JP2017050416A - 発光装置 - Google Patents

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秀夫 西内
雄一郎 山本
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雄一郎 山本
陽光 佐々木
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陽光 佐々木
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翔 山口
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Abstract

【課題】発光効率が向上する発光装置を提供する。
【解決手段】実施形態の発光装置は、発光素子と、前記発光素子の上に設けられた光学素子であり、第1レンズ面と、第2レンズ面と、第3レンズ面と、を有し、前記第3レンズ面は、前記第1レンズ面および前記第2レンズ面とは反対側に設けられ、前記第1レンズ面は、前記第2レンズ面によって囲まれ、前記第1レンズ面は、前記発光素子に対向する光学素子と、前記第3レンズ面の一部に設けられ、前記発光素子の上に位置する第1光反射膜と、前記第2レンズ面の少なくとも一部に設けられ、第1蛍光体を含む第1層と、第2光反射膜であって、前記第1層が前記第2光反射膜と前記第2レンズ面との間に設けられた第2光反射膜と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、発光装置に関する。
発光ダイオードなどの発光素子を備えた発光装置として、発光素子の上に蛍光体層が設けられ、蛍光体層の上にレンズが設けられた構造がある。この発光装置では、発光素子から出射される一次光と、蛍光体から発せられる二次光と、が混色し、レンズを介して混色光が発光装置外に放出される。混色光は、例えば、白色光である。
しかし、発光素子とレンズとの間に蛍光体層が存在すると、蛍光体から発せられる熱が発光素子とレンズとの間に溜まり易くなる。この熱によって発光素子または蛍光体層が加熱され、、発光装置の発光効率が低下する可能性がある。
特開2013−134985号公報
本発明が解決しようとする課題は、発光効率が向上する発光装置を提供することである。
実施形態の発光装置は、発光素子と、前記発光素子の上に設けられた光学素子であり、第1レンズ面と、第2レンズ面と、第3レンズ面と、を有し、前記第3レンズ面は、前記第1レンズ面および前記第2レンズ面とは反対側に設けられ、前記第1レンズ面は、前記第2レンズ面によって囲まれ、前記第1レンズ面は、前記発光素子に対向する光学素子と、前記第3レンズ面の一部に設けられ、前記発光素子の上に位置する第1光反射膜と、前記第2レンズ面の少なくとも一部に設けられ、第1蛍光体を含む第1層と、第2光反射膜であって、前記第1層が前記第2光反射膜と前記第2レンズ面との間に設けられた第2光反射膜と、を備える。
図1(a)は、第1実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図1(b)は、図1(a)の矢印X1で囲む破線部分の図である。 図2(a)および図2(b)は、第1実施形態に係る発光装置の模式的平面図である。 図3(a)は、参考例に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。図3(b)は、第1実施形態に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。 図4は、参考例に係る発光装置の動作中の温度、および第1実施形態に係る発光装置の動作中の温度を表す表である。 図5(a)は、第2実施形態に係る発光装置の一部を表す模式的断面図である。図5(b)、(c)は、第2実施形態に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。 図6は、第3実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。 図7(a)は、第4実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図7(b)は、図7(a)の矢印X2で囲む破線部分の図である。 図8は、第5実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。 図9(a)は、第6実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図9(b)は、図9(a)の矢印X3で囲む破線部分の図である。 図10(a)は、第7実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図10(b)は、図10(a)の矢印X4で囲む破線部分の図である。 図11は、第8実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。 図12は、第9実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。図面には、必要に応じてXYZ座標が導入される。
(第1実施形態)
図1(a)は、第1実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図1(b)は、図1(a)の矢印X1で囲む破線部分の図である。図1(a)には、図2のA1−A2線に沿った位置での断面が表されている。
発光装置1は、基板10と、発光素子20と、光学素子30と、第1光反射膜(以下、例えば、第1金属膜41)と、第2光反射膜(以下、例えば、第2金属膜42)と、第1蛍光体を含む第1層51と、筐体60と、蓋部70、口金80等を備える。本実施形態において、基板10から光学素子30に向かう方向を上方、光学素子30から基板10に向かう方向を下方とする。
基板10は、実装基板である。基板10は、図示しない配線パターンを含む。基板10は、DBC(Direct Bonding Copper)基板とも称される。例えば、基板10は、セラミック板を基体とし、この基体の上下の面に配線パターンが配置された構造を有する。基板10の下には、例えば、シートシンク等の放熱板を備えてもよい(図示しない)。
基板10の上には、発光素子20が設けられている。発光素子20は、発光装置1の光源である。発光素子20は、例えば、フェイスアップ型の半導体発光素子である。発光素子20は、例えば、ボンディングワイヤ構造の発光素子である。発光素子20は、フェイスダウン型の半導体発光素子であってもよい。例えば、発光素子20は、ワイヤレスのフリップチップ構造の発光素子であってもよい。
発光装置1においては、複数の発光素子20が基板10の上に実装されている。複数の発光素子20のそれぞれは、LED(Light Emitting Diode)素子である。複数の発光素子20は、基板10の上においてX−Y平面内で並んでいる。複数の発光素子20の光取り出し面は、基板10とは反対側に位置する。これにより、発光装置1の光源は、狭い発光面積で高強度の光を発光することができる。
