JP2017038458A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性の悪化を抑制しつつ、高出力化を図ることができるモータを提供する。【解決手段】ステータ20は、ランデル型構造をなす第1及び第2内周側ステータ部21x,21yと、同じくランデル型構造をなす第1及び第2外周側ステータ部31x,31yとを備え、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yは、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの内周側にそれぞれ配置される。ロータ10は、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yの内周側にそれぞれ対向配置された内周側磁石12,13と、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの外周側にそれぞれ対向配置された外周側磁石14,15とを備える。そして、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yと第1及び第2外周側ステータ部31x,31yとの間には、ステータ20の軸方向一側から他側にかけて連通する通風路Sが設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示すように、所謂ランデル型構造のステータと、該ステータと径方向に対向する永久磁石を磁極としたロータとを備えたモータが知られている。ランデル型構造のステータは、周方向に複数の爪状磁極を有する環状のステータコアを対で用い、対のステータコアの各爪状磁極が周方向に交互となるように組み合わされるとともに、その対のステータコアの軸方向間にコイル部を配置し、各爪状磁極を互いに異なる磁極として機能させるようになっている。
特開2007−181303号公報
上記のようなモータにおいて、高出力化を図るべく、上記のランデル型構造のステータとロータの永久磁石の組をモータ径方向に複数並設した場合、複数のステータからの発熱によってモータが高温となり、それが原因でモータ性能の悪化を招くおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、放熱性の悪化を抑制しつつ、高出力化を図ることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、ステータで生じる回転磁界を受けてロータが回転するモータであって、前記ステータは、内周側ステータ部と、該内周側ステータ部の外周側に配置された外周側ステータ部とを備え、前記内周側ステータ部及び前記外周側ステータ部はそれぞれ、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有し互いの爪状磁極が周方向に交互となる態様で組み付けられる一対のステータコアと、該一対のステータコアの軸方向間に配置され前記爪状磁極を磁極として機能させる巻線とを備え、前記ロータは、前記内周側ステータ部の内周側に配置され該内周側ステータ部の前記爪状磁極と径方向に対向する内周側磁石と、前記外周側ステータ部の外周側に配置され該外周側ステータ部の前記爪状磁極と径方向に対向する外周側磁石とを備え、前記内周側ステータ部と前記外周側ステータ部との間には、前記ステータの軸方向一側から他側にかけて連通する通風路が設けられた。
この構成によれば、ステータの内周側及び外周側でロータの磁石との対向面積(ギャップ面積)をかせいで高出力化を図りつつも、内周側ステータ部と外周側ステータ部との間に通風路を設けることで該通風路から放熱が促され、それにより、放熱性の悪化を抑制することができる。また、内周側モータユニットが外周側モータユニットの内周側に配置されるため、モータの内周部分のデッドスペースを小さく構成することが可能となる。従って、デッドスペースを小さくしてモータの大型化も抑制できる。
上記モータにおいて、前記内周側ステータ部と前記外周側ステータ部とは、径方向において隙間を介して配置され、径方向において互いに間隔を空けて対向する前記内周側ステータ部の外周面と前記外周側ステータ部の内周面とが前記通風路を構成していることが好ましい。
この構成によれば、内周側ステータ部と外周側ステータ部とを径方向に間隔を空けて配置するだけの簡単な構成で通風路を形成することができる。
上記モータにおいて、前記通風路を構成する前記内周側ステータ部の外周面及び前記外周側ステータ部の内周面の少なくとも一方には、多数の凹凸が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、通風路の表面積が増加するため、通風路からの放熱性を向上させることができる。
