JP2017041066A - 管理システム、管理システムの制御方法、およびプログラム - Google Patents

管理システム、管理システムの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理システムに対して外部システムで保持されていた利用実績データが登録される際に、管理システムの管理対象のデバイスとは区別して、その利用実績データに係るデバイスの情報を登録する管理システムを提供する。
【解決手段】デバイスの利用実績を示すデータを管理する管理システムは、デバイスを一意に識別するデバイス識別子とデバイス固有情報とを関連付けて保持する保持手段と、デバイス識別子と該デバイス固有情報とを関連付けて保持手段に登録する登録手段と、を有する。保持手段は、デバイスが管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態を更に保持し、登録手段は、受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が保持されていない場合にS902;No、デバイス識別子と、デバイスのデバイス固有情報とに加えて、デバイスが管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態を関連付けて登録するS904〜906。
【選択図】図9

Description

本発明は、ネットワークデバイスのデータを管理する管理システムに関し、特に管理システムに対して外部システムで保持されていた利用実績データを登録するための技術に関する。
画像形成装置(プリンタ、複合機など)を含むネットワークデバイス(以降、デバイスと称する)を一元管理するための管理システムがある。管理システムは、管理対象のデバイスから、ネットワークを介してログデータなどを定期的に収集して、デバイス利用実績をレポーティングする機能などを持つ。例えば、特許文献1には、同様の管理システムが、デバイスごとの印刷ページ数の集計結果をレポートするための技術が開示されている。
レポーティングなどのサービスを実現するために、管理システムは、まず、ネットワークを介して探索されたデバイスのシリアル番号やMACアドレスなど、デバイスに設定されるデバイス固有情報をシステム内に登録する。そして、管理システムは、システム内でデバイスを一意に識別するためのデバイス識別子を発行し、発行されたデバイス識別子を用いて管理対象のデバイスの利用実績データを管理する。
特開2012−53544号公報
上述した管理システムでは、外部システムが保持する、デバイスの利用実績データを登録する場合がある。外部システムとは例えば、別のデバイス管理システムなどである。利用者の利用する管理システムが他の管理システムへ移行される際に、今まで利用していた管理システムが保持しているデータを、移行後に利用する管理システムに移すことが考えられる。
上述したようにデバイスの利用実績データを登録し、管理する際には、移行先となった前述の管理システムにおいては、そのデバイスのデバイス識別子が必要となる。外部システムが保持するデータに係るデバイスは、移行先の管理システムの管理対象ではない場合がある。そのような場合であっても、デバイスの利用実績データを登録するために、管理システムは、デバイス固有情報を登録し、デバイス識別子を発行する必要がある。
ところで、管理システムには、管理対象のデバイスの情報を一覧表示したり、管理対象のデバイスの利用実績をレポーティングしたりする機能がある。管理対象のデバイスの一覧表示には、管理対象でないデバイスを含めないようにする必要がある。そのため、管理システムは、外部システムが保持するデータの登録後には、該データに係る管理対象外のデバイスのデバイス固有情報をシステム内から削除することが考えられる。この処理によって、管理対象でないデバイスを含めずに、管理対象のデバイスを一覧表示するといった処理が可能となる。
しかしながら、管理対象外のデバイスのデバイス固有情報を削除した場合に、他の外部システムが保持する、該管理対象外のデバイスと同一のデバイスの利用実績データがさらに登録される場合には、異なるデバイス識別子が発行され、異なるデバイスの利用実績データとして登録されるおそれがある。また、当初は移行先の管理システムの管理対象でなかったデバイスを、デバイス利用者などの要望によって、後に、移行先の管理システムの管理対象に加える場合も考えられる。そのような場合も、前述の管理対象外のデバイスのデバイス固有情報の削除後では、同一のデバイスに対して、異なるデバイス識別子が発行され管理される恐れがある。そのため、そのデバイスから利用実績データが収集された場合には、収集された利用実績データが、登録済みの外部システムからの利用実績データとは、異なるデバイスのデータとして登録されるおそれがある。
その結果、上述した特許文献1などで開示される技術を用いてデバイスごとの印刷ページ数の集計結果をレポートする際に、同一のデバイスの利用実績データが、異なるデバイスの利用実績データとしてレポートされることが起こり得る。
そこで、本発明は、管理システムに対して外部システムで保持されていた利用実績データが登録される際に、管理システムの管理対象のデバイスとは区別して、その利用実績データに係るデバイスの情報を登録できる仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の管理システムは、管理システム内でデバイスを一意に識別するためのデバイス識別子を用いて、該デバイスの利用実績を示すデータを管理する管理システムであって、前記デバイス識別子を発行する発行手段と、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、デバイスに固有なデバイス固有情報とを関連付けて保持する保持手段と、前記管理システムとは異なる外部システムが保持する、デバイスの利用実績を示すデータを受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されているか否かを判定する判定手段と、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、該デバイス固有情報とを関連付けて前記保持手段に登録する登録手段と、を有し、前記保持手段は、デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態を更に保持し、前記登録手段は、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されていないと前記判定手段により判定された場合に、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、更に該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて前記保持手段に登録することを特徴とする。