複数の発光素子20のそれぞれは、窒化物半導体(例えば、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1))を含むLED素子である。発光素子20の発光層は、例えば、多重量子井戸(MQW:Multiple Quantum Well)構造を有する。発光層は、p側半導体層とn側半導体層との間に設けられている。例えば、複数の発光素子20のそれぞれは、発光層を中心として放射状に青色光を出射することができる。例えば、複数の発光素子20のそれぞれは、X−Z平面およびY−Z平面において、360°の角度で青色光を発することができる。本実施形態では、一例として、基板10とは反対側の方向に発光素子20から青色光が出射された場合の例が示される。
複数の発光素子20は、X−Y面内においてリム部15に囲まれている。リム部15は、基板10の上に設けられている。リム部15は、発光素子20から発せられる光を反射する機能を備えてもよい。これにより、発光素子20から放出された光はZ方向に効率よく出射する。
リム部15の内側には、樹脂層25が設けられている。樹脂層25は、可視光にとって透光性を有する。複数の発光素子20は、樹脂層25と基板10とによって封止されている。樹脂層25内には、蛍光体材料(以下、単に蛍光体)が含まれていない。但し、樹脂層25内には、蛍光体が分散されてもよい。また、樹脂層25の屈折率は、例えば、発光素子20の屈折率と同じである。ここで、「同じ」とは、完全に等しい場合と、実質的に同じ場合を含む。
光学素子30は、Z方向において複数の発光素子20の上に設けられている。光学素子30は、レンズである。光学素子30は、第1レンズ面30Laと、第2レンズ面30Lbと、第3レンズ面30Lcと、凸部30tと、を有する。凸部30tは、第1レンズ面30Laと、第2レンズ面30Lbと、の間に位置する。
光学素子30の中心軸30cに沿って、Z−Y平面またはZ−X平面において光学素子30を切断したとき、光学素子30は、中心軸30cを基準に線対称になっている。光学素子30の中心軸30cは、基板10に対して法線になっている。
第1レンズ面30Laは、複数の発光素子20に対向する。第1レンズ面30Laの面は、凹面になっている。第2レンズ面30Lbの面は、凸面になっている。Z方向から、光学素子30を見たとき、第2レンズ面30Lbは、第1レンズ面30Laを囲んでいる。第3レンズ面30Lcは、第1レンズ面30La、第2レンズ面30Lb、および凸部30tの反対側に設けられている。第3レンズ面30Lcの面は、凹面になっている。
第1金属膜41は、第3レンズ面30Lcの一部に設けられている。例えば、第1金属膜41は、第3レンズ面30Lcの中心部に設けられている。第1金属膜41は、複数の発光素子20の上に位置している。第1金属膜41は、第1光反射膜とも称される。
第1層51は、第1樹脂層51rと、第1蛍光体21と、を含む(図1(b))。第1樹脂層51rには、第1蛍光体21が分散されている。第1樹脂層51rは、可視光にとって透光性を有する。第1樹脂層51rの屈折率は、例えば、光学素子30の屈折率と同じである。第1蛍光体21とは、例えば、発光素子20から発せられた青色光を吸収すると、青色光とは別の波長の光、例えば、黄色光を発する蛍光体(以下、黄色蛍光体)である。第1層51は、波長変換層とも呼ばれる。第1層51は、第2レンズ面30Lbの少なくとも一部に設けられている。第1層51は、複数の発光素子20に接していない。第1層51は、複数の発光素子20から離れている。
第2レンズ面30Lbは、レンズ面30Lb−1とレンズ面30Lb−2とを有する。レンズ面30Lb−1とレンズ面30Lb−2とには、段差20stpがある。換言すれば、第1層51は、第2レンズ面30Lbに埋め込まれている。段差20stpは、第1層51の厚さ相当分の段差になっている。
第2金属膜42は、第2レンズ面30Lbに第1層51を介して設けられている。第1層51は、第2レンズ面30Lbと第2金属膜42との間に設けられている。第2金属膜42は、第2光反射膜とも称される。
第1レンズ面30Laと樹脂層25との間、および第1レンズ面30Laとリム部15との間には、空間30spが設けられている。空間30spには、例えば、空気が充填される。
発光装置1において、口金80(ソケット)は、発光装置1の下側に設けられている。発光装置1においては、口金80を経由して電源回路部81に電力が供給される。電源回路部81に供給された電力は、配線(図示しない)、基板10等を介して発光素子20に供給される。
電源回路部81は、筒状のケース82に収納されている。ケース82の一部は、筐体60の内部に設けられている。ケース82の下端は、筐体60から表出している。ケース82は、例えば、絶縁性を有する。筐体60がアルミニウム等の金属を含み、導電性を有する場合、絶縁性のケース82によって、口金80および電源回路部81と、筐体60との間の電気的短絡が防止される。
筐体60の中には、基板10、リム部15、複数の発光素子20、樹脂層25、光学素子30、第1金属膜41、第2金属膜42、第1層51、および電源回路部81等が設けられている。筐体60の一部60aは、第2金属膜42に接している。
筐体60は、筒状になっている。筐体60において、例えば、口金80の側から電源回路部81の側に向かう方向において、その外径が略一定となっている。筐体60において、例えば、電源回路部81の側から光学素子30の側に向かう方向において、その外径が徐々に大きくなっている。
蓋部70は、光学素子30の第3レンズ面30Lcに対向する。蓋部70は、光学素子30の上に設けられる。光学素子30は、複数の発光素子20と蓋部70との間に設けられている。蓋部70と光学素子30との間は、空気が充填されている。例えば、光学素子30が軟性樹脂を含む場合、蓋部70は、光学素子30の保護カバーとしての役割を有している。蓋部70は、光透過性の樹脂、ガラス等を含む。蓋部70と光学素子30との間には、空間70spがある。空間70spには、例えば、空気が充填されている。
図2(a)および図2(b)は、第1実施形態に係る発光装置の模式的平面図である。
図2(a)には、Z方向から見た、光学素子30における第1レンズ面30La、第2レンズ面30Lb、および第3レンズ面30Lcの配置関係が表されている。
Z方向から発光装置1を見たときに、光学素子30の外形は、例えば、円である。光学素子30の外形は、円に限らず、例えば、楕円、矩形であってもよい。第1レンズ面30La、第2レンズ面30Lb、および第3レンズ面30Lcのそれぞれの外形は、例えば、円である。第1レンズ面30La、第2レンズ面30Lb、および第3レンズ面30Lcのそれぞれの外形は、円に限らず、例えば、楕円、矩形であってもよい。第1レンズ面30Laは、第2レンズ面30Lbに囲まれている。
図2(b)には、Z方向から見た、第1金属膜41と第2金属膜42との配置関係が表されている。
Z方向から発光装置1を見たときに、第1金属膜41の外形は、例えば、円である。第1金属膜41の外形は、円に限らず、例えば、楕円、矩形であってもよい。第2金属膜42の外形は、例えば、円である。第2金属膜42の外形は、円に限らず、例えば、楕円、矩形であってもよい。
例えば、第1金属膜41の外周41eは、第1レンズ面30Laの外側に位置している。第1金属膜41の一部と、第2金属膜42の一部とは重なっている。第1金属膜41の外周部分と、第2金属膜42の内周部分とが重なっている。第1金属膜41の外周41eは、第2金属膜42の内周42iと第2金属膜42の外周42eとの間に位置している。
