JP2017045159A - 情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】地盤改良工事についてもオンラインのシステム上で施工管理を行うことができ、情報の一元管理と迅速な情報の授受を行うことが可能な地盤改良工事の情報管理システムを提供する。【解決手段】複数の端末2と、端末2にインターネット4を介して接続されたシステム管理サーバ3とを備え、複数の端末2からシステム管理サーバ3への情報の登録及びシステム管理サーバ3に保存された情報のダウンロードが可能であるように構成された地盤改良工事の情報管理システム1。端末2は、地盤調査結果に応じて地盤改良工事で採用可能である1種類以上の工法情報及び設計情報を含む地盤改良工事見積をシステム管理サーバ3に送信し、システム管理サーバ3がこれを保存する。【選択図】図1

Description

本発明は、地盤調査や地盤改良工事、地盤保証等の地盤関連業務を行う事業者間や、当該業者に業務を依頼する依頼者と当該業者間で用いられる情報管理システムに関するものである。
従来、建築工事における施工管理情報等の情報の管理や共有は、施工に関わる各業者が各自の施工工程等の情報を書面やデータとして管理し保存するとともに、他の業者間でこれらの書面やデータを直接送付し合うことで行われていた。
しかし、こうした情報の管理、保存方法では情報の保存漏れや紛失が生じる可能性があり、また、必要な情報の検索や業者間のやり取りが煩雑で時間を要するものとなっていた。
そこで、情報の管理や保存、そして情報の授受を一括してコンピュータを用いて管理し、情報の管理、保存、検索や授受を容易に行うことを可能とする種々の情報管理システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、情報管理システムとしての機能を有する、施主側端末装置、管理側端末装置、施工業者側端末装置及びシステム管理サーバを備えた施工管理システムが記載されている。
この施工管理システムでは、システム管理サーバに多数の施主側端末装置、管理者側端末装置及び施工業者側端末装置がインターネットを介して接続されている。
システム管理サーバには、施工知識、計画知識、業者一覧、施主情報、管理者情報、建材情報等の各種情報が記憶され、これらの情報がシステム管理サーバにより一括して管理、保存されるとともに、各端末装置による各種情報の登録及び読み出しが可能となっている。
この施工管理システムによると情報の一元管理が可能となり、各業者による情報の共有化が行われ、それぞれの業者による各種書類の作成も容易に行うことが可能となる。
特開2009−134685号公報
ところで、上述した特許文献1に記載されているものも含めた情報管理システムは、建築物自体について用いられるものがほとんどであった。
一方、地盤調査、地盤保証、設計、地盤改良工事、施工管理等、建築物を除く地盤に係る各種業務(以下「地盤関連業務」という。)については、建築物の工事と異なる様々な事情があることから、従来の建築物用の情報管理システムを応用することは困難であった。
具体的には、建築物用の情報管理システムは、地盤の状態等、実際に調査を要する要素を考慮することなく所望の建築物に対する工法の決定とこれに基づく設計の決定を行うことができ、決定した工法及び設計について施工管理を行っていくものであった。
そして、候補となる工法の決定とこれに基づく設計の決定は、所望の建築物の強度計算結果や建築予算等に基づき行われるものであるが、これらの要素も計算や依頼主の意思で決まるものであり、実際の調査を要するものではなかった。
一方、地盤関連業務では、例えば地盤改良工事については、実際に調査を行ってみないと把握できない地盤の状態についての調査結果、地盤上に建築される建築物の配置及び重量の情報等に応じて具体的な工法とこれに基づく設計が決定されていくという特性がある。
すなわち、地盤改良工事では、実際に調査を行うことで初めて明らかとなる地盤に関する情報と、地盤の状況とは無関係に事前に決定される建築物の配置及び重量の情報に基づいて採用しうる1以上の工法とこれに基づく設計を抽出し、抽出された当該工法及び設計の中から実際に採用する工法及び設計が選択される。
こうした特性を有する地盤改良工事を含む地盤関連業務と建築物自体の建築関連業務とは性質が大きく異なるものであるため、従来の建築物用の情報管理システムを地盤関連業務に応用することは困難であった。
そこで、地盤関連業務の特性を反映し、地盤関連業務に応用することのできる情報管理システムの開発が望まれている。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、地盤関連業務に用いることが可能な情報管理システムを提供することを目的とする。
第1発明に係る情報管理システムは、表示手段及び入力手段を有する複数の端末と、記憶手段を有し、前記端末にインターネットを介して接続されたシステム管理サーバとを備え、前記複数の端末から、前記システム管理サーバへの情報の登録及び前記システム管理サーバに保存された情報のダウンロードが可能であるように構成された情報管理システムであって、依頼主の前記端末は、前記入力手段を介して入力される、地盤調査を希望する土地の所在地や前記土地に建設が予定されている建築物の重量を含む建築物情報と、希望する地盤調査の日程や地盤調査の対象である土地の概況を示す地盤調査情報を前記システム管理サーバに送信し物件登録を行い、前記システム管理サーバは、前記建築物情報と前記地盤調査情報を受信し、少なくとも前記依頼主及び地盤会社からダウンロード可能に保存し、依頼主の前記端末は、地盤調査の見積を依頼したい1以上の地盤会社を選出し、前記システム管理サーバに当該選出された地盤会社の情報を含む見積依頼情報の登録を依頼主の前記端末を介して行い、前記システム管理サーバは、前記見積依頼情報を受信し、選出された1以上の前記地盤会社を示す情報と関連付け当該地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記見積依頼情報において指定されている地盤会社の前記端末が前記システム管理サーバにアクセスし、前記システム管理サーバに保存されている前記見積依頼情報の確認を行い、前記見積依頼情報を確認した前記地盤会社の端末は、地盤調査見積を作成し前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤調査見積を受信し前記依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤調査見積をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記入力手段を介して入力され生成された、地盤調査を依頼する前記地盤会社と関連付けられた地盤調査依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤調査依頼情報を受信し、地盤調査を依頼する前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、地盤調査が依頼された前記地盤会社の前記端末は、前記地盤調査依頼情報を前記システム管理サーバからダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、地盤調査の実施後に前記入力手段を介して入力された、地盤改良工事の要否についての情報を含む地盤調査結果報告書を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、地盤会社の前記端末から前記地盤調査結果報告書を受信するとともに依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤調査結果報告書を受信し前記表示手段に表示するとともに、前記地盤調査結果報告書に地盤改良工事が必要である旨の情報が含まれている場合には、前記入力手段を介して入力され生成された地盤改良工事見積依頼を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積依頼を受信し、前記地盤改良工事見積依頼に示された地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記地盤改良工事見積依頼に示された地盤会社の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事見積依頼をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記地盤調査結果に応じて前記土地の地盤改良工事で採用可能である1種類以上の工法を示す工法情報及び前記工法に応じた設計を示す1以上の設計情報を生成し、生成された1以上の前記工法情報及び1以上の前記設計情報と、前記工法及び前記設計にそれぞれ対応した見積金額を示す金額情報を含む地盤改良工事見積を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積依頼に示された前記地盤会社の前記端末から前記地盤改良工事見積を受信し、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事見積をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記入力手段を介して入力された、実際に施工する工法及び設計を指定する情報と発注先の地盤会社を示す情報とを含む地盤改良工事発注情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、依頼主の前記端末から前記地盤改良工事発注情報を受信し、地盤工事の発注先である地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記地盤改良工事発注情報に示された前記地盤会社の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事発注情報をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記入力部を介して入力される、前記地盤改良工事発注情報に基づく施工計画書を前記システム管理サーバに送信し、前記施工計画書に基づく地盤改良工事が終了した後には、前記入力部を介して入力される、施工報告書を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤会社の前記端末から前記施工計画書及び前記施工報告書を受信し、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第2発明に係る情報管理システムは、第1発明において、前記システム管理サーバは、前記工法が施工に先立ち工法承認機関による承認を要する工法である場合には、前記工法情報を工法承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記工法承