JP2017046552A - コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ - Google Patents
コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017046552A JP2017046552A JP2015169642A JP2015169642A JP2017046552A JP 2017046552 A JP2017046552 A JP 2017046552A JP 2015169642 A JP2015169642 A JP 2015169642A JP 2015169642 A JP2015169642 A JP 2015169642A JP 2017046552 A JP2017046552 A JP 2017046552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- commutator
- pressure equalizing
- cartridge
- equalizing line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
Description
また、同電位となるセグメントと均圧線との電気的接続を確保しつつ、一方で異なる電位となるセグメントに接続される均圧線との絶縁を確保するために、ライザ付近では巻線機の動作が複雑になる。そのため管理工程が煩雑化するという問題があった。更に均圧線の原材料である銅量の増加により、製造コストが増大するという課題があった。
前記セグメント部材は、前記コンミテータ本体の外周摺動面を構成する複数のセグメント部と、各前記セグメント部の内周面に形成されたアンカーと、複数の前記セグメント部のうち同電位となるセグメント部同士を接続する均圧線部と、を有し、前記均圧線部は、前記セグメント部における前記回転軸の軸方向端部から該端部と同一平面上になるように径方向内側に向かって屈曲形成されることでなり、複数の前記セグメント部材のうち電位の異なるセグメント部における前記回転軸の軸方向の長さは、それぞれ異なる長さに設定されていることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態における減速機付きモータ1の構成を示す一部断面図である。
同図に示すように、減速機付きモータ1は、例えば車両に搭載される電装品(例えば、ワイパ、パワーウインドウ、サンルーフ、電動シート等)の駆動源となるものであって、直流モータ2と直流モータ2の回転軸3に連結されたウォームギア減速機4とを備えている。
直流モータ2は、有底円筒形状のヨーク5内に、アーマチュア6(図1において不図示)を回転自在に配置したものである。ヨーク5の内周面には周方向に分割された瓦状の永久磁石(不図示)が6つ等間隔に固定されている。これら永久磁石は、希土類磁石、例えば、ネオジ焼結磁石を用いて形成されている。
ウォームギア減速機4は、ギヤハウジング7の他に、このギヤハウジング7内に収納されるウォーム8と、このウォーム8に噛合うウォームホイール9と、ウォームホイール9に接続され、回転動力を出力する出力プレート11とを有している。ウォーム8は、軸受10とギヤハウジング7との内壁に支持された回転軸3に形成されており、直流モータ2の回転に伴い一体回転する。そして、ウォーム8からウォームホイール9に伝達された回転動力によって出力プレート11が駆動される。
図2は、本発明の実施形態におけるアーマチュア6の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、アーマチュア6は、回転軸3に固定されたアーマチュアコア12と、アーマチュアコア12に巻回されたアーマチュアコイル13と、アーマチュアコア12より軸受10側で回転軸3に外嵌固定されたコンミテータ14とから構成されている。アーマチュアコア12は、例えば金属板15を軸方向に複数枚積層したものである。
次に、図3に基づいて、コンミテータ14について説明する。
同図に示すように、コンミテータ14は、円柱状の樹脂からなるコンミテータ本体19と、コンミテータ本体19に埋設された導電性のセグメント部材組付体22と、を備えている。
コンミテータ本体19の外周摺動面には、セグメント17が設けられている。セグメント17は、セグメント部材組付体22(詳細は後述する)に設けられた複数のセグメント部31を等間隔に筒状に配置することにより構成されている。言い換えれば、コンミテータ本体19は、セグメント部材組付体22の内部に樹脂により成形されている。図3では、セグメント部材組付体22の大半はコンミテータ本体19の樹脂で覆われているため、ライザ18と、セグメント17と、均圧線部26の一部とが図示されている。
