JP2017050754A - 表示システム、及び表示装置の制御方法 - Google Patents

表示システム、及び表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の表示装置を備えた表示システムにおいて、リモートコントローラーによるいずれかの表示装置に対する遠隔操作を、それ以外の表示装置にも反映させるための技術を提供する。【解決手段】プロジェクターシステム1におけるプロジェクター10A〜10Dの各々は、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた遠隔操作を表す操作情報を、自装置と通信可能な他のプロジェクターへ送信する送信手段と、前記他のプロジェクターにより送信された前記操作情報を受信する受信手段と、前記受け付けられた遠隔操作、又は前記受信手段により受信された前記操作情報により指示された処理を実行する処理手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、リモートコントローラーによる遠隔操作に基づいて表示装置を制御する技術に関する。
ユーザーは、同一の空間に複数の機器を複数配置し、一つのリモートコントローラーを用いて、これらの複数の機器を操作する場合がある。この場合に、ユーザーが操作しようとしていない機器にも、リモートコントローラーからの信号が受信されてしまい、ユーザーの意図しない処理が実行されてしまうことがある。この問題を解決する技術として、特許文献1には、マルチプロジェクションシステムに用いられる各プロジェクターに識別番号を割り当てておき、リモートコントローラーが識別番号に応じたコマンドを送信することで、当該識別番号が割り当てられたプロジェクターのみを操作対象とすることが記載されている。
特開2008−61160号公報
例えば、複数のプロジェクターの各々が、自装置に割り当てられた部分画像をスクリーン上の所定位置に投写して、当該スクリーン上において画面表示する、タイリング投写が行われる場合がある。この場合において、各部分画像の明るさを同じ量だけ変化させる等、ユーザーは、複数のプロジェクターに対して共通の操作をしたいときがある。しかし、特許文献1に記載の技術では、ユーザーは、複数のプロジェクターの1つ1つにリモートコントローラーを向けて、各プロジェクターの識別番号に応じたコマンドを送信させる操作をしなければならない。また、プロジェクター間の距離が大きい場合、リモートコントローラーが一度に送信した信号を、2台以上のプロジェクターに受信させることは困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、複数の表示装置を備えた表示システムにおいて、リモートコントローラーによるいずれかの表示装置に対する遠隔操作を、それ以外の表示装置にも反映させるための技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示システムは、複数の表示装置を備え、
前記複数の表示装置の各々は、リモートコントローラーによる遠隔操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた遠隔操作を表す第1の操作情報を、自表示装置と通信可能な他の表示装置へ送信する送信手段と、前記他の表示装置が受け付けた前記リモートコントローラーによる遠隔操作を表す第2の操作情報であって、前記他の表示装置から送信された前記第2の操作情報を受信する受信手段と、前記操作受付手段により受け付けられた遠隔操作、又は前記第2の操作情報により指示された処理を実行する処理手段とを有する。
この発明では、複数の表示装置の各々は、リモートコントローラーによる遠隔操作を受け付けると、当該遠隔操作を表す操作情報を他の表示装置へ送信し、また、他の表示装置から送信された操作情報を受信する。そして、各表示装置は、受け付けた遠隔操作、又は受信した操作情報により指示された処理を実行する。このため、少なくとも一部の表示装置によって遠隔操作が受け付けられることにより、当該遠隔操作が表示システム内のそれ以外の表示装置にも反映される。
本発明において、前記操作受付手段は、前記第2の操作情報を受信した場合、前記遠隔操作の受け付けを停止してもよい。
この発明によれば、自表示装置が受け付けた遠隔操作により指示された処理と、他の表示装置から受信した操作情報により指示された処理との重複実行を回避することができる。
この発明において、前記操作受付手段は、前記第2の操作情報により指示された前記処理の実行が完了するまでの間、前記遠隔操作の受け付けを停止してもよい。
