JP2017041777A - 防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラム - Google Patents

防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要な各人へ伝達されるように携帯情報端末へ防災情報を配信することができる。【解決手段】リスト登録部46は、防災情報の配信を希望する場所を表す場所情報リストであって、端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納した場所情報リストを作成し、防災情報配信サーバへ送信する。位置計測部50は、端末の現在位置を計測し、防災情報配信サーバへ送信する。気象業務支援センサーサーバから出力された、位置情報を含む注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に該当する位置が、場所情報リストに格納されている場合、通信部40が、防災情報配信サーバから配信された防災情報を受信し、警報通知部52によりユーザに対して通知する。【選択図】図2

Description

本発明は、防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラムに係り、特に、携帯情報端末へ防災情報を配信するための防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラムに関する。
従来より、データ通信機能、位置情報取得機能を持ち、かつ地図アプリが標準搭載されたスマートフォン等のモバイル端末が普及してきている。
さらに、土砂災害リスク情報、集中豪雨等の警報、予測等の精度も向上し、メッシュ情報の提供も始まっている。
また、これまでの気象・地象情報および注意報、警報等の主な伝達方法として、(1)テレビ、ラジオ等を用いて、不特定多数に向けて放送する方法(限定方法は放送の範囲のみ可能)、(2)防災無線、電話、FAX等で地方自治体等に伝達し、その先は有線放送や車等で伝達する方法、(3)地方自治体のWebサイトや電子メールで伝達する方法(例えば、特許文献1)、(4)携帯基地局や端末内GPSによる携帯電話等の位置情報に基づいて情報配信する方法(例えば、特許文献2)がある。
特開2006−215942号公報 特開2006−301969号公報
しかしながら、上記の(1)〜(4)の方法では、せっかくの防災情報が、残念ながら、本当に必要な各人に伝達され、活用される状況にはない。
特に、上記(1)〜(3)の方法では、詳細な位置情報に基づくピンポイントでの情報配信はできない。また、上記(4)の方法では、現在端末が存在する場所に限り可能である。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので、必要な各人へ伝達されるように携帯情報端末へ防災情報を配信することができる防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために第1の発明に係る防災情報配信サーバは、ユーザの携帯情報端末毎に登録したメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報をユーザIDと対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記携帯情報端末から、防災情報の配信を希望する場所を表す場所情報リストであって、前記携帯情報端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納した場所情報リストの入力を受け付けるリスト情報受付手段と、前記顧客識別受付手段によって受け付けた前記場所情報リストを、リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザのユーザIDと対応付けて登録するリスト情報登録手段と、前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の現在の位置情報の入力を受け付ける位置情報受付手段と、前記位置情報受付手段によって受け付けた前記携帯情報端末の現在の位置情報を、前記リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザIDと対応付けて登録されている場所情報リストの現在位置の欄に登録する位置情報登録手段と、気象業務支援センサーサーバから、位置情報を含む注意報情報又は警報情報の入力を受け付ける警報情報受付手段と、前記警報情報受付手段によって受け付けた前記注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に基づいて、前記リスト情報記憶手段から、前記位置情報に該当する位置が格納されている場所情報リストを抽出するリスト抽出手段と、前記リスト抽出手段によって抽出された場所情報リストのユーザIDと対応付けて前記ユーザ情報記憶手段に登録されているユーザ情報に基づいて、前記携帯情報端末へ防災情報を配信する防災情報配信手段と、を含んで構成されている。