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記工法情報をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記工法が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される工法承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される工法修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記工法承認情報及び前記工法修正依頼情報を受信し、前記工法情報の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第3発明に係る情報管理システムは、第1又は第2発明において、前記システム管理サーバは、前記施工計画書が施工計画書承認機関の承認を要するものである場合には、前記施工計画書を前記施工計画書承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記施工計画書承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記施工計画書をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記施工計画書が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される施工計画書承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記施工計画書が所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される施工計画書修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記施工計画書承認情報及び前記施工計画書修正依頼情報を受信し、前記施工計画書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第4発明に係る情報管理システムは、第1乃至第3発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記施工報告書が施工報告書承認機関の承認を要するものである場合には、前記施工報告書を前記施工報告書承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記施工報告書承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記施工報告書をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記施工報告書が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される施工報告書承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記施工報告書が所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される施工報告書修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記施工報告書承認情報及び前記施工報告書修正依頼情報を受信し、前記施工報告書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第5発明に係る情報管理システムは、第1乃至第4発明の何れか1つにおいて、前記施工計画書には施工に必要な資材に関する資材情報が含まれ、前記システム管理サーバは、前記資材情報を資材会社の前記端末に送信し前記資材の発注を行うことを特徴とする。
第6発明に係る情報管理システムは、第5発明において、前記システム管理サーバは、上記資材の発注実績を保存し、前記資材会社の出荷実績の集計データを生成することを特徴とする。
第7発明に係る情報管理システムは、第5又は第6発明において、前記システム管理サーバは、前記資材会社の前記端末から送信される資材の在庫数量に関する情報及び出荷数量に関する情報に基づき、資材の在庫管理情報を生成することを特徴とする。
第8発明に係る情報管理システムは、第5乃至第7発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記資材情報が資材承認機関の承認を要するものである場合には、前記資材情報を前記資材承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、前記資材承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記資材情報をダウンロードし、前記資材が所定の基準を満たす場合には資材承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記資材が所定の基準を満たさない場合には資材修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記資材承認情報及び前記資材修正依頼情報を受信し、前記施工計画書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存するとともに、前記資材承認情報を受信した場合のみ前記資材情報を前記資材会社の前記端末に送信することを特徴とする。
第9発明に係る情報管理システムは、第1乃至第8発明の何れか1つにおいて、前記地盤調査依頼情報に示された前記地盤会社の前記端末は、地盤保証書が必要である場合であって、地盤改良工事が不要である場合、又は地盤改良工事が必要であり地盤改良工事が完了した場合には、地盤保証書を生成し前記システム管理サーバに送信し、前記システム管理サーバは、前記地盤保証書を依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第10発明に係る情報管理システムは、第1乃至第9発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記端末毎に設定されている1以上のダウンロード可能な情報をそれぞれ前記端末毎に一括でダウンロードすることが可能であるように保存していることを特徴とする。
第11発明に係る情報管理システムは、第1乃至第10発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記地盤会社毎に所定の基準に基づくランキング情報を生成し前記地盤会社の情報に関連付け、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
第12発明に係る情報管理システムは、第1乃至第11発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、1の前記端末から所定の情報を受信し保存した場合、前記システム管理サーバから前記所定の情報をダウンロード可能である他の前記端末に対し、前記所定の情報を保存したことを報知する報知情報を送信することを特徴とする。
第13発明に係る情報管理システムは、第1乃至第12発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記建築物情報及び前記地盤調査情報に記載された日付に関する情報に基づき地盤調査の日程調整を行うことを特徴とする。
第14発明に係る情報管理システムは、第1乃至第13発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積に記載された日付に関する情報に基づき地盤改良工事の日程調整を行うことを特徴とする。
第15発明に係る情報管理システムは、第1乃至第14発明の何れか1つにおいて、前記システム管理サーバは、過去の地盤調査や地盤改良工事の実績データを所定の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、従来の建築物用の情報管理システムでは適用できなかった地盤改良工事についてもオンラインのシステム上で施工管理等を行うことができるようになり、情報の一元管理と迅速な情報の授受を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報管理システムを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る情報管理システムに用いられるシステム管理サーバの構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報管理システムに用いられるシステム管理サーバの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報管理システムに用いられる端末の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報管理システムに用いられる端末の機能ブロック図である。 本発明に係る情報管理システムにおけるシステム管理サーバを介した端末間の情報の送受信の例を示したフローチャートである。 端末からシステム管理サーバに建築物情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤調査情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤調査見積情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤調査依頼情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤調査結果情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに工事見積依頼情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤改良工事見積情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに地盤改良工事発注をする際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに施工計画書情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。 端末からシステム管理サーバに施工報告書を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る情報管理システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報管理システム1を示す模式図である。情報管理システム1は、システム管理サーバ3と、システム管理サーバ3にインターネット4を介して接続された複数の端末2とを備えて構成されている。図1に示す例では5つの端末2a、2b、2c、2d、2eがインターネット4を介してシステム管理サーバ3に接続されているが、本発明においてはこれに限らず、2以上の任意の数の端末2を備えて情報管理システム1を構成することができる。
