JP2017038870A - 脊椎インプラント - Google Patents

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一 村林
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【課題】小型化されたハウジングを骨スクリューの径によらず共通化でき、且つ組立性に優れた脊椎インプラントを提供する。【解決手段】脊椎インプラント1は、スクリュー頭部保持部材4とリング部材7とハウジング3とインサート5とを備えている。スクリュー頭部保持部材4は、スクリュー頭部2bを下側から支持する支持部25が形成された径方向に弾性変形可能な筒状部21を有している。リング部材7は、スクリュー頭部保持部材4の外周面に形成された環状溝部24に嵌まり込むC字状に形成され、径方向に弾性変形可能である。ハウジング3は、スクリュー頭部2bを保持した状態のスクリュー頭部保持部材4を収容し、環状溝部24に嵌まり込んだリング部材7が内周面側に係合する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の脊椎を互いに固定する固定ロッドを保持するための脊椎インプラントに関する。
従来より、複数の脊椎を互いに固定する固定ロッドを保持するための脊椎インプラントが知られている。このような脊椎インプラントとして、例えば特許文献1には、受容器部材(ハウジング)と、該ハウジングの上側から挿入される骨係合部材(スクリュー)とを備えた骨アンカー(脊椎インプラント)が開示されている。
特許第5437074号公報
ところで、上述した特許文献1のように、ハウジングの上側からスクリューを挿入する構成とすると、スクリュー径に応じた大きさのハウジングが必要となるため、ハウジングを共通化できない。また、ハウジングを共通化しようとした場合、ハウジングのサイズが大型化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、小型化されたハウジングを骨スクリューの径によらず共通化でき、且つ組立性に優れた脊椎インプラントを提供することである。
(1)上記目的を達成するための本発明のある局面に係る脊椎インプラントは、脊椎に対してロッドを固定するための脊椎インプラントであって、外周面に雄ネジが形成されたスクリュー本体部が脊椎に螺合して固定される骨スクリューのスクリュー頭部を外側から保持する筒状に形成されるとともに、前記スクリュー頭部を基準とした前記スクリュー本体部が延びる方向を下側とした場合における、前記スクリュー頭部を下側から支持する支持部が形成され、径方向に弾性変形可能な筒状部、を有するスクリュー頭部保持部材と、前記スクリュー頭部保持部材の外周面に形成された環状溝部に嵌まり込むC字状に形成され、径方向に弾性変形可能なリング部材と、前記スクリュー頭部を保持した状態の前記スクリュー頭部保持部材を内部に収容し、前記環状溝部に嵌まり込んだ前記リング部材が内周面側に係合するハウジングと、前記ハウジング内における前記スクリュー頭部上方に配置され、前記ハウジングに螺合するセットスクリューによって押圧される前記ロッドの押圧力を受けて前記スクリュー頭部を下方へ押さえつけることにより前記ハウジングを前記スクリュー頭部に固定するインサートと、を備えている。
この構成では、スクリュー頭部保持部材、リング部材、ハウジング、及びインサートが相互に力を及ぼし合し、これらが患者の各脊椎に固定された骨スクリューに対してロッドを固定することにより、患者の脊椎を互いに対して固定する。
具体的には、この構成では、スクリュー頭部を保持した状態のスクリュー頭部保持部材がハウジングに収容された状態において、リング部材によってハウジングに係合している。また、この構成では、ハウジング内に配置されたインサートが、前記ハウジングに螺合するセットスクリューによってハウジングに固定されるロッドの押圧力を受けて前記スクリュー頭部を下方へ押圧することにより、ハウジングをスクリュー頭部に固定している。これにより、骨スクリューに対するロッドの位置及び姿勢を固定できる。そして、固定対象となる患者の複数の脊椎のそれぞれに対して固定された骨スクリューの全てに跨るように、上述のようにロッドを固定することで、患者の脊椎が互いに固定される。
また、この構成では、スクリュー頭部保持部材の筒状部に形成された支持部がスクリュー頭部を下側から支持している。これにより、スクリュー頭部がハウジングから抜けてしまうことを、スクリュー頭部保持部材によって防止できる。しかも、この構成では、支持部が形成された筒状部が拡径可能に構成されているため、脊椎インプラントの組立時においてスクリュー頭部をスクリュー頭部保持部材の下側から挿入することにより、スクリュー頭部を筒状部内に収容することができる。
