JP2017041932A - 充電リッド - Google Patents

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茂樹 木野村
Shigeki Kinomura
茂樹 木野村
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Abstract

【課題】低コストかつ簡易な構成で接触充電と非接触充電(無接点充電)とを実施可能とする。【解決手段】充電リッド12は、接続部13と、受電コイル14と、電力変換器16とを備える。接続部13は、インレット18に接続されるように構成される。受電コイル14は、送電コイル52を含む車両外部の無接点送電器51から出力される交流電力を磁界を通じて受電するように構成される。電力変換器16は、受電コイル14によって受電された交流電力をインレット18が入力可能な電力に変換して接続部13へ出力する。【選択図】図2

Description

この発明は、車両に設けられる充電リッドに関し、特に、充電コネクタを接続可能に構成された接触充電用のインレットに設けられる充電リッドに関する。
国際公開第2013/114522号パンフレット(特許文献1)は、車両用受電装置を開示する。この車両用受電装置においては、充電ケーブルのコネクタ(充電コネクタ)が車両の充電インレットに接続されることによって接触充電が行なわれる。また、この車両用受電装置においては、給電設備の送電部から出力される交流電力を受電部により磁界を通じて受電する無接点充電(非接触充電)も行なわれる(特許文献1参照)。
国際公開第2013/114522号パンフレット 特開昭63−240331号公報
特許文献1に記載の車両用受電装置は、接触充電に加えて無接点充電(非接触充電)も実施可能であり、ユーザの利便性は高い。しかしながら、上記の車両用受電装置は、接触充電用のインレットから蓄電装置までの経路とは別に、無接点充電用の受電部から蓄電装置までの経路が別途設けられており、コストが増加するとともに回路も複雑になり得る。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、低コストかつ簡易な構成で接触充電と無接点充電(非接触充電)とを実施可能とする充電リッドを提供することである。
この発明によれば、充電リッドは、充電コネクタを接続可能に構成された接触充電用のインレットに設けられる充電リッドであって、接続部と、受電コイルと、変換器とを備える。接続部は、インレットに接続されるように構成される。受電コイルは、送電コイルを含む車両外部の無接点送電器から出力される交流電力を磁界を通じて受電するように構成される。変換器は、受電コイルによって受電された交流電力をインレットが入力可能な電力に変換して接続部へ出力する。
この発明においては、充電リッドの接続部をインレットに接続することにより(充電リッド閉)、充電リッドを無接点充電(非接触充電)用の受電ポートとして用いることができる。また、充電リッドをインレットから取り外すことにより(充電リッド開)、充電コネクタをインレットに接続して接触充電を行なうこともできる。したがって、この発明によれば、インレット以降の回路構成を変更することなく、充電リッドの開閉によって接触充電と無接点充電(非接触充電)とを使い分けることができる。
この発明によれば、低コストかつ簡易な構成で接触充電と無接点充電(非接触充電)とを実施することができる。また、充電リッドが無接点充電用の受電ポートを兼ねるので、車両の美観が損なわれることもない。
この発明の実施の形態1に従う充電リッドが適用された車両充電システムの全体構成図である。 図1に示す車両充電システムの電気的な構成を示した図である。 閉じられた充電リッドに送電設備の無接点送電器を装着するための構成例を示した図である。 閉じられた充電リッドに送電設備の無接点送電器を装着するための他の構成例を示した図である。 変形例における車両充電システムの電気的な構成を示した図である。 実施の形態2における送電設備の構成を示した図である。 実施の形態3における車両充電システムの全体構成図である。 図7に示す車両充電システムの電気的な構成を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う充電リッドが適用された車両充電システムの全体構成図である。図1を参照して、車両充電システム1は、車両10と、送電設備50とを備える。車両10には、充電リッド12が設けられている。充電リッド12の内側には、充電コネクタを接続して車載の蓄電装置を充電するための接触充電用のインレットが設けられている(インレット及び蓄電装置については後述する。)。
充電リッド12は、車両外部の送電設備50から磁界を通じて供給される電力(高周波の交流電力)を無接点で受電可能に構成される(詳細は後述)。充電リッド12は、それが閉じられているときは、充電リッド12の内側においてインレットに電気的に接続されるように構成されており、送電設備50から磁界を通じて受ける電力をインレットへ供給する。一方、充電リッド12が開けられると、充電リッド12がインレットから外れ、インレットに充電コネクタを接続することによって接触充電を行なうことができる。