図2は、本発明の実施形態に係る情報管理システム1に用いられるシステム管理サーバ3の構成ブロック図である。
システム管理サーバ3は、システム管理サーバ3全体を制御するCPU(Central processing unit)31と、CPU31上で動作する制御プログラム等を格納したROM(Read-only memory)32と、各種データを一時的に格納するためのRAM(Random access memory)33と、端末2から送信される各種データ等を記憶するための記憶手段34とを備えて構成されている。
図3は、本発明の実施形態に係る情報管理システム1に用いられるシステム管理サーバ3の機能ブロック図である。
システム管理サーバ3は、CPU31がROM32に格納されている制御プログラムをRAM33に展開して実行することにより、受信部351、保存部352、読出部353、選出部354、ランキング情報生成部356、表示部357及び送信部358として機能する。
受診部351は、端末2から送信(以下「アップロード」ともいう。)される各種データを受信するインターフェースとして機能する。
保存部352は、端末2から送信される各種データを記憶手段34に記憶する。
読出部353は、記憶手段34に記憶された各種データを読み出す。
選出部354は、読出部353が記憶手段34から読み出した各種データの中から、所定の基準に基づきデータを選出(抽出)する。
ランキング情報生成部356は、後述する地盤会社毎に所定の基準に基づくランキング情報を生成する。なお、このランキング情報生成部356は本発明では必須の構成では無く、本実施形態ではランキング情報生成部356によるランキング情報の生成を伴わない態様について説明する。ランキング情報を生成する場合の態様については後述する変形例において説明する。
表示部357は、システム管理サーバ3にディスプレイ等の表示手段が接続された際に、ROM32や記憶手段34に保存されている各種情報や、自機の設定状況の確認用の画面、設定変更用の操作画面等、所定の情報を表示手段に表示する。
送信部358は、システム管理サーバ3に保存されている各種情報を端末2に送信する。
図4は、本発明の実施形態に係る情報管理システム1に用いられる端末2の構成ブロック図である。
端末2は、端末2全体の制御を行う制御部21と、制御部21に接続された表示手段としてのディスプレイ22と、制御部21に接続された各種情報の入力手段としてのキーボード23とを備えて構成されている。
制御部21は、端末2全体を制御するCPU24と、CPU24上で動作する制御プログラム等を格納したROM25と、各種データを一時的に格納するためのRAM26と、各種データを記憶するための記憶手段27とを備えて構成されている。
図5は、本発明の実施形態に係る情報管理システム1に用いられる端末2の機能ブロック図である。
端末2は、CPU24がROM25に格納されている制御プログラムをRAM26に展開して実行することにより、入力部281、保存部282、表示部283、送信部284、受信部285、保証書情報生成部286、承認情報生成部287及び修正依頼情報生成部288として機能する。
入力部281は、キーボード23を介して制御部21に入力される情報の入力を行うインターフェースである。入力された情報は次に説明する保存部282により記憶手段27に記憶される。
保存部282は、入力部281を介して入力される情報や、何れも後述する受信部285を介して受信した情報や、保証書情報生成部286、承認情報生成部287及び修正依頼情報生成部288により生成された情報を記憶手段27に保存する。
表示部283は、ROM25や記憶手段27に保存されている各種情報や、自機の設定状況の確認用の画面、設定変更や情報入力用の操作画面等をディスプレイ22に表示する。
受信部285は、システム管理サーバ3から送信される各種情報を受信するインターフェースとして機能する。
保証書情報生成部286は、所定の情報について、所定の基準を満たす場合に保証書情報を生成する。なお、この保証書情報生成部286は全ての端末2に必須の機能ではなく、保証書情報を生成する必要のある端末2のみが有する態様であってもよい。また、保証書情報生成部286がどのような保証書情報を生成するかは、端末2により異なっていてもよい。本実施形態においては保証書の生成は行わない態様で説明を行うが、後述する変形例において、保証書情報を生成する場合について説明する。
承認情報生成部287は、所定の情報に対して承認が必要な場合であって、所定の基準を満たす場合には、各種承認情報を生成する。なお、この承認情報生成部287は、全ての端末2に必須の機能ではなく、承認情報を生成する必要のある端末2のみが有する態様であってもよい。また、承認情報生成部297がどのような承認情報を生成するかは、端末2により異なっていてもよい。承認情報の生成の詳細については後述する。
修正依頼情報生成部288は、所定の情報に対して承認が必要な場合であって、所定の基準を満たさない場合には、所定の情報に対する修正を行う必要がある旨、及び修正を要する事項を示す修正依頼情報を生成する。なお、この修正依頼情報生成部288は、全ての端末2に必須の機能ではなく、承認情報を生成する必要のある端末2のみが上述した承認情報生成部287とともに有する態様であってもよい。また、修正依頼情報生成部288がどのような修正依頼情報を生成するかは、端末2により異なってもよい。修正依頼情報の生成の詳細については後述する。
次に、本実施形態に係る情報管理システム1の動作の詳細について説明する。図6は、本発明に係る情報管理システム1におけるシステム管理サーバ3を介した端末2間の情報の送受信の例を示したフローチャートである。
図6に示す例では、所望の土地に建築物を建設する建設会社に設置された端末2と、地盤調査や地盤改良工事等、地盤に関する調査や施工を全般的に行う地盤会社に設置された端末2とが、システム管理サーバ3を介して情報の送受信を行う状況が示されている。そしてこの例では、建設会社が地盤調査及び地盤改良工事の依頼主となっている。
なお、本発明では、依頼主は建設会社に限られず、施主等、任意の依頼主であってもよいが、依頼主がどのような者であっても端末2を有している必要がある。
図6に示す例では、まず、建設会社が情報管理システム1のシステム管理サーバ3に自社の端末2を介して物件登録を行う(ステップS11)。
本実施形態に係る情報管理システム1では、物件登録時に登録される情報として、建築物に関する詳細な情報である建築物情報と、希望する地盤調査の日程や地盤調査の対象である土地の概況を示す地盤調査情報がシステム管理サーバ3に登録される。
図7は、端末2からシステム管理サーバ3に建築物情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。図8は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤調査情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。
建設会社の端末2の表示部283は、建築物情報の登録に用いられる画面情報として、図7に示す画面情報をROM25から読み出すとともに、ディスプレイ22に当該画面情報を表示する。入力画面は、所定の入力を要する項目について、チェックボックスやテキストボックス等を用いて情報を入力できるように構成されている。
本実施形態では、建築物情報として、図7に示すように、物件名称、郵便番号、都道府県、住所、建築物概要、用途、地上階数、地下階数、高さ、軒高、建築面積、延べ面積、基礎形式、設計接地圧、基礎着工予定日、完成予定日、引渡予定日、備考及び地盤保証についての情報を入力する入力画面が表示される。
なお、本発明では建築物情報はこれらの情報に限られず、建築物の状態を特定できる情報でありさえすれば、他の情報を建築物情報として登録する態様であってもよい。
また、地盤調査情報として、図8に示すように、調査希望日、立会い(立会う者の有無やその者が誰であるかを示す)、既存建築物(建築物が建築される土地の既存建築物の有無を示す)、既存構造物(建築物以外の土地の構造物の有無を示す)、地中埋没物、地表面(地表面の処理状態を示す)、敷地内高低差、測量(測量の要否を示す)、敷地調査(敷地調査の要否を示す)及び備考についての情報を入力する入力画面が表示される。
なお、本発明では地盤調査情報はこれらの情報に限られず、地盤調査の対象である土地の概況を示す情報でありさえすれば、他の情報を地盤調査情報として登録する態様であってもよい。
建設会社の端末2の操作者は、図7及び図8の入力画面にキーボード23を用いて各種情報を入力する。入力された建築物情報及び地盤調査情報は、入力部281により受け付けられ、保存部282により記憶手段27に記憶されるとともに、送信部284によりシステム管理サーバ3へと送信(アップロード)される。
システム管理サーバ3の受信部351は、アップロードされた建築物情報及び地盤調査情報を受信するとともに、保存部352が建築物情報及び地盤調査情報を記憶手段34に記憶する。保存部352に保存された建築物情報及び地盤調査情報は、少なくとも建設会社及び地盤会社の端末2から閲覧及びダウンロード可能であるように保存される。こうして物件登録が完了する。
次に、建設会社が地盤調査の見積を依頼したい1以上の地盤会社を選出し、情報管理システム1のシステム管理サーバ3に自社の端末2を介して当該選出された地盤会社の情報を含む見積依頼情報の登録を行う(ステップS12)。
この建設会社による見積依頼情報の登録は、上述したステップS11と同様に、端末2のキーボード23を用いて入力された見積依頼情報が保存部282により記憶手段27に記憶されるとともに、送信部284により選出された1以上の地盤会社を示す情報とともにシステム管理サーバ3へとアップロードされることで行われる。
こうしてアップロードされた見積依頼情報は、システム管理サーバ3の受信部351により受信され、保存部352により、選出された1以上の地盤会社を示す情報と関連付けられて記憶手段34に記憶される。この見積依頼情報は、少なくとも建設会社及び選出された地盤会社の端末2から閲覧及びダウンロード可能であるように保存される。
次に、見積依頼情報において指定されている地盤会社により、システム管理サーバ3に保存されている見積依頼情報の確認が行われる(ステップS31)。
この見積依頼情報の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に見積依頼情報の登録が行われると、当該情報で指定されている地盤会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
