JP2017045363A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動振替口座の処理作業を容易にする。【解決手段】口座振替依頼書を処理する端末装置であって、前記口座振替依頼書の画像データを取得する取得部と、前記口座振替依頼書に関連する自治体と、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する科目名と、前記科目名に対応する振替コードとを関連付けて記憶している記憶部と、前記口座振替依頼書に関する自治体を特定し、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する前記科目名と、前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記記憶部から読み出すデータ処理部と、前記取得部で取得した前記口座振替依頼書のイメージと、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するように表示画像データを生成する表示制御部と、処理者の操作に応じて前記科目名に対応する振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する操作検出部とを備える端末装置。【選択図】図6

Description

本発明は、端末装置及びプログラムに関する。
近年、税金や国民健康保険料および電話料金、電気料金、水道料金といった公共料金の支払いに関して、利用者が指定する口座から所定の日に利用料金等を自動的に引き落とす、自動口座振替を利用する利用者が増えている。
口座振替処理には口座振替依頼書が用いられ、依頼書には申込者に関する情報や申込み対象の税、料金に関する情報などが記載されている。また、口座振替処理では処理者が入力する内容が多くあるため、入力作業が煩雑となり、誤入力が多く発生してしまう。
コンピュータを用いた入力作業に関する誤入力を防ぐ方法として、特許文献1には、複数の収納企業のリストを表示し、顧客が表示されているリストから口座振替契約を申し込む収納企業を選択し、チェックボックスをチェックすることによって、口座振替契約の申込みを行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、キャッシュレジスタによる売上内容の登録に関して、商品の分類項目ごとに割り当てられている種別コードを入力する場合に、各種別コードに対応する項目名を表示して入力を行わせる技術が開示されている。
特開2009−245457号公報 特開平5−128377号公報
市町村等の公共団体に関して、税金や公共料金の口座振替を依頼する場合、申込者が依頼書を提出する窓口の担当者は、申込者が口座振替を希望する科目に対応する振替コードを調査して記載しなければならない。口座振替の処理を入力する処理者は、窓口の担当者が口座振替依頼書に手書きした振替コードを、目視で確認して入力を行う。しかしその際、処理者が記入した文字が不鮮明であったり、また振替コードを記載する場所が定められていないため、見誤りによる誤入力が多発するという問題があった。
また上述したように、処理者は様々な項目を入力しなければならないため、処理者が行う作業は非常に煩雑となり、口座振替に関する処理では誤入力が発生する確率が高くなっている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、口座振替処理の作業を容易にする、新規かつ改良された端末装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、口座振替依頼書を処理する端末装置であって、前記口座振替依頼書の画像データを取得する取得部と、前記口座振替依頼書に関連する自治体と、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する科目名と、前記科目名に対応する振替コードとを関連付けて記憶している記憶部と、前記口座振替依頼書に関する自治体を特定し、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する前記科目名と、前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記記憶部から読み出すデータ処理部と、前記取得部で取得した前記口座振替依頼書のイメージと、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するように表示画像データを生成する表示制御部と、処理者の操作に応じて前記科目名に対応する振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する操作検出部とを備える端末装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記データ処理部は、前記取得部で取得した前記口座振替依頼書の文字および図形を識別し、前記自治体を特定する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記データ処理部は、前記口座振替依頼書の特定の部分のみの文字または図形を識別し、前記自治体を特定する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記記憶部には、前記口座振替依頼書に記載された順番で、前記科目名および前記振替コードが記憶されている。