JP2017043472A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017043472A
JP2017043472A JP2015168271A JP2015168271A JP2017043472A JP 2017043472 A JP2017043472 A JP 2017043472A JP 2015168271 A JP2015168271 A JP 2015168271A JP 2015168271 A JP2015168271 A JP 2015168271A JP 2017043472 A JP2017043472 A JP 2017043472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
power
elevator apparatus
electric motor
regenerative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015168271A
Other languages
English (en)
Inventor
寛典 金田
Hironori Kaneda
寛典 金田
誠 杉澤
Makoto Sugisawa
誠 杉澤
烈士 高畑
Retsuji Takahata
烈士 高畑
鈴木 祥太
Shota Suzuki
祥太 鈴木
章 永尾
Akira Nagao
章 永尾
鈴木 健太
Kenta Suzuki
健太 鈴木
良 鬼木
Makoto Oniki
良 鬼木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015168271A priority Critical patent/JP2017043472A/ja
Publication of JP2017043472A publication Critical patent/JP2017043472A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

【課題】停電時における乗りかご内の乗客の不安感を軽減し得るエレベータ装置を提供する。
【解決手段】本発明は、乗りかごと、当該乗りかごを昇降させる電動機と、当該乗りかご内を照明するかご照明装置と、停電時に、乗りかごの荷重に基づいて、電動機が軽負荷方向に動作する際に、乗りかごの自動着床運転を実行する制御回路と、自動着床運転時に、電動機から発生する回生電力をかご照明装置に供給する回生電力供給制御回路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、停電時での乗りかごの照明を可能にするエレベータ装置に関する。
エレベータ装置においては、停電時に停電灯用バッテリによって停電灯を点灯させ乗りかご内の照度を確保する技術がある。例えば特許文献1には、所定容量のバッテリと、停電発生時にバッテリを駆動源として点灯駆動される停電灯と、この停電灯が点灯駆動されてから所定のタイミングで停電灯の照度が物体を視覚にて認知できる程度に停電灯に供給される電流を低く抑えるように制御する電流制御手段とを具備し、停電発生時における非常用バッテリの電力消費を抑えて停電灯をより長く安定して点灯させるようにしたものが開示されている。
特開2005−197110号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、基本的に停電時に停電灯を点灯させて乗りかご内の必要照度を確保するものであるが、停電灯の照度は限られている。よってこの特許文献1に記載の技術では、停電灯の照度は限られているため乗客が不安感を抱くという課題がある。
そこで、本発明は、停電時における乗りかご内の乗客の不安感を軽減し得るエレベータ装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明は、乗りかごと、当該乗りかごを昇降させる電動機と、当該乗りかご内を照明するかご照明装置と、停電時に、乗りかごの荷重に基づいて、電動機が軽負荷方向に動作する際に、乗りかごの自動着床運転を実行する制御回路と、自動着床運転時に、電動機から発生する回生電力をかご照明装置に供給する回生電力供給制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、停電時における乗りかご内の乗客の不安感を軽減することができる。
エレベータ装置の全体構成図である。 他のエレベータ装置の全体構成図である。
図1は、本実施の形態によるエレベータ装置1の全体構成を示す。エレベータ装置1の駆動装置30は、コンバータ31、平滑コンデンサ32、回生電力消費回路90及びインバータ33を備える。
コンバータ31は、AC200V三相の商用交流電源10から供給された交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を平滑コンデンサ32に出力する。平滑コンデンサ32は、コンバータ31に並列接続され、電動機40の力行運転時には、コンバータ31から出力された直流電力を充電するとともに、この直流電力を平滑する。また平滑コンデンサ32は、電動機40の回生運転時には、インバータ33から出力された直流電力を充電する。