コンミテータ本体19の径方向中央には、回転軸3が圧入可能な貫通孔20が形成されている。
すなわちライザ18は、このライザ18のライザ基端18aから径方向外側に延びるライザ巻線係止面18bと、ライザ巻線係止面18bから軸方向に延びるライザ巻線離脱防止面18cと、軸方向と直交する方向に面するライザ端面18dと、を有している。
次に、図4〜図6に基づいて、コンミテータ14について説明する。
図4は、セグメント部材組付体22の軸方向に沿った断面図である。図5は、セグメント部材組付体22を示し、(A)は、第1セグメント部材21aの斜視図、(B)は、第2セグメント部材21bの斜視図、(C)は、第3セグメント部材21cの斜視図である。
図4、図5に示すように、セグメント部材組付体22は、銅板材を加工して製造された3つの導電性のセグメント部材21(図5参照)を組合せることにより構成されている。直流モータ2は、いわゆる6極9スロット9セグメントの3相モータであるので、1相につき、同電位となるセグメント部31は3つになる。このため、同電位となる3つのセグメント部31とこれら3つのセグメント部同士を接続する1つの均圧線部26とで1つのセグメント部材21を構成している。
言い換えれば、図5に示す3つのセグメント部材21は、これらを組合せることにより図4に示すセグメント部材組付体22を構成することができるように、互いに異なる寸法となるように設定されている。
図5(A)に示すように、第1セグメント部材21aは、不図示の金属板をプレス加工によって打ち抜いたものを、回転軸3の軸方向端部となる基端部33aで径方向内側に折り曲げている。そして、第1セグメント部材21aは、均圧線部26aがコンミテータ本体19の端面側に配置され、基端部33aと同一平面上に位置するように成形されている。
また、第1セグメント部材21aは、円環の一部を切り欠いたC字状の均圧線部26aと、均圧線部26aの外周縁から放射状に延出し、先端にライザ18が形成された3つの第1セグメント部31aとを備えている。
その中央の第1アンカー32aの周方向両脇には、それぞれアンカー下端部34aからセグメント部31aのアーマチュアコア12側の端部に亘って、中央の第1アンカー32aと同様に第1アンカー32aが1条ずつ形成されている。
また、第2セグメント部材21bは、円環の一部を切り欠いたC字状の均圧線部26bと、均圧線部26bの外周縁から放射状に延出し、先端にライザ18が形成された3つのセグメント部31bとを備えている。
その中央の第2アンカー32bの周方向両脇には、それぞれアンカー下端部34bからセグメント部31bのアーマチュアコア12側の端部に亘って、中央の第2アンカー32bと同様に第2アンカー32bが1条ずつ形成されている。
図5(C)および図6に示すように、第3セグメント部材21cは、不図示の金属板をプレス加工によって打ち抜いたものを、回転軸3の軸方向端部となる基端部33cで径方向内側に折り曲げている。そして、第3セグメント部材21cは、均圧線部26cがコンミテータ本体19の端面側に配置され、基端部33cと同一平面上に位置するように成形されている。
また、第3セグメント部材21cは、円環の一部を切り欠いたC字状の均圧線部26cと、均圧線部26cの外周縁から放射状に延出し、先端にライザ18が形成された3つの第3セグメント部31cとを備えている。
第3セグメント部31cは均圧線部26cの周方向に等間隔に配置されるように一体成形されている。ここで、基端部33cからライザ18の先端までの長さL3(以下「長さL3」という)は、第2セグメント部材21bの基端部33bからライザ18の先端までの長さL2よりも長くなるように設定されている。
その中央の第3アンカー32cの周方向両脇にはそれぞれアンカー下端部34cからセグメント部31cのアーマチュアコア12側の端部に亘って、中央の第3アンカー32cと同様に第3アンカー32cが1条ずつ形成されている。ここで、長さX3は、第2セグメント部31bにおける長さX2と同じ長さになるように設定されている。
L1<L2<L3・・・(1)
を満たすように設定されている。
X1=X2=X3・・・(2)
を満たすように設定されている。
また、上記式(2)に示すように、3つのセグメント部材21は、アンカー上端部35からアンカー下端部34までの長さを同じ寸法に設定することにより、図4に示すようにセグメント部31の軸方向の高さを同一にしてコンミテータ14の軸長化を抑えている。
E0<E1<E2<E3・・・(3)
を満たすように設定されている。これにより、セグメント部材組付体22を成立させ、回転軸3にコンミテータ14が外嵌固定できる。
図7は、アーマチュアコア12側から見たセグメント部材組付体22の平面図である。
同図に示すように、各セグメント部材21がそれぞれ有する3つのセグメント部31を全て筒状に組合せることにより、合計9つのセグメント部31が全体としてコンミテータ14の外周摺動面を構成する。ここで、同電位となる3つのセグメント部31同士は均圧線部26によって接続され、電気的に導通する。