本発明によれば、管理システムに対して外部システムで保持されていた利用実績データが登録される際に、管理システムの管理対象のデバイスとは区別して、その利用実績データに係るデバイスの情報を登録することができる。
本発明の実施形態におけるシステム構成を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 監視装置102の機能構成の一例を示すブロック図である。 管理サーバー103の機能構成の一例を示す図である。 情報端末104の機能構成の一例を示す図である。 デバイス情報テーブルの一例を示す図である。 集計結果テーブルの一例を示す図である。 外部システムが保持するデータの一例を示す図である。 外部システムが保持するデータの登録処理の手順例を示すフローチャートである。 デバイス情報の登録・変更処理の手順例を示すフローチャートである。 実施例2における管理サーバー103の機能構成の一例を示す図である。 実施例2におけるテナント情報テーブルの一例を示す図である。 実施例2におけるデバイス情報テーブルの一例を示す図である。 実施例2におけるデバイス情報の登録・変更処理の手順例を示すである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
デバイス101は、ネットワークに接続された、管理対象のネットワークデバイスである。本実施例におけるネットワークデバイスは、プリンタや複写機などの画像形成装置である。他のネットワークデバイスの例として、例えば、プリンタ装置、デジタル複合機、スキャナなどの周辺機器や、デジタルカメラ、スマートフォンなどの電子機器が挙げられる。
監視装置102は、デバイス101が設置されるネットワーク環境内で、イントラネットなどのネットワークを介してデバイス101から各種データを収集し、管理サーバー103に送信する。また、監視装置102は、ネットワーク上に存在するデバイス101を探索し、探索結果に係るデバイスの情報を管理サーバー103に送信する。デバイス101が設置されるネットワーク環境には、例えば、デバイス101を保有する顧客のネットワーク環境がある。また、管理サーバー103に対して、複数のネットワーク環境のそれぞれに設置された監視装置102が通信してデバイスの情報を送信する場合でも、本発明は適用可能である。
管理サーバー103は、監視装置102が送信したデータを受信して管理する。また、管理サーバー103は、情報端末104に対して、デバイス固有情報やデバイスの利用実績データの登録や変更などの操作を行うためのWebページを提供する。さらに、管理サーバー103は、不図示の外部システムに対して、デバイス固有情報やデバイスの利用実績データの登録や変更などを行うためのWebAPIを提供する。管理サーバー103は、1以上のサーバーコンピュータである。また、管理サーバー103は、1以上の仮想マシン上で、その機能が実現されてもよい。仮想マシンとは、仮想化技術によって、サーバーコンピュータを物理的な構成にとらわれずに論理的な単位で分割または統合し、それぞれが独立したオペレーティングシステムをもって動作する論理的なコンピュータである。
情報端末104は、ユーザーが使用するPC(Personal Computer)である。ユーザーは、管理システムを利用して、デバイスを保有する顧客にレポーティングサービスを提供する。また、ユーザーは、管理サーバー103が提供して、情報端末104に表示されるWebページを使用して、デバイス固有情報やデバイスの利用実績データの登録や変更などの操作を行う。また、ユーザーは、情報端末104を用いて、外部システム(不図示)が保持するデバイス利用実績データを登録する。
デバイス101、監視装置102、管理サーバー103、および、情報端末104は、既知の技術によるネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。本実施例では、デバイス101と監視装置102がイントラネットを介して接続され、監視装置102と管理サーバー103がインターネット105を介して接続されている。なお、監視装置102がインターネット上に存在し、デバイス101と監視装置102がインターネットを介して接続されるような構成でもよい。また、管理サーバー103がイントラネット上に存在し、監視装置102と管理サーバー103がイントラネットを介して接続されるような構成でもよい。
<情報処理装置の内部構成>
図2は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施例における情報処理装置としては、監視装置102、管理サーバー103、情報端末104がある。なお、管理サーバー103が仮想マシンである場合においては、管理サーバー103として機能する仮想マシンが動作するサーバーコンピュータも、情報処理装置に含まれる。
情報処理装置は、ROM253に格納されているプログラムを実行するCPU251を備え、内部バス256を介して各デバイスを総括的に制御する。内部バス256には、RAM252、ROM253、記憶装置254、ネットワークI/F255、入出力I/F257が接続されている。また入出力I/F257は、例えばPS/2やUniversal Serial Bus(USB I/F)、アナログやデジタルのディスプレイI/Fを備える。入出力I/F257により、情報処理装置に対して、不図示のキーボードやマウス、CRTや液晶ディスプレイなどを接続することができる。情報処理装置はネットワークI/F255によりLAN、イントラネット環境、インターネットを介した通信を行う。それにより、情報処理装置は、ネットワークデバイスや、他の情報処理装置と通信を行うことができる。CPU251は、RAM252やROM253と共にプログラムの実行処理を行う。さらに、CPU251は、仮想化技術を実現するためのプログラムを実行することも可能である。また、CPU251は、記憶装置254等の記録媒体にデータを記録する処理を行う。記憶装置254は外部記憶装置として機能し、様々な情報を記憶するほか、RAM252に代わって、各種システム情報及び処理情報を保存することも可能である。
<監視装置の機能構成>
図3は、監視装置102の機能構成の一例を示すブロック図である。