回生電力消費回路90は、平滑コンデンサ32に並列接続される回生IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)91と、この回生IGBT91に接続された回生抵抗92とを備える。回生電力消費回路90は、電動機40の回生運転時に電動機40からインバータ33を介して戻された直流電力(回生電力)による平滑コンデンサ32への過充電を防止するための回路である。
この回生電力消費回路90では、電動機40の回生運転時に電動機40から戻された直流電力が平滑コンデンサ32に充電され、平滑コンデンサ32の両端間の電圧が所定電圧値を超えると、回生IGBT91がオン状態となる。この場合、回生抵抗92で余分な回生電力が消費され、これにより、平滑コンデンサ32への過充電(平滑コンデンサ32における過電圧の発生)が防止され、機器を保護することができる。
インバータ33は、平滑コンデンサ32に並列接続され、電動機40の力行運転時には平滑コンデンサ32に充電された直流電力を可変電圧かつ可変周波数の交流電力に変換し、この変換した交流電力を電動機40に出力する。一方で電動機40の回生運転時にはインバータ33は、電動機40から供給される回生電力(交流電力)を直流電力に変換し、この変換した直流電力を平滑コンデンサ32に出力する。
かご照明装置70は、かご照明用DC電源71、かご照明72及び停電検出リレー73を備える。かご照明用DC電源71は、AC100V単相の商用交流電源60から供給された単相交流電力を直流電力に変換し、この変換した直流電力をかご照明72に出力する。停電検出リレー73は、商用交流電源60の無電力供給状態、つまり停電状態を検出する。
停電灯装置110は、非常用バッテリ111、停電灯112及び切替接点113を備える。非常用バッテリ111は、停電発生時に用いられる駆動源であり、所定の容量を有して停電灯112に対する電力供給を行う。停電灯112は、非常用バッテリ111からの電力供給を受けて点灯する。切替接点113は、非常用バッテリ111と停電灯112との間に設けられており、通常は開放状態(遮断状態)にあり、停電検出リレー73にて停電が検出された際に閉じる(通電状態となる)ように構成されている。
回生電力供給制御回路100は、回生電力消費回路90と、かご照明装置70との間に設けられており、制限抵抗102及び切替接点101を備える。制限抵抗102は、回生IGBT91に接続されており、回生IGBT91がオン状態となったときに供給される回生電力を制限しつつ回生電力をかご照明72に供給するためのものである。
切替接点101は、制限抵抗102と、かご照明72との間に設けられており、通常は開放状態にあり、停電検出リレー73にて停電が検出された際に閉じるように構成されている。なおこの切替接点101は、予めエレベータ装置1に設けられる停電検出リレー73の余っている接点を用いることができる。
制御回路20は、昇降路50内の乗りかご51の動作を制御するための回路であり、制御電源21、制御マイコン22及び制御電源切替リレー23を備える。制御電源21は、制御マイコン22を駆動するための電源であり、商用交流電源10により電力が供給されて駆動する。なお制御電源21は、通常時は商用交流電源10により駆動するが、停電時には非常用バッテリ82により駆動する。
制御マイコン22は、昇降路50内の乗りかご51の運転を制御するための装置であり、停電時には乗りかご51を最近階に昇降させる自動着床運転を行う。制御電源切替リレー23は、商用交流電源10の供給状態を検出するための装置である。停電時に商用交流電源10からの電力の供給が停止された状態を検出すると、接点81を閉じるように構成されている。
昇降路50は、乗りかご51、荷重検出器52、釣合い錘53、ロープ54及び綱車55が設置されて構成される。荷重検出器52は、乗りかご51の下部に設置され、乗りかご51の搭乗人数や貨物等の積載荷重を計測する。
非常用バッテリ切替回路80は、停電時に用いられる電力源を供給するための回路であり、接点81と、非常用バッテリ82とから構成される。非常用バッテリ82は、停電時に制御電源切替リレー23によって接点81が閉じる(通電する)と電力をエレベータ装置1に供給する。なお、接点81は、通常は解放状態にあり、制御電源切替リレー23にて無電力状態を検出された際に閉じるように構成されている。
ここで、エレベータ装置1における運転動作の概要を説明する。まず通常時には、商用交流電源10からコンバータ31にAC200Vの三相交流電力が供給され、コンバータ31は、供給された三相交流電力を直流電力に変換する。そしてコンバータ31により変換された直流電力が平滑コンデンサ32に充電される。
次いで制御マイコン22により運転指令が発せられたことに応じて、インバータ33に制御信号が出力され、これにより平滑コンデンサ32に蓄えられた直流電力がインバータ33で可変電圧かつ可変周波数の三相交流電力に変換される。この結果、インバータ33で変換された三相交流電力により電動機40が回転駆動され、乗りかご51が昇降駆動される。