上記モータにおいて、前記内周側ステータ部と前記内周側磁石とからなる内周側モータユニット、及び前記外周側ステータ部と前記外周側磁石とからなる外周側モータユニットはそれぞれ、軸方向に複数並設されたことが好ましい。
この構成によれば、内周側及び外周側モータユニットがそれぞれ複数並設されるため、モータの更なる高出力化に寄与できる。
本発明のモータによれば、放熱性の悪化を抑制しつつ、高出力化を図ることができる。
実施形態のモータの斜視断面図である。 同形態のモータの分解斜視図である。 同形態のステータの分解斜視図である。 同形態の内周側ステータ部の分解斜視図である。 同形態の外周側ステータ部の分解斜視図である。 同形態のステータの平面図である。 別例のステータの平面図である。
以下、モータの実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータMはブラシレスモータであって、車両用のブロワ装置に用いられるものである。モータMは、図示しないハウジング側の支軸に回転可能に支持されるロータ10と、前記ハウジングに固定されるステータ20とを備えている。
[ロータの構成]
図1及び図2に示すように、ロータ10は、磁性体よりなるロータコア11と、ロータコア11に固着された内周側磁石12,13及び外周側磁石14,15とを備えている。
ロータコア11は、ロータ10の軸線Lを中心とする円筒状をなす内周側円筒部16と、軸線Lを中心とする円筒状をなし、内周側円筒部16よりも外周側に位置する外周側円筒部17と、内周側円筒部16と外周側円筒部17の軸方向一端を繋ぐ上底部18とを有している。上底部18は、軸線Lに対して垂直をなす略平板状に形成されている。また、上底部18における外周縁付近には、複数の通風孔18aが周方向に沿って複数形成されている。
ロータコア11は、内周側円筒部16の内周面が前記支軸に対して軸受(図示略)を介して回転可能に支持される。また、ロータコア11には、上底部18と軸方向に対向する送風ファン(図示略)が装着されており、該送風ファンが軸線Lを中心としてロータコア11と一体回転するように構成される。
内周側円筒部16の外周面には、A相用の内周側磁石12と、B相用の内周側磁石13とが固着されている。内周側磁石12,13は軸方向に並んで配置されており、内周側磁石12は後述の第1内周側ステータ部21xと径方向に対向し、内周側磁石13は後述の第2内周側ステータ部21yと径方向に対向するようになっている。各内周側磁石12,13は径方向に磁化され、N極・S極が周方向において等間隔に交互に構成されている。
外周側円筒部17の内周面には、A相用の外周側磁石14と、B相用の外周側磁石15とが固着されている。外周側磁石14,15は軸方向に並んで配置されており、外周側磁石14は後述の第1外周側ステータ部31xと径方向に対向し、外周側磁石15は後述の第2外周側ステータ部31yと径方向に対向するようになっている。各外周側磁石14,15は径方向に磁化され、N極・S極が周方向において等間隔に交互に構成されている。
これら各内周側磁石12,13及び各外周側磁石14,15の極数は互いに同数であって、本実施形態では12である。つまり、本実施形態のロータ10は12極で構成されている。なお、内周側磁石12,13及び外周側磁石14,15はそれぞれ1つの円筒磁石として形成してもよいし、磁極毎に分割された複数の磁石から構成してもよい。
[ステータの構成]
内周側磁石12,13と外周側磁石14,15との径方向間に配置されたステータ20は、それぞれ円環状をなす第1内周側ステータ部21x、第2内周側ステータ部21y、第1外周側ステータ部31x、及び第2外周側ステータ部31yを備えている。
本実施形態では、第1内周側ステータ部21x及び第1外周側ステータ部31xはA相用とされ、それらには同相(A相)の駆動電流が供給される。また、第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yはB相用とされ、それらには同相(B相)の駆動電流が供給される。
第1及び第2内周側ステータ部21x,21yは、互いに同一構成、同一形状をなし、軸方向に並設されている。なお、第2内周側ステータ部21yが軸方向の前記上底部18側(図1及び図2において上側)に配置され、第1内周側ステータ部21xがロータコア11の軸方向開放端側(図1及び図2において下側)に配置される。
第1及び第2外周側ステータ部31x,31yは、互いに同一構成、同一形状をなし、軸方向に並設されている。また、第1外周側ステータ部31xは、第1内周側ステータ部21xの外周側に配置され、第2外周側ステータ部31yは、第2内周側ステータ部21yの外周側に配置されている。
なお、各ステータ部21x,21y,31x,31yの支持構造としては、第1内周側ステータ部21x及び第1外周側ステータ部31xが前記ハウジングに支持され、第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yが第1内周側ステータ部21x及び第1外周側ステータ部31xにそれぞれ支持されるようになっている。