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記表示制御部は、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧をスクロールできるように前記表示画像データを生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧をスクロールできるように前記表示画像データを生成する場合に、前記表示制御部は、前記スクロールされた前記科目名に対応する、前記前記口座振替依頼書のイメージの部分も共にスクロールさせて表示するよう前記表示画像データを生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記記憶部は前記口座振替依頼書のフォーマットを記憶し、前記データ処理部が前記フォーマットを参照することによって、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている欄を特定し、前記表示制御部は、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている欄を、前記口座振替依頼書のイメージに強調して表示するよう前記表示画像データを生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記記憶部は前記口座振替依頼書のフォーマットを記憶し、前記データ処理部が前記フォーマットを参照することによって、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている部分を特定し、前記処理者の操作によって前記振替コードが選択された場合に、前記表示制御部は、前記選択された振替コードの科目名に対応する部分を、前記口座振替依頼書のイメージに強調して表示するよう前記表示画像データを生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに以下の処理をさせるプログラムであって、口座振替依頼書の画像データを取得部に取得させ、前記口座振替依頼書に関する自治体を特定させ、および前記口座振替依頼書に関連する自治体と、前記自治体の口座振替依頼書に関する振替コードと、前記振替コードに対応する科目名とを関連付けて記憶している記憶部から、前記自治体の口座振替依頼書に関する前記振替コードと、前記振替コードに対応する科目名の一覧とをデータ処理部に読み出させ、前記取得部で取得した前記口座振替依頼書のイメージと、前記振替コードおよび前記振替コードに対応する科目名の一覧とを前記口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するよう表示制御部に画像データを生成させ、処理者の操作に応じて前記振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する操作検出部を制御させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、口座振替処理の作業を容易にすることができる。
連記式の口座振替依頼書の一例を概略的に示す図である。 図1に示した口座振替依頼書の口座振替対象記入欄の一例を示す図である。 本発明のシステム全体の一例を示す概略図である。 本発明のエントリ端末の内部構成の一例を示すブロック図である。 データベースにおいて記憶されている、自治体名、科目名、振替コードを対応させる、検索テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に関する、口座振替処理の流れの一例を示すラダー図である。 本発明のエントリ端末が生成する表示画面の一例を示す図である。 本発明のエントリ端末が生成する表示画面の他の例を示す図である。 本発明のエントリ端末が生成する表示画面の他の例を示す図である。 本発明の第2の動作例に関する、口座振替処理の流れを示すラダー図である。 本発明の第2の実施形態に関する、口座振替処理の流れを示すラダー図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
最初に、図1を用いて、本発明の実施形態による口座振替処理で用いられる、口座振替依頼書100の一例を説明する。本例では、市県民税および公共料金の口座振替を申し込むために用いられる、連記式の口座振替依頼書を一例として説明する。連記式の口座振替依頼書とは、1枚の依頼書で複数種類の口座振替の申込みが出来る依頼書である。
口座振替依頼書100は、申込者情報記入欄102、口座情報記入欄104および口座振替対象記入欄106を含む。申込者情報記入欄102は、氏名、住所、電話番号などの申込者情報を申込者が記入するための欄である。口座情報記入欄104は、口座の金融機関名、支店名、口座番号などの口座情報を申込者が記入するための欄である。口座振替対象記入欄106は、口座振替の対象となる税金、公共料金などの情報を申込者が記入するための欄である。
口座振替対象記入欄106の構成例を、図2を用いてより詳細に説明する。口座振替対象記入欄106には、口座振替の対象となる税金および公共料金の科目名が記載されている科目欄108が設けられている。また口座振替対象記入欄106には、「一括納付」、「各期納付」など税金、料金を納付する期間を選択するための納付方法選択欄110が設けられている。また口座振替対象記入欄106には、公共団体等から申込者に送付された納税通知書等に記載されている通知番号を記入するための通知番号記入欄112が設けられている。
口座振替を申し込む申込者は、科目欄108の左側にある番号や、納付方法選択欄110にある番号を丸で囲むなどすることによって、口座振替を依頼する科目と、納付方法を指定する。
