JP2017035676A - 微細気泡発生装置及び微細気泡発生システム - Google Patents

微細気泡発生装置及び微細気泡発生システム Download PDF

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【課題】簡単な構成で気体の吸い込み量を増加させることが可能な微細気泡発生装置及び微細気泡発生システムを提供すること。【解決手段】微細気泡発生システム1に用いられる微細気泡発生装置11は、内径が漸次縮径するテーパ部32、テーパ部32の二次側に設けられ、内径が同一径で形成されたノズル部33、テーパ部32及びノズル部33の間に設けられた水の流れ方向に対向する端面35a及びノズル部33の二次側に設けられ、ノズル部33よりも内径が大径に形成された拡径部34を有するボディ21と、拡径部34に接続された吸気管24と、拡径部34に設けられたディフューザー22と、拡径部34の端部に設けられ、吸気管24から吸い込まれた気体を破砕する破砕手段61を有する破砕部材23と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、水中で微細な気泡を発生させる微細気泡発生装置及び微細気泡発生システムに関する。
現在、養殖場や生け簀等で水中の溶存酸素濃度を上昇させるために、微細気泡発生装置により粒径が数十μm程度の気泡であるマイクロバブルを水中で発生させて、気泡を水に溶け込ませる技術が知られている。このような技術に用いられる微細気泡発生装置は、所謂、減圧析出方式、超音波方式及び二層旋回流方式等の方式を用いる技術が知られている。
しかし、これらの方式では、微細気泡発生装置の構成が複雑となり、微細気泡発生装置が大型化となるとともに、製造コストが増加するという問題がある。
そこで、簡単な構成で気泡粒径や気泡分布が安定する微細気泡発生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この微細気泡発生装置は、ポンプにより圧送された水の水圧を本体内で負圧にすることで本体に接続された吸気管から気体を吸い込み、水と気体を混合させ、当該混合された水内の気泡を破砕することで微細気泡を発生させる。また、本体内で水圧を負圧とするために、微細気泡発生装置は、本体内に円錐台形状に縮径する流路の後に円筒状の流路を設け、その二次側に拡径する室を設け、当該室に吸気管を連結することで、吸気管が連結する室において負圧を発生させるエジェクターを構成する。
特開2008−86868号公報
上述した微細気泡発生装置では、以下の問題があった。即ち、微細気泡発生装置は、養殖場や生け簀等で用いられることから、気泡発生量のさらなる増加が求められている。特許文献1に開示された技術では、負圧とすることで気体を吸い込む構成であるため、気泡発生量を増加させるためには、気体の吸い込み量を増加させる必要がある。ここで、気体の吸い込み量は、ノズル部を通過する流量に比例して増加する。
このため、微細気泡の発生量を増加させるためには、ポンプの吐出流量を増加させる必要がある。しかし、微細気泡の発生量を増加させるためには、ポンプの出力を大型化することや、モータの回転数を増加させる必要がある。結果、気泡発生量を増加させるためには、ポンプの大型化や製造コストの増加となる虞や、微細気泡発生装置のランニングコストが増加する虞がある。
そこで本発明は、簡単な構成で気体の吸い込み量を増加させることが可能な微細気泡発生装置及び微細気泡発生システムを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の微細気泡発生装置及び微細気泡発生システムは次のように構成されている。
本発明の一態様として、微細気泡発生装置は、内径が漸次縮径するテーパ部、前記テーパ部の二次側に設けられ、内径が同一径で形成されたノズル部、前記テーパ部及び前記ノズル部の間に設けられた水の流れ方向に対向する端面及び前記ノズル部の二次側に設けられ、前記ノズル部よりも内径が大径に形成された拡径部を有するボディと、前記拡径部に接続された吸気管と、前記拡径部に設けられたディフューザーと、前記拡径部の端部に設けられ、前記吸気管から吸い込まれた気体を破砕する破砕手段を有する破砕部材と、を備える。