上記のような構成のモータMでは、図1に示すように、第1内周側ステータ部21xは、その内周側に配置された内周側磁石12と径方向に対向するように配置され、それら第1内周側ステータ部21x及び内周側磁石12が第1内周側モータユニットU1を構成している。
また、第2内周側ステータ部21yは、その内周側に配置された内周側磁石13と径方向に対向するように配置され、それら第2内周側ステータ部21y及び内周側磁石13が第2内周側モータユニットU2を構成している。
また、第1外周側ステータ部31xは、その外周側に配置された外周側磁石14と径方向に対向するように配置され、それら第1外周側ステータ部31x及び外周側磁石14が第1外周側モータユニットU3を構成している。
そして、第2外周側ステータ部31yは、その外周側に配置された外周側磁石15と径方向に対向するように配置され、それら第2外周側ステータ部31y及び外周側磁石15が第2外周側モータユニットU4を構成している。
図3及び図4に示すように、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yはそれぞれ、互いに同一形状を有する一対のステータコア(第1ステータコア22及び第2ステータコア23)と、該一対のステータコア22,23の間に配置された巻線24とを備えている。
各ステータコア22,23は、円筒状をなす円筒部25と、その円筒部25から内周側に延出された複数(本実施形態では6つ)の爪状磁極とを備えている。なお、第1ステータコア22に形成された爪状磁極を第1爪状磁極26とし、第2ステータコア23に形成された爪状磁極を第2爪状磁極27とする。各爪状磁極26,27は、互いに同一形状をなしている。また、各第1爪状磁極26は周方向において等間隔(60度間隔)に設けられ、各第2爪状磁極27も同様に周方向において等間隔(60度間隔)に設けられている。
各爪状磁極26,27は、円筒部25から径方向内側に延出されるとともに軸方向を向くように直角に屈曲形成されている。ここで、各爪状磁極26,27において、円筒部25から径方向内側に延出した部分を径方向延出部28といい、軸方向に屈曲された先端部分を磁極部29という。径方向延出部28は、内周側ほど周方向幅が狭くなるように形成されている。磁極部29の内周面(径方向内側面)は、軸線Lを中心とする円弧面に形成されている。
なお、第1及び第2爪状磁極26,27は、径方向延出部28に対して磁極部29を直角に屈曲することで成形してもよく、また、鋳造によって径方向延出部28と磁極部29とを一体に成形してもよい。
上記構成の第1及び第2ステータコア22,23は、それらの第1及び第2爪状磁極26,27(磁極部29)が軸方向において互いに反対方向を向くように組み付けられる(図3参照)。また、この組付状態において、第1爪状磁極26の磁極部29と、第2爪状磁極27の磁極部29とが周方向等間隔に交互に配置される。また、第1及び第2ステータコア22,23は、それらの円筒部25同士が軸方向に当接されて互いに固定されている。
また、この組付状態において、第1及び第2ステータコア22,23の軸方向の間には巻線24が介在されている。なお、巻線24と第1及び第2ステータコア22,23との間には、図示しない絶縁部材が介装されている。巻線24は、ステータ20の周方向に沿った円環状をなしている。また、巻線24は、軸方向においては第1爪状磁極26の径方向延出部28と第2爪状磁極27の径方向延出部28との間に配置されるとともに、径方向においては各ステータコア22,23の円筒部25と各爪状磁極26,27の磁極部29との間に配置されている。
図3及び図5に示すように、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yはそれぞれ、互いに同一形状を有する一対のステータコア(第3ステータコア32及び第4ステータコア33)と、該一対のステータコア32,33の間に配置された巻線34とを備えている。
各ステータコア32,33は、円筒状をなす円筒部35と、その円筒部35から外周側に延出された複数(本実施形態では6つ)の爪状磁極とを備えている。なお、第3ステータコア32に形成された爪状磁極を第3爪状磁極36とし、第4ステータコア33に形成された爪状磁極を第4爪状磁極37とする。各爪状磁極36,37は、互いに同一形状をなしている。また、各第3爪状磁極36は周方向において等間隔(60度間隔)に設けられ、各第4爪状磁極37も同様に周方向において等間隔(60度間隔)に設けられている。
各爪状磁極36,37は、円筒部35から径方向外側に延出されるとともに軸方向を向くように直角に屈曲形成されている。ここで、各爪状磁極36,37において、円筒部35から径方向外側に延出した部分を径方向延出部38といい、軸方向に屈曲された先端部分を磁極部39という。径方向延出部38は、外周側ほど周方向幅が狭くなるように形成されている。磁極部39の外周面(径方向外側面)は、軸線Lを中心とする円弧面に形成されている。