送電設備50は、無接点送電器51と、充電ケーブル56と、コントロールボックス58と、電源プラグ60とを含む。無接点送電器51は、車両外部の電源(以下「外部電源」とも称する。)から供給される電力を充電ケーブル56から受け、高周波の交流磁界を発生して無接点で充電リッド12へ送電するように構成される。
コントロールボックス58は、充電ケーブル56と電源プラグ60との間の電路上に設けられ、漏電等の異常が検知されると、内蔵のリレーを遮断する。また、コントロールボックス58は、充電中や異常検出の状態表示を行なう。電源プラグ60は、外部電源の電源コンセントに接続可能に構成され、外部電源から受ける電力をコントロールボックス58へ出力する。
図2は、図1に示した車両充電システム1の電気的な構成を示した図である。図2を参照して、充電リッド12は、接続部13と、受電コイル14と、電力変換器16とを含む。接続部13は、充電リッド12が閉じられると、インレット18に接続されるように構成される。なお、インレット18は、図示しない充電コネクタを接続可能に構成されており、充電リッド12が開けられた状態で、インレット18に充電コネクタを接続して接触充電を行なうことができる。すなわち、充電リッド12の接続部13は、充電コネクタの接続部と同形状に構成される。
なお、充電リッド12は、ヒンジによって開閉可能な構成であってもよいし、インレット18に充電コネクタを接続して接触充電が行なわれるときは、車体から取り外される構成であってもよい。
受電コイル14は、無接点送電器51の送電コイル52から出力される電力(交流)を磁界を通じて無接点で受電する。なお、特に図示しないが、受電コイル14に直列又は並列に力率補償用のキャパシタを設けてもよい。
電力変換器16は、受電コイル14によって受電される交流電力をインレット18が入力可能な電力に変換して接続部13へ出力する。上述のように、インレット18は、図示しない充電コネクタを接続して接触充電可能に構成されており、インレット18が入力可能な電圧は、充電コネクタから供給される電圧(たとえば商用系統電圧)に設定されている。一方、無接点送電器51の送電コイル52と受電コイル14との間で磁界を通じて送受される電力の周波数は、たとえば数十kHzの高周波である。そのため、電力変換器16は、受電コイル14によって受電される高周波の交流電力をインレット18が入力可能な電力に変換する。この実施の形態1では、インレット18は、商用周波数の交流電力を入力可能に構成されており、電力変換器16は、受電コイル14によって受電される高周波の交流電力を商用周波数の交流電力に変換して接続部13へ出力する。
なお、電力変換器16から出力される商用周波数の交流電力は、接続部13を通じてインレット18へ供給され、交流電力線20を通じて車載充電器22に供給される。車載充電器22は、交流電力線20から受ける交流電力を蓄電装置24の電圧レベルに変換して蓄電装置24へ出力する。
無接点送電器51は、送電コイル52と、電力変換器54とを含む。電力変換器54は、充電ケーブル56から受ける商用周波数の交流電力を高周波の交流電力に変換して送電コイル52へ出力する。送電コイル52は、電力変換器54から交流電力を受け、送電コイル52の周囲に生成される磁界を通じて充電リッド12の受電コイル14へ無接点で送電する。
この車両10においては、インレット18が設けられており、インレット18に充電コネクタを接続して接触充電を行なうことができる。一方、接触充電に加えて、送受電コイルを用いた無接点充電(非接触充電)も実施可能であれば、ユーザの利便性は高まる。しかしながら、インレット18から蓄電装置24(又は車載充電器22)までの経路とは別に、無接点充電用に受電コイルから蓄電装置24(又は車載充電器22)までの経路が別途設けられると、コストが増加するとともに回路も複雑になり得る。
そこで、この実施の形態1では、無接点充電用の受電ポートとして兼用される充電リッド12が設けられる。充電リッド12は、閉じられた状態では、接続部13がインレット18に接続されるように構成されており、受電コイル14により受電される電力を電力変換器16によりインレット18が入力可能な電力にしてインレット18へ供給する。一方、充電リッド12が開けられると、インレット18の接点が露出し、図示しない接触充電用の充電コネクタをインレット18に接続することにより接触充電を行なうことができる。
したがって、この実施の形態1に従う充電リッド12によれば、インレット18以降の回路構成(交流電力線20及び車載充電器22)を変更することなく、充電リッド12の開閉によって接触充電と無接点充電(非接触充電)とを使い分けることができる。
図3は、閉じられた充電リッド12に送電設備50の無接点送電器51を装着するための構成例を示した図である。図3を参照して、充電リッド12は、外表面側に磁石72,74を備える。一方、無接点送電器51も、充電リッド12への装着時に充電リッド12の磁石72,74に対向する位置に磁石76,78を備える。磁石72,74と磁石76,78との間に生じる吸引力によって、充電リッド12の外表面に無接点送電器51を貼り付けて固定することができる。