見積依頼情報の確認は、本実施形態においては地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で当該情報を確認することで行われる。すなわち、見積依頼情報は端末2による保存が不可能な態様でシステム管理サーバ3から提供される。
この場合、地盤会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている見積依頼情報を要求する見積依頼情報要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が見積依頼情報要求信号を受信するとともに、読出部353が見積依頼情報要求信号に基づき記憶手段34から見積依頼情報を読み出し、送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、見積依頼情報を受信するとこれを記憶手段27に保存することなくディスプレイ22に表示する。
なお、見積依頼情報の確認は、システム管理サーバ3から端末2に対し、見積依頼情報が保存可能に送信されることで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285が、見積依頼情報を受信するとこれを記憶手段27に記憶する。
次に、見積依頼情報を確認した地盤会社は、地盤調査見積を作成する(ステップS32)。この地盤調査見積は、地盤会社の担当者が、端末2のキーボード23を操作することで所定の形式のファイルとして作成され、当該ファイルは記憶手段27に保存される。
次に、端末2により作成された地盤調査見積がシステム管理サーバ3にアップロードされ登録される(ステップS33)。
図9は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤調査見積を登録する際に端末2に表示される入力画面を示す図である。
図9に示す入力画面では、システム管理サーバ3にアップロードされる地盤調査見積のファイルを選択する欄の他、備考欄、地盤調査の予定日欄及び地盤調査見積の記載から抜粋された見積金額の記載欄が用意されている。当該入力画面は端末2のディスプレイ22に表示される。
地盤会社の担当者は、端末2のキーボード23を介して図9に示す各種情報を入力した後、アップロードボタンをクリックすることで、地盤調査見積のファイルを図9に示す情報とともにシステム管理サーバ3に送信することができる。
システム管理サーバ3の受信部351は、地盤会社の端末2から地盤調査見積のファイルと図9に示す各種情報を受信するとともに、保存部352がこれらの情報を記憶手段34に記憶する。システム管理サーバ3への地盤調査見積の登録は、各地盤調査会社がそれぞれ行う。
次に、建設会社がシステム管理サーバ3に登録された各地盤調査からの地盤調査見積を確認する(ステップS13)。
地盤調査見積の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で地盤調査見積を確認することで行われてもよい。
この場合、建設会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤調査見積を要求する地盤調査見積要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤調査見積要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤調査見積要求信号に基づき記憶手段34から地盤調査見積を読み出し、送信部358が当該情報を建設会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤調査見積を受信するとこれを記憶手段27に保存することなくディスプレイ22に表示する。
なお、地盤調査見積の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対し、地盤調査見積が保存可能に送信されることで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285が、地盤調査見積を受信するとこれを記憶手段27に記憶する。
また、地盤調査見積の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤調査見積の登録が行われると、システム管理サーバ3から建設会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて地盤調査見積の確認が行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
次に、建設会社は受信した地盤調査見積に基づき、実際に地盤調査を依頼する地盤会社の決定を行う(ステップS14)。
次に、建設会社は、地盤調査を依頼する地盤会社をシステム管理サーバ3に登録する(ステップS15)。
地盤調査を依頼する地盤会社の登録は、建設会社の端末2の送信部284からシステム管理サーバ3に、当該地盤会社を指定する情報と関連付け、図9に示す情報(地盤調査依頼情報)を送信することで行われる。
図10は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤調査依頼情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。当該入力画面は建設会社の端末2のディスプレイ22に表示されて用いられる。
図10に示すように、地盤調査依頼情報には、依頼主、物件名称、(物件の)住所及び(地盤調査を依頼する)地盤会社が含まれている。建設会社の担当者は、これらの情報をキーボード23を介して入力すると、保存部282により記憶手段27に保存されるとともに、送信部284により当該情報の送付先である地盤会社を示す情報とともにシステム管理サーバ3にアップロードされる。
アップロードされた地盤調査依頼情報は、システム管理サーバ3の受信部351が受信するとともに、保存部352が地盤調査依頼情報を当該情報の送付先である地盤会社を示す情報と関連付け、当該地盤会社からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。こうして地盤調査依頼情報の登録が行われる。
次に、地盤調査依頼情報の送付先である地盤会社により地盤調査依頼情報の確認が行われる(ステップS34)。
この地盤調査依頼情報の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤調査依頼情報の登録が行われると、当該情報で指定されている、すなわち当該情報が関連付けられている地盤会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
地盤調査依頼情報の確認は、本実施形態においては地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で当該情報を確認することで行われる。すなわち、見積依頼情報は端末2による保存が不可能な態様でシステム管理サーバ3から提供される。
この場合、地盤会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤調査依頼情報を要求する地盤調査依頼情報要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤調査依頼情報要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤調査依頼情報要求信号に基づき記憶手段34から地盤調査依頼情報を読み出し、送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤調査依頼情報を受信するとともに、表示部283がこれを記憶手段27に保存することなくディスプレイ22に表示する。
また、地盤調査依頼情報の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対して、地盤調査依頼情報を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存可能な状態で送信するとともに、端末2の受信部285は、地盤調査依頼情報を受信するとこれを記憶手段27に記憶することが行われる。
次に、地盤会社により地盤調査が実施される(ステップS35)。
次に、地盤会社により地盤調査結果報告書が作成される(ステップS36)。この地盤調査結果報告書は、地盤会社の担当者が、端末2のキーボード23を操作することで所定の形式のファイルとして作成され、当該ファイルは記憶手段27に保存される。地盤調査結果報告書には、地盤の状態を示す各種情報の他、地盤改良工事の要否等についての情報が含まれている。
次に、端末2により作成された地盤調査結果報告書がシステム管理サーバ3にアップロードされ登録される(ステップS33)。
図11は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤調査結果情報を登録する際に端末2に表示される入力画面を示す図である。
図11に示す入力画面では、システム管理サーバ3にアップロードされる地盤調査結果情報のファイル名を入力する欄、ファイルを選択する欄及び地盤改良工事の要否を選択するボタンが用意されている。当該入力画面は端末2のディスプレイ22に表示される。
地盤会社の担当者は、端末2のキーボード23を介して図11に示す各種情報を入力した後、アップロードボタンをクリックすることで、地盤調査結果情報のファイルを図11に示す他の情報とともにシステム管理サーバ3に送信することができる。
システム管理サーバ3の受信部351は、地盤会社の端末2から地盤調査結果情報を受信するとともに、保存部352が地盤調査結果情報を記憶手段34に記憶する。
次に、建設会社がシステム管理サーバ3に登録された地盤調査結果報告書を確認する(ステップS16)。このとき、建設会社は地盤調査結果報告書とともに送信された、地盤改良工事の要否を示す情報も同時に確認することができる。なお、上述したように地盤改良工事の要否は地盤調査報告書内にも記載されている。
地盤調査結果報告書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で地盤調査結果報告書を確認することで行われてもよい。
この場合、建設会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤調査結果報告書を要求する地盤調査結果報告書要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤調査結果報告書要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤調査結果報告書要求信号に基づき記憶手段34から地盤調査結果報告書を読み出し、送信部358が地盤調査結果報告書の情報を建設会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤調査結果報告書を受信するとともに、表示部283がディスプレイ22に表示する。このとき保存部282は、地盤調査結果報告書の記憶手段27への保存は行わない。