この発明によれば、実行中の処理と、他の表示装置から受信した操作情報により指示される処理との重複実行を回避することができる。
本発明において、前記複数の表示装置の各々は、少なくともいずれかの表示装置に設定された優先度に従って、自表示装置を、前記第1の操作情報を送信する表示装置に決定する決定手段
を有してもよい。
この発明によれば、設定された優先度に従って操作情報を送信する表示装置を決定するので、当該表示装置がリモートコントローラーによって遠隔操作されることにより、当該遠隔操作が他の表示装置にも反映される。
この発明において、前記処理手段は、自表示装置よりも前記他の表示装置の前記優先度が高い場合において、前記遠隔操作が受け付けられたときは、第1の時間の間、前記第1の操作情報を、前記他の表示装置へ送信しなくてもよい。
この発明によれば、自表示装置が操作情報を送信する表示装置でない場合において、他の表示装置が、遠隔操作により指示された処理と、操作情報により指示された処理との重複実行を回避することができる。
本発明の表示システムにおいて、前記処理手段は、自表示装置が前記操作情報を送信する表示装置に決定された場合において、前記遠隔操作が受け付けられたときは、当該遠隔操作により指示された処理を実行してもよい。
この発明では、操作情報を送信する表示装置においては、他の表示装置からの操作情報を待ち受けなくとも、遠隔操作により指示された処理を実行することができる。
本発明において、前記複数の表示装置の各々は、自表示装置のモードを、前記処理手段が前記操作情報により指示された処理を実行する第1のモードと、前記処理手段が自表示装置の識別情報を指定した前記遠隔操作により指示された処理を実行し、前記自表示装置の前記識別情報が指定されない前記遠隔操作により指示された処理を実行しない第2のモードとのいずれかに設定するモード設定手段を有してもよい。
この発明によれば、操作情報により指示された処理が実行されるモードと、自表示装置の識別情報を指定した遠隔操作により指示された処理が実行されるモードとに従って動作することができる。
なお、本発明は、表示システムのほか、表示装置の制御方法としても観念することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの全体構成を示すブロック図。 同実施形態に係るプロジェクターのハードウェア構成を示す図。 同実施形態に係るプロジェクターの機能構成を示す図。 同実施形態に係るプロジェクターが行う操作制御を示すフローチャート。 同実施形態に係る表示システムにおいて実行される操作制御の一例を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係るプロジェクターの操作制御の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターが行う操作制御を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクターシステム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、プロジェクターシステム1は、複数のプロジェクター10(10A〜10D)と、リモートコントローラー20と、画像信号供給装置40とを備えた表示システムである。
プロジェクター10は、ここでは壁掛け式の短焦点型のプロジェクターで、近距離に設置されたスクリーン30に画像を投写する投写型の表示装置である。プロジェクター10は、画像信号供給装置40から入力された、例えばR(Red)、G(Green)、B(Blue)の三原色の各色成分に対応した画像信号に基づいて、カラーの画像を投写する。スクリーン30は、ここでは反射型のスクリーンであり、プロジェクター10により画像が投写される投写面に相当する。なお、投写面は、スクリーン30以外の物、例えば壁で代用されてもよい。
また、プロジェクター10は、画像信号供給装置40と接続され、通信が行えるようになっている。更に、複数のプロジェクター10のいずれかは、他のプロジェクター10と接続され通信が行えるようになっている。例えば、プロジェクター10は、ネットワークNWに接続され、他のプロジェクター10や、画像信号供給装置40と通信が行えるようになっていてもよい。このとき、プロジェクター10は、ネットワークNWに無線接続し、IEEE802.11(Wi−Fi:登録商標)の規格に準拠した無線通信を行ってもよい。