このような構成とすることにより、充電リッド12への無接点送電器51の着脱を容易に行なうことができる。また、充電ケーブル56に大きな張力が生じた場合に(充電ケーブル56に足が引っかかった場合等)、無接点送電器51が充電リッド12から容易に外れるので、充電リッド12や送電設備50が損傷するのを防止することができる。
なお、磁石の数は任意である。また、充電リッド12の外表面を鉄等の磁性材料によって構成すれば、充電リッド12側の磁石72,74を不要にしてもよい。また、無接点送電器51の送電面側に鉄等の磁性材料を設けることができれば、無接点送電器51側の磁石76,78を不要にしてもよい。
図4は、閉じられた充電リッド12に送電設備50の無接点送電器51を装着するための他の構成例を示した図である。図4を参照して、充電リッド12は、ポケット部15を備える。ポケット部15は、無接点送電器51を収容し、無接点送電器51の送電コイル52(図2)が充電リッド12の受電コイル14(図2)と対向する位置に配設されるように構成される。
図3,図4に示されるような構成により、充電リッド12と無接点送電器51との位置合わせを容易にすることができる。また、充電ケーブル56に大きな張力が生じた場合に無接点送電器51が充電リッド12から容易に外れるので、充電リッド12や送電設備50が損傷するのを防止することができる。
以上のように、この実施の形態1においては、充電リッド12の接続部13をインレット18に接続することにより(充電リッド閉)、充電リッド12を無接点充電(非接触充電)用の受電ポートとして用いることができる。また、充電リッド12をインレット18から取り外すことにより(充電リッド開)、充電コネクタをインレット18に接続して接触充電を行なうこともできる。したがって、この実施の形態1によれば、インレット18以降の回路構成を変更することなく、充電リッド12の開閉によって接触充電と無接点充電(非接触充電)とを使い分けることができる。
このように、この実施の形態1によれば、低コストかつ簡易な構成で接触充電と無接点充電(非接触充電)とを実施することができる。また、充電リッド12が無接点充電用の受電ポートを兼ねるので、車両10の美観が損なわれることもない。
[変形例]
上記の実施の形態1では、インレット18は、商用周波数の交流電力を入力可能に構成され、充電リッド12は、そのようなインレット18に接続可能な構成を有するものとしたが、直流(DC)充電用のインレットに対しても同様の充電リッドを構成することができる。
図5は、この変形例における車両充電システムの電気的な構成を示した図である。図5を参照して、この変形例における車両充電システムは、図2に示した実施の形態1の構成において、充電リッド12に代えて充電リッド32を備え、インレット18、交流電力線20及び車載充電器22に代えて、インレット38及び直流電力線40を備える。
この変形例における車両充電システムでは、DC充電が行なわれる。すなわち、インレット38は、図示しないDC充電用のコネクタを接続可能に構成されており、インレット38にDC充電用コネクタを接続することによってDC充電を行なうことができる。
充電リッド32は、接続部33と、受電コイル34と、電力変換器36とを含む。接続部33は、充電リッド32が閉じられると、インレット38に接続されるように構成される。上述のように、インレット38は、図示しないDC充電用コネクタを接続可能に構成されており、充電リッド32の接続部33は、DC充電用コネクタの接続部と同形状に構成される。
なお、この充電リッド32も、ヒンジによって開閉可能な構成であってもよいし、インレット38にDC充電用コネクタを接続してDC接触充電が行なわれるときに、車体から取り外される構成であってもよい。
受電コイル34は、無接点送電器51の送電コイル52から出力される電力(交流)を磁界を通じて無接点で受電する。なお、特に図示しないが、受電コイル34に直列又は並列に力率補償用のキャパシタを設けてもよい。
電力変換器36は、受電コイル34によって受電される交流電力をインレット38が入力可能な直流電力に変換して接続部33へ出力する。上述のように、インレット38は、図示しないDC充電用コネクタを接続してDC接触充電可能に構成されており、インレット38が入力可能な電力は直流電力である。一方、無接点送電器51の送電コイル52と受電コイル34との間で磁界を通じて送受される電力の周波数は、たとえば数十kHzの高周波である。そのため、電力変換器36は、受電コイル14によって受電された高周波の交流電力を直流電力に変換して接続部33へ出力する。なお、電力変換器36から出力される直流電力は、接続部33を通じてインレット38へ供給され、直流電力線40を通じて蓄電装置24へ供給される。