第2の発明に係るプログラムは、ユーザの携帯情報端末毎に登録したメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報をユーザIDと対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段を含むコンピュータに、前記携帯情報端末から、防災情報の配信を希望する場所を表す場所情報リストであって、前記携帯情報端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納した場所情報リストの入力を受け付けるリスト情報受付手段、前記顧客識別受付手段によって受け付けた前記場所情報リストを、リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザのユーザIDと対応付けて登録するリスト情報登録手段、前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の現在の位置情報の入力を受け付ける位置情報受付手段、前記位置情報受付手段によって受け付けた前記携帯情報端末の現在の位置情報を、前記リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザIDと対応付けて登録されている場所情報リストの現在位置の欄に登録する位置情報登録手段、気象業務支援センサーサーバから、位置情報を含む注意報情報又は警報情報の入力を受け付ける警報情報受付手段、前記警報情報受付手段によって受け付けた前記注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に基づいて、前記リスト情報記憶手段から、前記位置情報に該当する位置が格納されている場所情報リストを抽出するリスト抽出手段、及び前記リスト抽出手段によって抽出された場所情報リストのユーザIDと対応付けて前記ユーザ情報記憶手段に登録されているユーザ情報に基づいて、前記携帯情報端末へ防災情報を配信する防災情報配信手段として機能させるためのプログラムである。
第3の発明に係る携帯情報端末は、ユーザのメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報を防災情報配信サーバへ送信するユーザ情報送信手段と、防災情報の配信を希望する場所を表すリストであって、端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納したリストを作成し、前記防災情報配信サーバへ送信するリスト作成手段と、端末の現在位置を計測し、前記防災情報配信サーバへ送信する位置計測手段と、気象業務支援センサーサーバから出力された、位置情報を含む注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に該当する位置が、前記リストに格納されている場合、前記防災情報配信サーバから配信された防災情報を受信する防災情報受信手段と、を含んで構成されている。
第4の発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザのメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報を防災情報配信サーバへ送信するユーザ情報送信手段、防災情報の配信を希望する場所を表すリストであって、端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納したリストを作成し、前記防災情報配信サーバへ送信するリスト作成手段、端末の現在位置を計測し、前記防災情報配信サーバへ送信する位置計測手段、及び気象業務支援センサーサーバから出力された、位置情報を含む注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に該当する位置が、前記リストに格納されている場合、前記防災情報配信サーバから配信された防災情報を受信する防災情報受信手段として機能させるためのプログラムである。
第5の発明に係る防災情報配信システムは、第1の発明に係る防災情報配信サーバと、第3の発明に係る携帯情報端末と、を含んで構成されている。
上記のプログラムは、記憶媒体に格納して提供することができる。
以上説明したように、本発明の防災情報配信サーバ、携帯情報端末、防災情報配信システム、及びプログラムによれば、必要な各人へ伝達されるように携帯情報端末へ防災情報を配信することができる、という効果が得られる。
本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの構成を示す概略図である。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 登録画面の遷移の一例を示す図である。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの防災情報配信サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信サーバの処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<本発明の実施の形態の概要>
現在普及を続ける、携帯電話やスマートフォン等のモバイル端末は、GPSや携帯基地局電波、Wi-Fi電波による端末位置情報(緯度・経度等)取得機能を有しているばかりでなく、Googleマップ(登録商標)等の地図アプリにより、自宅、両親や親戚・知人の家、子供の通う学校や習い事の教室等の位置情報を簡単に検索・取得・保存することができる。
そこで、本実施の形態では、携帯情報端末が、防災アプリにより、GPS、Wi-Fi電波、携帯電波を活用して自動的に現在位置を収集して管理し、防災情報配信サーバに通知する。
また、自宅、学校、職場、実家等の位置(緯度、経度、高度等)は、防災アプリが表示する地図で指定する。