通信部301は、ネットワークを介してデバイス101や管理サーバー103と通信を行う。
データ収集部302は、デバイス101から各種データ(例えば、カウンター、ジョブログ、ステータス情報など)を収集し、管理サーバー103に対して送信する。また、デバイス101が監視装置102に対してデータを送信し、その後データ収集部302が受信したデータを管理サーバー103に対して送信するようにしても良い。データ収集部302がデータを収集するタイミングは、予め監視装置102内のスケジュールで定められていてもよい。また、デバイス101が監視装置102に対してデータを送信するタイミングは、予めデバイス101内のスケジュールで定められていてもよい。
デバイス探索部303は、ネットワーク上に存在するデバイス101を探索する。デバイス探索部303は、探索されたデバイスの情報を、管理サーバー103に対して送信する。
<管理サーバーの機能構成>
図4は、管理サーバー103の機能構成の一例を示すブロック図である。
通信部401は、ネットワークを介して監視装置102や情報端末104と通信を行う。
デバイス情報管理部402は、デバイス探索部303によって探索されたデバイスに固有な情報を監視装置102から受け付けて、後述するデバイス情報テーブル(図6)に登録して保持する。デバイス情報管理部402は、デバイス情報テーブルを管理サーバー103の内部の記憶装置によって保持する。また、デバイス情報テーブルは、ネットワークを介したデータベースサービスサーバーなどの記憶装置を用いて保持されてもよい。また、デバイス情報テーブルは、それらの記憶装置に分散して保持されてもよい。本実施例でのデバイス固有情報とは、デバイス名、シリアル番号、MACアドレスを指し、デバイス自身に設定されている、固有な情報のことである。
また、デバイス情報管理部402は、外部システム(不図示)が保持するデータを受け付けて、該データに係るデバイス固有情報を、デバイス情報テーブルに登録して保持する。なお、本実施例において、デバイス情報とは、デバイス識別子、デバイス固有情報、および、デバイスの管理状態を指す。
また、ユーザーは、管理サーバー103によって情報端末104の画面上に提供されるWebページを使用して、デバイス情報管理部402で管理されるデバイス固有情報の登録や変更などを行うことができる。さらに、外部システムは、管理サーバー103によって提供されるWebAPIを使用して、デバイス情報管理部402で管理されるデバイス固有情報の登録や変更などを行うことができる。
収集データ管理部403は、データ収集部302で収集された収集データを監視装置102から受け取り、収集データを登録して保持する。収集データとは、具体的には、デバイスのカウンター情報やジョブログ情報、ステータス情報などである。さらに、収集データ管理部403は、収集データを単位期間あたりで集計した結果などを、後述する集計結果テーブル(図7)を用いて管理する。例えば、カウンターやジョブログから、各月のデバイスでの印刷ページ数などで表されるデバイスの利用実績を集計した結果を管理する。収集データ管理部403は、集計結果テーブルを管理サーバー103の内部の記憶装置によって保持する。また、集計結果テーブルは、ネットワークを介したデータベースサービスサーバーなどの記憶装置を用いて保持されてもよい。また、集計結果テーブルは、それらの記憶装置に分散して保持されてもよい。
また、ユーザーは、管理サーバー103によって情報端末104の画面上に提供されるWebページを使用して、収集データ管理部403で管理される収集データの登録や変更などを行うことができる。さらに、外部システムは、管理サーバー103によって提供されるWebAPIを使用して、収集データ管理部403で管理される収集データの登録や変更などを行うことができる。
<情報端末の機能構成>
図5は、情報端末104の機能構成の一例を示すブロック図である。
通信部501は、Webブラウザ502からの通信要求を受けてネットワークI/F255を経由してHTTPまたはHTTPSプロトコルを用いることで、管理サーバー103と通信を行う。具体的には、通信部501は、Webページの要求や、データの送受信などの通信を行う。
Webブラウザ502は、HTMLデータを解釈し、情報端末104の液晶ディスプレイ(不図示)へ画面描画を行い、キーボード等からのユーザー操作を受け付け、通信部501へ要求を送信する。
<デバイス情報テーブル>
図6は、管理サーバー103のデバイス情報管理部402が保持するデバイス情報の構成の一例を示す、デバイス情報テーブルの図である。本実施例のデバイス情報テーブルは、デバイスID601、デバイス名602、シリアル番号603、MACアドレス604、および、管理状態605の設定項目で構成される。なお、図6に示すデバイス情報テーブルの設定項目の構成について、一部の構成が異なっていてもよい。
図6−Aは、外部システムが保持する過去の集計データが登録される前のデバイス情報テーブルを示す図である。図6−Bは、図6−Aで示されるデータに、過去の集計データに係るデバイスのデバイス情報610が追加された後のデバイス情報テーブルを示す図である。外部システムが保持するデータの登録処理について、図9を用いて後述する。
デバイスID601は、本管理システム内でデバイスを一意に識別するための識別子である。デバイスID601は、新規のデバイス固有情報が登録される際に、デバイス情報管理部402によって発行される。
デバイス名602は、デバイスの名称である。シリアル番号603は、デバイスのシリアル番号である。MACアドレス604は、デバイスのMACアドレスである。本実施例でのデバイス固有情報とは、デバイス名602、シリアル番号603、および、MACアドレス604といったデバイスで設定されている各デバイスに固有な情報を指す。管理対象のデバイスのデバイス固有情報については、監視装置102がデバイスから取得して管理サーバー103へ送信する。また、管理対象でないデバイスのデバイス固有情報については、ユーザーや外部システムがWebページやWebAPIを使用して管理サーバー103に登録する。
管理状態605は、デバイスの管理状態を示す情報である。例えば、管理サーバー103によって管理対象のデバイスの場合は、管理状態605は「管理中」と設定され、また、管理サーバー103によって管理対象でないデバイスの場合は、管理状態605は「管理外」と設定される。管理対象のデバイスとは、データ収集部302によるデータ収集対象のデバイスをいう。また、管理対象でないデバイスとは、データ収集部302によるデータ収集対象でないデバイスをいう。
