JP2017051258A - 調味飲料抽出装置 - Google Patents

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洋平 西川
靖彦 畔柳
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靖彦 畔柳
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Abstract

【課題】テーストが一様な調味飲料(出し汁)を短時間に抽出することが可能な調味飲料抽出装置を提供する。
【解決手段】必要に応じて貯留された温水を供給する温水タンク11と、必要に応じて一定量の原料を供給するキャニスター12と、キャニスター12から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く1段目および2段目のミル13,14と1段目および2段目のミル13,14により挽かれた粉末原料と温水タンク11から供給された湯とを攪拌して調味飲料(出し汁)を抽出するブリュア15とを備え、粒状の原料をミル13,14により微細挽きされた粉末原料と湯とをブリュア15により攪拌してテーストが一様な調味飲料(出し汁)を抽出する。
【選択図】図2

Description

この発明は、煮物や汁物にうま味や風味を味付けする出し汁を抽出するための調味飲料抽出装置に関する。
古来、日本においては、調味飲料として鰹節,煮干しなどから抽出(煮出す)した出し汁を煮出して煮物や汁物にうま味,風味,香味などの味付けを行うことが知られており、鰹節,煮干しなどから煮出した出し汁は独特の美味しさを有することから日本料理には欠かせないものである。しかしながら、出し汁の煮出しには時間がかかるとともに煮出し後の出し汁は時間の経過とともに香味が損なわれるので作り置きすることに適していない。ファーストフード店などでは煮出しに時間がかかることは致命的である。このため、ティーバック(茶葉を一杯分ずつ濾紙の袋にいれたもの)のような使い捨て袋に鰹節を収納し、熱湯に浸して攪拌することにより短時間に出し汁を抽出できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許第2613274号公報
前述した特許文献1に開示された発明においては、鰹節を収納した使い捨て袋を熱湯に浸すことにより短時間で出し汁を抽出できる点で優れており、ファーストフード店などで出し汁を提供するのに適している。しかしながら、鰹節を収納した使い捨て袋を熱湯に浸す時間、熱湯の温度、攪拌方法などにより出し汁のテーストが異なり、出し汁のテーストを一様とするには抽出マニュアルを必要とする。このため、ファーストフード店などでテーストが一様の出し汁を提供する場合には抽出マニュアルを作成して徹底せねばならず、手間がかかるという課題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、テーストが一様な出し汁を短時間に抽出することが可能な調味飲料抽出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1にかかる発明は、ヒータにより加熱された温水を貯留し、必要に応じて貯留された温水を供給する温水貯留手段と、調味飲料を生成するための粒状の原料を収容し、必要に応じて一定量の原料を供給する原料収容供給手段と、原料収容供給手段から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く粉砕手段と、粉砕手段により挽かれた粉末原料と温水貯留手段から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出する抽出手段とを備えてなることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の調味飲料抽出装置において、温水貯留手段はヒータを内蔵した温水タンクからなり、原料収容供給手段は底部に横置きのオーガからなる定量送出機構が内蔵されたキャニスターからなり、粉砕手段は底部に粉砕刃を内蔵したミルからなり、抽出手段はシリンダー内に供給された粉末原料と湯とを圧縮空気により攪拌するブリュアからなることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の調味飲料抽出装置において、ミルは、1段目のミルで粗挽きした粉末原料を2段目のミルで微細挽きする2段からなり、1段目のミルの駆動に先だって2段目のミルを駆動することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る調味飲料抽出装置によれば、ヒータにより加熱された温水を貯留し、必要に応じて貯留された温水を供給する温水貯留手段と、調味飲料を生成するための粒状の原料を収容し、必要に応じて一定量の原料を供給する原料収容供給手段と、原料収容供給手段から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く粉砕手段と、粉砕手段により挽かれた粉末原料と温水貯留手段から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出する抽出手段とを備えてなることにより、出し汁を必要とする都度、原料収容供給手段から供給された粒状の原料を粉砕手段により粉末原料に粉砕した上で抽出手段により挽かれた粉末原料と温水貯留手段から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出することからテーストが一様な調味飲料を短時間に抽出することができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項2に係る調味飲料抽出装置によれば、請求項1に記載の調味飲料抽出装置において、温水貯留手段はヒータを内蔵した温水タンクからなり、原料収容供給手段は底部に横置きのオーガからなる定量送出機構が内蔵されたキャニスターからなり、粉砕手段は底部に粉砕刃を内蔵したミルからなり、抽出手段はシリンダー内に供給された粉末原料と湯とを圧縮空気により攪拌するブリュアからなるにより、カップ式自動販売機などで公知のレギュラーコーヒー飲料を調整する飲料抽出装置を調味飲料抽出装置に活用することができるものである。
また、本発明の請求項3に係る調味飲料抽出装置によれば、請求項2に記載の調味飲料抽出装置において、ミルは、1段目のミルで粉砕した粉末原料を2段目のミルで更に挽く2段からなり、1段目のミルの駆動に先だって2段目のミルを駆動することにより、2段のミルによって粒状の原料を段階的に粉末原料に挽くことができるので摩擦熱を抑えて風味が損なわれるのを抑えることができ、また、1段目のミルの駆動に先だって2段目のミルを駆動することによって原料を堆積させることなく粉末原料に挽くことが可能となるとともにミルの粉砕刃の消耗を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る調味飲料抽出装置の斜視図である。 図1の調味飲料抽出装置のキャビネットの内部構造を示し、(a)はその正面図、(b)はキャビネットの天板を削除した平面図である。 図2の調味飲料抽出機構を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る調味飲料抽出装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る調味飲料抽出装置を示し、(a)はその全体構成を示す斜視図、(b)は(a)の分解斜視図、(c)は(b)の要部拡大図である。なお、この実施の形態における調味飲料は、鰹節から抽出された出し汁である。
本実施の形態に係る調味飲料抽出装置1は、図1に示すように、前面に開口を有する筐体として形成されたキャビネット2と、キャビネット2の前面開口を閉塞する態様で該キャビネット2の前面の一側に支承された片開き式の扉3とを有し、扉3の前面の上部領域には飲料抽出ボタン4が設けてある。扉3の中段領域にはキャビネット2内で調味(抽出)された飲料を供給する飲料供給ノズル5が配設され、その下方には飲料容器であるカップ,椀などの置き台になるカップレスト6と、飛び散った飲料などを集めるドリップトレイ7が設けてある。キャビネット2の内部には、温水タンク11、キャニスター12、1段目のミル13、2段目のミル14、ブリュア15、ペーパーフィルター送り出し装置16、廃棄物容器17、排気ファン18を備えている。温水タンク11,キャニスター12,1段目のミル13、2段目のミル14,ブリュア15,ペーパーフィルター送り出し装置16は調味飲料抽出機構を構成し、キャニスター12に収納される原料が鰹節である点を除けば、焙煎したコーヒー豆からレギュラーコーヒー飲料を抽出するカップ式自動販売機や飲料ディスペンサとして公知のレギュラーコーヒー飲料抽出機構と同一のものである。
