JP2017047407A - 炭酸水浄水器及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭酸水の製造時間を低減し、ポンプがなくても、炭酸水の排出が可能であり、炭酸水の製造量を基に、炭酸の排出量を自動調節できるようにした炭酸水浄水器及びその制御方法の提供。【解決手段】浄水が貯蔵された浄水槽101と、前記浄水槽に供給された浄水を冷却させた冷水を貯蔵し、前記冷水と炭酸とを混合して、炭酸水を製造する混合タンク110と、前記混合タンクから排出される炭酸水の排出量を検出する炭酸水検出センサ140と、前記炭酸水検出センサで検出した炭酸水の排出量から、混合タンクの炭酸水の貯蔵量を判断し、前記判断した炭酸水の貯蔵量により、冷水の供給及び炭酸供給量を制御して、炭酸水の製造を制御する制御パネル160とで構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、炭酸水浄水器(sparkling water purifier)及びその制御方法に関し、特に、炭酸水の製造時間を減らし、ポンプがなくても、炭酸水の排出が可能であり、炭酸水の製造量を基に、炭酸の排出量を自動調節できるようにした炭酸水浄水器及びその制御方法に関する。
一般に、冷温浄水器は、別の水タンク又は蛇口から供給される水を浄水し、所定温度で冷却・加熱して、使用者が所望する温度の飲用水を提供する飲用水供給装置である。
近年、浄水器は、単に、原水をフィルタリングして浄水を供給する機能だけでなく、人間に有用な成分が追加されるような様々な機能を有する浄水器を発売している。例えば、浄水器に炭酸(carbonic acid)を供給して、水を飲むと、炭酸水が簡便に供給できるようにした製品が発売されている。
このような炭酸水製造装置は、初期の炭酸を貯蔵する炭酸ガス圧力容器と、オリフィスを介して空気を供給する空気供給部とで構成され、容器内に、オリフィスを介して空気を供給して気泡を発生させ、この気泡に炭酸を供給して炭酸水を製造する。
炭酸水製造装置に関する従来技術が、下記の特許文献1〜特許文献4に開示されている。
特許文献1に開示された従来技術は、内部に冷水が貯蔵され、外周面に蒸発器が取り付けられる冷水タンクと、前記冷水タンクから供給される冷水と炭酸ガスが混合される炭酸水タンクと、前記炭酸水タンクに貯蔵された炭酸水が取り出される炭酸水バルブと、前記炭酸水タンクの外周面に取り付けられ、前記蒸発器と接触して、前記炭酸水タンクを冷却させる伝導板とを含んで、水供給装置を具現する。
上記のように構成される従来技術は、水供給装置により、冷水筒に装着した蒸発器が炭酸水容器を同時に冷却することで、冷水と炭酸水の温度バランスを効率よく維持する。
特許文献2に開示された従来技術は、冷水を貯蔵する貯蔵タンクと、気体分離膜と、貯蔵タンクの冷水を流入口に供給するポンプと、気体分離膜に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部と、前記貯蔵タンクと気体分離膜との間に設けられる冷水供給管と、前記二酸化炭素供給部と気体分離膜との間に設けられ、二酸化炭素の供給のための開閉弁を有する二酸化炭素供給管と、炭酸水の排出のための開閉弁を有する炭酸水抽出管と、排出口に設けられ、炭酸水の排出圧力又は炭酸濃度を感知するセンサと、前記センサによる炭酸水の排出圧力又は炭酸濃度値から、二酸化炭素の注入量を調節する制御部とを含んで、炭酸水製造装置を具現する。
このような構成によると、炭酸水抽出管を介して排出される炭酸水から、炭酸水の排出圧力又はその炭酸水中の炭酸濃度をリアルタイムでセ感知して、最適の炭酸濃度を有した炭酸水製造が可能であるように、二酸化炭素の注入量を調節し、且つ冷水の注入量を調節することができるので、二酸化炭素又は冷水の注入量を節減するという経済的な効果がある。
特許文献3に開示された従来技術は、水と機能性ガスが流入され、機能性ガスが水に溶解するようにして機能水を形成した後、外部に排出する混合タンクと、冷水が貯蔵され、前記混合タンクの少なくとも一部が接触・挿入するように設けられ、冷水によって、前記混合タンクに貯蔵した水を冷却させる冷水タンクとを含んで、機能水製造装置を具現する。