例えば、監視装置102が設置されるネットワーク環境内で、古いデバイスから新しいデバイスに置き換えられる場合がある。そのような場合に、デバイス情報管理部402は、管理状態605を「管理外」と設定変更して、古いデバイスのデバイス識別子およびデバイス固有情報を削除せずに保持する。このように、管理システムにおいて、管理対象から除外されたデバイスのデバイス情報を保持することで、管理対象から除外されたデバイスのデバイス情報を参照するか否かを、提供される機能ごとに切り替えることが考えられる。例えば、現在管理中のデバイスを一覧表示する機能では、管理対象から除外されたデバイスのデバイス情報を参照しないようにする。一方、利用実績データを分析・レポーティングする機能では、デバイスの利用実績の年間推移などを確認するために、現在は管理されていないデバイスの利用実績データも参照するようにする。
ユーザーは、管理サーバー103によって情報端末104の画面上に提供されるWebページを使用して、602〜605の各項目の値の登録や変更などを行うことができる。
また、外部システムは、管理サーバー103によって提供されるWebAPIを使用して、収集データ管理部403で管理される収集データの登録や変更などを行うことができる。
<集計結果テーブル>
図7は、管理サーバー103の収集データ管理部403が保持する集計結果情報の構成の一例を示す、集計結果テーブルの図である。図7では、管理サーバー103の収集データ管理部403が、各デバイスについて月ごとに利用実績データを集計した集計結果の例を示す。本実施例の集計結果テーブルは、年月701、デバイスID702、および、印刷ページ数703の設定項目で構成される。なお、図7に示す集計結果テーブルの設定項目の構成について、一部の構成が異なっていてもよい。また、集計期間は、一か月でなくてもよい。
図7−Aは、図9を用いて後述する外部システムが保持するデータの登録処理において、過去のデバイス利用実績データが登録される前の集計結果テーブルを示す図である。図7−Bは、図7−Aで示されるデータに、過去のデバイス利用実績データ710〜717が追加された集計結果テーブルを示す図である。図7−Aと図7−Bとの差異の詳細については、図9の説明の際に述べる。
年月701は、該当行の集計結果に係るデバイス利用実績データの集計期間を示す。
デバイスID702は、該当行の集計結果に係るデバイスを示す。
印刷ページ数703は、該当行の月にデバイスで印刷されたページ数を示す。
<外部システムが保持するデータ>
図8は、管理サーバー103の収集データ管理部403が受信する外部システムが保持するデータの構成の一例を示す図である。本実施例の外部システムが保持するデータは、図7に示した集計結果テーブルに登録される、過去のデバイス利用実績の集計結果データの例である。外部システムが保持するデータ(以降、外部データと呼ぶ場合もある。)は、ユーザーや外部システムによって作成され、WebページやWebAPIを使用して管理サーバー103に登録される。外部データの登録処理の詳細については、図9を用いて後述する。また、外部データは、CSVやXMLやJSONなどの形式で受信されるが、本実施例では表形式で示す。
年月801は、該当行の集計結果に係るデバイス利用実績データの集計期間を示す。
デバイス名802、デバイスのシリアル番号803、および、デバイスのMACアドレス804は、該当行の集計結果に係るデバイス固有情報を示す。
印刷ページ数805は、該当行の月にデバイスで印刷されたページ数を示す。
<外部データの登録処理>
図9は、管理サーバー103の収集データ管理部403が実行する外部データの登録処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、外部システムが保持する、デバイスの利用実績データを、デバイスIDを用いて登録するための処理である。本処理は、WebページやWebAPIを使用し、ユーザーや外部システムによって外部データの登録指示が行われた際に実行される。
外部データの登録処理を開始されると、収集データ管理部403は、図8で示した外部データ810〜817を受付けた後、未処理のデータがなくなるまで、S901〜S907のループ処理を繰り返し実行する。
S902で、収集データ管理部403は、処理中のデータに係るデバイスのデバイスIDが、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを確認する。本判定で収集データ管理部403は、処理中のデータに含まれるデバイス固有情報が、処理中のデータに係るデバイスがデバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを、デバイス情報管理部402に問い合わせる。この判定で、収集データ管理部403は、例えば、シリアル番号803とMACアドレス804を用いる。このとき、デバイス情報管理部402は、管理状態605が「管理外」であるデバイスも含め、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを確認する。「管理中」のデバイスだけでなく「管理外」のデバイスも含めてデバイス固有情報が登録済みであるかどうかを判定することで、管理されていないデバイスと同じデバイスのデバイス固有情報の重複登録を防ぐことができる。
ここで、収集データ管理部403が、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であると判定した場合はS903に処理を進める。一方、収集データ管理部403が、処理中のデータに係るデバイスがデバイス情報テーブル(図6)に登録済ではないと判定した場合はS904に処理を進める。
続いてS903で、収集データ管理部403は、デバイス情報管理部402を経由し、デバイス情報テーブル(図6)から、処理中のデータに係るデバイスのデバイスID601を取得する。
一方S904で、収集データ管理部403は、デバイス情報管理部402に対して、処理中のデータに係るデバイス固有情報を、デバイス情報テーブルに登録するように指示する。収集データ管理部403からの指示を受けたデバイス情報管理部402は、図10を用いて後述するデバイス情報の登録・変更処理を実行する。このとき、ここで、収集データ管理部403は、管理状態605を「管理外」として、登録するように指示する。また、デバイス情報管理部402は、新規登録するデバイス固有情報に対して、新規のデバイスID601を発行する。デバイス情報管理部402は、管理状態605を「管理外」として、管理対象でないデバイスのデバイス固有情報を登録することで、管理されていないデバイスのデバイス情報を適切に管理することができる。