なお、第3及び第4爪状磁極36,37は、径方向延出部38に対して磁極部39を直角に屈曲することで成形してもよく、また、鋳造によって径方向延出部38と磁極部39とを一体に成形してもよい。
上記構成の第3及び第4ステータコア32,33は、それらの第3及び第4爪状磁極36,37(磁極部39)が軸方向において互いに反対方向を向くように組み付けられる(図3参照)。また、この組付状態において、第3爪状磁極36の磁極部39と、第4爪状磁極37の磁極部39とが周方向等間隔に交互に配置される。また、第3及び第4ステータコア32,33は、それらの円筒部35同士が軸方向に当接されて互いに固定されている。
また、この組付状態において、第3及び第4ステータコア32,33の軸方向の間には巻線34が介在されている。なお、巻線34と第3及び第4ステータコア32,33との間には、図示しない絶縁部材が介装されている。巻線34は、ステータ20の周方向に沿った円環状をなしている。また、巻線34は、軸方向においては第3爪状磁極36の径方向延出部38と第4爪状磁極37の径方向延出部38との間に配置されるとともに、径方向においては各ステータコア32,33の円筒部35と各爪状磁極36,37の磁極部39との間に配置されている。
上記のように構成された各ステータ部21x,21y,31x,31yは、所謂ランデル型構造をなす。つまり、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yは、第1及び第2ステータコア22,23間に配置された巻線24によって、第1及び第2爪状磁極26,27をその時々で互いに異なる磁極に励磁する12極のランデル型構造をなす。また同様に、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yは、第3及び第4ステータコア32,33間に配置された巻線34によって、第3及び第4爪状磁極36,37をその時々で互いに異なる磁極に励磁する12極のランデル型構造をなす。
次に、各ステータ部21x,21y,31x,31yの配置について詳述する。
図3に示すように、第1内周側ステータ部21xの外周側に第1外周側ステータ部31xが配置されており、第1内周側ステータ部21xの第1ステータコア22と、第1外周側ステータ部31xの第3ステータコア32とが径方向に並設されている。具体的には、第1ステータコア22と第3ステータコア32とは、それらの円筒部25,35同士が径方向において隙間を介して対向するように配置されている。同様に、第2ステータコア23と第4ステータコア33とが径方向に並設され、それらの円筒部25,35同士が径方向において隙間を介して対向するように配置されている。なお、第1及び第2ステータコア22,23の各円筒部25の軸方向長さと、第3及び第4ステータコア32,33の各円筒部35の軸方向長さとは、互いに等しく設定されている。なお、上記構成は、第2内周側ステータ部21yと第2外周側ステータ部31yとにおいても同様である。
また、第1内周側ステータ部21xと第1外周側ステータ部31xとの周方向における位置関係は、第1爪状磁極26の磁極部29と、第3爪状磁極36の磁極部39の周方向位置が一致するように設定されている。また同様に、第2爪状磁極27の磁極部29と第4爪状磁極37の磁極部39の周方向位置が一致するように設定されている。
また、上記の第1内周側ステータ部21xと第1外周側ステータ部31xとの周方向の位置関係は、第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yの周方向の位置関係においても同様である。
図2に示すように、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yは、それらの第2ステータコア23同士が軸方向に隣接するように積層される。同様に、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yは、第4ステータコア33同士が軸方向に隣接するように積層される。
なお、A相用の第1内周側ステータ部21xに対するB相用の第2内周側ステータ部21yの配置角度は、軸方向上側(ステータ部21y側)から見て時計回り方向に予め定めた所定角度だけずれている。つまり、第1内周側ステータ部21xの磁極(各爪状磁極26,27)に対し、第2内周側ステータ部21yの磁極(各爪状磁極26,27)が、時計回り方向に所定角度だけずれるように構成されている。
また同様に、A相用の第1外周側ステータ部31xに対するB相用の第2外周側ステータ部31yの配置角度は、軸方向上側(ステータ部31y側)から見て時計回り方向に予め定めた所定角度だけずれている。つまり、第1外周側ステータ部31xの磁極(各爪状磁極36,37)に対し、第2外周側ステータ部31yの磁極(各爪状磁極36,37)が、時計回り方向に所定角度だけずれるように構成されている。