このような構成によると、冷水タンクに貯蔵された冷水によって、機能性ガスが水に溶解するようにして、機能水を形成する混合タンクに貯蔵された水を冷却することができ、別の冷却手段を設けなくても、混合タンクに貯蔵された水を冷却することができ、冷水タンクに貯蔵した冷水だけでなく、氷貯蔵庫に貯蔵したた氷によっても、混合タンクに貯蔵された水を冷却することができ、混合タンクに貯蔵された水で機能性ガスが容易に溶解するようにして、機能性ガスを容易に形成することができる。
特許文献4に開示された従来技術は、冷水タンクと、炭酸ガスタンクと、前記冷水タンクから水を供給される混合機と、前記混合機に連結した炭酸水バルブとを含み、前記炭酸ガスタンクが炭酸ガスを前記混合機に供給し、前記混合機は、その内部で供給された水と炭酸ガスとを混合して、前記炭酸水バルブを介して放出する炭酸水浄水器を開示する。前記のような炭酸水浄水器は、使用者が炭酸水の供給を所望すると、供給された炭酸ガスが、混合機内に貯蔵された水と混合することで炭酸水が製造されるので、十分な炭酸レベルの炭酸水を供給することができる。
大韓民国登録特許10-0735914号(2007.06.28.登録) 大韓民国公開特許10-2010-0060219号(2010.06.07.公開) 大韓民国公開特許10-2014-0001531号(2014.01.07.公開) 大韓民国公開実用新案20-2013-0006029号(2013.10.16.公開)
ところが、前記のような従来技術は、炭酸水を製造・供給することはできるが、炭酸水の製造時間が長くて、持続的な炭酸水の供給が困難であり、炭酸水を排出するためのポンプの使用により、炭酸水製造装置の構成を複雑にすると共に、コストを上げるという不都合がある。
また、従来技術は、炭酸量を調節する機能がないため、炭酸水に炭酸が不足、又は過多流入されて、最適の炭酸水を提供しないという不都合がある。
また、従来技術のうち、原水(水道水)を用いて炭酸水を製造する装置は、炭酸水を浄水できないという不都合がある。
そこで、本発明の目的は、前記のような従来技術で発生する諸問題点を解決するためになされたものであって、炭酸水の製造時間を減らし、ポンプがなくても、炭酸水の排出が可能であり、炭酸水の製造量を基に、炭酸の排出量を自動調節できるようにした炭酸水浄水器及びその制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、炭酸水を排出するためのポンプがなくても、炭酸水の排出を可能にして、炭酸水製造装置の構成を単純化し、コストを節減する炭酸水浄水器及びその制御方法を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、浄水を冷却した冷水を、炭酸水製造用水として用いることによって、別の冷却装置がなくても、炭酸水を、冷水と同じ温度に維持させる炭酸水浄水器及びその制御方法を提供することにある。
前記のような目的を達成するために、本発明による炭酸水浄水器は、浄水が貯蔵された浄水槽と、前記浄水槽に供給された浄水を冷却させた冷水を貯蔵し、前記冷水と炭酸とを混合して、炭酸水を製造する混合タンクと、前記混合タンクから排出される炭酸水の排出量を検出する炭酸水検出センサと、前記炭酸水検出センサで検出した炭酸水の排出量から、混合タンクの炭酸水の貯蔵量を判断し、前記判断した炭酸水の貯蔵量により、冷水の供給及び炭酸供給量を制御して、炭酸水の製造を制御する制御パネルとを含むことを特徴とする。
炭酸水の貯蔵量、冷水及び温水の出水状態、混合タンクへの水供給状態、炭酸水製造レベル、炭酸水製造状態、炭酸水排出中止状態を表示し、使用者の操作により、炭酸濃度を選択する炭酸水濃度選択スイッチを含むタッチボードを、更に含むことを特徴とする。
前記制御パネルの制御により、前記混合タンク内の炭酸を外部に排出する炭酸排出部を、更に含むことを特徴とする。
前記混合タンクは、供給された浄水を冷却させる冷却装置を含むことを特徴とする。
前記炭酸水検出センサは、炭酸水の排出時間を検出することを特徴とする。