この変形例では、無接点充電用の受電ポートとして兼用される充電リッド32が設けられる。充電リッド32は、閉じられた状態では、接続部33がインレット38に接続されるように構成されており、受電コイル34により受電される電力を電力変換器36により直流電力に変換にしてインレット38へ供給する。一方、充電リッド32が開けられると、インレット38の接点が露出し、図示しないDC充電用コネクタをインレット38に接続することによってDC充電を行なうことができる。
この変形例に従う充電リッド32によれば、インレット38以降の回路構成を変更することなく、充電リッド12の開閉によってDC充電(接触充電)と無接点充電(非接触充電)とを使い分けることができる。
[実施の形態2]
この実施の形態2では、接触充電用の充電コネクタ及び充電ケーブルを無接点充電の実施に流用可能な構成が示される。
図6は、実施の形態2における送電設備の構成を示した図である。図6を参照して、この送電設備50Aは、無接点送電器51と、充電ケーブル56と、変換アダプタ62と、充電コネクタ64と、コントロールボックス58と、電源プラグ60とを含む。
無接点送電器51、充電ケーブル56、コントロールボックス58、及び電源プラグ60は、図1で説明したとおりである。
変換アダプタ62は、充電ケーブル56に接続され、充電コネクタ64を接続可能に構成される。なお、インレット18も、充電コネクタ64を接続可能に構成されている。すなわち、変換アダプタ62の充電コネクタ64との接続部は、インレット18の接続部と同形状に構成される。
充電コネクタ64は、電力ケーブルを介してコントロールボックス58に接続される。充電コネクタ64が変換アダプタ62に接続されると、無接点送電器51がコントロールボックス58と電気的に接続され、無接点送電器51は、電源プラグ60が外部電源から受ける電力(交流)をコントロールボックス58及び充電ケーブル56を通じて受けることができる。
なお、車両側の構成については、実施の形態1で説明した充電リッド12及びインレット18を採用することができる。
このような構成とすることにより、充電コネクタ64、コントロールボックス58及び電源プラグ60から成る接触充電用の送電設備を、無接点送電器51を用いた無接点充電の実施に流用することができる。
なお、DC充電が行なわれる車両に対しても、同様の構成を採用し得る。すなわち、送電設備50Bは、無接点送電器51と、充電ケーブル56と、変換アダプタ66と、充電コネクタ68と、コントロールボックス58と、電源プラグ60とを含む。
変換アダプタ66は、充電ケーブル56に接続され、DC充電用の充電コネクタ68を接続可能に構成される。なお、車両のインレット38も、DC充電用の充電コネクタ68を接続可能に構成されている。すなわち、変換アダプタ66の充電コネクタ68との接続部は、DC充電用のインレット38の接続部と同形状に構成される。
充電コネクタ68は、DC充電用の充電コネクタであり、電力ケーブルを介してコントロールボックス58に接続される。充電コネクタ68が変換アダプタ66に接続されると、無接点送電器51がコントロールボックス58と電気的に接続され、無接点送電器51は、電源プラグ60が受ける直流電力をコントロールボックス58及び充電ケーブル56を通じて受けることができる。
なお、車両側の構成については、上記の変形例で説明した充電リッド32及びインレット38を採用することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、接触充電用の充電コネクタ及び充電ケーブルを無接点充電の実施に流用することができるので、送電設備のコストを低減することができる。
[実施の形態3]
上記の実施の形態1(実施の形態2)では、受電コイル14(34)及び電力変換器16(36)が充電リッド12(32)内に設けられ、充電リッド12(32)が無接点充電用の受電ポートとして兼用されるものとした。この実施の形態3では、受電コイル14(34)及び電力変換器16(36)によって構成される無接点充電用の受電ポートが、充電リッド12(32)と異なる位置に設けられる。
図7は、この実施の形態3における車両充電システムの全体構成図である。図7を参照して、この車両充電システム1Aは、車両10Aと、送電設備50とを備える。車両10Aには、充電リッド42と、受電ポート44とが設けられている。充電リッド42の内側には、充電コネクタを接続して車載の蓄電装置を充電するための接触充電用のインレットが設けられている(図示せず)。
受電ポート44は、車体表面に設けられており、車両外部の送電設備50から磁界を通じて供給される電力(高周波の交流電力)を無接点で受電可能に構成される。この受電ポート44は、充電リッド42を通じて接触充電用のインレットと電気的に接続され得る。すなわち、受電ポート44は、充電リッド42と電気的に接続されている。そして、充電リッド42は、それが閉じられているときは、充電リッド42の内側においてインレットと電気的に接続されるように構成されており、受電ポート44によって受電された電力をインレットへ供給する。一方、充電リッド42が開けられると、充電リッド42がインレットから外れ、インレットに充電コネクタを接続することによって接触充電を行なうことができる。