また、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yと径方向に対向するロータ10側の内周側磁石12,13においても、周方向に互いにずれるように構成されている。詳しくは、軸方向上側(内周側磁石13側)から見て、B相用の内周側磁石13のN極(S極)が、A相用の内周側磁石12のN極(S極)に対し、反時計回り方向に予め定めた所定角度だけずれるように配置されている。
また、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yと径方向に対向するロータ10側の外周側磁石14,15においても同様に、周方向に互いにずれるように構成されている。詳しくは、軸方向上側(外周側磁石15側)から見て、B相用の外周側磁石15のN極(S極)が、A相用の外周側磁石14のN極(S極)に対し、反時計回り方向に予め定めた所定角度だけずれるように配置されている。
上記構成のステータ20では、図1及び図6に示すように、第1内周側ステータ部21xと第1外周側ステータ部31xとは、径方向において間隔を空けて配置されている。同様に、第2内周側ステータ部21yと第2外周側ステータ部31yとは、径方向において間隔を空けて配置されている。これにより、内周側ステータ部21x,21yの各円筒部25(ステータコア22,23)と、外周側ステータ部31x,31yの各円筒部35(ステータコア32,33)との間において、ステータ20の軸方向一側から他側にかけて連通する通風路Sが構成されている。
本実施形態では、内周側ステータ部21x,21yにおいて各円筒部25の外周面は面一に構成され、該外周面は、軸方向視において軸線Lを中心とする円形をなしている。また、外周側ステータ部31x,31yにおいて各円筒部35の内周面は面一に構成され、該内周面は、軸方向視において軸線Lを中心とする円形をなしている。これにより、各円筒部25の外周面と各円筒部35の内周面とで構成される通風路Sは、内周側ステータ部21x,21yと外周側ステータ部31x,31yとの間において軸方向に沿って直線状に延びる空間となっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
A相用の第1内周側ステータ部21x及び第1外周側ステータ部31xの各巻線24にはA相駆動電流が供給され、B相用の第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yの各巻線34にはB相駆動電流が供給される。A相駆動電流及びB相駆動電流は交流電流であり、互いの位相差が例えば90度に設定される。そして、各ステータ部21x,21y,31x,31yに対応するA相及びB相駆動電流が供給されると、各モータユニットU1〜U4において磁石12〜15を回転させるトルクが発生し、ロータ10が回転駆動される。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)ステータ20は、ランデル型構造をなす第1及び第2内周側ステータ部21x,21yと、同じくランデル型構造をなす第1及び第2外周側ステータ部31x,31yとを備え、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yは、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの内周側にそれぞれ配置される。ロータ10は、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yの内周側にそれぞれ対向配置された内周側磁石12,13と、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの外周側にそれぞれ対向配置された外周側磁石14,15とを備える。そして、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yと第1及び第2外周側ステータ部31x,31yとの間には、ステータ20の軸方向一側から他側にかけて連通する通風路Sが設けられる。
この構成によれば、ステータ20の内周側及び外周側でロータ10の磁石との対向面積(ギャップ面積)をかせいで高出力化を図りつつも、内周側ステータ部21x,21yと外周側ステータ部31x,31yとの間に通風路Sを設けることで該通風路Sから放熱が促され、それにより、放熱性の悪化を抑制することができる。また、第1及び第2内周側モータユニットU1,U2が第1及び第2外周側モータユニットU3,U4の内周側に配置されるため、モータの内周部分のデッドスペースを小さく構成することが可能となる。従って、デッドスペースを小さくしてモータの大型化も抑制できる。