前記制御パネルは、前記炭酸水検出センサで検出した炭酸水の排出時間を、炭酸水の排出量に換算し、これを基に、混合タンク内の炭酸水の貯蔵量を演算し、演算した炭酸水の貯蔵量により、冷水供給及び炭酸供給を制御することを特徴とする。
前記制御パネルは、炭酸水の貯蔵量と、使用者により選択された炭酸濃度とにより、炭酸供給部の炭酸供給量を制御することを特徴とする。
また、前記のような目的を達成するために、本発明による炭酸水浄水器の制御方法は、 (а) 電源が供給されると、初期化を行い、浄水機能により原水を浄水して、浄水槽に貯蔵するステップと、(b) 冷水及び炭酸水を貯蔵する混合タンクの炭酸水の貯蔵量を確認するステップと、(c) 前記(b)ステップで確認した炭酸水の貯蔵量が、設定レベル以下であると、冷水を混合タンクに供給し、供給された冷水に炭酸を混合して、炭酸水を製造するステップとを含むことを特徴とする。
(d) 前記混合タンクに貯蔵された炭酸水が排出されると、炭酸水の排出量を確認し、確認した炭酸水の排出量を基に、混合タンクに貯蔵された炭酸水の貯蔵量を設定するステップを、更に含むことを特徴とする。
前記(d)ステップは、炭酸水の排出時間を炭酸水の排出量に換算し、設定された炭酸水の貯蔵量から、前記換算した炭酸水の排出量を演算して、混合タンクに貯蔵した炭酸水の貯蔵量を決定することを特徴とする。
本発明によると、浄水を冷却した冷水を使用することで、炭酸水の製造時間を減らすことができ、炭酸水の製造量を基に、炭酸の排出量を自動調節することができる。
また、本発明によると、炭酸水を排出するためのポンプがなくても、炭酸水の排出が可能であるので、炭酸水製造装置(炭酸水浄水器)の構成を単純化して、コスト節減を図ることができる。
さらに、本発明によると、浄水を冷却した冷水を炭酸水製造用水として用いることにより、別の冷却装置がなくても、炭酸水を、冷水と同じ温度に維持することができる。
図1は、本発明の望ましい実施例による炭酸水浄水器の概略構成図である。 図2は、本発明の望ましい実施例による炭酸水浄水器の制御方法を示すフローチャートである、
以下、本発明の望ましい実施例による炭酸水浄水器及びその制御方法を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の望ましい実施例による炭酸水浄水器の概略構成図である。
本発明による炭酸水浄水器は、図1に示しているように、浄水槽101と、混合タンク110と、炭酸供給部121と、炭酸水出水部122と、冷水出水部123と、温水出水部124と、炭酸排出部125と、温水タンク130と、炭酸水検出センサ140と、複数の電磁弁151〜158と、制御パネル160と、タッチボード170とを含む。
浄水槽101には、浄水装置により、原水を浄水した浄水が貯蔵される。
混合タンク110は、前記浄水槽101から供給された浄水を冷却した冷水を貯蔵し、前記冷水と炭酸とを混合して、炭酸水を製造する。
このような混合タンク110には、供給した浄水を冷却させる冷却装置113が設けられ、冷却した浄水を貯蔵する冷水槽111と、冷水と炭酸が混合した炭酸水とを貯蔵する炭酸水貯蔵槽112とを含む。また、混合タンク110は、冷水を排出するための冷水排出部115と、炭酸水を排出するための炭酸水排出部114とを含む。
また、混合タンク110には、冷水を供給するための第1の冷水供給管、冷水を出水するための冷水出水管、出水した冷水を炭酸水貯蔵槽112に供給するための第2の冷水供給管、炭酸を供給するための炭酸供給管、炭酸水を出水するための炭酸水出水管、炭酸を排出するための炭酸排出管が連結される。
炭酸水検出センサ140は、炭酸水出水管の所定位置に設けられ、前記混合タンク110から排出される炭酸水の排出量を検出して、制御パネル160に導く。このような炭酸水検出センサ140は、炭酸水の排出時間を検出することが望ましい。
制御パネル160は、前記炭酸水検出センサ140で検出した炭酸水の排出量により、混合タンク110の炭酸水の貯蔵量を判断し、前記判断した炭酸水の貯蔵量により、冷水供給及び炭酸供給量を制御する。このような制御パネル160は、前記炭酸水検出センサ140で検出した炭酸水の排出時間を炭酸水の排出量に換算し、これを基に、混合タンク110内の炭酸水の貯蔵量を演算し、演算した炭酸水の貯蔵量により、冷水供給と炭酸供給を制御するのが望ましい。また、制御パネル160は、炭酸水の貯蔵量と、使用者により選択された炭酸濃度とによって、炭酸供給部121の炭酸供給量を制御する役目も果たす。また、制御パネル160は、マイクロプロセッサ、マイコン、中央処理装置、コントローラのような制御装置で具現する。