ここで、上述のように同電位となるセグメント同士が電気的に導通すると、図8に示すように、セグメント部31に摺接するブラシから供給される電流は、均圧線部26を通じて他の同電位となるセグメント部31に供給される。そして、これらセグメント部31に供給された電流は、更に巻線24を通じて各々の対応するアーマチュアコイル13に供給される。
本実施形態における直流モータ2は、いわゆる6極9スロット9セグメントの3相モータであるため、同図に太線で示すように、同電位となるセグメント部31は1相につき、例えば1番セグメント部31、4番セグメント部31、及び7番セグメント部31の3つである。ここで、これら同電位となるセグメント部31同士は、均圧線部26によって短絡されており、同図に示すように、2つ置きのセグメント部31同士が均圧線部26によってそれぞれ短絡されている。
そのため、直列に接続された3つのアーマチュアコイル13(第1アーマチュアコイル13a、第2アーマチュアコイル13b、第3アーマチュアコイル13c)に同位相の電流を供給することにより、同時に磁界が発生する。そして、この磁界の磁力と永久磁石との間で生じる磁気的な吸引力・反発力により回転軸を回転させている。
続いて、コンミテータ製造用カートリッジ36について説明する。
図9は、コンミテータ製造用カートリッジ36の構成を示す斜視図である。図10は、コンミテータ製造用カートリッジ36を開口部38側から見た平面図である。図11は、コンミテータ製造用カートリッジ36および第3セグメント部材21cの断面斜視図である。
コンミテータ製造用カートリッジ36は、内部にセグメント部材組付体22を固定した状態で金型にセットし、樹脂を注入してコンミテータ本体19の成形を行った後は、コンミテータ14から剥離する、製造用治具である。
図9に示すように、コンミテータ製造用カートリッジ36は、可撓性を有するシリコンにより形成された有底筒状のカートリッジ本体37と、カートリッジ本体37の内周面に軸方向に沿って形成されている複数の凸条部45とを備えている。
より具体的には、セグメント部材組付体22は、隣接するセグメント部31同士の間に凸条部45が入り込むことにより、3つのセグメント部材21の周方向の位置が決まり、全体として筒状に保持される。
筒状部40の内周面に複数設けられている凸条部45は、軸方向に開口部38から底面49に亘って設けられ、図10に示すように平面視において凸状に径方向内側に向けて突出している。また、凸条部45は、平面視において開口部38から凸条部先端面47に至るまで同じ幅のまま径方向内側に突出している。筒状部40の外周面および底部39の外側の面、すなわちカートリッジ本体の外側に位置する面は、樹脂圧と金型圧とを均等に面で受けるよう平坦な均一面により形成されている。
図12は、金型内のコンミテータ製造用カートリッジ36およびセグメント部材組付体22の断面斜視図である。図13は、コンミテータ製造用カートリッジ36およびセグメント部材組付体22の一部拡大断面図である。
同図の左側には、アンカー下端部34、段付き部端面46、第1載置面42a、第2載置面42b、第3載置面42cおよび49底面49のそれぞれの軸方向の位置が二点鎖線で示されている。ここで、同図に示すように、載置面42aは、長さL3の軸方向の起点となる載置面42cの位置から軸方向の高さH1(以下「高さH1」という)の位置に設定されている。また、載置面42bも同様に、長さL3の軸方向の起点となる載置面42cの位置から軸方向の高さH2(以下「高さH2」という)の位置に設定されている。また、載置面42aは、載置面42bの位置から軸方向の高さH3(以下「高さH3」という)の位置に設定されている。
H1+L1=L3・・・(4)
を満たすように設定されている。
また、より軸方向に低い高さH2に位置する載置面42bには、軸方向の長さL2がL1より長いセグメント部材21bが載置される。そのとき、高さH2と長さL2と長さL3は、
H2+L2=L3・・・(5)
を満たすように設定されている。
式(5)を満たすことにより、高さH2に位置する載置面42bに載置された長さL2の第2セグメント部31bの軸方向の高さと、長さL3の第3セグメント部31cの高さとが同じになる。
H1+L1=H2+L2=L3・・・(6)
を満たすように設定されている。
また、各セグメント部31のアンカー上端部35およびアンカー下端部34の軸方向の位置についても同様に、同一となるように設定されている。
H2+H3=H1・・・(7)
を満たすように設定されている。
これにより、各均圧線部26a、26b、26cをそれぞれ軸方向に間隔をあけて配置することで絶縁が確保され、またこれら均圧線部26同士の間に成形時の樹脂の流路が確保される。