(2)内周側ステータ部21x,21yと外周側ステータ部31x,31yとは、径方向において隙間を介して配置され、径方向において互いに間隔を空けて対向する内周側ステータ部21x,21yの外周面(各円筒部25の外周面)と、外周側ステータ部31x,31yの内周面(各円筒部35の内周面)とが通風路Sを構成している。この構成によれば、内周側ステータ部21x,21yと外周側ステータ部31x,31yとを径方向に間隔を空けて配置するだけの簡単な構成で通風路Sを形成することができる。
(3)内周側モータユニットU1,U2及び外周側モータユニットU3,U4はそれぞれ、軸方向に複数並設されるため、モータMの更なる高出力化に寄与できる。
(4)第1内周側モータユニットU1(第2内周側モータユニットU2)と第1外周側モータユニットU3(第2外周側モータユニットU4)とは、位相が互いに異なるように構成される。これにより、各モータユニットU1〜U4で発生するコギングトルクを合成したモータ全体のコギングトルクを抑制することが可能となる。
(5)第1及び第2内周側モータユニットU1,U2は互いに位相が異なる。また、第1及び第2外周側モータユニットU3,U4は互いに位相が異なる。これにより、各モータユニットU1〜U4で発生するコギングトルクを合成したモータ全体のコギングトルクを抑制することが可能となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、内周側ステータ部21x,21yの各円筒部25の外周面、及び外周側ステータ部31x,31yの各円筒部35の内周面の少なくとも一方に、多数の凹凸を形成してもよい。これによれば、各円筒部25,35から構成される通風路Sの表面積が増加するため、通風路Sからの放熱性を向上させることができる。
図7には、各円筒部25の外周面と各円筒部35の内周面の両方にそれぞれ凹凸を形成した例を示している。同図に示すように、各円筒部25の外周面には、径方向内側に窪む凹部25aが周方向等間隔に複数凹設され、各円筒部35の内周面には、径方向外側に窪む凹部35aが周方向等間隔に複数凹設されている。この各凹部25a,35aによって、通風路Sの表面積が増加し、通風路Sからの放熱性が向上される。なお、各凹部25a,35aは、軸方向に沿って直線状に延びるように形成されている。
なお、図7に示すような構成において、各凹部25a,35aを各ステータ部21x,21y,31x,31yの周方向の位置決めに用いてもよい。
具体的には、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yの少なくとも一方の円筒部25(第2ステータコア23の円筒部25)に、軸方向に突出する位置決め凸部を形成する。そして、その位置決め凸部を他方の円筒部25の凹部25aに嵌め込むことで、第1内周側ステータ部21xに対する第2内周側ステータ部21yの周方向の位置決めをすることができる。
同様に、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの少なくとも一方の円筒部35(第4ステータコア33の円筒部35)に、軸方向に突出する位置決め凸部を形成する。そして、その位置決め凸部を他方の円筒部35の凹部35aに嵌め込むことで、第1外周側ステータ部31xに対する第2外周側ステータ部31yの周方向の位置決めをすることができる。
また、第1内周側ステータ部21x及び第1外周側ステータ部31xを支持する前記ハウジングに、軸方向に突出する位置決め凸部を形成し、その位置決め凸部を凹部25a,35aに嵌め込むことで、該ハウジングに対するステータ部21x,31xの周方向の位置決めをすることができる。
・上記実施形態では、第1内周側ステータ部21xと第1外周側ステータ部31xとが径方向において間隔を空けて配置される。つまり、第1内周側ステータ部21xの各ステータコア22,23と、第1外周側ステータ部31xの各ステータコア32,33とが、互いに別部品として構成されるが、これに特に限定されるものではない。
例えば、内周側の第1ステータコア22の円筒部25と、その外周側の第3ステータコア32の円筒部35とを一体とすることで、第1及び第3ステータコア22,32を一体部品で構成してもよい。また同様に、内周側の第2ステータコア23の円筒部25と、その外周側の第4ステータコア33の円筒部35とを一体とすることで、第2及び第4ステータコア23,33を一体部品で構成してもよい。この場合、第1及び第3ステータコア22,32の境界部分(一体とされた円筒部25,35)、及び第2及び第4ステータコア23,33の境界部分(一体とされた円筒部25,35)において、冷却用の通風路として通風孔を軸方向に貫通形成するのが好ましい。なお、上記の変更は、第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yに対しても適用可能である。