一方、停電が発生してAC100V単相の商用交流電源60が無電力供給状態になると、停電検出リレー73が無電力供給状態を検出し、切替接点113及び101を通電状態に切り替える。このとき停電灯112が非常用バッテリ111から電力供給を受けて点灯すると共に、回生IGBT91がオン状態となり、回生電力がかご照明装置70に供給される。
また停電に応じて、AC200V三相の商用交流電源10も無電力供給状態となり、電動機40の回転駆動による乗りかご51の昇降駆動が不可となる。このとき制御電源切替リレー23が無電力供給状態を検出し、接点81を通電状態に切り替える。そして非常用バッテリ82からの電力供給を受けて制御マイコン22が動作し、いわゆる閉じ込め事故を防ぐ自動着床運転に切替える。
自動着床運転時には、乗りかごに設けられた荷重検出器52の検出結果に基づいて、電動機40を軽負荷方向に運転し(回生運転)、乗りかご51を昇降させる。具体的には乗りかご51の重量(積載量)がつり合い錘53の重量よりも大きい場合には、乗りかご51を下降させ、乗りかご51の重量がつり合い錘53の重量よりも小さい場合には、乗りかご51を上昇させる。
そしてこの回生運転により、電動機40から戻された直流電力が平滑コンデンサ32に充電され、平滑コンデンサ32の両端間の電圧が所定電圧値を超えると、回生IGBT91がオン状態となり、回生電力供給制御回路100を介してかご照明72に回生電力が供給される。すなわち停電検出リレー73により切替接点101は閉じて通電していることから、制限抵抗102により適切な値に制限された回生電力がかご照明72に供給されて、かご照明72は点灯する。
この回生電力によるかご照明72の点灯時に、乗りかご51内では、回生電力によりかご照明72を点灯しており、自動着床運転開始時と終了時には回生電力供給が途絶え、かご照明72は点灯しないことを報知装置、例えばCPI(Car Position Indicator)で報知する。かご照明72の照度が変化することに伴い、乗りかご51内の乗客に不安を与えることを防ぐことができる。
なお回生運転によるかご照明72の点灯時も、停電灯112は非常用バッテリ111からの電力供給を受けて点灯している。また停電発生時の乗りかご51の重量とつり合い錘53の重量とのアンバランス量が大きく、大きな回生電力が発生し、かご照明72点灯のために消費されつつも回生電力が余ると、この余分の回生電力は回生抵抗92で更に消費され、これにより平滑コンデンサ32への過充電が防止されて機器は保護される。
以上のように本実施の形態によれば、自動着床運転時に電動機40から発生する回生電力を回生電力供給制御回路100を介してかご照明72に供給し、かご照明72を点灯させることにより、乗りかご51内の照度を平常時と同等の明るさに維持し、これにより停電時における乗りかご51内の乗客の不安感を軽減することができる。
また回生電力によりかご照明72を点灯していることを報知装置で報知することにより、自動着床運転開始時と終了時には電力供給が途絶え、かご照明72が点灯しないことを乗客に通知して乗客の不安を軽減することができる。
なお本発明は上記説明してきた実施の形態に限らず、他の構成を採用するとしてもよい。図2は、他のエレベータ装置2の全体構成を示す。他のエレベータ装置2は、自動着床運転切替リレー24及び切替接点124を備える点で、エレベータ装置1と異なる。自動着床運転切替リレー24は、停電時に非常用バッテリ82により電力が供給されることで駆動し、乗りかご51の自動着床運転が終了して電動機40から回生電力が供給されなくなったことを検出すると、切替接点124を通電する。
このように他のエレベータ装置2によれば、自動着床運転時には電動機40から出力される回生電力によりかご照明72を点灯し、自動着床運転終了時には、非常用バッテリ121からの電力が供給される停電灯122に切り替えて乗りかご51内を照らすようにしたので、非常用バッテリ121の省エネを図りつつ乗りかご51内を通常時と同様に長時間明るく照らすことができる。
1 エレベータ装置
10 商用交流電源
20 制御回路
30 駆動装置
40 電動機
50 昇降路
60 商用交流電源
70 かご照明装置
80 非常用バッテリ切替回路
90 回生電力消費回路
100 回生電力供給制御回路
110 停電灯装置

Claims (7)

  1. 乗りかごと、
    当該乗りかごを昇降させる電動機と、
    当該乗りかご内を照明するかご照明装置と、
    停電時に、前記乗りかごの荷重に基づいて、前記電動機が軽負荷方向に動作する際に、前記乗りかごの自動着床運転を実施する制御回路と、
    前記自動着床運転時に、前記電動機から発生する回生電力を前記かご照明装置に供給する回生電力供給制御回路と、
    を備えるエレベータ装置。
  2. 前記かご照明装置は、
    停電を検出するかご照明停電検出リレーを備え、
    前記かご照明停電検出リレーは、
    停電を検出した場合に前記回生電力供給制御回路の遮断状態を通電状態に切り替える
    請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記回生電力供給制御回路は、
    前記かご照明停電検出リレーによって通電する接点と、