また、地盤調査結果報告書の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対して、地盤調査結果報告書を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を建設会社の端末2に保存可能な状態で送信するとともに、端末2の受信部285は、地盤調査結果報告書を受信するとこれを記憶手段27に記憶することが行われる。
なお、地盤調査結果報告書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤調査結果報告書の登録が行われると、建設会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて地盤調査結果報告書の確認が行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
次に、建設会社は、地盤改良工事が必要である場合には、地盤改良工事見積依頼をシステム管理サーバ3に登録する(ステップS17)。
地盤改良工事見積依頼の登録は、建設会社の端末2の送信部284からシステム管理サーバ3に、地盤改良工事見積依頼を送信することで行われる。
図12は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤改良工事見積依頼を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。
図12に示すように、地盤改良工事見積依頼には、依頼主、物件名称、(物件の)住所及び(工事を依頼する)地盤会社が含まれている。建設会社の担当者がこれらの情報をキーボード23を介して入力すると、保存部282により記憶手段27に保存されるとともに、送信部284によりシステム管理サーバ3にアップロードされる。
アップロードされた地盤改良工事見積依頼は、システム管理サーバ3の受信部351が受信し、保存部352が地盤改良工事見積依頼を、工事を依頼する地盤会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。こうして地盤改良工事見積依頼の登録が行われる。
次に、地盤会社により地盤改良工事見積依頼の確認が行われる(ステップS38)。
この地盤改良工事見積依頼の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤改良工事見積依頼の登録が行われると、地盤会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
地盤改良工事見積依頼の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で当該情報を確認することで行われてもよい。
この場合、地盤会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤改良工事見積依頼を要求する地盤改良工事見積依頼要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤改良工事見積依頼要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤改良工事見積依頼要求信号に基づき記憶手段34から地盤改良工事見積依頼を読み出し、送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤改良工事見積依頼を受信するとともに、表示部283がディスプレイ22に表示する。このとき保存部282による地盤改良工事見積依頼の記憶手段27への保存は行われない。
なお、地盤改良工事見積依頼の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対して、地盤改良工事見積依頼を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285は、地盤改良工事見積依頼を受信するとともに、保存部282がこれを記憶手段27に記憶する。
次に、地盤会社により地盤改良工事見積が作成される(ステップS39)。この地盤改良工事見積は、地盤会社の担当者が、端末2のキーボード23を操作することで所定の形式のファイルとして作成され、当該ファイルは記憶手段27に保存される。
この地盤改良工事見積には、地盤調査を行った土地に採用可能な1以上の工法とともに、当該工法で施工を行う場合に採用可能な1以上の設計と、当該各工法及び各設計で施工を行う場合のそれぞれの見積金額を示す金額情報が記入されている。工法及び設計は、何れも実際に行われた地盤調査の結果を反映して生成されるものである。
地盤会社の端末2の記憶手段27には、予め所定の地盤調査結果のサンプルと、このサンプルに関連付けて採用可能な1つ以上の工法データ及び当該工法毎の設計データとが保存されている。
ここで、設計データとしては、改良体の径、芯材径、芯材長、支持体検討用本数、コラム長、基礎内合成コラム本数や合成コラム打設総本数等のコラムの詳細情報、設計対象土質、設計基準強度、室内配合試験の種類、設定固化材配合量等が挙げられる。
そして、工事見積の作成の際には、端末2の表示部283は、実際の地盤調査の結果に最も近い地盤調査結果のサンプルを抽出し、当該サンプルに関連付けられた1つ以上の工法及び設計を記憶手段27から読み出し、これらに対応する見積金額が1以上算出される。
従来、地盤調査結果に基づく工法及び設計の決定は、熟練した施工技術者でなければ行うことが難しかった。しかし、本実施形態に係る情報管理システム1では、端末2が地盤調査結果に応じて自動で工法及び設計の決定を行うことができ、更にこれらに対応した見積金額を算出することができる。
なお、本発明においては自動で工法及び設計に対応した見積金額を算出する態様に限らず、従来通り見積金額を担当者が手作業で算出する態様も採用することができる。
次に、端末2により作成された地盤改良工事見積がシステム管理サーバ3にアップロードされ登録される(ステップS40)。
図13は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤改良工事見積を登録する際に端末2に表示される入力画面を示す図である。
図13に示す入力画面では、システム管理サーバ3にアップロードされる地盤改良工事見積のファイルを選択する欄、備考を記載する欄、地盤改良工事の予定日を入力する欄及び便利のため工事見積のファイルにも記載されている見積金額を記載する欄が用意されている。当該入力画面は端末2のディスプレイ22に表示される。
地盤会社の担当者は、端末2のキーボード23を介してアップロードするファイルの選択と図13に示す各種情報の入力をした後、アップロードボタンをクリックすることで、地盤改良工事見積を図13に示すその他の情報とともにシステム管理サーバ3に送信することができる。
システム管理サーバ3の受信部351は、地盤会社の端末2から地盤改良工事見積を受信するとともに、保存部352が地盤改良工事見積を記憶手段34に記憶する。
次に、建設会社がシステム管理サーバ3に登録された地盤改良工事見積を確認する(ステップS18)。
地盤改良工事見積の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で工事見積を確認することで行われてもよい。
この場合、建設会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤改良工事見積を要求する地盤改良工事見積要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤改良工事見積要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤改良工事見積要求信号に基づき記憶手段34から地盤改良工事見積を読み出し、送信部358が地盤改良工事見積を建設会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤改良工事見積を受信するとこれをディスプレイ22に表示する。このとき、端末2の保存部282による地盤改良工事見積の記憶手段27への保存は行われない。
なお、地盤改良工事見積の確認は、システム管理サーバ3から端末2に対して、地盤改良工事見積を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が地盤改良工事見積を建設会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285は、地盤改良工事見積を受信し、保存部282が記憶手段27に地盤改良工事見積を記憶する。
なお、地盤改良工事見積の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤改良工事見積の登録が行われると、建設会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて地盤改良工事見積の確認が行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
次に、建設会社は、地盤改良工事を発注する地盤改良工事発注情報をシステム管理サーバ3に登録する、地盤改良工事発注が行われる(ステップS19)。
地盤改良工事発注は、地盤改良工事見積に示された1以上の工法及び設計と、これらに応じた見積金額に基づき比較検討を行った後、実際に採用する工法及び設計を指定し、建設会社の端末2の送信部284からシステム管理サーバ3に地盤改良工事発注情報を送信することで行われる。
図14は、端末2からシステム管理サーバ3に地盤改良工事発注をする際に端末に表示される入力画面を示す図である。
図14に示すように、地盤改良工事発注情報には、依頼主、物件名称、(物件の)住所、(工事を依頼する)地盤会社、(工事で採用される)工法及び当該工法に採用される設計が含まれている。建設会社の担当者は、これらの情報をキーボード23を介して入力すると、保存部282により記憶手段27に保存されるとともに、送信部284によりシステム管理サーバ3にアップロードされる。
アップロードされた地盤改良工事発注情報は、システム管理サーバ3の受信部351が受信し、保存部352が当該情報を記憶手段34に保存する。こうして地盤工事発注の登録が行われる。
次に、地盤会社により地盤改良工事発注情報の確認が行われる(ステップS41)。
この地盤改良工事発注情報の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に地盤改良工事発注情報の登録が行われると、地盤会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
