JP2017033789A - 樹脂モールド構造および物理量測定センサ - Google Patents

樹脂モールド構造および物理量測定センサ Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂モールドと絶縁体との融着を確実に行うことが可能な樹脂モールド構造および物理量測定センサを提供する。【解決手段】導体2の周囲を絶縁体3で被覆した複数本の絶縁電線4の端部を一括して樹脂モールド5で覆った樹脂モールド構造1であって、樹脂モールド5の絶縁電線4の延出側の端面5cに凹状の肉盗み穴7が形成され、肉盗み穴7は、絶縁電線4の近傍に、絶縁電線4と離間して形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂モールド構造および物理量測定センサに関する。
従来、磁気センサ、温度センサ等の物理量を測定する物理量測定センサとして、導体の周囲を絶縁体で被覆した複数本の絶縁電線の周囲を一括して覆うようにジャケットを設けたケーブルを用い、当該ケーブルの端部に設けられたセンサ部と、ケーブルの端部とを一括して樹脂モールドで覆った構造のものが知られている。
このような構造の物理量測定センサでは、樹脂モールドを成型する際の熱でジャケットの表面を軟化させ、樹脂モールドとジャケットとを融着させることで、ケーブル延出部の防水性を確保している。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、特許文献1がある。
特開2010−267526号公報
ところで、近年では、物理量測定センサの配置の自由度を向上し、かつ狭いスペースでも物理量測定センサを配置できるように、物理量測定センサから延出されるケーブル等の電線の曲げ半径をより小さくすることが要求されている。
そこで、本発明者は、絶縁電線を複数本束ねた外径の大きいケーブルを用いずに、樹脂モールドから外径の小さい絶縁電線を直接延出させる構造を採用することで、物理量測定センサから延出される電線の曲げ半径を小さくすることを考えた。
しかし、絶縁電線の絶縁体は薄いため、金型を用いて樹脂モールドを成型する際に、金型に流し込んだ樹脂の熱により絶縁体が軟化して剥がれ落ちてしまい、樹脂モールドと絶縁体との融着が十分に行われず、十分な防水性を実現できない場合があった。
そこで、本発明は、樹脂モールドと絶縁体との融着を確実に行うことが可能な樹脂モールド構造および物理量測定センサを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、導体の周囲を絶縁体で被覆した複数本の絶縁電線の端部を一括して樹脂モールドで覆った樹脂モールド構造であって、前記樹脂モールドの前記絶縁電線の延出側の端面に凹状の肉盗み穴が形成され、前記肉盗み穴は、前記絶縁電線の近傍に、前記絶縁電線と離間して形成されている、樹脂モールド構造を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、導体の周囲を絶縁体で被覆した複数本の絶縁電線と、前記絶縁電線の端部に設けられたセンサ部と、前記絶縁電線の端部と前記センサ部とを一括して覆う樹脂モールドと、を備えた物理量測定センサであって、前記樹脂モールドの前記絶縁電線の延出側の端面に凹状の肉盗み穴が形成され、前記肉盗み穴は、前記絶縁電線の近傍に、前記絶縁電線と離間して形成されている、物理量測定センサを提供する。
本発明によれば、樹脂モールドと絶縁体との融着を確実に行うことが可能な樹脂モールド構造および物理量測定センサを提供できる。
本発明の一実施の形態に係る樹脂モールド構造を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 絶縁電線の絶縁体として用いるウレタン樹脂におけるヤング率の温度変化を示すグラフ図である。 本発明の一変形例に係る樹脂モールド構造の断面図である。 図1の樹脂モールド構造において、樹脂モールドの成型を説明する図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る樹脂モールド構造を示す斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB−B線断面図である。