本発明の一態様として、微細気泡発生システムは、内径が漸次縮径するテーパ部、前記テーパ部の二次側に設けられ、内径が同一径で形成されたノズル部、前記テーパ部及び前記ノズル部の間に設けられた水の流れ方向に対向する端面及び前記ノズル部の二次側に設けられ、前記ノズル部よりも内径が大径に形成された拡径部を有するボディ、前記拡径部に接続された吸気管、前記拡径部に設けられたディフューザー、並びに、前記拡径部の端部に設けられ、前記吸気管から吸い込まれた気体を破砕する破砕手段を有する破砕部材を備える微細気泡発生装置と、前記ボディの一次側に接続されたポンプ装置と、を備える。
本発明によれば、簡単な構成で気体の吸い込み量を増加させることが可能な微細気泡発生装置及び微細気泡発生システムを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る微細気泡発生システムの構成を示す説明図。 同微細気泡発生システムに用いられる微細気泡発生装置の構成を示す断面図。 同微細気泡発生装置の要部構成を拡大して示す断面図。 同微細気泡発生装置の吸気量の測定結果の一例を示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る微細気泡発生装置の構成を示す断面図。
以下、本発明の第1の実施形態に係る微細気泡発生装置11を用いる微細気泡発生システム1を、図1乃至図4を用いて説明する。
図1に示すように、微細気泡発生システム1は、ポンプ装置10と、ポンプ装置10の二次側に接続された微細気泡発生装置11と、ポンプ装置10及び微細気泡発生装置11を接続する吐出配管12と、を備えている。微細気泡発生システム1は、微細気泡発生装置11を養殖場の水中や生け簀等の水槽に微細気泡を供給する装置である。本実施形態においては、微細気泡発生システム1は、海水101を貯留する水槽100中に微細気泡発生装置11を用いる構成を説明する。
ポンプ装置10は、例えば、モータ及びポンプが一体に接続され、水槽100に隣接して配置されるポンプである。ポンプ装置10の吐出口には、吐出配管12が接続される。ポンプ装置10は、吐出配管12を介して微細気泡発生装置11に接続される。
図1及び図2に示すように、微細気泡発生装置11は、ボディ21と、ボディ21に取り付けられたディフューザー22と、ボディ21に取り付けられた破砕部材23と、ボディ21に接続された吸気管24と、を備えている。
図2に示すように、ボディ21は、異なる内径で形成された筒状に形成される。ボディ21は、所謂ジェットボディと呼ばれ、エジェクターを構成する。ボディ21は、ステンレス鋼材等の金属材料で形成される。
ボディ21は、一端側から他端側に向かって、流入口31と、テーパ部32と、ノズル部33と、拡径部34と、を備えている。図2及び図3に示すように、ボディ21は、テーパ部32及びノズル部33の間に、円筒状の段差部35を有している。
ボディ21は、拡径部34側の端面に、破砕部材23を取り付け可能に形成されている。例えば、ボディ21は、破砕部材23を取り付ける螺子等の締結部材99と螺合する雌螺子部が複数箇所に形成される。また、ボディ21は、その外面の一部であって、拡径部34と対向する位置に吸気管24を取り付ける取付部36を有している。
流入口31は、吐出配管12と接続される。流入口31は、例えば、その内周面に吐出配管12と螺合する雌螺子部31aが形成されている。
テーパ部32は、流入口31から二次側に向かって漸次縮径する、断面が円形状の流路を形成する。換言すると、テーパ部32は、流入口31からノズル部33に向かって漸次縮径する円錐台形状の開口である。
ノズル部33は、内径が一定に形成された円柱状の開口である。ノズル部33は、テーパ部32の端部に接続され、その全長に渡って一定の内径で形成された断面が円形状の流路を形成する。
拡径部34は、ノズル部33の二次側に形成され、ノズル部33よりも大径に形成された断面が円形状の室(空間)を構成する。換言すると、拡径部34は、ノズル部33よりも大径に形成された二つの異なる内径を有する円柱状の開口である。
具体的には、拡径部34は、ノズル部33と隣接して配置された第1拡径部34aと、第1拡径部34aの二次側に設けられた第2拡径部34bと、を備えている。
第1拡径部34aは、ノズル部33の内径よりも大径に形成された内径を有する。第1拡径部34aは、その内周面の一部に取付部36と連通する連通孔34cが形成されている。
第2拡径部34bは、第1拡径部34aの内径よりも大径に形成された内径を有する。第2拡径部34bは、その開口端がボディ21の開口端を構成する。