温水タンク11は、ヒータにより加熱された温水(湯)を貯留し、必要に応じて貯留された温水(湯)を供給する温水貯留手段を構成し、水入口弁112を介して水道水が供給されるようになっている。温水タンク11には、電磁弁からなる湯弁111が接続されている。この湯弁は、湯配管(図示せず)を介してブリュア15に接続され、湯弁111の開放により湯配管を介してブリュア15に湯(温水)を供給するようになっている。
キャニスター12は、鰹節の出し汁(調味飲料)を生成するための粒状の原料(鰹節を裁断した)を収容し、必要に応じて一定量の原料を供給する原料収容供給手段を構成する。キャニスター12は、頭部がキャビネット2の天板部から上方に突出する態様で配設されており、頭部に開閉蓋12aを備えている。前記キャニスター12には鰹節を所定の粒度(例えば、3mm角)に裁断した粒状の原料が収納され、開閉蓋12aを開閉して粒状の原料が補充される。キャニスター12の底部には原料モータにより駆動されるオーガからなる定量送出機構が内蔵され、飲料抽出ボタン4の押圧に基づく送出指令により原料モータが駆動されるとオーガに形成された螺旋状の螺旋歯の回転により粒状の原料が前方側に順次送られてキャニスター12の前面に設けた吐出ヘッドからシューターを介して1段目のミル13に供給するように構成されている。
1段目のミル13、2段目のミル14は、キャニスター(原料収容供給手段)12から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く粉砕手段を構成し、粉砕刃が設置されたミル本体131,141とミル本体131,141に設置された粉砕刃を、歯車機構を介して回転させるモータ132,142とを有している。1段目のミル13は、キャニスター12からシューターを介して供給された粒状の原料を所定粒度(例えば、粒径0.5mm)の粉末原料に粉砕(粗挽き)した上で当該粉末原料を、シューター133を介して2段目のミル14に供給するものである。2段目のミル14は、1段目のミル13からシューター133を介して供給された粉末原料を所定粒度(例えば、粒径0.1mm)の粉末原料に粉砕(微細挽き)した上で当該粉末原料を、シューター143を介してブリュア15に供給するものである。
ブリュア15は、粉砕手段(1段目のミル13,2段目のミル14)により挽かれた粉末原料と温水貯留手段(温水タンク11)から供給された湯とを攪拌して調味飲料(鰹節の出し)を抽出する抽出手段を構成し、2段目のミル14からシューター143を介して供給された粉末原料に温水タンク11から湯弁111を介して供給された湯とを攪拌して鰹節の出し汁(調味飲料)を抽出するものである。ブリュア15は、2段目のミル14により微細挽きされた粉末原料と湯が供給される円筒状のシリンダーと、シリンダーの上面を開閉するように回動するシリンダーヘッドと、ペーパーフィルター送り出し装置16によりロールから所定長ずつ送り出されてシリンダーの下面に供給されるペーパーフィルターと、シリンダーの下方に昇降自在に設けられ、調味飲料を抽出する場合に上昇してシリンダーの下面との間にペーパーフィルターを挟んで密着し、シリンダーを密閉容器として構成するフィルタブブロックと、フィルターブロックおよびシリンダーヘッドにチューブを介して接続されてシリンダー内に圧縮空気を供給するエアポンプ(不図示)と、を備えている。エアポンプは、シリンダーヘッド側の流路を閉止した状態でフィルターブロック側の流路を開放することによりシリンダーの下方からペーパーフィルターを介して圧縮空気をシリンダー内に供給して粉末原料と湯と攪拌して調味飲料(出し汁)を抽出する一方、フィルターブロック側の流路を閉止した状態でシリンダーヘッド側の流路を開放することによりシリンダーの上方から圧縮空気をシリンダー内に供給して抽出された調味飲料(出し汁)に圧力を加えてペーパーフィルターで濾過した調味飲料(出し汁)をフィルタブブロックに接続された配管を介して飲料供給ノズル5から吐出させるものである。このブリュア15,ペーパーフィルター送り出し装置16は、本件出願人から出願された特願2010−2197号(特開2010−179093号公報)されて公知のものである。