プロジェクターシステム1では、プロジェクター10A〜10Dの各々が、スクリーン30上に部分画像を並べて投写することにより、スクリーン30において画面表示する、タイリング投写が行われる。本実施形態では、スクリーン30の表面が、縦横に2×2の投写領域30−1,30−2,30−3,30−4に分割されている。そして、プロジェクター10Aは投写領域30−1に、プロジェクター10Bは投写領域30−2に、プロジェクター10Cは投写領域30−3に、プロジェクター10Dは投写領域30−4に、それぞれ部分画像を投写する。
画像信号供給装置40は、例えばパーソナルコンピューターであり、スクリーン30に画面を表示するための画像信号を、プロジェクター10A〜10Dの各々に供給する。
タイリング投写は、画像信号供給装置40からプロジェクター10に部分画像を表す画像信号が供給される方法で行われてもよいし、画像信号供給装置40からプロジェクター10に全体画像を表す画像信号が供給され、プロジェクター10において部分画像を表す画像信号に加工する方法で行われてもよい。
また、プロジェクター10A〜10Dの各々は、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付ける。遠隔操作は、リモートコントローラー20の図示せぬ発光部をいずれかのプロジェクター10に向けて、当該発光部から遠隔操作信号を送信することにより行われる。リモートコントローラー20は、ここでは赤外線通信により遠隔操作信号を送信するが、赤外線通信以外の方式の無線通信を用いてもよい。ただし、リモートコントローラー20は、ネットワークNWを介さずに遠隔操作信号を送信する。また、リモートコントローラー20は、プロジェクター10A〜10Dの全てを遠隔操作することができる。
なお、本実施形態では、プロジェクターシステム1が4台のプロジェクター10を含むが、3台以下又は5台以上であってもよい。
図2は、プロジェクター10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、プロジェクター10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、本体操作部14と、信号受信部15と、画像処理部16と、投写部17と、カメラ部18と、通信部19とを備える。
CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムを、RAM13に読み出して実行することにより、プロジェクター10の各部を制御するプロセッサーである。本体操作部14は、プロジェクター10の電源のオン/オフ等の、ユーザーが各種操作を行うためにプロジェクター10本体に設けられた操作手段である。信号受信部15は、例えば赤外光受光素子を備え、リモートコントローラー20から遠隔操作信号を受信する。
画像処理部16は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の画像処理回路を備え、プロジェクター10が行う画像処理を司る。画像処理部16は、CPU11の制御に従って、例えば、画像信号供給装置40から入力された画像信号に対して、リサイズ処理や台形補正等の補正処理を行い、投写用の画像情報を生成する。補正処理は、カメラ部18がスクリーン30を撮像した画像に基づいて行われる。
投写部17は、画像処理部16による画像処理後の画像情報に基づいて、スクリーン30に画像を投写(表示)する。投写部17は、光源171と、液晶パネル172と、光学系173と、光源制御部174と、パネル駆動部175と、光学系駆動部176とを有する。光源171は、例えばLED(Light Emitting Diode)や半導体ダイオードを含む固体光源で、液晶パネル172に光を射出する。液晶パネル172は、例えば透過型の液晶パネルで、光源171から入射した光を変調する光変調器である。液晶パネル172は、R、G、Bの三原色の各色に対応して設けられる。光学系173は、例えばレンズやレンズ調整用の駆動回路を備え、液晶パネル172により変調された光(画像光)を拡大して、スクリーン30上に投写する。光源制御部174は、CPU11の制御に従って光源171を駆動する。パネル駆動部175は、CPU11から供給された画像情報に基づいて液晶パネル172を駆動する。光学系駆動部176は、CPU11の制御に従って光学系173の駆動回路を駆動する。
なお、光変調器として、反射型の液晶パネルを採用してもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等を採用してもよい。
カメラ部18は、イメージセンサー(例えばCMOSセンサー又はCCDセンサー)を有し、スクリーン30を撮像する。通信部19は、例えば無線通信回路及びアンテナを有し、ネットワークNWに接続して無線通信を行う。