段差部35は、テーパ部32及びノズル部33の間に、流入口31側と対向する端面35a、換言すると、水の流れ方向と逆の方向に配置される端面35aを構成する。段差部35は、例えば、テーパ部32のノズル部33側の端部を座繰り加工等によりテーパ部32及びノズル部33の間に設けられた円柱状の溝である。段差部35は、その端面の外径が、換言するとその内径がノズル部33の内径よりも大径に形成される。
取付部36は、内周面に雌螺子部36aが設けられた開口である。取付部36は、その端面に連通孔34cが配置されることで、第1拡径部34aと連通する。
このようなボディ21は、流入口31、テーパ部32、ノズル部33及び拡径部34により、水の流路を形成する。また、ボディ21は、テーパ部32及びノズル部33で流速を高めることで、拡径部34での水圧を大気圧よりも低い負圧とする、エジェクター機能を有する。
ディフューザー22は、円筒状に形成された第1筒部41と、第1筒部41の一方の端部の外周面に形成された円環板状の第1フランジ部42と、を有している。第1筒部41は、その内径がノズル部33の内径よりも大径に形成される。
第1筒部41は、その外径が第1拡径部34aの内径よりも小径に形成される。なお、第1筒部41の外径は、第1拡径部34aの内径と気体の流路を構成する所定の隙間を形成可能な径に形成されている。また、第1筒部41は、第1フランジ部42側の内周面と端面との稜部が例えば軸方向に対して45°に傾斜する面取部41aを有する。
第1フランジ部42は、その外径が第2拡径部34bの内径と略同一径又は若干小径に形成されている。第1フランジ部42は、第1筒部41が第1拡径部34aに配置されたときに、第1筒部41が第1拡径部34aの端面と所定の隙間を有して離間可能に、第2拡径部34bの端面と当接可能な厚さに形成される。
換言すると、ディフューザー22は、第1フランジ部42が第2拡径部34bの端面と当接したときに、第1筒部41が第1拡径部34aと離間する形状に形成される。
破砕部材23は、円筒状に形成された第2筒部51と、第2筒部51の一方の端部を覆う第2フランジ部52と、を備えている。
第2筒部51は、その外径が第2拡径部34bの内径よりも大径に形成されるとともに、その内径が第1拡径部34aの内径よりも大径に形成されている。第2筒部51の第2フランジ部52から端部までの長さは、第2拡径部34bの端面から拡径部34内に設けられたディフューザー22の端面までの長さと略同一長さに形成される。換言すると、第2筒部51の端部は、破砕部材23がボディ21に固定されたときに、例えば、ディフューザー22と当接することで、ディフューザー22の軸方向の移動を規制する。
第2フランジ部52は、締結部材99によりボディ21に固定される。第2フランジ部52は、第2筒部51の内部空間にその先端が配置される複数の螺子61と、第2筒部51の内部空間と連通する複数の開口部62と、を備えている。なお、図2中、開口部62は一つのみ示す。螺子61は、先端が鋭角に形成されている。螺子61は、その先端により気泡を破砕し微細気泡とする破砕手段である。開口部62は、微細気泡発生装置11の吐出口を構成する。
吸気管24は、一方の端部に形成された接続部71と、他方の端部に形成された吸気弁72と、を備えている。吸気管24は、例えば、可撓性を有するチューブである。
接続部71は、その外周面に雄螺子部が形成され、取付部36の雌螺子部36aと螺合することで、ボディ21に固定される。接続部71は、吸気管24内の流路を、連通孔34cを介して第1拡径部34aに連通させる。
吸気弁72は、空気の吸入量を調整可能に形成されている。吸気弁72は、少なくとも水面より上に配置される。
このように構成された微細気泡発生システム1によれば、ポンプ装置10を駆動することで、水が微細気泡発生装置11に供給されると、水はテーパ部32及びノズル部33を通過して、拡径部34に移動する。
このとき、水はテーパ部32からノズル部33に移動することで、流速が増加する。これら流路径の変化及び流速の変化により、第1拡径部34aにおいて、水圧は大気圧より低い負圧となる。このため、吸気管24を介して空気が第1拡径部34a内に吸い込まれる。
その後、吸い込まれた空気の気泡が拡散しながら水と混合し、ディフューザー22を通過して、破砕部材23に移動する。破砕部材23に移動した気泡を含む水は、気泡が螺子61の先端に衝突することで、気泡が破砕され、微細化する。その後、開口部62から微細化された気泡と水が吐出され、水槽100内の海水101に気泡が供給される。