例えば、骨スクリューをスクリュー頭部保持部(或いはハウジング)の上側から挿入することにより組み立てられる脊椎インプラントの場合、骨スクリューのスクリュー径の大きさに応じてハウジングの大きさを設定する必要があるため、ハウジングを共通化できない。また、ハウジングを共通化しようとした場合、ハウジングのサイズが大型化してしまう。
これに対して、この構成によれば、筒状部を径方向に弾性変形可能な(拡径及び縮径可能な)構成とすることにより、スクリュー頭部をスクリュー頭部保持部材の下側から挿入可能、且つ該スクリュー頭部を保持した状態のスクリュー頭部保持部材をハウジングの下側から挿入可能な組立工程とした。これにより、スクリュー径によらず小型化されたハウジングを共通化して使用することができる。
また、この構成のように、径方向に弾性変形可能なリング部材が、スクリュー頭部保持部材の外周面に形成された環状溝部に嵌まり込む構成とすることで、脊椎インプラントの組立時においてスクリュー頭部を内部に保持した状態のスクリュー頭部保持部材をハウジングの下側から挿入する際、リング部材が一旦縮径した後に復元してハウジングの内周面側に係合する。これにより、スクリュー頭部保持部材をスムーズにハウジング内に挿入できるとともに、スクリュー頭部保持部材を容易にハウジングに係合することができる。従って、組立性に優れた脊椎インプラントを提供できる。
従って、この構成によると、小型化されたハウジングを骨スクリューの径によらず共通化でき、且つ組立性に優れた脊椎インプラントを提供できる。
(2)好ましくは、前記筒状部は、上下方向に延びるように形成された切り欠き部が該筒状部を周方向に分断することにより上下方向から視てC字状に形成されている。
この構成では、筒状部に切り欠き部を形成することで、縮径及び拡径が可能な筒状部を容易に形成することができる。
(3)好ましくは、前記筒状部には、下端部から上端部手前まで延びるスリット部が形成されている。
この構成では、筒状部に複数のスリット部を形成することで、縮径及び拡径が可能な筒状部を形成することができる。すなわち、この構成によれば、スクリュー頭部保持部材の形状の豊富化を図ることができる。
(4)好ましくは、前記ハウジングの内周面は、前記筒状部の外周面を囲むように設けられている。
この構成では、スクリュー頭部が筒状部から下方へ抜けようとしても、該筒状部の外周面が、ハウジングの内周面によって覆われているために大きく拡径しない。これにより、スクリュー頭部がハウジングから抜けてしまうことを防止できる。
(5)好ましくは、前記ハウジングには、前記スクリュー頭部を保持した状態の前記スクリュー頭部保持部材が該ハウジングの下側から挿入された状態において、前記スクリュー頭部保持部材の上端部に上下方向において対向する対向部が形成されている。
この構成では、脊椎インプラントの組立時において、スクリュー頭部を保持した状態のスクリュー頭部保持部材をハウジングの下側から挿入したときに、該スクリュー頭部保持部材の上端部がハウジングの対向部に突き当たる。すなわち、この構成によれば、脊椎インプラントの組立時において、スクリュー頭部を保持した状態のスクリュー頭部保持部材を、ハウジングの上側からは挿入不能であってハウジングの下側からのみ挿入可能な脊椎インプラントを提供できる。
(6)好ましくは、前記リング部材は、該リング部材の内周部分が前記環状溝部に嵌まり込み且つ該リング部材の外周部分が前記ハウジングの内周面側に係合した状態において、その内径が前記筒状部の外径よりも小さく、且つその外径が前記筒状部の外径よりも大きくなるように形成されている。
この構成では、上下方向から視た場合におけるリング部材が、スクリュー頭部保持部材及びハウジングの双方に跨るように配置される。そうすると、ハウジングがスクリュー頭部保持部材から離脱しようとしても、ハウジングがリング部材によってスクリュー頭部保持部材に引っ掛かる。これにより、スクリュー頭部保持部材に対するハウジングの離脱を適切に防止できる。
(7)好ましくは、前記インサートには、前記ハウジングの内周面側に係合するインサート側係合部が形成され、該インサート側係合部が前記ハウジングの内周面側に係合することにより、前記インサートの前記ハウジングに対する周方向の移動が規制される。
この構成では、ハウジング内におけるインサートの位置を、容易に固定することができる。