・上記実施形態では、第1内周側モータユニットU1及び第1外周側モータユニットU3をA相用として用い、第2内周側モータユニットU2及び第2外周側モータユニットU4をB相用として用いている。つまり、ステータ部21x,31xの巻線24,34に同相の駆動電流(A相駆動電流)が供給され、ステータ部21y,31yの巻線24,34に同相の駆動電流(B相駆動電流)が供給されるが、これに特に限定されるものではない。例えば、第1及び第2内周側ステータ部21x,21yの各巻線24にA相駆動電流を供給して、第1及び第2内周側モータユニットU1,U2をA相として用い、第1及び第2外周側ステータ部31x,31yの各巻線34にB相駆動電流を供給して、第1及び第2外周側モータユニットU3,U4をB相として用いてもよい。
・ロータコア11の上底部18に対し対向配置されるステータ部、つまり、第2内周側ステータ部21y及び第2外周側ステータ部31yの各爪状磁極26,27,36,37に軸方向の上底部18側に突出する突出部を設け、該突出部が上底部18に固着した磁石と軸方向に対向するように構成してもよい。
・ロータ10の極数(磁石12〜15の極数)、及びステータ20の極数(各ステータ部21x,21y,31x,31yにおける爪状磁極の個数)は、上記実施形態に限定されるものではなく、構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、内周側ステータ部21x,21y及び外周側ステータ部31x,31yをそれぞれ2段構成としたが、これに限らず、内周側及び外周側ステータ部をそれぞれ1段又は3段以上の構成としてもよい。
・上記実施形態では、車両用のブロワ装置に用いられるモータMに適用したが、これに特に限定されるものではなく、ブロワ装置以外の装置に用いられるモータに適用してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記内周側ステータ部の外周面及び前記外周側ステータ部の内周面の少なくとも一方に形成した凹凸を、該凹凸が形成されたステータ部の周方向の位置決めに用いていることを特徴とするモータ。
この構成によれば、ステータ部を周方向に位置決めすることができる。
M…モータ、U1,U2…第1及び第2内周側モータユニット、U3,U4…第1及び第2外周側モータユニット、10…ロータ、11…ロータコア、12,13…内周側磁石、14,15…外周側磁石、20…ステータ、21x,21y…第1及び第2内周側ステータ部、22…第1ステータコア、23…第2ステータコア、24…巻線、25…円筒部、26…第1爪状磁極、27…第2爪状磁極、31x,31y…第1及び第2外周側ステータ部、32…第3ステータコア、33…第4ステータコア、34…巻線、35…円筒部、36…第3爪状磁極、37…第4爪状磁極、S…通風路。

Claims (4)

  1. ステータで生じる回転磁界を受けてロータが回転するモータであって、
    前記ステータは、内周側ステータ部と、該内周側ステータ部の外周側に配置された外周側ステータ部とを備え、
    前記内周側ステータ部及び前記外周側ステータ部はそれぞれ、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有し互いの爪状磁極が周方向に交互となる態様で組み付けられる一対のステータコアと、該一対のステータコアの軸方向間に配置され前記爪状磁極を磁極として機能させる巻線とを備え、
    前記ロータは、前記内周側ステータ部の内周側に配置され該内周側ステータ部の前記爪状磁極と径方向に対向する内周側磁石と、前記外周側ステータ部の外周側に配置され該外周側ステータ部の前記爪状磁極と径方向に対向する外周側磁石とを備え、
    前記内周側ステータ部と前記外周側ステータ部との間には、前記ステータの軸方向一側から他側にかけて連通する通風路が設けられたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記内周側ステータ部と前記外周側ステータ部とは、径方向において隙間を介して配置され、
    径方向において互いに間隔を空けて対向する前記内周側ステータ部の外周面と前記外周側ステータ部の内周面とが前記通風路を構成していることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記通風路を構成する前記内周側ステータ部の外周面及び前記外周側ステータ部の内周面の少なくとも一方には、多数の凹凸が形成されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記内周側ステータ部と前記内周側磁石とからなる内周側モータユニット、及び前記外周側ステータ部と前記外周側磁石とからなる外周側モータユニットはそれぞれ、軸方向に複数並設されたことを特徴とするモータ。
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