なお、本明細書で記載される科目はあくまで一例であり、本明細書に記載されていない税および公共料金も、口座振替依頼書100を用いて口座振替を行うことが可能である。また、口座振替が可能な科目の例としては、個人事業税、自動車税、市県民税、固定資産税都市計画税、固定資産税(償却資産)、軽自動車税、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、水道料金、下水道料金、保育料、市営住宅使用料、市営墓地管理手数料、温泉使用料、土地使用料などがある。
<<1.第1の実施形態>>
<1−1.本発明のシステムの一例>
以上、口座振替依頼書100の具体例を説明した。続いて、図3を参照し、上述した口座振替依頼書100を用いて口座振替処理を行う本発明の第1の実施形態に係るシステムの概略構成について説明する。
本発明の第1の実施形態に係るシステムは、スキャナ装置300と、エントリ端末500と、表示装置700と、から構成される。スキャナ装置300は、口座振替依頼書100の画像データを読み込むために用いられる。エントリ端末500は、各種情報の処理を行うために用いられる端末装置の一例である。表示装置700は、エントリ端末500によって生成された表示画像データに基づいて画面を表示するために用いられる。
上記したエントリ端末500は、本発明に係る動作を汎用のコンピュータに行わせるプログラムをインストールした、汎用のコンピュータであってもよい。上記したスキャナ装置300は、口座振替依頼書100の画像データを取得できればどのような装置でもよく、例えばカメラなどの撮像装置であってもよい。なお、上記したプログラムは特定の記憶媒体(例えばUSBメモリなどの半導体記憶装置、またはCD-ROMなどの光ディスク)に記憶されて提供されてもよい。
また図示しないが、エントリ端末500は操作部と接続されており、処理者は該操作部を操作することによって入力作業を行う。操作部はキーボード、マウス、タッチパネルのように汎用されている操作入力装置でよい。
<1−2.エントリ端末の構成>
次に、図4を参照して、本発明に係るエントリ端末500の構成について説明する。エントリ端末500は、プロセッサ520と、メモリ540と、インターフェース560(IF)と、を備える。またプロセッサ520は、データ処理部522と、表示制御部524と、操作検出部526と、を有する。
データ処理部522は、各種データを処理する機能を持つ。具体的にはデータ処理部522は、口座振替依頼書に関する自治体を特定し、自治体の口座振替依頼書に関する科目名と、科目名に対応する振替コードの一覧とをメモリ540から読み出す。
また表示制御部524は、表示装置700に出力する表示画像データを生成する機能を持つ。具体的には表示制御部524は、取得した口座振替依頼書のイメージと、科目名および科目名に対応する振替コードの一覧とを口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するように表示画像データを生成する。
また操作検出部526は、処理者の操作を処理する機能を持つ。具体的には操作検出部526は、処理者の操作に応じて科目名に対応する振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する。
また、メモリ540は、口座振替依頼書に関連する自治体と、自治体の口座振替依頼書に関する科目名と、科目名に対応する振替コードとを関連付けて記憶する記憶部の一例である。以下に、図5を参照して、エントリ端末500のメモリ540に記憶されている検索テーブル900について説明する。
検索テーブル900においては、図5に示したように、口座振替依頼書100に関連する自治体名、口座振替の対象となる科目の名前、該科目名に対応する振替コードが対応付けられている。
図5から理解されるように、各自治体(または口座振替依頼書)によって口座振替を依頼できる対象が異なっている。例えばDDD市の口座振替依頼書では、市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料、水道料金、下水道料金の口座振替を一枚の口座振替依頼書によって依頼することが可能である。しかしYYY市では、水道料金、下水道料金の口座振替を同じ口座振替依頼書で依頼することはできないようになっている。代わりにYYY市では、後期高齢者医療保険料が口座振替依頼書の対象となっている。
また、図5に示したように、検索テーブル900では、口座振替の対象となる科目それぞれに異なった振替コードが対応付けられており、例えばDDD市の市県民税には、「100001」の振替コードが割り当てられている。
なお、上述した検索テーブル900は、エントリ端末500に備えられているメモリ540に記憶されていなくてもよく、例えばCD−ROM、USBメモリなどのような外部記憶媒体に記憶されていてもよい。この場合エントリ端末500は、当該外部記憶媒体にアクセスし、検索テーブル900を参照することによって、本発明の実施形態による処理を行うことができる。
図4に戻ってエントリ端末の構成を説明すると、プロセッサ520に含まれる、データ処理部522、表示制御部524、操作検出部526の機能は、一つの半導体回路によって構成されてもよく、それぞれの機能に応じて独立した半導体回路によって構成されてもよく、本発明の処理を行うことができる構成であれば、その回路構成は問わない。
インターフェース560(IF)は、スキャナ装置300から口座振替依頼書100の画像データを取得するために用いられる取得部の一例である。
インターフェース560は、有線であっても無線であってもよい。例えば有線であれば、USB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)ケーブルを用いることができる。また無線であれば、Wi−FiやBluetooth(登録商標)などを用いることができる。