排気ファン18は、キャビネット2内の空気を蛇腹状の排気ホース(不図示)を介してキャビネット2の外部に排出するものである。この排気ファン18は、ブリュア15に粉末原料と湯とが供給されて調味飲料(出し汁)の抽出が開始されると運転が開始されて湯気や浮遊する粉末原料をキャビネット2の外部に排出し、調味飲料(出し汁)の抽出が終了したから所定時間(たとえば、ブリュア15から湯気が抜けるまでの時間)後に運転が停止されるように構成されている。なお、排気空気中に含まれる粉末原料排気ホースの出口に設けられたフィルタにより捕集される。
次に、かかる構成の調味飲料抽出装置における調味飲料(出し汁)の抽出方法を説明する。なお、キャニスター12の内部には、キャビネット2の天板部から上方に突出したキャニスター12の開閉蓋12aを開放して鰹節を所定の粒度(例えば、5mm角)に裁断した粒状の原料が投入され、温水タンク11には水入口弁112を介して供給された水道水が内蔵するヒータにより所定温度(例えば、摂氏90度)に加熱された湯を貯留され、ミル15に近接して配置されたペーパーフィルター送り出し装置16から送り出されたペーパーフィルターがミル15のシリンダーの下面と、シリンダーの下方に下降したフィルタブブロックとの間に進入し、シリンダーヘッドがシリンダーの上面を開放するように回動して待機しているものとする。
扉3に設けた飲料抽出ボタン4が押圧されると、キャニスター12の底部に設けたオーガからなる定量送出機構の原料モータに送出指令が与えられる。この原料モータの駆動によりオーガに形成された螺旋状の螺旋歯の回転により粒状の原料は前方側に順次送られてキャニスター12の前面に設けた吐出ヘッドからシューターを介して1段目のミル13に供給される。1段目のミル13の粉砕刃を回転させるモータは、キャニスター12における定量送出機構の原料モータが駆動されてから所定時間後に駆動、つまり、原料モータの駆動によりキャニスター12から粒状の原料が供給される段階で駆動される。1段目のミル13に供給された粒状の原料は、そのモータの駆動により回転する粉砕刃により所定粒度(例えば、粒径0.5mm)の粉末原料に粗挽きされた上で2段目のミル14に供給される。2段目のミル14の粉砕刃を回転させるモータは、1段目のミル13のモータが駆動される直前に駆動され、1段目のミル13から粗挽きされた粉末原料が供給される時点では2段目のミル14の粉砕刃が既に回転している。したがって、1段目のミル13から粗挽きされた粉末原料が2段目のミル14に供給されると同時に粉砕が行われる。2段目のミル14に供給された粗挽きされた粉末原料は、そのモータの駆動により回転する粉砕刃により所定粒度(例えば、粒径0.1mm)の粉末原料に微細挽きされた上でブリュア15に供給される。
2段目のミル14から微細挽きされた粉末原料が供給されるブリュア15は、飲料抽出ボタン4が押圧された時点で、シリンダーの下方に下降したフィルタブブロックが上昇してシリンダーの下面との間にペーパーフィルターを挟んで密着しており、2段目のミル14から供給された粉末原料はシリンダーの上面開口からシリンダー内に投入される。ブリュア15のシリンダー内に2段目のミル14から供給された粉末原料が投入されると同時に温水タンク11の湯弁111が開放され、温水タンク11に貯留された湯が湯配管(図示せず)を介してブリュア15のシリンダー内に注がれる。ブリュア15のシリンダー内に粉末原料2段目のミル14から粉末原料と温水タンク11からの湯が投入されると、この後、シリンダーの下面に密着したフィルターブロックに接続されたエアポンプが駆動されてシリンダーの下方からペーパーフィルターを介してシリンダー内に圧縮空気を供給する。この圧縮空気によりシリンダー内の粉末原料と湯とが攪拌されて調味飲料(出し汁)が抽出される。シリンダーの下方からの圧縮空気の供給により調味飲料(出し汁)を抽出した後(シリンダーの下方からの圧縮空気の供給の停止後)、温水タンク11から後湯として少量の湯がシリンダー内に注がれる。この後湯によって前記調味飲料(出し汁)の抽出時に調味飲料(出し汁)がシリンダーの内壁上部に付着している場合にも下方に流して調味飲料(出し汁)に合流させ、シリンダーに投入された粉末原料を余すことなく調味飲料(出し汁)として有効利用できる。
かかる後、シリンダーの上面に設けたシリンダーヘッドが回転してシリンダーの上面を閉塞して調味飲料(出し汁)は所定時間だけ蒸らされる。そして、蒸らされた調味飲料(出し汁)は、シリンダーヘッドに接続されたエアポンプが駆動されてシリンダーの上方から供給される圧縮空気により圧力を加えられることによりペーパーフィルターを通過する過程で濾過された上でフィルタブブロックに接続された配管を介して飲料供給ノズル5から吐出される。