(8)好ましくは、前記筒状部における前記スクリュー頭部を挟んで保持する部分は、凹状の球面状に形成され、その曲率半径が前記スクリュー頭部の半径と同じとなるように形成されている。
この構成によれば、スクリュー頭部が筒状部の内側に収容された状態において、該スクリュー頭部と筒状部とが密着しやすくなる。すなわち、この構成によれば、スクリュー頭部を筒状部内で保持しやすくなる。
(9)好ましくは、前記脊椎インプラントは、前記骨スクリューを更に備えている。
この構成では、スクリュー径の大きさに関係なく小型のハウジングを共通化可能であり、且つ組立性に優れた脊椎インプラントであって、骨スクリューを更に備えた脊椎インプラントを構成することができる。
本発明によると、小型化されたハウジングを骨スクリューの径によらず共通化でき、且つ組立性に優れた脊椎インプラントを提供できる。
本実施形態に係る脊椎インプラントの分解斜視図であって、該脊椎インプラントによって脊椎に固定される固定ロッドとともに示す図である。 図1に示す脊椎インプラントの使用態様を模式的に示す図である。 脊椎インプラントを縦方向に切断した部分断面図である。 脊椎インプラントを縦方向に切断した部分断面図であって、図3とは異なる位置で切断した部分断面図である。 ハウジングの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図5(C)のVD-VD線における断面図である。 ワッシャーの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図6(C)のVID-VID線における断面図である。 Cリングの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は図7(B)のVIIC-VIIC線における断面図である。 インサートの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図8(C)のVIIID-VIIID線における断面図である。 脊椎インプラントの組立工程を示すフローチャートである。 患者の脊椎に固定ロッドを固定する手順を示すフローチャートである。 変形例に係る脊椎インプラントのワッシャーの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図11(C)のXID-XID線における断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。本発明は、複数の脊椎を互いに固定する固定ロッドを保持するための脊椎インプラントに広く適用できる。
図1は、本実施形態に係る脊椎インプラント1の分解斜視図であって、該脊椎インプラント1によって脊椎Lに固定される固定ロッドRとともに示す図である。また、図2は、図1に示す脊椎インプラント1の使用態様を模式的に示す図である。また、図3は、脊椎インプラント1を縦方向に切断した部分断面図である。また、図4は、脊椎インプラント1を縦方向に切断した部分断面図であって、図3とは異なる位置で切断した部分断面図である。
脊椎インプラント1は、脊椎固定術において用いられる器具である。脊椎インプラント1は、図1に示すように、スクリュー2と、ハウジング3と、ワッシャー4(スクリュー頭部保持部材)と、インサート5と、セットスクリュー6と、Cリング7(リング部材)とを備えている。脊椎インプラント1では、スクリュー2、ハウジング3、ワッシャー4、インサート5、セットスクリュー6、及びCリング7が互いに組み合わせられて力を及ぼし合うことにより、固定ロッドRが脊椎インプラント1に対して固定される。
図2を参照して、各脊椎インプラント1は、隣接する複数の脊椎Lのそれぞれに対して各脊椎インプラント1のスクリュー2が螺合されることにより、各脊椎Lに対して固定される。そして、図2のように各脊椎Lに固定された脊椎インプラント1の全てに跨るように固定ロッドRが架け渡され、その状態において、セットスクリュー6がハウジング3に固定される。これにより、正常な位置及び状態に戻された各脊椎Lを互いに固定することができるため、患者の腰骨を所定の状態に維持し、腰にかかる負担を軽減することができる。
[脊椎インプラントを構成する各要素の構成]
スクリュー2は、図1を参照して、スクリュー本体部2a及びスクリュー頭部2bを有し、これらが一体に形成されている。スクリュー本体部2aは、その外周部分に雄ネジが形成されたネジ部として設けられている。スクリュー頭部2bは、略球状に形成された部分であって、スクリュー本体部2aの先端部(脊椎Lに埋設される側の部分)と反対側の部分(基端部)と一体に設けられている。