インターフェース560は、これらに限らず、USBメモリを介して画像データを取得するような、直接スキャナ装置300とデータのやり取りを行わない態様であってもよい。またインターフェース560は、インターネットなどの外部のネットワークを介して画像データを取得するなどとしてもよい。このように、エントリ端末500がスキャナ装置300で読み取った口座振替依頼書100の画像データを取得することができれば、インターフェース560の構成は問わない。
<1−3.第1の処理作業例>
以上、本発明の実施形態によるエントリ端末500の構成を説明した。続いて、図6を用いて、本発明の実施形態による第1の口座振替処理の作業例を説明する。図6に示すように、まずS10において処理者は、口座振替依頼書100の画像データを取得するため、スキャナ装置300を用いて口座振替依頼書100をスキャンする。
次にS20において、スキャナ装置300は、スキャンされた画像データを、USBのような有線接続を用いて、またはWi−Fiなどの無線接続を用いて、エントリ端末500に送信する。エントリ端末500は、口座振替依頼書100の画像データをスキャナ装置300からインターフェース560(IF)を通して取得し、プロセッサ520に送る。
次にS30において、処理者が当該操作部を操作することによって、口座振替依頼書100に関連する自治体を特定する。操作検出部526は処理者の操作を処理する。なお、自治体を特定する方法は後述する。
次にS40において、エントリ端末500のプロセッサ520のデータ処理部522は、メモリ540内に記憶された検索テーブル900を参照する。そしてS50において、データ処理部522は、特定された自治体のデータと、検索テーブル900の自治体のデータとを照合する。ここで、科目名および科目名に対応する振替コードは、口座振替依頼書100に記載されている順序も合わせてメモリ540内の検索テーブル900に記憶されていてもよい。
次にS60において、プロセッサ520のデータ処理部522は、S50で行った照合によって一致した自治体に関する振替コードおよび科目名の一覧のデータを検索テーブル900から取得する。
次にS70において、プロセッサ520の表示制御部524は、取得された一覧のデータに基づいて、表示装置700に表示するための表示画像データを生成する。
次にS80において、処理者は、表示された振替コードおよび科目名を見ながら、操作部を操作し、振替コードおよび科目名を選択する。このようにして本発明の口座振替処理は完了する(S90)。
以上のように口座振替の処理を行うことによって、処理者は、振替コードを確認する必要も、手書きする必要もなく口座振替の処理を行うことができる。これによって、処理者が振替コードの記入ミスをすることによる誤入力を防ぐことができ、また処理者が記載された振替コードを誤認することによる誤入力を防ぐことができるため、口座振替処理を容易に行うことが可能となる。
なお、上述した説明では口座振替依頼書100の画像データを最初に取得したが、該画像データを取得するタイミングはいつでもよく、処理者が自治体を特定した後にスキャンしてもよく、また振替コードおよび科目名が表示された後にスキャンしてもよい。
<1−4.表示装置に表示される画面>
次に図7から図9を用いて、表示制御部524が生成する表示画像データに基づいて、表示装置700に表示される画面について説明する。
(表示画面の例)
図7は、表示装置700に表示される表示画面の一例である。画面の左側にはスキャナ装置300または撮像装置を用いて取得された口座振替依頼書100のイメージが表示される、取得画像表示ウィンドウ720が配置されている。また、画面の右側には、処理者が口座振替依頼に関する情報を入力する、入力ウィンドウ740が配置されている。
入力ウィンドウ740内には、処理者が自治体を特定するときに使用され、また自治体が特定されたときに該自治体名が表示される、自治体名表記ボックス741がある。入力ウィンドウ740は、処理者の操作(例えばファンクションキーを押下すること)によって、自治体名表記ボックス741の右横に自治体選択ウィンドウ742が表示される構成となっていてもよい。
処理者が自治体を特定する方法としては、処理者がキーボードなどの操作部を操作して、直接自治体名表記ボックス741に自治体名を入力する方法がある。また自治体選択ウィンドウ742が表示される場合には、処理者はマウスなどの操作部を操作して、自治体選択ウィンドウ742に表示されている自治体名を選択するようにしてもよい。ここで、自治体選択ウィンドウ742に表示される自治体名の順番は、予め決められていてもよいし、使用回数が多い自治体名ほど上位に表示される構成となっていてもよい。
また、自治体名表記ボックス741の下には、依頼者が指定する口座に関する情報を処理者が入力するときに使用される、口座情報入力ボックス743がある。口座情報入力ボックス743は、依頼者が指定する口座に関連する店番、種目、口座番号を処理者が入力するように構成されている。
口座情報入力ボックス743の下には、特定された自治体に対応する振替コードが表示される振替コード表示ボックス744が配置される。また該振替コードと対応付けられている科目名が表示される、科目名表示ボックス745が配置される。また処理者に選択された科目が処理対象としてエントリ端末500のデータ処理部522で処理される、振替項目選択ボックス746が配置されている。振替項目選択ボックス746が処理者に選択されることによって、ボックス内には「1」が表示され、選択されたことが処理者にわかるように表示される。