地盤改良工事発注情報の確認は、地盤会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で当該情報を確認することで行われてもよい。
この場合、地盤会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている地盤改良工事発注情報を要求する地盤改良工事発注情報要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が地盤改良工事発注情報要求信号を受信するとともに、読出部353が地盤改良工事発注要求信号に基づき記憶手段34から地盤改良工事発注の情報を読み出し、送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、地盤改良工事発注情報を受信し、表示部283がディスプレイ22に表示する。このとき、保存部282による当該情報の記憶手段27への保存は行われない。
なお、地盤改良工事発注情報の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対して、地盤改良工事発注情報を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が当該情報を地盤会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285が当該情報を受信し、保存部282が当該情報を記憶手段27に記憶する。
次に、地盤会社は地盤改良工事発注情報に基づき、施工計画書を作成する(ステップS42)。図15は、端末からシステム管理サーバに施工計画書情報を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。
施工計画書は、地盤会社の担当者が、端末2のディスプレイ22に表示される図15に示す入力画面に、キーボード23を操作して情報を入力していくことで所定のファイル形式で作成される。
図15に示すように、施工計画書には、「工事概要」として工事名称、(現場の)住所、依頼主、地盤会社、「施工仕様の設定」としてコラム径や(コラムの)総打設本数、掘削速度、使用固化材等の各種情報、「芯材仕様」として芯材長、最小コラム長、最大コラム長、打設本数等の各種情報が含まれている。なお、本発明においては施工計画書としてこれら以外の任意の情報が含まれていてもよい。
次に、端末2により作成された施工計画書がシステム管理サーバ3にアップロードされ登録される(ステップS43)。
施工計画書のシステム管理サーバ3への登録は、図15に示す入力画面にそれぞれの情報を入力した後、内容確認ボタンを押すことで行われる。内容確認ボタンが押されると、送信部284が図15に示す各種情報を施工計画書としてシステム管理サーバ3に送信する。また、このとき送信される施工計画書は、保存部282により記憶手段27に記憶される。
システム管理サーバ3の受信部351は、地盤会社の端末2から施工計画書を受信する。そして保存部352は、施工計画書を建設会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に記憶する。
次に、建設会社がシステム管理サーバ3に登録された施工計画書を確認する(ステップS20)。
施工計画書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で行われる。
この場合、建設会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている施工計画書を要求する施工計画書要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
そして、システム管理サーバ3の受信部351が施工計画書要求信号を受信するとともに、読出部353が施工計画書要求信号に基づき記憶手段34から施工計画書を読み出し、送信部358が施工計画書を建設会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、施工計画書を受信し、表示部283が施工計画書をディスプレイ22に表示する。なお、このとき保存部282による施工計画書の記憶手段27への保存は行われない。
なお、施工計画書の確認を、システム管理サーバ3から端末2に対して、施工計画書を保存可能に送信することで行われてもよい。この場合、システム管理サーバ3の送信部358が施工計画書を建設会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして、端末2の受信部285が施工計画書を受信するとともに、保存部282がこれを記憶手段27に記憶する。
また、施工計画書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に施工計画書の登録が行われると、建設会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて施工計画書の確認が行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
次に、地盤会社は施工計画書に基づき地盤改良工事を実施する(ステップS44)。
次に、地盤会社は、地盤改良工事の終了後に施工報告書の作成を行う(ステップS45)。図16は、端末からシステム管理サーバに施工報告書を登録する際に端末に表示される入力画面を示す図である。施工報告書は、地盤会社の担当者が、端末2のディスプレイ22に表示される図16に示す入力画面に、キーボード23を操作して情報を入力していくことで作成される。
図16に示すように、施工報告書には、「工事概要」として工事名称、(現場の)住所、依頼主、地盤会社、「芯材仕様」として芯材の外径(mm)、「施工記録」として(コラムの)総打設本数、施工開始日、芯材長、コラム長等の情報が含まれている。なお、本発明においては施工報告書としてこれら以外の任意の情報が含まれていてもよい。
次に、端末2により作成された施工報告書がシステム管理サーバ3にアップロードされ登録される(ステップS46)。
施工報告書のシステム管理サーバ3への登録は、図16に示す入力画面に情報を入力後、作成ボタンを押すことで行われる。作成ボタンが押されると、送信部284により図16に示す各種情報がシステム管理サーバ3へと送信される。また、当該情報は保存部282により記憶手段27へと保存される。
システム管理サーバ3の受信部351は、地盤会社の端末2から施工報告書を受信するとともに、保存部352が施工報告書を記憶手段34に記憶する。
次に、建設会社がシステム管理サーバ3に登録された施工報告書を確認する(ステップS21)。
施工報告書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3にアクセスし、オンライン上で施工報告書を確認することで行われてもよい。
この場合、建設会社の端末2の送信部284が、システム管理サーバ3に保存されている施工報告書を要求する施工報告書要求信号をシステム管理サーバ3に送信することが行われる。
次に、システム管理サーバ3の受信部351が施工報告書要求信号を受信するとともに、読出部353が施工報告書要求信号に基づき記憶手段34から施工報告書を読み出し、送信部358が施工報告書を建設会社の端末2に保存不能な状態で送信することが行われる。
端末2の受信部285は、施工報告書を受信するとともに、表示部283が施工報告書をディスプレイ22に表示する。このとき保存部282による施工報告書の記憶手段27への保存は行われない。
施工報告書の確認は、システム管理サーバ3から端末2に対して、施工報告書を保存可能に送信することで行われる。
この場合、システム管理サーバ3の送信部358が施工報告書を建設会社の端末2に保存可能な状態で送信する。そして端末2の受信部285は、施工報告書を受信し、保存部282がこれを記憶手段27に記憶する。
なお、施工報告書の確認は、建設会社の端末2がシステム管理サーバ3に任意のタイミングでアクセスして行ってもよいが、システム管理サーバ3に施工報告書の登録が行われると、建設会社の端末2にメール等による報知が行われ、当該報知に応じて施工報告書の確認が行われる態様であることが情報伝達時間の短縮という観点から好ましい。
上述した実施形態に係る地盤改良工事の情報管理システム1によると、従来の建築物用の情報管理システムでは適用できなかった地盤改良工事についてもオンラインのシステム上で施工管理等を行うことができるようになり、情報の一元管理と迅速な情報の授受を行うことが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、種々の他の態様を採用することができる。
[変形例1]
工事見積に含まれる工法情報に記載されている工法が施工に先立ち所定の工法承認機関による承認を要する場合には、当該工法についての承認を求めるため、工法情報を工法承認機関に送信する態様としてもよい。
この場合、工法情報がシステム管理サーバ3の記憶手段34に、工法承認機関の端末2からダウンロード可能に保存されている。
工法承認機関の端末2は、システム管理サーバ3からこの工法情報をダウンロードし、表示部283がディスプレイ22に工法情報を表示するとともに、保存部282が記憶手段27に保存する。
そして、工法承認機関の端末2は、工法情報が所定の基準を満たす場合には、キーボード23を介して入力される工法承認情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
一方、工法情報が所定の基準を満たさない場合には、キーボード23を介して入力される工法修正依頼情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
そして、システム管理サーバ2は、工法承認情報又は工法修正依頼情報を受信し、依頼情報に示された地盤会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。
本変形例によると、工法の承認が必要な場合でもオンライン上で簡易かつ迅速に処理を行うことができる。
[変形例2]
施工計画書が施工計画承認機関の承認を要する場合には、当該施工計画書の承認を求めるため、施工計画書を施工計画承認機関に送信する態様としてもよい。
この場合、施工計画書がシステム管理サーバ3の記憶手段34に、施工計画承認機関の端末2からダウンロード可能に保存されている。
施工計画承認機関の端末2は、システム管理サーバ3からこの施工計画書をダウンロードし、表示部283がディスプレイ22に施工計画書を表示するとともに、保存部282が記憶手段27に保存する。
そして、施工計画承認機関の端末2は、施工計画書が所定の基準を満たす場合には、キーボード23を介して入力される施工計画書承認情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
