチップヒューズ13が共に溶断して電流が遮断されるようになる。
したがって、前述と同様にしてヒューズ回路12aの2個のチップヒューズ13が溶断することで、噴射弁駆動回路4aは昇圧回路2から切り離された状態となり、昇圧回路2を構成する回路素子が貫通電流で破壊されることを回避することができる。
また、詳細な説明は省略するが、噴射弁駆動回路4bの場合についても同様にして充電用MOSFET14aあるいは放電用MOSFET14bがショート故障を起こすと、図3(b)中、矢印K、L、M、Nで示すように、ヒューズ回路12bに大電流が流れる。この結果、コンデンサ9、10、11の放電電流のエネルギーによってヒューズ回路12bの2個のチップヒューズ13が共に溶断して電流が遮断されるようになる。
したがって、前述と同様にしてヒューズ回路12bの2個のチップヒューズ13が溶断することで、噴射弁駆動回路4bは昇圧回路2から切り離された状態となり、昇圧回路2を構成する回路素子が貫通電流で破壊されることを回避することができる。
次に、上記した動作を確実に行わせるために、本実施形態で採用した構成とその原理について説明する。図4は噴射弁駆動回路4aのヒューズ回路12aに設けたチップヒューズ13を溶断させる場合の等価回路図を示している。ここでは、並列に接続された3個のコンデンサ9、10、11を並べた状態で示している。
コンデンサの放電によるエネルギーを考慮する場合に、コンデンサの容量値Cと等価直列抵抗(ESR:Equivalent Series Resistance)Rcとを想定する。この場合には、コンデンサ9、10、11の各容量をC9、C10、C11とし、等価直列抵抗をR9、R10、R11とし各抵抗値をRc9、Rc10、Rc11とする。一般に、コンデンサの電荷放電では、コンデンサの電荷を放電するときに、等価直列抵抗により時定数要素が加わるので、電流が絞られることになる。以下の検証では、これらの成分を考慮に入れている。
図4の回路中、抵抗7の抵抗値をR7とし、チップヒューズ13の抵抗値をRhとし、ショート故障をした充電用MOSFET14aの抵抗値をRmosとする。抵抗値Rmosは最大値としてオン抵抗と同等であるものとする。放電用MOSFET14bの抵抗値はオン抵抗であるからRmosとする。放電用MOSFET14bに直列に抵抗R1が介在されているとしてその抵抗値をR1とする。
図5は、チップヒューズ13の溶断特性を示している。横軸が溶断時間T(s)、縦軸がチップヒューズ13に流れる電流量It[As]を示している。実線Qは境界を示しており、上のX領域が「1回でも加えると溶断するストレス」の領域である。実線Qの下の領域は溶断しない領域であるが、実際には負荷率を5%下げた実線Rを境界としてその下のSA領域が「20年分加えても溶断しないストレス」の領域を示している。
通常の使用状態では下の「20年分加えても溶断しないストレス」のSA領域に入る動作条件であれば、チップヒューズ13が溶断することなく噴射弁駆動回路4a、4bを駆動させることができる。また、ショート故障などの異常状態が発生したときには、上の「1回でも加えると溶断するストレス」のX領域に入る動作条件となれば確実にチップヒューズ13を溶断させることができる。
通常時の動作条件では、噴射弁駆動回路4a、4bにより複数の噴射ノズルに対してパルス状の駆動信号でピエゾインジェクタ3a、3bを駆動し、さらにこれらに対して交互に駆動しているので一つのチップヒューズ13については、時間間隔をもって通電されることになる。これにより、通常時においては、チップヒューズ13が溶断することなくピエゾインジェクタ3a、3bを動作させることができる。
一方、充電用MOSFET14aあるいは放電用MOSFET14bのショート故障が発生したときには、2つのMOSFET14a、14bが同時にオンしたのと同等の状態となるので、コンデンサ9の電荷が瞬時にチップヒューズ13に流れることになる。このときの状況について図4により検証する。この状況では、コンデンサ9、10、11の電荷の放電により確実にチップヒューズ13を溶断させる必要がある。
ここで、コンデンサ9、10、11の放電による電流量の最小値を見積もってみる。つまり、放電による電流量の最小値でもチップヒューズ13が溶断させることができるようにすれば、ばらつきがある場合でも確実に溶断することができるからである。
コンデンサ9、10、11の合成コンデンサをCとすると、その容量値Cは、
C=C9+C10+C11 …(1)
である。合成コンデンサCの電荷により発生可能な電流量は次式(2)で示すことができる。
1/2×(Imax)×τ …(2)
式(2)において、電流Imaxは、(電圧V)/(抵抗R)であり、時間τは時定数CRである。これらから、式(2)は次式(3)のように書き換えることができる。
1/2×(Imax)×τ
=1/2×(V/R)×CR
=1/2×V/R×C …(3)
式(3)で求められた溶断に必要な電流量は、合成コンデンサCや各抵抗などのばらつきを考慮して最も小さくなる条件においても確保される必要がある。したがって、ばらつきの上限および下限を考慮して、コンデンサの端子電圧Vは最小値Vminを採用し、合成コンデンサの容量Cは最小値Cminを採用し、放電回路全体の抵抗の抵抗値Rは最大値Rmaxを採用する。このようにして求める電流量が確実に溶断させるための条件となる。
ここで、上式(3)中の電圧Vは、次式(4)のように表される。
V=√(2W/C) …(4)
上式(4)中、W=(噴射前電荷量(1/2CV)−噴射エネルギー)である。