段差部41の径方向の寸法は、3つの均圧線部26a、26b、26cがそれぞれ段差部41の段差部側面48a、段差部側面48b、段差部側面48cを位置決めガイドとして、同心円状に対応する各載置面42に配置されるように設定されている。
したがって、これら段差部41は載置面42で均圧線部26を樹脂圧に対して支えつつ、丸面取り部44により樹脂を充填用のスペースが確保される。
続いて、コンミテータ14の製造方法について説明する。
まず、不図示の金属板を打ち抜き、ライザ18およびと均圧線部26の曲げ加工が施されたセグメント部材21をアンカー切削用のプレス加工装置にセットする。セグメント部材21は、均圧線部26がコンミテータ本体19の端面側に配置され、セグメント部31の軸方向端部と均圧線部26とが同一平面上に位置するように成形されている。
図14は、コンミテータ製造用カートリッジ36内のコンミテータ14の断面斜視図である。図15は、コンミテータ製造用カートリッジ36内のコンミテータ14の一部拡大断面図である。
セグメント部材組付体22が金型内のコンミテータ製造用カートリッジ36内部に完成した後に、樹脂成形機にセットされた金型を閉じ、例えば射出成形機のスクリュー圧により溶解した樹脂を充填する。
図16は、図3に示す断面におけるコンミテータ14の断面図である。
金型内で樹脂が硬化し、コンミテータ本体19とセグメント部材組付体22が一体成形された後は、金型を開き、エジェクタピンなどの取り出し機構によってコンミテータ14を取り出す。
したがって、切欠きの部分が樹脂成形時に溶解した樹脂の流路となるため、充分に樹脂が行き渡りショートショットなどの成形不良を抑えることができる。
したがって、均圧線部26同士の絶縁を確保し、短絡を防止することができる。また、均圧線部26の間に樹脂が入り込むため、セグメント部材21とコンミテータ本体19との固着力を高めることができる。また、上段から下段に段階的に径が大きくなる円柱状の段付き部43を有するコンミテータ製造用カートリッジ36に組み付けることにより、組付け時の位置決めと誤組防止とが可能となる。
したがって、角部が樹脂の流路を塞ぐことなく、丸面取り部44によって確保されたスペースに充分に樹脂を流入させることができる。
したがって、隣接するセグメント部31の間に凸条部45が位置するように組み付けることができ、位置決め用の治具が不要となる。また、凸条部45によって、隣接するセグメント部31の間からセグメント部31の摺動面側に樹脂が流出することを防ぐことができる。
2…直流モータ
3…回転軸
4…ウォームギア減速機
5…ヨーク
6…アーマチュア
7…ギヤハウジング
8…ウォーム
9…ウォームホイール
10…軸受
11…出力プレート
12…アーマチュアコア
13…アーマチュアコイル
13a…第1アーマチュアコイル(アーマチュアコイル)
13b…第2アーマチュアコイル(アーマチュアコイル)
13c…第3アーマチュアコイル(アーマチュアコイル)
14…コンミテータ
15…金属板
16…ティース
17…セグメント
18…ライザ
18a…ライザ基端
18b…ライザ巻線係止面
18c…ライザ巻線離脱防止面
18d…ライザ端面
18f…ライザ角部
19…コンミテータ本体
20…貫通孔
21…セグメント部材
21a…第1セグメント部材(セグメント部材)
21b…第2セグメント部材(セグメント部材)
21c…第3セグメント部材(セグメント部材)
22…セグメント部材組付体
23…ゲート
24…巻線
26…均圧線部
26a…第1均圧線部(均圧線部)
26b…第2均圧線部(均圧線部)
26c…第3均圧線部(均圧線部)
31…セグメント部
31a…第1セグメント部(セグメント部)
31b…第2セグメント部(セグメント部)
31c…第3セグメント部(セグメント部)
32…アンカー
32a…第1アンカー(アンカー)
32b…第2アンカー(アンカー)
32c…第3アンカー(アンカー)
33…基端部(回転軸の軸方向端部)
33a…基端部(回転軸の軸方向端部)
33b…基端部(回転軸の軸方向端部)
33c…基端部(回転軸の軸方向端部)
36…コンミテータ製造用カートリッジ
37…カートリッジ本体
38…開口部
39…底部
40…筒状部
41…段差部
41a…第1段差部(段差部)
41b…第2段差部(段差部)
41c…第3段差部(段差部)
41d…第4段差部(段差部)
43…段付き部
44…丸面取り部
44a…丸面取り部(丸面取り部)
44b…丸面取り部(丸面取り部)
44c…丸面取り部(丸面取り部)
45…凸条部
49…底面
Claims (8)
- 複数の導電性のセグメント部材を組合せて筒状に構成されるセグメント部材組付体と、
前記セグメント部材組付体の内部に樹脂により成形され、回転軸に外嵌固定されるコンミテータ本体と、
を備え、
前記セグメント部材は、
前記コンミテータ本体の外周摺動面を構成する複数のセグメント部と、