図3は、プロジェクター10の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、プロジェクター10は、操作受付手段101と、送信手段102と、受信手段103と、処理手段104とに相当する機能を実現する。
操作受付手段101は、リモートコントローラー20から遠隔操作信号を受信することにより、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付ける手段である。
送信手段102は、操作受付手段101により受け付けられた遠隔操作を表す操作情報(第1の操作情報)を、自装置と通信可能な他のプロジェクター10へ送信する手段である。送信手段102は、例えばネットワークNW経由で、自装置と通信可能な他のプロジェクター10へ操作情報を送信してもよい。また、自装置と通信可能な他のプロジェクター10が有線、又は無線で直接接続されている場合には、その経路で操作情報を送信してもよい。操作情報は、少なくとも遠隔操作の内容を特定する情報を含む。
受信手段103は、他のプロジェクター10が受け付けたリモートコントローラーによる遠隔操作を表す操作情報(第2の操作情報)であって、他のプロジェクター10から送信された操作情報を受信する手段である。この操作情報は、当該他のプロジェクター10により受け付けられた遠隔操作を表す。
処理手段104は、操作受付手段101により受け付けられた遠隔操作、又は受信手段103により受信された操作情報により指示された処理を実行する手段である。
図4は、プロジェクター10が行う操作制御を示すフローチャートである。本実施形態の操作制御は、リモートコントローラー20による遠隔操作に応じて実行される制御である。
なお、タイリング投写に用いられるプロジェクター10A〜10Dの設定は、事前になされているものとする。
プロジェクター10のCPU11は、信号受信部15を介して、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS1)。ステップS1で「YES」と判定した場合、CPU11は、受け付けた遠隔操作に基づいて、他のプロジェクター10に操作情報を送信するかどうかを判定する(ステップS2)。換言すると、CPU11は、リモートコントローラー20による遠隔操作を、他のプロジェクター10にも反映させるかどうかを判定する。ステップS2では、プロジェクターシステム1内のいずれか1台のプロジェクター10が、「YES」と判定する。このステップS2の判定方法については、図5を用いて後述する。
ステップS2で「YES」と判定した場合、CPU11は、受け付けた遠隔操作を表す操作情報を、通信部19を介して、他のプロジェクター10へ送信する(ステップS3)。ここでは、CPU11は、タイリング投写を行う全てのプロジェクター10へ操作情報を送信する。又は、CPU11は、自装置に接続され、通信可能なプロジェクターシステム1内の全てのプロジェクター10へ操作情報を送信する。そして、CPU11は、受け付けた遠隔操作により指示された処理を実行する(ステップS4)。なお、複数のプロジェクター10がそれぞれ個別の識別情報を有しており、受け付けた遠隔操作に、いずれのプロジェクター10に対する操作であるかを指定するために識別情報が含まれていた場合には、CPU11は、遠隔操作に自装置の識別情報が指定されているかを判定し、自装置の識別信号が指定されている場合には、遠隔操作により指示された処理を実行し、自装置の識別信号が指定されていない場合には、遠隔操作により指示された処理を実行しないようにしてもよい。ステップS4での処理の実行が完了すると、CPU11は、プロジェクターシステム1を用いた作業を継続するかどうかを判定する(ステップS5)。ここでの作業は、映画の上映等、任意に決められてよい。CPU11は、例えば、本体操作部14の操作、又はリモートコントローラー20による遠隔操作によって、作業の終了が指示されるまでは、ステップS5で「NO」と判定し、ステップS1に戻る。
ステップS2で「NO」と判定した場合、CPU11は、遠隔操作の受け付けを一時的に停止させる(ステップS6)。遠隔操作の受け付けの停止は、信号受信部15による遠隔操作信号の受信動作の停止、又は遠隔操作により指示された処理をCPU11が実行しないことにより実現される。また、CPU11は、ステップS1で受け付けたと判定した遠隔操作により指示された処理の実行が完了するまでの期間、又は、プロジェクターシステム1を用いた作業が完了するまでの期間(即ち、ステップS5で「YES」と判定されるまでの期間)において、遠隔操作の受け付けを停止させる。