光学素子30は、例えば、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、およびガラス等の少なくともいずれかを含む。
第1金属膜41または第2金属膜42は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、および白金(Pt)の少なくともいずれかを含む。第1金属膜41または第2金属膜42は、アルミニウム膜、銀膜、ニッケル膜、および白金膜の少なくとも2つが積層された積層膜であってもよい。アルミニウム膜、銀膜、ニッケル膜、および白金膜の少なくとも2つが積層される順序は任意である。また、実施形態では、第1金属膜41または第2金属膜42に代えて、樹脂製の光反射膜を配置してもよい。
樹脂層25または第1樹脂層51rは、透光性のある樹脂を含む。樹脂層25または第1樹脂層51rは、例えば、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、およびガラス等の少なくともいずれかを含む。
黄色蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)であってもよい。黄色蛍光体は、例えば、Li(Eu,Sm)W、(Y,Gd),(Al,Ga)12:Ce3+、LiSrSiO:Eu2+、(Sr(Ca,Ba))SiO:Eu2+、SrSiON2.7:Eu2+等の少なくともいずれかである。
また、蛍光体は、黄色蛍光体に限らず、例えば、赤色の蛍光を発する材料である、YS:Eu、YS:Eu+pigment、Y:Eu、Zn(PO:Mn、(Zn,Cd)S:Ag+In、(Y,Gd,Eu)BO、(Y,Gd,Eu)、YVO:Eu、LaS:Eu,Sm、LaSi:Eu2+、α−sialon:Eu2+、CaAlSiN:Eu2+、CaSiN:Eu2+、CaSiN:Ce2+、MSi:Eu2+、CaAlSiN:Eu2+、(SrCa)AlSiN:EuX+、Sr(SiAl(ON):EuX+等の少なくともいずれかであってもよい。
蓋部70は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、およびガラス等の少なくともいずれかを含む。
光学素子30および第1層51のそれぞれは、例えば、成型加工により形成される。第1層51は、樹脂シートであってもよい。
発光装置1の作用について説明する。
図3(a)は、参考例に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。図3(b)は、第1実施形態に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。図3(a)、(b)では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置1の作用を説明する前に、参考例に係る発光装置100の作用について説明する。
図3(a)に表す発光装置100においては、第1層51が設けられていない。発光装置100においては、樹脂層25内に黄色蛍光体が分散されている。樹脂層25は、複数の発光素子20に接触している。樹脂層25は、複数の発光素子20の直上に位置する。
例えば、発光素子20から発せられた青色光の一部は、樹脂層25内の黄色蛍光体に吸収される。黄色蛍光体は、黄色光を発する。黄色蛍光体は、黄色光を発するとともに、熱も発する。そして、青色光の残りの部分と黄色光とが混色する。これにより、樹脂層25からは空間30spに向かって白色光が出射する。白色光が第1レンズ面30Laに照射されると、白色光は、凹面である第1レンズ面30Laによって光学素子30内で発散する。図3(a)には、樹脂層25から出射する任意の白色光のうち、白色光PH1と白色光PH2とが示されている。
例えば、第1レンズ面30Laに入射する白色光として、中心軸30cから角度θ1傾いた光を白色光PH1とする。白色光PH1は、第1レンズ面30Laによって進行方向が変えられ、その進行方向が角度θ1より大きくなる。光学素子30内に入射された白色光PH1は、第1金属膜41の中心部分より第1金属膜41の外側の部分に照射する。
白色光PH1は、第1金属膜41によって反射される。ここで、第3レンズ面30Lcは、第1レンズ面30Laの側から見ると凸レンズになっている。これにより、第1金属膜41によって反射された白色光PH1は、光学素子30の外側、すなわち第2レンズ面30Laの側に優先的に進む。つまり、白色光PH1は、第1金属膜41の側から第2金属膜42の側に進む。
白色光PH1は、第2金属膜42によって反射される。ここで、第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された白色光PH1は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。そして、白色光PH1は、光学素子30および蓋部70を経由して、発光装置100の外に放出される。
また、白色光として、中心軸30cから角度θ2傾いた光を白色光PH2とする(θ1<θ2)。白色光PH2は、白色光PH1よりも広角に樹脂層25から出射された光である。白色光PH2は、第1レンズ面30Laによって進行方向が変えられ、その進行方向が角度θ2より大きくなる。光学素子30内に入射された白色光PH2は、白色光PH1が照射された第1金属膜41の部分より外側の部分に照射する。
白色光PH2は、第1金属膜41によって反射される。白色光PH2は、第1金属膜41の側から第2金属膜42の側に向かう。ここで、第3レンズ面30Lcは、第1レンズ面30Laの側から見ると凸レンズになっている。これにより、第1金属膜41によって反射された白色光PH2は、光学素子30の外側、すなわち第2レンズ面30Laの側に優先的に進む。つまり、白色光PH2は、第1金属膜41の側から第2金属膜42の側に進む。
白色光PH2は、第2金属膜42によって反射される。ここで、第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された白色光PH2は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。そして、白色光PH2は、光学素子30および蓋部70を経由して、発光装置100の外に放出される。
発光装置100においては、樹脂層25から出射される白色光PH1、PH2が第1金属膜41と第2金属膜42とによって反射され、発光装置100の外に放出される。白色光PH1、PH2は、光学素子30内で2回反射された後、発光装置100の外に放出される。出射角度(θ1、θ2)が異なる白色光PH1、PH2が第2レンズ面30Lbにまで到達すると、第2金属膜42によって集光されて、蓋部70から放出される。蓋部70から放出された白色光PH1、PH2は、集光性の高いスポット光になる。
しかし、発光装置100においては、黄色蛍光体を含む樹脂層25は、複数の発光素子20の直上に位置し、複数の発光素子20に樹脂層25が接触している。複数の発光素子20は、自己が発する熱によって温まると同時に、黄色蛍光体から発せられる熱によっても加熱される。