図5は、ハウジング3の形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図5(C)のVD-VD線における断面図である。ハウジング3は、スクリュー頭部2bに対して回転自在に取り付けられる部材である。ハウジング3は、図1、及び図3から図5を参照して、略円筒状に形成された部分である基部11と、該基部11から上方に延びる一対のタブ部12とを有し、これらが一体に形成されている。一対のタブ部12の間には、内側に固定ロッドRが配置される一対のスリット部13が形成されている。
基部11には、図3、図4、及び図5(D)を参照して、該基部11の内周面におけるタブ部12側の部分を環状に延びるハウジング側環状溝部14が形成されている。このハウジング側環状溝部14には、詳しくは後述するCリング7が係合する。また、このハウジング側環状溝部14における下方へ向かう面17は、詳しくは後述するワッシャー4の上端面28に上下方向において対向する対向面17(対向部)として設けられている。
各タブ部12の内側面における上側の部分には、当該部分を上下方向に沿って螺旋状に延びる雌ネジ15が形成されている。この雌ネジ15には、セットスクリュー6が螺合する。
また、各タブ部12の内周面における、前記雌ネジ15が形成された部分よりもやや下側の部分には、凹部16が形成されている。この凹部16には、詳しくは後述するインサート5の凸部が係合する。
図6は、ワッシャー4の形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図6(C)のVID-VID線における断面図である。
ワッシャー4は、ハウジング3からスクリュー頭部2bが離脱してしまうことを防止するための部材であって、ハウジング3内において、該ハウジング3の内周面側とCリング7を介して係合している。ワッシャー4は、略円筒状に形成された筒状部21によって構成されている。本実施形態では、ワッシャー4は、1つの部材によって構成されている。
筒状部21は、上下方向に開口する略筒状の部分として形成されている。筒状部21には、該筒状部21の周壁部分における一部を上下方向に延びる切り欠き部22が形成されている。この切り欠き部22により、該筒状部21は周方向に分断され、上下方向から視てC字状に形成される。筒状部21の上端面28(上端部)は、水平方向に拡がるC字状の平坦面によって構成されている。
筒状部21の内周面における上端部分を除く部分は、凹状の球面状に形成された凹状球面部23として設けられている。凹状球面部23の曲率半径は、スクリュー頭部2bの半径と同じとなるように設定されている。
また、筒状部21には、筒状部側環状溝部24が形成されている。筒状部側環状溝部24は、筒状部21の外周面における上端部分を環状に延びる溝によって形成されている。この筒状部側環状溝部24には、Cリング7が嵌まり込む。
また、ワッシャー4には、支持部25が形成されている。
支持部25は、筒状部21の内周の下端部分において該筒状部21の内周側へ窄まるように形成された部分である。支持部25は、ワッシャー4の内部にスクリュー頭部2bが保持された状態において、スクリュー頭部2bを下側から支持することにより、ワッシャー4がスクリュー頭部2bから抜けてしまうのを防止するためのものである。
図7は、Cリング7の形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は図7(B)のVIIC-VIIC線における断面図である。
Cリング7は、平面視でC字状に形成された金属製の弾性変形可能な部材である。Cリング7の横断面形状は、図7(C)を参照して、上下方向に扁平な略矩形状であって、その4つの角部のうちCリング7の径方向外側の1つの角部に面取り部7aが形成されている。Cリング7は、該Cリング7に対して径方向外側への力が作用すると該Cリング7の隙間Dが離間して拡径する。一方、Cリング7は、該Cリング7に対して径方向内側への力が作用すると該Cリング7の隙間Dが近接して縮径する。すなわち、Cリング7は、弾性変形可能に構成されている。
図8は、インサート5の形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図8(C)のVIIID-VIIID線における断面図である。インサート5は、ハウジング3内に収容される部材であって、固定ロッドRによって上側から押えつけられることによりスクリュー頭部2bを上側から押圧する部材である。インサート5は、筒状に形成された基部31と、該基部31から上方に延びる一対の壁部32とを有し、これらが一体に形成されている。