このように構成された微細気泡発生装置11によれば、テーパ部32及びノズル部33の間に段差部35を形成することにより水の流れを阻害する端面35aを設けることで、吸気量を増加させることが可能となる。
次に、実施例である端面35aを有する微細気泡発生装置11、及び、図3中に二点鎖線で示すように、比較例である段差部35を有さない微細気泡発生装置を用いて吸気量を測定したときの吸気量の測定結果について、図4を用いて説明する。
なお、比較例の微細気泡発生装置は、段差部35を有さない構成を除き、微細気泡発生装置11と寸法及び形状は同一とする。また、吸気量の測定方法としては、図1中に示すように、ポンプ装置10及び微細気泡発生装置11の間の吐出配管12に、水の流量検出装置200を配置し、所定の吸気量における流量を検出した。また、図1中に示す吸気弁72を取り外して流量検出装置を配置し、吸気量を検出した。
このような条件で測定した実施例の微細気泡発生装置11及び比較例の微細気泡発生装置の吸気量及び水の流量の関係は以下の通りとなった。
吸気量が0.5L/minのときの流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、25.3L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、30.4L/minであった。
吸気量が0.8L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、26.1L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、31.8L/minであった。
吸気量が1.0L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、26.7L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、32.7L/minであった。
吸気量が3.0L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、32.4L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、43.0L/minであった。
吸気量が5.0L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、36.2L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、51.2L/minであった。
吸気量が7.0L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、39.8L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、56.3L/minであった。
吸気量が9.0L/minの時の流量は、実施例の微細気泡発生装置11においては、43.2L/minであり、比較例の微細気泡発生装置おいては、65.2L/minであった。
また、実施例の微細気泡発生装置11においては、吸気量11L/minのときの流量が45.6L/min、吸気量13L/minのときの流量が47.5L/min、吸気量が14.9L/minのときの流量が58.3L/minであった。
これに対し、比較例の微細気泡発生装置においては、吸気量11.2L/minが最大吸気量であり、そのときの流量は72.3L/minであった。
これらの測定結果から明らかなように、段差部35により端面35aを設けた微細気泡発生装置11は、段差部35を有さない微細気泡発生装置に比べ、吸気量が増加するとともに、最大吸気量が増加した。
このように構成された微細気泡発生装置11を用いた微細気泡発生システム1によれば、段差部35をテーパ部32及びノズル部33の間に設けることで、テーパ部32及びノズル部33の間に水の流れ方向に対向する端面35aが形成される。この端面35aにより、水の流れを阻害することで、吸気量、及び、最大吸気量を増加させることが可能となる。
結果、所定の吸気量を得るための流量を低減することが可能となることから、所定の吸気量を得るためのポンプ装置10のモータの回転数が減少することから、ランニングコストを低下することが可能となる。
また、ノズル部33の内径よりも大径の円環状の端面35aをテーパ部32及びノズル部33の間に設ける簡単な構成でよく微細気泡発生装置11の製造コストを増加させることもない。