ブリュア15のシリンダーにより抽出された調味飲料(出し汁)の飲料供給ノズル5からの吐出が完了すると、シリンダーの上面に設けたシリンダーヘッドが回転してシリンダーの上面を開放する。その後、シリンダーの下面に密着しているフィルターブロックを下降させる。フィルターブロックの下降によりシリンダーの下面に密着していたペーパーがシリンダーの下面から離隔するので、ペーパーフィルター送り出し装置16がペーパーフィルターを所定長だけ送り出す。これにより、シリンダーの下に位置して濾過した調味飲料(出し汁)の抽出滓が付着したペーパーフィルターが廃棄物容器17に収納される。
なお、上述した調味飲料抽出装置における調味飲料(出し汁)の抽出する工程は、不図示の制御部(CPU)のメモリ(ROM)に格納された制御プログラムに従って実行されるものである。
前述した実施の形態において、1段目のミル13と2段目のミル14のそれぞれのモータの駆動時期をキャニスター12の原料モータの駆動時期と一致させることもできるが、それぞれのモータの駆動時期をずらすことによりそれぞれのモータの突入電流が同時に発生するのを防止することができるものである。
前述したように、この実施の形態に係る調味飲料抽出装置によれば、ヒータにより加熱された温水を貯留し、必要に応じて貯留された温水を供給する温水貯留手段(温水タンク11)と、調味飲料を生成するための粒状の原料を収容し、必要に応じて一定量の原料を供給する原料収容供給手段(キャニスター12)と、原料収容供給手段(キャニスター12)から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く粉砕手段(1段目および2段目のミル13,14)と、粉砕手段(1段目および2段目のミル13,14)により挽かれた粉末原料と温水貯留手段(温水タンク11)から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出する抽出手段(ブリュア15)とを備えてなることにより、出し汁を必要とする都度、原料収容供給手段(キャニスター12)から供給された粒状の原料を粉砕手段(1段目および2段目のミル13,14)により粉末原料に粉砕した上で抽出手段(ブリュア15)により挽かれた粉末原料と温水貯留手段(温水タンク11)から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出することからテーストが一様な調味飲料を短時間に抽出することができるという効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、粉砕手段として2段のミル(1段目および2段目のミル13,14)としたものについて説明したが、キャニスター12に収納する原料の粒度を細径化することにより1段のミルとすることもできるものであり、実施の形態の調味飲料抽出装置の構成に限定されるものではない。
2…キャビネット、3…扉、11…温水タンク、12…キャニスター、13…1段目のミル、14…2段目のミル、15…ブリュア、16…ペーパーフィルター送り出し装置。

Claims (3)

  1. ヒータにより加熱された温水を貯留し、必要に応じて貯留された温水を供給する温水貯留手段と、調味飲料を生成するための粒状の原料を収容し、必要に応じて一定量の原料を供給する原料収容供給手段と、原料収容供給手段から供給された粒状の原料を粉末原料に挽く粉砕手段と、粉砕手段により挽かれた粉末原料と温水貯留手段から供給された湯とを攪拌して調味飲料を抽出する抽出手段とを備えてなることを特徴とする調味飲料抽出装置。
  2. 請求項1に記載の調味飲料抽出装置において、温水貯留手段はヒータを内蔵した温水タンクからなり、原料収容供給手段は底部に横置きのオーガからなる定量送出機構が内蔵されたキャニスターからなり、粉砕手段は底部に粉砕刃を内蔵したミルからなり、抽出手段はシリンダー内に供給された粉末原料と湯とを圧縮空気により攪拌するブリュアからなることを特徴とする調味飲料抽出装置。
  3. 請求項2に記載の調味飲料抽出装置において、ミルは、1段目のミルで粗挽きした粉末原料を2段目のミルで微細挽きする2段からなり、1段目のミルの駆動に先だって2段目のミルを駆動することを特徴とする調味飲料抽出装置。
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