図1〜3に示すように、樹脂モールド構造1は、導体2の周囲を絶縁体3で被覆した複数本の絶縁電線4の端部を一括して樹脂モールド5で覆って構成されている。
本実施の形態では、4本の絶縁電線4の端部に一括して樹脂モールド5を設ける場合を示しているが、絶縁電線4の本数はこれに限定されるものではない。
絶縁電線4の導体2としては、銅等の電気良導体からなる素線を撚り合わせた撚線が用いられる。本実施の形態では、絶縁体3として、ウレタン樹脂(TPU、熱可塑性ポリウレタンエラストマ)からなるものを用いる。絶縁電線4の外径は例えば1.5mmであり、ウレタン樹脂からなる絶縁体3の厚さは例えば0.3±0.1mmである。
図4に示すように、絶縁電線4の絶縁体3として用いるウレタン樹脂は、200℃程度の温度で急激にヤング率が低下し軟らかくなる。樹脂モールド5と絶縁体3とを融着させるためには、樹脂モールド5の成型時に絶縁体3の表面を軟化させる必要があるため、樹脂モールド5に用いる樹脂としては、成型時の温度が200℃以上でかつなるべく低い温度となるものを用いる必要がある。また、樹脂モールド5に用いる樹脂としては、ウレタン樹脂と相溶化パラメータが近く親和性が高い樹脂を用いる必要がある。なお、ウレタン樹脂の相溶化パラメータは10.0である。
そこで、本実施の形態では、樹脂モールド5に用いる樹脂として、融点が217℃であり、相溶化パラメータが11.6〜12.7とウレタン樹脂と近いナイロン樹脂を用いた。ナイロン樹脂としては、PA612ナイロンや6T6Iナイロンを用いることができる。
樹脂モールド5の具体的な形状は特に限定されるものではないが、本実施の形態では、略矩形状の本体部5aと、本体部5aの絶縁電線4の延出側の端部に一体に設けられ、本体部5aよりも高さ(図1の上下方向の長さ)と幅(図1の左手前から右奥方向の長さ)が小さい延出部5bと、からなる樹脂モールド5を設けた。
図1〜3では図示していないが、絶縁電線4の端部には、温度や磁界強度等の物理量を測定するセンサ部6(図5参照)が設けられている。このセンサ部6と絶縁電線4の端部とを一括して樹脂モールド5で覆ったものが、本実施の形態に係る物理量測定センサ100である。
さて、本実施の形態に係る樹脂モールド構造1では、樹脂モールド5の絶縁電線4の延出側の端面5cに、凹状の肉盗み穴7が形成されている。
肉盗み穴7は、樹脂モールド5の成型時に、絶縁電線4の周囲に流れ込む樹脂量を低減しかつ樹脂の温度を低下させるためのものであり、絶縁電線4の近傍に、絶縁電線4と離間して形成されている。
樹脂モールド5の成型時には、肉盗み穴7の位置には金型(円柱体66、図6参照)が配置されることになるが、その金型により流し込んだ樹脂の熱が吸収され、絶縁体3が軟化し剥がれてしまうことが抑制されることになる。
樹脂モールド5の成型時に絶縁電線4の周囲に確実に樹脂が流れ込むように、肉盗み穴7と絶縁電線4との最短距離Dは、0.5mm以上とする必要がある。ただし、絶縁電線4と肉盗み穴7との距離が離れすぎると、成型時に流し込んだ樹脂により絶縁体3が軟化し剥がれてしまうおそれが生じるので、絶縁電線4と肉盗み穴7との距離は、成型時に流し込んだ樹脂により絶縁体3の表面のみが軟化する程度の距離となるように、適宜調整される。用いる絶縁電線4の外径の大きさにもよるが、絶縁電線4と肉盗み穴7との距離Dは、少なくとも絶縁電線4の外径の2倍以下(ここでは3.0mm以下)とすることが望ましい。
肉盗み穴7は、樹脂モールド5の延出部5bにおける絶縁電線4の延出側の端面5cに、絶縁電線4の延出方向と反対側に延びるように形成されている。換言すれば、肉盗み穴7は、樹脂モールド5内の絶縁電線4の長手方向に沿って形成されている。
絶縁電線4の絶縁体3と樹脂モールド5とを十分に融着させ、防水性を確保するために、肉盗み穴7の深さLは1.0mm以上、より好ましくは5.0mm以上であるとよい。肉盗み穴7の深さLが大きすぎると、絶縁電線4の延出側の端部まで樹脂が流れ込みにくくなるので、肉盗み穴7の深さLは、10.0mm以下であることが望ましい。
本実施の形態では、樹脂モールド5に、複数の円形状(円柱状)の肉盗み穴7を形成した。ここでは、幅方向に配列した4本の絶縁電線4の上下に、それぞれ幅方向に配列した5つの肉盗み穴7を形成し、合計10個の肉盗み穴7を形成した。肉盗み穴7と絶縁電線4とは、絶縁電線4の延出方向から見て千鳥状に配置されている。