各前記セグメント部の内周面に形成されたアンカーと、
複数の前記セグメント部のうち同電位となるセグメント部同士を接続する均圧線部と、
を有し、
前記均圧線部は、前記セグメント部における前記回転軸の軸方向端部から該端部と同一平面上になるように径方向内側に向かって屈曲形成されることでなり、
複数の前記セグメント部材のうち電位の異なるセグメント部における前記回転軸の軸方向の長さは、それぞれ異なる長さに設定されていることを特徴とするコンミテータ。 - 前記均圧線部は、C字状に形成されていること特徴とする請求項1に記載のコンミテータ。
- 各前記均圧線部の内径は、それぞれ異なる大きさに設定され、
前記均圧線部は、互いに間隔をあけて同心円状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のコンミテータ。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のコンミテータを搭載した減速機付きモータ。
- 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のコンミテータを製造するためのコンミテータ製造用カートリッジであって、
前記セグメント部材組付体を筒状に保持する有底筒状のカートリッジ本体と、
前記カートリッジ本体の底面に複数の段差部を有するように形成され、各前記段差部にそれぞれ前記均圧線部が載置される段付き部と、
を備えたことを特徴とするコンミテータ製造用カートリッジ。 - 前記段付き部の前記段差部の高さは、各前記セグメント部における前記カートリッジ本体の開口部側端の高さが同一高さとなるように設定されていることを特徴とする請求項5に記載のコンミテータ製造用カートリッジ。
- 前記段差部の角部には、丸面取り部が形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコンミテータ製造用カートリッジ。
- 前記カートリッジ本体の内周面には、複数の前記セグメント部の周方向の位置決めを行うと共に、複数の前記セグメント部を保持する凸条部が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項に記載のコンミテータ製造用カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169642A JP6552340B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169642A JP6552340B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017046552A true JP2017046552A (ja) | 2017-03-02 |
JP6552340B2 JP6552340B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=58210628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015169642A Expired - Fee Related JP6552340B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6552340B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201065U (ja) * | 1981-06-15 | 1982-12-21 | ||
JPS5845013A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | Mitsuba Denki Seisakusho:Kk | コンミテータの製造方法 |
JP2009131095A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Mitsuba Corp | 扁平型コミュテータ及びその製造方法 |
JP2013115967A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Sugiyama Seisakusho:Kk | モータ用整流子及びモータ用整流子の製造方法 |
JP2014161143A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Mitsuba Corp | コンミテータ、アーマチュア、及びブラシ付モータ |
-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015169642A patent/JP6552340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201065U (ja) * | 1981-06-15 | 1982-12-21 | ||