発光素子20は、動作温度において許容範囲を有する。発光素子20が動作しているとき、動作中の温度が許容範囲を超えたり、許容範囲の上限近傍にまで上昇すると、発光素子20の発光効率は低下する。複数の発光素子20が自己が発する熱と、黄色蛍光体から発せられる熱とによって過剰に加熱されると、動作中の温度が許容範囲を超えたり、許容範囲の上限近傍にまで上昇する。動作中の温度が許容範囲を超えたり、許容範囲の上限近傍にまで上昇すると、複数の発光素子20のそれぞれの発光効率が低下したり、複数の発光素子20のそれぞれの寿命が短くなったりする。
ここで、発光効率とは、例えば、発光素子から放出される全光束(lm)を、発光素子に投入する電力(W)によって除算した値(lm/W)である。全光束(lm)は、例えば、積分球によって測定される。
また、発光装置100においては、樹脂層25がリム部15に囲まれている。黄色蛍光体から発せられる熱は、リム部15内の樹脂層25内で溜まり易くなる。黄色蛍光体は、自己が発する熱とともに、発光素子20から発せられる熱によっても加熱される。黄色蛍光体が過剰に加熱されると、黄色蛍光体の光変換効率も低下してしまう。
これに対して、第1実施形態に係る発光装置1においては、樹脂層25内に黄色蛍光体が分散されていない。また、黄色蛍光体を含む第1層51は、光学素子30の第2レンズ面30Lbに設けられている。つまり、第1層51は、複数の発光素子20から離れている。
発光装置1の作用について説明する。
例えば、発光素子20から発せられた青色光は、空間30spに向かって出射する。青色光が第1レンズ面30Laに照射されると、青色光は、凹面である第1レンズ面30Laによって光学素子30内で発散する。図3(b)には、複数の発光素子20から出射する任意の青色光のうち、青色光PB1と青色光PB2とが示されている。
例えば、第1レンズ面30Laに入射する青色光として、中心軸30cから角度θ1傾いた青色光を青色光PB1とする。青色光PB1は、第1レンズ面30Laによって進行方向が変えられ、その進行方向が角度θ1より大きくなる。光学素子30内に入射された青色光PB1は、第1金属膜41の中心部分より外側の部分に優先的に照射する。
青色光PB1は、第1金属膜41によって反射される。ここで、第3レンズ面30Lcは、第1レンズ面30Laの側から見ると凸レンズになっている。これにより、第1金属膜41によって反射された青色光PB1は、光学素子30の外側、すなわち第2レンズ面30Laの側に進む。つまり、青色光PB1は、第1金属膜41の側から第1層51の側に進む。
第1層51に入射した青色光PB1は、第1層51の下に設けられた第2金属膜42によって反射される。第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹面レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された青色光PB1は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。そして、青色光PB1は、蓋部70を経由して、発光装置1の外に放出される。
青色光PB1が第1層51内に進入すると、青色光PB1の一部は、第1層51内の黄色蛍光体に吸収される。そして、黄色蛍光体は、黄色光を発する。
第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹面レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された黄色光は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。例えば、黄色光として、青色光PB1と平行に進む黄色光を黄色光PY1とする。
第1層51から出射した青色光と第1層51から出射した黄色光とが混色すると、蓋部70から白色光PH1が出射する。
また、発光素子20から発せられた青色光として、中心軸30cから角度θ2傾いた光を青色光PB2とする(θ1<θ2)。青色光PB2は、青色光PB1よりも広角に樹脂層25から出射された光である。青色光PB2は、第1レンズ面30Laによって進行方向が変えられ、その進行方向が角度θ2より大きくなる。光学素子30内に入射された青色光PB2は、第1金属膜41の中心部分より外側の部分に優先的に照射する。
青色光PB2は、第1金属膜41によって反射される。ここで、第3レンズ面30Lcは、第1レンズ面30Laの側から見ると凸レンズになっている。これにより、第1金属膜41によって反射された青色光PB2は、光学素子30の外側、すなわち第2レンズ面30Laの側に進む。つまり、青色光PB2は、第1金属膜41の側から第1層51の側に進む。
第1層51に入射した青色光PB2は、第1層51の下に設けられた第2金属膜42によって反射される。第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹面レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された青色光PB2は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。そして、青色光PB2は、蓋部70を経由して、発光装置1の外に放出される。
青色光PB2が第1層51内に進入すると、青色光PB2の一部は、第1層51内の黄色蛍光体に吸収される。黄色蛍光体は、黄色光を発する。
第2レンズ面30Lbは、第3レンズ面30Lcの側から見ると、凹面レンズになっている。これにより、第2金属膜42によって反射された黄色光は、光学素子30の外側よりも、光学素子30の上に配置された蓋部70に優先的に向かう。例えば、黄色光として、青色光PB2と平行に進む黄色光を黄色光PY2とする。青色光PB2と黄色光PY2とが混色すると、蓋部70から白色光PH2が出射する。
発光装置1においても、樹脂層25から出射される青色光PB1、PB2が第1金属膜41と第2金属膜42とによって反射され、発光装置1の外に放出される。発光装置1においても、光学素子30内に入射された青色光PB1、PB2が光学素子30内で2回反射された後、発光装置1の外に放出される。蓋部70から放出された青色光PB1、PB2は、集光性の高いスポット光になる。このような集光性の高い青色光に黄色光が混色すると、白色光も集光性の高いスポット光になる。
発光装置1においては、複数の発光素子20に黄色蛍光体を含む第1層51が接触していない。第1層51は、複数の発光素子20から離れている。発光装置1においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20が黄色蛍光体が発する熱によっては加熱され難くなっている。
これにより、発光装置1においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲を超え難くなる。または、発光装置1においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲の上限に近づき難くなっている。これにより、発光装置1においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの発光効率が増加する。または、発光装置1においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの寿命が延びる。