タッチボード170は、炭酸水の貯蔵量、冷水及び温水の出水状態、混合タンクの水供給状態、炭酸水製造レベル、炭酸水製造状態を表示する。このようなタッチボード170は、使用者の操作により、炭酸濃度を選択するようにした炭酸水濃度選択スイッチを含む。
炭酸供給部121は、炭酸水を製造するための炭酸を供給し、圧縮した炭酸が貯蔵されたボンベ(Bombe)を用いることが望ましい。
炭酸水出水部122は、前記混合タンク110に貯蔵された炭酸水を外部に出水し、冷水出水部123は、前記混合タンク110に貯蔵された冷水を外部に出水する。
温水抽出部124は、温水タンク130に貯蔵された温水を外部に出水し、炭酸排出部125は、前記制御パネル160の制御により、前記混合タンク110内の炭酸を外部に排出する。ここで、温水タンク130には、冷水を加熱するための加熱装置と、温水の温度を調節するために、過熱した温水を循環させる過熱温水循環部131を含む。
複数の電磁弁151〜158は、それぞれの管の所定位置に設けられ、冷水、温水、炭酸、炭酸水、炭酸、炭酸水製造用冷水、温水の排出又は流入を制御し、前記制御パネル160の制御下に駆動が制御される。
このように構成された本発明による炭酸水浄水器の動作を具体的に説明すると、以下の通りである。
まず、炭酸水浄水器に駆動用電源が供給されると、制御パネル160で初期化を行い、浄水機能を制御して原水を浄水し、浄水槽101に貯蔵する。ここで、原水である水道水を浄水する方式は、一般の浄水器における浄水方法と同様である。
更に、制御パネル160は、初期化を行った後、混合タンク110内の炭酸水の貯蔵量を確認し、これを基に、炭酸水の製造及び供給を制御する。
ここで、本発明は、初期に、混合タンク110内の炭酸水貯蔵槽112に炭酸水が全くないことを仮定して、説明する。
初期に、制御パネル160の制御により、浄水槽101に貯蔵された浄水を、混合タンク110の冷水槽111に供給する。ここで、混合タンク110の所定位置には、冷却装置113が設けられ、混合タンク110に供給された浄水を冷却させる。このように、冷却した冷水は、第5電磁弁155を通過した後、第4の電磁弁154を介して、炭酸水貯蔵槽112に供給される。この時、第4の電磁弁154は、制御パネル160の制御により駆動が制御される。ここで、炭酸水貯蔵槽112に貯蔵される冷水は様々であるが、多くの実験と炭酸水の製造時間などを考えて、本発明では、800ccに設定している。炭酸水貯蔵槽112に冷水を供給する冷水量は、第4の電磁弁154の開弁時間を用いて、算出することができる。そこで、制御パネル160は、第4の電磁弁154の開弁時間を制御して、炭酸水貯蔵槽112に供給される冷水量を調節する。
炭酸水貯蔵槽112に、炭酸水製造のための冷水が所定量供給されると、第4の電磁弁154は閉弁し、炭酸供給部121に連結した第1の電磁弁151を制御して、炭酸水貯蔵槽112に炭酸を供給する。
一方、本発明の特徴として、炭酸水貯蔵槽112に供給される炭酸量を調節することができるということである。ここで、炭酸量は、初期に使用者がタッチボード170の炭酸水濃度選択スイッチにより設定した炭酸濃度レベルと、炭酸水貯蔵槽112に貯蔵した炭酸水の貯蔵量とによって、調節する。例えば、炭酸水製造の前に、炭酸水貯蔵槽112には、炭酸水が全くない状態であるので、炭酸量は、使用者が設定した炭酸濃度レベルを基準に、最大となる。もし、炭酸水貯蔵槽112に炭酸水が50%程度(400cc)があるとしたら、更に製造すべき炭酸水は、400ccであるので、使用者が設定した炭酸濃度レベルを基準に、炭酸量は、50%だけ供給すればよい。
炭酸量の制御は、第1の電磁弁151の開弁時間を用いて調節する。通常、0.3秒程度に開弁し、このような開弁時間をもって、その開弁回数を調節して、炭酸量を調節する。