基部31は、上下方向に貫通する貫通孔33が形成された部分である。基部31の下側には、スクリュー頭部2bの上側の部分が嵌まり込む曲面状に形成された下側曲面部34が形成されている。また、基部31の上側には、固定ロッドRの下側が嵌まり込む曲面状に形成された上側曲面部35が形成されている。
一対の壁部32は、互いに対向するように設けられている。該一対の壁部32の間の部分には、固定ロッドRが挟まれて保持される。また、各壁部32の上端部における外側の部分には、該部分から外側へ突出する凸部36が形成されている。これらの凸部36は、ハウジング3の凹部16と係合するインサート側係合部として設けられている。
セットスクリュー6は、図1を参照して、外周に雄ネジが形成された、上下方向に扁平なネジとして設けられている。セットスクリュー6は、ハウジング3に形成された雌ネジ15に螺合する。
[脊椎インプラントの組立工程について]
図9は、脊椎インプラント1の組立工程を示すフローチャートである。以下では、図9等を参照して、脊椎インプラント1の組立工程について説明する。
まず、ステップS1では、ワッシャー4がスクリュー頭部2bに係合される。具体的には、図1、図3、及び図6を参照して、スクリュー頭部2bがワッシャー4の下側から上方へ挿入される。その際、スクリュー頭部2bが、筒状部21の下端部に形成された支持部25を押し広げながら筒状部21内に挿入される。その際、筒状部21に形成された切り欠き部22の隙間が大きくなることにより拡径する。そして、スクリュー頭部2bがワッシャー4内部に収容されると、切り欠き部22の隙間が元に戻ることにより筒状部21が復元する。これにより、支持部25がスクリュー頭部2bの下側に潜り込んで、該支持部25が下側からスクリュー頭部2bを支持する。
次に、ステップS2では、Cリング7がワッシャー4の環状溝部24に係合される。具体的には、図1、図3、図4、図6、及び図7を参照して、組立作業者によって径方向外側への力が加えられることにより拡径したCリング7がワッシャー4の環状溝部24に配置され、その状態において組立作業者によるCリング7への拡径力が解除される。これにより、Cリング7が環状溝部24において復元し、環状溝部24に嵌り込んだ状態となる。
次に、ステップS3では、スクリュー頭部2bが内部に収容された状態のワッシャー4がハウジング3内に係合される。具体的には、図1、図3、図5〜図7を参照して、ハウジング3の下側から、スクリュー頭部2bが内部に収容され且つ環状溝部24にCリング7が嵌合した状態のワッシャー4が挿入される。その際、Cリング7がハウジング3の内周面によって内側へ押されて縮径した状態で、ワッシャー4がハウジング3内に挿入される。そして、Cリング7がハウジング3の内周面に形成されたハウジング側環状溝部14に到達するとCリング7が復元し、Cリング7がハウジング側環状溝部14と係合する。これにより、ワッシャー4とハウジング3とが係合する。
次に、ステップS4では、インサート5がハウジング3内に挿入される。その際、インサート5は、インサート5に形成された各凸部36とハウジング3に形成された各凹部16とが上下方向に揃った状態で、各凸部36が各凹部16に到達するまで、ハウジング3内に挿入される。これにより、各凸部36と各凹部16とが係合するため、インサート5がハウジング3内において固定される。この状態において、インサート5の下側曲面部34は、スクリュー頭部2bの上側の部分と接触した状態となっている。
脊椎インプラント1は、上述のようにして組み立てられた状態において、ハウジング3、及び該ハウジング3内に収容された状態のワッシャー4及びインサート5は、スクリュー頭部2bに対して回転自在となっている。
[固定ロッドの固定手順について]
図10は、患者の脊椎Lに固定ロッドRを固定する手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS5では、骨スクリュー2のスクリュー本体部2aが、固定対象となる患者の複数の脊椎のそれぞれに対して、ドライバー等によってねじ込まれて固定される。
次に、ステップS6では、固定ロッドRが、ハウジング3内のインサート5上部に配置される。このとき、固定ロッドRは、ハウジング3に形成された一対のスリット部13を通過するように、ハウジング3内に挿入される。これにより、固定ロッドRは、インサート5における一対の壁部32の間の部分であって、インサート5の上側曲面部35に配置される。