また、発光装置1においては、第1層51は、光学素子30と、第2金属膜42と、に接触している。つまり、発光装置1においては、黄色蛍光体から発せられる熱が光学素子30の側および第2金属膜42の側に逃げ易くなっている。これにより、黄色蛍光体は、自己が発する熱および発光素子20から発せられる熱によって加熱され難くなっている。これにより、発光装置1においては、発光装置100に比べて、黄色蛍光体の光変換効率が増加する。
また、第1層51に含まれる第1樹脂層51rの屈折率は、光学素子30の屈折率と同じである。例えば、第1樹脂層51rの屈折率と光学素子30の屈折率との差が大きくなると、第1層51と光学素子30との界面で青色光PB1、PB2が反射し易くなる。これにより、第1層51内に入射される青色光の光量が低下し、黄色蛍光体から発せられる黄色光の光量が相対的に低下する。これにより、青色光の光量が相対的に増し、X−Y面内における色むらが起き易くなる。
これに対し、第1層51に含まれる第1樹脂層51rの屈折率と、光学素子30の屈折率とが同じとき、青色光PB1、PB2は、第1層51と光学素子30との界面で反射することなく、第1層51内に進入する。第1層51に入射した青色光PB1、PB2のそれぞれの一部は、黄色蛍光体に吸収され、黄色蛍光体は黄色光を発する。これにより、第1層51内に入射される青色光の光量は界面反射によって低下せず、黄色蛍光体から発せられる黄色光の光量は相対的に低下しない。つまり、X−Y面内における色むらが起き難くなる。
また、発光装置1においては、筐体60の一部60aが第2金属膜42に接している。第1層51内で発生した熱は、筐体60の一部60aを経由して筐体60の全体にも逃げやすくなっている。
また、蛍光体が分散された樹脂層が空気に晒された状態で、樹脂層が高温になると、空気中の水、酸素により樹脂層の劣化が起きる場合がある。発光装置1においては、第1樹脂層51rは、光学素子30および第2金属膜42に接している。第1樹脂層51rは、空気中の水、酸素に晒されない。これにより、第1樹脂層51rは劣化し難くなっている。
また、発光装置1においては、空間30sp内には、光学素子30と樹脂層25とを支持する支持材がない。これにより、樹脂層25から発せられる青色光は、支持材によって遮られることなく、光学素子30内に進入する。また、発光装置1においては、光学素子30は、支持材で分割されていない。これにより、光学素子30に入射した青色光は、支持材によって遮られることなく、第1層51に照射する。
図4は、参考例に係る発光装置の動作中の温度、および第1実施形態に係る発光装置の動作中の温度を表す表である。
図4には、発光装置1と発光装置100とに、同じ電力を供給したときの基板10の温度Ts、蛍光体を含む層の温度Tp(発光装置1では、第1層51の温度、発光装置100では、樹脂層25の温度)、および発光素子20の温度Tcが表されている。温度の単位は、「℃」である。図4の結果は、シミュレーションにより求められている。
図4に表すように、発光装置100では、基板10の温度Tsが95℃であるのに対し、発光装置1では、基板10の温度Tsが92℃になっている。また、発光装置100では、樹脂層25の温度Tpが160℃であるのに対し、発光装置1では、第1層51の温度Tpが100℃になっている。また、発光装置100では、発光素子20の温度Tcが143℃であるのに対し、発光装置1では、発光素子20の温度Tcが121℃になっている。
このように、発光装置1は、発光装置100に比べて、基板、蛍光体を含む層、および発光素子のいずれの温度も下がる傾向にある。
(第2実施形態)
図5(a)は、第2実施形態に係る発光装置の一部を表す模式的断面図である。図5(b)、(c)は、第2実施形態に係る発光装置の作用を表す模式的断面図である。
図5(a)には、第1層51の厚さとして、厚さD1と、厚さD2とが例示されている。厚さD1、D2は、第2レンズ面30Lbに対し垂直な方向における第1層51の厚さである。厚さD1は、第1位置P1における厚さであり、厚さD2は、第2位置P2における厚さである。
厚さD2は、厚さD1よりも薄い。また、光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かう方向DR1において、第2位置P2は、第1位置P1より外側に位置している。第1層51の厚さは、光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かうほど、徐々に薄くなってもよい。
第1蛍光体21の濃度が第1層51内で均一であるとき、第2位置P2における第1蛍光体21の量は、第1位置P1における第1蛍光体21の量よりも少ない。第1蛍光体21の量は、光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かうほど、徐々に小さくなっている。
例えば、図5(b)に表すように、第1位置P1におけるレンズ面30Lb−1に対する法線を、法線PP1とする。第1位置P1では、青色光PB1が第1層51に法線PP1から角度θ3、傾いて入射するとする。この場合の第1層51における青色光PB1の光路は、光路L1−1と光路L1−2とを足し合わせた長さL1になる。
一方、図5(c)に表すように、第2位置P2における第2レンズ面30Lb−1に対する法線を、法線PP2とする。第1位置P2では、青色光PB1が第1層51に法線PP2から角度θ4、傾いて入射するとする。ここで、角度θ4は、角度θ3より大きい。この場合の第1層51における青色光PB1の光路は、光路L2−1と光路L2−2とを足し合わせた長さL2になる。
発光装置2では、第2位置P2における第1層51の厚さD2が第1位置P1における第1層51の厚さD1より薄い。ここで、長さL2が長さL1と同じになるように、第1層51の厚さが調整されている。
これにより、第1層51内において青色光PB1に照射される第1蛍光体21の量は、第1位置P1と第2位置P2とで同じになる。その結果、第1蛍光体21から発せられる黄色光の量は、第1位置P1と第2位置P2とで同じになる。これにより、青色光と黄色光とが混合した白色光の色合いは、第1位置P1と第2位置P2とで同じになる。すなわち、発光装置2では、X−Y面内における白色光の色むらが確実に抑えられる。
第1層51の構造として、第1層51の厚さは、光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かい一定であり、第1層51に含まれる第1蛍光体21の濃度が光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かうほど小さくなる構造も、第2実施形態に含まれる。この場合も、第1蛍光体21の濃度を調整分布を調整することにより、第1位置P1と第2位置P2とにおける第1蛍光体21から発せられる黄色光の量は、同じになる。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図6では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置3においては、複数の発光素子20と光学素子30との間に第3樹脂層53rが設けられている。第3樹脂層53rは、第1レンズ面30Laと樹脂層25との間、および第1レンズ面30Laとリム部15との間に設けられている。第3樹脂層53rの屈折率は、光学素子30の屈折率と同じであってもよい。
第3樹脂層53rは、透光性のある樹脂を含む。第3樹脂層53rは、例えば、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、およびガラス等の少なくともいずれかを含む。