上式(3)からわかるように、チップヒューズ13を溶断させるのに必要な電流量は、合成コンデンサCの容量値Cを大きくするか、抵抗値Rを小さくするか、あるいは両方を満たすようにすることで改善することができる。
この実施形態では、従来構成のコンデンサ9に加えてコンデンサ10、11を並列に加えているので、例えば容量値を2倍にすることで、電流量を増大させることができる。また、この実施形態におけるように、コンデンサ9に内在する等価直列抵抗R9の成分について、このコンデンサ9と並列にコンデンサ10、11を接続する構成としているので、等価直列抵抗同士が並列に接続されたこととなり、全体として等価直列抵抗を小さくすることに貢献している。したがって、コンデンサ10、11をコンデンサ9に並列接続することによって、等価直列抵抗を引き下げる効果が生じ、これによっても電流量を増大させることができる。
このような本実施形態によれば、昇圧回路2のコンデンサ9に加えてコンデンサ10、11を並列に接続するように設けたので、全体として容量を増大させることができ、しかも、各コンデンサ9、10、11の等価直列抵抗については並列接続であることから合成の等価直列抵抗も低下させることができる。これによって、コンデンサ9、10、11からヒューズ回路12a、12bのチップヒューズ13に流れる電流量を増大させることができ、確実に溶断させることができる。この結果、噴射弁駆動回路4a、4bのうち、一方のMOSFET14aまたは14bがショート故障を起こした場合でも、コンデンサ9〜11の放電電流により、回路を切り離した状態にすることができる。この結果、昇圧回路2に貫通電流が流れる事態を回避して、共通部品が破壊に至るのを防止することができる。
また、ヒューズ回路12a、12bにチップヒューズ13を使用した構成としているので、ピエゾインジェクタ3a、3bへの印加電圧がパルス電圧であるため発生するヒューズ線熱伸縮の繰り返しストレスに対する機械的強度を高めて信頼性を高めることができる。しかも、2個のチップヒューズ13を直列接続することで絶縁距離を確保することができる。
なお、上記構成では、コンデンサ9にコンデンサ10、11を並列に接続することで、全体の容量をコンデンサ9の容量の2倍程度に設定する場合で示したが、複数のコンデンサの容量値を合成することで、コンデンサ9と同等の容量となるように構成しても、このときの等価直列抵抗の合成値を小さくすることができるので、電流量の増大を図ることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した一実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
上記実施形態では噴射弁駆動回路を2個設ける構成の場合で示したが、ピエゾインジェクタを3個以上設ける構成で、噴射弁駆動回路も3個以上設ける構成のものに適用することもできる。
上記実施形態では、ヒューズ回路12a、12bとして、2個のチップヒューズ13を直列に設ける構成としているが、1個の構成とすることもできるし、3個以上を直列に設ける構成とすることもできる。
ヒューズ素子としてチップヒューズ13を用いた場合で説明したが、他のヒューズ素子を用いることもできる。
容量性負荷は、ピエゾインジェクタを用いた場合で説明したが、他の容量性負荷を用いるものに適用することもできる。
容量素子としてのコンデンサは、昇圧回路2にコンデンサ9、噴射弁駆動回路4a、4bに対応してコンデンサ10、11を設けているが、これに限らず、さらに多くの個数のコンデンサを並列に接続する構成とすることもできる。
図面中、1は噴射制御回路、2は昇圧回路、3a、3bはピエゾインジェクタ(容量性負荷)、4a、4bは噴射弁駆動回路、9、10、11はコンデンサ(容量素子)、12a、12bはヒューズ回路、13はチップヒューズ(ヒューズ素子)、14aは充電用MOSFET、14bは放電用MOSFETである。

Claims (4)

  1. 噴射弁を駆動する複数の容量性負荷(3a、3b)を駆動制御するものであって、
    電源電圧を所定電圧まで昇圧して容量素子(9、10、11)に充電する昇圧回路(2)と、
    前記複数の容量性負荷のそれぞれに対して前記容量素子から給電するように設けられ、充電用MOSFET(14a)および放電用MOSFET(14b)を備えた複数の噴射弁駆動回路(4a、4b)と、
    前記容量素子から前記複数の噴射弁駆動回路のそれぞれに至る通電経路に設けられた複数のヒューズ回路(12a、12b)とを備え、
    前記容量素子は、前記複数の噴射弁駆動回路のいずれかに過電流が流れるときに充電電荷の放電で対応する前記ヒューズ回路のヒューズ素子(13)を溶断させる放電能力を備えている噴射制御装置。
  2. 請求項1に記載の噴射制御装置において、
    前記容量素子は、複数個のコンデンサ(9、10、11)を並列接続することで容量値を増大もしくは等価直列抵抗を低減させることで前記ヒューズ素子を溶断させる放電能力を備えた構成としている噴射制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の噴射制御装置において、
    前記ヒューズ回路(12a、12b)は、直列接続された複数個の前記ヒューズ素子(13)を備えている噴射制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の噴射制御装置において、
    前記ヒューズ素子は、チップヒューズ(13)である噴射制御装置。
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