    前記電動機からの回生電力を抑制する抵抗とを備える
    請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記エレベータ装置は、
    前記電動機と前記回生電力供給制御回路との間に回生電力消費回路を備え、
    前記回生電力消費回路は、
    前記電動機からの回生電力の一部を消費する
    請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 前記エレベータ装置は、
    前記かご照明装置に対して前記電動機からの回生電力が供給されなくなると、
    非常用バッテリからの電力を停電灯に供給する
    請求項2に記載のエレベータ装置。
  6. 前記エレベータ装置は、
    前記電動機からの回生電力を検出する自動着床運転切替リレーと、
    前記停電灯を点灯させるための停電灯装置とを備え、
    前記停電灯装置は、
    前記かご照明停電検出リレーによって通電する停電灯接点と、
    前記自動着床運転切替リレーによって通電する自動着床運転時停電灯切替接点とを備え
    前記かご照明停電検出リレーは、
    停電を検出した場合に前記停電灯接点の遮断状態を通電状態に切り替え、
    前記自動着床運転切替リレーは、
    前記電動機からの回生電力が供給されなくなると、前記自動着床運転時停電灯切替接点の遮断状態を通電状態に切り替える
    請求項5に記載のエレベータ装置。
  7. 前記エレベータ装置は、
    停電時に前記電動機からの回生電力が前記かご照明装置に供給されない場合、
    前記かご照明装置が点灯しないことを前記乗りかご内の乗客に報知する報知装置を備える
    請求項1に記載のエレベータ装置。
JP2015168271A 2015-08-27 2015-08-27 エレベータ装置 Pending JP2017043472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168271A JP2017043472A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 エレベータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168271A JP2017043472A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 エレベータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017043472A true JP2017043472A (ja) 2017-03-02

Family

ID=58211177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168271A Pending JP2017043472A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 エレベータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017043472A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727166B2 (ja) エレベータの制御装置
JP5233214B2 (ja) エレベータの制御装置
CN110092259A (zh) 一种电梯的应急救援方法及装置
JP4606744B2 (ja) エレベータ制御装置
KR100186370B1 (ko) 엘리베이터의 정전시 비상 운전 장치
JP2005126171A (ja) エレベータの停電時運転装置
KR102345574B1 (ko) 전력 회생 기능이 부가된 엘리베이터의 비상구출장치
JP4754947B2 (ja) エレベータの制御装置
JP6336250B2 (ja) インバータ装置
JP4429686B2 (ja) エレベータ装置
JP2017043472A (ja) エレベータ装置
JP2006143388A (ja) エレベータの停電運転装置
JP2014009041A (ja) エレベーター制御装置
JP4273925B2 (ja) エレベータシステム
JP5535352B1 (ja) エレベータ
KR101454307B1 (ko) 전력저장장치로 회생 에너지를 저장하여 이용하는 크레인 시스템
JP2005162442A (ja) エレベーター装置
JP5200465B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2014031258A (ja) エレベータ
JP2006176257A (ja) エレベータ制御装置
KR100528957B1 (ko) 엘리베이터의 정전시 제동회로
JP5714658B2 (ja) エレベータシステム
WO2012073367A1 (ja) エレベータの制御装置
JP5706292B2 (ja) エレベーターの照明装置
JP5941343B2 (ja) エレベータ駆動制御装置