第3樹脂層53rの屈折率が光学素子30の屈折率と同じとき、第1レンズ面30Laにおける青色光の全反射成分が抑えられる。これにより、発光装置3の発光効率は、発光装置1の発光効率よりさらに増加する。さらに、複数の発光素子20から発せられる熱は、樹脂層25および第3樹脂層53rを経由して光学素子30にも伝導し易くなる。これにより、複数の発光素子20のそれぞれの温度上昇がさらに抑えられる。
(第4実施形態)
図7(a)は、第4実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図7(b)は、図7(a)の矢印X2で囲む破線部分の図である。図7(a)では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置4は、発光装置1の構成に加え、第2層52をさらに備える。第2層52は、第1蛍光体21と第2樹脂層52rとを含む。第2層52は、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcの上に設けられている。第2層52は、蓋部70と光学素子30との間に設けられている。第2層52は、第3レンズ面30Lcの一部に接している。第2層52は、第1金属膜41を囲む。第2層52には、第1蛍光体21が均等に分散されている。第2樹脂層52rは、透光性のある樹脂を含む。第2樹脂層52rは、例えば、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、およびガラス等の少なくともいずれかを含む。第2層52は、成型加工により形成される。第2層52は、シートであってもよい。
第2層52の厚さは、第1層51の厚さと異なってもよい。例えば、第2層52の厚さは、第1層51の厚さより薄くてもよく、厚くてもよい。第2層52の厚さは、光学素子30の中心から光学素子30の外側に向かうほど、徐々に薄くなってもよい。また、第2層52に含まれる第1蛍光体21の総量は、第1層51に含まれる第1蛍光体21の総量と異なっていてもよい。例えば、第2層52に含まれる第1蛍光体21の総量は、第1層51に含まれる第1蛍光体21の総量よりも大きくてもよく、小さくてもよい。
例えば、第1層51から発せられる黄色光と発光素子20から発せられる青色光とが混合した白色光の色合いがX−Y面内で均一でなかったとする。発光装置4では、この色むらを第3レンズ面30Lcに設けた第1蛍光体21の分布によって補正することができる。
例えば、第1層51から発せられる黄色光と発光素子20から発せられる青色光とが混合した白色光において、光学素子30の外側ほど黄色が相対的に強くなったときには、光学素子30の中心側ほど、第1蛍光体21の量が多い第2層52を第3レンズ面30Lcに設ける。あるいは、第1層51から発せられる黄色光と発光素子20から発せられる青色光とが混合した白色光において、光学素子30の中心側ほど黄色が相対的に強くなったときには、光学素子30の外側ほど、第1蛍光体21の量が多い第2層52を第3レンズ面30Lcに設ける。これにより、X−Y面内における白色光の色合いは均一になる。
また、発光装置4では、第1蛍光体21が第3レンズ面30Lcの外周部に設けられている。第1蛍光体21は、第2レンズ面20Lbよりさらに離れた場所に位置する。これにより、発光装置4では、所謂、リモートフォスファ(remote phosphor)効果が増し、X−Y面内における白色光の色合いがさらに均一になる。
また、第2樹脂層52rの屈折率は、光学素子30の屈折率と同じであってもよい。これにより、青色光PB1、PB2は、第2層52と光学素子30との界面で反射することなく、第2層52内に進入する。第2層52に入射した青色光PB1、PB2のそれぞれの一部は、黄色蛍光体に吸収され、黄色蛍光体は黄色光を発する。これにより、第2層52内に入射される青色光の光量は界面反射によって低下せず、第2層52内の黄色蛍光体から発せられる黄色光の光量は相対的に低下しない。
(第5実施形態)
図8は、第5実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図8では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置5においては、発光装置1の構成から第1層51が除去されている。発光装置5においては、第2レンズ面30Lbの少なくとも一部に第2金属膜42が設けられている。第2層52は、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcの上に設けられている。第2層52は、蓋部70と光学素子30との間に設けられている。第2層52は、第3レンズ面30Lcに対向する。第2層52は、第3レンズ面30Lcの一部に接している。第2層52は、第1金属膜41を囲む。
発光装置5においては、第1金属膜41によって反射された青色光PB1が第2金属膜42によって反射される。第2金属膜42によって反射された青色光PB1は、第2層52および蓋部70を経由して、発光装置5の外に放出される。
青色光PB1が第2層52内に進入すると、青色光PB1の一部は、第2層52内の黄色蛍光体に吸収される。そして、黄色蛍光体は、黄色光を発する。黄色光として、青色光PB1と平行に進む黄色光を黄色光PY1とする。第2層52から出射した青色光と第2層52から出射した黄色光とが混色すると、蓋部70から白色光PH1が出射する。
また、第1金属膜41によって反射された青色光PB2は、第2金属膜42によって反射される。第2金属膜42によって反射された青色光PB2は、第2層52および蓋部70を経由して、発光装置5の外に放出される。
青色光PB2が第2層52内に進入すると、青色光PB2の一部は、第2層52内の黄色蛍光体に吸収される。黄色蛍光体は、黄色光を発する。黄色光として、青色光PB2と平行に進む黄色光を黄色光PY2とする。青色光PB2と黄色光PY2とが混色すると、蓋部70から白色光PH2が出射する。
発光装置5においても、樹脂層25から出射される青色光PB1、PB2が第1金属膜41と第2金属膜42とによって反射され、発光装置5の外に放出される。発光装置5においても、光学素子30内に入射された青色光PB1、PB2が光学素子30内で2回反射された後、発光装置5の外に放出される。蓋部70から放出された青色光PB1、PB2は、集光性の高いスポット光になる。このような集光性の高い青色光に黄色光が混色すると、白色光も集光性の高いスポット光になる。
発光装置5においては、複数の発光素子20に黄色蛍光体を含む第2層52が接触していない。第2層52は、複数の発光素子20から離れ、第3レンズ面30Lcに設けられている。発光装置5においても、複数の発光素子20が黄色蛍光体が発する熱によっては加熱され難くなっている。
これにより、発光装置5においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲の範囲を超え難くなる。または、発光装置5においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲の上限に近づき難くなっている。これにより、発光装置5においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの発光効率が増加する。または、発光装置5においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの寿命が延びる。