最後に、ステップS7では、ハウジング3に対してセットスクリュー6が締め込まれる。その際、セットスクリュー6は、固定ロッドRを下方へ押圧する位置となるまで徐々に前進し、その下端部が固定ロッドRに当接し、該固定ロッドRを下方へ押圧する。このとき、スクリュー頭部2bは、固定ロッドR及びインサート5を介してセットスクリュー6に押圧された状態となっている。
上述のような状態において、セットスクリュー6を更に締め込むと、骨スクリュー2が脊椎Lに螺合して固定されているため、ハウジング3及びワッシャー4が、相対的な上下位置の関係が維持された状態のセットスクリュー6、固定ロッドR、インサート5、及び骨スクリュー2に対して、相対的に上方へ引き上げられる。このとき、ワッシャー4の支持部25がスクリュー頭部2bの下側に引っ掛かり、ハウジング3が、セットスクリュー6とスクリュー頭部2bとの間で挟まれて保持された状態となる。これにより、スクリュー頭部2bに対するハウジング3の抜けが防止されつつ、骨スクリュー2に対する固定ロッドRの位置及び姿勢が固定される。
そして、脊椎固定術では、各脊椎に固定された脊椎インプラント1のそれぞれに対して、上述したステップS5からステップS7の工程が行われることにより、複数の脊椎Lを固定ロッドRによって互いに固定することができる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る脊椎インプラント1では、ワッシャー4、Cリング7、ハウジング3、及びインサート5が相互に力を及ぼし合し、これらが患者の各脊椎Lに固定された骨スクリュー2に対してロッドRを固定することにより、患者の脊椎Lを互いに対して固定する。
具体的には、脊椎インプラント1では、スクリュー頭部2bを保持した状態のワッシャー4がハウジング3に収容された状態において、Cリング7によってハウジング3に係合している。また、脊椎インプラント1では、ハウジング3内に配置されたインサート5が、前記ハウジング3に螺合するセットスクリュー6によってハウジング3に固定される固定ロッドRの押圧力を受けて前記スクリュー頭部2bを下方へ押圧することにより、ハウジング3をスクリュー頭部2bに固定している。これにより、骨スクリュー2に対する固定ロッドRの位置及び姿勢を固定できる。そして、固定対象となる患者の複数の脊椎Lのそれぞれに対して固定された骨スクリュー2の全てに跨るように、上述のように固定ロッドRを固定することで、患者の脊椎Lが互いに固定される。
また、脊椎インプラント1では、ワッシャー4の筒状部21に形成された支持部25がスクリュー頭部2bを下側から支持している。これにより、スクリュー頭部2bがハウジング3から抜けてしまうことを、ワッシャー4によって防止できる。しかも、脊椎インプラント1では、支持部25が形成された筒状部21が拡径可能に構成されているため、脊椎インプラント1の組立時においてスクリュー頭部2bをワッシャー4の下側から挿入することにより、スクリュー頭部2bを筒状部21内に収容することができる。
例えば、骨スクリューをワッシャー(或いはハウジング)の上側から挿入することにより組み立てられる脊椎インプラントの場合、骨スクリューのスクリュー径の大きさに応じてハウジングの大きさを設定する必要があるため、ハウジングを共通化できない。また、ハウジングを共通化しようとした場合、ハウジングのサイズが大型化してしまう。
これに対して、脊椎インプラント1によれば、筒状部21を径方向に弾性変形可能な(拡径及び縮径可能な)構成とすることにより、スクリュー頭部2bをワッシャー4の下側から挿入可能、且つ該スクリュー頭部2bを保持した状態のワッシャー4をハウジング3の下側から挿入可能な組立工程とした。これにより、組立時にスクリュー本体部2aをハウジング3に挿通させる必要がなくなるため、スクリュー径によらず小型化されたハウジング3を共通化して使用することができる。
また、脊椎インプラント1のように、径方向に弾性変形可能なCリング7が、ワッシャー4の外周面に形成された環状溝部24に嵌まり込む構成とすることで、脊椎インプラント1の組立時においてスクリュー頭部2bを内部に保持した状態のワッシャー4をハウジング3の下側から挿入する際、Cリング7が一旦縮径した後に復元してハウジング3の内周面側に係合する。これにより、ワッシャー4をスムーズにハウジング3内に挿入できるとともに、ワッシャー4を容易にハウジング3に係合することができる。従って、組立性に優れた脊椎インプラントを提供できる。