本例では、取得画像表示ウィンドウ720内に表示されている口座振替依頼書100のイメージにおいて、依頼者が「1.市県民税」および「4.国民健康保険料」について口座振替を希望していることから、処理者はこれに対応して、入力ウィンドウ740内の「市県民税」および「国民健康保険料」に対応する振替項目選択ボックス746を選択し、口座振替の処理を行う。
図7において、入力ウィンドウ740内に表示される振替コード表示ボックス744、科目名表示ボックス745は、取得画像表示ウィンドウ720内に表示される、口座振替依頼書100に記載されている科目名の順番で表示される。この構成により、処理者は、科目名を詳細に確認することなく入力処理を行うことができる。例えば、処理者は、図7に示した例では、取得画像表示ウィンドウ720を見ることで1番目と4番目の科目について処理をすればよいことが分かる。このため、処理者は、その処理対象が具体的にどのような科目であるかを詳細に確認することなく、科目名表示ボックス745の1番目と4番目の科目についての振替項目選択ボックス746を選択することができる。
なお上述したように、この構成は、メモリ540内の検索テーブル900において口座振替依頼書100に記載されている科目名の順番が記憶されていることによって実現できる。
このように表示された入力画面を用いて、処理者は自治体名を特定し、口座振替対象となる科目名および振替コードに対応する振替項目選択ボックス746を選択することによって、口座振替の処理を行う。
また表示制御部524は、取得画像表示ウィンドウ720において、科目が記載されている口座振替対象記入欄106の周囲を強調ボックス721で囲み、強調するように表示画像データを生成するようにしてもよい。このようにすることによって、取得画像表示ウィンドウ720内の口座振替依頼書100のどの部分(欄)に口座振替の対象となる科目が記載されているのかを、処理者が認識しやすくなる。
これは、口座振替依頼書100のどの位置にどのような項目が記載されているかを特定できるように、予めメモリ540等に口座振替依頼書100のフォーマットを記憶しておくことによって実現できる。
記憶されたフォーマットを用いてマッチングを行う一例としては、フォーマット画像を取得された口座振替依頼書100のイメージ上で横方向および縦方向にスキャンし、両画像の一致点を検出することによってマッチングを行う、テンプレートマッチング法がある。
また、処理者によって振替項目選択ボックス746が選択されたときに、取得画像表示ウィンドウ内で、処理者が選択した項目に対応する科目の欄を強調表示するように表示制御部524を構成してもよい。これによって、入力処理が行われた科目を処理者が認識しやすくなる。具体的には、入力ウィンドウ740において、「市県民税」および「国民健康保険料」に対応する振替項目選択ボックス746が選択されると、取得画像表示ウィンドウ720内のイメージにおいて、対応する「市県民税」、「国民健康保険料」の欄を囲むように強調枠722が表示される。
これも上述した強調ボックス721を表示する場合と同様に、予めメモリ540等に口座振替依頼書100のフォーマットを記憶しておくことによって実現することができる。
強調ボックス721を表示する処理を詳述すると、入力ウィンドウ740において処理者が「市県民税」を選択すると、エントリ端末500内のデータ処理部522はメモリ540から口座振替依頼書100のフォーマットを読み出す。次にデータ処理部522は、取得したフォーマットを参照し、取得画像表示ウィンドウ720に表示されているイメージのどの部分に「市県民税」が記載されているかを特定する。表示制御部524は、データ処理部522が特定した位置に強調枠722を表示するよう、表示画像データを生成する。
このように、処理者が選択した科目を強調表示することによって、どの科目が選択されたかを処理者に通知することができるため、さらに誤選択を防ぐことが可能となる。
(表示画面の変形例)
次に図8を用いて、表示する口座振替対象の数が多い場合の表示画面の一例を説明する。本例では、表示される口座振替対象の数が多いため、振替コード表示ボックス744、科目名表示ボックス745、振替項目選択ボックス746が一つの画面に表示できないような場合を説明する。このような場合において、図8では、振替コード表示ボックス744等がスクロールされて表示できるように表示画面が構成されている。
本例では、口座振替依頼書100において「市県民税」、「固定資産税」、「軽自動車税」、「国民健康保険料」、「水道料金」、「下水道料金」、「保育料」、「市営住宅使用料」が口座振替を依頼できる対象として記載されている場合を説明する。
このような場合では、すべての科目を入力ウィンドウ740に表示すると、文字または入力ボックスが小さくなりすぎ、処理者が誤入力をしてしまう可能性が高くなってしまうことが考えられる。また予め表示できる振替コード表示ボックス744、科目名表示ボックス745、振替項目選択ボックス746の大きさが決められている場合には、表示する対象となる科目が多くなることによってすべてのボックスを表示するスペースがなくなるため、すべての科目等を表示することができなくなる可能性がある。
このため図8では、振替コード表示ボックス744、科目名表示ボックス745、振替項目選択ボックス746がスクロールできるように、表示画面が構成されている。図8では、入力ウィンドウ740内で、「下水道料金」が途中までしか表示されておらず、また「保育料」、「市営住宅使用料」は全く表示されていない。しかしながら、処理者が操作部を操作してスクロールすることによって、表示されていない科目に関するボックスを表示し、処理者が入力処理を行うことができるように表示画面が構成されている。