また、発光装置5においては、第2層52は、光学素子30に接触している。つまり、発光装置5においては、黄色蛍光体から発せられる熱が光学素子30の側に逃げ易くなっている。これにより、黄色蛍光体は、自己が発する熱および発光素子20から発せられる熱によって加熱され難くなっている。これにより、発光装置5においては、発光装置100に比べて、黄色蛍光体の光変換効率が増加する。
第2層52に含まれる第2樹脂層52rの屈折率と、光学素子30の屈折率とが同じとき、青色光PB1、PB2は、第2層52と光学素子30との界面で反射することなく、第2層52内に進入する。第2層52に入射した青色光PB1、PB2のそれぞれの一部は、黄色蛍光体に吸収され、黄色蛍光体は黄色光を発する。これにより、第2層52内に入射される青色光の光量は界面反射によって低下せず、黄色蛍光体から発せられる黄色光の光量は相対的に低下しない。つまり、X−Y面内における色むらが起き難くなる。
また、発光装置5では、第1蛍光体21が第3レンズ面30Lcの外周部に設けられている。第1蛍光体21は、複数の発光素子20の上側に位置し、複数の発光素子20とは離れている。第1蛍光体21は、第2レンズ面20Lbよりさらに離れた場所に位置する。これにより、発光装置5では、リモートフォスファ効果が増し、X−Y面内における白色光の色合いがさらに均一になる。
(第6実施形態)
図9(a)は、第6実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図9(b)は、図9(a)の矢印X3で囲む破線部分の図である。図9(a)では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置6においては、第2層52は、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcの上に設けられている。第2層52は、蓋部70と光学素子30との間に設けられている。第2層52は、第3レンズ面30Lcに対向する。
発光装置6においては、第2層52は、第3レンズ面30Lcではなく、蓋部70の下に接している。Z方向から見て、第2層52は、第1金属膜41を囲む。これにより、発光装置6は、発光装置4と同じ効果を奏する。
(第7実施形態)
図10(a)は、第7実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図10(b)は、図10(a)の矢印X4で囲む破線部分の図である。図10(a)では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置7は、発光装置1の構成を備える。発光装置7の蓋部70は、第1蛍光体21を含む。第1蛍光体21を含む蓋部70の領域を、領域70pとする。領域70pは、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcに対向する。領域70pは、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcの上に設けられている。Z方向から見て、領域70aは、第1金属膜41を囲む。
発光装置7においては、第1蛍光体21を含む第2層52が蓋部70に接触せず、蓋部70が第1蛍光体21を含んでいる。これにより、発光装置7は、発光装置4と同じ効果を奏する。
(第8実施形態)
図11は、第8実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図11では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置8においては、発光装置1の構成から第1層51が除去されている。発光装置8の蓋部70は、第1蛍光体21を含む。第1蛍光体21を含む領域70pは、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcに対向する。領域70pは、第1金属膜41が設けられていない第3レンズ面30Lcの上に設けられている。
発光装置8においては、第1金属膜41によって反射された青色光PB1が第2金属膜42によって反射される。第2金属膜42によって反射された青色光PB1は、領域70aを経由して、発光装置8の外に放出される。
青色光PB1が領域70a内に進入すると、青色光PB1の一部は、領域70a内の黄色蛍光体に吸収される。そして、黄色蛍光体は、黄色光を発する。黄色光として、青色光PB1と平行に進む黄色光を黄色光PY1とする。領域70aから出射した青色光と領域70aから出射した黄色光とが混色すると、領域70aから白色光PH1が出射する。
また、第1金属膜41によって反射された青色光PB2は、第2金属膜42によって反射される。第2金属膜42によって反射された青色光PB2は、領域70aを経由して、発光装置8の外に放出される。
青色光PB2が領域70a内に進入すると、青色光PB2の一部は、領域70a内の黄色蛍光体に吸収される。黄色蛍光体は、黄色光を発する。黄色光として、青色光PB2と平行に進む黄色光を黄色光PY2とする。青色光PB2と黄色光PY2とが混色すると、領域70aから白色光PH2が出射する。
発光装置8においても、樹脂層25から出射される青色光PB1、PB2が第1金属膜41と第2金属膜42とによって反射され、発光装置8の外に放出される。発光装置8においても、光学素子30内に入射された青色光PB1、PB2が光学素子30内で2回反射された後、発光装置8の外に放出される。蓋部70から放出された青色光PB1、PB2は、集光性の高いスポット光になる。このような集光性の高い青色光に黄色光が混色すると、白色光も集光性の高いスポット光になる。
発光装置8においては、複数の発光素子20に黄色蛍光体を含む領域70aが接触していない。領域70aは、複数の発光素子20から離れ、蓋部70に設けられている。発光装置8においても、複数の発光素子20が黄色蛍光体が発する熱によっては加熱され難くなっている。
これにより、発光装置8においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲の範囲を超え難くなる。または、発光装置8においては、発光素子20の動作中の温度が許容範囲の上限に近づき難くなっている。
これにより、発光装置8においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの発光効率が増加する。または、発光装置8においては、発光装置100に比べて、複数の発光素子20のそれぞれの寿命が延びる。
また、発光装置8においては、領域70aは、大気中に露出している。つまり、発光装置8においては、黄色蛍光体から発せられる熱が大気側に逃げ易くなっている。これにより、黄色蛍光体は、自己が発する熱および発光素子20から発せられる熱によって加熱され難くなっている。これにより、発光装置8においては、発光装置100に比べて、黄色蛍光体の光変換効率が増加する。
また、発光装置8では、第1蛍光体21が蓋部70の外周部に設けられている。第1蛍光体21は、複数の発光素子20の上側に位置し、複数の発光素子20とは離れている。第1蛍光体21は、第2レンズ面20Lbよりさらに離れた場所に位置する。これにより、発光装置8では、リモートフォスファ効果が増し、X−Y面内における白色光の色合いがさらに均一になる。