なお、肉盗み穴7の形状や数は図示のものに限定されない。例えば、図5に示すように、幅方向に延びる溝状の肉盗み穴7を形成してもよい。図5では、幅方向における絶縁電線4の中間の位置において、絶縁電線4の上側に形成される肉盗み穴7では下方に延びるように、絶縁電線4の下側に形成される肉盗み穴7では上方に延びるように突出された突出部7aを肉盗み穴7に形成している。
このように、肉盗み穴7の形状は特に限定するものではないが、図1〜3のように円形状の肉盗み穴7とすることで、円柱体66を金型61に取り付けるのみで肉盗み穴7を実現でき(図6参照)、かつ、その位置調整も容易になる。
次に、樹脂モールド5の成型について説明する。
図6に示すように、樹脂モールド5は、金型61を用いた成型により形成される。
金型61は、高さ方向に分割された上型62および下型63と、絶縁電線4を上下から挟み込むように配置される第2上型64および第2下型65と、を備えている。第2上型64と第2下型65は、上型62と下型63により上下から挟み込まれるようになっている。
また、第2上型64と第2下型65には、樹脂モールド5に肉盗み穴7を形成するための円柱体66が設けられている。円柱体66は、例えば、第2上型64と第2下型65に設けたねじ穴に螺合することで、第2上型64と第2下型65に固定されている。円柱体66は、第2上型64と第2下型65に溶接により固定されていてもよい。
樹脂モールド5を成型する際には、第2上型64と第2下型65で4本の絶縁電線4を挟み込み、さらに第2上型64と第2下型65とを上型62と下型63で上下から挟み込むことで、金型61内に絶縁電線4の端部に設けられたセンサ部6を配置する。センサ部6の周囲に、センサ部6およびセンサ部6と絶縁電線4との接続部を保護するためのケース8を設けてもよい。図6では、ケース8を破線で示している。
その後、金型61に設けられた樹脂流入口67から樹脂を流し込む。このとき、流し込まれた樹脂は、円柱体66で熱が奪われた状態で絶縁電線4の周囲に回り込み、絶縁電線4の絶縁体3の表面のみが軟化されて、絶縁体3と樹脂モールド5とが融着される。
なお、円柱体66と離れた位置の絶縁電線4では、高温のままの樹脂と接触することになるため、絶縁体3の一部は軟化して剥がれてしまうおそれがある。しかし、絶縁電線4を延出する部分(延出部5b)にて絶縁体3と樹脂モールド5とが融着されているため、防水性は維持される。
隣り合う絶縁電線4の導体2同士が接触して短絡してしまうなど、絶縁体3の剥がれが問題となる場合には、絶縁電線4の略全体(延出部5bを除いた部分)を覆うようにケース8を設けて、絶縁体3の剥がれを抑制するようにしてもよい。
その後、金型61を冷却し、上型62と下型63を除いた後、第2上型64と第2下型65とを絶縁電線4の延出側に引き抜いて除くと、図1の樹脂モールド構造1(物理量測定センサ100)が得られる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る樹脂モールド構造1では、樹脂モールド5の絶縁電線4の延出側の端面に凹状の肉盗み穴7が形成され、肉盗み穴7は、絶縁電線4の近傍に、絶縁電線4と離間して形成されている。
樹脂モールド5の成型時には、流し込んだ樹脂が金型61の隅々まで行き渡るように、樹脂の温度を高くし粘度を低くすることが望ましいが、この場合、流し込んだ樹脂により絶縁電線4の絶縁体3が軟化し剥がれてしまうおそれが生じる。本実施の形態では、肉盗み穴7を形成することで、肉盗み穴7を形成する位置に配置される金型(円柱体66)により吸熱して樹脂の温度を低くし、また、金型(円柱体66)の存在により絶縁電線4の周囲に供給される樹脂量を少なくできる。その結果、絶縁体3が薄い絶縁電線4に直接樹脂モールド5を設ける場合であっても、絶縁体3が損傷してしまうことや絶縁体3が軟化して剥がれてしまうことを抑制し、樹脂モールド5と絶縁体3との融着を確実に行うことが可能になる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]導体(2)の周囲を絶縁体(3)で被覆した複数本の絶縁電線(4)の端部を一括して樹脂モールド(5)で覆った樹脂モールド構造(1)であって、前記樹脂モールド(5)の前記絶縁電線(4)の延出側の端面(5c)に凹状の肉盗み穴(7)が形成され、前記肉盗み穴(7)は、前記絶縁電線(4)の近傍に、前記絶縁電線(4)と離間して形成されている、樹脂モールド構造(1)。