このような過程により、炭酸水を製造する。炭酸水の製造が完了すると、制御パネル160は、第6の電磁弁156を予め設定時間(例えば、約0.5秒)の間、開弁して、混合タンク110内での未使用の炭酸を、炭酸排出部125を介して排出する。
ここで、タッチボード170は、混合タンクに貯蔵される炭酸水の貯蔵量、冷水出水状態(COL)、温水出水状態(Hot)、混合タンクに冷水を投入する状態(冷水/温水出水は可能、炭酸水出水は不可)、炭酸水製造濃度レベル(SP1、SP2、SP3)、炭酸水製造状態(冷水/温水出水は可能、炭酸水出水は不可)などをディスプレイする。
一方、浄水槽101に貯蔵された浄水は、温水タンク130に供給され、温水タンク130内の加熱装置で加熱されて、温水となる。加熱した温水は、使用者が温水出水部124を用いて、温水排出を要求すると、第7の電磁弁157を制御して、温水を排出する。必要により、温水タンク130に貯蔵した温水を、第8の電磁弁158により排出させる。ここで、温水は、70℃〜85℃の状態に維持され、ここで、温水温度を測定して、85℃より高いと、温水循環部131により、温水タンク130に貯蔵した温水を循環させて、温水の温度を低くする。温水が排出されると、冷水を、再度温水タンク130に供給し、加熱装置で冷水を加熱して、温水を生成する。
更に、使用者が冷水出水を要求した場合は、第3の電磁弁153を制御して、混合タンク110内の冷水槽111に貯蔵した冷水を、冷水出水部123により排出させる。冷水槽111の冷水貯蔵量も、水位センサを用いて冷水水位を測定して、冷水貯蔵量を調節することができ、他の方法としては、浄水槽101から冷水槽111に供給される浄水量を調節して、冷水貯蔵量を調節することができる。
ここで、温水及び冷水の制御は、一般の浄水器で行う方法をそのまま採択して制御されるので、本発明では、具体的な制御過程を省略する。
一方、使用者が炭酸水の排出を要求すると、第2の電磁弁152を開弁して、混合タンク110内の炭酸水貯蔵槽112に貯蔵した炭酸水を、炭酸水出水部122で排出する。ここで、本発明の他の特徴として、炭酸水を排出することにおいて、別の炭酸水排出ポンプを利用しないということである。実際に、炭酸は、高圧圧縮した状態であるので、圧力が高い。そこで、このような炭酸圧力を冷水と混合して、炭酸水を製造すると、製造される炭酸水には、高い圧力が存在する。そこで、このような炭酸圧力を用いて、第2の電磁弁152だけを開弁すると、炭酸圧力によって、炭酸水の排出が可能となる。炭酸水の排出のためのポンプを除去することで、炭酸水浄水器の構造を単純化することができ、また、ポンプの除去により、全体的な炭酸水浄水器のコストを節減することができる。
炭酸水の排出が行われると、炭酸水排出管の所定位置に設置された炭酸水検出センサ140で、炭酸水の排出時間をカウントする。ここで、炭酸水検出センサ140は、炭酸水により動作可能なあらゆるセンサを用いることができる。炭酸水検出センサ140により、炭酸水排出が検出されると、制御パネル160は、炭酸水の排出時間をカウントする。そして、炭酸水排出が終了すると、カウントした炭酸水の排出時間を炭酸水の排出量に換算し、以前に貯蔵した炭酸水の貯蔵量から炭酸水の排出量を引いて、炭酸水貯蔵槽112の炭酸水の貯蔵量を確認する。実際に、使用者が炭酸水浄水器を用いて炭酸水を排出する場合、持続的に炭酸水を排出することではなく、コップやその他の容器を使用するため、その容器に適量の炭酸水が排出されると、炭酸水排出を中止することになる。そこで、このような炭酸水排出の開始及び終了時点を基準に、炭酸水の排出時間をカウントし、これを炭酸水の排出量に換算する。このような方法の他に、第2の電磁弁152の開弁時間を基準に、炭酸水の排出量を検出することもできる。これは、事前に、第2の電磁弁152の開弁時間による炭酸水の排出量をテーブル形態に設け、第2の電磁弁152の開弁時間をテーブルに適用して、実時間に炭酸水の排出量を検出する。