一方、施工計画書が所定の基準を満たさない場合には、キーボード23を介して入力される施工計画書修正依頼情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
そして、システム管理サーバ2は、施工計画書承認情報又は施工計画書修正依頼情報を受信し、依頼情報に示された地盤会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。
本変形例によると、施工計画書の承認が必要な場合でもオンライン上で簡易かつ迅速に処理を行うことができる。
[変形例3]
施工報告書が施工報告書承認機関の承認を要する場合には、当該施工報告書の承認を求めるため、施工報告書を施工報告書承認機関に送信する態様としてもよい。
この場合、施工報告書がシステム管理サーバ3の記憶手段34に、施工報告書承認機関の端末2からダウンロード可能に保存されている。
施工報告書承認機関の端末2は、システム管理サーバ3からこの施工報告書をダウンロードし、表示部283がディスプレイ22に施工報告書を表示するとともに、保存部282が記憶手段27に保存する。
そして、施工報告書承認機関の端末2は、施工報告書が所定の基準を満たす場合には、キーボード23を介して入力される施工報告書承認情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
一方、施工報告書が所定の基準を満たさない場合には、キーボード23を介して入力される施工報告書修正依頼情報を入力部281が受け付け、システム管理サーバ3に送信する。
そして、システム管理サーバ2は、施工報告書承認情報又は施工報告書修正依頼情報を受信し、依頼情報に示された地盤会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。
本変形例によると、施工報告書の承認が必要な場合でもオンライン上で簡易かつ迅速に処理を行うことができる。
[変形例4]
施工計画書には施工に必要な資材に関する資材情報が含まれていてもよい。この場合、施工計画書の送受信とともに資材情報も送受信される。
また、資材情報が資材承認機関の承認を要するものである場合には、システム管理サーバ3は、資材情報を資材承認機関の端末2からダウンロード可能に保存する。
そして、資材承認機関の端末2は、システム管理サーバ3から資材情報をダウンロードし、資材が所定の基準を満たす場合には資材承認情報をシステム管理サーバ3に送信し、資材が所定の基準を満たさない場合には資材修正依頼情報をシステム管理サーバ3に送信する。
そして、システム管理サーバ3は、資材承認情報又は資材修正依頼情報を受信し、依頼情報に示された地盤会社の端末2からダウンロード可能に保存するとともに、資材承認情報を受信した場合のみ資材情報を資材会社の端末2に送信する。
資材会社の端末2が資材情報を受信すると、資材会社は当該情報に記載された資材を地盤会社に納品する。
本変形例によると、資材の発注をオンライン上で簡易かつ迅速に行うことができ、更に資材の承認が必要な場合についてもオンライン上で簡易かつ迅速に処理を行うことができる。
なお、システム管理サーバ3は、上記資材の発注実績を保存し、各資材会社の出荷実績の集計データを生成する態様であってもよい。また、システム管理サーバ3は、資材会社の端末2から送信される資材の在庫数量に関する情報及び出荷数量に関する情報に基づき、資材の在庫管理情報を生成する態様であってもよい。
この場合、出荷実績の集計データ及び在庫管理情報は、少なくとも資材会社及び地盤会社からダウンロード可能にシステム管理サーバ3に保存される。
[変形例5]
地盤調査の結果地盤改良工事が必要ない場合や、地盤改良工事が必要であり当該工事が完了した結果建築物を建設するのに適合した地盤となった場合に、地盤保証書を発行することが要求される場合がある。
この場合、地盤会社の端末2の保証書情報生成部286(図5参照)が保証書情報を生成し、保存部282が記憶手段27に保存するとともに、送信部284がシステム管理サーバ3に送信する。
システム管理サーバ3の受信部351は、保証書情報を受信するとともに、保存部352が記憶手段34に、建築会社の端末2からダウンロード可能に保存する。
本変形例によると、地盤保証書が必要となる場合でも、オンライン上で簡易かつ迅速に地盤保証書の生成や送受信を行うことができる。
[変形例6]
システム管理サーバ3は、端末2毎に設定されているダウンロード可能な情報をそれぞれ端末2毎に一括でダウンロードすることが可能であるように保存する態様であってもよい。
本変形例によると、システム管理サーバ3からの情報のダウンロードをより効率的に行うことができる。
[変形例7]
システム管理サーバ3は、地盤会社毎に所定の基準に基づくランキング情報を生成し、地盤会社の情報に関連付けて保存する態様としてもよい。所定の基準としては、企業の規模や施工価格の実績データ、地盤会社に調査や工事を依頼した依頼主からの評価等が挙げられる。
この場合、システム管理サーバ3のランキング情報生成部356がランキング情報を生成し、保存部352が地盤会社の情報毎に関連付け、建設会社の端末2からダウンロード可能に記憶手段34に保存する。
このランキング情報は、システム管理サーバ3から建設会社の端末2に送信され、端末2の保存部282が記憶手段27に保存する。このランキング情報の送信は所定の期間毎に定期的に行われる等、任意のタイミングであってよい。
こうして建設会社の端末2に保存されたランキング情報は、建設会社による地盤調査会社の選出に供され、建築会社は地盤会社の選出をより簡易かつ迅速に行うことができるようになる。
[変形例8]
システム管理サーバ3が、地盤調査や地盤改良工事の日程調整機能を担う態様であってもよい。
この場合、図7に示す建築物情報に含まれる基礎着工予定日、完成予定日、引渡予定日、図8に示す地盤調査情報に含まれる調査希望日、図9に示す地盤調査見積に記載されている地盤調査の予定日、図13に示す地盤改良工事見積に記載されている地盤改良工事の予定日等の日程情報、そして建築物情報のその他の情報や地盤調査情報、地盤調査見積に記載されている工法や設計等に基づき、システム管理サーバ3が地盤調査や地盤改良工事の日程調整を行う。
こうして生成された日程調整データは、所定の端末2から閲覧又はダウンロード可能に記憶手段34に保存される。
この変形例によると、地盤調査や地盤改良工事の日程調整を自動で行うことができ、施工計画の立案や工程管理をより簡易かつ迅速に行うことができるようになる。
[変形例9]
システム管理サーバ3が、過去の地盤調査や地盤改良工事の実績データを、以後の各種データの生成や、施工の参考資料、地盤調査や地盤改良工事の選定時の判断材料等として活用可能なように保存しておく態様であってもよい。
すなわち、本発明に係る情報管理システム1を介して行われた地盤調査や地盤改良工事の記録がシステム管理サーバ3に保存され、後日所定の端末2から閲覧又はダウンロード可能となっている態様であってもよい。
また、実績データは、依頼主や地盤会社が判別可能に保存される態様の他、これらの匿名性を確保すべく依頼主や地盤会社を特定する情報は閲覧又はダウンロード不能となっている態様も採用することができる。
こうした態様によると、蓄積された過去の地盤調査や地盤改良工事の実績データをその後の地盤調査や地盤改良工事等に有効活用することができる。
1 情報管理システム
2、2a、2b、2c、2d、2e 端末
3 システム管理サーバ
4 インターネット
21 制御部
22 ディスプレイ
23 キーボード
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 記憶手段
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 記憶手段
281 入力部
282 保存部
283 表示部
284 送信部
285 受信部
286 保証書情報生成部
287 承認情報生成部
288 修正依頼情報生成部
351 受信部
352 保存部
353 読出部
354 選出部
356 ランキング情報生成部
357 表示部
358 送信部

Claims (15)

  1. 表示手段及び入力手段を有する複数の端末と、記憶手段を有し、前記端末にインターネットを介して接続されたシステム管理サーバとを備え、前記複数の端末から、前記システム管理サーバへの情報の登録及び前記システム管理サーバに保存された情報のダウンロードが可能であるように構成された情報管理システムであって、
    依頼主の前記端末は、前記入力手段を介して入力される、地盤調査を希望する土地の所在地や前記土地に建設が予定されている建築物の重量を含む建築物情報と、希望する地盤調査の日程や地盤調査の対象である土地の概況を示す地盤調査情報を前記システム管理サーバに送信し物件登録を行い、
    前記システム管理サーバは、前記建築物情報と前記地盤調査情報を受信し、少なくとも前記依頼主及び地盤会社からダウンロード可能に保存し、
    依頼主の前記端末は、地盤調査の見積を依頼したい1以上の地盤会社を選出し、前記システム管理サーバに当該選出された地盤会社の情報を含む見積依頼情報の登録を依頼主の前記端末を介して行い、
    前記システム管理サーバは、前記見積依頼情報を受信し、選出された1以上の前記地盤会社を示す情報と関連付け当該地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記見積依頼情報において指定されている地盤会社の前記端末が前記システム管理サーバにアクセスし、前記システム管理サーバに保存されている前記見積依頼情報の確認を行い、