この2つの方法により、ユーザは簡便に配信希望位置を格納した場所情報リストを作成することが可能である。場所情報リストは、携帯情報端末内に保持されるだけでなく、各人毎に防災情報配信サーバに登録され、端末情報、メールアドレスと共に管理される。
<システム構成>
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る防災情報配信システム10は、ユーザが操作する携帯情報端末12と、防災情報配信サーバ16と、気象業務支援センター側に設置される気象業務支援センターサーバ18とを備えている。
携帯情報端末12、防災情報配信サーバ16、及び気象業務支援センターサーバ18は、インターネットなどのネットワーク24を介して接続されている。
携帯情報端末12は、携帯電話、スマートフォン、あるいはノート型・ブック型コンピュータ端末等からなる。なお、携帯情報端末12を、スマートフォンを一例として以下、説明する。携帯情報端末12は、図2に示すように、通信部40と、制御部42と、表示部44とを含んで構成されている。
通信部40は、ネットワーク24を介した通信を行う。表示部44は、例えば、タッチパネルディスプレイからなり、所定のメニュー画面を表示するだけでなく、地図情報を表示する。また、表示部44により、ユーザからの指示情報等を入力する。例えば、表示部44に対するユーザの操作に従って、電話番号、メールアドレス等を入力する。
制御部42は、CPU、ROM、RAM、及びHDDを備えたコンピュータで構成されており、HDDには、Webサーバ(図示省略)が提供するサイトからダウンロードし、かつ、インストールした、後述する各種処理ルーチンを含む防災アプリケーションソフトが記憶されている。制御部42は、機能的には次に示すように構成されている。制御部42は、リスト登録部46、地図表示制御部48、位置計測部50、及び警報通知部52を備えている。
リスト登録部46は、防災情報配信サーバ16に対してユーザ登録(メールアドレス、電話番号、端末IDの登録)を行う。また、リスト登録部46は、防災情報の配信を希望する場所を格納した場所情報リストを作成し、防災情報配信サーバ16に対して登録を行う。
例えば、図3(A)に示す情報配信希望場所登録画面を表示部44に表示させて、「現在位置(GPS)」のチェックボックスに対するチェックを受け付けることで、自端末の位置(自分の現在地)を情報配信希望場所の1つとする。
また、図3(B)に示すように、地図表示制御部48により、地図を表示部44に表示させ、タップを受け付けることで、自宅等の、情報配信を希望する場所を指定させる。
また、吹き出しをタップすることにより、図3(C)に示すように、登録名指定用のポップアップを表示部44に表示させて、場所に対する登録名の入力を受け付ける。また、[登録]ボタンへのタップを受け付けることで、地図上の緯度・経度・高度情報を保存する。また、図3(D)に示すように、表示画面の「+」ボタンへのタップを受け付けることで、さらに情報配信希望場所を追加できるようにする。
このように、自端末の位置以外に、自宅や、学校、職場、実家等の位置(緯度、経度、高度等)を、防災アプリが表示する地図上で指定することにより、ユーザ以外の居場所についても簡易に登録することができる。
地図表示制御部48は、携帯情報端末12にインストールされている地図アプリを利用して、地図情報を表示させる。
位置計測部50は、GPS、Wi-Fi電波、携帯電波を活用して自動的に現在位置を収集し、通信部40を介して、防災情報配信サーバ16へ随時通知する。
警報通知部52は、防災情報配信サーバ16から、防災情報のプッシュ通知を受信すると、表示部44を用いて。防災情報を警報するようにユーザに対して通知する。このとき、防災情報に該当する場所について登録された登録名と共に通知する。
防災情報配信サーバ16は、CPU、ROM、RAM、及びHDDを備えたコンピュータで構成されており、HDDには、後述する各種処理ルーチンに対するプログラムが記憶されている。
防災情報配信サーバ16は、機能的には次に示すように構成されている。図4に示すように、防災情報配信サーバ16は、通信部56及び制御部60を備えている。制御部60は、ユーザ情報受付部62、警報情報受付部64、ユーザ情報データベース68、ユーザ情報登録部72、場所情報リスト登録部74、場所情報リストデータベース76、位置情報登録部78、抽出部84、及び防災情報配信部86を備えている。
ユーザ情報受付部62は、通信部56により受信した、携帯情報端末12から送信された情報を受け付ける。警報情報受付部64は、通信部56により受信した、気象業務支援センターサーバ18から送信された情報を受け付ける。
ユーザ情報登録部72は、携帯情報端末12から送信された、ユーザの電話番号、メールアドレス、端末IDを含むユーザ情報を、ユーザIDと共にユーザ情報データベース68に登録する。
場所情報リスト登録部74は、携帯情報端末12から送信された、場所情報リストを、ユーザIDと共に場所情報リストデータベース76に登録する。
位置情報登録部78は、携帯情報端末12から送信された、現在の位置情報を、場所情報リストデータベース76に記憶されている、当該ユーザの場所情報リストの現在位置の欄に登録する。
抽出部84は、気象業務支援センターサーバ18から送信された気象庁情報に基づいて、該当する場所情報リストを場所情報リストデータベース76から抽出する。
気象業務支援センターサーバ18から配信される気象庁情報は、気象・地象の各種注意報、警報等の内容と対象地域等の位置情報を含む。