従って、脊椎インプラント1によると、小型化されたハウジング3を骨スクリュー2の径によらず共通化でき、且つ組立性に優れた脊椎インプラントを提供できる。
また、脊椎インプラント1では、筒状部21に切り欠き部22を形成することで、縮径及び拡径が可能な筒状部21を容易に形成することができる。
また、脊椎インプラント1では、スクリュー頭部2bが筒状部21から下方へ抜けようとしても、該筒状部21の外周面が、ハウジング3の内周面によって覆われているために大きく拡径しない。これにより、スクリュー頭部2bがハウジング3から抜けてしまうことを防止できる。
また、脊椎インプラント1では、該脊椎インプラント1の組立時において、スクリュー頭部2bを保持した状態のワッシャー4をハウジング3の下側から挿入したときに、該ワッシャー4の上端面28がハウジング3の対向面17に突き当たる。すなわち、脊椎インプラント1によれば、該脊椎インプラント1の組立時において、スクリュー頭部2bを保持した状態のワッシャー4を、ハウジング3の上側からは挿入不能であってハウジング3の下側からのみ挿入可能な脊椎インプラント1を提供できる。
また、脊椎インプラント1では、上下方向から視た場合におけるCリング7が、ワッシャー4及びハウジング3の双方に跨るように配置される。そうすると、ハウジング3がワッシャー4から離脱しようとしても、ハウジング3がCリング7によってワッシャー4に引っ掛かる。これにより、ワッシャー4に対するハウジング3の離脱を適切に防止できる。
また、脊椎インプラント1では、ハウジング3内におけるインサート5の位置を、容易に固定することができる。
また、脊椎インプラント1によれば、スクリュー頭部2bが筒状部21の内側に収容された状態において、該スクリュー頭部2bと筒状部21とが密着しやすくなる。すなわち、この構成によれば、スクリュー頭部2bを筒状部21内で保持しやすくなる。
また、脊椎インプラント1では、スクリュー径の大きさに関係なく小型のハウジング3を共通化可能であり、且つ組立性に優れた脊椎インプラント1であって、骨スクリュー2を更に備えた脊椎インプラント1を構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。例えば、次のように変更して実施してもよい。
[変形例]
(1)図11は、変形例に係る脊椎インプラントのワッシャー4aの形状を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は図11(C)のXID-XID線における断面図である。本変形例に係る脊椎インプラントのワッシャー4aは、上記実施形態に係る脊椎インプラント1のワッシャー4と比べて、切り欠き部22が省略され、且つ複数のスリット部26が形成された構成となっている。以下では、本変形例のワッシャー4aについて、上記実施形態のワッシャー4と異なる点について説明し、その他の部分については説明を省略する。
複数のスリット部26は、ワッシャー4aの筒状部21aに形成されている。スリット部26は、ワッシャー4aの下端から該ワッシャー4aの上端部の手前まで延びるように形成されている。これにより、周方向に隣接するスリット部26の間の部分には、片状部27が形成される。
そして、筒状部21aでは、脊椎インプラントの組立時においてスクリュー頭部2bが下側から挿入される際、スクリュー頭部2bによって各片状部27が外側へ押し広げられてスリット部26の隙間が大きくなるため、筒状部21aが全体的に拡径する。そして、スクリュー頭部2bがワッシャー4内部に収容されると、片状部27が復元して元の位置に戻る。これにより、上記実施形態の場合と同様、支持部25がスクリュー頭部2bの下側に潜り込んで、該支持部25が下側からスクリュー頭部2bを支持する。
以上、本変形例のように筒状部21aに複数のスリット部26を形成することによっても、下側からスクリュー頭部2bが挿入される際に一旦拡径した後に復元して縮径する筒状部を構成することができる。すなわち、本変形例によれば、脊椎インプラント1の形状の豊富化を図ることができる。
(2)上記実施形態及び変形例では、筒状部の形状をC字状、或いは複数のスリット部26が形成された形状としたが、これらに限らない。具体的には、筒状部は、脊椎インプラント1の組立時にスクリュー頭部2bが下側から挿入される際に一旦拡径した後に復元して縮径するような構成であれば、どのような構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、筒状部21の内周面に形成された凹状球面部23の曲率半径がスクリュー頭部2bの半径と同じとなるように形成されたが、これに限らず、凹状球面部23の曲率半径は、スクリュー頭部2bの半径を超過していてもよく、又はスクリュー頭部2bの半径未満であってもよい。