[2]前記絶縁体(3)は、ウレタン樹脂からなり、前記樹脂モールド(5)は、ナイロン樹脂からなる、[1]に記載の樹脂モールド構造(1)。
[3]前記肉盗み穴(7)と前記絶縁電線(4)との最短距離が、0.5mm以上である、[1]または[2]に記載の樹脂モールド構造(1)。
[4]前記樹脂モールド(5)に、複数の円形状の前記肉盗み穴(7)が形成されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載の樹脂モールド構造(1)。
[5]前記肉盗み穴(7)は、前記樹脂モールド(5)の前記絶縁電線(4)の延出側の端面(5c)に、前記絶縁電線(4)の延出方向と反対側に延びるように形成されている、[1]乃至[4]の何れか1項に記載の樹脂モールド構造(1)。
[6]前記肉盗み穴(7)の深さが、1.0mm以上である、[1]乃至[5]の何れか1項に記載の樹脂モールド構造(1)。
[7]導体(2)の周囲を絶縁体(3)で被覆した複数本の絶縁電線(4)と、前記絶縁電線(4)の端部に設けられたセンサ部(6)と、前記絶縁電線(4)の端部と前記センサ部(6)とを一括して覆う樹脂モールド(5)と、を備えた物理量測定センサ(100)であって、前記樹脂モールド(5)の前記絶縁電線(4)の延出側の端面(5c)に凹状の肉盗み穴(7)が形成され、前記肉盗み穴(7)は、前記絶縁電線(4)の近傍に、前記絶縁電線(4)と離間して形成されている、物理量測定センサ(100)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、樹脂モールド構造1を物理量測定センサ100に適用する場合を説明したが、これに限らず、本発明は、例えば、絶縁電線4の端部に設けた接続端子と絶縁電線の端部とを覆うように樹脂モールドからなるハウジングを設けたコネクタ等にも適用可能である。
また、上記実施の形態では、肉盗み穴7を形成する樹脂モールド5の端面5cが、絶縁電線4の延出方向に対して垂直に形成されている場合を説明したが、端面5cは、絶縁電線4の延出方向に対して所定の角度に傾斜していてもよく、また、湾曲していてもよい。
1…樹脂モールド構造
2…導体
3…絶縁体
4…絶縁電線
5…樹脂モールド
5a…本体部
5b…延出部
5c…端面
7…肉盗み穴
100…物理量測定センサ

Claims (7)

  1. 導体の周囲を絶縁体で被覆した複数本の絶縁電線の端部を一括して樹脂モールドで覆った樹脂モールド構造であって、
    前記樹脂モールドの前記絶縁電線の延出側の端面に凹状の肉盗み穴が形成され、
    前記肉盗み穴は、前記絶縁電線の近傍に、前記絶縁電線と離間して形成されている、
    樹脂モールド構造。
  2. 前記絶縁体は、ウレタン樹脂からなり、
    前記樹脂モールドは、ナイロン樹脂からなる、
    請求項1に記載の樹脂モールド構造。
  3. 前記肉盗み穴と前記絶縁電線との最短距離が、0.5mm以上である、
    請求項1または2に記載の樹脂モールド構造。
  4. 前記樹脂モールドに、複数の円形状の前記肉盗み穴が形成されている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の樹脂モールド構造。
  5. 前記肉盗み穴は、前記樹脂モールドの前記絶縁電線の延出側の端面に、前記絶縁電線の延出方向と反対側に延びるように形成されている、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の樹脂モールド構造。
  6. 前記肉盗み穴の深さが、1.0mm以上である、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の樹脂モールド構造。
  7. 導体の周囲を絶縁体で被覆した複数本の絶縁電線と、
    前記絶縁電線の端部に設けられたセンサ部と、
    前記絶縁電線の端部と前記センサ部とを一括して覆う樹脂モールドと、
    を備えた物理量測定センサであって、
    前記樹脂モールドの前記絶縁電線の延出側の端面に凹状の肉盗み穴が形成され、
    前記肉盗み穴は、前記絶縁電線の近傍に、前記絶縁電線と離間して形成されている、
    物理量測定センサ。
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