炭酸水の排出が行われると、制御パネル160は、持続的に演算により炭酸水貯蔵槽112の炭酸水の貯蔵量を確認し、確認結果、炭酸水の貯蔵量が、予め設定された最小貯蔵量以下になると、直ちに炭酸水の排出を中止し、換算した炭酸水の排出量を基準に、炭酸水の貯蔵量を判断する。炭酸水排出の中止時には、タッチボード170により、炭酸水排出の中止を表示することで、使用者が容易に炭酸水排出の中止状態であることが分かるようになる。更に、前記判断結果を基に、炭酸水の製造量を決定し、それに合わせて、冷水の供給と炭酸の供給量を調節して、再度、炭酸水を製造することになる。
本発明の他の特徴として、炭酸水の製造時間が極めて短いことである。例えば、炭酸水の製造に際して、冷却装置113で冷却した冷水を用いるので、製造した炭酸水を別に冷却する必要がなく、浄水した水を用いて炭酸水を製造するため、水を再度浄水する機能も不要である。そこで、本発明は、冷却した冷水に、所定の炭酸のみを混合すると、直ちに炭酸水を製造することができるので、一般の炭酸水製造装置と比較して、炭酸水の製造時間を格段に減少することができる。
図2は、本発明による炭酸水浄水器の制御方法を示すフローチャートであり、Sは、ステップを意味し、図1の制御パネル160により、ソフトウェア的に炭酸水浄水器を制御する過程を示している。
図2に示しているように、本発明による炭酸水浄水器の制御方法は、(а) 電源が供給されると、初期化を行い、浄水機能で原水(水道水)を浄水して、浄水槽に貯蔵するステップ(S101〜S102)と、(b) 冷水及び炭酸水を貯蔵する混合タンク110の炭酸水の貯蔵量を確認するステップ(S103)と、(c) 前記(b)ステップで確認した炭酸水の貯蔵量が、設定レベル以下であると、冷水を混合タンク110に供給し、供給された冷水に炭酸を混合して、炭酸水を製造するステップ(S104〜S106)と、(d) 前記混合タンク110に貯蔵した炭酸水が排出されると、炭酸水の排出量を確認し、確認した炭酸水の排出量を基に、混合タンク110に貯蔵された炭酸水の貯蔵量を設定するステップ(S107〜S110)とを含む。
このように構成された本発明による炭酸水浄水器の制御方法を具体的に説明すると、以下の通りである。
まず、ステップS101において、炭酸水浄水器に駆動用電源が供給されると、制御パネル160は、初期化を行い、ステップS102において、浄水機能により、原水(水道水)を浄水して浄水槽101に貯蔵する。ここで、原水である水道水を浄水する浄水機能は、一般の浄水器で浄水を行うことと同様な原理で行う。
次に、ステップS103において、冷水及び炭酸水を貯蔵する混合タンク110の炭酸水の貯蔵量を確認する。ここで、炭酸水の貯蔵量の確認は、排出される炭酸水の排出量と、初期混合タンク110に貯蔵された炭酸水の貯蔵量とを基に演算して、炭酸水の貯蔵量を確認する。
ついで、ステップS104において、確認した炭酸水の貯蔵量が、設定レベル(100cc)以下の場合、ステップS105に移して、冷水を混合タンク110に供給し、ステップS106に移して、供給された冷水に炭酸を混合して、炭酸水を製造する。前記において、設定レベルを100ccとしたが、本発明は、これに限定されず、製品出荷の初期に、設計者により、適量に可変して設定することができる。炭酸水製造時の炭酸量は、図1の炭酸水浄水器の説明と同様に、使用者が設定した炭酸濃度レベルと、現在の混合タンク110に貯蔵された炭酸水の貯蔵量とを基に、調節するのが望ましい。
一方、混合タンク110に貯蔵された炭酸水の貯蔵量が、前記設定レベルよりも高い場合、ステップS107に移して、炭酸水排出が要求されるか否かを確認する。確認結果、炭酸水排出が要求されると、ステップS108に移して、炭酸水に含まれた炭酸圧力を用いて、炭酸水を排出させる。
ついで、ステップS109に移して、貯蔵した炭酸水が排出されると、炭酸水の排出量を確認し、ステップS110に移して、確認した炭酸水の排出量を基に、混合タンク110に貯蔵された炭酸水の貯蔵量を再設定する。以後、前記ステップS102に移して、その以下の動作を行う。ここで、炭酸水の排出量は、炭酸水の排出時間を炭酸水の排出量に換算し、設定された炭酸水の貯蔵量から、前記換算した炭酸水の排出量を演算して、混合タンクに貯蔵した炭酸水の貯蔵量を決定するのが望ましい。