    前記見積依頼情報を確認した前記地盤会社の端末は、地盤調査見積を作成し前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤調査見積を受信し前記依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤調査見積をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記入力手段を介して入力され生成された、地盤調査を依頼する前記地盤会社と関連付けられた地盤調査依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤調査依頼情報を受信し、地盤調査を依頼する前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    地盤調査が依頼された前記地盤会社の前記端末は、前記地盤調査依頼情報を前記システム管理サーバからダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、地盤調査の実施後に前記入力手段を介して入力された、地盤改良工事の要否についての情報を含む地盤調査結果報告書を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、地盤会社の前記端末から前記地盤調査結果報告書を受信するとともに依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤調査結果報告書を受信し前記表示手段に表示するとともに、前記地盤調査結果報告書に地盤改良工事が必要である旨の情報が含まれている場合には、前記入力手段を介して入力され生成された地盤改良工事見積依頼を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積依頼を受信し、前記地盤改良工事見積依頼に示された地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記地盤改良工事見積依頼に示された地盤会社の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事見積依頼をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記地盤調査結果に応じて前記土地の地盤改良工事で採用可能である1種類以上の工法を示す工法情報及び前記工法に応じた設計を示す1以上の設計情報を生成し、生成された1以上の前記工法情報及び1以上の前記設計情報と、前記工法及び前記設計にそれぞれ対応した見積金額を示す金額情報を含む地盤改良工事見積を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積依頼に示された前記地盤会社の前記端末から前記地盤改良工事見積を受信し、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    依頼主の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事見積をダウンロードし前記表示手段に表示するとともに、前記入力手段を介して入力された、実際に施工する工法及び設計を指定する情報と発注先の地盤会社を示す情報とを含む地盤改良工事発注情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、依頼主の前記端末から前記地盤改良工事発注情報を受信し、地盤工事の発注先である地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記地盤改良工事発注情報に示された前記地盤会社の前記端末は、前記システム管理サーバから前記地盤改良工事発注情報をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記入力部を介して入力される、前記地盤改良工事発注情報に基づく施工計画書を前記システム管理サーバに送信し、前記施工計画書に基づく地盤改良工事が終了した後には、前記入力部を介して入力される、施工報告書を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤会社の前記端末から前記施工計画書及び前記施工報告書を受信し、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存する、
    ことを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記システム管理サーバは、前記工法が施工に先立ち工法承認機関による承認を要する工法である場合には、前記工法情報を工法承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記工法承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記工法情報をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記工法が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される工法承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される工法修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記工法承認情報及び前記工法修正依頼情報を受信し、前記工法情報の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  3. 前記システム管理サーバは、前記施工計画書が施工計画書承認機関の承認を要するものである場合には、前記施工計画書を前記施工計画書承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記施工計画書承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記施工計画書をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記施工計画書が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される施工計画書承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記施工計画書が所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される施工計画書修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記施工計画書承認情報及び前記施工計画書修正依頼情報を受信し、前記施工計画書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報管理システム。
  4. 前記システム管理サーバは、前記施工報告書が施工報告書承認機関の承認を要するものである場合には、前記施工報告書を前記施工報告書承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記施工報告書承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記施工報告書をダウンロードし前記表示部に表示するとともに、前記施工報告書が所定の基準を満たす場合には前記入力部を介して入力される施工報告書承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記施工報告書が所定の基準を満たさない場合には前記入力部を介して入力される施工報告書修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記施工報告書承認情報及び前記施工報告書修正依頼情報を受信し、前記施工報告書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の情報管理システム。
  5. 前記施工計画書には施工に必要な資材に関する資材情報が含まれ、前記システム管理サーバは、前記資材情報を資材会社の前記端末に送信し前記資材の発注を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の情報管理システム。
  6. 前記システム管理サーバは、上記資材の発注実績を保存し、前記資材会社の出荷実績の集計データを生成することを特徴とする請求項5記載の情報管理システム。
  7. 前記システム管理サーバは、前記資材会社の前記端末から送信される資材の在庫数量に関する情報及び出荷数量に関する情報に基づき、資材の在庫管理情報を生成することを特徴とする請求項5又は6記載の情報管理システム。
  8. 前記システム管理サーバは、前記資材情報が資材承認機関の承認を要するものである場合には、前記資材情報を前記資材承認機関の前記端末からダウンロード可能に保存し、
    前記資材承認機関の前記端末は、前記システム管理サーバから前記資材情報をダウンロードし、前記資材が所定の基準を満たす場合には資材承認情報を前記システム管理サーバに送信し、前記資材が所定の基準を満たさない場合には資材修正依頼情報を前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記資材承認情報及び前記資材修正依頼情報を受信し、前記施工計画書の送信元である前記地盤会社の前記端末からダウンロード可能に保存するとともに、前記資材承認情報を受信した場合のみ前記資材情報を前記資材会社の前記端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項記載の情報管理システム。
  9. 前記地盤調査依頼情報に示された前記地盤会社の前記端末は、地盤保証書が必要である場合であって、地盤改良工事が不要である場合、又は地盤改良工事が必要であり地盤改良工事が完了した場合には、地盤保証書を生成し前記システム管理サーバに送信し、
    前記システム管理サーバは、前記地盤保証書を依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載の情報管理システム。
  10. 前記システム管理サーバは、前記端末毎に設定されている1以上のダウンロード可能な情報をそれぞれ前記端末毎に一括でダウンロードすることが可能であるように保存していることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項記載の情報管理システム。
  11. 前記システム管理サーバは、前記地盤会社毎に所定の基準に基づくランキング情報を生成し前記地盤会社の情報に関連付け、依頼主の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項記載の情報管理システム。
  12. 前記システム管理サーバは、1の前記端末から所定の情報を受信し保存した場合、前記システム管理サーバから前記所定の情報をダウンロード可能である他の前記端末に対し、前記所定の情報を保存したことを報知する報知情報を送信することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項記載の情報管理システム。
  13. 前記システム管理サーバは、前記建築物情報及び前記地盤調査情報に記載された日付に関する情報に基づき地盤調査の日程調整を行うことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項記載の情報管理システム。
  14. 前記システム管理サーバは、前記地盤改良工事見積に記載された日付に関する情報に基づき地盤改良工事の日程調整を行うことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項記載の情報管理システム。
  15. 前記システム管理サーバは、過去の地盤調査や地盤改良工事の実績データを所定の前記端末からダウンロード可能に保存することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項記載の情報管理システム。
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