また、吸気量が増加することから、流量が少なくて良く、ポンプの出力を小さくすることが可能となり、ポンプ装置10及び微細気泡発生システム1の製造コストの低減及び小型化が可能となる。
上述したように本発明の一実施形態に係る微細気泡発生システム1によれば、ボディ21のテーパ部32及びノズル部33の間に段差部35を形成することで水の流れに対向する端面35aを設ける簡単な構成で吸気量を増加させることが可能となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、気泡を破砕するための破砕手段に螺子61を用いる構成を説明したがこれに限定されない。即ち、先端が鋭角の針状部材であって気泡を破砕可能であれば、他の破砕手段を用いる構成でもよい。
また、微細気泡発生システム1は、海水に限らず、淡水に用いる構成であってもよく、また、生け簀や水槽100以外に用いる構成であってもよい。
また、微細気泡発生装置11は、端面35aを設ける構成に限定されず、水の流れに対向する面を形成可能な構成であれば適宜設定可能である。即ち、端面35aを設けるために、段差部35を座繰り加工により形成する構成には限定されない。例えば、図5に示す他の実施形態の微細気泡発生装置11に示すように、内径がテーパ部32と同一径に形成された円柱状の開口を有する中空円錐台形状の部材35Aをテーパ部32に挿入する構成であってもよい。この構成では、テーパ部32に段差部35を設けるための座繰り加工を行う必要がなく、上述した一実施形態の微細気泡発生装置11と同様の効果を奏する。
また、端面35aは円環状の面である旨を説明したがこれに限定されず、吸気量が増加される構成であれば、他の形状の端面であってもよく、凹凸や突起により水の流れに対向する面が部分的に形成されていてもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…微細気泡発生システム、10…ポンプ装置、11…微細気泡発生装置、12…吐出配管、21…ボディ、22…ディフューザー、23…破砕部材、24…吸気管、31…流入口、31a…雌螺子部、32…テーパ部、33…ノズル部、34…拡径部、34a…第1拡径部、34b…第2拡径部、34c…連通孔、35…段差部、35a…端面、35A…部材、36…取付部、36a…雌螺子部、41…第1筒部、41a…面取部、42…第1フランジ部、51…第2筒部、52…第2フランジ部、61…螺子(破砕手段)、62…開口部、71…接続部、72…吸気弁、99…締結部材、100…水槽、101…海水、200…流量検出装置。

Claims (4)

  1. 内径が漸次縮径するテーパ部、前記テーパ部の二次側に設けられ、内径が同一径で形成されたノズル部、前記テーパ部及び前記ノズル部の間に設けられた水の流れ方向に対向する端面及び前記ノズル部の二次側に設けられ、前記ノズル部よりも内径が大径に形成された拡径部を有するボディと、
    前記拡径部に接続された吸気管と、
    前記拡径部に設けられたディフューザーと、
    前記拡径部の端部に設けられ、前記吸気管から吸い込まれた気体を破砕する破砕手段を有する破砕部材と、
    を備えることを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 前記端面は、前記テーパ部の前記ノズル部に連続する部位を前記ノズル部の内径よりも大径の円環状に座繰り加工することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡発生装置。
  3. 前記端面は、円錐台形状であって、前記ノズル部の内径と同一径の開口を有する部材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡発生装置。
  4. 内径が漸次縮径するテーパ部、前記テーパ部の二次側に設けられ、内径が同一径で形成されたノズル部、前記テーパ部及び前記ノズル部の間に設けられた水の流れ方向に対向する端面及び前記ノズル部の二次側に設けられ、前記ノズル部よりも内径が大径に形成された拡径部を有するボディ、前記拡径部に接続された吸気管、前記拡径部に設けられたディフューザー、並びに、前記拡径部の端部に設けられ、前記吸気管から吸い込まれた気体を破砕する破砕手段を有する破砕部材を備える微細気泡発生装置と、
    前記ボディの一次側に接続されたポンプ装置と、
    を備えることを特徴とする微細気泡発生システム。
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