次に、CPU11は、通信部19を介して、他のプロジェクター10から操作情報を受信する(ステップS7)。この操作情報は、当該他のプロジェクター10によって、ステップS3の処理で送信された操作情報である。そして、CPU11は、受信した操作情報により指示された処理を実行し(ステップS8)、ステップS5の処理に進む。
なお、複数のプロジェクター10がそれぞれ個別の識別情報を有しており、受信した操作情報に、いずれのプロジェクター10に対する操作であるかを指定するために識別情報が含まれていた場合には、CPU11は、操作情報に自装置の識別情報が指定されているかを判定する。そして、CPU11は、自装置の識別信号が指定されている場合には、操作情報により指示された処理を実行し、自装置の識別信号が指定されていない場合には、操作情報により指示された処理を実行しないようにしてもよい。
ところで、ステップS1で「NO」、即ちリモートコントローラー20から遠隔操作を受け付けていないと判定した場合は、CPU11は、他のプロジェクター10から操作情報を受信したかどうかを判定する(ステップS9)。CPU11は、通信部19を介して、他のプロジェクター10から操作情報を受信した場合は、ステップS9で「YES」と判定し、ステップS8において操作情報により指示された処理を実行する。例えば、自装置で遠隔操作信号を受信せず、他のプロジェクター10で遠隔操作信号が受信された場合に、CPU11は、ステップS9で「YES」と判定することがある。
その後、ステップS5で「YES」と判定すると、CPU11は、プロジェクターシステム1を用いた作業を終了する。CPU11は、例えば、作業の終了後は、プロジェクター10をスタンバイモードに切り替える。
図5は、プロジェクターシステム1において実行される操作制御の一例を示すシーケンスチャートである。図6は、プロジェクター10の操作制御の一例を示す図である。
プロジェクター10A、10B,10Cの各々が、リモートコントローラー20により送信された同一の遠隔操作信号を受信したとする(ステップS101)。ここでは、図6(A)に示すように、プロジェクター10A,10B,10Cが互いに近い位置に配置され、プロジェクター10A,10B,10の各々が同一の遠隔操作信号RSを受信したとする。
なお、プロジェクター10Dは、この遠隔操作信号RSを受信していないものとする。
次に、プロジェクター10A、10B,10C,10Dは、ネットワークNWを介して相互に通信することにより、遠隔操作信号RSを受信した場合は、その旨を他の全てのプロジェクター10へ通知する(ステップS102)。ここでは、プロジェクター10A、10B,10Cの各々が、自装置のIPアドレス、及び遠隔操作を受け付けた旨を通知する。
次に、プロジェクター10A、10B,10C,10Dは、操作情報を送信するプロジェクター10を1台だけ決定する(ステップS103)。例えば、プロジェクター10A〜10Dには優先度(例えば、事前に設定していた優先度や、プロジェクター10A〜10Dのそれぞれに付された名称順、又は割り当てられたIPアドレスの数値順で設定された優先度等)が設定されており、ステップS102で遠隔操作信号RSを受信した旨の通知を行ったプロジェクター(この例では、プロジェクター10A,10B,10C)のうち、この優先度の高いものを、操作情報を送信するプロジェクターとして決定してもよい。ここでは、プロジェクター10Aが操作情報を送信するように決定されたとする。この場合、プロジェクター10B,10C,10Dの各々は、遠隔操作の受け付けを一時的に停止させる(ステップS104,S105,S106)。
操作情報を送信すると決定されたプロジェクター10Aは、遠隔操作を表す操作情報を、ネットワークNW経由で、プロジェクター10B,10C,10Dの各々へ送信する(ステップS107,S108,S109)。ここでは、図6(B)に示すように、プロジェクター10Aは、遠隔操作信号RSを表す操作情報MIを、プロジェクター10B,10C,10Dの各々へ送信する。
そして、プロジェクター10Aは、遠隔操作信号により指示された処理を実行する(ステップS110)。他方、プロジェクター10B,10C,10Dの各々は、プロジェクター10Aから受信した操作情報により指示された処理を実行する(ステップS111,S112,S113)。図6(B)に示すように、ここでは、プロジェクター10Aは遠隔操作信号RSに基づいて処理Pを実行し、プロジェクター10B,10C,10Dの各々は、プロジェクター10Aからの操作情報MIに基づいて処理Pを実行する。処理Pを実行する契機となる事象が、プロジェクター10Aと、プロジェクター10B,10C,10Dの各々とで異なるが、処理Pの内容は互いに共通する。