(表示画面の変形例)
次に図9を用いて、表示装置700に表示される画面の他の例を説明する。本表示例では、取得画像表示ウィンドウ720内の口座振替対象記入欄106に対応する部分が拡大表示される表示例を説明する。
上述したように、一つの口座振替依頼書100に多数の科目が記載されている可能性がある。このような場合には、取得画像表示ウィンドウ720内で表示される口座振替依頼書100のイメージにおいて、口座振替対象記入欄106に対応する部分の表示が小さくなってしまい、処理者が視認することが困難となる可能性がある。このような場合に、取得画像表示ウィンドウ720内の口座振替対象記入欄106に相当する部分を拡大して表示する拡大表示ウィンドウ723を表示するように、表示画面を構成する。
これは、上述したように、口座振替依頼書100のどの位置にどのような項目が記載されているかを特定できるように、予めメモリ540等に口座振替依頼書100のフォーマットを記憶しておくことによって実現できる。
なお、上述したように口座振替依頼書100に多数の科目が記載されている場合には、入力ウィンドウ740において、科目名等がスクロールして表示できるような表示画面の構成を説明した。このような場合、入力ウィンドウ740において処理者が科目名等をスクロールすることに応じて、本例における拡大ウィンドウ723もスクロールするように表示画面を構成してもよい。この場合、入力ウィンドウ740において科目名表示ボックス745等がスクロールされると、併せて拡大ウィンドウ723も対応するようにスクロールされる。
このようにすることで、たとえ口座振替依頼書100に記載されている科目が多い場合であっても、口座振替依頼書100の口座振替対象記入欄106に相当する部分が拡大されるため、処理者は内容を確認しやすくなる。また入力ウィンドウ740において処理者が科目名等をスクロールした場合であっても、そのスクロールに追随して拡大表示ウィンドウ723内もスクロールされる。これによって、入力ウィンドウ740に表示されている科目等と、拡大表示ウィンドウ723に表示されている科目とが常に一致するため、処理者はより記載内容の確認がしやすくなる。
また、処理者が入力ウィンドウ740で振替項目選択ボックス746を選択したとき、取得画像表示ウィンドウ720において対応する科目を強調表示する例について説明したが、同様に拡大表示ウィンドウ723内でも選択された科目に対応する科目が強調表示されるような構成としてもよい。
<1−5.第2の処理作業例>
次に、図10を用いて第2の口座振替処理の作業例を説明する。本処理作業例では、OCRによって口座振替依頼書100に記載されている文字や図形を認識し、処理者の操作なしに、口座振替依頼書100に関連する自治体を特定することができる。本処理作業の実施方法を以下に記載する。
図10に示したように、最初にS10において処理者は、口座振替依頼書100をスキャナ装置300を用いてスキャンする。次にS20において、スキャナ装置300はスキャンした画像データをエントリ端末500に送信する。
次にS31において、画像データを取得したプロセッサ520のデータ処理部522は、取得した画像データを用いてOCR認識を行い、口座振替依頼書100に記載されている文字および/または図形を認識する。データ処理部522は、認識した文字および/または図形から自治体名や自治体に関する図形を検索する。ここで、自治体に関する図形とは、市町村章などである。
次にS32において、データ処理部522は、認識された自治体名および/または図形をメモリ540に記憶されたデータベースを参照して照合し、口座振替依頼書100に関連する自治体を特定する(S33)。
データ処理部522がデータベースを参照することによって自治体を特定すると、S40においてデータ処理部522は、当該自治体の口座振替依頼書100に関連する振替コードおよび科目名をメモリ540に記憶されている検索テーブル900を参照する。
次にS50において、データ処理部522は、特定された自治体のデータと、検索テーブル900の自治体のデータとを照合する。次にS60において、データ処理部522は、S50で行った照合によって一致した自治体に関する振替コードおよび科目名の一覧のデータを検索テーブル900を用いて取得する。
その後の、表示画像データの生成および処理者による振替コードの選択の方法は第1の実施形態で説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
なお、S32およびS33においてデータ処理部522が自治体を特定する際、エントリ端末500のメモリ540内にデータベースがあることを説明した。しかし、当該データベースはエントリ端末500外の他の装置または記憶媒体に記憶されていてもよい。その場合、データ処理部522は、当該他の装置または記憶媒体にアクセスすることによって自治体の照合を行う。
また、上述したようにOCR認識を行う場合は、データ処理部522は、口座振替依頼書100の全部の文字および図形を認識する必要はなく、ある特定の部分の文字および/または図形を認識するだけでもよい。例えば、自治体名および市町村章は、口座振替依頼書100の上部に記載されていることが多いため、データ処理部522は、スキャンされた画像データの上部3分の1程度を認識してもよい。
なお、処理者がスキャナ装置300を用いて口座振替依頼書100をスキャンする場合に、処理者が誤って口座振替依頼書100を上下逆さまに置いてスキャンしてしまう可能性がある。これを考慮して、データ処理部522がスキャンされた画像データの上部3分の1をOCR認識しても自治体に関する情報が得られないときは、次にデータ処理部522は、下部3分の1の部分をOCR認識するようにしてもよい。つまり、最初にデータ処理部522がOCR認識をした側において自治体に関する情報が得られなかったときは、逆側からOCR認識を行うことによって効率よく自治体を特定することができる。