なお、送電設備50の構成は、実施の形態1で説明したとおりである。すなわち、送電設備50の無接点送電器51は、外部電源から供給される電力を充電ケーブル56から受け、高周波の交流磁界を発生して無接点で受電ポート44へ送電するように構成される。
図8は、図7に示した車両充電システム1Aの電気的な構成を示した図である。図8を参照して、充電リッド42は、接続部43を含む。接続部43は、交流電力線47を通じて受電ポート44と電気的に接続される。また、接続部43は、充電リッド42が閉じられると、インレット18に接続されるように構成される。なお、上述のように、インレット18は、図示しない充電コネクタを接続可能に構成されており、充電リッド42が開けられた状態で、インレット18に充電コネクタを接続して接触充電を行なうことができる。すなわち、充電リッド42の接続部43は、充電コネクタの接続部と同形状に構成される。
なお、充電リッド42も、ヒンジによって開閉可能な構成であってもよいし、インレット18に充電コネクタを接続して接触充電が行なわれるときに車体から取り外される構成であってもよい。
受電ポート44は、受電コイル45と、電力変換器46とを含む。受電コイル45は、無接点送電器51の送電コイル52から出力される電力(交流)を磁界を通じて無接点で受電する。なお、特に図示しないが、受電コイル45に直列又は並列に力率補償用のキャパシタを設けてもよい。
電力変換器46は、受電コイル45によって受電される交流電力をインレット18が入力可能な電力に変換し、交流電力線47を通じて充電リッド42の接続部43へ出力する。したがって、充電リッド42が閉じられた状態において、受電コイル45によって受電された電力は、電力変換器46、交流電力線47及び充電リッド42を通じてインレット18へ供給される。
なお、インレット18から蓄電装置24の回路構成は、図2に示した実施の形態1の構成と同じである。また、受電ポート44に送電設備50の無接点送電器51を装着するための構成についても、図3,4に示した構成を採用することができる。
また、特に図示しないが、DC充電用の車両充電システムにも同様の構成を適用可能である。すなわち、図5に示したインレット38及び直流電力線40を備えた車両に対して、無接点充電用の受電ポートを充電リッドと異なる位置に設けてもよい。なお、この場合、充電リッドは、DC接触充電用のインレット38に接続可能に構成され、受電ポートは、受電コイルによって受電された交流電力をインレット38が入力可能な直流電力に変換する電力変換器を含んで構成される。
以上のように、この実施の形態3においては、無接点充電用の受電ポート44を充電リッド42と異なる位置に設けることができる。したがって、この実施の形態3によれば、送電設備50の配置に合わせて、車両10Aの車体表面の任意の位置に受電ポート44を配置することができる。
なお、上記の各実施の形態においては、外部電源から車載の蓄電装置24を充電する車両充電システムについて説明したが、この発明は、車両から車両外部の電気負荷や電源等へ電力を供給可能な給電システムにも適用可能である。すなわち、上記の各実施の形態で説明した構成は、車両から車両外部へ給電する給電システムにも同様に適用可能である。
なお、上記の各実施の形態において、送電設備50の送電コイル52から車両側の受電コイル14(34,45)への電力伝送方式は特に限定されない。すなわち、送電コイル52から受電コイル14(34,45)への電力伝送には、電磁誘導や所謂共鳴法等の非接触電力伝送方式を採用することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 車両充電システム、10,10A 車両、12,32,42 充電リッド、13,33,43 接続部、14,34,45 受電コイル、15 ポケット部、16,36,46,54 電力変換器、18,38 インレット、20,47 交流電力線、22 車載充電器、24 蓄電装置、40 直流電力線、44 受電ポート、50,50A,50B 送電設備、51 無接点送電器、52 送電コイル、56 充電ケーブル、58 コントロールボックス、60 電源プラグ、62,66 変換アダプタ、64,68 充電コネクタ、72,74,76,78 磁石。

Claims (1)

  1. 充電コネクタを接続可能に構成された接触充電用のインレットに設けられる充電リッドであって、
    前記インレットに接続されるように構成された接続部と、
    送電コイルを含む車両外部の無接点送電器から出力される交流電力を磁界を通じて受電するように構成された受電コイルと、
    前記受電コイルによって受電された交流電力を前記インレットが入力可能な電力に変換して前記接続部へ出力する変換器とを備える充電リッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113232730A (zh) * 2021-04-25 2021-08-10 浙江吉利控股集团有限公司 一种充电口盖接触式开启控制装置及方法

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