また、ステップS104,S105,S106で遠隔操作の受け付けは停止されるので、プロジェクター10B,10C,10Dの各々において、ステップS104,S105,S106の後に、リモートコントローラーから受けた遠隔操作信号RSにより指示される処理と、操作情報MIにより指示された処理との重複実行を回避することができる。
以上説明した第1実施形態によれば、プロジェクターシステム1内の各プロジェクター10は、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付けた場合に、当該遠隔操作を表す操作情報を他のプロジェクター10へ送信し、また、他のプロジェクター10から送信された操作情報を受信する。よって、プロジェクターシステム1では、少なくともいずれかのプロジェクター10が遠隔操作を受け付けていれば、当該遠隔操作がそれ以外のプロジェクター10にも反映される。このため、ユーザーは、プロジェクターシステム1内のプロジェクター10毎に、リモートコントローラー20を用いて操作しなくてもよい。
また、操作情報は、ネットワークNWを介して送受信されるので、各プロジェクター10がそれ以外のプロジェクター10から離れた場所(例えば高所)に配置されても構わない。
更に、操作情報を送信すると決定されたプロジェクター10以外のプロジェクター10は、操作情報により指示された処理の実行が完了するまでの間、遠隔操作の受け付けを停止させることにより、この処理の実行が完了した後は、再び遠隔操作を受け付けることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。プロジェクターシステム1の全体構成、及びプロジェクター10のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じであり、その説明を省略する。本実施形態において、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態で説明した要素と同じである。
本実施形態のプロジェクター10は、上述した第1実施形態で説明した操作受付手段101と、送信手段102と、受信手段103と、処理手段104とに加え、図3に示す決定手段105に相当する機能を実現する。
決定手段105は、少なくともいずれかのプロジェクター10に設定された優先度に従って、送信手段102により操作情報を送信するプロジェクター10を決定する手段である。優先度は、例えば、各プロジェクター10に「1」、「2」、「3」、・・・という具合に付与されてもよいが、プロジェクター10に付された名称順、又は割り当てられたIPアドレスの数値順が、優先度として使用されてもよい。決定手段105は、自装置の優先度が他のプロジェクター10よりも高い場合、特に優先度が最も高い場合に、自装置を、操作情報を送信するプロジェクター10に決定する。
図7は、プロジェクター10が行う操作制御を示すフローチャートである。
CPU11は、信号受信部15を介して、リモートコントローラー20による遠隔操作を受け付けたと判定した場合(ステップS1;YES)、自装置に設定された優先度に従って、操作情報を送信するプロジェクター10を決定する(ステップS11)。CPU11は、同じ遠隔操作を受け付けたプロジェクター10のうち、自装置の優先度が最も高い場合に、自装置で操作情報を送信するように決定し、それ以外の場合は、操作情報を送信しないようにする。
次に、CPU11は、自装置で操作情報を送信すると決定したかどうかを判定する(ステップS12)。ステップS12で「YES」と判定した場合、CPU11は、ステップS3〜S5の処理を実行する。ステップS4では、他のプロジェクター10から操作情報を受信することはないので、CPU11は、その受信を待たずに、遠隔操作により指示された処理を実行してよい。
ステップS12で「NO」と判定した場合、CPU11は、受信した遠隔操作信号を表す操作情報を他のプロジェクターへ送信することを保留し、他のプロジェクター10からの操作情報の待ち受けを開始する(ステップS13)。そして、CPU11は、待ち受け期間(第1の時間の間)中に、他のプロジェクター10から操作情報を受信したかどうかを判定する(ステップS14)。言い換えると、自装置よりも他のプロジェクター10の優先度が高い場合に遠隔操作を受け付けたときは、待ち受け期間の間、他のプロジェクター10に操作情報を送信しない。この操作情報は、ステップS1で「YES」と判定した遠隔操作と同じ処理の実行を指示するものである。待ち受け期間は、予め決められた期間でよいが、例えば、他のプロジェクター10で遠隔操作信号が受信されてから、それに応じた操作情報を受信するまでの時間を勘案して決められているとよい。