続いてS905で、収集データ管理部403は、デバイス情報管理部402を経由し、デバイス情報テーブル(図6)から、S904で登録したデバイス情報のデバイスID601を取得する。
続いてS906で、収集データ管理部403は、S903またはS905で取得したデバイスID601を用いて、処理中のデータを集計結果テーブル(図7)に登録する。この時、処理中のデータに係るデバイスのデバイスID702は、S903またはS905で取得したデバイスID601と同一のデバイスIDとなる。
続いてS907で、収集データ管理部403は、S901〜S907の処理を行っていないデータがあるか否かを判定する。ここで、収集データ管理部403が、S901〜S907の処理を行っていないデータがあると判定した場合はS901に戻り処理を繰り返す。一方、収集データ管理部403が、S901〜S907の処理を行っていないデータがないと判定した場合は、本処理を終了する。
図8の過去の集計結果データ810〜817を、本処理により登録すると、図7−Aの集計結果テーブルは、集計結果データ710〜717が追加され、図7−Bの状態となる。また、図6−Aのデバイス情報テーブル(図6)は、デバイス情報610が追加され、図6−Bの状態となる。ここで、図8の過去の集計結果データ813のデバイス固有情報は、図6−Aの状態のデバイス情報テーブル(図6)には登録されていない。そのため、S904の処理により、管理状態605が管理外のデバイス情報610としてデバイス情報テーブル(図6)に追加される。さらに、S906で、過去の集計結果データ813は、新規にデバイス固有情報を登録したことにより発行されたデバイスIDを設定した集計データ713として集計結果テーブル(図7)に追加される。また、過去の集計結果データ817は、813のデバイス固有情報と同一であるため、813と同じデバイスIDを設定した集計データ717として集計結果テーブル(図7)に追加される。
本処理により、外部データに現システムで管理対象ではないデバイスのデータが含まれる場合であっても、外部データ登録時にデバイス固有情報を登録することで、各期間や各種データ間でデバイスを適切に識別して分析可能となる。また、デバイスの管理状態を管理外としてデバイス固有情報を登録することで、管理中のデバイスのみを一覧表示する機能などには影響を与えずにデバイス情報を管理できる。
<デバイス情報の登録・変更処理>
図10は、管理サーバー103のデバイス情報管理部402が実行するデバイス固有情報の登録・変更処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、WebページやWebAPIを使用し、ユーザーや外部システムによってデバイス固有情報の登録指示が行われた際に実行する処理である。
S1001で、デバイス情報管理部402は、登録対象のデバイス固有情報が、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを判定する。本判定では、登録対象のデバイス固有情報(シリアル番号、MACアドレスなどのデバイスの識別情報となり得る情報)をもとに、登録対象のデバイス固有情報が、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを判定する。また、管理状態605が管理外であるデバイス固有情報も含め、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であるか否かを判定する。ここで、デバイス情報管理部402が、デバイス情報テーブル(図6)に登録済であると判定した場合はS1003に進む。一方、デバイス情報管理部402が、デバイス情報テーブル(図6)に登録済ではないと判定した場合はS1002に進む。
続いてS1002で、デバイス情報管理部402は、デバイス固有情報を新規追加し、本処理を終了する。このとき、デバイス情報管理部402は、新規登録されるデバイスに対して、新規のデバイスID601を発行する。
一方S1003で、デバイス情報管理部402は、登録対象のデバイスの管理状態605に変更する必要があるか否かを判定する。ここで、デバイス情報管理部402が、管理状態605に変更する必要があると判定した場合はS1004に進む。一方、デバイス情報管理部402が、管理状態605に変更する必要がないと判定した場合は本処理を終了する。
続いてS1004で、デバイス情報管理部402は、登録済のデバイスの管理状態605を変更する。例えば、「管理外」として登録されていたデバイスが管理対象となる場合に、デバイス情報管理部402は、管理状態605を「管理中」に変更する。
一方S1005で、デバイス情報管理部402は、新規登録対象のデバイス固有情報は既に登録されているため重複エラーであると判定し、本処理を終了する。
本処理では、デバイス固有情報の登録時に、デバイス情報管理部402は、登録対象のデバイスのデバイス固有情報が、デバイスの管理状態が「管理中」または「管理外」のデバイスとして、登録されているかを判定する。デバイス固有情報が登録されていなければ、新規のデバイス識別子が発行されて、デバイス固有情報が登録される。また、「管理外」として登録されているデバイスが管理対象となる場合、デバイス情報管理部402は、デバイス固有情報の新規追加をせずに、既に登録されているデバイスについて管理状態を「管理中」に変更する。
本実施例によって、外部システムが保持するデータを登録する際に、管理対象のデバイスのデバイス固有情報と区別して、管理対象でないデバイスのデバイス固有情報を管理することができる。また、管理対象でなかったデバイスが新たに管理対象となった場合に、デバイスの管理状態を変更することで、同一のデバイスに対して異なるデバイス識別子が発行されることなく、デバイス固有情報を管理することができる。
(実施例2)
本実施例では、マルチテナントを用いてデバイス管理を行う場合の実施例について説明する。例えば、クラウドシステムでは、システムを利用する顧客のデータを、顧客ごとの専用の記憶領域であるテナントの単位で管理する。通常、クラウドシステムでは、顧客ユーザーが自分の所属するテナントのデータにしかアクセスできないようにアクセスを制御する。このように、管理システムを利用する各ユーザーがアクセス可能な記憶領域が、各ユーザーの所属する複数のテナントに対応して管理されている。
一方、クラウドシステムを利用する顧客によっては、会社の拠点やグループ会社を、別のテナントとして管理して、一部の機能についてはテナントを跨いで利用したいというケースがある。例えば、前述した収集データの分析機能などでは、別テナントである会社の各拠点のデータも一緒に分析したいという要望がある。このような場合、クラウドシステムでは、テナント間にアクセス権を設定し、アクセスが許可されているテナント間でデータをやりとりし、複数テナントを跨った機能を実現する。
また、会社の拠点などを別テナントにしている場合には、テナント間でデバイスの移動が発生する。このような場合、複数テナントを跨った機能では、テナント間で移動したデバイスを同一デバイスとして扱いたいという要望がある。テナント間でデバイスを移動した際は、移動元のテナントのデバイス情報を削除し、移動先のテナントにデバイス情報を追加しただけでは、複数テナントを跨った機能において、移動したデバイスを同一デバイスとして扱えない。
本実施例では、複数テナントを跨った機能において、テナント間で配置変更されたデバイスを同一デバイスとして扱えるようにするための仕組みについて説明する。なお、以下では実施例1との差分について説明する。
<管理サーバーの機能構成>
図11は、実施例2における管理サーバー103の機能構成の一例を示すブロック図である。図11において401〜403は、実施例1で示した通りである。1101はテナント情報管理部であり、テナントに関する情報を管理する。
<テナント情報テーブル>
図12は、図11に示したテナント情報管理部1101が管理するテナント情報の構成の一例を示す、テナント情報テーブルの図である。
テナントID1201は、テナントをシステム内で一意に識別するIDを示す。テナントID1201は、新規にテナント情報を登録する際に、テナント情報管理部1101が発行して登録する。
テナント名1202は、テナントの名称を示す。
アクセス可能テナントID1203は、該当行のテナントが、アクセス可能な別テナントのテナントIDを示す。図12は、テナント情報1210のテナントと、テナント情報1211のテナントは、同一の会社の拠点が別テナントとして管理されている例であり、相互にアクセスができるように設定されている。一方、テナント情報1210のテナントと、テナント情報1212のテナントは、異なる会社が別テナントとして管理されている例であり、相互にアクセスすることができないように設定されている。
<デバイス情報テーブル>
図13は、実施例2におけるデバイス情報管理部402が管理するデバイス情報の構成の一例を示す、デバイス情報テーブルの図である。図13−Aは、テナント間でデバイスを移動する前の状態を示す、デバイス情報テーブルの図である。図13−Bは、テナント間でデバイスを移動した後の状態を示す、デバイス情報テーブルの図である。図13−Aと13−Bの差異については、図14を用いて後述する。なお、本実施例において、デバイス情報とは、デバイス識別子およびデバイス固有情報、デバイスの管理状態、デバイスの属するテナント情報を指す。
図13において601〜605は、実施例1で示した通りである。1301の列はテナントIDであり、該当行のデバイス属するテナントのテナント識別情報を示す。
<デバイス情報の登録・変更処理>
図14は、実施例2におけるデバイス情報管理部402が実行するデバイス固有情報の新規登録処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、実施例1の図10で示したデバイス固有情報の登録・変更処理を拡張したものである。
S1001で、デバイス情報管理部402は、新規登録対象のデバイス固有情報が、デバイス情報テーブルに登録済であるか否かを判定する。本判定の詳細は、実施例1で示した通りである。ここで、デバイス情報管理部402が、デバイス情報テーブルに登録済であると判定した場合はS1003に進む。一方、デバイス情報管理部402が、デバイス情報テーブルに登録済ではないと判定した場合はS1401に進む。
S1002〜S1005は、実施例1で示した通りである。
S1401で、デバイス情報管理部402は、新規登録対象のデバイス固有情報について、登録対象のテナントがアクセス可能な別テナントのデバイス情報テーブルに登録済であるか否かを判定する。アクセス可能な別テナントとは、例えば、相互にアクセスができるように設定されている、同一の会社の他拠点のテナントなどである。ここで、デバイス情報管理部402が、アクセス可能な別テナントのデバイス情報テーブルに登録済であると判定した場合はS1402に進む。一方、デバイス情報管理部402が、アクセス可能な別テナントのデバイス情報テーブルに登録済ではないと判定した場合はS1002に進む。なお、アクセス可能な別テナントが存在しない場合も、デバイス情報管理部402は、S1002に処理を進める。
続いてS1402で、デバイス情報管理部402は、新規登録対象のデバイス固有情報について、別テナントのデバイス情報テーブルに登録されているデバイスID601を取得する。さらに、デバイス情報管理部402は、登録対象のテナントのID1201とS1402で取得したデバイスIDを用いてデバイス固有情報を新規追加して、本処理を終了する。
本処理により、移動先のテナントにデバイス固有情報を登録すると、移動先のテナントにおけるデバイスIDは、移動元のテナントにおけるデバイスIDと同一になる。前述したように、図13−Aはテナント間でデバイスを移動する前の状態を示し、図13−Bはテナント間でデバイスを移動した後の状態を示している。具体的には、デバイス情報1310の示すデバイスをテナント間で配置変更され、デバイスの属するテナントが変更された例である。本処理により、配置変更後のテナントに登録されたデバイス情報1311のデバイスIDは、配置変更前のテナントに登録されているデバイス情報1310と同一になる。これにより、相互にアクセス可能な複数テナントを跨った機能において、テナント間で移動したデバイスを同一デバイスとして扱えるようになる。なお、相互にアクセスすることのできないテナント間でデバイスを移動させた場合は、それぞれのテナントで異なるデバイスIDを使ってデバイス固有情報および利用実績データを管理する。例えば、移動元のテナントと移動先のテナントが、それぞれ異なる会社のテナントである場合などが該当する。
また、図13−Bでは、移動元のテナントのデバイス情報1310の管理状態は管理外になっている。通常、同一デバイスを同時に複数テナントで管理することは考えられない。そのため、該当デバイスを現在管理しているテナント以外のテナントにおけるデバイス情報では、管理状態が「管理外」になるはずである。しかし、テナント間で移動する際に、ユーザーがWebページなどで、移動元のテナントにおけるデバイスの管理状態を適切に変更するのは手間である。