このようにすることで、OCR認識の処理速度が向上し、また負荷をかけずにOCR認識の処理ができるため、同時に多数の処理を行うことが可能となる。
また上記では、口座振替依頼書100に記載された文字および/または図形がOCR認識される実施形態について説明した。しかし、OCR認識の対象は文字および/または図形に限定されない。例えば、口座振替依頼書100に自治体名を識別するためのバーコードまたはQRコード(登録商標)が含まれる場合、データ処理部522はそのコード等を認識することによって口座振替依頼書100に関する自治体を特定してもよい。
なおデータ処理部522がOCR認識を行う場合、上述したように検索テーブル900において、口座振替依頼書100に科目が記載されている順番を記憶しておかなくてもよい。つまり、データ処理部522が、口座振替依頼書100の口座振替対象記入欄106の内容を文字認識し、表示制御部524が、認識された科目の順番通りに科目名表示ボックス745および振替コード表示ボックス744を入力ウィンドウ740内に表示するよう表示画像データを生成してもよい。
図7を用いて説明した強調枠722を表示する方法として、OCRで文字認識を行う場合には、処理者が選択した科目に対応する取得画像表示ウィンドウ720の科目の周囲に、強調枠722を表示するように表示制御部524は表示画像データを生成してもよい。
選択された科目を強調表示する方法としては、強調枠722を表示する方法のほかに、処理者が選択した科目に対応する科目名を取得画像表示ウィンドウ720内で色を変えて表示するようにしてもよい。なお、処理者が選択した科目が取得画像表示ウィンドウ内でわかりやすく表示される方法であればその手段は問わない。
また図8を用いて説明した拡大表示ウィンドウ723を表示する方法として、データ処理部522がOCRによって文字認識をする場合には、「税」、「料金」、「料」など科目に相当すると思われる文字が記載されている領域を拡大して表示するように画面表示を構成してもよい。
<<2.第2の実施形態>>
次に、図11を用いて本願発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態では、OCR認識を用いて口座振替依頼書100に関連する自治体を特定する点は第1の実施形態の第2の処理作業例と同様であるが、エントリ端末500はOCR認識を行わない点で第1の実施形態の第2の処理作業例と異なる。ここで、本実施形態でOCR認識を行うのは、複数のエントリ端末500またはスキャナ装置300から送られてくる情報を統合して処理する、高機能な中央端末800である。
本実施形態では、図11に示したように、最初にS10において処理者が口座振替依頼書100をスキャンし、画像データを取得する。次にS21においてスキャナ装置300はスキャンされた画像データをエントリ端末500ではなく、中央端末800に送信する。
スキャンされた画像データを取得した中央端末800は、S34においてOCR認識を行い、自治体名および市町村章が記憶されたデータベースを参照して自治体を特定する。続いてS51において、中央端末800は検索テーブル900を参照してデータを照合し、中央端末800は特定された自治体名に関連する振替コードおよび科目名を取得する。次にS61において、中央端末800は取得した振替コードおよび科目名の一覧のデータと、スキャンされた画像データをエントリ端末500に送信する。
中央端末800から振替コードおよび科目名のデータと、スキャンされた画像データを受信したエントリ端末500は、他の実施形態と同様に表示装置700に表示するための表示画像データを生成する。以下の表示装置700による画面表示および処理者による入力作業については他の実施形態と同じであり、ここでは説明しない。
このように高機能な中央端末800で処理を行うことにより、エントリ端末500が行う処理を大きく低減することができ、低機能な端末を用いても本発明の実施をすることができる。
なお、本実施形態ではスキャナ装置300は、スキャンした口座振替依頼書100の画像データを中央端末800のみに送信し、エントリ端末500は中央端末800から口座振替依頼書100の画像データを取得することを説明した。しかし、エントリ端末500はスキャナ装置300から口座振替依頼書100の画像データを取得するように構成されてもよい。
<<3.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、口座振替依頼書100に関する自治体が特定されることにより、エントリ端末500のデータ処理部522は、該自治体に関する科目、科目に対応する振替コードをメモリ540から読み出す。
エントリ端末500の表示制御部524は、読み出された科目および振替コードに対応する振替コード表示ボックス744、科目名表示ボックス745を表示するよう表示画像データを生成する。表示制御部524はまた、処理を行う科目を選択するために用いられる振替項目選択ボックス746を表示するよう表示画像データを生成する。ここで、表示制御部524は、振替コード表示ボックス744等は、口座振替依頼書100に記載されている順番で表示するよう表示画像データを生成する。また、表示制御部524は、スキャナ装置300等から取得した口座振替依頼書100のイメージを、振替コード表示ボックス744等と並べて表示するよう表示画像データを生成する。口座振替処理を行う処理者は、振替項目選択ボックス746を選択することにより、処理を完了する。