本発明は、複数の脊椎を互いに固定する固定ロッドを保持するための脊椎インプラントとして、広く適用することができる。
1 脊椎インプラント
2 骨スクリュー
2a スクリュー本体部
2b スクリュー頭部
3 ハウジング
4,4a ワッシャー(スクリュー頭部保持部材)
5 インサート
6 セットスクリュー
7 Cリング(リング部材)
21 筒状部
24 筒状部側環状溝部(環状溝部)
25 支持部
L 脊椎
R 固定ロッド(ロッド)

Claims (9)

  1. 脊椎に対してロッドを固定するための脊椎インプラントであって、
    外周面に雄ネジが形成されたスクリュー本体部が脊椎に螺合して固定される骨スクリューのスクリュー頭部を外側から保持する筒状に形成されるとともに、前記スクリュー頭部を基準とした前記スクリュー本体部が延びる方向を下側とした場合における、前記スクリュー頭部を下側から支持する支持部が形成され、径方向に弾性変形可能な筒状部、を有するスクリュー頭部保持部材と、
    前記スクリュー頭部保持部材の外周面に形成された環状溝部に嵌まり込むC字状に形成され、径方向に弾性変形可能なリング部材と、
    前記スクリュー頭部を保持した状態の前記スクリュー頭部保持部材を内部に収容し、前記環状溝部に嵌まり込んだ前記リング部材が内周面側に係合するハウジングと、
    前記ハウジング内における前記スクリュー頭部上方に配置され、前記ハウジングに螺合するセットスクリューによって押圧される前記ロッドの押圧力を受けて前記スクリュー頭部を下方へ押さえつけることにより前記ハウジングを前記スクリュー頭部に固定するインサートと、
    を備えていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  2. 請求項1に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記筒状部は、上下方向に延びるように形成された切り欠き部が該筒状部を周方向に分断することにより上下方向から視てC字状に形成されていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  3. 請求項1に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記筒状部には、下端部から上端部手前まで延びるスリット部が形成されていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記ハウジングの内周面は、前記筒状部の外周面を囲むように設けられていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記ハウジングには、前記スクリュー頭部を保持した状態の前記スクリュー頭部保持部材が該ハウジングの下側から挿入された状態において、前記スクリュー頭部保持部材の上端部に上下方向において対向する対向部が形成されていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記リング部材は、該リング部材の内周部分が前記環状溝部に嵌まり込み且つ該リング部材の外周部分が前記ハウジングの内周面側に係合した状態において、その内径が前記筒状部の外径よりも小さく、且つその外径が前記筒状部の外径よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記インサートには、前記ハウジングの内周面側に係合するインサート側係合部が形成され、該インサート側係合部が前記ハウジングの内周面側に係合することにより、前記インサートの前記ハウジングに対する周方向の移動が規制されることを特徴とする、脊椎インプラント。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記筒状部における前記スクリュー頭部を挟んで保持する部分は、凹状の球面状に形成され、その曲率半径が前記スクリュー頭部の半径と同じとなるように形成されていることを特徴とする、脊椎インプラント。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の脊椎インプラントにおいて、
    前記骨スクリューを更に備えていることを特徴とする、脊椎インプラント。
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