この課題を解決するために、本処理のS1401において、デバイス情報管理部402が、登録対象のデバイス固有情報が別テナントにおけるデバイス情報テーブルに登録済であると判定した場合に、別テナントにおけるデバイス情報の管理状態を管理外にする。また、デバイス情報管理部402が、自動で別テナントのデバイス情報の管理状態を管理外にするのではなく、管理外にして良いか、または登録対象のデバイス固有情報を登録して良いかをWebページなどでユーザーに確認しても良い。その場合、デバイス情報管理部402は、確認結果に従いデバイス固有情報の登録または変更する。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1つ以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の1つである。また、そのプログラムは、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給され、そのシステムあるいは装置の1つ以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の1つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは当該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
103 管理サーバー
402 デバイス情報管理部

Claims (17)

  1. 管理システム内でデバイスを一意に識別するためのデバイス識別子を用いて、該デバイスの利用実績を示すデータを管理する管理システムであって、
    前記デバイス識別子を発行する発行手段と、
    前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、デバイスに固有なデバイス固有情報とを関連付けて保持する保持手段と、
    前記管理システムとは異なる外部システムが保持する、デバイスの利用実績を示すデータを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されているか否かを判定する判定手段と、
    前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、該デバイス固有情報とを関連付けて前記保持手段に登録する登録手段と、を有し、
    前記保持手段は、デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態を更に保持し、
    前記登録手段は、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されていないと前記判定手段により判定された場合に、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、更に該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて前記保持手段に登録することを特徴とする管理システム。
  2. 前記保持手段により保持される管理対象でないことを示す管理状態を、管理対象であることを示す管理状態に変更する変更手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記保持手段は、前記管理システムを利用する各ユーザーがアクセス可能な記憶領域が各ユーザーの所属する複数のテナントに対応して管理されている場合に、前記複数のテナントのそれぞれについて、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、前記デバイス固有情報と前記管理状態とを関連付けて保持し、
    前記判定手段は、前記複数のテナントについて、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記保持手段により保持されているか否かを判定し、
    前記登録手段は、前記複数のテナントについて、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記保持手段により保持されていないと前記判定手段により判定された場合に、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて、前記複数のテナントのいずれかについて、前記保持手段に登録することを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記登録手段は、前記複数のテナントのうちの第1のテナントについて、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記保持手段により保持されていると前記判定手段により判定された場合に、前記第1のテナントについて前記保持手段により保持されているデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて、前記複数のテナントのうちの、前記第1のテナントとは異なる第2のテナントについて、前記保持手段に登録する特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記デバイス固有情報は、デバイスに固有に設定されている情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. 前記デバイス固有情報とは、少なくとも、該デバイスのシリアル番号と、該デバイスのMACアドレスとを含むことを特徴とする請求項5に記載の管理システム。
  7. 前記保持手段は、前記管理システムによる管理対象であるデバイスのデバイス固有情報、および、前記管理システムによる管理対象でないデバイスのデバイス固有情報を保持し、
    前記判定手段は、前記管理システムによる管理対象であるデバイスのデバイス固有情報だけでなく、前記管理システムによる管理対象でないデバイスのデバイス固有情報も含めて、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の管理システム。
  8. 前記保持手段は、前記発行手段により発行されたデバイス識別子と、前記受付手段が受け付けたデータとを関連付けて更に保持し、