本実施形態によれば、自治体を特定することによって科目の振替コードが自動的に表示装置に表示されるので、口座振替処理を行う処理者は、科目の振替コードを調査する必要なく口座振替処理を行うことができる。また、本実施形態によれば、振替コード表示ボックス744等は口座振替依頼書に記載されている科目と同じ順番で表示されるので、処理者は振替コード表示ボックス744等が表示される順番を確認する必要なく口座振替処理を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、端末装置に適用可能であり、特に口座振替依頼書を処理する端末装置に適用可能である。
100 口座振替依頼書
102 申込者情報記入欄
104 口座情報記入欄
106 口座振替対象記入欄
108 科目欄
110 納付方法選択欄
112 通知番号記入欄
300 スキャナ装置
500 エントリ端末
520 プロセッサ
522 データ処理部
524 表示制御部
526 操作検出部
540 メモリ
560 インターフェース
700 表示装置
720 取得画像表示ウィンドウ
721 強調ボックス
722 強調枠
723 拡大表示ウィンドウ
740 入力ウィンドウ
741 自治体名表記ボックス
742 自治体選択ウィンドウ
743 口座情報入力ボックス
744 振替コード表示ボックス
745 科目名表示ボックス
746 振替項目選択ボックス
800 中央端末
900 検索テーブル

Claims (7)

  1. 連記式の口座振替依頼書を処理する端末装置であって、
    前記口座振替依頼書の画像データを取得する取得部と、
    前記口座振替依頼書に関連する自治体と、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する科目名と、前記科目名に対応する振替コードとを関連付けて記憶している記憶部と、
    前記口座振替依頼書に関する自治体を特定し、前記自治体の前記口座振替依頼書に関する前記科目名と、前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記記憶部から読み出すデータ処理部と、
    前記取得部で取得した前記口座振替依頼書のイメージと、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧とを前記口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するように表示画像データを生成する表示制御部と、
    処理者の操作に応じて前記科目名に対応する振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する操作検出部とを備える端末装置。
  2. 前記データ処理部は、前記取得部で取得した前記口座振替依頼書の文字または図形を識別し、前記自治体を特定する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧をスクロールできるように前記表示画像データを生成する、請求項1から2に記載の端末装置。
  4. 前記科目名および前記科目名に対応する振替コードの一覧をスクロールできるように前記表示画像データを生成する場合に、前記表示制御部は、前記スクロールされた前記科目名に対応する、前記前記口座振替依頼書のイメージの部分も共にスクロールさせて表示するよう前記表示画像データを生成する、請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記記憶部は前記口座振替依頼書のフォーマットを記憶し、
    前記データ処理部が前記フォーマットを参照することによって、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている欄を特定し、
    前記表示制御部は、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている欄を、前記口座振替依頼書のイメージに強調して表示するよう前記表示画像データを生成する、請求項1から4に記載の端末装置。
  6. 前記記憶部は前記口座振替依頼書のフォーマットを記憶し、
    前記データ処理部が前記フォーマットを参照することによって、前記科目名が前記口座振替依頼書に記載されている部分を特定し、
    前記処理者の操作によって前記振替コードが選択された場合に、
    前記表示制御部は、前記選択された振替コードの科目名に対応する部分を、前記口座振替依頼書のイメージに強調して表示するよう前記表示画像データを生成する、請求項1から5に記載の端末装置。
  7. コンピュータに以下の処理をさせるプログラムであって、
    口座振替依頼書の画像データを取得部に取得させ、
    前記口座振替依頼書に関する自治体を特定させ、および前記口座振替依頼書に関連する自治体と、前記自治体の口座振替依頼書に関する振替コードと、前記振替コードに対応する科目名とを関連付けて記憶している記憶部から、前記自治体の口座振替依頼書に関する前記振替コードと、前記振替コードに対応する科目名の一覧とをデータ処理部に読み出させ、
    前記取得部で取得した前記口座振替依頼書のイメージと、前記振替コードおよび前記振替コードに対応する科目名の一覧とを前記口座振替依頼書に記載された順番で並べて表示するよう表示制御部に画像データを生成させ、
    処理者の操作に応じて前記振替コードの選択を可能とさせるよう処理者の操作を検出する操作検出部を制御させる、プログラム。
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