特に、土砂災害警戒判定メッシュ情報(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html)は5km四方毎に、避難にかかる時間を考慮して、危険度の判定には2時間先までの土壌雨量指数等の予想を用いて土砂災害発生の危険度を5段階に判定した結果が示される。
抽出部84は、気象庁情報内の対象地域情報又はメッシュ情報と、場所情報リストデータベース76に登録されている場所情報リストに格納されている位置情報とを照合し、該当する位置情報を含む場所情報リストを場所情報リストデータベース76から抽出する。
防災情報配信部86は、抽出部84によって抽出された場所情報リストのユーザIDに基づいて、ユーザ情報データベース68からユーザ情報を取得し、ユーザ情報に基づいて、携帯情報端末12に対して、防災情報を配信する。これによって、情報を必要とする人に絞り込んで情報を伝達することができる。配信方法は、電子メール、SMS/MMS、防災アプリへのIPプッシュによるポップアップ表示等を用いる。
<防災情報配信システムの作用>
次に、本発明の実施の形態に係る防災情報配信システム10の作用について説明する。
まず、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、Webサーバから防災アプリケーションソフトをダウンロードして携帯情報端末12にインストールすると、携帯情報端末12の表示部44に、設定画面が表示される。ユーザが、携帯情報端末12を操作して、電話番号、メールアドレスを入力すると、携帯情報端末12から、ユーザ情報(電話番号、メールアドレス、端末ID)が、防災情報配信サーバ16へ送信される。
防災情報配信サーバ16では、受信したユーザ情報に対して、ユーザIDを発行し、ユーザIDと共に、ユーザ情報を、ユーザ情報データベース68へ登録する。
そして、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、携帯情報端末12の表示部44に、防災情報の配信場所を登録する画面を表示させたときに、携帯情報端末12は、図5に示す処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS100において、現在位置のチェックボックスを有する画面や、地図表示画面を表示部44に表示させて、防災情報の配信場所の登録を受け付ける。
そして、ステップS102において、防災情報の配信場所を追加するか否かを判定し、防災情報の配信場所の追加の指示を受け付けると、上記ステップS100へ戻る。防災情報の配信場所を追加しない場合には、ステップS104へ移行し、登録された防災情報の配信場所を格納した場所情報リストを作成し、通信部40を介して、防災情報配信サーバ16へ送信し、処理ルーチンを終了する。
防災情報配信サーバ16は、受信した場所情報リストを、場所情報リストデータベース76に登録する。
また、携帯情報端末12は、随時、現在位置を計測して、計測結果を、防災情報配信サーバ16へ送信する。
防災情報配信サーバ16は、受信した現在位置を、場所情報リストデータベース76に登録されている、該当するユーザの場所情報リストの現在位置の欄に登録する。
気象業務支援センターサーバ18から配信された気象庁情報を、防災情報配信サーバ16が受信すると、防災情報配信サーバ16は、図6に示す処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS110において、気象庁情報に含まれる対象地域情報又はメッシュ情報から、該当する場所を特定する。
そして、ステップS112において、上記ステップS110で特定された場所を含む場所情報リストを、場所情報リストデータベース76から抽出する。
ステップS114では、上記ステップS112で抽出された場所情報リストのユーザのユーザ情報に基づいて、上記ステップS112で抽出された場所情報リストのユーザの携帯情報端末12に、該当する場所に対する登録場所名と共に防災情報を配信する。
ステップS116では、場所情報リストが抽出された全てのユーザに対して、上記ステップS114の処理を実行したか否かを判定し、上記ステップS114の処理が実行されていない、場所情報リストが抽出されたユーザが存在する場合には、上記ステップS114へ戻る。一方、場所情報リストが抽出された全てのユーザに対して、上記ステップS114の処理を実行した場合には、処理ルーチンを終了する。
次に、図7〜図9を参照して、携帯情報端末12と防災情報配信サーバ16と気象業務支援センターサーバ18との間の情報のやりとりを含む、防災情報配信システム10全体の処理の流れについて説明する。
まず、図7に示すように、ステップS150において、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、メールアドレス及び電話番号を入力すると、ステップS152において、携帯情報端末12から、メールアドレス、電話番号、端末IDを含むユーザ情報を、防災情報配信サーバ16へ送信する。
防災情報配信サーバ16では、受信したユーザ情報を保存し、仮登録を行う。そして、ステップS154において、メール又はSNS、IVR(電話)を用いて、利用意思確認のための問い合わせを行う。
ステップS156において、ユーザが、メール、SNS中のURLクリック、又はIVRに対するプッシュボタン操作で利用意思確認を表明すると、ステップS158において、携帯情報端末12は、利用意思確認情報を、防災情報配信サーバ16へ送信する。ステップS160では、防災情報配信サーバ16は、ユーザ情報の本登録を行い、ユーザIDを発行し、ステップS162において、ユーザ情報データベース68に対して、ユーザIDと共にユーザ情報を登録する。