ステップS14で「YES」と判定した場合、即ち、他のプロジェクター10から操作情報を受信した場合、CPU11は、ステップS8に進んでその操作情報により指示された処理を実行する。これにより、上述した第1実施形態と同様、他のプロジェクター10に対する遠隔操作が、自装置にも反映される。
ステップS14で「NO」と判定した場合、即ち、他のプロジェクター10から操作情報を受信しなかった場合、CPU11は、ステップS3に進んで、操作情報を他のプロジェクターへ送信する。その後、CPU11は、ステップ4に進んで、受け付けた遠隔操作により指示された処理を実行する。
なお、本実施形態で説明しなかった処理ステップは、上述した第1実施形態と同じでよい。
以上説明した第2実施形態によれば、上述した第1実施形態で説明した作用効果に加え、設定された優先度に従って操作情報を送信するプロジェクター10が決定される。このため、ユーザーは、リモートコントローラー20を用いてどのプロジェクター10を操作しても、プロジェクターシステム1内の各プロジェクター10にその操作を反映させることができる。また、遠隔操作信号に基づく処理と、操作情報に基づく処理との重複実行が回避される。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
プロジェクター10の各々は、自装置のモードを、第1のモードと第2のモードとに相互に切り替えてもよい。第1のモードは、上述した第1実施形態又は第2実施形態で説明した操作制御を行うモードで、即ち、他のプロジェクター10から受信した操作情報により指示された処理が実行されるモードである。第2のモードは、自装置の識別情報を指定した遠隔操作を受け付けた場合に、当該遠隔操作により指示された処理が実行されるモードである。
この変形例のプロジェクター10は、図3に示すモード設定手段106に相当する機能を実現する。モード設定手段106(CPU11)は、プロジェクター10のモードを、第1のモードと第2のモードとのいずれかに設定する。第1のモードの場合、処理手段104は、他のプロジェクター10から受信された操作情報に基づいて処理を実行する。第2のモードの場合、処理手段104は、自装置の識別情報を指定した遠隔操作信号が受信された場合は、他のプロジェクター10から受信される操作情報と関係なく、その遠隔操作信号で指示された処理を実行する。他方、処理手段104は、自装置の識別情報を指定していない遠隔操作信号が受信された場合は、その遠隔操作信号により指示された処理を実行しないし、また、この処理を指示するための操作情報を送信しない。
プロジェクター10のモードは、例えば、本体操作部14の操作、又はリモートコントローラー20による遠隔操作によって設定・変更されるが、別の方法で設定・変更されてもよい。
リモートコントローラー20は、プロジェクター10の操作専用のリモートコントローラーでなくてもよく、例えば、スマートフォン等の通知端末装置によって実現されてもよい。
プロジェクター10が行う無線通信の規格は特に問わず、例えば、Wi−Fi以外の無線LAN(Local Area Network)の規格であってもよい。また、プロジェクター10間の通信は、ネットワークNWを経由するものに限られず、例えば、USB(Universal Serial Bus)の規格や、Bluetooth(登録商標)の規格に準拠した無線通信が行われてもよい。また、プロジェクター10間が有線により接続されてもよい。
更に、複数のプロジェクター10は、直列に接続されてもよい。この場合、直接に接続されたプロジェクター10間で操作情報が送受信される。このように、プロジェクター10は、プロジェクターシステム1内の全てのプロジェクター10と直接に通信可能でなくてもよい。
上述した各実施形態では、プロジェクターシステム1においてタイリング投写が行われる場合を説明したが、プロジェクターシステム1は、タイリング投写以外の用途で使用されてもよい。プロジェクターシステム1において、例えば、スタック投写を行う2以上のプロジェクター10間で操作情報が送受信されてもよい。
上述した各実施形態では、プロジェクター10の操作制御について説明したが、プロジェクター10以外の表示装置の操作制御に使用されてもよい。このような表示装置として、フロントプロジェクション型のプロジェクターに限られず、例えばリアプロジェクション型のプロジェクターや液晶ディスプレイ等のモニター直視型の表示装置がある。また、本発明は、表示装置の制御方法として把握することも可能である。