JPS5845013A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | Mitsuba Denki Seisakusho:Kk | コンミテータの製造方法 |
JP2009131095A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Mitsuba Corp | 扁平型コミュテータ及びその製造方法 |
JP2013115967A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Sugiyama Seisakusho:Kk | モータ用整流子及びモータ用整流子の製造方法 |
JP2014161143A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Mitsuba Corp | コンミテータ、アーマチュア、及びブラシ付モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6552340B2 (ja) | 2019-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4743167B2 (ja) | 回転電機用端末モジュールおよび回転電機 | |
US8878407B2 (en) | Rotary electric machine and method for manufacturing a stator coil connecting unit therefor | |
US10418873B2 (en) | Brushless motor with stator having twelve teeth with corresponding coils having axially arranged connecting wires | |
JP5703604B2 (ja) | バスバーユニット及びモータ | |
JP5720715B2 (ja) | 回転電機 | |
US8220146B2 (en) | Method of manufacturing short-circuiting member | |
WO2018142845A1 (ja) | ステータの製造方法、モータ | |
JPWO2018038246A1 (ja) | モータ | |
JP5629860B2 (ja) | ロータ、ロータの製造方法及びモータ | |
US20080185935A1 (en) | Brushless Dc Machine And Its Return Ring Packet, Gear Rim Packet, And Top Piece, And Production Method Therefor | |
EP3116101B1 (en) | Armature core, armature, and electric motor | |
JP2009118636A (ja) | 回転電機および回転電機の製造方法 | |
JP5387604B2 (ja) | 回転電機用端末モジュールおよび回転電機 | |
JP6331950B2 (ja) | ステータ | |
CN109560641B (zh) | 马达 | |
JP6172965B2 (ja) | コンミテータ、アーマチュア、及びブラシ付モータ | |
JP6552340B2 (ja) | コンミテータ、コンミテータ製造用カートリッジおよび減速機付きモータ | |
JP5800075B2 (ja) | ロータ、ロータの製造方法及びモータ | |
JP5738084B2 (ja) | 整流子、整流子を備えた回転子及び、整流子を備えた回転子の製造方法 | |
JP2012196043A (ja) | 直流モータの巻線巻装方法、及び直流モータ | |
JP6595594B2 (ja) | 電動モータおよび電動モータの巻線方法 | |
JP6545045B2 (ja) | コンミテータ、減速機付きモータおよびコンミテータの製造方法 | |
CN108781006B (zh) | 旋转电机、旋转电机的制造方法 | |
JP2019198205A (ja) | 電動モータ | |
JP2016135015A (ja) | コンミテータ、アーマチュア、及びブラシ付モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180216 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6552340 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |