JP2017034447A - 電子機器およびバックアップデータ複製プログラム - Google Patents

電子機器およびバックアップデータ複製プログラム Download PDF

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大二郎 北本
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龍介 中谷
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智義 直田
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Abstract

【課題】 バックアップデータを記憶しているサブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスが交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる電子機器およびバックアップデータ複製プログラムを提供する。【解決手段】 データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部へのデータのバックアップも実行するアプリケーション22を実行可能なMFPは、サブ記憶部が搭載されているサブ基板を備え、サブ記憶部に記憶されているデータとしてのバックアップデータの記憶先の指定を受け付け(S105)、サブ記憶部から記憶先にバックアップデータを書き込み(S110)、記憶先からサブ記憶部にバックアップデータを書き込むことを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部へのデータのバックアップも実行する電子機器に関する。
従来、データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部へのデータのバックアップも実行する電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−079138号公報
従来の電子機器おいては、サブ記憶部が基板に搭載されている場合に、サブ記憶部が搭載されている基板に搭載されている何れかの部品や、サブ記憶部が搭載されている基板自体が故障したとき、サブ記憶部が故障していなくても、サブ記憶部が搭載されている基板が交換される場合がある。
従来の電子機器おいては、サブ記憶部が搭載されている基板が交換される場合に、サブ記憶部が故障していないとき、サブ記憶部が交換前の基板から取り外されて交換後の基板に取り付けられる。ここで、サブ記憶部は、交換前の基板から取り外されて交換後の基板に取り付けられる場合に、故障する可能性がある。サブ記憶部が故障した場合、サブ記憶部に記憶されていたバックアップデータは、利用不可能になる。
そこで、本発明は、バックアップデータを記憶しているサブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスが交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる電子機器およびバックアップデータ複製プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部への前記データのバックアップも実行するアプリケーションを実行可能な電子機器であって、前記サブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスと、前記サブ記憶部に記憶されている前記データとしてのバックアップデータの記憶先の指定を受け付ける記憶先受付手段と、前記バックアップデータを管理するバックアップデータ管理手段とを備え、前記バックアップデータ管理手段は、前記サブ記憶部から前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先に前記バックアップデータを書き込み、前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先から前記サブ記憶部に前記バックアップデータを書き込むことを特徴とする。
この構成により、本発明の電子機器は、サブ記憶部搭載デバイスのサブ記憶部から記憶先にバックアップデータを書き込んでから、サブ記憶部搭載デバイスを交換した後、記憶先から新たなサブ記憶部搭載デバイスのサブ記憶部にバックアップデータを書き込むことができるので、サブ記憶部搭載デバイスの交換のためにサブ記憶部が交換前のサブ記憶部搭載デバイスから取り外されて交換後のサブ記憶部搭載デバイスに取り付けられる必要がなく、サブ記憶部に記憶されていたバックアップデータがサブ記憶部搭載デバイスに対するサブ記憶部の脱着によって利用不可能になることがない。したがって、本発明の電子機器は、バックアップデータを記憶しているサブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスが交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる。
本発明の電子機器は、前記電子機器を前記記憶先受付手段として機能させる記憶先受付プログラムのインストールおよびアンインストールが可能であっても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、特定の利用者のみによって記憶先受付プログラムが管理されている場合に、バックアップデータの複製を特定の利用者が希望しないときに、記憶先受付プログラムがアンインストールされることによって、サブ記憶部に記憶されているバックアップデータの記憶先の指定を不可能にするので、不正な利用者によってバックアップデータが複製される可能性を低減することができる。
本発明の電子機器において、前記バックアップデータ管理手段は、前記サブ記憶部から前記記憶先に前記バックアップデータを書き込んだ場合に前記サブ記憶部に対して特定の情報を関連付け、前記バックアップデータ管理手段は、前記特定の情報が関連付けられている前記サブ記憶部からの前記バックアップデータの読み出しを禁止しても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、一度でも記憶先への書き込みのためにバックアップデータが読み出されたサブ記憶部から、再度バックアップデータが読み出されることを防止することができるので、不正な利用者によってバックアップデータが複製される可能性を低減することができる。
本発明のバックアップデータ複製プログラムは、データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部への前記データのバックアップも実行するアプリケーションを実行可能な電子機器によって実行されるバックアップデータ複製プログラムであって、前記電子機器は、前記サブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスを備え、前記バックアップデータ複製プログラムは、前記サブ記憶部に記憶されている前記データとしてのバックアップデータの記憶先の指定を受け付ける記憶先受付手段、および、前記バックアップデータを管理するバックアップデータ管理手段として前記電子機器を機能させ、前記バックアップデータ管理手段は、前記サブ記憶部から前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先に前記バックアップデータを書き込み、前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先から前記サブ記憶部に前記バックアップデータを書き込むことを特徴とする。
この構成により、本発明のバックアップデータ複製プログラムを実行する電子機器は、サブ記憶部搭載デバイスのサブ記憶部から記憶先にバックアップデータを書き込んでから、サブ記憶部搭載デバイスを交換した後、記憶先から新たなサブ記憶部搭載デバイスのサブ記憶部にバックアップデータを書き込むことができるので、サブ記憶部搭載デバイスの交換のためにサブ記憶部が交換前のサブ記憶部搭載デバイスから取り外されて交換後のサブ記憶部搭載デバイスに取り付けられる必要がなく、サブ記憶部に記憶されていたバックアップデータがサブ記憶部搭載デバイスに対するサブ記憶部の脱着によって利用不可能になることがない。したがって、本発明のバックアップデータ複製プログラムを実行する電子機器は、バックアップデータを記憶しているサブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスが交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる。
本発明の電子機器およびバックアップデータ複製プログラムは、バックアップデータを記憶しているサブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスが交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる。
本発明の実施の形態に係るMFPのブロック図である。 バックアップ時の図1に示すMFPの機能のブロック図である。 サブ記憶部から記憶先にバックアップデータを書き込む時の図1に示すMFPの機能のブロック図である。 サブ記憶部から記憶先にバックアップデータを書き込む場合の図1に示すMFPの動作のシーケンス図である。 記憶先からサブ記憶部にバックアップデータを書き込む場合の図1に示すMFPの動作のシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る電子機器としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、原稿から画像データを読み取る読取デバイスであるスキャナー13と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部16と、SDカードリーダー17と、各種のデータを記憶している半導体メモリーなどの不揮発性の記憶デバイスであるメイン記憶部20と、データのバックアップとしてのバックアップデータを記憶する半導体メモリーなどの不揮発性の記憶デバイスであるサブ記憶部30と、MFP10全体を制御する制御部40とを備えている。
メイン記憶部20は、例えば、制御部40が搭載されているデバイスとしての基板(以下「メイン基板」と言う。)51に搭載されている。サブ記憶部30は、例えば、プリンター14を制御する専用のデバイスとしての基板(以下「サブ基板」と言う。)52に搭載されている。すなわち、サブ基板52は、サブ記憶部30が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスを構成している。メイン基板51およびサブ基板52は、MFP10の重要な基板であるので、丈夫に製造されており、故障し難くい。したがって、メイン記憶部20およびサブ記憶部30は、故障し難い。
メイン記憶部20は、データのバックアップのためのバックアッププログラム21を記憶している。バックアッププログラム21は、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
バックアッププログラム21は、サブ記憶部30に記憶されているバックアップデータの記憶先の指定を受け付けるための記憶先受付プログラム21aを含んでいる。記憶先受付プログラム21aは、バックアッププログラム21のうち記憶先受付プログラム21a以外の部分とは独立して、インストールされたり、アンインストールされたりすることが可能である。
メイン記憶部20は、制御部40によって実行可能な様々な種類のアプリケーション22を記憶することができる。アプリケーション22のそれぞれは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USBメモリーなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
アプリケーション22としては、例えば、スキャナー13によるスキャンの枚数を示すカウンターや、プリンター14による印刷の枚数を示すカウンターなどの各種のカウンターを管理するためのカウンターアプリケーション、ネットワーク通信部16による通信機能を管理するネットワークアプリケーション、MFP10に新たな言語を追加するための言語アプリケーションなどが存在する。アプリケーション22には、データをメイン記憶部20に書き込む場合に、サブ記憶部30へのデータのバックアップも実行するものが存在する。例えば、カウンターアプリケーションは、データとしてのカウンターをメイン記憶部20に書き込む場合に、サブ記憶部30へのカウンターのバックアップも実行する。また、ネットワークアプリケーションは、例えば、データとしてのMAC(Media Access Control)アドレスをメイン記憶部20に書き込む場合に、サブ記憶部30へのMACアドレスのバックアップも実行する。また、言語アプリケーションは、例えば、表示部12への表示用の言語のデータをメイン記憶部20に書き込む場合に、表示部12への表示用の言語のデータのサブ記憶部30へのバックアップも実行する。以下、「データをメイン記憶部20に書き込む場合に、サブ記憶部30へのデータのバックアップも実行するアプリケーション22」をバックアップ対応アプリケーションと言う。
サブ記憶部30は、記憶先にバックアップデータが書き込まれたことを示す特定の情報としてのバックアップ済み情報31を記憶することができる。すなわち、サブ記憶部30は、バックアップ済み情報31が関連付けられることが可能である。
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるメモリーとしてのRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたはメイン記憶部20に記憶されているプログラムを実行する。
制御部40は、ROMまたはメイン記憶部20に記憶されているプログラムを実行することによって、MFP10の利用者を管理する利用者管理手段41、および、MFP10に追加されたアプリケーション22を管理するアプリケーション管理手段42として機能する。利用者管理手段41によって管理される利用者の種類としては、例えば、MFP10の一般利用者と、MFP10を管理する機器管理者およびサービスパーソンとが存在する。ここで、機器管理者は、MFP10の一般利用者側の者である。また、サービスパーソンは、MFP10の提供業者側の者である。
制御部40は、メイン記憶部20に記憶されているバックアッププログラム21を実行することによって、MFP10の外部の記憶先を含む複数の記憶先の中から記憶先の指定を受け付ける記憶先受付手段43、および、バックアップデータを管理するバックアップデータ管理手段44として機能する。特に、制御部40は、バックアッププログラム21のうち記憶先受付プログラム21aを実行することによって、記憶先受付手段43として機能する。
次に、MFP10の動作について説明する。
まず、バックアップ時のMFP10の動作について説明する。
図2は、バックアップ時のMFP10の機能のブロック図である。
図2に示すように、バックアップ対応アプリケーションは、データをメイン記憶部20に書き込む場合に、サブ記憶部30へのデータのバックアップも実行する。ここで、バックアップ対応アプリケーションは、データのバックアップについてはバックアップデータ管理手段44に依頼する。バックアップデータ管理手段44は、バックアップ対応アプリケーションからデータのバックアップの依頼を受けると、依頼を受けたバックアップ対応アプリケーション(以下「対象バックアップ対応アプリケーション」と言う。)からバックアップの依頼を受けたデータを、対象バックアップ対応アプリケーションに対応付けてバックアップデータとしてサブ記憶部30に書き込む。すなわち、バックアップデータ管理手段44は、データをバックアップする。
なお、バックアップデータ管理手段44は、バックアップの対象となる対象データについて、MFP10が起動させられたタイミングや、バックアップ対応アプリケーションがデータをメイン記憶部20に記憶させるタイミングなど、特定のタイミングで、メイン基板51のメイン記憶部20と、サブ基板52のサブ記憶部30とにデータの相違が存在するか否かを判断する。そして、バックアップデータ管理手段44は、対象データについて、メイン記憶部20と、サブ記憶部30とにデータの相違が存在する場合、メイン記憶部20と、サブ記憶部30との一方のみに存在する対象データを、一方から他方に複製することによって、対象データについて、メイン記憶部20と、サブ記憶部30とにデータの相違が存在しないようにする。
したがって、バックアップデータ管理手段44は、例えば、メイン基板51に搭載されている何れかの部品や、メイン基板51自体が故障した場合、メイン基板51が新たなメイン基板51に交換された後で、サブ記憶部30に記憶されている対象データを新たなメイン基板51のメイン記憶部20に反映させることが可能である。同様に、バックアップデータ管理手段44は、サブ基板52に搭載されている何れかの部品や、サブ基板52自体が故障した場合、サブ基板52が新たなサブ基板52に交換された後で、メイン記憶部20に記憶されている対象データを新たなサブ基板52のサブ記憶部30に反映させることが可能である。
次に、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込む時のMFP10の動作について説明する。
図3は、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込む時のMFP10の機能のブロック図である。図4は、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込む場合のMFP10の動作のシーケンス図である。
図3および図4に示すように、利用者が操作部11を介して記憶先受付手段43にログインすると、記憶先受付手段43は、利用者管理手段41に利用者の認証を依頼する(S101)。例えば、記憶先受付手段43は、利用者が操作部11を介して入力した利用者名およびパスワードなどの認証情報を利用者管理手段41に伝えることによって、利用者管理手段41に利用者の認証を依頼する。利用者管理手段41は、記憶先受付手段43から伝えられた認証情報に対応付けられている利用者を管理している場合、利用者のログインを許可する。利用者管理手段41は、利用者のログインを許可すると、結果を記憶先受付手段43に通知する(S102)。
記憶先受付手段43は、利用者が特定の利用者、すなわち、機器管理者またはサービスパーソンとしてログインが許可されると、アプリケーション管理手段42が管理しているアプリケーション22の情報をアプリケーション管理手段42に要求する(S103)。アプリケーション管理手段42は、S103においてアプリケーション22の情報が要求されると、自身が管理しているアプリケーション22のうちバックアップ対応アプリケーションのみを記憶先受付手段43に通知する(S104)。記憶先受付手段43は、通知されたバックアップ対応アプリケーションを表示部12に表示することによって、表示部12に表示したバックアップ対応アプリケーションのうち、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込むことを利用者が希望するバックアップ対応アプリケーションを利用者に操作部11を介して選択させる。
記憶先受付手段43は、操作部11を介してバックアップ対応アプリケーションが選択されると、利用者が希望する記憶先を利用者に操作部11を介して指定させる(S105)。例えば、利用者は、SDカードリーダー17を介して接続されているSDカード61と、ネットワーク通信部16を介して接続されているサーバー62とを記憶先として指定可能である。
記憶先受付手段43は、操作部11を介して記憶先が指定されると、指定された記憶先をバックアップデータ管理手段44に通知する(S106)。したがって、バックアップデータ管理手段44は、通知された記憶先の存在をMFP10において確認する(S107)。
バックアップデータ管理手段44は、S107において記憶先の存在が確認できると、サブ記憶部30に対してバックアップ済み情報31が関連付けられているか否かを確認する(S108)。
そして、バックアップデータ管理手段44は、バックアップ済み情報31が関連付けられていないとS108において確認すると、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込むようにバックアップ対応アプリケーションに指示する(S109)。なお、バックアップデータ管理手段44は、バックアップ済み情報31が関連付けられているとS108において確認すると、サブ記憶部30からのバックアップデータの読み出しを禁止する。
バックアップ対応アプリケーションは、S109の処理の後、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込んで(S110)、記憶先へのバックアップデータの書き込みの終了をバックアップデータ管理手段44に通知する(S111)。なお、S110において、バックアップ対応アプリケーションは、MFP10と、バックアップ対応アプリケーション自身とに対応付けてバックアップデータを記憶先に記憶させる。したがって、MFP10以外のMFPは、MFP10に対応付けて記憶先に記憶されたバックアップデータを使用することができない。
次いで、バックアップデータ管理手段44は、サブ記憶部30に対してバックアップ済み情報31を関連付けて(S112)、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込んだことを記憶先受付手段43に通知する(S113)。したがって、記憶先受付手段43は、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込んだことを表示部12に表示することによって利用者に認識させることができる。
次に、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込む時のMFP10の動作について説明する。
図5は、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込む場合のMFP10の動作のシーケンス図である。
図5に示すように、MFP10は、S121〜S124については、S101〜S104と同様に動作する。記憶先受付手段43は、S124において通知されたバックアップ対応アプリケーションを表示部12に表示することによって、表示部12に表示したバックアップ対応アプリケーションのうち、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込むことを利用者が希望するバックアップ対応アプリケーションを利用者に操作部11を介して選択させる。
次いで、MFP10は、S105〜S108と同様に、S205〜S208の動作を実行する。
そして、バックアップデータ管理手段44は、バックアップ済み情報31が関連付けられていないとS108において確認すると、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込むようにバックアップ対応アプリケーションに指示する(S209)。なお、バックアップデータ管理手段44は、バックアップ済み情報31が関連付けられているとS208において確認すると、記憶先からサブ記憶部30へのバックアップデータの書き込みを禁止する。
バックアップ対応アプリケーションは、S109の処理の後、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込んで(S210)、サブ記憶部30へのバックアップデータの書き込みの終了をバックアップデータ管理手段44に通知する(S211)。なお、S210において、バックアップ対応アプリケーションは、MFP10と、バックアップ対応アプリケーション自身とに対応付けられているバックアップデータをサブ記憶部30に書き込む。
次いで、バックアップデータ管理手段44は、S210において記憶先からサブ記憶部30に書き込んだバックアップデータを記憶先から削除して(S212)、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込んだことを記憶先受付手段43に通知する(S213)。したがって、記憶先受付手段43は、記憶先からサブ記憶部30にバックアップデータを書き込んだことを表示部12に表示することによって利用者に認識させることができる。
以上に説明したように、MFP10は、サブ基板52のサブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込んで(S110)から、サブ基板52を交換した後、記憶先から新たなサブ基板52のサブ記憶部30にバックアップデータを書き込む(S210)ことができるので、サブ基板52の交換のためにサブ記憶部30が交換前のサブ基板52から取り外されて交換後のサブ基板52に取り付けられる必要がなく、サブ記憶部30に記憶されていたバックアップデータがサブ基板52に対するサブ記憶部30の脱着によって利用不可能になることがない。したがって、MFP10は、バックアップデータを記憶しているサブ記憶部30が搭載されているサブ基板52が交換された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる。
MFP10は、SDカード61やサーバー62など、MFP10の外部の記憶先を含む複数の記憶先の中から記憶先が指定される(S105またはS205)ので、バックアップデータのための十分な容量の記憶先が指定されることができる。したがって、MFP10は、例えば、バックアップ対応アプリケーションが新たに追加された場合であっても、バックアップデータが適切に利用されることができる。
MFP10は、認証によって特定された特定の利用者、例えば、機器管理者またはサービスパーソンのみに記憶先の指定を許可するので、例えば一般利用者など、不正な利用者によってバックアップデータが複製される可能性を低減することができる。
MFP10は、特定の利用者のみによって記憶先受付プログラム21aが管理されている場合に、バックアップデータの複製を特定の利用者が希望しないときに、記憶先受付プログラム21aがアンインストールされることによって、サブ記憶部30に記憶されているバックアップデータの記憶先の指定を不可能にするので、不正な利用者によってバックアップデータが複製される可能性を低減することができる。
MFP10は、サブ記憶部30から記憶先にバックアップデータを書き込んだ(S110)場合にサブ記憶部30に対してバックアップ済み情報31を関連付け(S112)、バックアップ済み情報31が関連付けられているサブ記憶部30からのバックアップデータの読み出しを禁止する。この構成により、MFP10は、一度でも記憶先への書き込みのためにバックアップデータが読み出されたサブ記憶部30から、再度バックアップデータが読み出されることを防止することができるので、不正な利用者によってバックアップデータが複製される可能性を低減することができる。
MFP10は、記憶先にMFP10に対応付けてデータを書き込むので、MFP10の外部の記憶先が複数のMFPによって記憶先として兼用されることが可能である。そのため、MFP10は、MFP10の外部の記憶先の容量が有効に活用されることができる。したがって、MFP10は、例えば、バックアップ対応アプリケーションが新たに追加された場合であっても、データのバックアップを更に適切に実行することができる。
MFP10は、内部の記憶先として、例えば、内蔵のHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)を備えても良い。
MFP10は、外部の記憶先として、MFP10にネットワークを介さずに直接接続するSDカード61を備えている。しかしながら、MFP10は、MFP10にネットワークを介さずに直接接続する外部の記憶先として、SDカード以外の記憶デバイスを備えても良い。例えば、MFP10は、MFP10のUSBコネクターに接続するUSBメモリーや、USBケーブルを介してMFP10に接続する外付けのHDD、SSDを、MFP10にネットワークを介さずに直接接続する外部の記憶先として備えても良い。
MFP10は、外部の記憶先として、MFP10にネットワークを介して接続するサーバー62を備えている。しかしながら、MFP10は、MFP10にネットワークを介して接続する外部の記憶先として、サーバー以外の記憶デバイスを備えても良い。例えば、MFP10は、MFP10にネットワークを介して接続する外部の記憶先としてNAS(Network Attached Storage)を備えても良い。
記憶先受付プログラム21aは、バックアッププログラム21のうち記憶先受付プログラム21a以外の部分とは独立して、インストールされたり、アンインストールされたりすることが可能である。しかしながら、記憶先受付プログラム21aは、バックアッププログラム21のうち記憶先受付プログラム21a以外の部分とは独立して、インストールされたり、アンインストールされたりすることが不可能でも良い。
MFP10は、本実施の形態においてバックアップ済み情報がサブ記憶部30自体に記憶されている。しかしながら、MFP10は、バックアップ済み情報がサブ記憶部30以外の箇所に記憶されても良い。例えば、MFP10は、サブ記憶部30の識別情報が関連付けられたバックアップ済み情報がメイン記憶部20に記憶されても良い。
本発明の電子機器は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置でも良いし、PC(Personal Computer)など、画像形成装置以外の電子機器でも良い。
10 MFP(電子機器)
20 メイン記憶部
21 バックアッププログラム(バックアップデータ複製プログラム)
21a 記憶先受付プログラム
22 アプリケーション
30 サブ記憶部
31 バックアップ済み情報(特定の情報)
43 記憶先受付手段
44 バックアップデータ管理手段
52 サブ基板(サブ記憶部搭載デバイス)
61 SDカード(記憶先)
62 サーバー(記憶先)

Claims (4)

  1. データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部への前記データのバックアップも実行するアプリケーションを実行可能な電子機器であって、
    前記サブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスと、
    前記サブ記憶部に記憶されている前記データとしてのバックアップデータの記憶先の指定を受け付ける記憶先受付手段と、
    前記バックアップデータを管理するバックアップデータ管理手段とを備え、
    前記バックアップデータ管理手段は、
    前記サブ記憶部から前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先に前記バックアップデータを書き込み、
    前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先から前記サブ記憶部に前記バックアップデータを書き込むことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器を前記記憶先受付手段として機能させる記憶先受付プログラムのインストールおよびアンインストールが可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記バックアップデータ管理手段は、前記サブ記憶部から前記記憶先に前記バックアップデータを書き込んだ場合に前記サブ記憶部に対して特定の情報を関連付け、
    前記バックアップデータ管理手段は、前記特定の情報が関連付けられている前記サブ記憶部からの前記バックアップデータの読み出しを禁止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. データをメイン記憶部に書き込む場合にサブ記憶部への前記データのバックアップも実行するアプリケーションを実行可能な電子機器によって実行されるバックアップデータ複製プログラムであって、
    前記電子機器は、前記サブ記憶部が搭載されているサブ記憶部搭載デバイスを備え、
    前記バックアップデータ複製プログラムは、
    前記サブ記憶部に記憶されている前記データとしてのバックアップデータの記憶先の指定を受け付ける記憶先受付手段、および、
    前記バックアップデータを管理するバックアップデータ管理手段として前記電子機器を機能させ、
    前記バックアップデータ管理手段は、
    前記サブ記憶部から前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先に前記バックアップデータを書き込み、
    前記記憶先受付手段によって受け付けられた前記記憶先から前記サブ記憶部に前記バックアップデータを書き込むことを特徴とするバックアップデータ複製プログラム。
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