1…プロジェクターシステム、10,10A〜10D…プロジェクター、101…操作受付手段、102…送信手段、103…受信手段、104…処理手段、105…決定手段、106…モード設定手段、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…本体操作部、15…信号受信部、16…画像処理部、17…投写部、18…カメラ部、19…通信部、20…リモートコントローラー、30…スクリーン、40…画像信号供給装置。

Claims (8)

  1. 複数の表示装置を備え、
    前記複数の表示装置の各々は、
    リモートコントローラーによる遠隔操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段により受け付けられた遠隔操作を表す第1の操作情報を、自表示装置と通信可能な他の表示装置へ送信する送信手段と、
    前記他の表示装置が受け付けた前記リモートコントローラーによる遠隔操作を表す第2の操作情報であって、前記他の表示装置から送信された前記第2の操作情報を受信する受信手段と、
    前記操作受付手段により受け付けられた遠隔操作、又は前記第2の操作情報により指示された処理を実行する処理手段と
    を有する表示システム。
  2. 前記操作受付手段は、
    前記第2の操作情報を受信した場合、前記遠隔操作の受け付けを停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記操作受付手段は、
    前記第2の操作情報により指示された前記処理の実行が完了するまでの間、前記遠隔操作の受け付けを停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記複数の表示装置の各々は、
    少なくともいずれかの表示装置に設定された優先度に従って、自表示装置を、前記第1の操作情報を送信する表示装置に決定する決定手段
    を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示システム。
  5. 前記処理手段は、
    自表示装置よりも前記他の表示装置の前記優先度が高い場合において、前記遠隔操作が受け付けられたときは、第1の時間の間、前記第1の操作情報を、前記他の表示装置へ送信しない
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示システム。
  6. 前記処理手段は、
    自表示装置が前記操作情報を送信する表示装置に決定された場合において、前記遠隔操作が受け付けられたときは、当該遠隔操作により指示された処理を実行する
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
  7. 前記複数の表示装置の各々は、
    自表示装置のモードを、前記処理手段が前記操作情報により指示された処理を実行する第1のモードと、前記処理手段が自表示装置の識別情報を指定した前記遠隔操作により指示された処理を実行し、前記自表示装置の前記識別情報が指定されない前記遠隔操作により指示された処理を実行しない第2のモードとのいずれかに設定するモード設定手段
    を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示システム。
  8. 複数の表示装置の各々が、
    リモートコントローラーによる遠隔操作を受け付けるステップと、
    受け付けた遠隔操作を表す操作情報を、自表示装置と通信可能な他の表示装置へ送信するステップと、
    前記他の表示装置が受け付けた前記リモートコントローラーによる遠隔操作を表す第2の操作情報であって、前記他の表示装置から送信された前記第2の操作情報を受信するステップと、
    前記受け付けた遠隔操作、又は受信した前記第2の操作情報により指示された処理を実行するステップと
    を有する表示装置の制御方法。
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JP2019036055A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 キヤノン株式会社 被制御装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体

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