(第9実施形態)
図12は、第9実施形態に係る発光装置の模式的断面図である。図11では、口金80付近の表示が省略されている。
発光装置9においては、筐体60と第2金属膜42との間に熱伝導材65が設けられてる。熱伝導材65は、例えば、樹脂、金属粉、金属箔、ゲル等のいずれかを含む。これにより、第1蛍光体21から発した熱は、第2金属膜42、熱伝導材65を経由して筐体60に逃げ易くなる。これにより、黄色蛍光体は、自己が発する熱によって加熱され難くなる。これにより、発光装置9においては、黄色蛍光体の光変換効率がさらに増加する。
上記の実施形態では、「AはBの上に設けられている」と表現された場合の「の上に」とは、AがBに接触して、AがBの上に設けられている場合の他に、AがBに接触せず、AがBの上方に設けられている場合との意味で用いられる場合がある。また、「AはBの上に設けられている」は、AとBとを反転させてAがBの下に位置した場合や、AとBとが横に並んだ場合にも適用される場合がある。これは、実施形態に係る半導体装置を回転しても、回転前後において半導体装置の構造は変わらないからである。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。しかし、実施形態はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、実施形態の特徴を備えている限り、実施形態の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズ、数、数値などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて複合させることができ、これらを組み合わせたものも実施形態の特徴を含む限り実施形態の範囲に包含される。その他、実施形態の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても実施形態の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、100 発光装置、 10 基板、 15 リム部、 20 発光素子、 20stp 段差、 21 第1蛍光体、 25 樹脂層、 30 光学素子、 30La 第1レンズ面、 30Lb 第2レンズ面、 30Lb−1、30Lb−2 レンズ面、 30Lc 第3レンズ面、 30c 中心軸、 30t 凸部、 30sp 空間、 41 第1金属膜、 41e 外周、 42 第2金属膜、 42e 外周、 42i 内周、 51 第1層、 51r 第1樹脂層、 52 第2層、 52r 第2樹脂層、 53r 第3樹脂層、 60 筐体、 60a 一部、 65 熱伝導材、 70 蓋部、 70a 領域、 70sp 空間、 80 口金、 81 電源回路部、 82 ケース、 PH1、PH2 白色光、 PB1、PB2 青色光、 PY1、PY2 黄色光、 θ1〜θ4 角度、 PP1、PP2 法線

Claims (10)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子の上に設けられた光学素子であって、
    第1レンズ面と、第2レンズ面と、第3レンズ面と、を有し、
    前記第3レンズ面は、前記第1レンズ面および前記第2レンズ面とは反対側に設けられ、
    前記第1レンズ面は、前記第2レンズ面によって囲まれ、
    前記第1レンズ面は、前記発光素子に対向する、光学素子と、
    前記第3レンズ面の一部に設けられ、前記発光素子の上に位置する第1光反射膜と、
    前記第2レンズ面の少なくとも一部に設けられ、第1蛍光体を含む第1層と、
    第2光反射膜であって、前記第1層が前記第2光反射膜と前記第2レンズ面との間に設けられた第2光反射膜と、
    を備えた発光装置。
  2. 前記第2レンズ面に対し垂直な方向における前記第1層の厚さであって、前記第1層の第1位置における前記厚さは、前記第1層の第2位置における前記厚さのほうが薄く、
    前記光学素子の中心から前記光学素子の外側に向かう方向において、前記第2位置は、前記第1位置より外側に位置している請求項1記載の発光装置。
  3. 前記第1層は、第1樹脂層をさらに含み、
    前記第1樹脂層の屈折率は、前記光学素子の屈折率と同じである請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 第2層をさらに備え、
    前記第2層は、前記第1光反射膜が設けられていない前記第3レンズ面に対向し、前記第1蛍光体を含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光装置。
  5. 前記第2層は、第2樹脂層をさらに含み、
    前記第2樹脂層の屈折率は、前記光学素子の屈折率と同じである請求項4記載の発光装置。
  6. 蓋部をさらに備え、
    前記光学素子は、前記発光素子と前記蓋部との間に設けられ、
    前記蓋部は、前記第1蛍光体を含む請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光装置。
  7. 第3樹脂層をさらに備え、
    前記第3樹脂層は、前記発光素子と前記光学素子との間に設けられ、
    前記第3樹脂層の屈折率は、前記光学素子の屈折率と同じである請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光装置。
  8. 筐体をさらに備え、
    前記発光素子、前記光学素子、前記第1光反射膜、前記第2光反射膜、および前記第1層は、前記筐体の中に設けられ、
    前記筐体の一部が前記第2光反射膜に接している請求項1〜7のいずれか1つに記載の発光装置。
  9. 発光素子と、
    前記発光素子の上に設けられた光学素子であって、
    第1レンズ面と、第2レンズ面と、第3レンズ面と、を有し、
    前記第3レンズ面は、前記第1レンズ面および前記第2レンズ面とは反対側に設けられ、
    前記第1レンズ面は、前記第2レンズ面によって囲まれ、
    前記第1レンズ面は、前記発光素子に対向する、光学素子と、
    前記第3レンズ面の一部に設けられ、前記発光素子の上に位置する第1光反射膜と、
    前記第2レンズ面の少なくとも一部に設けられた第2光反射膜と、
    前記第1光反射膜が設けられていない前記第3レンズ面に対向し、第1蛍光体を含む第2層と、
    を備えた発光装置。
  10. 発光素子と、
    前記発光素子の上に設けられた光学素子であって、
    第1レンズ面と、第2レンズ面と、第3レンズ面と、を有し、
    前記第3レンズ面は、前記第1レンズ面および前記第2レンズ面とは反対側に設けられ、
    前記第1レンズ面は、前記第2レンズ面によって囲まれ、
    前記第1レンズ面は、前記発光素子に対向する、光学素子と、
    前記第3レンズ面の一部に設けられ、前記発光素子の上に位置する第1光反射膜と、
    前記第2レンズ面の少なくとも一部に設けられた第2光反射膜と、
    前記第3レンズ面に対向し、第1蛍光体を含む蓋部と、
    を備えた発光装置。
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