    前記登録手段は、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されていないと前記判定手段により判定された場合に、前記発行手段により発行されたデバイス識別子を用いて、前記受付手段が受け付けたデータを前記保持手段に更に登録し、前記受付手段が受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記保持手段により保持されていると前記判定手段により判定された場合に、該デバイス情報と関連付けて前記保持手段により保持されているデバイス識別子を用いて、前記受付手段が受け付けたデータを前記保持手段に更に登録することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の管理システム。
  9. 管理システム内でデバイスを一意に識別するためのデバイス識別子と、デバイスに固有なデバイス固有情報とを関連付けて記憶装置に保持し、該デバイスの利用実績を示すデータを管理する管理システムの制御方法であって、
    前記管理システムとは異なる外部システムが保持する、デバイスの利用実績を示すデータを受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記記憶装置で保持されているか否かを判定する判定工程と、
    前記デバイス識別子を発行する発行工程と、
    前記発行工程で発行されたデバイス識別子と、該デバイス固有情報とを関連付けて前記記憶装置に登録する登録工程と、を有し、
    前記記憶装置では、デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態が更に保持され、
    前記登録工程では、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記記憶装置で保持されていないと前記判定工程で判定された場合に、前記発行工程で発行されたデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、更に該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて前記記憶装置に登録することを特徴とする制御方法。
  10. 前記記憶装置で保持される管理対象でないことを示す管理状態を、管理対象であることを示す管理状態に変更する変更工程を更に有することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記記憶装置では、前記管理システムを利用する各ユーザーがアクセス可能な記憶領域が各ユーザーの所属する複数のテナントに対応して管理されている場合に、前記複数のテナントのそれぞれについて、前記発行工程で発行されたデバイス識別子と、前記デバイス固有情報と前記管理状態とが関連付けて保持され、
    前記判定工程では、前記複数のテナントについて、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記記憶装置で保持されているか否かを判定し、
    前記登録工程では、前記複数のテナントについて、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記記憶装置で保持されていないと前記判定工程で判定された場合に、前記発行工程で発行されたデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて、前記複数のテナントのいずれかについて、前記記憶装置に登録することを特徴とする請求項9または10に記載の制御方法。
  12. 前記登録工程では、前記複数のテナントのうちの第1のテナントについて、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が、前記記憶装置で保持されていると前記判定工程で判定された場合に、前記第1のテナントについて前記記憶装置で保持されているデバイス識別子と、該デバイスのデバイス固有情報と、該デバイスが前記管理システムによる管理対象でないことを示す管理状態とを関連付けて、前記複数のテナントのうちの、前記第1のテナントとは異なる第2のテナントについて、前記記憶装置に登録する特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記デバイス固有情報は、デバイスに固有に設定されている情報であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の制御方法。
  14. 前記デバイス固有情報とは、少なくとも、該デバイスのシリアル番号と、該デバイスのMACアドレスとを含むことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記記憶装置では、前記管理システムによる管理対象であるデバイスのデバイス固有情報、および、前記管理システムによる管理対象でないデバイスのデバイス固有情報が保持され、
    前記判定工程では、前記管理システムによる管理対象であるデバイスのデバイス固有情報だけでなく、前記管理システムによる管理対象でないデバイスのデバイス固有情報も含めて、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記記憶装置で保持されているか否かが判定されることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の制御方法。
  16. 前記記憶装置では、前記発行工程で発行されたデバイス識別子と、前記受付工程で受け付けたデータとが関連付けて更に保持され、
    前記登録工程では、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記記憶装置で保持されていないと前記判定工程で判定された場合に、前記発行工程で発行されたデバイス識別子を用いて、前記受付工程で受け付けたデータを前記記憶装置に更に登録し、前記受付工程で受け付けたデータに係るデバイスのデバイス固有情報が前記記憶装置で保持されていると前記判定工程で判定された場合に、該デバイス情報と関連付けて前記記憶装置で保持されているデバイス識別子を用いて、前記受付工程で受け付けたデータを前記記憶装置に更に登録することを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
  17. 請求項9または10に記載の手段としてコンピュータに機能させるためのプログラム。
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