そして、図8に示すように、ステップS164において、ユーザは携帯情報端末12を操作して、情報配信希望場所の登録開始を指示する。
そして、ステップS166において、ユーザは、現在位置のチェックボックスに対してチェック操作を行ったり、地図情報で、自宅等の場所を指定すると共に、場所名の登録を行って、複数の場所を登録する。
ステップS168では、携帯情報端末12は、登録された場所を格納した場所情報リストを作成して、防災情報配信サーバ16へ送信する。そして、ステップS170において、防災情報配信サーバ16は、該当するユーザのユーザIDと共に、受信した場所情報リストを、場所情報リストデータベース76に格納する。
そして、図9に示すように、ステップS172において、携帯情報端末12は、計測した現在の位置情報を防災情報配信サーバ16へ送信する。防災情報配信サーバ16は、受信した位置情報を、場所情報リストデータベース76に記憶されている該当する場所情報リストの現在位置の欄に登録する。
そして、ステップS174において、気象業務支援センターサーバ18から、注意報や警報などを含む気象庁情報が配信される。ステップS176では、防災情報配信サーバ16が、配信された気象庁情報を解読し、注意報や警報の該当場所の経度緯度を特定する。
そして、ステップS178において、場所情報リストデータベース76に記憶されている場所情報リストの各々を参照し、該当場所の経度緯度と、場所情報リストの各場所の経度緯度とを比較して、該当場所を含む場所情報リストを抽出する。
ステップS180では、抽出された場所情報リストのユーザの携帯情報端末12に対して、登録場所名と共に防災情報を配信する。
ステップS182では、携帯情報端末12は、受信した防災情報と登録場所名とを表示部44に表示して、ユーザに対して防災情報を通知する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る防災情報配信システムによれば、必要な各人へ伝達されるように携帯情報端末へ防災情報を配信することができる。
従来の、モバイル端末の現在位置のみに基づく方法だけだと、各人がモバイル端末を保持しかつ使いこなせなければならず、デジタルデバイドの存在する現状では効果が半減してしまう。
本実施の形態では、携帯情報端末の位置情報のみならず、予め登録した自宅、両親・親戚・知人の家や学校、職場、塾、習い事教室の位置に基づき情報配信されるので、携帯情報端末のユーザのみならず、携帯情報端末のユーザと近い人々への情報伝達を見込むことができる。
携帯情報端末のユーザから近しい人への、人間関係に基づく緊急連絡によりデジタルデバイドを克服する情報伝達が可能となる。特に、メッシュ情報が得られる土砂災害情報を、本実施の形態で説明した方法にて配信することは、特に避難に時間がかかる老人や体の不自由な人に避難を開始するタイミングを逃さずに、ピンポイントで伝えられ有益である。
また、防災アプリでのポップアップ表示では、大きな音や画面フラッシュが可能となり、注意喚起には有効である。
10 防災情報配信システム
12 携帯情報端末
16 防災情報配信サーバ
18 気象業務支援センターサーバ
24 ネットワーク
40 通信部
42 制御部
44 表示部
46 リスト登録部
48 地図表示制御部
50 位置計測部
52 警報通知部
56 通信部
60 制御部
62 ユーザ情報受付部
64 警報情報受付部
68 ユーザ情報データベース
72 ユーザ情報登録部
74 場所情報リスト登録部
76 場所情報リストデータベース
78 位置情報登録部
84 抽出部
86 防災情報配信部

Claims (9)

  1. ユーザの携帯情報端末毎に登録したメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報をユーザIDと対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記携帯情報端末から、防災情報の配信を希望する場所を表す場所情報リストであって、前記携帯情報端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納した場所情報リストの入力を受け付けるリスト情報受付手段と、
    前記リスト情報受付手段によって受け付けた前記場所情報リストを、リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザのユーザIDと対応付けて登録するリスト情報登録手段と、
    前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の現在の位置情報の入力を受け付ける位置情報受付手段と、
    前記位置情報受付手段によって受け付けた前記携帯情報端末の現在の位置情報を、前記リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザIDと対応付けて登録されている場所情報リストの現在位置の欄に登録する位置情報登録手段と、
    気象業務支援センサーサーバから、位置情報を含む注意報情報又は警報情報の入力を受け付ける警報情報受付手段と、
    前記警報情報受付手段によって受け付けた前記注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に基づいて、前記リスト情報記憶手段から、前記位置情報に該当する位置が格納されている場所情報リストを抽出するリスト抽出手段と、