このような本発明は、浄水を冷却した冷水を用いて炭酸水を製造するため、炭酸水の製造時間を減らすことができ、持続的な炭酸水の供給が可能であり、炭酸水の排出のためのポンプを除去することで、炭酸水浄水器の構造を単純化し、且つ、炭酸水浄水器の製造コストを低くすることができるというメリットがある。
以上、本発明者によりなされた発明を、前記実施例により具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変更できることは、いうまでもない。
本発明は、炭酸水浄水器で炭酸水を製造する技術に適用される。
101: 浄水槽
110: 混合タンク
111: 冷水槽
112: 炭酸水貯蔵槽
113: 冷却装置
121: 炭酸供給部
122: 炭酸水出水部
123: 冷水出水部
124: 温水出水部
125: 炭酸排出部
130: 温水タンク
140: 炭酸水検出センサ
151〜158: 第1〜第8の電磁弁
160: 制御パネル
170: タッチボード

Claims (10)

  1. 浄水機能と炭酸水供給機能とを備えた炭酸水浄水器であって、
    浄水が貯蔵された浄水槽と、
    前記浄水槽に供給された浄水を冷却させた冷水を貯蔵し、前記冷水と炭酸とを混合して、炭酸水を製造する混合タンクと、
    前記混合タンクから排出される炭酸水の排出量を検出する炭酸水検出センサと、
    前記炭酸水検出センサで検出した炭酸水の排出量から、混合タンクの炭酸水の貯蔵量を判断し、前記判断した炭酸水の貯蔵量により、冷水の供給及び炭酸供給量を制御して、炭酸水の製造を制御する制御パネルとを含むことを特徴とする炭酸水浄水器。
  2. 炭酸水の貯蔵量、冷水及び温水の出水状態、混合タンクへの水供給状態、炭酸水製造レベル、炭酸水製造状態、炭酸水排出中止状態を表示し、使用者の操作により、炭酸濃度を選択する炭酸水濃度選択スイッチを含むタッチボードを、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸水浄水器。
  3. 前記制御パネルの制御により、前記混合タンク内の炭酸を外部に排出する炭酸排出部を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸水浄水器。
  4. 前記混合タンクは、供給された浄水を冷却させる冷却装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸水浄水器。
  5. 前記炭酸水検出センサは、炭酸水の排出時間を検出することを特徴とする請求項1に記載の炭酸水浄水器。
  6. 前記制御パネルは、前記炭酸水検出センサで検出した炭酸水の排出時間を、炭酸水の排出量に換算し、これを基に、混合タンク内の炭酸水の貯蔵量を演算し、演算した炭酸水の貯蔵量により、冷水供給及び炭酸供給を制御することを特徴とする請求項1に記載の炭酸水浄水器。
  7. 前記制御パネルは、炭酸水の貯蔵量と、使用者により選択された炭酸濃度とにより、炭酸供給部の炭酸供給量を制御することを特徴とする請求項6に記載の炭酸水浄水器。
  8. 炭酸水を製造し供給する炭酸水浄水器の制御方法であって、
    (а) 電源が供給されると、初期化を行い、浄水機能により原水を浄水して、浄水槽に貯蔵するステップと、
    (b) 冷水及び炭酸水を貯蔵する混合タンクの炭酸水の貯蔵量を確認するステップと、
    (c) 前記(b)ステップで確認した炭酸水の貯蔵量が、設定レベル以下であると、冷水を混合タンクに供給し、供給された冷水に炭酸を混合して、炭酸水を製造するステップとを含むことを特徴とする炭酸水浄水器の制御方法。
  9. (d) 前記混合タンクに貯蔵された炭酸水が排出されると、炭酸水の排出量を確認し、確認した炭酸水の排出量を基に、混合タンクに貯蔵された炭酸水の貯蔵量を設定するステップを、更に含むことを特徴とする請求項8に記載の炭酸水浄水器の制御方法。
  10. 前記(d)ステップは、炭酸水の排出時間を炭酸水の排出量に換算し、設定された炭酸水の貯蔵量から、前記換算した炭酸水の排出量を演算して、混合タンクに貯蔵した炭酸水の貯蔵量を決定することを特徴とする請求項9に記載の炭酸水浄水器の制御方法。
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