    前記リスト抽出手段によって抽出された場所情報リストのユーザIDと対応付けて前記ユーザ情報記憶手段に登録されているユーザ情報に基づいて、前記携帯情報端末へ防災情報を配信する防災情報配信手段と、
    を含む防災情報配信サーバ。
  2. 前記場所情報リストは、格納されている位置毎に、場所名を更に格納し、
    前記防災情報配信手段は、前記携帯情報端末へ、前記リスト抽出手段によって抽出された前記場所情報リストの前記該当する位置に対応する場所名と共に前記防災情報を配信する請求項1記載の防災情報配信サーバ。
  3. 前記場所情報リストには、前記現在位置とは異なる設定位置として、前記携帯情報端末のユーザとは異なる人が存在する位置が格納されている請求項1又は2記載の防災情報配信サーバ。
  4. 前記防災情報配信手段は、前記携帯情報端末へのプッシュ通知を利用して、前記防災情報を配信する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の防災情報配信サーバ。
  5. ユーザのメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報を防災情報配信サーバへ送信するユーザ情報送信手段と、
    防災情報の配信を希望する場所を表すリストであって、端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納したリストを作成し、前記防災情報配信サーバへ送信するリスト作成手段と、
    端末の現在位置を計測し、前記防災情報配信サーバへ送信する位置計測手段と、
    気象業務支援センサーサーバから出力された、位置情報を含む注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に該当する位置が、前記リストに格納されている場合、前記防災情報配信サーバから配信された防災情報を受信する防災情報受信手段と、
    を含む携帯情報端末。
  6. 前記リスト作成手段は、表示手段により表示された地図上で前記設定位置の指定を受け付けて、前記リストを作成する請求項5記載の携帯情報端末。
  7. 請求項1〜請求項4の何れか1項記載の防災情報配信サーバと、
    請求項5又は6記載の携帯情報端末と、
    を含む防災情報配信システム。
  8. ユーザの携帯情報端末毎に登録したメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報をユーザIDと対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段を含むコンピュータに、
    前記携帯情報端末から、防災情報の配信を希望する場所を表す場所情報リストであって、前記携帯情報端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納した場所情報リストの入力を受け付けるリスト情報受付手段、
    前記リスト情報受付手段によって受け付けた前記場所情報リストを、リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザのユーザIDと対応付けて登録するリスト情報登録手段、
    前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の現在の位置情報の入力を受け付ける位置情報受付手段、
    前記位置情報受付手段によって受け付けた前記携帯情報端末の現在の位置情報を、前記リスト情報記憶手段に、前記携帯情報端末のユーザIDと対応付けて登録されている場所情報リストの現在位置の欄に登録する位置情報登録手段、
    気象業務支援センサーサーバから、位置情報を含む注意報情報又は警報情報の入力を受け付ける警報情報受付手段、
    前記警報情報受付手段によって受け付けた前記注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に基づいて、前記リスト情報記憶手段から、前記位置情報に該当する位置が格納されている場所情報リストを抽出するリスト抽出手段、及び
    前記リスト抽出手段によって抽出された場所情報リストのユーザIDと対応付けて前記ユーザ情報記憶手段に登録されているユーザ情報に基づいて、前記携帯情報端末へ防災情報を配信する防災情報配信手段
    として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータを、
    ユーザのメールアドレス、電話番号、又は端末IDを含むユーザ情報を防災情報配信サーバへ送信するユーザ情報送信手段、
    防災情報の配信を希望する場所を表すリストであって、端末の現在位置及び前記現在位置とは異なる設定位置を格納したリストを作成し、前記防災情報配信サーバへ送信するリスト作成手段、
    端末の現在位置を計測し、前記防災情報配信サーバへ送信する位置計測手段、及び
    気象業務支援センサーサーバから出力された、位置情報を含む注意報情報又は警報情報に含まれる位置情報に該当する位置が、前記リストに格納されている場合、前記防災情報配信サーバから配信された防災情報を受信する防災情報受信手段
    として機能させるためのプログラム。
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